JPS61106517A - ペプロマイシンのポリリジン結合体 - Google Patents
ペプロマイシンのポリリジン結合体Info
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- JPS61106517A JPS61106517A JP59226927A JP22692784A JPS61106517A JP S61106517 A JPS61106517 A JP S61106517A JP 59226927 A JP59226927 A JP 59226927A JP 22692784 A JP22692784 A JP 22692784A JP S61106517 A JPS61106517 A JP S61106517A
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- Japan
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- polylysine
- formula
- amino groups
- pep
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- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は制癌剤として有用なベグロマイシンーポリリジ
ン結合体に関するものである。
ン結合体に関するものである。
(従来の技術)
ペプロマイシン(5−((S) −1’−フェニルエチ
ルアミノコプロピルアミノプレオマイシン)は。
ルアミノコプロピルアミノプレオマイシン)は。
肺毒性の極めて低いプレオマイシンアナログとして、U
SF4,195,018などにより公知のもので198
1年よりペプロマイシンは癌治療の臨床面で広く使用さ
れている。
SF4,195,018などにより公知のもので198
1年よりペプロマイシンは癌治療の臨床面で広く使用さ
れている。
近年、低分子制ガン剤を、ガン特異抗原に対する抗体、
ホルモシ、レクチン類などガン細胞に親和性を有す分子
と結合させ、標的ガン細胞に制ガン剤を集中させる試み
や、低分子制ガン剤を高分子化し、ガン細胞の活発なピ
ノサイト−シスにより効果的にガン細砲内に取り込ませ
る試みがなされている。
ホルモシ、レクチン類などガン細胞に親和性を有す分子
と結合させ、標的ガン細胞に制ガン剤を集中させる試み
や、低分子制ガン剤を高分子化し、ガン細胞の活発なピ
ノサイト−シスにより効果的にガン細砲内に取り込ませ
る試みがなされている。
プレオマイシンに関しても1例えば、赤座ら(日本泌尿
器科学会雑誌75°巻、211−14(1984)は、
プレオマイシンA5とコンカナバリンAの結合体による
マウス膀胱腫瘍の治療実験を報告しており、又、 Ma
nabeら〔バイオケミパイオフィス リサーチ コミ
ニュケーション (B+B、R,C) 115巻、
1009−14 (198!S):1は、プレオマイシ
ンを酸化したデキストランヲ介して抗体に結合させた結
合体がその抗体に対する抗原をもつガン細胞の生育を効
果的に阻止することを報告している。
器科学会雑誌75°巻、211−14(1984)は、
プレオマイシンA5とコンカナバリンAの結合体による
マウス膀胱腫瘍の治療実験を報告しており、又、 Ma
nabeら〔バイオケミパイオフィス リサーチ コミ
ニュケーション (B+B、R,C) 115巻、
1009−14 (198!S):1は、プレオマイシ
ンを酸化したデキストランヲ介して抗体に結合させた結
合体がその抗体に対する抗原をもつガン細胞の生育を効
果的に阻止することを報告している。
(本発明が解決しようとする問題点)
上記のようにプレオマイシン類の制癌効果を高める試み
が種々なされているが現在満足すべき結果は得られてい
ない。
が種々なされているが現在満足すべき結果は得られてい
ない。
