JPS609741A - 積層物用表面仕上シ−ト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は積層物、そしてより詳しくは、高度のすり偽抵
抗性乞有する装飾的積層物に関する。

発明の背景 高加圧装飾的積層物は通常は種々の合成熱硬化性樹脂で
含浸された複数の紙の層を積重ねて加熱加圧下に硬化さ
せろことにより作られる。常法では、この積層集合体は
下から上へ、複数（例えば３枚から８枚）のフェノール
樹脂含浸クラフト紙から作られる芯シートと、そのクラ
フト紙の上に置かれるメラミン樹脂で含浸したデコラシ
ートと、そのデコラシートの漬部に設けられ積層物の中
で殆ど透明でデコラシートの保＠をするための上張りシ
ートとからなる。

芯シートは通常では一連当り約９０−１５５ボンｒの重
さのクラフト紙から作られる。積層に先立ってクラフト
紙はフェノールホルムアルデヒドレゾール樹脂の水アル
コール溶液で含浸され、熱風乾燥器で乾燥され且部分的
に硬化され、最後にシートに切断される。

デコラシートはメラミン、ホルムアルデヒド樹脂の水ア
ルコール溶液で含浸、乾燥され且部分的にキュアーされ
、最後にシートに切断された高品質の一連当り５０−１
２５ボンドの重さの顔料充填をしたアルファセルロース
紙である。デコラシートは樹脂を含浸する前に常に装飾
的デザインで或は木材、大理石、皮革等のような自然の
材料のグラビヤ写真製版印刷による再現でプリントされ
る。しかしまた無地−色の場合もある。

上張りシートは、デコラシートに表面プリントがある場
合には、プリントラ摩損から保護するために、はとんど
いつも使用される。上張りシートは、紙の単位重量当り
より多量の樹脂を用いる以外はデコラシートについて使
用されるのと類似のやり方でメラミン−ホルムアルデヒ
ド樹脂で含浸さねた一連当り重さ約１５−３５ボンドの
高品質−のアルファーセルロース紙である。個々ｆ）シ
ートを上記に示したやり方で積層し、そしてもし６枚の
含浸芯紙を使用するならば、約５０ミルの厚さを有する
仕上り積層物が出来上るが、厚い又は薄い積層物ケ作る
ためには異った数のシートヒ使用できることが理解され
る。

上記のシートの積重ね物は研磨した鋼板の間に置かれて
、積層物を一体イヒしてかつ樹脂を硬化させるに十分な
時間（例えば約２５分間）８００−１６００　ｐｓｉ　
（例えば１０００　ｐｅｌ）で約２３０°−３４０°Ｆ
（例、ｔば３００ｏＦｌ）Ｋされる。

これが紙シート（複数）の中に樹脂を流動、硬化させか
つシート（検数）乞装飾的高圧積層物と当業へ技術で呼
ばれている一つの積層物に一体イビさせることになる。

実際作業に当っては、二つの積層させれた積重ね物が背
中合せにプレスされ、分離後にこの二つの積層物な引き
剥すことのできるような被覆した剥離シートにより分離
される。

また製品によっては望ましい低い光沢と少し織物状の表
面をもつために、積重ね物の大部分は上張り層と金属板
の間に挿入されるアルミ箔−クラフト紙複合体シートと
、上張り層に面するアルミニュームを有して積層される
。

積層作業が完了てろと積層物の裏材は削片板、合板又は
他の基板に接着できるように紙やすりで磨かれる。その
接着され積層物表面のパネルは次に外観、耐用性、経済
性ケ兼ね備えていることで広く受け入れられている家具
、台所カウンター上部、テーブルの上板、商店の備品、
及び他の最終用途製品に製作される。

上述の一般的方法には、特に外観と生地に特殊の効果を
得るために計画される作業については多くの変化が知ら
れている。また他の硬化サイクルも可能であり、事実時
には他の樹脂系も同様に使用される。

上記に関連した高加圧装飾的積層物の他に、また最近開
発された飽和ポリエステル樹脂かメラミン−ホルムアル
デヒド樹脂か伺れかを使用する低力［１圧積層物も含み
多くの低加圧積層物がある。最近高加圧積層物と競争す
る高度成長？している材料の一つは通常短サイクルで１
７５−２２５　ｐｓｌ。

６２５°−３５０ＯＦ＋で加圧される低加圧メラミン板
に関する製品である。これらの低力ｐ圧製品は一般によ
り安価であるという利Ａｐｒもっているが、これらの製
品は剥離岸損、汚れ抵抗性、熱抵抗性、′ｒ＃撃抵撃性
抗性法安定性等に関する基剤を含むナショナル・エレク
トリック・マニファクチュラーズ・アソシエートによっ
て公表される諸種の厳正な基準、ＮＥＭＡ　ＬＤ３−１
９８０に適合しなげればならないので、１高加圧積層物
”の名称ケ与えることはできない。ある低加圧積層物の
ような植種の他の装飾的プリント表面仕上材料はある望
ましい特長をもっているが、これらの性質の凡てを備え
ている現在入手可能な高加圧積層物のようなものはない
。

