JPS61104507A - 強化プラスチツク鎧装ケ−ブルの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は例えば海底ケーブル々どに使用するケーブルの
鎧装線として強化プラスチックを用いた鎧装ケーブルの
製造方法の改良に関するものである。

（ロ）従来の技術 鎧装ケーブルとして硬化した強化プラスチック線条体（
強化プラスチックとは、ガラス繊維。

カーボン繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維等の
無機もしくは有機繊維体に不飽和ポリエステル樹脂、エ
ポキシ樹脂、シリコン樹脂等の樹脂を含浸し硬化した繊
維強化樹脂体をいう。）の複数条をケーブル上に巻回し
て鎧装を施すことは既に知られている。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 しかし、このように既に硬化された強化プラスチック線
条体で鎧装を施すときは、強化プラスデックの弾性率が
比較的高いために、該線条体にストレスがかかった状態
で巻回保持されることになシ、ストレスクランキングが
生じ断線等の事故に）問題点を解決するだめの手段 本発明は以上の欠点を解消した改良された鎧装ケーブル
の製造方法を提供するもので、ガラス繊維、カーボン繊
維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維等の無機もしく
は有機繊維体に電子線。

γ線、紫外線等の電離放射線の照射によシ硬化する樹脂
を含浸した未硬化あるいは半硬化の状態にある強化プラ
スチック線条体の上に接着等防止用保護層を施した鎧装
線をケーブルの外周に巻回した後、該ケーブルに電離放
射線の照射を施し、上記強化プラスチック線条体を硬化
させることを特徴とするものである。

（ホ）実施例 図面は本発明の方法によシ得られた鎧装ケーブルの横断
面図で、■は通信用あるいは電力用のケーブル本体、２
は強化プラスチック鎧装線で１、ｉ：’ａは強化プラス
チック線条体、４は接着防止用保１０パ □゛護層でセロファン、テトロン等のテープあるいはナ
イロン等の押出被覆層を示している。

論戦 ヅ次に本発明の製造方法を説明すると、従来と同様に製
造したケーブル本体の上に、未硬化または半硬化の強化
プラスチック線条体３の上にセロファンテープ、テトロ
ンテープ等のテープ類を縦添えするか、またはナイロン
等を押出被覆した鎧装線２の複数条を巻回し、これに続
いて、あるいは別工程で該ケーブルに電離放射線の照射
を施し、前記の未硬化まだは半硬化の強化プラスチック
線条体３を完全に硬化させる。鎧装線２の上にさらに保
護層を設けたりすることは従来と同様である。

（ハ）発明の効果 従来はガラス繊維等に不飽和ポリエステル樹脂等を含浸
し、あらかじめ硬化した弾性ある線状体 昏であったため、ケーブル鎧装線として使用する時、曲
げ応力を加えて巻付けねば々らない。このため強化プラ
スチック線状体にはストレスが残留７する。

として巻付けても、巻付は応力が発生しない。このため
巻付は後合成樹脂を完全に硬化すれば線状態にはストレ
スが残らず、内部応力によるクラック等の発生が無いの
で、鎧装線にクラックを生ずることがなく、長期寿命を
保証することができる。

未硬化または半硬化の強化プラスチック線条体の上にセ
ロファンテープ、テトロンテープ等の保護層を施しであ
るので、ケーブル本体の上に該線条を巻回するに際し該
線条体間でプラスチックが融着したシ、変形したりする
ことを防止する効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の製造方法によシ得られた鎧装ケーブルの
横断面図で、■はケーブル本体、２は鎧装線で、３は強
化プラスチック線条体、４は接着等防止用保護層を示す
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）未硬化あるいは半硬化の状態にある強化プラスチ
   ック線状体の上に接着等防止用保護層を施した鎧装線を
   ケーブルの外周に巻回した後、該ケーブルに電子線、γ
   線、紫外線等の電離放射線の照射を施し、上記強化プラ
   スチック線状体を硬化させることを特徴とする強化プラ
   スチック鎧装ケーブルの製造方法。