JPS61106696A - 石炭・木材等のガス化装置 - Google Patents
石炭・木材等のガス化装置Info
- Publication number
- JPS61106696A JPS61106696A JP22786784A JP22786784A JPS61106696A JP S61106696 A JPS61106696 A JP S61106696A JP 22786784 A JP22786784 A JP 22786784A JP 22786784 A JP22786784 A JP 22786784A JP S61106696 A JPS61106696 A JP S61106696A
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- JP
- Japan
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- gasification
- gas
- catalyst layer
- coal
- wood
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- Pending
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Industrial Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は石炭、木材、プラスチックなどの有機系高分子
化合物等のガス化装置に係り、特に分解ガス化反応時の
温度を均一に保つことができる石炭・木材等のガス化装
置に関するものである。
化合物等のガス化装置に係り、特に分解ガス化反応時の
温度を均一に保つことができる石炭・木材等のガス化装
置に関するものである。
［従来の技術］
従来の石炭ガス化法は、石炭・木材等を７００〜１００
０℃で乾留ガス化して燃料用ガスを製造する方法がある
が、ガス化の際にタール等が副生ずるためにガス化効率
が低いことや生成したタールがガス化炉以降の配管や装
置に付着してこれらをｖ！１塞するなどの問題がある。
０℃で乾留ガス化して燃料用ガスを製造する方法がある
が、ガス化の際にタール等が副生ずるためにガス化効率
が低いことや生成したタールがガス化炉以降の配管や装
置に付着してこれらをｖ！１塞するなどの問題がある。
このため、石炭に触媒を含浸又は混合してガス化反応に
触媒を介在させることによりガス化効率を上昇させ、タ
ールの副生を抑えることもなされているが、この方法で
は触媒を回収するのが困難であるという問題がある。
触媒を介在させることによりガス化効率を上昇させ、タ
ールの副生を抑えることもなされているが、この方法で
は触媒を回収するのが困難であるという問題がある。
そこで反応器内を石炭等の乾留ガス化部と、タール等を
分解ガス化する触媒層とに分けることが提案されている
。
分解ガス化する触媒層とに分けることが提案されている
。
［発明が解決しようとする問題点］
しかしながら、タール等の分解反応は吸熱反応であり、
タールの分解の際に必要な反応熱をＵｔ、給する必要が
あり、そのため反応温度を一定に保つことができないこ
とや反応率が低下するなどといった問題がある。
タールの分解の際に必要な反応熱をＵｔ、給する必要が
あり、そのため反応温度を一定に保つことができないこ
とや反応率が低下するなどといった問題がある。
［発明の目的１
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、石炭・木
材等を乾留して生成したタール等の高分子型、縮合物を
触〜ｉで分解づ−るにおいて、その反応温度を所定に維
持できる石炭・木材等のガス化装置を１足１ハすること
を目的とづ−る。
材等を乾留して生成したタール等の高分子型、縮合物を
触〜ｉで分解づ−るにおいて、その反応温度を所定に維
持できる石炭・木材等のガス化装置を１足１ハすること
を目的とづ−る。
［発明の概要］
本発明は、上記の目的をｊヱ成するために、反応器内の
下部に、石炭・木材等を加熱ガス化する乾留ガス化部を
、また上部に生成した高分子重縮合物ガスを水蒸気の在
任下で分解ガス化する触媒層とを設りたガス化装置にお
いて、上記触媒層を多段に形成し、その触媒層間に、生
成した分解ガスの一部を燃焼させる酸素供給装置を接続
したこと１、 をｆｊ 徴とするもので、触媒層
間で生成した分解ガ゛□（１１スを−・部燃焼さ′せる
ことにより、その反応温度を所定に維持でき、安定なり
