JPS61101525A - 封止用樹脂組成物 - Google Patents

封止用樹脂組成物

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JPS61101525A
JPS61101525A JP22305984A JP22305984A JPS61101525A JP S61101525 A JPS61101525 A JP S61101525A JP 22305984 A JP22305984 A JP 22305984A JP 22305984 A JP22305984 A JP 22305984A JP S61101525 A JPS61101525 A JP S61101525A
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JP
Japan
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resin composition
resin
sealing resin
glucoside
inorganic filler
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Application number
JP22305984A
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Tsutomu Nagata
勉 永田
Masayuki Kochiyama
河内山 誠幸
Takeshi Ono
猛 大野
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Kyocera Chemical Corp
Original Assignee
Toshiba Chemical Corp
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Publication date
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、樹脂パリの発生が少なく、かつ流動性に優れ
た封止用樹脂組成物に関する。
[発明の技術的前案とその問題点] 現在、ダイオード、トランジスタ、集積回路等の半導体
素子を封止する方法として、エポキシ樹脂やシリコーン
樹脂を用いた低圧トランスファ7−成形による樹脂封止
が一般的に行われでいる。
この理由として、(1)封止用樹脂の改良やパッシベー
ション技術の進歩によって信頼性が向上したこと、(2
)材料費が比較的安いこと、そして(3)量産性が良い
ことがある。 ところが、低圧トランスファー成形によ
る量産メリットを出7ためには、成形1ショット当りの
製品の取り数を多くすることが必要であり、近年、成形
鳴と金望はますます大形化、多数個取りを指向するよう
になってきている。
成形金型等の大形化に伴い、封止用樹脂に対する要求も
一段と厳しくなり、例えば(1)流動性が良く未充填部
分がないこと(2)溶融粘度が1八くボンディングワイ
17の変形がないこと(3)リードフレームに発生する
樹脂パリが少ないこと等。
成形性に関して問題の全くないことが要求されるように
なってきた。
ところが封止用樹脂組成物の流fh性や溶R1:粘度+
、L、リードフレームや金型の接合面に発生する樹脂パ
リの川と相反づる傾向がある。 例えば、樹脂量を増や
したり、低粘度の樹脂を用いたりすると流動性は良くな
る。 しかし、流動性がよくなればなるほど樹脂パリの
発生は多くなり、このためリードフレーム等に発生する
パリ取りに手間がかかったり、金型に付着したパリは金
型の精度を悪くする欠点がある。 一方樹脂パリは、前
)ホの方法と逆の方法を用いたり、無機質充填材の粒度
分布を考慮することによって、ある程度まで抑えること
ができる。 しかし、樹脂パリの発生を抑えようとする
と流動性が悪くなり、充填されない部分が発生したり、
溶融粘反の増加に伴なってボンディングワイヤの変形が
生じたりする等の欠点があった。
[発明の目的] 本発明は、上記の欠点を解消するためになされたもので
、その目的は、樹脂パリの発生が少なく、しかも流動性
の優れた封止用樹脂組成物を提供しようとするちのであ
る。
[発明の概要コ 本発明は、上記の目的を達成すべく鋭意研究を車ねた結
果、グルコシド類を添加配合すれば、樹脂パリの発生が
少なくかつ流動性が良好となって、上記目的を達成され
ることを見いだし、本発明に至ったものである。
即ち、本発明は、 (A)エポキシ樹脂 (B)ノボラック型フェノール樹脂 (C)グルコシド類および (D)無機質充填材 を必須成分とし、樹脂組成物に対して前記(D)無機質
充填材を30〜90重量%含有することを特徴とする封
止用樹脂組成物である。
本発明に用いる(A)エポキシ樹脂は、その分子中にエ
ポキシ基を少なくとも2個有する化合物である限り、分
子構造、分子量等に特に制限はなく、一般に使用されて
いるものを広く包含することができる。 例えばビスフ
ェノール型の芳香族系、シクロヘキサン誘導体の等の脂
環族系、さらに次の一般式で示されるエポキシノボラッ
ク系等の樹脂が挙げられる。
(式中、R1は水素原子、ハロゲン原子又はアルキル基
を、R2は水素原子又はアルキル基を、nは1以上の整
数をそれぞれ表す) これらのエポキシ樹脂は1種又は2種以上混合して用い
ることができる。
本発明に用いる(B)ノボラック型フェノール樹脂とし
ては、フェノール、アルキルフェノール等のフェノール
類とホルムアルデヒドあるいはパラホルムアルデヒドを
反応させてlられるノボラック型フェノール樹脂J5よ
びこれらの変性樹脂、例えばエポキシ化もしくはブチル
化ノボラック型フェノール樹脂等が挙げられる。
本発明に用いる(C)グルコシド類としては、アルコー
ルおよびフェノールグルコシド、ニトリルグルコシド、
チオグルコシド、リグニングルコシド等が挙げられ、こ
れらは単独又は2種以上混合して用いられる。 グルコ
シド類の中でも次式で示されるアルキルグルコシド類が
好ん゛で使用される。
(但し式中R= Cn H2n++ 、n = 0以上
の整数を表す) アルキルグルコシドは、グルコース水溶液にアルコール
とHClを加えて温めることにより得られる。 この配
合割合は、樹脂組成物に対して0.01〜15重量%、
好ましくは0.1〜10重蛍%含有することが必要であ
る。 配合量が0.01i1%未満では樹脂パリおよび
流動性の効果がみられず、また15重ω%を超えると樹
脂組成物の耐湿性が低下し好ましくない。 従って上記
範囲に限定される。
本発明に用いる(D)無IjI質充填材としは、シリカ
粉末、アルミナ、三酸化アンチモン、タルク、ff1l