本発明者らはより制癌効果の高いプレオマインンt14
体を見い出すべく種々検討の結果本発明のペプロマイシ
ン−ポリリジン結合体が非常に高い゛ 抗癌活性をも
つことを見い出し本発明を完成した。
体を見い出すべく種々検討の結果本発明のペプロマイシ
ン−ポリリジン結合体が非常に高い゛ 抗癌活性をも
つことを見い出し本発明を完成した。
(問題点を解決するための手段)
本発明は
〔式中、 (BX)はプレオマイシン酸残基を示す。〕
で表わされるペプロマイシンのカルボキシメチt y
ii□。7,5.つZ>E L −g !I IJ )
7゜7゜ノ基とアミド結合してなるペプロマイシン−
ポリリジン結合体。
で表わされるペプロマイシンのカルボキシメチt y
ii□。7,5.つZ>E L −g !I IJ )
7゜7゜ノ基とアミド結合してなるペプロマイシン−
ポリリジン結合体。
に関するものである。
本発明におけるペプロマインンーボリリジン結合体(以
下PEP−ポリリジンという)におけるペプロマイシン
は含銅体もしくは脱銅体いずれになっていてもよい。
下PEP−ポリリジンという)におけるペプロマイシン
は含銅体もしくは脱銅体いずれになっていてもよい。
PEP−ポリリジンにおいて、ポリリジンのアミ7基に
対する一般式CI)のペプロマイシンのカルボキシルメ
チル置換体(以下単にPEP CM置換体という)の
置換割合は特に制限はなく、少なくともポリリジンのア
ミノ基の1つがPEP−CM置換体で置換されていれば
よいが、高分子量例えば分子量3000以上のポリリジ
ンの場合にはその全アミノ基の5%以上、好ましくは1
0%以上より好ましくは25%以上がpip−cm置換
体によ抄置換されていることが望ましい。上限は特にな
くポリリジ/の全アミノ基に置換してい啼 でもよい。
)またPEP−ポリリジンにおけるポリリジンの分子
量は特に制限がないが通常平均分子量が約1、’a o
o (重合度約8)〜約1oロ、o o o (重合
度約800)好ましくは分子量5ooo(重合度約40
)〜約5oooo(重合度約400)である。
対する一般式CI)のペプロマイシンのカルボキシルメ
チル置換体(以下単にPEP CM置換体という)の
置換割合は特に制限はなく、少なくともポリリジンのア
ミノ基の1つがPEP−CM置換体で置換されていれば
よいが、高分子量例えば分子量3000以上のポリリジ
ンの場合にはその全アミノ基の5%以上、好ましくは1
0%以上より好ましくは25%以上がpip−cm置換
体によ抄置換されていることが望ましい。上限は特にな
くポリリジ/の全アミノ基に置換してい啼 でもよい。
)またPEP−ポリリジンにおけるポリリジンの分子
量は特に制限がないが通常平均分子量が約1、’a o
o (重合度約8)〜約1oロ、o o o (重合
度約800)好ましくは分子量5ooo(重合度約40
)〜約5oooo(重合度約400)である。
(式中(BX:lは前記と同じ、nは1ないしポリリジ
ンのアミノ基の数までの整数を示し、■、はポリリジン
(通常は分子量約1,000〜約100、口aa)を示
し、その全アミノ基のうちn個のアミノ基はpFXp−
cM置換体とアミド結合している。)で表わすことがで
きる。
ンのアミノ基の数までの整数を示し、■、はポリリジン
(通常は分子量約1,000〜約100、口aa)を示
し、その全アミノ基のうちn個のアミノ基はpFXp−
cM置換体とアミド結合している。)で表わすことがで
きる。
本発明のpH!P−ポリリジンの好ましい平均分子量範
囲は約’0t000以上〜約200,000以下であり
より好ましくは約15,000〜約”O+000程度で
ある。
囲は約’0t000以上〜約200,000以下であり
より好ましくは約15,000〜約”O+000程度で
ある。
次にPzP−ポリリジンの製造法について説明する。
前記一般式(1)で示されるP]IiP−CM置換体の
含銅体をポリリジンとペプチド化学において酸アミド結
合を形成させる常法に従って反応きせることによ!7P
