JPS609895B2 - 自動車用静電植毛製品 - Google Patents

自動車用静電植毛製品

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Publication number
JPS609895B2
JPS609895B2 JP52116644A JP11664477A JPS609895B2 JP S609895 B2 JPS609895 B2 JP S609895B2 JP 52116644 A JP52116644 A JP 52116644A JP 11664477 A JP11664477 A JP 11664477A JP S609895 B2 JPS609895 B2 JP S609895B2
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JP
Japan
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parts
automobiles
electrostatic flocking
rubber
polymer
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JP52116644A
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JPS5450581A (en
Inventor
達也 村知
孝昌 鈴木
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication of JPS609895B2 publication Critical patent/JPS609895B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

Landscapes

  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、自動車用静電植毛製品に関する。
自動車用植毛製品は、植毛製品自体の機能の他に、防音
性、耐候性耐摩耗性等の性能も要求される。従来、静電
植毛製品のゴム基材としては、クロロプレンゴム、スチ
レンーブタジェン共重合ゴム等が用いられてきた。
しかし、これらの合成ゴムは耐候性、耐老化性、耐オゾ
ン性が悪く、近年これらの物性をカバーするEPDMゴ
ム(エチレン−プロピレンージエンターポリマーゴム)
およびEPR(エチレンープロピレンゴム)が自動車用
静電植毛製品の基材として用いられるようになった。し
かし、従来のこれら植毛製品においてはEPDMゴム又
はEPRと植毛用接着剤との密着性が思いため耐摩耗性
については満足すべき性質が得られなかった。このよう
な密着性における欠点の改善をはかるために、従来多く
の処理方法が試みられている。
例えば■ワイヤーブラシ、サンドペーパー等で表面を研
摩する■紫外線照射を行なう■濃硫酸に浸糟する■有機
モノカルポン酸及びリン酸の混合物溶液で処理する■ァ
ルデヒド類で処理する■塩素化ポリプロピレン及びエチ
レンジアミンの混合物を塗装する■ヨウ素化ィソシアネ
ートで処理する■オゾンにさらして表面を酸化させる■
次亜ハロゲン酸アルキルで処理する■ェポキシ樹脂を塗
装する等の方法が知られている。しかしながら、これら
従来の処理方法では■の場合は研摩状態のむらが生じ易
く、かつ粉塵の発生による衛生上の問題があり、また■
の場合は加硫部の劣化を招き■の場合は処理剤の取扱い
に危険を伴ない、■,■,■,■の場合は処理剤が特殊
であり、かつ処理工程が複雑であり、■,■,■の場合
は設備費がかかる等の欠点があった。さらに、これらの
処理を施したとしても必ずしも接着剤とEPDMゴム又
はEPRゴムとの密着性は不十分であった。本発明者等
は、自動車用静電植毛製品の耐摩耗性を向上させるため
に研究を行った結果、本発明に係るゴム基村と接着剤層
との密着力の優れた自動車用静電植毛製品の開発に成功
した。すなわち、本発明は基材に接着剤を塗布し、これ
に短繊維を静電植毛し、次いで接着剤層を硬化せしめて
得られる製品であったその基材として、エチレンープロ
ピレンーターポリマー又は、エチレンープロピレンポリ
マーに、飽和脂肪族環を含有する官能性炭化水素重合体
をブレンドしたゴム組成物を用い、上記の接着剤として
、ポリオールとポリイソシアネートからなる末端にイソ
シアネート基を有する1液型ウレタンプレポリマーを用
いたことを特徴とする耐摩耗性に優れた自動車用静電植
毛製品を提供するものである。
本発明を以下に詳細に説明する。
本発明の静電植毛製品において、その基材として用いる
ゴム組成物は、エチレン−プロピレン−ターボリマー又
