JPS6098046A - 鉄筋コンクリ−ト構造物およびその製造法 - Google Patents
鉄筋コンクリ−ト構造物およびその製造法Info
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- JPS6098046A JPS6098046A JP20597483A JP20597483A JPS6098046A JP S6098046 A JPS6098046 A JP S6098046A JP 20597483 A JP20597483 A JP 20597483A JP 20597483 A JP20597483 A JP 20597483A JP S6098046 A JPS6098046 A JP S6098046A
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- Japan
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- reinforcing bars
- polyolefin resin
- concrete
- reinforced concrete
- modified polyolefin
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- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、耐久性を大幅に向上ゼしめた鉄筋コンクリ−
1〜侶造物およびその製造法に関する。
1〜侶造物およびその製造法に関する。
従来、レメン1〜、水および砂、砂利等の骨材からなる
コンクリートまたはモルタル(以下、特別の場合を除き
=1ンクリートと総称する)に鉄筋等の補強筋を入れる
ことにより、コンクリートの圧縮力に強い性質を生かし
、コンクリートの引張力に弱い点を補強筋の引張力で補
強してコンクリ−1へ構造物またはしルタルを塗装した
構造物の強度を向上さlることは周知である。なお、本
発明にJ3いては、このように補強筋で補強したコンク
リート構造物お−こびモルタルを塗装した構造物を鉄筋
コンクリート構造物と総称する。
コンクリートまたはモルタル(以下、特別の場合を除き
=1ンクリートと総称する)に鉄筋等の補強筋を入れる
ことにより、コンクリートの圧縮力に強い性質を生かし
、コンクリートの引張力に弱い点を補強筋の引張力で補
強してコンクリ−1へ構造物またはしルタルを塗装した
構造物の強度を向上さlることは周知である。なお、本
発明にJ3いては、このように補強筋で補強したコンク
リート構造物お−こびモルタルを塗装した構造物を鉄筋
コンクリート構造物と総称する。
この鉄筋コンクリート構造物の補強筋としては、一般に
は普通鉄筋、異形鉄筋、特殊材質の鉄筋の3種に大別さ
れる。
は普通鉄筋、異形鉄筋、特殊材質の鉄筋の3種に大別さ
れる。
上記普通鉄筋は断面が円形の丸鋼からなり、最も普通に
使用されているが、鉄筋とコンクリ−1〜の付着強度に
劣る。
使用されているが、鉄筋とコンクリ−1〜の付着強度に
劣る。
また異形鉄筋においては普通鉄筋と菫なり、表面にリブ
や節状のフシを設けて、鉄筋とコンクリートの付着強度
を高めており、該フシのピッチが細かく、高さが高い程
、鉄筋のイ]着強度は高まるが、未だ充分ではない。
や節状のフシを設けて、鉄筋とコンクリートの付着強度
を高めており、該フシのピッチが細かく、高さが高い程
、鉄筋のイ]着強度は高まるが、未だ充分ではない。
一方、特殊材質の鉄筋としては、硬鋼線、ピアノ線等の
鋼線や、特殊鋼等の高強度鉄筋を使用するもので、材質
により強度を向上さμるものである。
鋼線や、特殊鋼等の高強度鉄筋を使用するもので、材質
により強度を向上さμるものである。
しかしながら、これら鉄筋等の補強筋はその材質から錆
の発生は防ぎ轡ないものであり、時間の経過と共に強度
低下をきたし、初期の強度を保てない。
の発生は防ぎ轡ないものであり、時間の経過と共に強度
低下をきたし、初期の強度を保てない。
従来から鉄筋コンクリート構造物は、耐久性が大きく、
永久構造物ともいわれてきたが、実際にはそれほどでは
なく、例えば、鉄筋コンクリート構造物は一体弐構造と
いわれているが、一般的に少数のひび割れしなく、欠点
のない鉄筋コンクリ−]・構造物においては外側のコン
クリートから次第にアルカリ竹を失い、中性化が鉄筋の
