JPS609696B2 - パーマネントウエーブ用剤 - Google Patents

パーマネントウエーブ用剤

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JPS609696B2
JPS609696B2 JP13099776A JP13099776A JPS609696B2 JP S609696 B2 JPS609696 B2 JP S609696B2 JP 13099776 A JP13099776 A JP 13099776A JP 13099776 A JP13099776 A JP 13099776A JP S609696 B2 JPS609696 B2 JP S609696B2
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JP
Japan
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hair
cysteine
agent
permanent waving
solution
Prior art date
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JP13099776A
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JPS5356327A (en
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耕司 米田
正躬 大西
武久 大橋
博孝 福光
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Publication of JPS609696B2 publication Critical patent/JPS609696B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/04Preparations for permanent waving or straightening the hair
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/40Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing nitrogen
    • A61K8/44Aminocarboxylic acids or derivatives thereof, e.g. aminocarboxylic acids containing sulfur; Salts; Esters or N-acylated derivatives thereof
    • A61K8/447Aminocarboxylic acids or derivatives thereof, e.g. aminocarboxylic acids containing sulfur; Salts; Esters or N-acylated derivatives thereof containing sulfur

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Veterinary Medicine (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はNーカルバモィルシスティンを含有することを
特徴とする新規なパーマネントウェーフ用剤に関するも
のであって、その目的はシステインを主剤とする製品と
同様に人間の毛髪や皮膚等に対する作用が温和であると
同時に悪臭がなく、しかもシスティンを主剤とする製品
の重要な欠点である保存中ならびに施術中の安定性の点
でも非常に優れたパーマネントウェーブ用剤を提供する
ことにある。
更にこのパーマネントウェーブ用剤は毛髪にウェーブを
付与する目的に適するばかりでなく、自然にあるいは人
工的にカールのついた毛髪を真直にする目的にも使用す
ることができる。従来最も多く用いられているパーマネ
ントウェーブ用剤はチオグリコール酸を主剤にしたもの
であるが、チオグリコール酸は人間の毛髪に対する作用
が激しいために、毛切れ、脱毛、毛髪の光沢低下等を起
し易く、また頭部表皮のかぶれ、皮膚障害、毛根の破損
等の原因になることが知られている。
最近はこのような欠点を有するチオグリコール酸に代っ
て、毛髪や皮膚に対する作用が温和なシスティンを主剤
とするパーマネントウェーブ用剤がかなり多く使用され
るようになってきた。しかしながらシスティンを主剤と
するパーマネントウェーブ用剤は、保存中にシステイン
が酸化されて効力の低下が生じ易いばかりでなく、それ
に伴って水に簸濠性のシスチンが結晶として析出してく
るので、商品としての価値を著しく損うという欠点を有
している。更にまたパーマネントウェーブ施術中にシス
チンの結晶が析出して顧客の毛髪や頭皮あるいは美容師
の手等に付着し、不快感を与えることがある。シスチン
の結晶は水洗で除去できないために、作業効率を低下さ
せるばかりでなく、時には毛髪に白色の粉末が残って髪
の仕上りの美観を損うことがある。また美容師の手特に
指の間の部分に付着したシスチンは、表皮と堅〈結合し
て容易に除去できなくなるので、美容師の職業上の問題
になっているのが現状である。本発明者等は、人間の毛
