JPS6110470Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6110470Y2 JPS6110470Y2 JP1977070320U JP7032077U JPS6110470Y2 JP S6110470 Y2 JPS6110470 Y2 JP S6110470Y2 JP 1977070320 U JP1977070320 U JP 1977070320U JP 7032077 U JP7032077 U JP 7032077U JP S6110470 Y2 JPS6110470 Y2 JP S6110470Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- linear motor
- iron core
- fixed
- rod
- brake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 17
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 5
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005281 excited state Effects 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Linear Motors (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は特にロツド形リニアモータにおいて、
ブレーキ保持力をもたらすためのブレーキ装置に
関するものである。
ブレーキ保持力をもたらすためのブレーキ装置に
関するものである。
近年ロツド形リニアモータは複雑な機構なしに
直線運動が可能であることに関連して、自動ド
ア、カーテンその他各種の駆動用アクチエータと
して広く応用されている。しかるにこの種のリニ
アモータは逆相制動に基づいて強力なる制動力が
期待されるにしてもリニアモータ自身ではブレー
キ保持力を有していないことから正確なる位置決
めを要求される装置への応用ができない欠点があ
つた。即ち、例えば上下制御を要求する装置で、
リニアモータ本体を途中にて位置決めして停止さ
せる装置、あるいは直線運動に際して途中いくつ
かの地点で正確なる位置決めを要求する装置には
実用に供し得ない欠点があつた。
直線運動が可能であることに関連して、自動ド
ア、カーテンその他各種の駆動用アクチエータと
して広く応用されている。しかるにこの種のリニ
アモータは逆相制動に基づいて強力なる制動力が
期待されるにしてもリニアモータ自身ではブレー
キ保持力を有していないことから正確なる位置決
めを要求される装置への応用ができない欠点があ
つた。即ち、例えば上下制御を要求する装置で、
リニアモータ本体を途中にて位置決めして停止さ
せる装置、あるいは直線運動に際して途中いくつ
かの地点で正確なる位置決めを要求する装置には
実用に供し得ない欠点があつた。
本考案の目的はリニアモータの移動磁界発生用
本体にごく簡単な構造をなす機械的な制動力を与
えるブレーキ装置を固定することにより、リニア
モータにブレーキ保持力をもたらし、リニアモー
タの正確なる位置決めを得ることにある。
本体にごく簡単な構造をなす機械的な制動力を与
えるブレーキ装置を固定することにより、リニア
モータにブレーキ保持力をもたらし、リニアモー
タの正確なる位置決めを得ることにある。
以下、図示する実施例について具体的に説明す
る。第1図は本考案に係るブレーキ装置の断面
図、第2図は第1図のA−A′矢視図で、各図に
おいて、1は円筒形リニアモータ本体で、その移
動磁界発生面には若干の空隙G1を介して2次導
体としてのロツド2が配置されている。3はブレ
ーキ装置用支持枠で、ボルト4によつて上記リニ
アモータ本体1の側面に固定されている。5はブ
レーキ用固定鉄心で、ビス6によつて支持枠3に
固定される。そしてこの固定鉄心5にはばね収納
用凹嵌部5a及びコイル収納用凹嵌部5bが形成
され、ロツド2の周囲に若干の空隙を有してほぼ
均等な距離を隔てて4個設けられている。7は可
動鉄心で、固定鉄心5に形成したばね収納用凹嵌
部5a及びコイル収納用凹嵌部5bに対向してそ
れぞればね収納用凹嵌部7a、及びコイル収納用
凹嵌部7bを形成している。8はばねで、上記可
動鉄心7及び固定鉄心5それぞれに形成した凹嵌