位置に達づると今度は鉄筋の錆が始まって、構造物の老
朽化が急速に31Hiりる。一般的に多くの構造物は亀
裂を有しており、構造物のすべての部分から亀裂をなく
すことはほとんど不可能に近い。その原因はまだ明らか
でないが、地震、不等沈下、あるいは温度差にJ:る膨
張収縮などの外的条件のほか、=Iンクリート自身の硬
化収縮なども原因と考えられている。鉄筋の錆の発生は
上記の構造物の亀裂部分から加速、進行する。
永久構造物ともいわれてきたが、実際にはそれほどでは
なく、例えば、鉄筋コンクリート構造物は一体弐構造と
いわれているが、一般的に少数のひび割れしなく、欠点
のない鉄筋コンクリ−]・構造物においては外側のコン
クリートから次第にアルカリ竹を失い、中性化が鉄筋の
位置に達づると今度は鉄筋の錆が始まって、構造物の老
朽化が急速に31Hiりる。一般的に多くの構造物は亀
裂を有しており、構造物のすべての部分から亀裂をなく
すことはほとんど不可能に近い。その原因はまだ明らか
でないが、地震、不等沈下、あるいは温度差にJ:る膨
張収縮などの外的条件のほか、=Iンクリート自身の硬
化収縮なども原因と考えられている。鉄筋の錆の発生は
上記の構造物の亀裂部分から加速、進行する。
また、寒冷地においては凍害によって浸透水の結氷によ
るコンクリートの剥落が生じ、直接鉄筋が露出したりし
°C錆の発生と共に構造物の耐久力が失なわれていく。
るコンクリートの剥落が生じ、直接鉄筋が露出したりし
°C錆の発生と共に構造物の耐久力が失なわれていく。
本発明者等は上記の問題点に鑑み、鉄筋等の補強筋の錆
の発生を防止すると同時に補強筋とコンクリートとを強
固に接着することにJ:り構造物の強度および耐久性を
飛躍的に向上Uしめた鉄筋コンクリート構造物およびそ
の製造法を得ることを目的とし、鋭意検討した結果、少
なくどもコンクリートと接触する鉄筋等の補強筋を変性
ポリオレフィンを含有するポリオレフィン樹脂で被覆す
ることにより、上記目的を達成づ°ることを見出し本発
明をなすに至った。
の発生を防止すると同時に補強筋とコンクリートとを強
固に接着することにJ:り構造物の強度および耐久性を
飛躍的に向上Uしめた鉄筋コンクリート構造物およびそ
の製造法を得ることを目的とし、鋭意検討した結果、少
なくどもコンクリートと接触する鉄筋等の補強筋を変性
ポリオレフィンを含有するポリオレフィン樹脂で被覆す
ることにより、上記目的を達成づ°ることを見出し本発
明をなすに至った。
すなわち、本発明は、骨材、セメンh iJ3よび補強
筋からなる鉄筋コンクリート構造物において、少な(と
も該コンクリートと接触−りる補強筋を変性ポリオレフ
ィン樹脂または該変性ポリオレフィン樹脂を含有づるポ
リオレフィン樹脂で被覆し−Cなることを特徴とする鉄
筋コンクリ−1−4M構造物提供するものである。
筋からなる鉄筋コンクリート構造物において、少な(と
も該コンクリートと接触−りる補強筋を変性ポリオレフ
ィン樹脂または該変性ポリオレフィン樹脂を含有づるポ
リオレフィン樹脂で被覆し−Cなることを特徴とする鉄
筋コンクリ−1−4M構造物提供するものである。
本発明の変性ポリオレフィン樹脂とは、低、中、高密度
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン−1、ポリ
・ 4・メチル・ペンテン−1等の単独重合体、エチレ
ン、プロピレンを主成分とする他のα−Aレフインまた
は極性上ツマ−との共重合体、例えば、エチレン−プロ
ピレン共重合体、エチレン−ブテン−1共重合体、エチ
レンーヘキレンー1共用合体、エチレン−4・メチル・
ペンテン−1共重合体、エチレン−オクテン−1共重含
体あるいはブ1」ピレン−エチレン共重合体、プ目ピレ
ンーブデンー 1共重合体またはエチレン−■酸ビニル
共用合体、エチレン−アクリル酸共重合体、塩素化ポリ
エチレン、スルホン化ポリエチレンおよび/またはそれ
らの混合物等のポリオレフィン樹脂にビニルアルコール
、3−ブテン−1−A−ル、β−にドロキシエチルアク
リレート、アリルアルコールなどの水酸基含有モノマー
、β−(N、N−ジメチルアミノ)エチルアクリレ−1
へ、β−(N−メチルアミノ)エチルアクリレート、β
−アミノ」:チルアクリレート、アミルアミンなどのア
ミン塁含有モノマー、アクリルアミド、メタクリルアミ
ド、N−メチルアクリルアミドなどのアミド基含有モノ
マー、グリシジルアクリレ−1−、グリシジルメタクリ
レ−1−、ビニルグリシジルエーテルなどのエポキシ曇