特に非常に重要なこれらの特質の一つは摩耗抵抗性であ
る。十分な摩耗抵抗性は殆どの場合上張りシートによっ
て与えられる。優れた歴耗抵抗性はシュルその他の米国
特許第４．２５５，４８０、第４．２６３．０８１及び
それらの後続特許に従って、安価に得られる。

しかしながら壁パネルのような低摩耗の分野での使用を
急回する低加圧積層物や高加圧積層物のようなある種の
場合には、かなり低い摩耗抵抗性が許容される。着し高
加圧装飾的積層物が通常の手法で、デコラシート中週常
３５−４０％樹脂含有量で上張りシート無しで作られる
ならば、摩耗抵抗性は約５０−７５サイクルＮＫＭＡテ
ストＬＤ　−３，０１に過ぎないものとなる。

摩耗及び摩損抵抗性の他に、装飾的積層物、特に高加圧
積層物は、熱抵抗性、一般家庭用化学製品や、食料によ
る汚れ、衝撃及び沸膀水に対する抵抗性、すべてＮｖＭ
ＡＬＤ　３−１９８０の基準に適合するという、特長の
ある表面なもつことが必要である。

更に上記に加えて積層物表面の損傷の他の原因ばかすり
傷である。積層物表面の実際取付に先立って積層物シー
トは寸法に切断し、基板に接着させ、最終寸法に切断し
、縁とりをし、次いで最終付着に移動させて取り付けな
ど幾度も手を掛けねばならない。すべてのこの取扱いの
間、積層物表面は他のシートの面、シートの角、或は緑
と滑動接触をすることになる。これらの種々の滑動接触
をする間に積層物表面には、その表面ではかすり傷か又
は切り傷かは判然しない醜いかすり傷跡が生ずるのであ
る。例えは白色の積層物が青色の積層物の角か或は縁に
より、擦られると、かすり傷跡はその中に青い粒子を埋
め込ませるもののようである。この意味でかすり傷跡は
金属の二つの類似した清浄な表面を共に陽圧下で擦る時
［ゴーリングＪ　（ｇａｌｌｉｎｇ　）として知られる
過程に類似している。「ゴーリング」は冶金学者には金
属の一つの表面から他の表面への移転を示すことかよ（
仰られている。

成るかすり傷は損傷招来対象物から物質の明白な移転乞
有しない。これらの場合には、かすり傷の範囲は盾かれ
てより高い光沢を出すか父は養らせてより低い光沢を出
すかのように見える。

この型のかすり傷は損傷対象物の角、あるいは縁との接
触の圧力による積層物表面での極く少量の流れに起因す
るかのように見える。

併し乍らかすり傷は極めて屡々上記二つの結果、即ちつ
や出しか或はつや消しでゴーリンダブることに起因する
かのように見える。

過去に於ては、殆んどの装飾的積層物は天板、及び他の
大きな面積の用途のため薄い色彩で製作された。濃いあ
るいは強い色彩はかすり偽問題があろので大きな面積で
使用ｆろことはできず、そのため色彩にアクセントをつ
けるために、より小さい面積で屡々使用された。併し乍
ら、過去１０年間に、濃色で強い色彩への欲求が、ｈ店
の備品、エレベータ室、レストランのテーブルの表面の
ような大きな面積の使用にさえも、非常に高まってきた
。

この前述の再類のかすり傷跡が濃色で強い色彩の表面に
起る時は、潟色の表面に起る時よりすっと見えやすいの
でこの設備の所有渚にとってはなおさら不愉快なことで
ある。

このことは顧客に９１−常な不満足を惹き起し、欠陥設
備の取換のために製造業者と製作者に多大の費用がか＼
ることになった。

従ってかすり偽問題が起らない、且減少した装飾的積層
物を捺供することが有利になった。

発明の概要 従ってこの発明の目的は上舵で指摘した辿り従来技術に
於ける欠陥ケ克服することである。他の目的は改良装飾
積層物ケ提供すること；そして−装飾的積層プラスティ
ックのジぐ而に於ける改良すり偽抵抗性を増進すること
；−積層工程に相客れる経済的手法でこの改良を完成￥
ること；そして−Ｐ屑物の他の望ましい特質？損傷する
ことなく、又％にデコラ層の色彩或は装飾的印刷の鮮明
さ？減少さセないことである。

本発明のこわらの又イ１１の目的は積層物上部の表面Ｋ
ａ宜な潤滑性物質？結合させることｔＣより達成されろ
。駕くべきことにこの迫力ｒｌされたれ滑剤が本質的に
改良されたかすり化、抵抗性を萼えることが発１．され
た。腔婁すればか＼る積層物の物理的性質に悪い影響を
・与えずに上部表面［潤滑剤を添加″ｆることが可能な
ことが発見さねた、本発明の他の態様は積層物の物理的
本質を減少させることなしに積層物の表面中にか＼る潤
滑剤ケ如伺にして添力ｐさせるかということを包含する
。

本発明は積層物の二つの一般的タイブに朧められる。そ
の一つの型式はＸ国牲訂第４．２５５．４８０号、第４
．２６３．０８１号による摩耗抵抗性積層物１ であり、他の積層物は同じく便宜上”非摩耗抵抗性″積
層物と呼ぶ積層物である。最初のグループ即ち摩耗抵抗
性積層物では驚くべきことに硬い摩耗抵抗性粒子が積層
物表面に残留し且上述の米国特許に記載される増強され
た摩耗抵抗性を継続して保持していても、加えられた潤
滑剤が本質的に改良されたかすり偽抵抗性を与えること
が見出された。換程すれば、か＼る摩耗抵抗性表面に固
有の物理的本質を低下させることなく、潤滑剤をこの摩
耗抵抗性表面に添加することが可能なことが判明した。

