JPS61111828A - ワイヤカツト放電加工装置 - Google Patents
ワイヤカツト放電加工装置Info
- Publication number
- JPS61111828A JPS61111828A JP23119284A JP23119284A JPS61111828A JP S61111828 A JPS61111828 A JP S61111828A JP 23119284 A JP23119284 A JP 23119284A JP 23119284 A JP23119284 A JP 23119284A JP S61111828 A JPS61111828 A JP S61111828A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gap
- electrode
- wire
- wire electrode
- workpiece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/02—Wire-cutting
- B23H7/04—Apparatus for supplying current to working gap; Electric circuits specially adapted therefor
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、ワイヤ電極を用いて被加工物の切削を電気
的に行うワイヤカット放電1加工装置に関するものであ
る。
的に行うワイヤカット放電1加工装置に関するものであ
る。
電気的エネルギによって被加工物を加工することは、従
来広く行われておシ、周知であるが、最近の技術として
注目をあびている加工装置にワイヤ状の電極を用いて、
あたかも「糸のこ」のように被加工物を電気的エネルギ
で加工するいわゆるワイヤカット放電加工装置がある。
来広く行われておシ、周知であるが、最近の技術として
注目をあびている加工装置にワイヤ状の電極を用いて、
あたかも「糸のこ」のように被加工物を電気的エネルギ
で加工するいわゆるワイヤカット放電加工装置がある。
第7図は、上記ワイヤカット放電加工装置を示す構成図
である。1は被加工物で、予じめドリルガどで明られた
利札1aにワイヤ電極2を通し、この孔壁とワイヤ電極
2との間に絶縁性の液3を介在させている。
である。1は被加工物で、予じめドリルガどで明られた
利札1aにワイヤ電極2を通し、この孔壁とワイヤ電極
2との間に絶縁性の液3を介在させている。
上記絶縁性の液3を以下加工液と記述する。加工液は、
タンク4からポンプ5で、被加工物1とワイヤ電極20
間隙(極間間隙)にノズル6によシ噴射される。
タンク4からポンプ5で、被加工物1とワイヤ電極20
間隙(極間間隙)にノズル6によシ噴射される。
被加工物1とワイヤ電極2との間の相対運動は、被加工
物1を載せているテーブル11の移動によシ行われる。
物1を載せているテーブル11の移動によシ行われる。
テーブル11は、Y軸駆動モータ13とX軸モータ12
により駆動される。以上の構成によシ、被加工物1と電
極2の相対運動は前述のX、Y軸平面内に於て2次元平
面の運動となる。
により駆動される。以上の構成によシ、被加工物1と電
極2の相対運動は前述のX、Y軸平面内に於て2次元平
面の運動となる。
ワイヤ電極2は、ワイヤ供給リール7によシ供給され、
下部ワイヤガイド8A、被加工物1中を通過して上部ガ
イド8Bに達し、電気エネルギ給電部9を介して、ワイ
ヤ巻取シ兼テンションローラ10によシ巻取られる。
下部ワイヤガイド8A、被加工物1中を通過して上部ガ
イド8Bに達し、電気エネルギ給電部9を介して、ワイ
ヤ巻取シ兼テンションローラ10によシ巻取られる。
電気エネルギを供給する加工電源15は、例えば、直流
電源15a1スイツチング素子15b。
電源15a1スイツチング素子15b。
電1流制限抵抗15e及び前記スイッチング素子15b
を制御する制御回路15dによって構成されている。
を制御する制御回路15dによって構成されている。
上記XXY軸の駆動モータ12,13の駆動及び制御を
行う制御装置14は、数値制御装置(NC制御装置)や