含有七ツマー1不飽和カルボン酸またはその誘導体−り
なゎちアクリル酸、アクリル酸エステル、メタアクリル
酸、メタアクリル酸エステル、マレイン酸、無水マレイ
ン酸、マレイン酸モノメチルエステル、マレイン酸ジエ
チルエステル、フマル酸、フマル酸モノメチルエステル
、イタコン酸、無水イタコン酸等のカルボン酸基、酸無
水物基、エステル基、カルボン酸金属塩等の不飽和化合
物からなるカルボキシル基含有モノマー等をグラフト共
重合したものあるいはオレフィンとこれら単量体が共重
合したものおよび、ビニルトリメトキシシラン、ビニル
トリメトキシシラン、ビニルトリス(メ1−キシエトキ
シ)シランなどのビニルトリルアルコキシシラン等のシ
ラン化合物の変性物等が挙げられ、特に不飽和カルボン
酸またはその誘導体、とりゎ()、無水マレイン酸が好
ましい。
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン−1、ポリ
・ 4・メチル・ペンテン−1等の単独重合体、エチレ
ン、プロピレンを主成分とする他のα−Aレフインまた
は極性上ツマ−との共重合体、例えば、エチレン−プロ
ピレン共重合体、エチレン−ブテン−1共重合体、エチ
レンーヘキレンー1共用合体、エチレン−4・メチル・
ペンテン−1共重合体、エチレン−オクテン−1共重含
体あるいはブ1」ピレン−エチレン共重合体、プ目ピレ
ンーブデンー 1共重合体またはエチレン−■酸ビニル
共用合体、エチレン−アクリル酸共重合体、塩素化ポリ
エチレン、スルホン化ポリエチレンおよび/またはそれ
らの混合物等のポリオレフィン樹脂にビニルアルコール
、3−ブテン−1−A−ル、β−にドロキシエチルアク
リレート、アリルアルコールなどの水酸基含有モノマー
、β−(N、N−ジメチルアミノ)エチルアクリレ−1
へ、β−(N−メチルアミノ)エチルアクリレート、β
−アミノ」:チルアクリレート、アミルアミンなどのア
ミン塁含有モノマー、アクリルアミド、メタクリルアミ
ド、N−メチルアクリルアミドなどのアミド基含有モノ
マー、グリシジルアクリレ−1−、グリシジルメタクリ
レ−1−、ビニルグリシジルエーテルなどのエポキシ曇
含有七ツマー1不飽和カルボン酸またはその誘導体−り
なゎちアクリル酸、アクリル酸エステル、メタアクリル
酸、メタアクリル酸エステル、マレイン酸、無水マレイ
ン酸、マレイン酸モノメチルエステル、マレイン酸ジエ
チルエステル、フマル酸、フマル酸モノメチルエステル
、イタコン酸、無水イタコン酸等のカルボン酸基、酸無
水物基、エステル基、カルボン酸金属塩等の不飽和化合
物からなるカルボキシル基含有モノマー等をグラフト共
重合したものあるいはオレフィンとこれら単量体が共重
合したものおよび、ビニルトリメトキシシラン、ビニル
トリメトキシシラン、ビニルトリス(メ1−キシエトキ
シ)シランなどのビニルトリルアルコキシシラン等のシ
ラン化合物の変性物等が挙げられ、特に不飽和カルボン
酸またはその誘導体、とりゎ()、無水マレイン酸が好
ましい。
上記変性ポリオレフィン樹脂の製造法は公知の方法で良
(、例えばパンバリーミキV°−またはJlll出機等
の中で溶融させたポリオレフィン樹脂に前記の極性基を
右づる単量体および有機過酸化物を加えて混合反応させ
る方法、あるいはキシレン等の溶媒中で上記組成物を反
応させる方法等任意の方法が選択される。
(、例えばパンバリーミキV°−またはJlll出機等
の中で溶融させたポリオレフィン樹脂に前記の極性基を
右づる単量体および有機過酸化物を加えて混合反応させ
る方法、あるいはキシレン等の溶媒中で上記組成物を反
応させる方法等任意の方法が選択される。
前記極1!1基を右する単量体の付加量は単量体の種類
によって異なる。例えば無水マレイン酸等の不飽和カル
ボン酸またはその誘導体の場合においては0.05〜5
.0重量%、好ましくは0.1〜4.0重M%の範囲で
選択される。
によって異なる。例えば無水マレイン酸等の不飽和カル
ボン酸またはその誘導体の場合においては0.05〜5
.0重量%、好ましくは0.1〜4.0重M%の範囲で
選択される。
またシラン化合物においては0.1〜15重量%、9r
ましくは1.0〜7.0重(6)%の範囲で選択される
。
ましくは1.0〜7.0重(6)%の範囲で選択される
。
上記イ4加州が上限を超える量を添加しても強度の向上
が望めず、かえってゲル化反応が進み、樹脂の劣化、着
色等の併置が起るので好ましくはない。
