JPS6110431Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6110431Y2 JPS6110431Y2 JP15165979U JP15165979U JPS6110431Y2 JP S6110431 Y2 JPS6110431 Y2 JP S6110431Y2 JP 15165979 U JP15165979 U JP 15165979U JP 15165979 U JP15165979 U JP 15165979U JP S6110431 Y2 JPS6110431 Y2 JP S6110431Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- conductor
- fire
- wires
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 21
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 claims description 8
- 239000010949 copper Substances 0.000 claims description 8
- 230000035515 penetration Effects 0.000 claims description 8
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 5
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 5
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 11
- 239000000463 material Substances 0.000 description 10
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 description 7
- 238000004079 fireproofing Methods 0.000 description 6
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 5
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 4
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 3
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000011491 glass wool Substances 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229910010272 inorganic material Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011147 inorganic material Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 239000011253 protective coating Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は壁又は床の貫通部を有する屋内電線路
の防災構造に関する。
の防災構造に関する。
屋内の電線路において、例えば、電線が床を貫
通する場合、電線を通じて、火災源の階から上、
下の階に延焼するのを防止するため床に設けた電
線挿通孔の内周と電線外周との間に、グラスウー
ル等の耐熱性無機材料を充填したり、火災時の熱
により発泡して炭化層を形成して断熱効果を奏す
る発泡性防火材を充填したり、或は、これらを組
合せて使用したりすることにより、防火貫通部を
構成することが一般に採用されている。
通する場合、電線を通じて、火災源の階から上、
下の階に延焼するのを防止するため床に設けた電
線挿通孔の内周と電線外周との間に、グラスウー
ル等の耐熱性無機材料を充填したり、火災時の熱
により発泡して炭化層を形成して断熱効果を奏す
る発泡性防火材を充填したり、或は、これらを組
合せて使用したりすることにより、防火貫通部を
構成することが一般に採用されている。
しかしながら、太い銅導体、例えば、325mm2以
上の銅導体上にゴム或はプラスチツクを被覆した
電線を用いると導体の熱伝達がきわめて大きいた
め火災発生時、導体を通じて貫通部を越えて大量
に熱が伝達され、非火災側の電線の被覆層が加熱
されて該被覆層から煙が発生したり、最悪の場合
発火するという事態も発生するという問題を有す
ることがわかつた。これは被覆層のゴム,プラス
チツク材料が表面温度が300〜400℃以上で発煙し
始め、400〜500℃以上で発火するためである。被
覆層の厚さ、材質、中心導体のサイズにもよる
が、中心導体が400〜800℃以上になると、被覆層
の表面温度は上記のようになり発煙、発火し始め
る。
上の銅導体上にゴム或はプラスチツクを被覆した
電線を用いると導体の熱伝達がきわめて大きいた
め火災発生時、導体を通じて貫通部を越えて大量
に熱が伝達され、非火災側の電線の被覆層が加熱
されて該被覆層から煙が発生したり、最悪の場合
発火するという事態も発生するという問題を有す
ることがわかつた。これは被覆層のゴム,プラス
チツク材料が表面温度が300〜400℃以上で発煙し
始め、400〜500℃以上で発火するためである。被
覆層の厚さ、材質、中心導体のサイズにもよる
が、中心導体が400〜800℃以上になると、被覆層
の表面温度は上記のようになり発煙、発火し始め
る。
本考案は上記の問題に鑑み案出したものであ
り、床又は壁の貫通部を有する銅導体屋内電線路
において、電線路の少くとも該貫通部には融点が
400〜800℃である導体部分を用い火災発生時、非
火災時側の電線被覆層が発煙或は発火する前に電
線路を断絶させてしまうことを特徴とする。
り、床又は壁の貫通部を有する銅導体屋内電線路
において、電線路の少くとも該貫通部には融点が
400〜800℃である導体部分を用い火災発生時、非
火災時側の電線被覆層が発煙或は発火する前に電
線路を断絶させてしまうことを特徴とする。
第1図に本考案の一実施例を示す。図におい
て、1は床、2は床に設けた電線貫通孔、3及び
4はそれぞれ上階及び下階の被覆電線であり3
1,41は銅導体、32,42はプラスチツク絶
縁被覆層、33,43はプラスチツク保護被覆層
である。5は融点が400〜800℃である導体部分で
ある。本実施例においては、床貫通部分に電線接
続部分がくるように配線しアルミ製のスリーブを
用いて上、下の銅導体31,41の端部を圧縮接
続している。スリーブの内面には銅導体との界面
状態を良くするため、銅メツキを施す。6は導体
接続後絶縁テープを巻回して形成した絶縁層であ
る。7は電線挿通孔7の内周と絶縁層6の外周に
形成した防火層であり、71はグラスウール層、
72,73は発泡防火材層である。本考案におい