EF−ボリリジ/の含銅体を得ることができる。
・ PEP−ポリリジンの脱銅体とする場合には常法1例え
ば特公昭52−31875に記載の方法に準じて行うこ
とにより脱銅体とすることができる。
含銅体をポリリジンとペプチド化学において酸アミド結
合を形成させる常法に従って反応きせることによ!7P
EF−ボリリジ/の含銅体を得ることができる。
・ PEP−ポリリジンの脱銅体とする場合には常法1例え
ば特公昭52−31875に記載の方法に準じて行うこ
とにより脱銅体とすることができる。
本発明において酸アミド結合を形成させるのに使用され
る方法としてはペプチド化学において使用される方法が
いずれも使用されるが1例えば、縮合剤としてジシクロ
へキシルカルボジイミド、1−メチ/I/−5−(S−
ジメチルアミノプロピル)゛ カルボジイミド、1−シ
クロヘキシル−3−(2−モルホリノエチル)カルボジ
イミ4ド、ジインプロピルカルボジイミドなどを用いる
カルボジイミド法または縮合剤としてジフェニルホスホ
ルアジディト、ジエチルホスホロシアニブイト、N−エ
トキシカルボニル−2−エトキシジヒドロキノリンtた
はN−エテル−5−フェニルイソオキサゾリウム−6′
−スルホネートなどを用いる方法もしくはこれらの縮合
剤とともにN−ヒドロキシスクシンイミド、p−ニトロ
フェノール、ペンタクロロフェノール、1−ヒドロキシ
ベンツトリアソール、N−ヒドロキシ−5−ノルボルネ
ン−2,3−ジカルボキシイミド等を併用する方法など
が好ましい。縮合剤の使用割合は一般式CI)で示され
るpzp、−amt換体に対して通常1モル当量〜20
モル当量好ましくは5〜10モル当量程度である。
る方法としてはペプチド化学において使用される方法が
いずれも使用されるが1例えば、縮合剤としてジシクロ
へキシルカルボジイミド、1−メチ/I/−5−(S−
ジメチルアミノプロピル)゛ カルボジイミド、1−シ
クロヘキシル−3−(2−モルホリノエチル)カルボジ
イミ4ド、ジインプロピルカルボジイミドなどを用いる
カルボジイミド法または縮合剤としてジフェニルホスホ
ルアジディト、ジエチルホスホロシアニブイト、N−エ
トキシカルボニル−2−エトキシジヒドロキノリンtた
はN−エテル−5−フェニルイソオキサゾリウム−6′
−スルホネートなどを用いる方法もしくはこれらの縮合
剤とともにN−ヒドロキシスクシンイミド、p−ニトロ
フェノール、ペンタクロロフェノール、1−ヒドロキシ
ベンツトリアソール、N−ヒドロキシ−5−ノルボルネ
ン−2,3−ジカルボキシイミド等を併用する方法など
が好ましい。縮合剤の使用割合は一般式CI)で示され
るpzp、−amt換体に対して通常1モル当量〜20
モル当量好ましくは5〜10モル当量程度である。
この縮合に用いられる溶媒は1反応に影響を与えないも
のであれば何でも良いが1通常原料化合物を溶解する極
性溶媒が好ましく、水、N、N’−ジメチルホルムアミ
ド、アセトニトリルおよびそれ1 らの混合溶媒があげ
られる。
のであれば何でも良いが1通常原料化合物を溶解する極
性溶媒が好ましく、水、N、N’−ジメチルホルムアミ
ド、アセトニトリルおよびそれ1 らの混合溶媒があげ
られる。
1.1. 反応温度は0〜50℃の範囲で行うこと
ができるが通常10〜40℃好ましくは20℃〜50℃
である。
ができるが通常10〜40℃好ましくは20℃〜50℃
である。
原料として用いるポリリジンは平均分子量約t 00
G〜約100.000程度のものまで広範囲のものが使
廊可能である。
G〜約100.000程度のものまで広範囲のものが使
廊可能である。
原料として用いられる一般式〔I〕のPFiP−CM置
換体の使用量は原料ポリリジン中に含まれるアミン基の
数に対して0.05倍モル〜10倍モルの範囲であり、
PEP−CM置換体の使用割合を増加する程ポリリジン
のより多くのアミノ基にPE ’F −CM置換体を置
換させることができる。
換体の使用量は原料ポリリジン中に含まれるアミン基の