が望めず、かえってゲル化反応が進み、樹脂の劣化、着
色等の併置が起るので好ましくはない。
本発明においては上記変性ポリオレフィン樹脂を前述の
未変性ポリオレフィン樹脂の同種または異種のポリオレ
フィン樹脂に配合して使用することも可能であり、その
配合歳は変性ポリオレフィン樹脂と未変性ポリオレフィ
ン樹脂とが重量化(重量%)で10010〜10/90
の割合で配合される。上記変性ポリオレフィン樹脂の配
合間が10重量%未満においては鉄筋およびコンクリー
トへの接着が不充分となり、構造物の強度、耐久性が改
善されない。
未変性ポリオレフィン樹脂の同種または異種のポリオレ
フィン樹脂に配合して使用することも可能であり、その
配合歳は変性ポリオレフィン樹脂と未変性ポリオレフィ
ン樹脂とが重量化(重量%)で10010〜10/90
の割合で配合される。上記変性ポリオレフィン樹脂の配
合間が10重量%未満においては鉄筋およびコンクリー
トへの接着が不充分となり、構造物の強度、耐久性が改
善されない。
本発明でいう補強筋とは、普通鉄筋、異形鉄筋、硬鋼線
またはピアノ線および鋼の成分にマンガン、ニッケル、
炭素などを多く含ませて高強度にした特殊鋼鉄筋、鉄骨
架構からなる鉄骨鉄筋等の鉄筋類、あるいはコンクリー
ト補強用の金属繊麓類、金属網状体等を包含するもので
ある。
またはピアノ線および鋼の成分にマンガン、ニッケル、
炭素などを多く含ませて高強度にした特殊鋼鉄筋、鉄骨
架構からなる鉄骨鉄筋等の鉄筋類、あるいはコンクリー
ト補強用の金属繊麓類、金属網状体等を包含するもので
ある。
本発明の鉄筋コンクリート構造物とは、普通鉄筋構造物
、鉄骨鉄筋コンクリ−1へ構造物、壁式構造物、無梁版
構造物、シェルW1造物、型わくコンクリートブロック
構造物、フレキ1フストコンクリート構造物、プレスト
レスコンクリート構造物等からなる建造物、U字溝、電
柱、コンクリ−1へ管、コンクリートボード等の型枠か
ら成型される加工製品類を含むものである。、、t+た
ーIM鈴竿の1「丑ルタルな塗布二したは吹き付けによ
り塗装したm造物も本発明でいう鉄筋コンクリート構造
物に包含される。
、鉄骨鉄筋コンクリ−1へ構造物、壁式構造物、無梁版
構造物、シェルW1造物、型わくコンクリートブロック
構造物、フレキ1フストコンクリート構造物、プレスト
レスコンクリート構造物等からなる建造物、U字溝、電
柱、コンクリ−1へ管、コンクリートボード等の型枠か
ら成型される加工製品類を含むものである。、、t+た
ーIM鈴竿の1「丑ルタルな塗布二したは吹き付けによ
り塗装したm造物も本発明でいう鉄筋コンクリート構造
物に包含される。
本発明の=1ンクリートは、ポルトランドセメント、早
強または超早強ポルトランドセメント、高炉セメント、
シリカセメント等の通常のセメントど水および砂、砂利
等の骨材とで構成され、特に限定されず必要により防水
剤、防凍および防寒剤、増量増強剤おJ、びセメント拡
散剤等の混和剤を添加しても良い。
強または超早強ポルトランドセメント、高炉セメント、
シリカセメント等の通常のセメントど水および砂、砂利
等の骨材とで構成され、特に限定されず必要により防水
剤、防凍および防寒剤、増量増強剤おJ、びセメント拡
散剤等の混和剤を添加しても良い。
本発明の構造物の製造法は、特に1lJIIffされな
いが、好ましい製造法としては、骨材、セメントおよび
補強筋からなる鉄筋コンクリート構造物の少なくとも該
コンクリートと接触する補強筋を変性ポリオレノイン樹
脂または該変性ポリオレフィン(H脂を含有Jるポリオ
レフィン樹脂で被覆した後、該補強筋をコンクリート中
に埋没せしめて、該樹脂の融点以上で加熱養生すること
を特徴とするものである。
いが、好ましい製造法としては、骨材、セメントおよび
補強筋からなる鉄筋コンクリート構造物の少なくとも該
コンクリートと接触する補強筋を変性ポリオレノイン樹
脂または該変性ポリオレフィン(H脂を含有Jるポリオ
レフィン樹脂で被覆した後、該補強筋をコンクリート中
に埋没せしめて、該樹脂の融点以上で加熱養生すること
を特徴とするものである。
本発明にJ3G)る棒鋼または鉄線等の補強筋への変性
ポリオレフィン樹脂の被覆は公知の方法で良く、押出機
による押出被覆法、粉末を用いた静電塗装法、または流
動浸漬法などがあるが、−例を挙げれば、あらかじめ予
熱した鉄線を中空のダイスを通して、押出機から該変性
ポリオレフィンを押出し被覆することにより得られる。