−ル分解ができるのでタールの副生によるガス化り」率
の低下を防止すると共に、副生タール等による配管の閉
塞を防止できるようにしたものである。
下部に、石炭・木材等を加熱ガス化する乾留ガス化部を
、また上部に生成した高分子重縮合物ガスを水蒸気の在
任下で分解ガス化する触媒層とを設りたガス化装置にお
いて、上記触媒層を多段に形成し、その触媒層間に、生
成した分解ガスの一部を燃焼させる酸素供給装置を接続
したこと１、 をｆｊ 徴とするもので、触媒層
間で生成した分解ガ゛□（１１スを−・部燃焼さ′せる
ことにより、その反応温度を所定に維持でき、安定なり
−ル分解ができるのでタールの副生によるガス化り」率
の低下を防止すると共に、副生タール等による配管の閉
塞を防止できるようにしたものである。
［実施例］
以下、本発明に係る石炭木材等のガス化装置の好適一実
施例を添付図面に基づいて説明する。
施例を添付図面に基づいて説明する。
誰何図面において、１は竪形円筒の上下を閉じて形成し
た反応器で、その反応器１内の下部に多孔質板からなる
固定床２が設【プられ、その固定床２の直上部に石炭・
木材等のバイオマス或いはプラスデック等の高分子化合
物の投入部３が設けられ、また固定床２より所定高さ位
置に灰１１１：出部４が設けられて固定床２上に乾留ガ
ス化部５が形成される。
た反応器で、その反応器１内の下部に多孔質板からなる
固定床２が設【プられ、その固定床２の直上部に石炭・
木材等のバイオマス或いはプラスデック等の高分子化合
物の投入部３が設けられ、また固定床２より所定高さ位
置に灰１１１：出部４が設けられて固定床２上に乾留ガ
ス化部５が形成される。
反応器１の底部には、空気又は酸素供給管６及び水蒸気
供給管７が接続される。反応器１内の上部には複数段間
隔をおいて触媒層８が設けられるこの触媒層８は金網、
スクリーン等の多孔板で形成したガス化部９にポリアル
ミン酸カリウム（Ｋ２０−Ａ Ｉ２２０３ ） ヤ酸化
ｆＪ）Ｉｉシウム（ＣａＯ）などのペレット状或いはハ
ニカム状の触媒を充填して形成する。この触媒層８の段
数は少なくても２段以上とし、図示の如く５段程度設け
る。
供給管７が接続される。反応器１内の上部には複数段間
隔をおいて触媒層８が設けられるこの触媒層８は金網、
スクリーン等の多孔板で形成したガス化部９にポリアル
ミン酸カリウム（Ｋ２０−Ａ Ｉ２２０３ ） ヤ酸化
ｆＪ）Ｉｉシウム（ＣａＯ）などのペレット状或いはハ
ニカム状の触媒を充填して形成する。この触媒層８の段
数は少なくても２段以上とし、図示の如く５段程度設け
る。
この触媒層８間−の反応器１には、その触媒Ｈ８間の空
間１０に空気又は酸素を供給する酸素供給装置１１が接
続される。反応器１の頂部には生成ガスの排出部１２が
接続される。
間１０に空気又は酸素を供給する酸素供給装置１１が接
続される。反応器１の頂部には生成ガスの排出部１２が
接続される。
次に本発明の石炭・木材等のガス化反応を説明づる。
投入部３より固定床２上の乾留ガス化部５に投入された
石炭・木材等のバイオマス或いはプラスチック等の高分
子化合物等は、水蒸気供給管７か１う送られた水蒸気及
び空気又は酸素供給管６からの燃焼用酸素（又は空気、
酸素含有ガス）により７００〜１０００°Ｃの温度条件
下で接触し、乾留、部分燃焼Ｊ３よび水性ガス化反応に
よってガス化する。
石炭・木材等のバイオマス或いはプラスチック等の高分
子化合物等は、水蒸気供給管７か１う送られた水蒸気及
び空気又は酸素供給管６からの燃焼用酸素（又は空気、
酸素含有ガス）により７００〜１０００°Ｃの温度条件
下で接触し、乾留、部分燃焼Ｊ３よび水性ガス化反応に
よってガス化する。
この加熱ガス化により発生したタール等のにに分子型！
１ｕ合物含有ガスは、触媒層８内に導かれ、その触媒層
８内の触媒と重縮合物含有ガスが７００℃以上の温度で
接触づ”ると共に乾留ガス化部５でガス化反応に供され
なかった未反応水蒸気と下式のように反応して、Ｈｚ
、Ｇｏ、ＣＯ２などの分解ガスを生成する。
１ｕ合物含有ガスは、触媒層８内に導かれ、その触媒層
８内の触媒と重縮合物含有ガスが７００℃以上の温度で
接触づ”ると共に乾留ガス化部５でガス化反応に供され
なかった未反応水蒸気と下式のように反応して、Ｈｚ
、Ｇｏ、ＣＯ２などの分解ガスを生成する。
Ｃｎ Ｈｍ ＋ ｎＨ２０→ｎｃＯ＋ （
ｍ／２ ＋ｎ ） １−１２ −ｍＣｎ １−１ｍ ＋
２ｎ）−１ｚ Ｏ −＞ ｎｃＯｚ ＋ （ｍ／２ ＋２ｎ） Ｈｚ ”１
２）触媒層８で反応したガスは、反応熱をうばわれその
温度が（ｌＬ下するが、触媒層８は多段に形成され、か