数に対して0.05倍モル〜10倍モルの範囲であり、
PEP−CM置換体の使用割合を増加する程ポリリジン
のより多くのアミノ基にPE ’F −CM置換体を置
換させることができる。
上記反応液から目的物であるPKP−ポリリジンを単離
するには、一般的に蛋白質又は、ポリペプチドの精製に
用いられる方法、例えば、ゲルろ過、限外ろ過、塩析、
透析等の方法、および、これらを組み合わせることによ
り行なわれる。
するには、一般的に蛋白質又は、ポリペプチドの精製に
用いられる方法、例えば、ゲルろ過、限外ろ過、塩析、
透析等の方法、および、これらを組み合わせることによ
り行なわれる。
−例をあげると1反応液e[縮し、O,OSモルのリン
酸ソーダ緩衝液で平衡化したセファデックス■GI Q
CIのカラムに通導して、クロマトグラフィーを行ない
1分子量の大きな順に青色の溶出 □液を得る。目
的分画をアミコン■メンブランフィルタ−YM5で充分
にろ過し、凍結乾燥を行なうことにより、ペプロマイシ
ン(含銅体)を含むポリリジン結合体の粉末を得ること
ができる。
酸ソーダ緩衝液で平衡化したセファデックス■GI Q
CIのカラムに通導して、クロマトグラフィーを行ない
1分子量の大きな順に青色の溶出 □液を得る。目
的分画をアミコン■メンブランフィルタ−YM5で充分
にろ過し、凍結乾燥を行なうことにより、ペプロマイシ
ン(含銅体)を含むポリリジン結合体の粉末を得ること
ができる。
脱銅体とする場合には常法により脱銅することにより脱
銅体とすることができる。
銅体とすることができる。
生成物の精造は、ゲルクロマトグラフィーにおいて目的
物の分子量範囲にあること、ペプロマイシン−銅錯体に
由来する青色を示すこと、紫外部吸収スペクトルにおい
て292mμに極大を示すこと、6規定塩酸を用いて、
110℃、18時間の加水分解によって、プレオマイシ
ン誘導体に共通するアミノ酸、L−トレオニン、β−ア
ミノ−β−(4−アミノ−6−カルポキンー5−メチル
−ピリミジン−2−イル)プロピオ/酸、4−アミノ−
3−オキジ−2−メチル−n−ペアタン酸。
物の分子量範囲にあること、ペプロマイシン−銅錯体に
由来する青色を示すこと、紫外部吸収スペクトルにおい
て292mμに極大を示すこと、6規定塩酸を用いて、
110℃、18時間の加水分解によって、プレオマイシ
ン誘導体に共通するアミノ酸、L−トレオニン、β−ア
ミノ−β−(4−アミノ−6−カルポキンー5−メチル
−ピリミジン−2−イル)プロピオ/酸、4−アミノ−
3−オキジ−2−メチル−n−ペアタン酸。
β−オキクーL−ヒスチジン、β−アミノ−L−アラニ
ン、2’−(2−アミノエチル) −2,N−ビデアゾ
ール−4−カルボン酸の他にI、 IJレジン得られ
ることにより確認される。
ン、2’−(2−アミノエチル) −2,N−ビデアゾ
ール−4−カルボン酸の他にI、 IJレジン得られ
ることにより確認される。
1’KP−ポリリジンのペプロマづシン含有量の測定に
は、上記アミノ酸の中で、L−トレオニンと、L−リジ
ンのモル数を測定し、その比率をもって、推定すること
が可能である。
は、上記アミノ酸の中で、L−トレオニンと、L−リジ
ンのモル数を測定し、その比率をもって、推定すること
が可能である。
例えばポリリジンと一般式(1) ノP E P −C
M置換体を重量割合で約1:3・3の割合で使用した場
合にはペプロマイシン含有量は重量割合でPgP−ポリ
リジンの重量に対して約80%であり。
M置換体を重量割合で約1:3・3の割合で使用した場
合にはペプロマイシン含有量は重量割合でPgP−ポリ
リジンの重量に対して約80%であり。
ポリリジン中のアミノ基7個に対して約2個のアミノ基
に対して一般式(1)のPFXP−CM置換体が置換し
ているものが得られる。
に対して一般式(1)のPFXP−CM置換体が置換し
ているものが得られる。
なお本発明のPzP−ポI717ジンの分子量は次のよ
うにして測定される。
うにして測定される。