倣い装置あるいは電算機を用いた制御装置が用いられて
いる。
行う制御装置14は、数値制御装置(NC制御装置)や
倣い装置あるいは電算機を用いた制御装置が用いられて
いる。
次に従来装置の動作について説明する。
正常な加工状態では、加工電源15からは高周波パルス
電圧が被加工物1とワイヤ電極2間に印加され、1つの
パルスによる放電爆発によシ被加工物1の一部を溶融飛
散させる。この場合、極間は高温でガス化及びイオン化
しているため、次のパルス電圧を印加するまでには一定
の休止時間を必要とし、この休止時間が短か過ぎると極
間が充分に絶縁回復しないうちに、再び同一場所に放電
が集中してワイヤ電極2の溶断を発生させる。
電圧が被加工物1とワイヤ電極2間に印加され、1つの
パルスによる放電爆発によシ被加工物1の一部を溶融飛
散させる。この場合、極間は高温でガス化及びイオン化
しているため、次のパルス電圧を印加するまでには一定
の休止時間を必要とし、この休止時間が短か過ぎると極
間が充分に絶縁回復しないうちに、再び同一場所に放電
が集中してワイヤ電極2の溶断を発生させる。
従って、通常の加工電源では被加工物の種類、板厚等に
依シウ休止時間等の電気条件をワイヤ切れを生じさせな
い程度の充分余裕を持った条件で加工するのが普通であ
る。従って加工速度は理論的限界値よシ相当低くならざ
るを得ない。更にワイヤ電極2が均一でなく太さが変化
する場合、もしくはワイヤ電極の一部に突起やキズ等が
あシ放電が集中した場合にはワイヤ電極2の溶断は避け
られない。
依シウ休止時間等の電気条件をワイヤ切れを生じさせな
い程度の充分余裕を持った条件で加工するのが普通であ
る。従って加工速度は理論的限界値よシ相当低くならざ
るを得ない。更にワイヤ電極2が均一でなく太さが変化
する場合、もしくはワイヤ電極の一部に突起やキズ等が
あシ放電が集中した場合にはワイヤ電極2の溶断は避け
られない。
従来のワイヤカット放電加工装置では、ワイヤ電極2の
断線を引き起さないようにするため、加工電源15の出
力エネルギーを少なくする等、仮に放電の集中がワイヤ
電極2の一点に集中しても断線しないようにしていたた
め加工速度が著しく低いという問題点があった。
断線を引き起さないようにするため、加工電源15の出
力エネルギーを少なくする等、仮に放電の集中がワイヤ
電極2の一点に集中しても断線しないようにしていたた
め加工速度が著しく低いという問題点があった。
この発明はかかる問題点を解決するためになされたもの
で、加工速度を低下させることなくワイヤ電極の断線事
故を未然に防止することのできるワイヤカット放電加工
装置を得ることを目的とする。
で、加工速度を低下させることなくワイヤ電極の断線事
故を未然に防止することのできるワイヤカット放電加工
装置を得ることを目的とする。
この発明にかかるワイヤカット放電加工装置は、ワイヤ
電極と被加工物との対向する極間間隙で放電した際の該
極間間隙における音声信号中の周波数成分の分布を検知
する検知手段および該検知手段の検知周波数成分の分布
を設定周波数成分の分布と比較することにより上記極間
間隙の状態を判断して信号を出力する極間間隙状態判別
手段を設け、この極間間隙状態判別手段の出力に基ずい
て上記被加工物と電極の間隙長サーボを行う際のサーボ
基準電圧を制御する制御手段とを備えたものである。
電極と被加工物との対向する極間間隙で放電した際の該
極間間隙における音声信号中の周波数成分の分布を検知
する検知手段および該検知手段の検知周波数成分の分布
を設定周波数成分の分布と比較することにより上記極間
間隙の状態を判断して信号を出力する極間間隙状態判別
手段を設け、この極間間隙状態判別手段の出力に基ずい
て上記被加工物と電極の間隙長サーボを行う際のサーボ
基準電圧を制御する制御手段とを備えたものである。
この発明においては、放電発生時の極間間隙における音
声信号の周波数成分の分布を検知手段で検知し、この検
知された周波数成分の分布と予め設定した周波数成分の
分布との比較結果によシ、極間間隙が異常放電であるか
正常放電であるかを極間間隙状態判別手段で判別し、制
御手段は上記極間間隙状態判別手段から異常放電判別信
号を受けたときには、サーボ基準電圧を大きくして間隙
