JPS6110924Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6110924Y2 JPS6110924Y2 JP15722079U JP15722079U JPS6110924Y2 JP S6110924 Y2 JPS6110924 Y2 JP S6110924Y2 JP 15722079 U JP15722079 U JP 15722079U JP 15722079 U JP15722079 U JP 15722079U JP S6110924 Y2 JPS6110924 Y2 JP S6110924Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- frame
- polishing
- metal materials
- rotating shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005498 polishing Methods 0.000 claims description 25
- 239000007769 metal material Substances 0.000 claims description 22
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 239000003082 abrasive agent Substances 0.000 description 3
- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000001066 destructive effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 238000011835 investigation Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、金属材料の局部自動研摩装置に係り
特に、大形金属材料、例えばロールの表面金属組
織調査のために、ロールの局部表面を自動的にバ
フ研摩することができるようにした金属材料の局
部自動研摩装置に関するものである。
特に、大形金属材料、例えばロールの表面金属組
織調査のために、ロールの局部表面を自動的にバ
フ研摩することができるようにした金属材料の局
部自動研摩装置に関するものである。
従来の大形金属材料の表面組織調査のためのバ
フ研摩は、被調査材料から小型試料を切断加工に
より採取して行う方法と、被調査材料の調査面を
小型ハンドグライダーにバフ布を装着し、この小
型ハンドグライダーの手持作業で摩く方法とがあ
る。このほか、電解研摩法を用いて、金属組織を
調査する方法も適用されている。
フ研摩は、被調査材料から小型試料を切断加工に
より採取して行う方法と、被調査材料の調査面を
小型ハンドグライダーにバフ布を装着し、この小
型ハンドグライダーの手持作業で摩く方法とがあ
る。このほか、電解研摩法を用いて、金属組織を
調査する方法も適用されている。
これらの方法のうち、小型試料を採取して摩く
方法は、切断加工するための費用と時間を要し、
かつ破壊調査ができない金属材料には適用不能で
あるという欠点がある。
方法は、切断加工するための費用と時間を要し、
かつ破壊調査ができない金属材料には適用不能で
あるという欠点がある。
また、小型ハンドグライダー使用の方法は、手
持作業のため、研摩に熟練を要することと、研摩
面の摩き程度に個人差ができ易い欠点がある。
持作業のため、研摩に熟練を要することと、研摩
面の摩き程度に個人差ができ易い欠点がある。
さらに、電解研摩法では、鋳鉄材料ではミクロ
的組織差が大きいため、均一に研摩できない欠点
などがある。
的組織差が大きいため、均一に研摩できない欠点
などがある。
本考案は、上記の諸欠点を解消したもので、大
形金属材料の表面金属組織調査のために、大形金
属材料の局部表面を自動的にバフ研摩することが
できる金属材料の局部自動研摩装置の提供を、そ
の目的とするものである。
形金属材料の表面金属組織調査のために、大形金
属材料の局部表面を自動的にバフ研摩することが
できる金属材料の局部自動研摩装置の提供を、そ
の目的とするものである。
本考案の特徴は、モータ軸にバフ部材を装着し
た小型モータを、弾性支持環状具ならびに首振り
装置を介し、研摩材料面への磁気吸着部を備えた
フレームに装着し、前記バフ部材を研摩材料面に
たいし一定圧力をかけながら首振り動作をさせる
ことにより研摩するように構成した金属材料の局
部自動研摩装置にある。
た小型モータを、弾性支持環状具ならびに首振り
装置を介し、研摩材料面への磁気吸着部を備えた
フレームに装着し、前記バフ部材を研摩材料面に
たいし一定圧力をかけながら首振り動作をさせる
ことにより研摩するように構成した金属材料の局
部自動研摩装置にある。
本考案の一実施例を、第1図、第2図を参照し
て説明する。
て説明する。
ここで、第1図は、本考案の一実施例に係る金
属材料の局部自動研摩装置の、その動作態様をあ
わせて示す正面図、第2図は、その装置の側面図
である。
属材料の局部自動研摩装置の、その動作態様をあ
わせて示す正面図、第2図は、その装置の側面図
である。
図において、1は、フレーム、2a,2b,3
a,3b(図示省略)は、それぞれ、磁気吸着部
に係るマグネツトである。
a,3b(図示省略)は、それぞれ、磁気吸着部
に係るマグネツトである。