髪や皮膚等に対する作用が温和であると同時に悪臭がな
く、しかも保存中ならびに施術中の安定性が優れたパー
マネントウェーブ用剤を目的として鋭意研究を行った結
果、Nーカルバモィルシスティンを主剤にすることによ
ってこの目的を達成しうろことを見出すに至った。本発
明はN−カルバモィルシスティンを含有することを特徴
とするパーマネントウェーブ用剤であって、更に望まし
くは3乃至2の重量%のNーカルバモィルシスティンを
含有し、田が8から10の間に調節された水溶液形態に
あるパーマネントウェーブ用剤である。
本発明で使用されるNーカルバモィルシスティンは、実
用的見地からN−カルバモイルーLーシステインまたは
NーカルバモイルーDLーシステインであることが好ま
しいがへNーカルバモイル−Dーシステインであっても
さしつかえない。
N−カルバモイルーLーシスティンは「例えばL−シス
ティンとシアン酸カリウムとの反応によって簡単に合成
される化合物である。N−カルバモィル−DLーシステ
ィンは安価な工業原料から出発して合成することができ
るので、おそらくN−カルバモィルーLーシスティンよ
りも経済的に製造しうる可能性がある。Nーカルバモィ
ル−LーシステインとNーカルバモイル−DL−システ
インは、共に非常に毒性の小さい化合物であることが判
明した。経口投与によるマウスのLD50値は、Nーカ
ルバモイル−L−システインが13500雌′kg、N
ーカルバモイルーDLーシステインが13100雌/k
9であった。本発明のパーマネントウェーブ用剤は通常
N−カルバモィルシスティンを3乃至2の重量%の範囲
で含有するが、室温で使用するコールド液の場合実用的
に好ましい範囲は5乃至1の重量%である。
しかし加温式のパーマネントウェーブ用剤においては「
更に低濃度でも使用することができる。N−カルバモイ
ルシステインはL型、DL型あるいはD型のいずれであ
っても、使用濃度が等しければ効果に差はみられない。
Nーカルバモィルシスティンを含有する本発明のパーマ
ネントウェーブ用剤は、pHが8からloの間に調節さ
れた水溶液として用いられるが、特にpH8.7乃至9
.5の範囲が適当である。
pH調節には各種の無機塩基あるいは有機塩基が用いら
れ、無機塩基としてはアンモニア「水酸化ナトリウム、
水酸化カリウムなど、有機塩基としてはモノェタノール
アミン、トリェタノールアミンその他各種のアミン類が
ある。しかしこれらの塩基の中で実用上特に好ましいも
のはモノェタノールアミンである。本発明のパーマネン
トウェーブ用剤は、前述の主剤とpH調節剤の他に通常
浸透剤や金属封鎖剤などの補助剤を含有させることより
、更に効果を高めることができる。
浸透剤は毛髪に対する主剤の浸透性を増大させ、安定し
たパーマネントウェーブ効果を与えるために有用である
。浸透剤としては、例えばポリオキシェチレンおよびそ
の高級アルコールエーテルあるいはその高級脂肪酸ェス
テルなどがよいが、他の界面活性剤を用いこともできる
。これら浸透剤の使用濃度は通常0.1乃至1%程度で
ある。金属封鎖剤は主剤の安定性を高めるために有効で
あり、且つ髪の仕上りを美しくする効果も有している。
金属封鎖剤としては、例えばエチレンジアミン四酢酸(
EDTA)またはその水溶性塩が0.01乃至0.1%
の範囲で使用される。以上の他に、必要に応じて防腐剤
、湿潤剤、増粘剤等の補助剤や「香料、着色料等を含有
させることもできる。本発明のパーマネントウェーブ用
剤を用いて毛髪にウェ−ブを付与する方法としては、コ
ールド式、加温式あるいは男子理容に用いられるアイロ
ン式のいずれも適用することができる。
これらの方法の詳細は当業者にとって周知のことである
。コールド式で毛髪にウェーブを付与する場合、毛髪を
所望の形態に保持したま)本発明のコールドパーマネン
トウェーブ液を充分に塗布して可塑化を行わせ、次いで
毛髪を酸化条件にさらしてその形態を定着させる。毛髪
の形態を定着させる方法は公知の方法でよく、例えば長
時間空気にさらすか、あるいは短時間無機酸化剤の水溶
液と接触させることによって行われる。この無機酸化剤
としては、臭素酸アルカリ金属塩や過酸化水素などが用
いられる。本発明のパーマネントウェーブ用剤は毛髪に
ウェーブを付与する目的だけでなく「自然にあるし「は
人工的にカールのついた毛髪を真直にする目的にも使用
しうる。
この場合はパーマネントウェーブ液を塗布したのち毛髪
を真直にのぱし、その形態で定着させることによって目
的が達成される。本発明のパーマネントウェーブ用剤の
長所を示せば、次のようである。○} 毛髪に対する作
用が温和であるため毛切れや脱毛のおそれがなく、また
毛髪を損傷しないのでウェーブを付与したのちも自然の
柔らかさと光沢が保たれる。
■ 皮層に対する作用が温和であるため、頭部表皮のか
ぶれや障害を起すことがない。
また本発明によるパーマネントウェーブ液を繰返し使用
しても、システィンを主剤とするパーマネントウェーブ
用剤の場合のように美容師の手の白色結晶が固着すると
いう障害を生じない。糊 チオグリコール酸を主剤とす
るパーマネントウェーブ用剤のような不快な悪臭がなく
、極めて衛生的である。
【4’システイン主剤とするパーマネントウェーフ用剤
のように、施術中に白色結晶が析出して作業効率を低下
させたり、あるいは毛髪上に白色結晶が残って髪の仕上
りの美観を損うことがない。
‘51 システィンを主剤とするパーマネントウェーブ
用剤と比較して、貯蔵中に還元力の低下が少〈、また酸