て、導体部分5の材料としては融点が400〜800℃
の導電材料であれば良いわけであるが、例えば純
アルミ或はアルミ合金を使用することができる。
て、1は床、2は床に設けた電線貫通孔、3及び
4はそれぞれ上階及び下階の被覆電線であり3
1,41は銅導体、32,42はプラスチツク絶
縁被覆層、33,43はプラスチツク保護被覆層
である。5は融点が400〜800℃である導体部分で
ある。本実施例においては、床貫通部分に電線接
続部分がくるように配線しアルミ製のスリーブを
用いて上、下の銅導体31,41の端部を圧縮接
続している。スリーブの内面には銅導体との界面
状態を良くするため、銅メツキを施す。6は導体
接続後絶縁テープを巻回して形成した絶縁層であ
る。7は電線挿通孔7の内周と絶縁層6の外周に
形成した防火層であり、71はグラスウール層、
72,73は発泡防火材層である。本考案におい
て、導体部分5の材料としては融点が400〜800℃
の導電材料であれば良いわけであるが、例えば純
アルミ或はアルミ合金を使用することができる。
本考案の電線路は上記のような構造を有するた
め、例えば下階で火災が発生した場合、電線の導
体41が導体部分5の融点以上の温度となつた場
合、導体部分5が溶け出し、下階の電線4は落下
してしまい、上階の電線と断絶してしまうため、
導体を通じて下階から上階への熱伝達がなくな
り、従つて、上階の電線3が発煙発火することも
なく、電線を通じての延焼は防止される。本実施
例においては、防火層7に発泡性防火材層72,
73を設けているため、下階の電線4が落下して
も、発泡防火材が発泡して電線挿通孔2を閉塞し
てしまうので、電線落下後も延焼は防止される。
発泡性防火材としては例えば、本考案者らが発明
し、特願昭50−31282号において出願した「発泡
性の防火組成物」を用いれば良い。
め、例えば下階で火災が発生した場合、電線の導
体41が導体部分5の融点以上の温度となつた場
合、導体部分5が溶け出し、下階の電線4は落下
してしまい、上階の電線と断絶してしまうため、
導体を通じて下階から上階への熱伝達がなくな
り、従つて、上階の電線3が発煙発火することも
なく、電線を通じての延焼は防止される。本実施
例においては、防火層7に発泡性防火材層72,
73を設けているため、下階の電線4が落下して
も、発泡防火材が発泡して電線挿通孔2を閉塞し
てしまうので、電線落下後も延焼は防止される。
発泡性防火材としては例えば、本考案者らが発明
し、特願昭50−31282号において出願した「発泡
性の防火組成物」を用いれば良い。
なお、導体部分5の構造は、実施例のようなス
リーブ形状にこだわらず、要は火災発生時400〜
800℃の温度で溶け始め壁又は床の両側の電線を
断絶してしまうような構造であれば良い。
リーブ形状にこだわらず、要は火災発生時400〜
800℃の温度で溶け始め壁又は床の両側の電線を
断絶してしまうような構造であれば良い。
第1図は、本考案の電線路の一実施例であり図
において、1は床、2は電線挿通孔、3,4は被
覆電線、5はスリーブ、6は絶縁層、7は防火層
である。
において、1は床、2は電線挿通孔、3,4は被
覆電線、5はスリーブ、6は絶縁層、7は防火層
である。
Claims (1)
- 床又は壁の貫通部を有する銅導体屋内電線路に
おいて、電線路の少くとも該貫通部には融点が
400〜800℃である導体部分を用いたことを特徴と
する屋内電線路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15165979U JPS6110431Y2 (ja) | 1979-10-31 | 1979-10-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15165979U JPS6110431Y2 (ja) | 1979-10-31 | 1979-10-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5667836U JPS5667836U (ja) | 1981-06-05 |
JPS6110431Y2 true JPS6110431Y2 (ja) | 1986-04-03 |
Family
ID=29382616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15165979U Expired JPS6110431Y2 (ja) | 1979-10-31 | 1979-10-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6110431Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-31 JP JP15165979U patent/JPS6110431Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5667836U (ja) | 1981-06-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR20120002817A (ko) | 내화 케이블 | |
JPS607011A (ja) | 熱膨張する耐火保護シースおよびその形成方法 | |
JP3120941B2 (ja) | 耐火電線 | |
CN207833976U (zh) | 一种舰船用高强抑烟耐高温电力电缆 | |
CN110416936A (zh) | 一种防火防爆隔热毯、电缆、电缆接头及电缆铺设结构 | |
JPS6110431Y2 (ja) | ||
JP4057308B2 (ja) | 難燃性複合長尺体 | |
JPS598003B2 (ja) | 耐火電線 | |
CN205595110U (zh) | 一种径向阻水型柔性防火电缆 | |
JP2001135159A (ja) | ノンハロゲン難燃樹脂被覆電線 | |
CN206806060U (zh) | 一种耐高温型无毒电缆 | |
CN210896727U (zh) | 一种矿物绝缘防火电缆 | |
CN215342010U (zh) | 一种辐照交联低烟无卤阻燃高载流家装线 | |
JPS6070604A (ja) | 高圧耐火ケ−ブル | |
JPS6313616Y2 (ja) | ||
CN212010495U (zh) | 一种燃烧性能等级b1级电缆 | |
CN209766100U (zh) | 一种环保型陶瓷型防火电缆 | |
CN216849426U (zh) | 一种防火隔热电缆 | |
JPH0724740Y2 (ja) | 発泡性耐火ケーブル及び発泡性樹脂組成テープ | |
CN210325244U (zh) | 一种环保低烟无卤耐火电缆 | |
JPS6336127U (ja) | ||
CN217485132U (zh) | 一种具有预警功能的高耐火性能电缆 | |
JP2795494B2 (ja) | 合成樹脂可撓電線管の防火区画貫通部における防火措置構造 | |
CN214043190U (zh) | 一种木质建筑用新型防火电线 | |
JP2604859Y2 (ja) | 耐火性絶縁ケーブル |