ペプロマイシン−ポリリジン結合体の分子量分布の測定
法 ペプロマイシン−ポリリジン結合体を、予め。
法 ペプロマイシン−ポリリジン結合体を、予め。
0.05モルのリン酸ソーダ緩衝液、pH7,0,で平
衡化しておいたセファデックス■G−100(145c
rI4)X 145 cm” )に、6d/時間テ通導
する。同緩衝液でクロマトグラフィーを行ない、4.2
dずつ分画を行なった。標準蛋白質として、牛血清アル
ブミン、鶏卵白アルブミン、ミオグロビンを用いて検量
線を作成し、検体の溶出位置より各フラクションの分子
量分布を測定する。
衡化しておいたセファデックス■G−100(145c
rI4)X 145 cm” )に、6d/時間テ通導
する。同緩衝液でクロマトグラフィーを行ない、4.2
dずつ分画を行なった。標準蛋白質として、牛血清アル
ブミン、鶏卵白アルブミン、ミオグロビンを用いて検量
線を作成し、検体の溶出位置より各フラクションの分子
量分布を測定する。
次に本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例
L−ポIJ IJジン臭化水素酸塩(平均分子量;約5
、000 ) 88 qを67%N、N’−ジメチルホ
ルムアミド水溶液5 m/に溶解し、攪拌しながら、ト
リエチルアミン59μt、1−ヒドロキシベンゾトリア
ゾール119j9および参考例で得た粉末292ηを添
加した。
、000 ) 88 qを67%N、N’−ジメチルホ
ルムアミド水溶液5 m/に溶解し、攪拌しながら、ト
リエチルアミン59μt、1−ヒドロキシベンゾトリア
ゾール119j9および参考例で得た粉末292ηを添
加した。
水冷下1−エテル−3−(3−ジメチルアミノプロピル
)カルボジイミドを169岬添加し、1時間攪拌を行な
った後、室温で一夜攪拌を続けた。
)カルボジイミドを169岬添加し、1時間攪拌を行な
った後、室温で一夜攪拌を続けた。
反応液を真空ポンプで濃縮乾固し、あらかじめ0・05
モルのリン酸ソーダ緩衝液(pH7,o)で平衡化して
おいた240d容のセファデックス■G−1ooを充填
したカラムに注入し、同緩衝液「 へ てクロマトグラフィーを行ない、溶出液を4・
2dずつ分画した。
モルのリン酸ソーダ緩衝液(pH7,o)で平衡化して
おいた240d容のセファデックス■G−1ooを充填
したカラムに注入し、同緩衝液「 へ てクロマトグラフィーを行ない、溶出液を4・
2dずつ分画した。
溶出液の分子量は、牛血清アルブミン、鶏卵白アルブミ
ン、チトクロムC,インシュリンを標準にして作成した
検量線より求めた。得られた画分をアミコン社製メンブ
ランフィルタ−YM5で充分に脱塩後、凍結乾燥を行な
い、平均公刊10万以上に相当する両分40m1i1,
8万に相当する画分110岬、4万に相当する画分15
6wqおよび1万5千に相当する画分100m9の青色
粉末を得た。
ン、チトクロムC,インシュリンを標準にして作成した
検量線より求めた。得られた画分をアミコン社製メンブ
ランフィルタ−YM5で充分に脱塩後、凍結乾燥を行な
い、平均公刊10万以上に相当する両分40m1i1,
8万に相当する画分110岬、4万に相当する画分15
6wqおよび1万5千に相当する画分100m9の青色
粉末を得た。
本品の蒸留水で測定した紫外吸収極大は292mμであ
った。
った。
またこれらのPEP−ポリリジンのベプロマイロ
ジン含量を測定した結果を次の通りであった。
表1 PEP−ボIJ IJレジン中ベプロマイクン
含量100.000 + 5.44
79.1チ8へ000 1 3.40
79.2% □4Q、000 1
3.22 80.1%15.000 1
3.19 80.5%参考例 一般式〔1〕で表わされるPFfP−CMvL換体の合
成 3−(CB) −1−フェニルエテルアミノ)プロピル
アミノプレオマイシン2塩酸塩(含銅体)500■を5
0adのメタノールに溶解しグリオキンル酸ナトリウム
・水和物66■を添加し、ついで20■のンアノ水素化