はエチレンープロピレンポリマーに、飽和脂肪族環を含
有する官能性炭化水素重合体をブレンドしたゴム組成物
であるが、ここで、飽和脂肪族環を含有する官能性炭化
水素重合体とは、特開昭51−71391号公報に示さ
れる如きものを指し、特に、好ましいものとして共役ジ
ェン化合物とビニル基を有する芳香族化合物との共重合
体の水添により得られる官能基を有する炭化水素重合体
があげられる。
分子量は、通常500〜50000好ましくは1000
〜30000のものである。この官能性炭化水素重合体
は、芳香族環を有する官能性炭化水素重合体を水素添加
触媒の存在下に、水素添加することにより得られるが、
その芳香族環を有する官能性炭化水素重合体は、芳香族
単量体を単独で、もしくは、他のコモノマーと共に常法
に従い、重合させることにより得られる。その代表的な
製造方法の例としては、単量体をもとにして、それを適
当な低分子量重合体になるまで重合させる方法と、高分
子量重合体を酸化分解する方法があげられる。それらの
製法例は、椿公昭37一8190号、特公昭38一34
2号、特公昭42一22048号、特公昭総−5993
号、特公昭40−14747号、特公昭47一3627
3号各公報に記載されている。上記の共役ジェン化合物
の例としては、1,3ーブタジェン、イソプレン、1,
3−ペンタジエン、2,3−ジメチルブタジェン等があ
げられ、上記ビニル基を有する芳香族化合物の例として
は、スチレン、ビニルトルエン、ビニルナフタレン「フ
エニルブタジエン、メチルスチレン〜ジビニルベンゼン
、クマロン、インデン、桂皮酸、ビニルフェノール、ビ
ニル安息香酸等があげられる。これらは単独もしくは混
合物として用いることができる。上記の芳香族環を有す
る官能性炭化水素重合体における芳香族単量体の含有率
はその重合体に対して1〜100重量%、好ましくは5
〜70重量%である。
この芳香族環を有する官能性炭化水素重合体を水添する
方法としては、触媒として、パラジウム、プラチナ、ロ
ジウム、オスミウム、ルテニウム等の貴金属類を単独で
またはカーボン、アルミナ、シリカ・アルミナ「ケィソ
ウ士、炭酸バリウム、炭酸カルシウムの如き担体と共に
、用いて水添する方法(特開昭51一76387号参照
)がある。本発明においていう飽和脂肪族環を含有する
炭化水素重合体は官能基として、ヒドロキシ基、カルボ
キシ基等を有しているが、それら官能基の含有量は重合
体1分子あたり、1個以上好ましく、1.9固以上であ
る。本発明における上記のゴム組成物には、エチルンー
プロピレンーターポリマー又はエチレンープロピレンポ
リマ−の特性を失わしめない範囲の量で、他のゴム成分
、例えば、天然ゴム、スチレン−プタジェン共重合ゴム
(SBR)、ポリブタジェンゴム(BR)、アクリロニ
トリルブタジエン(NBR)、ポリイソプレン(IR)
、クロロプレンゴム(CR)、ブチルゴム(11R)や
他の樹脂成分、例えばポリエチレン(PE)、ポリプロ
ピレン(PP)エチレン−酢ビ共重合体(EVA)など
を含有せしめることができる。
その量は、通常はエチレンープロピレンーターポリマー
又はエチレンプロピレンポリマーの1/a量以下である
。次に、本発明の製品において用いる接着剤は、ポリオ
ールとポリイソシアネートからなる末端にィソシアネー
ト基を有する1液型ウレタンプレポリマーである。
(椿閥昭50一2586菱参照)本発明の製品において
は、そのゴム基材として上記した如き特殊なゴム組成物
が用いられるが、本発明製品におけるそのゴム基材と上
誌ウレタン接着剤との密着性は従来品に比し著し〈陵れ
、耐摩耗性も著しく良好である。本発明の自動車用静電
植毛製品を製造するには、前述の如きゴム組成物を用い
て形成されたゴム基材に前記のウレタン接着剤を塗布し
、ナィロン、ポリエチレンテレフタレート、レーヨン、
木綿等の短繊維を静電植毛し、次いで、熱風中又は水蒸
気中などで接着剤層を硬化させる。
得られた製品には、さらに耐摩耗性を向上させるために
シリコン等を塗布してもよい。以下、実施例および参考
例を掲げ、本発明を具体例により説明する。
例中に記載した摩耗試験の詳細は以下に述べるとおりで
ある。
試験機: KI型摩耗試験 試験条件: 摩耗子 ガラス(厚さ5肌)荷重
3kg 摩擦子サイクル 60回/分摩擦子スト
ローク 145肌試験方法:試料を上記
試験機に取付け、上記の条件下で静電植毛面を摩擦する
密着力試験はハクリ試験(JISD0202)によって
行なった。
実施例 1 1,3ーブタジエン75夕およびスチレン25夕を過酸
化水素水を用いて重合した後、水添した重合物30部、
EPDMIOO部、カーボンブラック67.5部、鉱物
油35部、亜鉛華5部、ステアリン酸1部、加硫促進剤
2.碇部、ィオゥ1.5部のゴム組成物を160ooで
30分間加流した。