ポリオレフィン樹脂の被覆は公知の方法で良く、押出機
による押出被覆法、粉末を用いた静電塗装法、または流
動浸漬法などがあるが、−例を挙げれば、あらかじめ予
熱した鉄線を中空のダイスを通して、押出機から該変性
ポリオレフィンを押出し被覆することにより得られる。
上記で得られた被覆鉄線を鉄筋としで、レメント、水お
よび砂等の骨材とを所定m混合したコンクリートに埋め
込み、該変性ポリオレフィン樹脂の融点以上、好ましく
は150〜300℃の範囲で加熱養生して製品とするも
のである。上記加熱r&化する加熱手段は特に限定され
ないが、一般的には水蒸気が好ましい。
よび砂等の骨材とを所定m混合したコンクリートに埋め
込み、該変性ポリオレフィン樹脂の融点以上、好ましく
は150〜300℃の範囲で加熱養生して製品とするも
のである。上記加熱r&化する加熱手段は特に限定され
ないが、一般的には水蒸気が好ましい。
上述の様に本発明の鉄筋コンクリ−1〜構造物は鉄筋等
の補強筋の錆の発生が生ぜず、耐久性が向上するばかり
でなく、補強筋とコンクリ−1〜との接着強度が大きく
、耐震、不等法下等に対J−る強度を増大させるので、
補強筋の薄肉化等の材料の節約がはかれる。
の補強筋の錆の発生が生ぜず、耐久性が向上するばかり
でなく、補強筋とコンクリ−1〜との接着強度が大きく
、耐震、不等法下等に対J−る強度を増大させるので、
補強筋の薄肉化等の材料の節約がはかれる。
また近年、川砂の減少に伴ない、塩分を多かに合む海砂
の使用の頻発は本発明の効果を更に倍加させるものであ
る。
の使用の頻発は本発明の効果を更に倍加させるものであ
る。
以下、本発明を実施例および比も・例により更に訂述す
る。
る。
割m (5dl ’に先
高密度ポリ二厘−チレン(M I 5,3(1/10分
、密度0.963g /cc、商品名:日石スタフレン
E750(C)、11本石油化学■社製)100重役部
に無水マレイン/IQ O,20重量部およびパーオキ
サイドとして2.5−ジメチル−2,5−ジー(ターシ
ャリブチルパーオキシ)ヘキシン−30,05重量部を
添加し押出機内で加熱混練して変性ポリエチレンを得た
。
、密度0.963g /cc、商品名:日石スタフレン
E750(C)、11本石油化学■社製)100重役部
に無水マレイン/IQ O,20重量部およびパーオキ
サイドとして2.5−ジメチル−2,5−ジー(ターシ
ャリブチルパーオキシ)ヘキシン−30,05重量部を
添加し押出機内で加熱混練して変性ポリエチレンを得た
。
該変性ポリ」ヂレンと上記高密度ポリエチレンとを第1
表に示す所定割合に均一混合した組成物を鉄線(Jts
G 3521)に温度230℃で押出被覆法により3
00μmの厚さにコーティングして被覆鉄筋とした。
表に示す所定割合に均一混合した組成物を鉄線(Jts
G 3521)に温度230℃で押出被覆法により3
00μmの厚さにコーティングして被覆鉄筋とした。
該鉄筋をポルトランドセメント15重量%、骨材どして
砂利45重量%および砂30重量%とを所定量混合し、
水10重量%を加えて混合したコンクリート材料に一定
深さ埋め込み、水蒸気r−180℃、10時間養生して
製品とした。該製品の曲げ強II(JIs A 530
4準拠)を測定した。また引抜ぎ強度としてコンクリー
ト成形品より鉄筋をICm引抜くに要する力を測定した
結果を第1表に示した。
砂利45重量%および砂30重量%とを所定量混合し、
水10重量%を加えて混合したコンクリート材料に一定
深さ埋め込み、水蒸気r−180℃、10時間養生して
製品とした。該製品の曲げ強II(JIs A 530
4準拠)を測定した。また引抜ぎ強度としてコンクリー
ト成形品より鉄筋をICm引抜くに要する力を測定した
結果を第1表に示した。
衷1」L【二1−
単量体の種類を無水マレイン酸からN−メチルアクリル
アミド(実施例5)、ビニルグリシジルエーテル(実施
例6)、ビニルトリメ1〜キシシラン(実施例7)にそ
れぞれかえた以外は実IM例1と同様に行ない、その結
果を第1表に示した。
アミド(実施例5)、ビニルグリシジルエーテル(実施
例6)、ビニルトリメ1〜キシシラン(実施例7)にそ
れぞれかえた以外は実IM例1と同様に行ない、その結
果を第1表に示した。
比較例1
実施例1で用いた鉄線を鉄筋として、樹脂被覆を行なわ
ずに実施例1と同じ様にコンクリ−1・祠料に埋め込み
コンクリート成形品とし、実施例′1と同様に評価した
結果を第1表に示した。
ずに実施例1と同じ様にコンクリ−1・祠料に埋め込み