ホウ素ナトリウムを添加した。40℃、20時間反応し
た後、6規定塩酸水溶液で反応液のpHを1.0に下げ
、10分間放置して反応を止めた。1規定水酸化す)
IJウムで中和したのち、減圧下でメタノールを留去し
、残渣に蒸留水を加えて10!/とした。これをあらか
じめpH6,8,1720モルリン酸緩衝液で平衡化し
たCMセファデックス■C−25(Na十型:ファルマ
シア、ファインケミカル社製)を充填したカラム(10
0at/容)に注入し吸着した。
含量100.000 + 5.44
79.1チ8へ000 1 3.40
79.2% □4Q、000 1
3.22 80.1%15.000 1
3.19 80.5%参考例 一般式〔1〕で表わされるPFfP−CMvL換体の合
成 3−(CB) −1−フェニルエテルアミノ)プロピル
アミノプレオマイシン2塩酸塩(含銅体)500■を5
0adのメタノールに溶解しグリオキンル酸ナトリウム
・水和物66■を添加し、ついで20■のンアノ水素化
ホウ素ナトリウムを添加した。40℃、20時間反応し
た後、6規定塩酸水溶液で反応液のpHを1.0に下げ
、10分間放置して反応を止めた。1規定水酸化す)
IJウムで中和したのち、減圧下でメタノールを留去し
、残渣に蒸留水を加えて10!/とした。これをあらか
じめpH6,8,1720モルリン酸緩衝液で平衡化し
たCMセファデックス■C−25(Na十型:ファルマ
シア、ファインケミカル社製)を充填したカラム(10
0at/容)に注入し吸着した。
上記の緩衝液に連続的に塩化ナトリウムを加えることに
よりナトリウム一度を1.0モルまで徐々に上昇させる
直線濃度勾配法により溶出し0.1〜0・15モル前後
で溶出する青色の分画50al’i集め、予め蒸留水で
充填したアンバーライト■XAD−2(ローム・アンド
・I・−ス社製)のカラムに(100s+j容)に注入
して、目的物を吸着した。蒸留水150dでカラムをあ
らった後。
よりナトリウム一度を1.0モルまで徐々に上昇させる
直線濃度勾配法により溶出し0.1〜0・15モル前後
で溶出する青色の分画50al’i集め、予め蒸留水で
充填したアンバーライト■XAD−2(ローム・アンド
・I・−ス社製)のカラムに(100s+j容)に注入
して、目的物を吸着した。蒸留水150dでカラムをあ
らった後。
1000M塩酸水溶液−)Itノー# (1: a v
/v)で溶出した。青色の分画を集め、陰イオン交換樹
脂、ダウエックス■44(OH型;ザ・ダウ・ケミカル
社製)で中和したのち、減圧下で濃縮して凍結乾燥する
ことにより化合物番号1の化合物の青色粉末270#l
i+を得た。
/v)で溶出した。青色の分画を集め、陰イオン交換樹
脂、ダウエックス■44(OH型;ザ・ダウ・ケミカル
社製)で中和したのち、減圧下で濃縮して凍結乾燥する
ことにより化合物番号1の化合物の青色粉末270#l
i+を得た。
本品の融点は210〜212℃(分解)で、蒸留水で測
定した紫外吸収極大は292mμ、B1%/ 1 cm
は118.7であった。臭化カリ錠剤法で測定した赤外
吸収極大波数(cIn)は3400゜1720+
1640. 1550. 1460゜1370、
1350. 11!So、 1100゜+ O
60,1010,980,920,760であった。
定した紫外吸収極大は292mμ、B1%/ 1 cm
は118.7であった。臭化カリ錠剤法で測定した赤外
吸収極大波数(cIn)は3400゜1720+
1640. 1550. 1460゜1370、
1350. 11!So、 1100゜+ O
60,1010,980,920,760であった。
(効 果)
下記の試験例から明らかなように He La S5細
胞に対する増殖抑制効果は1本発明のpip−ポリリジ
ンの場合ベプロマイ7ンの5倍〜約172倍になってお
り1本発明のPEP−ポリリジンは非常に優れた抗癌活
性を示すことが判る。
胞に対する増殖抑制効果は1本発明のpip−ポリリジ
ンの場合ベプロマイ7ンの5倍〜約172倍になってお
