JPS609834B2 - ミシンの上送り装置 - Google Patents

ミシンの上送り装置

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JPS609834B2
JPS609834B2 JP5653180A JP5653180A JPS609834B2 JP S609834 B2 JPS609834 B2 JP S609834B2 JP 5653180 A JP5653180 A JP 5653180A JP 5653180 A JP5653180 A JP 5653180A JP S609834 B2 JPS609834 B2 JP S609834B2
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JP
Japan
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upper feed
support
feed dog
presser foot
sewing machine
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JP5653180A
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JPS56152684A (en
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邦広 稲井
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はミシンの上送り装置、特に縫製物を上送り歯と
下送り歯で挟んで布送り作用を行うミシンの上送り装置
に関するものである。
第1図にはミシンの上送り装置の従来例が示されている
図において、ミシンアーム1川こは周知の手段で駆動さ
れる上髄(図示せず)が軸支されており、該上軸は駆動
要素(図示せず)を介して針12を有する針棒14を上
下方向に駆動する。下送り歯16は周知の手段で上軸と
連動し、ベッド18に取付けられた針板20の送り溝2
2内で周知の布送り運動を行う。ミシンアーム10に上
下動可能に支持された押え棒24は弾性体(図示せず)
により下方向に付勢力を与えられ、布押え棒24の下端
に支持された布押え足26はベッド18面に向けて押圧
付勢されている。押え棒24の下端に設けられた支持体
28にはリンク30の一端がピン32によって藤支され
、該リンク30の池端には上送り支持体34がピン35
によって藤支され、更に上送り支持体34の先端には前
記下送り歯16と協働して縫製物36に布送り作用を与
える上送り歯が設けられている。前記上送り歯38が所
望の布送り作用を行なうために、上送り歯38には布送
り方向連動機構及び上下方向連動機構が連結配置されて
いる。布送り方向運動機構はミシンアーム10に固定さ
れた軸40‘こ軸支された上送り水平腕42と、該送り
水平腕42を上送り支持体34に連結するためのりンク
44と、を有し、前記上甑の回転に伴い上送り歯38は
布送り方向連動機構を介して布送り方向の運動を行なう
。一方、上下方向連動機構はミシンアーム101こ固定
された軸46に藤支された上送り上下腕48と、該上送
り腕48の一端に枢着されるリンク50と、該リンク5
0の他端に枢着され中央部を支持体28に固定されたピ
ン52え回動自在に軸支されているベルクランク54と
、を有している。
記上送り歯38の上下運動を行うために上送り支持体3
4のヨーク状幹部56にはピン58に回動自在にロール
体60が鞠支され、ベルクランプ54の自由腕62はロ
ール体60と間隙を隔てて対向配置されている。また、
ヨーク状幹部56の上面の受圧面64には球体66が当
緩されている。押え棒24の下端に設けられた摺動孔6
8にはばね70が挿入され当援ピン72が摺動自在に鉄
入され、押え棒24を下方向に押圧付勢する前記弾性体
の付勢力を有するばね7川こより上送り歯38は当援ピ
ン72〜球体66、受圧面64、ョ−ク状幹部56を介
してピン35を支点に下方向に押圧付勢されている。そ
して前記上軸の回転に伴い上送り歯38は上下方向運動
機構を介して上下方向の運動を行なう。第1図従来例は
以上の構成から成り、以下その作用を説明する。第1図
には上軸の回転により上送り上下腕48が軸46を支点
に反時計方向に回動され、この回動によりリンク50を
介してベルクランク54がピン52を支点として時計方
向に回動し、ベルクランク54の自由腕62がロール体
60と係合していない状態が示されている。従ってこの
状態では上送り支持体34はばね70の付勢力によりピ
ン35を支点に時計方向に回動し、第2図に示されるよ
うに上送り歯38は縫製物36を押圧付勢している。上
軸が回転を続けると、上送り水平腕42は軸40を支点
に時計方向に回動し、この回動によりリンク30はリン
ク44、ピン35を介して連動されピン32を支点に時
計方向に回動される。
従って上送り支持体34の先端に設けられた上送り歯3
