JPS6110781Y2 - - Google Patents

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JPS6110781Y2
JPS6110781Y2 JP17905680U JP17905680U JPS6110781Y2 JP S6110781 Y2 JPS6110781 Y2 JP S6110781Y2 JP 17905680 U JP17905680 U JP 17905680U JP 17905680 U JP17905680 U JP 17905680U JP S6110781 Y2 JPS6110781 Y2 JP S6110781Y2
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JP
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marked
nozzle
slab
marking
descaling
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JP17905680U
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JPS57103164U (ja
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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えばスラブ等の熱間鋼材に自動
的にマーキングする装置に関する。
従来熱間鋼材の側面或は端面へのマーキングに
は、刻印機をもつて打刻する方法、或いは被マー
キング面にマーキング記号の形を打抜いたマスク
をかけて塗料をスプレーする方法が一般に採用さ
れているが、これらは何れも避けがたい難点をも
つている。刻印機による前者の方法は、被マーキ
ング面の平滑なことが要求されるが、例えば連続
鋳造鋳片の切断後の端面にマーキングするような
場合、現状の切断機では充分な平滑度が期待でき
ないため、マーキング自体が不鮮明なものとな
り、多くの場合人手による手直しを行なつている
のが実状である。また、マスクを用いる後者の場
合も、上記同様被マーキング面の平滑度が要求さ
れるのみならず、マーキング装置それ自体の他に
付帯設備としてマスク製造機の導入を要しコスト
高は避けられない。
上記に鑑み本考案は、熱間鋼材の平滑でない面
にでも鮮明に自動マーキングすることができ、し
かもコスト的にも比較的安くつくマーキング装置
の提供を目的とするもので、その要旨とするとこ
ろは、熱間鋼材の被マーキング面のスケール除去
を行うデスケーリング装置と、前記被マーキング
面に向けて並列する多数の小さなノズル孔を有し
あらかじめマーキングする文字等を記憶させたマ
イクロコンピユータからの信号によりノズル孔を
選択使用して塗料を空気との混合体として噴出さ
せるドツトスプレーノズルと、該ノズルを被マー
キング面に対して進退かつまた被マーキング面に
沿つて平行依動させる駆動機構と、前記ノズルを
脱スケール後の被マーキング面に所定距離をおい
た位置まで接近させたのち被マーキング面に沿つ
て平行に一定距離ずつ間欠移動させながらノズル
からの噴出を行なわせる制御装置を備えることを
特徴とする熱間鋼材に自動マーキングする装置に
ある。
以下、本案装置を実施例に基いて詳細に説明す
る。
第1図は本案装置の一実施例を示す正面図、第
2図は同じく側面図を示す。両図において、1は
被マーキング材としてのスラブ、2はそのスラブ
1を移送するローラテーブルである。
図示の本案装置は、上記スラブ1の後方端面
1′にマーキングする場合の一例であつて、3は
そのスラブ後方端面1′のスケール除去を行うデ
スケーリング装置で、図示例ではラインの左右方
向に沿つて設けたヘツダー4からラインの所定位
置に一時停止したスラブ1の後方端面1′に向か
つて高圧水を吹付けることによりデスケーリング
するよう設けられている。
5は前記デスケーリング装置3の近傍の前記移
送ラインをまたいで設けた架台、6は後述のドツ
トスプレーノズル9を被マーキング面1′に沿つ
て移動させる駆動機構としての台車で、前記架台
5上のレール7,7上をモータ8によりスラブの
移送方向と直角に走行移動する。ドツトスプレー
ノズル9は、この台車6から下方に伸びる腕10
の先端に取付けられ、後述のノズル孔13がスラ
ブの被マーキング面1′に対向するように設けら
れている。この腕10は、台車6に設けた螺子桿
11に螺合するナツト12に取付けられ、モータ
14による螺子桿11の回転でスラブの被マーキ
ング面1′に向かつて進退するようになつてい
る。つまり、ドツトスプレーノズル9は、スラブ
移送ラインの前後左右の何れの方向にも移動可能
である。
第3図は上記ドツトスプレーノズル9の正面図
を示す。きわめて小さな(径16mm程度)ノズル孔
13が多数整然と並んで設けてあり、この多数の
ノズル孔13のうち、あらかじめマーキングする
文字等を記憶させたマイクロコンピユータからの
信号によりノズル孔の一部を選択し組合せ使用し
て、塗料を空気との混合体として噴出させるもの
である。すなわち、例えば数字の「5」をマーキ
ングしようとする場合には、図中実線で描いた
「5」の線上にくるノズル孔13だけを用いてマ
ーキングを行うのである。使用する塗料として
は、600℃前後の熱間鋼材にマーキングしたとき