この結果は篤（べきことである、というのは特に巨視的
見地に立てば潤滑剤というものは摩耗抵抗性とは反対の
作用をするものだと誤って信ぜられていたからである。

高力１圧で積層された樹脂のすり偽抵抗性は３０ミクロ
ンに至る迄の大きさで約１５０−２８５”Ｆ’。

好ましくは２２０−２３０’Ｆ’の融点を有する最終的
に分割された固体ワックス粒子を表面に又は極く接近し
て添加することにより改良される。その２　− ワックスは超薄層（非斯耗性積層物については無機物粒
子が使用されないこと？除けば、本明細書に参考として
加入されている上記米国特許第４．２５５．４８０号及
び第４．２６３．０８１号の摩耗抵抗性被覆におけると
同様に）として、含浸していないデコラ波−パーシート
の表面に適用される被榎混合物中に添加させられる。そ
のデコラペーパーシートはワックス融点以下の温度で乾
燥され、次いで通常のメラミンホルムアルデヒドａＪ　
ＪＪ＆或はポリエステル樹脂で含浸される。

含浸シートは通常のフェノール樹脂含友芯シートの積重
ねの様な適嶺な裏材基体の上に置かれ、加熱と加圧下に
一体化される。

一体化のｔｉＪｌ、ワックス粒子ば１ブルーム”（ｂｌ
ｏｏｍ）　５１４ち結晶化し又は表面に移行する。この
積層物の仕上り表面は普通以上に滑かであり、羅耗折抗
性をもたせるために研磨材粒子を含有するか否かは免も
かくとして、すり偽抵抗性も大巾に改良された。粒子の
寸法とワックスの濃度はデコラシートの装飾的表面の色
彩の強さ或は透明度を忰うことの’ｔ、ｃいようＩｃ　
；′Ｊ！ばれる。

潤滑剤の選択は満足な結果を得るのにＸ要である。ｆ’
ｊｃ：わち、もし非ｒ　＊−ｙ粍」抵抗性積層物が造ら
れろｔｒらは鉱物性粒子及びシランとの相容性について
関心を払うに及ばないことを除き、滌１滑剤或は潤滑剤
混合物は上記米国特許第４．２５５．４８０号等に開示
されろような超れｑ層σ）他の成分と相容性でなければ
ならない。才だ固体の潤滑剤は力ｐ正中に融解して、そ
の結果禎屑物の表面に晶出し、かつもや又は劣化を生ず
ることなく固着されなければならない。ワックスは製品
のぼやけを生じないよう２６０°Ｆ以下の温度で融解し
なければならない；しかしながらばやけは時折許容され
る、従ってたとえ、積層工程中にＭ！解しな（ても幾ら
か高い融点のワックスも時に用いることができる。

異った溶融粘度、融点及び阻イオン性及び非イオン性分
散液の酸化百分率を有する多くのワックスが検討された
。非イオン型は黄ばみが少＜、商い溶融粘度がより良い
分散性を与えることが見出された。また低い融点のワッ
クスがより良く晶出し、そしてより低い濃度でより潤滑
性を与えることも測定された。

複だ粉末状示すエチレンは慴の不溶解物に類似の不活性
材料として洗浄剤の使用なしに超薄層用に用いられる被
覆組成物中に分散できることもまた測定された。酸化ワ
ックスが潤滑剤として良く作用するが仕上り積層物に着
色しやすいことが証明された。

最良の結果が微粉ワックス、好ましくは微粉化されたポ
リエチレンワックスで得られることが見出されたけれど
も、情況によっては広く種々の他の潤滑剤も使用するこ
とができろ。例えば成る潤滑剤はその出来上った積層物
に対してぼやけた表面ケもつようにさせ、その結果多く
の場合好ましいものではないことが見出された。しかし
ながらぽやけが許される色彩もある。

好ましくはないが成る条件下で使用できる潤滑剤の中に
は、微粉化した弗化炭素重合物、微粒子の四弗化エチレ
ン重合物（例えばジャムロック・ケミカルス社の５ＳＴ
−２、或はマイクロパウダー５ ス社の“ポリフロー１９０”；ステアリン酸ナトリウム
や亜鉛のようなステアリン酸塩；尚体シリコン樹脂；酸
化されたポリエチレンワックス；微結晶性ワックス；ア
クリル酸或はビニールアセテートとのエチレン共重合体
等を挙げることができる。併し乍ら、上記の通り、好ま
しい潤滑剤は微粉化ポリエチレンワックス及び特に印刷
インク処方に通常用いられるものを包含する。