つその間の空間１０には酸素供給装置１１からの酸素含
有ガスにより石炭ガス化により生成した一部可燃性ガス
（例えば１−１２ 、ＣＯ，ＣＨ４）を燃焼さＩること
により上記＋＋３．＋２１式の反応に必要な熱を供給す
る。
ｍ／２ ＋ｎ ） １−１２ −ｍＣｎ １−１ｍ ＋
２ｎ）−１ｚ Ｏ −＞ ｎｃＯｚ ＋ （ｍ／２ ＋２ｎ） Ｈｚ ”１
２）触媒層８で反応したガスは、反応熱をうばわれその
温度が（ｌＬ下するが、触媒層８は多段に形成され、か
つその間の空間１０には酸素供給装置１１からの酸素含
有ガスにより石炭ガス化により生成した一部可燃性ガス
（例えば１−１２ 、ＣＯ，ＣＨ４）を燃焼さＩること
により上記＋＋３．＋２１式の反応に必要な熱を供給す
る。
従って触媒層８に入るガスはその反応に適した温度に維
持することが可能となる。
持することが可能となる。
上段の触媒層８を出た生成ガスは、排出部１２Ｊ：り排
出され、後続のプロセスに送られる。また乾留ガス化部
５で反応に寄与しない石炭・木材等の灰分は灰排出部４
よりＩＡ出される。
出され、後続のプロセスに送られる。また乾留ガス化部
５で反応に寄与しない石炭・木材等の灰分は灰排出部４
よりＩＡ出される。
［発明の効果］
以上詳述し′（゛きたことから明らかなように本光明に
よれば次のごとき護れた効果を発揮する。
よれば次のごとき護れた効果を発揮する。
（１） 石炭、木材等を加熱ガス化し、生成した高分
子歪線合物含有ガスを水蒸気の存在下に触媒層で分解ガ
ス化するにおいて、その触媒層を多段にし、その間に分
解ガス中の可燃ガスの一部を燃焼させる酸素を供給する
ようにしたので、その触媒層でのガスの温度低下を補う
ことができ、分解ガス化反応の温度を比較的均一に保つ
ことができる。
子歪線合物含有ガスを水蒸気の存在下に触媒層で分解ガ
ス化するにおいて、その触媒層を多段にし、その間に分
解ガス中の可燃ガスの一部を燃焼させる酸素を供給する
ようにしたので、その触媒層でのガスの温度低下を補う
ことができ、分解ガス化反応の温度を比較的均一に保つ
ことができる。
（２）酸素供給装置からの供給酸素量を各触媒層間で制
御することにより、有益な可燃性ガスを不必要に燃焼さ
せずに、その温度制御を最適に行なうことができる。
御することにより、有益な可燃性ガスを不必要に燃焼さ
せずに、その温度制御を最適に行なうことができる。
（３） 触媒層での反応による温度を均一に保つこと
ができ、安定なタール分解ができるのでタールの副生に
よるカス化効率の低下を防止で）、：、１．、 。
ができ、安定なタール分解ができるのでタールの副生に
よるカス化効率の低下を防止で）、：、１．、 。
、＃ ２ （ｔ：□。やより□？） 、！： ＃ １．
： ＷＪ ｉタール等による配管等の閉塞を防止できる
。
： ＷＪ ｉタール等による配管等の閉塞を防止できる
。
添付図面は本発明の石炭・木材等のガス化装置の一実施
例を示す縦断面図である。 図中、１は反応器、３は投入部、５は乾留ガス化部、６
は酸素供給管、７は水蒸気供給管、８は触媒層、１１は
酸素供給装置である。 特許出願人 石川島播磨重工業株式会社代理人弁理士
絹 谷 信 雄７８Ｑ− ５・・・斡〜ｌ力゛スイヒ吉戸 ６・パ敵景ぽ、給量 ７７・−・＠￥釦撓灸乳！
例を示す縦断面図である。 図中、１は反応器、３は投入部、５は乾留ガス化部、６
は酸素供給管、７は水蒸気供給管、８は触媒層、１１は
酸素供給装置である。 特許出願人 石川島播磨重工業株式会社代理人弁理士
絹 谷 信 雄７８Ｑ− ５・・・斡〜ｌ力゛スイヒ吉戸 ６・パ敵景ぽ、給量 ７７・−・＠￥釦撓灸乳！
Claims (1)
- 反応器内の下部に、石炭・木材等を加熱ガス化する乾留
ガス化部を、また上部に生成した高分子重縮合物ガスを
水蒸気の存在下で分解ガス化する触媒層とを設けたガス
化装置において、上記触媒層を多段に形成し、その触媒
層間に、生成した分解ガスの一部を燃焼させる酸素供給
装置を接続したことを特徴とする石炭・木材等のガス化
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22786784A JPS61106696A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | 石炭・木材等のガス化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22786784A JPS61106696A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | 石炭・木材等のガス化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61106696A true JPS61106696A (ja) | 1986-05-24 |