マグネツト2a,2bおよびマグネツト3a,
3bは、それぞれ対をなし、マグネツト2a,2
bは、フレーム1の一端に固定されたピン4a
に、マグネツト3a,3bは、フレーム1の他端
に固定されたピン4bにそれぞ回転自在に装着さ
れたものであつて、フレーム1の足を形成する。
3bは、それぞれ対をなし、マグネツト2a,2
bは、フレーム1の一端に固定されたピン4a
に、マグネツト3a,3bは、フレーム1の他端
に固定されたピン4bにそれぞ回転自在に装着さ
れたものであつて、フレーム1の足を形成する。
したがつて、このマグネツト2a,2bおよび
3a,3bで形成される足は、ピン4a,4bを
中心に自由に回転し、フレーム1を研摩材料面に
倣らつて装着することができるものである。
3a,3bで形成される足は、ピン4a,4bを
中心に自由に回転し、フレーム1を研摩材料面に
倣らつて装着することができるものである。
5は小型モータ、6は環状具である。小型モー
タ5は環状具6の内側に配置され、環状具6の直
径方向対称位置において、ピン20a,20bに
より回動自在に支持されている。ピン20aと2
0bを結ぶ直径とほぼ直交する直径が環状具6と
交わる位置において、突出部7a,7bが取り付
けられている。突出部7a,7bは環状具6に対
して回動自在であるとともに、それらの先端部は
フレーム1の孔部8内に上下動自在に収容されて
いる。突出部7a,7bにはスプリング9a,9
bが取り付けられており、スプリング9a,9b
の他端はフレーム1に固定されている。このよう
に小型モータ5を環状具6に対して回動自在にす
るとともに、環状具6をフレーム1に対して回動
自在にすることにより、小型モータ5のモータ軸
11は任意の方向に傾くことができる。
タ5は環状具6の内側に配置され、環状具6の直
径方向対称位置において、ピン20a,20bに
より回動自在に支持されている。ピン20aと2
0bを結ぶ直径とほぼ直交する直径が環状具6と
交わる位置において、突出部7a,7bが取り付
けられている。突出部7a,7bは環状具6に対
して回動自在であるとともに、それらの先端部は
フレーム1の孔部8内に上下動自在に収容されて
いる。突出部7a,7bにはスプリング9a,9
bが取り付けられており、スプリング9a,9b
の他端はフレーム1に固定されている。このよう
に小型モータ5を環状具6に対して回動自在にす
るとともに、環状具6をフレーム1に対して回動
自在にすることにより、小型モータ5のモータ軸
11は任意の方向に傾くことができる。
モータ軸11の先端にバフ部材10が装着され
ており、バフ部材10はスプリング9a,9bの
作用により研摩面に対して押圧されている。
ており、バフ部材10はスプリング9a,9bの
作用により研摩面に対して押圧されている。
12は小型モータ5の上部にて減速して回転す
るようになつている回動軸である。13はフレー
ム1に設けられた摺動軸である。14は連結杆で
あり、その一端は回動軸12に固定されていると
ともに、他端には穴21が形成されている。穴2
1には摺動軸13が遊嵌されており、連結杆14
は摺動軸13に沿つて上下に移動し得る。このよ
うに小型モータ5の回動軸12はフレーム1に設
けられた摺動軸13とずれているので、小型モー
タ5は首振り運動をする。従つて、回動軸12、
摺動軸13及び連結杆14は首振り機構を構成す
る。
るようになつている回動軸である。13はフレー
ム1に設けられた摺動軸である。14は連結杆で
あり、その一端は回動軸12に固定されていると
ともに、他端には穴21が形成されている。穴2
1には摺動軸13が遊嵌されており、連結杆14
は摺動軸13に沿つて上下に移動し得る。このよ
うに小型モータ5の回動軸12はフレーム1に設
けられた摺動軸13とずれているので、小型モー
タ5は首振り運動をする。従つて、回動軸12、
摺動軸13及び連結杆14は首振り機構を構成す
る。
これらにより、バフ部材10はモータ軸11の
回転による自転と上記首振り機構による旋回とに
よりある面積をもつて研摩面を研摩する。また、
回動軸12の長さや連結杆14の長さを適当に変
更することによつて、首振り動作の振幅を変化さ
せ、研摩材料の研摩面積を変えることができる。
回転による自転と上記首振り機構による旋回とに
よりある面積をもつて研摩面を研摩する。また、
回動軸12の長さや連結杆14の長さを適当に変
更することによつて、首振り動作の振幅を変化さ
せ、研摩材料の研摩面積を変えることができる。
15a,15bは、それぞれ突出部7a,7b
に連結されたモータ上下移動棒であつて、16
a,16bは、それぞれモータ上下移動棒15
a,15bをフレーム1に固定するための止めナ
ツトである。
に連結されたモータ上下移動棒であつて、16
a,16bは、それぞれモータ上下移動棒15
a,15bをフレーム1に固定するための止めナ
ツトである。
17は、取手で、フレーム1の上部に固定され
たものである。
たものである。
なお、Mは研摩されるべき金属材料を示すもの
である。
である。
上記構成になる金属材料の局部自動研摩装置に
より、金属材料の局部表面を研摩するのには、第
1図に示す如く、取手17を握り、フレーム1に
取付けられた小型モータ5のモータ軸11に装着
されたバフ部材10が、研摩材料M表面の所定局
部に当接する位置にくるように、フレーム1の足
を形成するマグネツト2a,2bおよびマグネツ
ト3a,3bを移動し、金属材料面M表面に磁気
吸着により固定する。
より、金属材料の局部表面を研摩するのには、第
1図に示す如く、取手17を握り、フレーム1に