ぼやけのない最良の製品を製作するために重要なことは
積層作業中部滑剤が融解することを確実にすることであ
る。

しかしながらもし潤滑剤が低過ぎる温度、即ち１４０’
Ｆより低い温度で或は超薄被覆の乾燥中に用いられろ温
度より高いところで融解すると、融解した潤滑剤はデコ
ラシートの繊維ヲ個らす傾向があり、このため多くの場
合に望ましくない大きなしみ、まだらな外観、及び箱降
り、や灰色、になる原因となり、又悪いことには含浸す
る樹脂（メラミン或はポリエステル）によるデコラシー
トへの樹脂飽和を疎害もしくは妨げろことになり、６ そのため不完全結合積層物の中に許し難い情況をもたら
すことになる。またこのことはワックスの結晶化乞妨げ
、それにより比較的貧弱なすり傷抵抗性の原因となる。

ワックスが摩耗抵抗性被覆の乾燥中に融解しない時には
積層物力Ｏ正量に分散することが可能であり、表面に晶
出する。このように、ワックスの一点は、ワックスが含
浸樹脂ｊ！１」ちメラミン或はポリエステルの融点で、
しかも樹脂がゲル化する前に、融解しかつ結晶化するよ
うに十分低くなければならない。

高融点のワックス、即ち積層死中融解しないものはまた
散光と霜降り外輪の原因となることもある。従って、大
抵の場合超？ＩＩ摩耗抵抗性被覆の乾燥中には融解しな
いが、その後積層工程で融解する固体向滑剤が選ばれる
ことが重要である。

最良の結果を得るには、岸耗抵抗性被穆の乾燥は約１７
０″′″−１９０’Ｆ’、１４０’Ｆの最低温度以上で
望ましくは２２０°−２３０°Ｆ＋である潤滑剤の融点
より実質的に下でなければならない。

別の東賛な要素は用いる＠滑剤の量である０−□！＆に
、得られる摩耗抵抗性積層物のかすり傷抵抗性は油滑剤
の量が摩耗抵抗性組成物の乾燥成分の総重量に基づき３
％より少くなるにつれて次第に沖る傾向がある。そのた
め実際の最低の量は約２．５％で、多くの場合かすり協
抵抗を与える約２チより少ない量では大抵の場合不十分
である。摩耗抵抗性被覆の乾燥成分の総重量に同じく基
づく最大限の量は１０％或はそれ以上も可能である。

もし多治ぎるワックスが使用されると、それは曇り又は
ぼやけを生じ；過度の量は旬のＮＢＭＡ　ＬＤ−３の要
求に適合し得ないろう質の表面を生ずることがある。ワ
ックス使用比率では、デコラ紙一連箔すワックス０，２
５ボンドの使用で優れた結果が得られることが遅出され
、又デコラ紙一連当り０．１７５−〇、５ポンドの伊が
問題なしに使用されてきた。

摩耗抵抗性鉱物粒子と任意選択シランとが、「非摩耗抵
抗性」積層物が造られる時には、使用されないことを除
いて、参考のため加入された上記の米国特許に記載され
ているように、被情組成物の他の成分がデコラシート上
部の表面に対し超に層中に適用される。一般に、本組成
物は微結晶セルロース、カルボキシメチルセルロース＆
　ヒＭ　（Ｕ　物質（たとえばヒドロキシプロぎルセル
ロース、メチルセルロース）、ポリビニルアルコール、
ポリビニルピロリドン、陰イオン性アクリル重合体、ナ
）　ＩＪウムアルギネート、及び同様の物質等、及びか
＼る物質の混合物のような一時的結合剤ケ、ワックスと
相容性でかつ満足な製品を与えるための積層条件［耐え
ろことができる限りは、含むことができる。ナトリウム
アルヤネートは本発明によって「非摩耗抵抗性」積層物
ケ造るのに成功裡に使用され、また微結晶性セルロース
とカルボキシメチルセルロースとの混合物は両型式の積
層物ケ造るのに本発明において成功裡に使用された。

一時的結合剤或はその静合物、固体潤滑剤粒子、麿耗折
抗性粒子が摩耗抵抗性積層物が望呼れろ場合のシランと
共に父はシランなしの塵耗抵抗性粒子を包含する成分と
水とが混合されて非常に綺麗な層としてデコラシート表
面ｖｃＭ接注げろように適度の濃度の水性スラリー？形
成される。湿った９ 層の形成後、乾燥され、その乾燥温度は結合剤が微結晶
性セルロースを含む時は最低１４０’Ｆ好ましくは少（
とも１８０’Ｆであることが理解される。

計算上の被麺厚みは乾燥後およそ０．０２−０．３　ミ
ルで好ましくは約０．２ミル迄である。デコラシート上
に直接湿った組成物を注ぐ代りに、一時的担体上に注ぎ
乾燥し、然る後発明者アンガーその他の１９８２年１１
月１６日提出の米国特許出願第４４２．０７０号の技術
に示されるように積層中のデコラシートに移すことがで
きる。

下記の実施例と比較実施例により更にこの発明を説明す
る。

比較実施例１ 高加圧デコラＡＲＰ積層物は５ａｈｅｒらの米国特許第
４．２５５．４８０号の方法に従って作られた。加圧ト
冷却１７’）後、表面カ堅＜、且ＮＥＭＡ　ＬＤ　３−
１９８０に記載の高摩耗抵抗性（ａ’ｂｒａｓｉｏｎ　
ｒｅｓｉｓｔａｎｃｅ）と摩損比率（ｒａｔｅ　ｏｆｗ
ｅａｒ）　？もつことが見出された。