8は下送り歯16と協働して縫製物36を押圧挟持しな
がら第2図において矢印で示されるように布送り作用を
行なう。上軸が更に回転を続けると、上送り上下腕48
は軸46を支点に時計方向に回動され、この回動により
ベルクランク54はリンク50を介して連動されピン5
2を支点に反時計方向に回動される。
従ってベルクランク54の先端の自由腕62はロール体
601こ当接いよね70の付勢力に抗して引き上げられ
、それに伴って上送り支持体34はピン35を支点に反
時計方向に回動され、第3図において矢印で示されるよ
うに上送り歯38は縫製物36から離れて上昇する。上
昇後、上軸が更にに回転を続けることにより、上送り水
平軸42は軸40を支点に反時計方向に回し、この回動
によりリンク30はリンク44、ピン35を介して連動
されピン32を支点に反時計万向に回動される。
従って上送り支持体34の先端に設けられた上送り歯3
8は第4図において矢印で示されるように縫製物36か
ら離れた状態で水平復帰運動を行なう。水平復帰運動後
、上軸が更に回転を続けることにより、上送り上下腕4
8は軸46を支点に反時計方向に回動され、この回動に
よりベルクランク54はリンク50を介して蓮勤れピン
52を支点に時計方向に回動される。
従ってベルクランク54の先端の自由腕62とo−ル体
60との係合が連結が解かれ、上送り歯38はばね70
の付勢力によって第5図において矢印で示されるように
再び縫製物36を挟持するように下降する。以上のよう
にして上軸が回転を続けることにより上送り歯32は第
2図〜第5図で示されるようなサイクル運動を繰り返し
行うことになる。縫製終了後、縫製物36をミシンから
取り外し、あるいは新たな縫製物36をミシンに取り付
ける為に手動操作もしくは膝操作により周知の手段で押
え棒24を第6図で示されるように上昇させる。
この押え棒24の上昇により布押え足26が上昇し、こ
れに伴い上送り歯38も支持体28、ピン32、リンク
30、ピン35を介して布押え足26と共に上昇する。
通常この種の上送り装置を備えたミシンにおいて針12
は第2図に示される荻持サイクル過程では縫製物33よ
り上方に位置しており、第4図に示される非侠持サイク
ル過程では縫製物36の下方に位置し縫製物36を貫通
した状態となっている。
従って縫製作業終了後、ミシンへ縫製物36を着脱する
際には常に第2図に示される挟持サイクル過程で行われ
ることになる。しかしながら、従釆のミシンの上送り装
置においいては第2図に示される侠持サイクル過程では
第1図に示すように自由腕62とロール体60の係合連
結が解放された状態となる。
この状態で第6図に示されるように布押え足26を上昇
させると自由腕62とロール体との間隙のため、ばね7
0の付勢力により上送り支持体34はピン35を支点に
時計方向に回動されることになる。この回動はロール体
60と自由腕62との係合により阻止されるが、この状
態では前記間隙のため上送り歯38の踏面74は布押え
足26の踏面76より下方に突出することになる。通常
上送り歯38の踏面74は布送り作用を行なうために下
送り歯26と同様に鋸歯状に形成されている。従って下
方に突出した上送り歯38の鏡歯状の踏面74によりミ
シンへの縫製物36の着脱が行い難く、ときには縫製物
36が上送り歯38の鋸歯状の踏面74により損傷され
る欠徹があった。本発明は前述した従釆の課題に鑑み為
されたものであり、その目的はミシンへの縫製物の着脱
を容易にし、縫製物の着脱の際に縫製物へ損傷を与えな
いミシンの上送り装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、ミシンアームに
上下動可能に支持され布押え足をベッド面に向けて押圧
する押え棒と、押え棒に支持される布押え足と、押え棒
の下端に設けられた支持体と、支持体に枢着されたりン
クを介して支持体に連結する上送り支持体と、上送り支
持体に支持される上送り歯と、上軸に連動し上送り歯を
布送り方向に沿って往復運動するように上軸と上送り支
持体間に設けられた送り方向連動機構と、押え榛付勢力
よりも弱い付勢力を有し上送り歯をベッド面に向けて押
圧付勢する弾性体と、一端が上送り支持体に係合し支持
体に回動可能に支持されるベルクランクと、上軸に運動
し上送り歯が上下動するようにベルクランクを揺動する
上下方向連動機構と、先端を支持体の側面に当援させる
ことにより押え棒を上昇させた際に上送り歯の踏面を布
押え足の踏面とほぼ同一面に調整するためにベルクラン
クに螺着された調整ねじを含む。
以下図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明する。
第7図には本発明に係るミシンの上送り装置の好適な実
施例が示されており、第1図と同一部材には同一符号を
付して説明を省略する。第7図において支持体28には
ベルクランク54がピン52で軸支され、ベルクランク
54には先端が支持体28のストッパ面78に当援する
ように係止ナット77を有する調整ねじ80が螺着され
ており、ベルクランク54の上方端部にはほぼ垂直な係