鮮明に表われるものであればよく、例えば耐熱性
の水性ペイント、金属石けんと顔料の混合物であ
る紛体塗料等の使用が可能である。なお図示して
いないが、このノズル9には各ノズル孔13に対
応して、ノズル孔に塗料と空気の混合体を供給す
る設備が接続され、その設備に備わる弁の開閉を
制御することにより各ノズル孔13からの噴出お
よび停止を行なうよう構成されるのは、云う迄も
ない。
以上に説明した如きマーキング装置の本体部
は、マーキングに当り制御器15によつて自動制
御され、次のような順序で作動する。
移送ライン上の900℃前後の熱間スラブ1が
予め設定された所定位置に停止したところで、
デスケーリング装置3がスラブ1の後方端面
1′に高圧水を噴射してスケール除去を行う。
脱スケール後、第1図に鎖線9′で示す待機
状態のドツトスプレーノズルがモータ8による
台車6の移動によりスラブ後方端面1′のマー
キング開始点に位置せしめられ(実線9図
示)、次いでモータ14の駆動によりこのノズ
ル9がスラブ後方端面1′に向かつて接近して
ゆき、ここで例えばその後方端面1′に接触し
て発信する接触型検出器16を用い、これが、
ノズル9がスラブ後方端面1′へのマーキング
に適した位置まできたのを感知すると、その時
点で上記ノズル9が停止する。
ここで、マイクロコンピユータからの信号に
よりノズル9は、スラブ後方端面1′に沿つて
移動しながら選択されたノズル孔13から噴出
を行い、スラブ後方端面1′に所望の記号をマ
ーキングする。この第一回目のマーキングを終
えると、ノズル9は台車6の駆動により横方向
に予め設定された所定距離だけその位置をずら
せ、ここでまた上記同様マーキングを行う。以
下必要に応じこのサイクルを繰り返し行い、所
望の記号をマーキングする。その後、ノズル9
はスラブ通過の邪魔にならない元の待機位置
9′に復帰し、次回のマーキングに備える。
なお、上記実施例はスラブ後端面に左から右へ
マーキングする場合を示したが、制御器、マイク
ロコンピータからの指令信号を変えることにより
右から左へマーキングすることも勿論可能であ
り、この他、スラブの側面等を被マーキング面と
する場合でも、基本的には何ら変わりなく実施で
きることは云う迄もない。
上記の如く本案装置は、スラブ等の熱間鋼材へ
の自動マーキングが可能であり、しかも被マーキ
ング面が平滑でなくともきわめて鮮明なマーキン
グが得られ、また設備的にも格別高価なものを要
さず、更にランニングコストの点で有利であり、
従つて熱間鋼材へのマーキング作業の省力化並び
に高能率化に多大に貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る自動マーキン
グ装置の正面図、第2図は同上装置の側面図、第
3図は同上装置に用いるドツトスプレーノズルの
ノズル孔を示す正面図である。 図中、1:スラブ、2:ローラテーブル、3:
デスケーリング装置、4:ヘツダー、5:架台、
6:台車、7:レール、8:モータ、9:ドツト
スプレーノズル、10:腕、11:螺子桿、1
2:ナツト、13:ノズル孔、14:モータ、1
5:制御器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱間鋼材1の被マーキング面1′のスケールを
    除去するデスケーリング装置3と、前記被マーキ
    ング面1′に向けて並列する多数の小さなノズル
    孔13を有しそのうちの一部を選択使用して塗料
    を空気との混合体として噴出させるドツトスプレ
    ーノズル9と、該ノズル9を被マーキング面1′
    に向かつてまた被マーキング面1′に沿つて移動
    させる駆動機構6及び11,12と、前記ノズル
    9を脱スケール後の被マーキング面1′に所定の
    距離Sをおいた位置まで接近させたあと被マーキ
    ング面1′に沿つて一定距離ずつ間欠移動させな
    がらノズルからの噴出を行わせる制御器15を備
    えることを特徴とする熱間鋼材マーキング装置。
JP17905680U 1980-12-13 1980-12-13 Expired JPS6110781Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17905680U JPS6110781Y2 (ja) 1980-12-13 1980-12-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17905680U JPS6110781Y2 (ja) 1980-12-13 1980-12-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57103164U JPS57103164U (ja) 1982-06-25
JPS6110781Y2 true JPS6110781Y2 (ja) 1986-04-05

Family

ID=29974398

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17905680U Expired JPS6110781Y2 (ja) 1980-12-13 1980-12-13

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JPS57103164U (ja) 1982-06-25

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