JPS609771Y2 - 光変調素子 - Google Patents
光変調素子Info
- Publication number
- JPS609771Y2 JPS609771Y2 JP10711579U JP10711579U JPS609771Y2 JP S609771 Y2 JPS609771 Y2 JP S609771Y2 JP 10711579 U JP10711579 U JP 10711579U JP 10711579 U JP10711579 U JP 10711579U JP S609771 Y2 JPS609771 Y2 JP S609771Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- modulation element
- light modulation
- acousto
- diffracted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は音響光学効果を利用した光変調素子に関するも
のである。
のである。
第1図にこの光変調素子の動作原理を示す。
図において、1は結晶またはガラスからなる音響光学媒
体、2はトランスジューサ、3は吸音体、4は電気信号
源である。
体、2はトランスジューサ、3は吸音体、4は電気信号
源である。
そして、信号源4からの信号はトランスジューサ2によ
り超音波信号となって媒体1内を伝搬する。
り超音波信号となって媒体1内を伝搬する。
この時、一定の角度でレーザ光Aを入射させると、レー
ザ光Aは回折され非回折光Bと回折光Cに分離される。
ザ光Aは回折され非回折光Bと回折光Cに分離される。
ここで、信号源4の周波数により回折光Cの方向が決ま
り、信号源4の振幅により回折光Cの強度が決まる。
り、信号源4の振幅により回折光Cの強度が決まる。
これにより電気信号を光信号に変換できるものである。
また、第1図で1′は媒体1の光の入射面、1″は同じ
く光の出射面である。
く光の出射面である。
さて、従来例の光変調素子においては第2図イ9口およ
び第3図イ9口に上記と同一箇所には同一番号、符号を
付して示しているように、音響光学媒体1の光の入出射
面1′、1″は非回折光Bと回折光Cで形成される面に
対して垂直に形成されている。
び第3図イ9口に上記と同一箇所には同一番号、符号を
付して示しているように、音響光学媒体1の光の入出射
面1′、1″は非回折光Bと回折光Cで形成される面に
対して垂直に形成されている。
第4図は従来例を説明するための原理図で、トランスジ
ューサを装着する面から音響光学媒体を見た図である。
ューサを装着する面から音響光学媒体を見た図である。
そして、媒体1の光入出射面1′、1″は通常入射光波
長に対してて透過率を良くするために反射防止膜をコー
ティングするが、完全に反射をなくすことは困難である
。
長に対してて透過率を良くするために反射防止膜をコー
ティングするが、完全に反射をなくすことは困難である
。
この場合、光出射面1″でも光入射面1′と同様媒体1
の内部に向かって反射光が生じ、光入射面1′で再び内
部に向かって反射されて進む光が存在することになる。
の内部に向かって反射光が生じ、光入射面1′で再び内
部に向かって反射されて進む光が存在することになる。
このように多重反射を繰り返しながら各面の透過率にし
たがって光が進行するが、光入出射面1′、1″の平行
度に僅かなくるいがある場合や、仮りに完全に平行であ
っても電気信号が印加されている場合には、超音波に対
する回折条件を反射光が満たすことがあり得るため、回
折光Cの方向に出射してくる光が生じ得る。
たがって光が進行するが、光入出射面1′、1″の平行
度に僅かなくるいがある場合や、仮りに完全に平行であ
っても電気信号が印加されている場合には、超音波に対
する回折条件を反射光が満たすことがあり得るため、回
折光Cの方向に出射してくる光が生じ得る。
この光は信号に対するノイズ光であり、S/N比を悪く
する結果となる。
する結果となる。
本考案はこのような従来の欠点を除くことを目的として
創案されたものであり、その実施例を第5図イ9口およ
び第6図イ9口にそれぞれ上記と同一箇所には同一番号
、符号を付して示している。
創案されたものであり、その実施例を第5図イ9口およ
び第6図イ9口にそれぞれ上記と同一箇所には同一番号
、符号を付して示している。
両実施例に示すように光入出射面1′、1″を互いにほ
ぼ平行で、かつ回折光Cと非回折光Bで形成される面に
対して垂直から角度aだけ傾斜させているものである。
ぼ平行で、かつ回折光Cと非回折光Bで形成される面に
対して垂直から角度aだけ傾斜させているものである。
本考案実施例を説明するための原理図で、トランスジュ
ーサを装着する面から音響光学媒体を見た第7図で明ら
かなように、本考案による光変調素子は多重反射による
ノイズ光が回折光C方向に出射することがないため、従
来の欠点を除くことができる。
ーサを装着する面から音響光学媒体を見た第7図で明ら
かなように、本考案による光変調素子は多重反射による
ノイズ光が回折光C方向に出射することがないため、従
来の欠点を除くことができる。
また、光入出射面はほぼ平行に保たれているため、光源
光軸からの方向に対して音響光学媒体からの出射光はご
くわずか平行にシフトするだけであり、方向がずれるこ
とはない。
光軸からの方向に対して音響光学媒体からの出射光はご
くわずか平行にシフトするだけであり、方向がずれるこ
とはない。
これは非回折光を使用する場合に光学系が複雑にならず
にすみ、実用的である。
にすみ、実用的である。
このように本考案による光変調素子は、簡単な構造でノ
イズ光が少なく、光の出射方向のくるいも少ないものが
提供でき、工業的価値は非常に高いものである。
イズ光が少なく、光の出射方向のくるいも少ないものが
提供でき、工業的価値は非常に高いものである。
第1図は光変調素子の動作原理図、第2図イ。
口は従来例における光変調素子の上面図と正面図、第3
図イ9口は同じ〈従来例における光変調素子の上面図と
正面図、第4図は従来例を説明するための原理図でトラ
ンスジューサを装着する面から音響光学媒体を見た図、
第5図イ9口および第6図イ9口はそれぞれ本考案に係
る光変調素子の実施例を示す上面図と正面図、第7図は
本考案による実施例を説明するための原理図でトランス
ジューサを装着する面から音響光学媒体を見た図である
。 1・・・・・・音響光学媒体、1′・・・・・・光入射
面、1″・・・・・・光出射面、B・・・・・・非回折
光、C・・・・・・回折光。
図イ9口は同じ〈従来例における光変調素子の上面図と
正面図、第4図は従来例を説明するための原理図でトラ
ンスジューサを装着する面から音響光学媒体を見た図、
第5図イ9口および第6図イ9口はそれぞれ本考案に係
る光変調素子の実施例を示す上面図と正面図、第7図は
本考案による実施例を説明するための原理図でトランス
ジューサを装着する面から音響光学媒体を見た図である
。 1・・・・・・音響光学媒体、1′・・・・・・光入射
面、1″・・・・・・光出射面、B・・・・・・非回折
光、C・・・・・・回折光。
Claims (1)
- 音響光学媒体の光入出射面を互いにほぼ平行でかつ回折
光と非回折光で形成される面に対して垂直から傾斜させ
た構成の光変調素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10711579U JPS609771Y2 (ja) | 1979-08-02 | 1979-08-02 | 光変調素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10711579U JPS609771Y2 (ja) | 1979-08-02 | 1979-08-02 | 光変調素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5623919U JPS5623919U (ja) | 1981-03-04 |
JPS609771Y2 true JPS609771Y2 (ja) | 1985-04-05 |
Family
ID=29339753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10711579U Expired JPS609771Y2 (ja) | 1979-08-02 | 1979-08-02 | 光変調素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS609771Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63147406U (ja) * | 1987-03-18 | 1988-09-28 |
-
1979
- 1979-08-02 JP JP10711579U patent/JPS609771Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5623919U (ja) | 1981-03-04 |
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