加うるに、このＡＲＰ積層物の優れたひっかき抵抗性は
フリント紙やすり（ｆｌｉｎｔ　５ａｎｄ　ｐａｐｅｒ
）でこ０ することにより証明できたが、この紙やすりは普通の積
層物にこする時は完全に表面の光沢と仕上りを破壊する
ものであった。この紙やすりはＡＲＰ積層物を損傷する
ことはなかったが表面ケ畑い色彩の材料の縁でｆＭヲ引
いたり、あるいはこする時かすり傷の印を示した。

種々の実験に於て、ナトリウムステアレートや亜鉛ステ
アレートのような石けんが積層物の表面に適用された。

あいにく、この手法は只一時的改良を提供するに過ぎな
かった。物質は容易に洗い落とされ問題は元に戻った。

擬舛抵抗性被覆紙の飽和に使用されるメラミンの中にこ
の種の物質を混入してもメラミンの性質が劣化するＪう
な高い濃度になるまで何らの効果もなかった。この摩耗
抵抗性組成物に対するステアリン醜塩の添加も貧弱な結
果を与え、過度の量が必要とされた、そしてこのステア
リン酸塩はまた水に溶は表面より洗い流される。

比較実施例２ 比較例１の二番目の部分の技術によって多（の分散可能
のワックス、特Ｋｌ？リエチレンワックスがメラミン樹
脂の中［混入された。これらワックスはアライＶケミカ
ルＡＣ６２９及びデュロケミカルユニワックス２０００
と０５０とを旬含した。

我々は樹脂中のワックス？２．５％、５％、１０係、１
５チ及び２０％で評価した。力Ｐうるに液状シリコンの
離型剤ダウＱＬ−３６６７がメラミン中にあるとき乞評
価した。前記の通り表面のづ生質が省化する尚濃度の水
準に於て改良が見出されたにプ加ぎなかった。

比較実施例３ この例では顯状シリコン離型剤、ダウＱＬ−３６７７が
デコラシート表面に使用されろ前ＶＣ摩耗抵抗性組成物
の中に静入された。これもまたよい結果は得られなかっ
た。

比較実施例４ この例では２５０′Ｆの凝結Ａ’Ｙもつポリテトラフロ
ロエチレン゛ボリア０−１９０”がデコラシート上に超
薄層に被覆する前にに耗折抗性組成物に加えらねた。結
果は憧かに良好であった。過度の量のＰＴＦＥが中程度
のかすり傷損抗性を得るためには必要である。ＦＴＦＢ
の他の不第１１益は高価なことである。

実施例Ｉ ６ボンドのカルボキシメチルセルロース７Ｌ（バーキュ
レス社製）を９０°−１００士で６４ガロンの水にその
ＣＭＯが溶解する迄攪拌しながら除徐に加えた。それか
ら３３．８ボンドのＡｖｌｃｅｌ　ＲＯ７９１（ｙ＞ｌ
ａ）微結晶性セルロースを加え、そしてその混合物が粘
度１２　ＲＰＭで１９００　ｃｐｓに達する迄攪拌した
。次に６６．８ボンドのアルミナＷＯＡ−３Ｑ　（Ｍｉ
ｃｒｏａｂｒａｓｉｖｅｓ）と３００　ｔｘｔのシラｙ
Ａ−１００（ユニオンカーバイド社製）を加えた。この
時点に於ける粘度は２１５０　ｃｐｓであった。この時
点で８ガロンの水中の別の６．８ボンドのカルボキシメ
チルセルロースケ添加して、粘度は２１００　ｃｐｓと
なった。

この段階で、２．４ボンドの分散性、ポリエチレンワッ
クスであろＵｎｉｗａｘ　１０５０　（Ｄｕｒｏｃｈｅ
ｍｉｃａ１社製）水性エマルジョンを加え、この時点に
おけ３ ろ粘度は１２　ｒｐｍで１５５０　ａｐθであった。こ
の組成物は一連当り３−５ボンドの割合でデコラシート
の上に超薄層で被覆された。超泡被覆は１４０”Ｆ’よ
り高いがポリエチレンワックスの融点より低い温度で乾
燥された。そのように被覆されたデコラシートはメラミ
ン樹脂で５０％−５５受樹脂含有量、揮発分５−７％に
処理された。そのように製作したデコラ紙はフェノール
系芯上に組合サレ、通常１０　Ｄ　Ｏｐｓｉ、２６０ｏ
−６００″ＦＩで力１圧した。得られた積層物は椋準通
りに見え且標準よりずっと低い摩損比率と同様に優れた
剥離抵抗性ンもった。その積層物の表面は触って滑かで
あり月かすり傷はなかった。その積層物の表面？砂でひ
つかく試みは失敗に終った。