化に伴って水に難綾性の結晶が析出してくるようなこと
がない。
以上に説明したことから、本発明のパーマネントウェー
ブ用剤が業務用並びに家庭用として非常に好ましいもの
であるこが理解されたであろう。
次に本発明の実施例について述べる。実施例 1 次の表1に示す6種のコールドパーマネントウェーブ液
を調製した。
これらの中で、A、B、C、Dの4種は本発明の実施例
であるが、B、Fの2種は比較のための参考例である。
表1 コールドパーマネントウェーブ液の調製は、純水にモノ
エタノールアミン、Nーカルバモイルシステインまたは
Lーシステイン、エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム
塩、ポリオキシェチレン(n=20)オレイルェーテル
の順に加えながら縄梓溶解し、モノェタノールアミンで
班を9.1に調整しながら液の全量を100奴とした。
表1に示したモノェタノールアミンの量は、初めに加え
た量と斑調整に用いた量との合計量である。洗髪したの
ち、表1のコールドパーマネントゥェーブ液を塗布した
毛髪をカーラーに巻き、更に巻いた毛髪をコールドパー
マネントウェーブ液で濡らして15分間放置した。
次にコールドパーマネントウェーブ液を水洗して除き、
5%の臭素酸カリウム溶液で定着させた。水洗したのち
乾燥して、カーラーをはずした。上記の処理を行った結
果、コールドパーマネントウェーブ液、A、BおよびE
の場合はウェーフのつき方が非常に良好であった。
コールドパーマネントウェーブ液C、DおよびFの場合
には、前者に比してゥェ−ブのつき方がや)弱かったが
、実用的には充分満足できるのであった。実施例 2 実施例1に記載した6種のコールドパ−マネントウェー
ブ液について、保存中の安定性を比較した。
表1に示した6種の液各100の【を夫々200のZ客
の無色広口試薬瓶に入れ、ふたをしないで室温(20〜
25qo)に4週間放置した。
始めてから1週間毎に液を5.0の(づつ採取し、液中
の還元性物質をヨード法で定量した。
その方法は次のようである。採取した5.0の上の原液
を純水で希釈して50の‘とし、これを試験液とした。
純水50桝、30%硫酸5.0松‘を200の‘客共栓
付三角フラスコにとり、0.1N沃素溶液25.0の‘
を加えて、そこえ前記の試験液20.0の‘を加え、密
栓してふりまぜた。室温に1粉ご間放置したのち0.1
Nチオ硫酸ナトリウム標準溶液で滴定し、その消費量を
求めた。それと別に空試験を行って、そのときの0.1
Nチオ硫酸ナトリウム標準溶液の消費量と前記の消費量
との姿を原液中の還元性物質の含有量を表わす特性値と
した。コールドパーマネントウェーブ液を調製した直後
に測定した上記特性値を100%としてL夫々1週間目
毎に測定した特性値を%で示し還元怪物質の残存率とし
た。その結果を表2に示す。表2 表2に示したように、N−カルバモイルシスティンを使
用したコールドパーマネントウェーブ液はL−システィ
ンを使用した場合よりも保存中の還元力の低下が少なか
った。
またL−システインを使用したコールドパーマネントウ
ェーブ液Eは8日目に、同じくFでは10日目にシスチ
ンの結晶が析出した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 N−カルバモイルシステインを含有することを特徴
    とするパーマネントウエーブ用剤。 2 3乃至20重量%のN−カルバモイルシステインを
    含有し、pHが8から10の間に調節された水溶液形態
    にある特許請求の範囲第1項記載のパーマネントウエー
    ブ用剤。 3 N−カルバモイルシステインがN−カルバモイル−
    L−システインである特許請求の範囲第1項または第2
    項記載のパーマネントウエーブ用剤。 4 N−カルバモイルシステインがN−カルバモイル−
    DL−システインである特許請求の範囲第1項または第
    2項記載のパーマネントウーブ用剤。
JP13099776A 1976-10-29 1976-10-29 パーマネントウエーブ用剤 Expired JPS609696B2 (ja)

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JPS5356327A JPS5356327A (en) 1978-05-22
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5585511A (en) * 1978-12-25 1980-06-27 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd Permanent wave composition
GB2038385B (en) * 1978-12-25 1982-12-22 Kanegafuchi Chemical Ind Permanent waving composition
JPS56142643U (ja) * 1980-03-28 1981-10-28
JPS56144080U (ja) * 1980-03-28 1981-10-30
JPS5929052Y2 (ja) * 1980-03-29 1984-08-21 三晃金属工業株式会社 建築用板

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