コンクリート成形品とし、実施例′1と同様に評価した
結果を第1表に示した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、骨材、セメントおよび補強筋からなる鉄筋コンクリ
ート構造物において、少なくとも該コンクリートと゛接
触する補強筋を変性ポリオレフィン樹脂または該変性ポ
リオレフィン樹脂を含有するポリオレフィン樹脂で被覆
してなることを特徴どする鉄筋コンクリート構造物。 2、前記変性ポリオレフィン樹脂が不飽和カルボン酸ま
たはその誘導体を0.05〜5.0ffiffi%イ」
加させたものであることを特徴とする特『[請求の範囲
第1項記載の鉄筋コンクリート構造物。 3、前記ポリオレフィン樹脂の変性ポリオレフィン樹脂
と未変性ポリオレフィン樹脂の混合割合が100/ 0
〜10/90(重量%比)である特許請求の範囲第1項
または第2項記載の鉄筋コンクリート構造物。 A 呂H4qJ−tに七ト1朦を君2f−6z11段ノ
ースlη詐]ンクリ−1〜構造物の製造法において、少
なくと・し該コンクリ−1−と接触する補強筋を変性ポ
リオレフィン樹脂または該変性ポリオレフィン樹脂を含
有するポリオレフィン樹脂で被覆した後、該補強筋をコ
ンクリート中に埋没せしめて、該樹脂の融点以上で加熱
養生ずることを特徴とする鉄筋コンクリ−1〜(8造物
の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20597483A JPS6098046A (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | 鉄筋コンクリ−ト構造物およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20597483A JPS6098046A (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | 鉄筋コンクリ−ト構造物およびその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6098046A true JPS6098046A (ja) | 1985-06-01 |
JPH0427354B2 JPH0427354B2 (ja) | 1992-05-11 |
Family
ID=16515794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20597483A Granted JPS6098046A (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | 鉄筋コンクリ−ト構造物およびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6098046A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62153448A (ja) * | 1985-12-26 | 1987-07-08 | 大串 義之 | コンクリ−ト構造体 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5988562A (ja) * | 1982-11-15 | 1984-05-22 | 住友金属工業株式会社 | 優れた可撓性を有する防食鉄筋 |
-
1983
- 1983-11-04 JP JP20597483A patent/JPS6098046A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5988562A (ja) * | 1982-11-15 | 1984-05-22 | 住友金属工業株式会社 | 優れた可撓性を有する防食鉄筋 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62153448A (ja) * | 1985-12-26 | 1987-07-08 | 大串 義之 | コンクリ−ト構造体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0427354B2 (ja) | 1992-05-11 |
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