lカルシウム、チタンホワイト、クレー、アスベスト、
マイカ、ベンガラ、ガラス繊維、炭素繊維等が挙げられ
、これらは単独又は2種以上混合して用いられるが、特
にシリカ粉末又はアルミナが好ましい。 無機質充填材
の配合割合は、樹脂組成物に対して30〜90重量%含
有することが必要である。 配合mが30ffl m%
未満あるいは90重量%を超えると成形性が悪く実用に
適さない。
本発明の封止用樹脂組成物は、(A)エポキシ樹脂、(
B)ノボラック型フェノール樹脂、(C)グルコシド類
、(D>無機質充填材を必須成分とするが必要に応じて
、例えば、天然ワックス類、合成ワックス類、直鎖脂肪
酸の金属塩、酸アミド類、エステル類、パラフィン類等
の離型剤、塩素化パラフィン、ブロムトルエン、ヘキサ
ブロムベンゼン、三酸化アンチモン等の難燃剤、カーボ
ンブラック、ベンガラ等の着色剤、シランカップリング
剤、様々の硬化促進剤などを適宜添加配合することがで
きる。
本発明の封止用樹脂組成物を成形材料として製造する場
合の一般的な方法は、前述のエポキシ樹脂、ノボラック
型フェノール樹脂、グルコシド類、無機質充填材その他
を配合し、ミキサー等によって十分均一に混合した後、
更に熱ロールによる溶融混合処理、又はニーダ等による
混合処理を行い、次いで冷却固化させ、所望の大きさに
粉砕して成形材料を製造することができ′る。 そして
この成形材料を電子部品あるいは電気部品の封止、被覆
、絶縁等に適用し、優れた特性と信頼性を付与させるこ
とができる。
−[発明の効果] 本発明の封止用樹脂組成物は、樹脂パリの発生が少なく
、しかも流動性、成形性に優れており、半導体素子等の
封止用として好適なもので、これを用いることによって
量産性のよい信頼性の高い成形品を得ることができる。
[発明の実施例] 次に本発明を実施例により具体的に説明する。
本発明は、実施例により限定されるものではない。 実
施例および比較例でr%」とあるのは「岳9%」を意味
する。
実施例 1 クレゾールノボラックエポキシ樹脂(エポキシ当III
 215) 1Bc)(、、ノボラック型フェノール樹
脂10%、α−グルコシド0.5%、シリカ粉末70%
、および^級脂肪酸エステル1%を常温で混合し、さら
に90〜95℃で混練して冷却した侵、粉砕して成形材
料を得た。 得られた成形材料の粘度、流動性、トラン
スファー成形で成形品を作った場合の樹脂パリの発生、
機械的特性、ガラス転移点、および耐湿性を試験した。
 その結果を第1表に示した。
実施例 2 実施例1のα−グル5シトの代わりにメチル−α−グル
コシド1.0%を配合し、実施例1と同様にして成形材
料を得た。 得られた成形材料およびこれから作られた
成形品についても実施例1と同様に試験を行った。 そ
の結果を第1表に示した。
比較例 クレゾールノボラックエポキシ樹脂(エポキシ当ffl
 215) 18%、ノボラック型フェノール樹脂10
%、シリカ粉末11%、および高級脂肪酸エステル1%
を配合し実施例1と同様にして成形vInを得た。 こ
の成形材料およびこれから作られた成形品について実施
例と同様にして試験を行った。
その結果を第1表に示した。
第1表 :t:l:E〜IM+−1−66に基く*2:10μm
のスリットの溝を流れるパリの長さを測定ニド3 :成
形材料を用いて2本のアルミニウム配線を有する電気部
品を170℃で3分間トランスファー成形し、その後1
80℃で8時間硬化させた。 こうして得た封止電気部
品100個について、120℃の高圧水蒸気中で耐湿試
験を行い、アルミニウム腐食による50%の断線(不良
発生)の起こる時間を評価した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(A)エポキシ樹脂 (B)ノボラック型フェノール樹脂 (C)グルコシド類および (D)無機質充填材 を必須成分とし、樹脂組成物に対して前記 (D)無機質充填材を30〜90重量%含有することを
    特徴とする封止用樹脂組成物。 2 グルコシド類が樹脂組成物に対して0.01〜15
    重量%含有することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の封止用樹脂組成物。
JP22305984A 1984-10-25 1984-10-25 封止用樹脂組成物 Granted JPS61101525A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22305984A JPS61101525A (ja) 1984-10-25 1984-10-25 封止用樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

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JP22305984A JPS61101525A (ja) 1984-10-25 1984-10-25 封止用樹脂組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61101525A true JPS61101525A (ja) 1986-05-20
JPH0449844B2 JPH0449844B2 (ja) 1992-08-12

Family

ID=16792184

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JP22305984A Granted JPS61101525A (ja) 1984-10-25 1984-10-25 封止用樹脂組成物

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JP (1) JPS61101525A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114350045A (zh) * 2021-04-13 2022-04-15 杭州安誉科技有限公司 用于荧光定量pcr仪的耐高温热盖及其成型方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114350045A (zh) * 2021-04-13 2022-04-15 杭州安誉科技有限公司 用于荧光定量pcr仪的耐高温热盖及其成型方法

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Publication number Publication date
JPH0449844B2 (ja) 1992-08-12

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