長を広げ、放電の集中によるワイヤ電極の消耗断線を防
止して極間を正常状態に復帰させ、正常判別信号を受け
たときには、サーボ基準電圧を下げて間隙長を狭く制御
し、放電頻度を増して加工速度を増大させる。
声信号の周波数成分の分布を検知手段で検知し、この検
知された周波数成分の分布と予め設定した周波数成分の
分布との比較結果によシ、極間間隙が異常放電であるか
正常放電であるかを極間間隙状態判別手段で判別し、制
御手段は上記極間間隙状態判別手段から異常放電判別信
号を受けたときには、サーボ基準電圧を大きくして間隙
長を広げ、放電の集中によるワイヤ電極の消耗断線を防
止して極間を正常状態に復帰させ、正常判別信号を受け
たときには、サーボ基準電圧を下げて間隙長を狭く制御
し、放電頻度を増して加工速度を増大させる。
以下、図面に基づいてこの発明の好適な実施例を説明す
る。第1図はこの発明における検出原理を説明するため
の説明図で、前記第7図と同一部分には同一符号を付す
る。上、下ガイド8A、8B間に張設されたワイヤ電極
2には検知手段としての音声センサ16が接し、ワイヤ
電極2を介して伝わってくる極間の音声信号を感知して
いる。
る。第1図はこの発明における検出原理を説明するため
の説明図で、前記第7図と同一部分には同一符号を付す
る。上、下ガイド8A、8B間に張設されたワイヤ電極
2には検知手段としての音声センサ16が接し、ワイヤ
電極2を介して伝わってくる極間の音声信号を感知して
いる。
7は音声センサ16から出力された音声信号を増幅→周
波数弁別→分析処理を行う極間間隙状態判別手段である
。
波数弁別→分析処理を行う極間間隙状態判別手段である
。
第2図は、上記極間間隙状態判別手段17よシ得られた
信号に基ずいて、音声周波数スペクトルと極間状態の関
係を示す図表であって、A、無放電時は、はぼ無音に近
く、ワイヤ電極2のガイド間スパンに相当する弦振動固
波数fL(以下、fLと略記する)が若干見うけられる
。
信号に基ずいて、音声周波数スペクトルと極間状態の関
係を示す図表であって、A、無放電時は、はぼ無音に近
く、ワイヤ電極2のガイド間スパンに相当する弦振動固
波数fL(以下、fLと略記する)が若干見うけられる
。
B、正常放電時は弦振動(数KHz )から高周波振動
数100 KHzまで広く分布している。
数100 KHzまで広く分布している。
C,ワイヤ電極の断直前時には弦振動は減少し、加工電
源18からのパルスの周波数fo(以下、fQと略記す
る)付近の非分布性の音となる。これは放電点が集中し
、パルス周期に同期して放電するためと、弦振動を発生
するだけの放電による反力も減少しているからと考えら
れる。
源18からのパルスの周波数fo(以下、fQと略記す
る)付近の非分布性の音となる。これは放電点が集中し
、パルス周期に同期して放電するためと、弦振動を発生
するだけの放電による反力も減少しているからと考えら
れる。
D、短絡時には弦振動は零で、電流がワイヤ電極→被加
工物を流れる際の磁歪振動だけが観測される。
工物を流れる際の磁歪振動だけが観測される。
尚、短絡時とワイヤ電極の断面前の周波数スペクトルは
次式のようにあられされる。
次式のようにあられされる。
Vは初期値
第2図の周波数スペクトル分析結果から以下のことがわ
かる。
かる。
(1)加工が良好状態の時は、高周波fH(以下、fH
と略記する)における分布が犬きぐ量も犬である。
と略記する)における分布が犬きぐ量も犬である。
(2)短絡あるいはワイヤ電極の断線直前の状況ではf
Hはほとんど存在しない。
Hはほとんど存在しない。
(3) foの時の出力が低く fuでの出力が犬で
あれば正常放電とみなせる。
あれば正常放電とみなせる。
(4) ワイヤ電極の弦振動は、正常放電時が最大で
以下ワイヤ電極の断線直前→無放電→短絡(7)の順で
あるが、被加工物の板厚によってスパン距離は変化し、
周波数も変わるので、判断要素としては扱いすらい。
以下ワイヤ電極の断線直前→無放電→短絡(7)の順で
あるが、被加工物の板厚によってスパン距離は変化し、
周波数も変わるので、判断要素としては扱いすらい。
上記の結果よ!+、(a)項のような状態にあることを
判別できれば放電状態の異常識別が可能となることがわ