Family
ID=16867593
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22786784A Pending JPS61106696A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | 石炭・木材等のガス化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61106696A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63213594A (ja) * | 1986-12-04 | 1988-09-06 | エスケーエフ スティール エンジニアリング アクティエボラーグ | エネルギー産出に対して適当なガスの製造方法 |
| JPH0318623A (ja) * | 1989-06-14 | 1991-01-28 | Mazda Motor Corp | 吸気３弁エンジンの燃焼室 |
| JP2010111779A (ja) * | 2008-11-06 | 2010-05-20 | Takuma Co Ltd | タール分解方法およびタール分解設備 |
| WO2012065272A1 (en) * | 2010-11-17 | 2012-05-24 | Highbury Biofuel Technologies Inc. | Freeboard tar destruction unit |
| EP2927305A1 (en) * | 2014-04-03 | 2015-10-07 | Ulf Söderlind | A fluidized bed gasifier system with freeboard tar removal |
| CN111943138A (zh) * | 2020-09-08 | 2020-11-17 | 河南城建学院 | 一种生物质共混气化制氢装置 |
-
1984
- 1984-10-31 JP JP22786784A patent/JPS61106696A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63213594A (ja) * | 1986-12-04 | 1988-09-06 | エスケーエフ スティール エンジニアリング アクティエボラーグ | エネルギー産出に対して適当なガスの製造方法 |
| JPH0318623A (ja) * | 1989-06-14 | 1991-01-28 | Mazda Motor Corp | 吸気３弁エンジンの燃焼室 |
| JP2010111779A (ja) * | 2008-11-06 | 2010-05-20 | Takuma Co Ltd | タール分解方法およびタール分解設備 |
| WO2012065272A1 (en) * | 2010-11-17 | 2012-05-24 | Highbury Biofuel Technologies Inc. | Freeboard tar destruction unit |
| US9364812B2 (en) | 2010-11-17 | 2016-06-14 | Highbury Biofuel Technologies Inc. | Freeboard tar destruction unit |
| EP2927305A1 (en) * | 2014-04-03 | 2015-10-07 | Ulf Söderlind | A fluidized bed gasifier system with freeboard tar removal |
| WO2015150309A1 (en) * | 2014-04-03 | 2015-10-08 | Ulf Söderlind | A fluidized bed gasifier system |
| CN111943138A (zh) * | 2020-09-08 | 2020-11-17 | 河南城建学院 | 一种生物质共混气化制氢装置 |
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