部7a,5b間に収納され、固定鉄心5及び可動
鉄心7を一定間隔Gを有して両鉄心を連結し、か
つ固定鉄心5及び可動鉄心7との間に生ずる磁気
吸引力によつて圧縮される。9はコイルで上記固
定鉄心5及び可動鉄心7に形成した相対向する凹
嵌部5b,7bに収納されている。10はブレー
キシユーで、腕11に保持され、当該腕11は可
動鉄心7の外方端部においてビス12で固定さ
れ、上記コイル9が励磁され、可動・固定両鉄心
5,7が磁気吸引力を受け、両鉄心間の空隙Gが
0又はそれに近い状態になつた際にブレーキシユ
ー10とロツド2が圧接され、リニアモータ本体
1は停止する。
る。第1図は本考案に係るブレーキ装置の断面
図、第2図は第1図のA−A′矢視図で、各図に
おいて、1は円筒形リニアモータ本体で、その移
動磁界発生面には若干の空隙G1を介して2次導
体としてのロツド2が配置されている。3はブレ
ーキ装置用支持枠で、ボルト4によつて上記リニ
アモータ本体1の側面に固定されている。5はブ
レーキ用固定鉄心で、ビス6によつて支持枠3に
固定される。そしてこの固定鉄心5にはばね収納
用凹嵌部5a及びコイル収納用凹嵌部5bが形成
され、ロツド2の周囲に若干の空隙を有してほぼ
均等な距離を隔てて4個設けられている。7は可
動鉄心で、固定鉄心5に形成したばね収納用凹嵌
部5a及びコイル収納用凹嵌部5bに対向してそ
れぞればね収納用凹嵌部7a、及びコイル収納用
凹嵌部7bを形成している。8はばねで、上記可
動鉄心7及び固定鉄心5それぞれに形成した凹嵌
部7a,5b間に収納され、固定鉄心5及び可動
鉄心7を一定間隔Gを有して両鉄心を連結し、か
つ固定鉄心5及び可動鉄心7との間に生ずる磁気
吸引力によつて圧縮される。9はコイルで上記固
定鉄心5及び可動鉄心7に形成した相対向する凹
嵌部5b,7bに収納されている。10はブレー
キシユーで、腕11に保持され、当該腕11は可
動鉄心7の外方端部においてビス12で固定さ
れ、上記コイル9が励磁され、可動・固定両鉄心
5,7が磁気吸引力を受け、両鉄心間の空隙Gが
0又はそれに近い状態になつた際にブレーキシユ
ー10とロツド2が圧接され、リニアモータ本体
1は停止する。
上記実施例の構成において、リニアモータ本体
1に移動磁界発生用交流を供給すると同時にコイ
ル9を無励磁状態にしておくと、可動鉄心7は、
ばね8の復元力に基づいて空隙Gが両鉄心5,7
間に生じてブレーキ作用が停止する。これと同時
にリニアモータ本体1はロツド2との相対位置を
変化させるべき推力を得て移動するに至る。次に
コイル9を励磁すると、固定子鉄心5及び可動鉄
心7との間に磁気吸引力が発生し、この磁気吸引
力が上記ばね8の復元力に勝り、ブレーキシユー
10がロツド2に圧接されリニアモータ本体1は
ロツド2の特定の位置にて停止する。このコイル
9への電力はリニアモータ本体1への電力を共用
してもよく、また、リニアモータ本体への電力と
は別に独立した電線によつて供給するようにする
ことも可能である。また、コイル9への励磁方式
としては交流、直流いずれでもよく全く同様の作
用をもたらすものである。
1に移動磁界発生用交流を供給すると同時にコイ
ル9を無励磁状態にしておくと、可動鉄心7は、
ばね8の復元力に基づいて空隙Gが両鉄心5,7
間に生じてブレーキ作用が停止する。これと同時
にリニアモータ本体1はロツド2との相対位置を
変化させるべき推力を得て移動するに至る。次に
コイル9を励磁すると、固定子鉄心5及び可動鉄
心7との間に磁気吸引力が発生し、この磁気吸引
力が上記ばね8の復元力に勝り、ブレーキシユー
10がロツド2に圧接されリニアモータ本体1は
ロツド2の特定の位置にて停止する。このコイル
9への電力はリニアモータ本体1への電力を共用
してもよく、また、リニアモータ本体への電力と
は別に独立した電線によつて供給するようにする
ことも可能である。また、コイル9への励磁方式
としては交流、直流いずれでもよく全く同様の作
用をもたらすものである。
なお、上記実施例においてはリニアモータ用ロ
ツド2が固定され、リニアモータ本体1が可動の
構成を示したが、リニアモータ本体1が固定し、
ロツド2が直線運動させるようにしてもよい。
ツド2が固定され、リニアモータ本体1が可動の
構成を示したが、リニアモータ本体1が固定し、
ロツド2が直線運動させるようにしてもよい。
以上述べたように本考案に係るリニアモータの
ブレーキ装置はコイルに与える磁気吸引力に基づ
