JPS609804A - タングステン粉末の製造方法 - Google Patents

タングステン粉末の製造方法

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JPS609804A
JPS609804A JP11638183A JP11638183A JPS609804A JP S609804 A JPS609804 A JP S609804A JP 11638183 A JP11638183 A JP 11638183A JP 11638183 A JP11638183 A JP 11638183A JP S609804 A JPS609804 A JP S609804A
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JP
Japan
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sodium tungstate
tungsten
sodium
tungstate
arsenic
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Pending
Application number
JP11638183A
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English (en)
Inventor
Motoo Kiyomiya
清宮 元男
Isamu Koseki
小関 勇
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は力性ソーダ法によ)タングステン粉末を製造す
る過程で得らnたタングステン酸ソーダからひ累を分離
除去するタングステン粉末の製造方法に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
一般に鉄マンガン鉱石から力性ソーダ法によりタングス
テン會抽出してタングステン粉末を得る方法は、次の工
程によシ行なわnる。すなわち、鉱石を焙焼、粉砕して
得た鉱粉に力性ソーダを添加してアルカリ溶解全行ない
タングステン酸ソーダを得、次いでカルシウム沈澱(タ
ングステン酸カルシウム)、酸ff[(タングステン酸
)、アンモニア溶解(タングステン酸アンモニウム)を
行なった後に、タングステン酸アンモニウムを加熱濃縮
してパラタングステン酸アンモニウムの結晶を得る。パ
ラタングステン酸アンモニウムは還元処理してタングス
テン粉末を得る。また、結晶を分離した後のタングステ
ン酸アンモニウム(母液)はアルカリ溶解してタングス
テン酸ソーダとし、こn、は再び前記の精製工程を行な
いタングステン粉末を得るために再利用する。
しかして、鉄マンガン鉱石に不純物として含まnるひ累
A8は、タングステン焼結製品の製造時にタングステン
粉末の粒度調整が困難、また製品の耐久性を低下させる
などの悪影wを与える ° ゛ ために取り除く必要が ある。
タングステン粉末の製造方法においてひ累?除去する処
理は、分離除去が容易なことがら鉱粉をアルカリ溶解し
てタングステン酸ソーダを得た段階と、結晶全分離した
後のタングステン酸アンモニウム金アルカリ溶解してタ
ングステン酸ソーダとした段階において、タングステン
酸ソーダ中に亜砒酸ソーダ、砒酸ソーダなどの化付物と
して存在しているひ素を分離することによシ行なってい
る。
従来、タングステン酸ソーダNa、WO4からひ素を除
去するための方法として、ソーダにマグネシア合剤(塩
化マグネシウム+塩化アンモニウム+アンモニア水)を
添加してひ累を沈澱させる方法、またはソーダに塩酸な
どの酸類と硫化水素を添加して加熱することによシひ素
を沈澱させる方法が行なわnている。しかしながら、前
者の方法はタングステン酸ソーダ中のタングステンの一
部が結晶となってひ素と共に沈澱するので、タングステ
ンの回収率(残留率)が最大でも50%と大変悪く、ま
た後者の方法では硫化水素を用いるため有害ガスが生じ
て公害を発生させるという問題がある。
〔発明の目的〕
本発明は前記事情に錐みてなさnたもので、タングステ
ン回収率の低下を抑制しつつ高い回収率を保持し且つ公
害の発生を防止して、タングステン酸ソーダからひ素を
良好に分離除去するタングステン粉末の製造方法を提供
するものである。
〔発明の概要〕
本発明のタングステン粉末の製造方法は、タングステン
粉末を製造する過程において、鉱粉をアルカリ溶解して
得たタングステン酸ソーダ、またはパラタングステン酸
アンモニウムの結晶を分離したタングステン酸アンモニ