合面82が設けられている。上送り上下腕48のピン8
4にはコロ86が枢着されており、該コロ86は係合面
82と当接するように配置されている。ベルクランク5
4の池端には二又腕88が設けられ、該二又腕88の二
又間にはヨーク状幹部56のピン58に枢着されたロー
ル体60が懐合されている。前記上送り支持体34の先
端に設けられた上送り歯38はばね70により常時下方
向に付勢されているが、調整ねじの先端をストッパ面7
8に調整当接することにより上送り歯38の踏面74と
布押え足26の踏面76とを同一又は上送り歯38の踏
面74が布押え足26の踏面76よりわずか下方向に突
出するように位置決めすることができる。本発明の好適
な実施例は以上の構成から成り、以下その作用について
説明する。
本実施例においても前記従来例と同様に第2〜第5図で
示される布送り作用を行なうのでその説明は省略する。
縫製終了後、ミシンから縫製物36を取り外しあるいは
新たな縫製物36を取り付ける為に、手動操作もしくは
豚操作により周知の手段で押え棒24を第8図で示され
るように上昇させる。この押え棒24の上昇により布押
え足26が上昇し、これに伴い上送り歯38も支持体2
8、ピン32、リンク30、ピン35を介して布押え足
26と共に上昇する。この際ベルクランンク54に予め
調整螺累された調整ねじ80の先端が支持体28のスト
ッパ面781こ当綾している為、ばね70によってピン
35を支点に下方向に付勢される上送り歯38の踏面7
4は布押え足26の踏面76とほぼ同一面となるように
位決めされている。勿論調整ねじ80の先端をストツパ
面78に当接して上送り歯38の踏面74と布押え足2
6の踏面76とをほぼ同一面にした状態でも第2図〜第
5図に示される布送りサイクル運動には何等悪影響を受
けないことは明らかである。なお、上記実施例ではベル
クランク54に固着した調整ねじ80を支持体28のス
トッパ面78に当援係合するもとを示したが第1図、第
6図において上送り支持体34と布押え足26との間で
前記当援係合機能を持たせて踏面76とがほぼ同一面に
できることは明らかである。以上のように、本発明によ
れば、縫製終了後押え棒を上昇して縫製物を着脱する際
に、上送り歯の踏面と布押え足の踏面とがほぼ同一とな
っているため縫製物が上送り歯の踏面にひっかからず縫
製物の着脱が容易になり、しかも鏡歯状の上送り歯の踏
面によって縫製物を損傷することもなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のミシン上送り装置を示す説明図、第2図
〜第5図は第1図に示された上送り歯及び下送り歯の布
送り作用を示すサイクル過程図、第6図は第1図で示さ
れたミシンの上送り装置を上昇させた状態を示す説明図
、第7図は本発明であるミシンの上送り装置を示す説明
図、第8図は第7図で示されたミシンの上送り装置を上
昇させた状態を示す説明図である。 各図中同一部材には同一符号を付し、10はミシンアー
ム、18はベッド、24は押え榛、26は布押え足、2
8は支持体体、30はリンク、34は上送り支持体、3
8は上送り歯、54はベルクランク、74は踏面(上送
り歯)、76は踏面(布押え足)8川ま調整ねじである
。第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第す図 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ミシンアームに上下動可能に支持され布押え足をベ
    ツド面に向けて押圧付勢する押え棒と、押え棒に支持さ
    れ布押え足と、押え棒の下端に設けられた支持体と、支
    持体に枢着されたリンクを介して支持体に連結する上送
    り支持体と、上送り支持体に支持される上送り歯と、上
    軸に連動し上送り歯を布送り方向に沿って往復運動する
    ように上軸と上送り支持体間に設けられた送り方向連動
    機構と、押え棒付勢力より弱い付勢力よりも弱い付勢力
    を有し上送り歯をベツド面に向けて押圧付勢する弾性体
    と、一端が上送り支持体に係合し支持体に回動可能に支
    持されるベルクランクと、上軸に連動し上送り歯が上下
    動するようにベルクランクを揺動する上下方向連動機構
    と、先端を支持体の側面に当接させることにより押え棒
    を上昇させた際に上送り歯の踏面を布押え足の踏面とほ
    ど同一面に調整するためにベルクランク螺着された調整
    ねじと、を含むミシンの上送り装置。
JP5653180A 1980-04-28 1980-04-28 ミシンの上送り装置 Expired JPS609834B2 (ja)

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JPS56152684A JPS56152684A (en) 1981-11-26
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