いて可動鉄心と同時に動作するブレーキシユーを
リニアモータ用ロツド2の表面に圧接する力をも
たらし、上記磁気吸引力の消失した際のばねの復
元力に基づいて上記ブレーキシユー10をロツド
2の表面から離間せしめ、リニアモータ本体1の
ロツド2に対するブレーキ作用は消失するように
したものである。このような構成に基づいて、従
来制動力は逆相電力に基づいて得られるも一定時
間継続してブレーキ作用を維持できない欠点を除
去し、任意の位置にてブレーキ保持力を有せしめ
る特長をリニアモータに有せしめることができ
る。これによつて従来上下制御によりリニアモー
タ本体の自重を保持するブレーキ保持力乃至リニ
アモータ移動範囲におけるいくつかの中間点での
正確なる位置決めが可能となる実利を有する。
ブレーキ装置はコイルに与える磁気吸引力に基づ
いて可動鉄心と同時に動作するブレーキシユーを
リニアモータ用ロツド2の表面に圧接する力をも
たらし、上記磁気吸引力の消失した際のばねの復
元力に基づいて上記ブレーキシユー10をロツド
2の表面から離間せしめ、リニアモータ本体1の
ロツド2に対するブレーキ作用は消失するように
したものである。このような構成に基づいて、従
来制動力は逆相電力に基づいて得られるも一定時
間継続してブレーキ作用を維持できない欠点を除
去し、任意の位置にてブレーキ保持力を有せしめ
る特長をリニアモータに有せしめることができ
る。これによつて従来上下制御によりリニアモー
タ本体の自重を保持するブレーキ保持力乃至リニ
アモータ移動範囲におけるいくつかの中間点での
正確なる位置決めが可能となる実利を有する。
第1図は本考案に係るリニアモータのブレーキ
装置の断面図、第2図は第1図のA−A′断面図
である。 1……リニアモータ本体、2……リニアモータ
用ロツド、3……支持枠、5……固定鉄心、7…
…可動鉄心、8……コイル、9……励磁コイル、
10……ブレーキシユー。
装置の断面図、第2図は第1図のA−A′断面図
である。 1……リニアモータ本体、2……リニアモータ
用ロツド、3……支持枠、5……固定鉄心、7…
…可動鉄心、8……コイル、9……励磁コイル、
10……ブレーキシユー。
Claims (1)
- 移動磁界を発生するリニアモータ本体の側面に
1円周上に沿つて複数の固定鉄心を適当間隔を有
して固定し、各固定鉄心の外方にばねによつて支
持された径方向に移動可能の複数の可動鉄心を備
え、上記固定鉄心と可動鉄心との間に磁気吸引力
をもたらす励磁コイルを有し、ブレーキシユーを
上記励磁コイルに励磁電流を通じた際のみにリニ
アモータ用ロツドに圧接するように可動鉄心に取
付けるようにしたことを特徴とするリニアモータ
のブレーキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977070320U JPS6110470Y2 (ja) | 1977-05-30 | 1977-05-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977070320U JPS6110470Y2 (ja) | 1977-05-30 | 1977-05-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53163508U JPS53163508U (ja) | 1978-12-21 |
JPS6110470Y2 true JPS6110470Y2 (ja) | 1986-04-03 |
Family
ID=28980000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977070320U Expired JPS6110470Y2 (ja) | 1977-05-30 | 1977-05-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6110470Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-05-30 JP JP1977070320U patent/JPS6110470Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53163508U (ja) | 1978-12-21 |
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