ウムをアルカリ溶解して得たタングステン酸ソーダから
ひ累を分離除去するものであって、タングステン酸ソー
ダからけい酸を除去する工程と、タングステン酸ソーダ
のP Hk 9.5〜13に調整する工程と、タングス
テン酸ソーダに3価の鉄塩を添加する工程とを具備する
ものである。
本発明の方法においては、初めにタングステン酸ソーダ
の溶液からけい酸を除去する工程を行ナウ。鉄マンガン
重石に1〜4%程度含まnるけい素Slは、タングステ
ン酸ソーダ中にけい酸ソーダNa1SiOs W在する
が、このけい酸が存在すると本発明方法の最終工程でひ
素を除去する時に障害となるので、この工程でタングス
テン酸ソーダからけい酸を除去する。具体的な方法とし
ては、例えばタングステン酸ソーダに塩酸などの酸類を
加えてソーダのP H? 8.5〜9.2の範囲に調整
してソーダ中のアルカリ分IH13〜14)全中和する
ことによシ、ソーダ中のけい酸を沈澱させる。タングス
テン酸ソーダのPH′?r8.5〜9,2の範囲に調整
すると、ソーダ中のけい酸が60〜80%の高い割合で
沈澱するが、この範囲から外nるとけい酸の大部分がソ
ーダ中に再溶解して沈澱しない。
次にタングステン酸ソーダの溶液のPHk5− 9.5〜13の範囲に調整する工程を行なう。こnは最
終工程でタングステン酸ソーダからひ素を除去する時に
タングステンが一諸に除去さnることを抑制するためで
ある。具体的には、タングステン酸ソーダに力性ソーダ
などの強アルカリ性溶液を添加して、ソーダのアルカリ
性を強める。
最終の工程でタングステン酸ソーダの溶液に塩化第2鉄
FeC−es、硫酸第2鉄Fe(So<)sなどの3価
の鉄塩を添加する。タングステン酸ソーダに3価の鉄塩
を添加すると、水酸化第2鉄pe(OHIsが生成して
沈澱する。この時、タンゲスする割合は、鉄が1〜6g
24好ましくは2.5〜4−となるように設定する。こ
の割付で添加すると、タングステン酸ソーダ中のび累が
50〜90%の除去率で除去でき、鉄の添加割合が大き
くなるとひ素の除去率も増大する。
そして、前段の工程でタングステン酸ソーダ6− のPHffi前記の割合としてアルカリ性7強めること
により、タングステン酸ソーダ中のタングステンが水酸
化第2鉄に吸着されて一諸に沈澱することを防止できる
。すなわち、タングステン酸ソーダに3価の鉄塩な添加
すると、タングステンが水酸化第2鉄に吸着さ牡て沈澱
し分離さnる。その割合はソーダ中の鉄の割合が多くな
る稈増大する。このため、ひ素の除去率を高めるために
3価の鉄塩の添加を増すと、こnに応シてタングステン
の残留率が低下するという問題が生じる。そこで、タン
グステン酸ソーダのPHを95〜13の範囲に調整する
ことにより、タングステン酸りアルカリ溶液への溶解性
が増大してタングステンが水酸化第2鉄に吸着、沈澱す
ることを防止してタングステンをソーダ中に残留させる
ことができる。PH’に9.5〜13に訓弊することに
よりタングステンの残留率(回収率)?70〜90%に
保持することができ、PHが高い程残留率も増大する。
PHが低すぎると加速度的にタングステン損失が大とな
ジひ累の除去率が低下し、一方PHが高すぎると大量の
苛性ソーダを加えなけnばならずひ累の除去率も低下す
る。従って、PHは9.5〜13好ましくは10〜12
.5、さらに好ましくは10.5〜12である。
このため、タングステン酸ソーダに3価の鉄塩ケ高い割
合で添加して、タングステンの残留率(回収率)を低下
させることなくひ素を高い除去率で除去できる。例えば
、タングステン酸ソーダのPHを115とした場合、鉄
の添加率が4gAとなるように3価の鉄塩を添加すると
、タングステン残留率を80%に保持しながら除去率7
0%でひ素を除去できる。
ブた、最初の工程でタングステン酸ソーダからけい酸を
除去しであるので、水酸化第2鉄によるひ素の吸着がけ
い酸によシ明害さnることがない。タングステン酸ソー
ダ中にけい酸が存在すると、水酸化第2鉄はけい酸を優
先的に吸着してひ素を吸着しなくなる。
このようにしてタングステンの回収重管低下させず高い
回収率全維持しながらタングステン酸ソーダからひ素を
良好に除去でき、ひ素全除去した後のタングステン酸ソ
ーダを精製することによpひ素が殆んどない良好なタン
グステン粉末ケ得ることができる。しかも、各工程にお
いては有害ガスなどを発生させる物質を用いないので、
ひ翠ヲ除去するに際して有害ガスが生じず公害を発生さ
せることがない、 カリ溶解して得たタングステン酸ソーダからひ素を除去
する場合を例にとって説明する。
タングステン酸ソーダの溶液に塩酸を添加してP’H?