実施例］ ６４ガロンの水に４ボンドのカルボキシメチルセルロー
ス７ＬＹ加え１５分間混合した。

次ＶＣ２，６ボンドの微粉化ポリエチレン、ワックス（
Ｓｈａｍｒｏｃｋ　３９４　：　Ｍ　Ｐ　２３０　ｊｐ
　；比重０．９５；１以下の浸透度及び平均粒子径約１
２．５　ミクロン）４ 並［２０ボンドの微結晶性セルローズアビセルＲｃ５１
９ｖ加え、混合物を高い剪断力でその粘度が１２　ＲＰ
Ｍで１．５００−２０００　ｃｐｓ　Ｋ至るまで攪拌し
た。次に２４ボンドのアルミナＷＯＡ　−３０と４３５
　ｍｌ！のシランＡ−１１００と？加えた。最後に６，
８ボンドの０Ｍ０−７Ｌ）７含有する８ガロンのカルボ
キシメチルセルロース混合物？力口え、ソのｐＨＹ２．
５ボンドの酢酸で調節した。組成物は乾燥重量一連当り
３−５ボンドで芯シート上に被覆し、被覆はワックス？
融解すること無しに乾燥し、そしてデコラシートはメラ
ミン樹脂により５０−５５％樹脂含有及び揮発分５％−
７優に含浸された。このデコラシートは積層物の製作に
使用されて実施例■と同様にテストされ同じ結来乞伴つ
ｔム実施例■により作られたほぼ２００枚の積層物が加
工された。積層物は対照品と同じように取扱われた。シ
ートは架台に積み重ね一度に１０枚引き抜いて包装され
た。包装品は集積所に出向され、棚に入れられそして検
査のため取り出された。実験された積層物は伺ら損傷ケ
受けなかった。対照品はカラーに基づく厳しいかすり傷
の印による欠陥が１１−１４％に及んだ。

実施例■ 実施例Ｉの方法乞繰り返した。次のワックスをテストし
て同様の結果を得た。

ＡＣ７３５アライドケミカルカンパニー、ＭＰＰ１２３
　マイクロパラダース。

Ａ−１２アライドケミカルカンパニー。

ＡＣ３９２アライドケミカルカンパニー。

Ｂ６　アライドケミカルカンパニー。

ジャムロック３９５　ジャムロックケミカルカンパニー
。

ＭＰＰ６２０　マイクロパラダース。

ＡＣ３１６アライドケミカルカンパニー。

ＡＣ！５４０　アライドケミカルカンパニー。

ＭＰＰ６１１　マイクロパラダース。

ＡＣ７３５は軟化点（ＡｓＴＭｚ　−２８）　１１０°
Ｃ及び２３０’Ｆ’；硬度（ＡＳＴＭ　Ｄ　−５）　２
．５　ａｍｍ：密度（ＡＳＴＭＤ　−１５０５）　０．
９２３ｉ’／ＣＧ及びブルックフィールド鴨粘度、１４
０℃（２８４’Ｆ’　）で６０００　ｃｐｓ　Ｙ有する
微粉化ポリエチレン、ホモ重合体である。

潤滑剤Ａ−１２は密度０．９９ｙ／ｃｃ；硬度０．５ａ
ｍｍ（１００ｙ１５日θｃ、／２５℃）；軟化点１４０
°ｃ（２８４°Ｆ’）；酸価６０；平均粒子径１２ミク
ロン及び２−２４ミクロンの粒径分布を有するポリエチ
レン微粉末“ポリミスト”（Ｐｏｌｙｍ１ｓｔ）である
。

潤滑剤Ａ０３９２は軟化点１３８°Ｃ（２８０”Ｆ’）
；硬度０−０−５ｄ以下；密度０．９９　；プルツクフ
ィール粘度１４９℃（６００°Ｆ）で９．０００　ｃｐ
ｓ及び酸価２８？もつ酸化ポリエチレンホモポリマーで
ある。

潤滑剤Ｂ６は密度０．９６　；硬度Ｑ、５　ｄｍｍ　；
軟化点１２８°ＣＣ２６２”Ｆ）；平均粒子径６ミクロ
ン、及び粒子分布２−１２２ミフロンケつ他の微粉末ポ
リエチレン１ポリミスト”である。

潤滑剤ＡＯ３１６は軟化点１４０°０（２８４″Ｆ＋）
；硬度Ｑ、５ｄｍｍ以下；密度０．９８　；ブルックフ
ィールド粘度１４９°Ｃ（３００”Ｆ’）で３０．００
０７ ｃｐｓ　ｉ及び酸価１６を有する別の酸化ポリエチレン
、ホモポリマーである。

潤滑剤ＡＣ！５４０は軟化度１０８℃（２２６’Ｆ）；
硬度２．、Ｏｄｍｍ　；密度０．９３　；ブルックフィ
ールド粘度１４０°Ｃ（２８４”Ｆ’）で５００　ｃｐ
ｓ　；及び酸価４０？有する乳化できろエチレン／アク
リル共重合体である。

潤滑剤ＭＰＰ　１２３は融点２３０°−２３５’Ｆ　；
凝結力２１５°−２２０”Ｆ　；浸透度７７’Ｆで１．
５；酸価及び鹸化価０；密度７７°Ｆで０．９２　；最
大粒子径１５ミクロンと平均粒子径、４ミクロンを有す
る微粉化ポリエチレンワックスである。

潤滑剤ＭＰＰ　６２０は融点２４１’Ｆ；凝結点２３７
°Ｆ；浸透度７７’Ｆにおいて１；酸価及び鹸化価０；
密度７７′″Ｆ＋で０．９５　；最大粒子１０ミクロン
；平均粒子径２．５ミクロンケ有する微粉化ポリエチレ
ンワックスである。