かる。
判別できれば放電状態の異常識別が可能となることがわ
かる。
第3図は極間間隙状態判別手段17を示す概要図であっ
て、基本的には周波数スペクトル分析器と同様の構成と
なっている。音声センサ16で検出され増幅器18で増
幅された極間間隙の音声信号F(tハ、FM変調器19
の出力信号f (t)と混合器20によって混合され、
ヘテロダイン検波によってF(t)と1 (1)の和の
周波数のうち中間同波j (t)の周波数のみが取シ出
され、これは中間晋波数増幅器21によシ増幅され、検
波器22により振幅分が検波されて低周波増幅器23に
よって増幅される。
て、基本的には周波数スペクトル分析器と同様の構成と
なっている。音声センサ16で検出され増幅器18で増
幅された極間間隙の音声信号F(tハ、FM変調器19
の出力信号f (t)と混合器20によって混合され、
ヘテロダイン検波によってF(t)と1 (1)の和の
周波数のうち中間同波j (t)の周波数のみが取シ出
され、これは中間晋波数増幅器21によシ増幅され、検
波器22により振幅分が検波されて低周波増幅器23に
よって増幅される。
前述のFM変調器19は、アナログ電圧Avによって周
波数変調されているので、このアナログ電圧Avを時間
に比例して変化させることにより時間と周波数の関係が
直線的となシ、時間毎にF (t)ののうちのj (t
)の周波数分多いだけの同波数スペクトルの振幅を低周
波増幅器23の出力として取シ出すことができる。
波数変調されているので、このアナログ電圧Avを時間
に比例して変化させることにより時間と周波数の関係が
直線的となシ、時間毎にF (t)ののうちのj (t
)の周波数分多いだけの同波数スペクトルの振幅を低周
波増幅器23の出力として取シ出すことができる。
よって、アナログ電圧A→;前記のfQ、 fHに相当
する電圧に々る時間は正確な発振器24及びこの出力を
数えていくカウンター25によって判別できる。26は
f、の判別器、27はfHの判別器である。カウンター
25の内容はい変換器28によってアナログ電圧Avと
なり、前記FM変調器19を変調する。
する電圧に々る時間は正確な発振器24及びこの出力を
数えていくカウンター25によって判別できる。26は
f、の判別器、27はfHの判別器である。カウンター
25の内容はい変換器28によってアナログ電圧Avと
なり、前記FM変調器19を変調する。
レベル比較器29はfo判別器あるいはfJ、l別器よ
シのタイミング信号に応答して、そのタイミングにおけ
る所定の基準値よシも低周波増幅された振幅すなわち周
波数スペクトルが犬か小かの判別をし、この結果に基づ
いて異常放電の時は信号sAを出す。例えばfOが3K
)TzfHが5 MHzとする。
シのタイミング信号に応答して、そのタイミングにおけ
る所定の基準値よシも低周波増幅された振幅すなわち周
波数スペクトルが犬か小かの判別をし、この結果に基づ
いて異常放電の時は信号sAを出す。例えばfOが3K
)TzfHが5 MHzとする。
また中間周波数10.7MHzとすれば、 1 (1)
が、10.693MHzの時にfOが5.700MHz
の時fHの各スペクトルが検出できる。
が、10.693MHzの時にfOが5.700MHz
の時fHの各スペクトルが検出できる。
FM変調器19が広帯域のものであって、入力電圧OV
O時5 MHz、 10 V(7)時10MHz(Dも
のとし、必変換が16 bitタイプのものなら、±8
0Hz程度の分解能のスペクトル分析器となる。
O時5 MHz、 10 V(7)時10MHz(Dも
のとし、必変換が16 bitタイプのものなら、±8
0Hz程度の分解能のスペクトル分析器となる。
また、fcに関しては常に加工の条件選択の毎に変更さ
れるので、fc=−(ただし、闇期Tはオンタイムとオ
フタイムの和)の演算制御を行う必要がある。
れるので、fc=−(ただし、闇期Tはオンタイムとオ
フタイムの和)の演算制御を行う必要がある。
上記異常放電信号SAについて、第3図のレベル比較器
29の詳細説明を第4図を用いてよシ詳しく説明する。
29の詳細説明を第4図を用いてよシ詳しく説明する。
低周波増幅器23の出力はアナログスイッチ30.31