90に調整し、けい酸を沈澱させる。
次いで、タングステン酸ソーダに苛性ソーダ金添加し、
PHを9.0 、9.5 、10.5 、10.5+H
20。
11.5 、13.5の各位に夫々調整して試料1,2
.3.4゜5.6ヲ得た。次いで、各試料1〜6に対し
て塩化第二鉄溶液の添加ft’に増大させながら添加し
、各添加量の段階毎にタングステン酸ソーダにおけるひ
素の除A率とタングステンの残留率を夫9− 々温蔵した。この温蔵結果全果1図と第2図の線図で示
す。第1図は各試料1〜6における塩化第二鉄の添加に
よるタングステン酸ソーダの鉄添加量とひ素除去率との
関係を示し、第2図は各試料1〜6における鉄添加量と
タングステン残留率との関係を示している。第1図およ
び第2図共に、AIRは試料1?、B線は試料2ケ、C
線は試料3を、D線は試料4を、E線は試料5を、F線
は試料6を夫々示している。第1図によnは各試料1〜
5は鉄の添加量が増加するにつnてひ素の除去率が増大
し、特に鉄の添加量が2.5〜4 gi13の範囲では
ひ累除去率が50〜90%になることが判る。なお、試
料6はひ素の除去率が悪い。第2図で社名試料とも鉄の
添加量の増大につnてタングステンの残留率が低下する
傾向が見らnるが、この中でPHが9.5〜13の範囲
にある試料2,3,4.5は夫々タングステンの残留率
を70〜80%の高い水準に保持できることが判る。こ
nに対してPHが9.0である試料1はタングステンの
残留率が極端に低下する。
10− PHが13.5である試料6はタングステン残留率が良
いが、ひ素の除去率が大変悪い。従って、P H’k 
9.5〜13の範囲に設足することにより、ひ素の除去
率が犬で且つタングステンの残留率が良いことが判る。
〔発明の効果〕
本発明のタングステン粉末の製造方法は以上説明したよ
うに、タングステン粉末の製造過程で得らn7tタング
ステン酸ソーダから不純物であるひ素?除去するに際し
て、タングステンの回収率Q低下を抑制しつつ且つ公害
?発生させることなく良好にひ累を除去できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はタングステン酸ソーターにおける鉄添加量とひ
素除去率との関係を示す線図、第2図はタングステン酸
ソーダにおける鉄添加量゛とタングステン残留率との関
係を示す線図である。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 l11− 第1図 4夫 メ恍刀口 t(gツイヤ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. タングステン粉末を製造する過程で得らnたタングステ
    ン酸ソーダからひ累を分離除去する方法であって、タン
    グステン酸ソーダからけい酸を除去する工程と、前記タ
    ン9ソーダのP HTh 9.5〜13に調整する工程
    と、前記タングステン酸ソーダに3価の鉄塩を添加する
    工程とからなるタングステン粉末の製造方法。
JP11638183A 1983-06-28 1983-06-28 タングステン粉末の製造方法 Pending JPS609804A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108580879A (zh) * 2018-05-30 2018-09-28 湖南工业大学 一种从高铁还原钨粉中除铁及再生钨粉的方法
KR20200081723A (ko) * 2018-12-28 2020-07-08 고등기술연구원연구조합 알파-텅스텐 단일상을 가지는 텅스텐 금속 나노분말의 제조방법

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