それを基材として、それにウレタン接着材を100比p
sの粘度になるように調整して、ロール塗布し、その後
静電植毛し、150qoで18分間ウレタン接着剤を硬
化させて自動車用静電植毛製品を得た。実施例 2 実施例1と同じ水添重合物50部、EPDMIOO部、
カーボンブラック67.5部、鉱物油35部、亜鉛華5
部、ステアリン酸1部、加硫促進剤2.0部、ィオウ1
.5部のゴム組成物を実施例1と同じ条件で加硫したも
のを基村とし、ウレタン接着剤を用いて「実施例1と同
様にして自動車用静電植毛製品を得た。
実施例 3 1,3ーブタジヱン64夕およびスチレン36夕を過酸
化水素水を用いて重合した後、水添した重合物50部、
EPDMIOO部、カーボンブラック67.5部、鉱物
油35部、亜鉛華5部、ステアリン酸1部、加硫促進剤
2.碇都、ィオウ1.5部のゴム組成物を用い、実施例
1と同様にして自動車用静電植毛製品を製造した。
実施例 4 1,3ーブタジエン100夕およびスチレン100夕を
過酸化水素水を用いて重合した後、水添した重合物30
部、EPDMIO礎部、カーボンブラック67.5部、
鉱物油35部、亜鉛華5部、ステアリン酸1部、加硫促
進剤2碇部、ィオウ1.5部のゴム組成物を用いて、実
施例1と同様にして自動車用静電植毛製品を製造した。
実施例 5実施例4で用いた水添重合物50部、EPD
MIOO部、カーボンブラック67.5部、鉱物油35
部、亜鉛華5部、ステアリン酸1部、加硫促進剤2.0
部、ィオウ1.5部のゴム組成物を用いて、実施例1と
同様にして自動車用静電植毛製品を製造した。
実施例 6実施例4で用いた水添重合物10碇部、EP
DMIOO部、カーボンブラック67.5部、鉱物油3
5部、亜鉛華5部、ステァリン酸1部、加硫促進剤2部
、ィオウ1.5部のゴム組成物を実施例1と同様にして
自動車用静電植毛製品を製造した。
参考例 1 ポリエチレンアジベート(分子量約2000)50部、
EPDMIO碇都、カーボンブラック67.5部、鉱物
油35部、亜鉛華5部、ステアリン酸1部、加硫促進剤
2.0部、ィオウ1.5部のゴム組成物を用いて、実施
例1と同様にして自動車用静電植毛製品を製造した。
参考例 2 ポリエチレンオキシドグリコール(分子量約4000)
50部、EPDMIOO部、カーボンブラック67.5
部、鉱物油35部、亜鉛華5部、ステアリン酸1部、加
稀促進剤2部、ィオウ1.5部のゴム組成物を用いて、
実施例1と同様にして自動車用静電植毛製品を製造した
参考例 3 ポリプロピレンオキシドグリコール(分子量約2000
)50部、EPDMIOO部、カーボンブラック67.
5部、鉱物油35部、亜鉛華5部、ステアリン酸1部、
加硫促進剤2.の部、ィオゥ1.5部のゴム組成物を用
いて実施例1と同様にして自動車用静電植毛製品を製造
した。
以上の実施例1〜6及び参考例1〜3により製造した製
品の物性試験結果を別表−1に示す。
この試験結果から、本発明の静電植毛製品がゴム基材と
ウレタン接着剤との間に優れた密着性を有し、耐摩耗性
が対照品に比べて著しく良好であることがわかる。別表
−1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基材に接着剤を塗布し、これに短繊維を静電植毛し
    、次いで接着剤層を硬化せしめて得られる自動車用静電
    植毛製品において、その基材としてエチレン−プロピレ
    ン−ターポリマー又はエチレン−プロピレンポリマーに
    、飽和脂肪族環を含有する官能性炭化水素系重合体をブ
    レンドしたゴム組成物を用い、上記の接着剤として、ポ
    リオールとポリイソシアネートからなる末端にイソシア
    ネート基を有する1液型ウレタンプレポリマーを用いた
    ことを特徴とする自動車用静電植毛製品。
JP52116644A 1977-09-30 1977-09-30 自動車用静電植毛製品 Expired JPS609895B2 (ja)

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JPS5450581A JPS5450581A (en) 1979-04-20
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US5185402A (en) * 1990-11-26 1993-02-09 Lord Corporation Flock adhesive
AT402182B (de) * 1994-07-06 1997-02-25 Semperit Ag Seitenwand eines fahrzeugreifens

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