り1本発明のPEP−ポリリジンは非常に優れた抗癌活
性を示すことが判る。
試験例
高分子化プレオマイシンの培養HeLa55細胞に対す
る増殖阻害効果 プラスチック・シャーレの培養基(10%仔牛血清添加
MKM)にHeLa55細胞を接種し、2日後に被験物
質tm加した。第1の実験法(長時間法)ではそのまま
、第2の実験法(短時間法)では1時間後に培養液を除
き、細胞を被験物質の入っていない新しい培養液で2回
洗浄した後新しい培養液を加えて、さらに3日間培養を
続けた後。
る増殖阻害効果 プラスチック・シャーレの培養基(10%仔牛血清添加
MKM)にHeLa55細胞を接種し、2日後に被験物
質tm加した。第1の実験法(長時間法)ではそのまま
、第2の実験法(短時間法)では1時間後に培養液を除
き、細胞を被験物質の入っていない新しい培養液で2回
洗浄した後新しい培養液を加えて、さらに3日間培養を
続けた後。
、・ 細胞数を測定した。増殖阻害率は次式%式%)
〔式中、Aは被験試料添加後38目の最終細胞数。
Bは被験試料を添加しない対照における最終細胞数、C
は被験試料添加時の細胞数を表わす。〕を用いて算出し
た。試料濃度と阻止率のグラフから、工C5G値(50
%阻害のための濃度)?]l−求めた。
は被験試料添加時の細胞数を表わす。〕を用いて算出し
た。試料濃度と阻止率のグラフから、工C5G値(50
%阻害のための濃度)?]l−求めた。
その結果を表2に示す。
表2 PE1P−ポリリジン中のHe La B5細
胞に対する増殖抑制効果 M、W 100,000 0.005μ?/!
18 へo o o o+o
o s40.000 0−C
1515,000G、+6
胞に対する増殖抑制効果 M、W 100,000 0.005μ?/!
18 へo o o o+o
o s40.000 0−C
1515,000G、+6
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 〔式中、〔BX〕はブレオマイシン酸残基を示す。〕で
表わされるペプロマイシンのカルボキシメチル置換体の
カルボン酸がL−ポリリジンのアミノ基とアミド結合し
てなるペプロマイシン−ポリリジン結合体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59226927A JPS61106517A (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 | ペプロマイシンのポリリジン結合体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59226927A JPS61106517A (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 | ペプロマイシンのポリリジン結合体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61106517A true JPS61106517A (ja) | 1986-05-24 |
Family
ID=16852780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59226927A Pending JPS61106517A (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 | ペプロマイシンのポリリジン結合体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61106517A (ja) |
-
1984
- 1984-10-30 JP JP59226927A patent/JPS61106517A/ja active Pending
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