によシ、各々fQ判別とfH判別のタイミング以外に比
較器32.33に接続されないようになっている。
によシ、各々fQ判別とfH判別のタイミング以外に比
較器32.33に接続されないようになっている。
そして、fo判別タイミングにおいて、スペクトル振幅
Voがvlよシ大であると、比較器32の出力は°゛1
”となり、ANDゲート34を介してカウンター35を
カウントアツプする。また、f髪別タイミングにおいて
、上記Voがv2より大であると、比較器33の出力は
1”となfi、ANDゲート36を介してカウンター3
5をリセットするので、このカウンター35はfoタイ
ミングでのスペクトル振幅v(1が■1よシ犬の時内容
が増加して異常放電信号を出力し、fHタイミングでの
スペクトル振幅V(、がV2よシ犬の時はただちにカウ
ンタ内容が零になる。
Voがvlよシ大であると、比較器32の出力は°゛1
”となり、ANDゲート34を介してカウンター35を
カウントアツプする。また、f髪別タイミングにおいて
、上記Voがv2より大であると、比較器33の出力は
1”となfi、ANDゲート36を介してカウンター3
5をリセットするので、このカウンター35はfoタイ
ミングでのスペクトル振幅v(1が■1よシ犬の時内容
が増加して異常放電信号を出力し、fHタイミングでの
スペクトル振幅V(、がV2よシ犬の時はただちにカウ
ンタ内容が零になる。
よって高周波成分があれば零、fo酸成分大であると増
加という状態をくシかえずので、このカウンター内容を
必変換器37を用いてアナログ電圧v3を観察すること
によっても、極間間隙状態の良否を判別できる。すなわ
ち、■5が犬であれば異常放電に近づいていることとな
シ、例えば加工粉の滞留によって極間間隙スラッジがた
まっている等の不具合が容易に検出できる。
加という状態をくシかえずので、このカウンター内容を
必変換器37を用いてアナログ電圧v3を観察すること
によっても、極間間隙状態の良否を判別できる。すなわ
ち、■5が犬であれば異常放電に近づいていることとな
シ、例えば加工粉の滞留によって極間間隙スラッジがた
まっている等の不具合が容易に検出できる。
第5図は上記極間間隙状態判別手段17で判別された極
間間隙状態を、加工モニターとしてよシ見やすくした表
示回路であって、第5図(9)は正常放電信号■1〈を
R端子に、異常放電信号v1〜■2をCU端子に供給印
加する前記カウンタ35の出力を、表示ドライバ38に
接続し該表示ドライバの出力でバー表示LED 39を
駆動して、カウンタ内容に応じたバー状表示を行う実施
例である。第5図(b)は、正常放電信号v1<をカウ
ントダウン端子CDに入力し、異常放電信号V l−V
2をカウントアツプ端子CUに入力し、連続的な状態
変化を検出表示するようにしたものである。
間間隙状態を、加工モニターとしてよシ見やすくした表
示回路であって、第5図(9)は正常放電信号■1〈を
R端子に、異常放電信号v1〜■2をCU端子に供給印
加する前記カウンタ35の出力を、表示ドライバ38に
接続し該表示ドライバの出力でバー表示LED 39を
駆動して、カウンタ内容に応じたバー状表示を行う実施
例である。第5図(b)は、正常放電信号v1<をカウ
ントダウン端子CDに入力し、異常放電信号V l−V
2をカウントアツプ端子CUに入力し、連続的な状態
変化を検出表示するようにしたものである。
以下、上記異常放電信号sAに応じて極間間隙制御、す
なわち、極間サーボ電圧の基準値vrを変化させること
によシ、異常の際には基準電圧を太きくシ、これによっ
て平均極間電圧が増加するように制御されるため、間隙
長が広がり、放電しずらくなって集中放電を防ぐことが
できるもので、このサーボ基準電圧を制御する制御手段
40の1例を第6図を用いて脱線に説明する。
なわち、極間サーボ電圧の基準値vrを変化させること
によシ、異常の際には基準電圧を太きくシ、これによっ
て平均極間電圧が増加するように制御されるため、間隙
長が広がり、放電しずらくなって集中放電を防ぐことが
できるもので、このサーボ基準電圧を制御する制御手段
40の1例を第6図を用いて脱線に説明する。
上記信号SAが”1″の時、すなわち異常時の場合、イ
ンバータ100の出力は′°0#なので、アナログスイ