潤滑剤ＭＰＰ　６１１は融点２３２〒：凝結点２２９°
Ｆｌ；浸透度７７°Ｆで１；密度０．９５　；及び平均
粒子径２．５ミクロン？有する微粉化ポリエチ８ レンワックスである。

潤滑剤ジャムロック３９５は高度の結晶性、融点２５０
″Ｆ　；密度肌９５；及び浸透度１　、Ｊ−を有する高
融点ポリエチレンワックスである。

実施例■ 一連のテストはデコラシート上の超薄剥離抵抗性被覆の
乾燥の間、ウェブスピードとオーブン温度が、最大のウ
ェブ温度が夫々１５５°Ｆ’、　２２２°Ｆ’及び２３
８０Ｆになるように調整された。各の場合使用した被覆
剤重量は一連当り約４ボンドであった。その紙はメラミ
ン樹脂含有８５３−５５％、揮発分５．７％−６，５チ
で浸潤された。加圧後裔の積層物は検査された。

１５５’Ｆで処理した紙は優れたかすり傷祇抗性の濃い
鮮明な色彩をして、はん力のない積層物を生成した。２
３８″Ｆで処理した紙はより貧弱なかすり錫板抗性（ワ
ックスを使わないよりはずっとよいが）で、はん点はな
いが霜降り色（即ちその色は謎（なく鮮明でもない）を
した積層物を作った。ワックスの融点である２　２２ｃ
′ＦＩで処理した紙ばかマリ傷抵抗性にむらがあり斑な
外観をもち又鞄降り色になった。

これらの処理からして摩耗抵抗性被覆の乾燥間にワック
スが融１１）’ｌｉ　Ｌない時には積層物加圧間に分散
して表面に結晶化１゛ろことか利用できると結論されろ
。そのワックスの融点は、含浸樹脂、即ちメラミン或は
ポリエステル、の融点で且この樹脂がゲル化する前に、
融解し結晶化するように十分低くなければならない。よ
り高い融点のワックスは散光と心降りの外ｆＩＩ＋！を
生する。もしワックスが被覆機の中で融ければ、それは
紙繊維を飽和して、樹脂の飽和を妨げ且ワックスケ結晶
化から阻むことになる。このことは比較的低いかすり偽
抵抗性と斑点化や灰色化を生ずることになる。

最良の結果は涌滑剤を含有する摩耗抵抗性被覆物の乾燥
は約１７０°−１９０”Ｆ、最低温度１４０°Ｆ以上で
、且潤滑剤の融点より実質的に下、望ましくは２２０°
−２３００Ｆで行わねばならぬ。

実施例Ｖ ６４ガロンの水に４ボンドのカルボキシメチルセルロー
ス７ＬＹ加えてから、１５分間混合した。

次［２，６ボンドの微粉化ポリエチレンワックス（ジャ
ムロック３９４：融点２３０″Ｆ；比Ｍ　Ｏ，９５；浸
透度１より／Ｊ・；且平均粒子径はおよそ１２．５ミク
ロン）と２０ホントのアビセルＲＯ５９１微結晶性セル
ロースと？加え、その混合物を高い剪断力で１２　ｒｐ
ｍ　において１．５００乃至２．０００ｃｐｓに至る迄
攪拌した。次に３．８ボンドの０Ｍ０−７Ｌｖ含有する
８ガロンのカーボキシメチル士ルロース混合物乞加えて
から、ｐ）ＩＹ２．５ボンドの酢酸で調整した、この組
成物は乾燥重量一連当り１．５−２．０示ンドの無地デ
コラ紙の上に被覆され、その被覆はワックス乞融解させ
ずに乾燥し、そしてデコラ紙は樹脂含有量５０−５５％
、揮発分５−７％にメラミン樹脂で含浸された。このよ
うにして製作したデコラ紙はフェノール芯の上に重ね合
わせ通常では１０００ｐ日１．２６０°−３００’Ｆ’
で加圧された。得られた積層物は正規の外見ｙａｌ−呈
し、また正規の趣耗抵抗性を有した。積層表面は触ると
滑かでかすり傷はつかなかった。積層表面１ はかすり偽抵抗性を減少せずに洗剤と温水で洗浄さねた
。

実施例■ ９０°−１１５°Ｆで６４ガロンの水に６ボンドのカル
ボキシメチルセルロース７Ｌ（バーキュリー社製）ヲこ
のＯＭＯが溶解する迄か：拌しながら徐々に加える。そ
れから３６．８ボ″ンドのアビセルＲｅ７９１　（ＦＭ
Ｏ）微結晶性セルロースが加えられ、その混合物が攪拌
される。この時点で８ガロンの水に入れた別の３．８ボ
ンドのカルボキシメチルセルロースを添加する。

次ニ３．４ボンドの分散可能のポリエチレンワックスで
あるユニワックス１０５０（デュロケミカル社製）の水
中エマルジョンを追加する。この組成物が乾燥重量一連
当り１．７５−２．９ポンドの比率でデコラ紙の上に超
薄膜層状に被覆されろ。その超薄膜被覆ｙｒ１４０’ｐ
より高いがポリエチレンワックスの融点より低い温度で
乾燥する。かくして被覆したデコラシートは樹脂含有量
５０％−５５ｔＬ、且揮発分５−７％にメラミン樹脂で
処理ろ２ される。

