JPS61106489A - 帯状シリコン結晶の製造方法 - Google Patents

帯状シリコン結晶の製造方法

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Publication number
JPS61106489A
JPS61106489A JP22920584A JP22920584A JPS61106489A JP S61106489 A JPS61106489 A JP S61106489A JP 22920584 A JP22920584 A JP 22920584A JP 22920584 A JP22920584 A JP 22920584A JP S61106489 A JPS61106489 A JP S61106489A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
shaped silicon
silicon crystal
die
crystal
Prior art date
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Pending
Application number
JP22920584A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Sawada
沢田 俊幸
Naoaki Maki
真木 直明
Masanaru Abe
阿部 昌匠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPS61106489A publication Critical patent/JPS61106489A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発嫡は帯状シリコン結晶の製造方法に間する。
[発明の技術的背景とその問題点] 帯状シリコン結晶は薄板状であるため、チョクラルスキ
ー法で得られたインゴット状のシリコン結晶とは異なり
、その得られた形状のままで半導体太陽電池の基板とし
て用いられる。従って、例えばチョクラルスキー法で得
られるシリコン結晶を半導体太陽電池の基板として用い
るよりも安価になるという大きな特徴を有する。
従来の帯状シリコン結晶を引上げている状態の模式図を
第3図に示す。即ち、シリコン融液11を収容した石英
ガラス製るつぼ12に、カーボンで作られたスリットを
有するキャピラリ・ダイ(以下単にダイという)13 
(13a 、13b )を配し、ダイ13の先端で成長
した帯状シリコン結晶14を引上駆動部15 (15a
 、15b )で鉛直上方へ引上げる。帯状シリコン結
晶14の平坦性を確保するために、幅および引上方向に
伸びた2枚の平行平板から成る揺れ防止板16(16a
16b)がダイ13と引上駆動部15の間に設けられる
。シリコン融液11と帯状シリコン結晶14の境界であ
る固液界面17は、ダイ13の先端直上に形成される。
ダイ13の先端部は、第4図に示すようにナイフェツジ
状に加工されており、この先端部の形状で帯状シリコン
結晶の断面形状が規定される。
上記のような構成により、非常に平坦性の高い帯状シリ
コン結晶を得ることができる。この帯状シリコン結晶を
使って、太陽電池を作った場合、入射光の約40%は、
表面からの反射として逃げてしまう。この反射を押える
ために、表面に透明な反射防止膜の形成あるいは、異方
性エツチングによりピラミッド状の凹凸の形成による多
重反射の効果を得る工夫がなされている。つまり、高効
率太陽電池を作る場合これらの工程は不可欠である。
し発明の目的1 本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、表面反射
防止効果のあるゼラミツド状の凹凸を、帯状シリコン結
晶成長段階で形成する帯状シリコン結晶の製造方法を提
供することを目的とする。
[発明の概要1 即ち、本発明帯状シリコン結晶の製造方法は、引上駆動
部の下方、揺れ防止板の上方に、帯状シリコン結晶に接
して微振動発生装置を設けることによって帯状シリコン
結晶表面に、引上げ方向に垂直な方向に凹凸を形成し、
かつダイの先端部に一定間隔の溝を設けることによって
引上げ方向に平行な凹凸を形成するもので縦横の凹凸を
形成することによって、結果的にピラミッド状の凹凸を
形成するものである。
[発明の実施例] 以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示し成長炉内にはシリコン
融液11を収容した石英ガラス製るつぼ12が配設され
、このるつぼ12内にはカーボンで作られたスリットを
有するキャピラリ・ダイ20 (20a 、20b )
が立設される。このダイ20の上方には2枚の平行平板
からなる揺れ防止板16(16a、16b)が設けられ
、コノ揺れ防止板16の上方には引上駆動部15(15
a。
15b)が設置される。この引上駆動部15はダイ20
の先端で成長した帯状シリコン結晶21を鉛直上方へ引
上げる。この場合、シリコン融液11と帯状シリコン結
晶21の境界である固液界面17はダイ20の先端直上
に形成される。前記引上駆動部15と揺れ防止板16の
間には微撮動発生装置例えば超音波発生装置 18 (
18a、18b )がその一部を帯状シリコン結晶21
の両面に接触するように設置される。前記ダイ20は、
第2図に示す如く、その先端部にくり返し距離a −2
0μmの一定間隔の溝19が刻んである。第2図の(a
 >図はダイ20b先端部の正面図、(b)図は平面図
である。即ち、超音波発生装置18を設けることによっ
て帯状シリコン結晶21の表面に、引上げ方向に垂直な
方向に凹凸を形成し、かつダイ20の先端部に溝19を
設けることによって引上げ方向に平行な凹凸を形成し、
このような縦横の凹凸を形成することによって、結果的