取付けられた小型モータ5のモータ軸11に装着
されたバフ部材10が、研摩材料M表面の所定局
部に当接する位置にくるように、フレーム1の足
を形成するマグネツト2a,2bおよびマグネツ
ト3a,3bを移動し、金属材料面M表面に磁気
吸着により固定する。
しかる後、モータ5を起動すると、モータ軸1
1に装着されたバフ部材10は、回動軸12、摺
動軸13、連結杆14によつて構成された首振り
装置によつて首振り動作をしながら回転し、自動
的に金属材料Mの局部表面を一方向だけでなく均
一に研摩することができるものである。
1に装着されたバフ部材10は、回動軸12、摺
動軸13、連結杆14によつて構成された首振り
装置によつて首振り動作をしながら回転し、自動
的に金属材料Mの局部表面を一方向だけでなく均
一に研摩することができるものである。
また、スプリング9a,9bによりバフ部材1
0の当接研摩面には一定の研摩圧力がかけられて
いるから、短時間に研摩が可能である。
0の当接研摩面には一定の研摩圧力がかけられて
いるから、短時間に研摩が可能である。
以上述べたように、本考案に係る金属材料の局
部自動研摩装置は、大形金属材料の表面金属組織
を調査するために、金属材料の局部表面を自動的
に、一方向だけでない首振り動作で、かつ一定圧
力をかけてバフ研摩をするので、研摩精度の向上
と研摩時間の短縮をする金属材料の局部自動研摩
装置を得ることができ、実用的効果のすぐれた考
案ということができる。
部自動研摩装置は、大形金属材料の表面金属組織
を調査するために、金属材料の局部表面を自動的
に、一方向だけでない首振り動作で、かつ一定圧
力をかけてバフ研摩をするので、研摩精度の向上
と研摩時間の短縮をする金属材料の局部自動研摩
装置を得ることができ、実用的効果のすぐれた考
案ということができる。
第1図は、本考案の一実施例に係る金属材料の
局部自動研摩装置の、その動作態様をあわせて示
す正面図、第2図は、その装置の側面図である。 1:フレーム、2a,2b,3a,3b:マグ
ネツト、5:小型モータ、6:環状具、7a,7
b:突出部、9a,9b:スプリング、10:バ
フ部材、11:モータ軸、12:回動軸、13:
摺動軸、14:連結杆。
局部自動研摩装置の、その動作態様をあわせて示
す正面図、第2図は、その装置の側面図である。 1:フレーム、2a,2b,3a,3b:マグ
ネツト、5:小型モータ、6:環状具、7a,7
b:突出部、9a,9b:スプリング、10:バ
フ部材、11:モータ軸、12:回動軸、13:
摺動軸、14:連結杆。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 金属材料の局部自動研摩装置において、 (a) モータと、 (b) 前記モータを回転自在に支持するピンを有す
る環状具と、 (c) 前記ピンとほぼ直交する位置において前記環
状具に回動自在に設けられた突出部と、 (d) 前記突出部を弾性的に支持するフレームと、 (e) 前記モータの上部に設けられた減速回転する
回動軸と、 (f) 一端が前記回動軸に固定されるとともに他端
が前記フレームから垂下する部材と係合し、も
つて前記回動軸の回転により前記モータを首振
り運動させる部材と、 (g) 前記モータの下部に突出するモータ軸に装着
された研摩部材とを 有することを特徴とする装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15722079U JPS6110924Y2 (ja) | 1979-11-13 | 1979-11-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15722079U JPS6110924Y2 (ja) | 1979-11-13 | 1979-11-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5676358U JPS5676358U (ja) | 1981-06-22 |
JPS6110924Y2 true JPS6110924Y2 (ja) | 1986-04-07 |
Family
ID=29668539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15722079U Expired JPS6110924Y2 (ja) | 1979-11-13 | 1979-11-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6110924Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6188055B2 (ja) * | 2013-03-21 | 2017-08-30 | 三菱重工業株式会社 | 押込量調整装置及び該押込量調整装置を備えた研磨装置 |
JP6429106B2 (ja) * | 2014-08-28 | 2018-11-28 | 三菱重工業株式会社 | 押込調整装置、及び押込調整装置を備えた研磨装置 |
-
1979
- 1979-11-13 JP JP15722079U patent/JPS6110924Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5676358U (ja) | 1981-06-22 |
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