ッチ101,102はスイッチ101がオン、スイッチ
102がオフとなる。よって積分回路(オペアンプ10
3、抵抗nlo lコンデンサCIOゼナダイオードZ
Dで構成されている。)の入力電圧eiは、e i =
= −e となシ、サーボ基準電圧vrは、以下のよう
に表わされる。
ンバータ100の出力は′°0#なので、アナログスイ
ッチ101,102はスイッチ101がオン、スイッチ
102がオフとなる。よって積分回路(オペアンプ10
3、抵抗nlo lコンデンサCIOゼナダイオードZ
Dで構成されている。)の入力電圧eiは、e i =
= −e となシ、サーボ基準電圧vrは、以下のよう
に表わされる。
Vr:V+ 1 ・・・・・・
・・・(1)RIG ” CIO ただし、vut=oにおける初期値 よって、信号sAが“1#であるかぎシ、基準電圧Vr
は増加し続け、これに応動して極間間隙の平均電圧Vs
も負に増加するので、オペアンプ105、抵抗rl*r
2よシなる出力回路106の出力変化によって極間間隙
は拡大方向に向う。
・・・(1)RIG ” CIO ただし、vut=oにおける初期値 よって、信号sAが“1#であるかぎシ、基準電圧Vr
は増加し続け、これに応動して極間間隙の平均電圧Vs
も負に増加するので、オペアンプ105、抵抗rl*r
2よシなる出力回路106の出力変化によって極間間隙
は拡大方向に向う。
次に信号sAが°0″すなわち放電集中や極間間隙に異
常がない時には入力電圧eiがOとなシ、積分コンデン
サC10の電圧は放電してしまう。よって、基準電圧V
rは減少して極間間隙は狭くなる方向に制御されるよう
になシ、放電頻度は増加し加工速度も増える。積分の時
定数を決定する抵抗RIO,コンデンサC1oは、この
場合、数十秒程度のオーダーと力るような値であって、
おまシ短時間に基準電圧Vrを変更制御しても、極間間
隙の間隙長変化が急激とガシ、ハンチング現象や、電極
の振動といった不具合が生じて好ましくない。
常がない時には入力電圧eiがOとなシ、積分コンデン
サC10の電圧は放電してしまう。よって、基準電圧V
rは減少して極間間隙は狭くなる方向に制御されるよう
になシ、放電頻度は増加し加工速度も増える。積分の時
定数を決定する抵抗RIO,コンデンサC1oは、この
場合、数十秒程度のオーダーと力るような値であって、
おまシ短時間に基準電圧Vrを変更制御しても、極間間
隙の間隙長変化が急激とガシ、ハンチング現象や、電極
の振動といった不具合が生じて好ましくない。
また基準電圧Vrの値は、ゼナダイオードZDによって
、子方向はゼナ電圧まで、一方向は0で抑えられ制御範
囲に制限をもうけている。また、電源VE、ボリューム
RBは手動による設定のためであって、この設定値を中
心として自動的に極間間隙制御を行うようにしている。
、子方向はゼナ電圧まで、一方向は0で抑えられ制御範
囲に制限をもうけている。また、電源VE、ボリューム
RBは手動による設定のためであって、この設定値を中
心として自動的に極間間隙制御を行うようにしている。
オペアンプ104、抵抗r5 + r、4は、極間間隙
の平均電圧■8を基準電圧vrと加算制御するための反
転回路および減衰器の役割を持っている。
の平均電圧■8を基準電圧vrと加算制御するための反
転回路および減衰器の役割を持っている。
尚、上記実施例では、信号sAを積分して基準電圧vr
を変化させるようにしているが、カウンタ35の内容を
ディジタル値からアナログ値に変換し、大きな時定数の
一次遅れ回路を介することにより、よシ細かな制御が可
能となる。
を変化させるようにしているが、カウンタ35の内容を
ディジタル値からアナログ値に変換し、大きな時定数の
一次遅れ回路を介することにより、よシ細かな制御が可
能となる。
以上のように、この発明によれば、被加工物とワイヤ電
極との対向する極間vl隙で放電した際の該極間間隙に
おける音声信号中の周波数成分の分布を検知し、この検
知結果をもとにして正常放電と異常放電の判別を行なう
ものであるから、極間間隙状態の良否を正確に判別でき
る。そして、その判別結果もとにして放電状態の正常化
をはかるために、極間間隙サーボの基準電圧値を変化さ
