JPS6096442A - インサ−ト固定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、成形金型型板に複数個のインサートを固定
する装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来の成形金型の複数個インサート固定は第１図にその
具体構成を示すように、型板１の彫込み部に小さなイン
サート２がボルトにて固定されていた。このような方法
では小さなインサート２を大きな型板１に正確に隙間な
く挿入するため充分注意をはられねばならず、手間がか
かる上、組込に熟練度が必要となシ組立上において問題
があった。また、成形の際インサート２の上面部で突合
せを行うものについては、長時間の成形により型板１の
彫込み底面部が損傷（へこみ）を受け、成形品の突合せ
不良によるパリ発生の原因ともな９、品質上においても
問題となっていた。

発明の目的 本発明は、上記従来の欠点を解消するものであり、金型
組立性を向上し、成形品の品質を向上させるものである
。

発明の構成 本発明は、複数個のインサートを組合せだ状態の外形と
同寸の１枚の焼入れ板上に前記インサートを正確な位置
に置き、焼入れ板の底からボルトにてインサートを固定
し、その状態で、型板の彫込部に前記インサートを固定
した焼入れ板を挿入し、型板底から板入れ板を固定する
インサート固定装置であり、金型組立性が大巾に向上で
き、金型の耐久性が増すことによって、成形品の品質管
理上においてもきわめて有利である。

実施例の説明 以下に、本発明の一実施例を第２図にもとづいて説明す
る。図において、３は型板、４は複数個のインサート、
６はインサート４を固定した焼入れ板、６は焼入扛板６
を型板３に固定するボルト、７はインサート４を焼入れ
板５に固定するボルト、８は型板３の温調用穴である。

そして、前記複数個のインサート４は金型外にて焼入れ
板６の上に正確に置かれ裏側よりボルト７にて固定され
る。

この状態で前記インサート４は焼入板と一体となシ見か
け上１個のインサートとして取扱い、型板３の彫込部に
挿入の後、ボルト６にて固定されるものである。

なお実施例において焼入板５は金型の使用条件によって
は焼入れなしの板でもよい。

発明の効果 このように本発明のインサート固定装置は、複数個のイ
ンサートを型板の外で、焼入れ板の上に固定し一体化さ
せて取扱うものであるため、金型組立の際の手間を大巾
に省くことができ、小さな突合せインサートの底面部分
の型板彫込み底面の損傷を防ぐことがでる。さらに複数
個のインサートを直接型板にボルトで固定せずに焼入れ
板をボルトにて固定するため、ボルトの本数が少くてす
み、かつボルト位置決定の自由度が増すだめ、金型温調
用の穴の回路設計の面でも有利となるという特徴も奏し
ている。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の複数個インサートの型板への組込状態を
示す断面図、第２図は本発明の一実施例における、複数
個インサートを焼入れ板に固定一体化して型板に組込ん
だ状態を示す断面図である。 ３・・・・・・型板、４・・・・・・インサート、６・
・・・・・焼入れ板、８・・・・・・温調用穴。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数個のインサートをその組合せた状態での外形と同寸
   の一枚の焼入板上に、裏側よりボルトにて固定し、その
   状態で型板裏側より前記焼入板をボルトにて成形金型に
   固定したインサート固定装置。