にピラミッド状の凹凸を形成する。この場合、引上げ方
向に垂直な凹凸の波長は超音波発生装置16の位置、明
音波の周波数、および帯状シリコン結晶21の引上速度
によって決定される。引上速度25m/分で、凹凸の波
長を20μmとするためには、超音波の周波数30k 
Hz 、超音波発生IA置18の位置は揺れ防止板16
の上端から、85#が適当であった。この時の凹凸の振
幅は約9μmであった。また、凹凸の波長を2μmにす
ることも可能であった。引上げ方向に並行な方向の凹凸
の波長はダイ先端に付けられた溝19の波長に従った。
揺れ防止板16があるために大きな波長および振幅を持
った揺れは従前通り認められなかった。
この様にして、表面に凹凸を付けた帯状シリコン結晶2
1で太陽電池を作成した。表面に反射を押える工夫をし
ていない太陽電池に比較して、今回作成した太陽電池の
効率は約20%改善された。
また、同時に作成した反射防止膜を付けた太陽電池効率
は、約20%の向上があり、異方性エツチングにより表
面に凹凸を付けたものは、ばらつきが大きく平均すると
約24%の向上が見られた。
また、固液界面17における微振動は、帯状シリコン結
晶21がダイ20に固着する回数を下げる効果があった
。全く同じ装置にして、超音波発生装置18を作動させ
ない場合、連続成長時間の平均が3時間15分であった
が、作動させた場合平均5時間40分であった。
以上説明した実施例に見られるように、本発明の方法に
より、太陽電池品質を落とすことなく太陽電池作成の表
面反射防止工程を省略することができる。従って、この
工程に要する時間、装置、材料費などを省くことができ
る。また、連続成長特開を約70%上げたことによって
生産性は、約20%向上した。これらは太陽電池開発の
大きな目標である価格を下げる点に太き(貢献すること
は、明白である。
[発明の効果] 以上述ぺたように本発明によれば、帯状シリコン結晶の
成長時に、表面にピラミッド状の凹凸を形成することが
でき、太陽電池作成工程のうち表面反射を防止するため
の工程を省くことができるにもかかわらず、太陽電池変
換効率は従前通りに維持することができ、しかも、固液
界面の振動のためにダイから固液界面までの相対的な距
離が増加して、ダイと帯状シリコン結晶との固着を防止
できるために、成長歩留りの向上ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の模式図、第2図(a)、(
b)は第1図に使用したダイの先端部の一例を示す正面
図、平面図、第3図は従来方法による帯状シリコン結晶
を成長させている状態の模式図、第4図は第3図に示し
た従来方法に使用したダイの斜視図である。 11・・・シリコン融液、12・・・石英ガラス製るつ
ぼ、15a、15b・・・引上駆動部、16a、16b
・・・揺れ防止板、17・・・固液界面、18a、18
b・・・超音波発生装置、19・・・溝、20a 、2
0b・・・キャピラリ・ダイ、21・・・帯状シリコン
結晶。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第3図 第41!1 第1図 (a)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 成長炉内にシリコン融液を収納したるつぼとスリットを
    有するキャピラリ・ダイを設置し、このキャピラリ・ダ
    イの上方に引上駆動部を配置して帯状シリコン結晶を引
    上げる帯状シリコン結晶の製造方法において、前記引上
    駆動部の下位に帯状シリコン結晶に接触して微振動発生
    装置を設け、かつキャピラリ・ダイ先端部に一定間隔の
    溝を設けることを特徴とする帯状シリコン結晶の製造方
    法。
JP22920584A 1984-10-31 1984-10-31 帯状シリコン結晶の製造方法 Pending JPS61106489A (ja)

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JP22920584A JPS61106489A (ja) 1984-10-31 1984-10-31 帯状シリコン結晶の製造方法

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JPS61106489A true JPS61106489A (ja) 1986-05-24

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ID=16888462

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JP (1) JPS61106489A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5173270A (en) * 1987-04-09 1992-12-22 Mitsubishi Materials Corporation Monocrystal rod pulled from a melt
US6325852B1 (en) * 1997-10-10 2001-12-04 Commissariat A L'energie Atomique Die for shaped crystal growth from a molten bath

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5173270A (en) * 1987-04-09 1992-12-22 Mitsubishi Materials Corporation Monocrystal rod pulled from a melt
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