実施例■ 初期の一時的結合剤或は表面結合剤としての微結晶性セ
ルロースの代りに、ナトリウムアルギネ−）　（Ｘ−ｅ
ｌｇｉｎ　ＬＶ、Ｋｅｌｃｏ社製）のような他の相容性
結合剤乞証明するために多くの例が実施された。

かくして、固体潤滑剤のナトリウムアルギネートとの混
合物がデコラ紙の上に被接され、その後にこのデコラ紙
がメラミン或はポリエステルで飽和され、乾燥され且積
屑物に作り上げられる。この積層物表面はつるつるして
かすり偽抵抗性がある。

溶液は水６００部、Ｋｅｌｇｉｎ　ＬＶ　６部、とポリ
エチレンワックス（ジャムロック３９４　）　６ＮＳ’
ｘ含有するように調合された。この混合物は一連当り１
．５−２．０ボンドの比率で褐色の飽和用紙のシート上
に抜身された。この紙はメラミン樹脂で飽和され且実施
例■におけるように積層された。結果は同一であった。

実施例■ 追加例が発明者Ｕｎｇａｒらの米国特許出願第４４２．
０７０号に一致する転写技術ケ証明するために実施され
た。実施例■に記載のケルギン混合物と実施例Ｖに記載
のアビセル温合物の両方が離型紙の上に被覆された。こ
才１らはパーチメント紙ならびに紙の上のアルミ箔を包
含−ｆる。乾燥後にその離型相体がメラミンで飽和され
た無地模様のシートの上に覆いかぶせて、正規サイクル
で加圧された。通常のフェノール系の芯が使用されｔ５
８００−１２００ｐθ１で２６０°−５００′１？の標
準の力０圧サイクルが使用された。その離型相体を取り
除いた後にその被榎物がメラミン被榎紙に転写したこと
が見出された。製作した積層物はつるつるしてすり偽抵
抗性は上記と同じであった。

本発明の範囲から逸脱しないで色々の変更が行われるこ
とか尚業渚にとって自明であろう。そして本発明は不明
８ｆｆＪ書に記載のものに限定されていると考えろべき
ではない。例えば本発明は又デコラシートよりもむしろ
上張り紙に関連しても使用することができる。

代理人　浅　村　皓 ５

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）すり協抵抗性装飾的積層物の製作に使用される表
   面仕上シートであって、該表面仕上シートはその上に１ （１）装飾的積層物を作るため表面仕上シー）Ｙ使用中
   、粉状の＠滑剤がその表面に対し融解しかつ島いて、そ
   れにより同時に良好な透明度と改良したすり動抵抗性と
   を有する装飾的積層物な与えるのに十分な量の固体の粉
   状潤滑剤、および （１１）該潤滑剤の粒子を上記表面仕上シートの表面に
   結合させるのに十分な潤滑剤の該粒子のための結合剤物
   質（この仕上シートは該結合剤物質と相容性の熱硬化性
   樹脂で含浸されている） ？包含する超薄仕上げノーな有することを特徴とする上
   記表面仕上はシート。 （２）上記超薄表面仕上層がまた摩耗抵抗性粒子を包含
   し、そして上記結合剤物質カー上記摩耗抵抗性粒子を上
   記表面仕上シートの表面に結合させるに十分な量で存在
   する、すり動抵抗性で摩耗抵抗性の装飾的積層物の製作
   に使用−ｆるだめの特許請求範囲第１項に記載の表面仕
   上シート。 （３）上記潤滑剤が６０ミクロンよりＩ」＼さ〜・粒子
   寸法と約１８０−２８５”Ｆ’の融ルとを有−ｆる、特
   許請求範囲第１項又は第２項に記載の表面仕上シート。 （４）上記鈎滑剤が約１−２５ミクロンの粒子寸法と約
   ２２０−２３０″Ｆの融点を有する特許請求範囲第１項
   又は第２項に記載の表面仕上シート。 が （５）本社キ＝本本上記潤滑剤課約１−２５ミクロンの
   粒子寸法な有する重合体ワックス、好適に＆ま微粉化し
   たポリエチレン、ワックス、である、特許請求範囲第１
   項又は第２項に記載σ）表面仕上シート。 （６）上記固体の粉状潤滑剤が少（とも２．５％の上記
   熱硬化性樹脂な除き、超薄表面仕上１−の諸成分の全重
   量を基準としである量で存在する、特許請求範囲第１項
   又は第２項に記載の表面仕上シート。 （７）上記固体の粉状潤滑剤が表面仕上紙一連当り０．
   １７５−０．５ボンドの量で上記超薄表面仕上層の中に
   ある、特許請求範囲第６項に記載の表面仕上シート。 あるいはその混合物である特許請求範囲第１項又は第２
   項に記載の表面仕上シート。 （９）裏層を包含しかつ特許請求範囲第１項−第８項の
   倒れかに記載の熱硬化性の樹脂含浸表面仕上シートに積
   層されている、すり傷抵抗性の装飾的れた厚みを有する
   、特許請求範囲第９項に記載の装飾的積層物。