せるもので異常の際には間隙長を広げて放電頻度を低下
させ、極間状態を回復させ、正常の際には間隙長を狭く
して放電頻度を増して加工速度の向上を図るという効果
がある。
極との対向する極間vl隙で放電した際の該極間間隙に
おける音声信号中の周波数成分の分布を検知し、この検
知結果をもとにして正常放電と異常放電の判別を行なう
ものであるから、極間間隙状態の良否を正確に判別でき
る。そして、その判別結果もとにして放電状態の正常化
をはかるために、極間間隙サーボの基準電圧値を変化さ
せるもので異常の際には間隙長を広げて放電頻度を低下
させ、極間状態を回復させ、正常の際には間隙長を狭く
して放電頻度を増して加工速度の向上を図るという効果
がある。
第1図はこの発明の一実施例を示す原理説明図、第2図
は周波数スペクトルと極間状態の関係を示す説明図、第
3図は周波数スペクトル分析回路図、第4図はレベル比
較器の回路構成を示すブロック図、第5図は極間状態の
表示回路図、第6図は制御手段の回路構成を示すブロッ
ク図、第7図は従来のワイヤカット放電加工装置を示す
原理図である。 1は被加工物、2はワイヤ電極、16は検知手段(音声
センサ)、17は極間間隙状態判別手段、40は制御手
段。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
は周波数スペクトルと極間状態の関係を示す説明図、第
3図は周波数スペクトル分析回路図、第4図はレベル比
較器の回路構成を示すブロック図、第5図は極間状態の
表示回路図、第6図は制御手段の回路構成を示すブロッ
ク図、第7図は従来のワイヤカット放電加工装置を示す
原理図である。 1は被加工物、2はワイヤ電極、16は検知手段(音声
センサ)、17は極間間隙状態判別手段、40は制御手
段。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- ワイヤ電極と被加工物とを絶縁性加工液を介在させて対
向させ、そのワイヤ電極と被加工物間にパルス電圧を印
加して両者間に放電を発生させ、その放電エネルギで上
記被加工物を加工するワイヤカット放電加工装置におい
て、上記ワイヤ電極と被加工物との対向する極間間隙で
放電した際の該極間間隙における音声信号中の周波数成
分の分布を検知する検知手段と、この検知手段により検
知される周波数成分の分布を予め設定した周波数成分の
分布と比較することにより上記極間間隙の状態を判断し
て信号を出力する極間間隙状態判別手段と、この極間間
隙状態判別手段の出力に基ずいて上記ワイヤ電極と被加
工物の間隙長サーボを行う際のサーボ基準電圧を制御す
る制御手段を具備したことを特徴とするワイヤカット放
電加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23119284A JPS61111828A (ja) | 1984-11-05 | 1984-11-05 | ワイヤカツト放電加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23119284A JPS61111828A (ja) | 1984-11-05 | 1984-11-05 | ワイヤカツト放電加工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61111828A true JPS61111828A (ja) | 1986-05-29 |
Family
ID=16919775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23119284A Pending JPS61111828A (ja) | 1984-11-05 | 1984-11-05 | ワイヤカツト放電加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61111828A (ja) |
-
1984
- 1984-11-05 JP JP23119284A patent/JPS61111828A/ja active Pending
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