JPS609504Y2 - 高圧ホ−スの支持装置 - Google Patents

高圧ホ−スの支持装置

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Publication number
JPS609504Y2
JPS609504Y2 JP17456779U JP17456779U JPS609504Y2 JP S609504 Y2 JPS609504 Y2 JP S609504Y2 JP 17456779 U JP17456779 U JP 17456779U JP 17456779 U JP17456779 U JP 17456779U JP S609504 Y2 JPS609504 Y2 JP S609504Y2
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JP
Japan
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pressure hose
hose
elastic member
circumferential surface
large diameter
Prior art date
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Expired
Application number
JP17456779U
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English (en)
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JPS5691973U (ja
Inventor
寛 吉田
Original Assignee
三菱自動車工業株式会社
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Publication date
Application filed by 三菱自動車工業株式会社 filed Critical 三菱自動車工業株式会社
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Publication of JPS5691973U publication Critical patent/JPS5691973U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、高圧ホースの支持装置の改良に関するもので
ある。
従来の高圧ホースの支持装置の一例を第1図ないし第3
図により説明すると、1はパワーステアリング用のオイ
ルポンプであって、図示されないブラケットにより車体
に装着されかつ図示されないオイルリザーバタンクに高
圧ホース2により連通されている。
さらにオイルポンプ1は高圧ホース3及びチューブ4を
通って例えば図示されないステアリングギヤボックスに
油圧を送りその油圧の作用により操舵力の軽減を行うも
のである。
6は高圧ホース3とチューブ4を結合する中空円筒状の
ホース口金5部を支持する支持装置で、同支持装置は第
2図及び第3図に示すように凹溝8と同凹溝の両側にウ
ェルディングナツト9を固着すると共に車体側パネル1
0に両端をスポット溶接されたボデーブラケット7と、
ホース口金5に外嵌された中空円筒状の樹脂製弾性部材
11と、凹溝13を有するクランプ12及び同クランプ
を固定するスプリングワッシャ付ボルト14とで構成さ
れている。
上記弾性部材11の外周面はほぼ全面ボデーブラケット
7及びクランプ12と押圧当接しかつ内周面はホース口
金5の軸線方向両端の大径部15及び16とほぼ当接す
ると共に上記大径部15及び16以外のホース口金5と
は押圧当接している。
従って、干渉物をさけるために通常屈曲させて配管され
ているチューブ4の曲げ成形の精度不良及びポンプ1の
脈動により高圧ホース2の軸線位置の変動等によりホー
ス口金5の軸線が第3図においてAからB又はCあるい
は前記以外の位置に移動した場合に、弾性部材11が特
に圧密状態となる部分が生じポンプ1の脈動による振動
がボデーブラケット7を介17て車体に伝わり乗員に不
快な音となって聞えるという不具合があった。
本考案は上記不具合を解消するために創案されたもので
、中空円筒状に猛威され、軸線方向両端に位置する2つ
の大径部と同2つの大径部の間に位置し且つ上記大径部
より小さい外径を有する小径部とより戒る高圧ホースの
ホース口金に、略円筒形状に猛威された中空弾性部材を
外嵌し、ブラケットにより上記中空弾性部材を外周面側
から保持して上記高圧ホースを車体に支持する高圧ホー
スの支持装置において、上記中空弾性部材は上記ブラケ
ットに当接する外周面と上記ホース口金の小径部に当接
する内周面とにそれぞれ円周方向に延びた凹溝を有し且
つ内周面と上記ホース口金の大径部との間に間隙が形成
されるよう内周面の軸線方向両端部に上記ホース口金の
大径部より内径の大きい拡径部を有することを特徴とす
る高圧ホースの支持装置を要旨とするものである。
本考案によれば、中空弾性部材はブラケットに当接する
外周面とホース口金の小径部に当接する内周面とにそれ
ぞれ円周方向に延びた凹溝を有し且つ内周面と上記ホー
ス口金の大径部との間に間隙が猛威されるよう内周面の
軸線方向両端部にホース口金の大径部の外径より内径の
大きい拡径部を有することから、ブラケット及び高圧ホ
ースと中空弾性部材との当接部分を少なくすることがで
き、かつ、ポンプの脈動や取付精度の不良に起因して高
圧ホースが中空弾性部材の中間部を中心として中空弾性
部材に対してこじれて支持されるような場合でも、中空
弾性部材が端部に於いても中間部に於いても圧密状態に
なることがなく、このため高圧ホース内の流体の脈動に
より生じる振動がブラケットを介して車体に伝わること
を防止できる効果を奏する。
以下本考案の実施例を第4図及び第5図に就いて詳細に
説明する。
なお上記従来構造と同一もしくは実質的に同一部分には
同一符号を付して説明は省略する。
20は、略円筒形状に猛威された中空弾性部材であって
、同中空弾性部材の内周面18の中間部及び外周面19
にはそれぞれ円周方向に延びた凹溝21,22及び23
を有し、さらに内周面18の軸線方向両端部には、高圧
ホース3の口金5の大径部15.16より大きな径を持
つ拡径部24と25を有している。
又中空弾性部材20の外周面19の両端部には、突状部
26と27が設けられ、同突状部にはブラケットをなす
ボデーブラケット7とクランプ12とに、設けられたフ
ランジ28と29とが当接し中空弾性部材20がボデー
ブラケット7及びクランプ12に対して軸線方向に移動
しないように規制している。
上記構成では、中空弾性部材20は内周面18を高圧ホ
ース3の口金5の小径部17に当接し、かつ外周面19
をボデーブラケット7及びクランプ12に当接して、高
圧ホース3を車体側パネル10に支持することになる。
上記実施例によれば、中空弾性部材20が内周面18の
中間部と外周面19とにそれぞれ円周方向に延びた凹1
921.22及び23を有し、さらに内周面18の軸線
方向両端部には、高圧ホース3の口金5の大径部15.
16より大きな径を持つ拡径部24と25を有している
ため、内周面18と口金5の当接部分及び外周面19と
ボデーブラケット7及びクランプ12との当接部分を少
なくすることができ、かつ、チューブ4の曲げ成形の精
度不良及びポンプ1の脈動により生じる高圧ホース3の
軸線位置の変動や高圧ホースの取付精度の不良等に起因
して、ホース口金5の軸線と中空弾性部材20の軸線と
が一致しない場合でも、両軸線のくい違いは中空弾性部
材20の中間部を中心として発生するため、中空弾性部
材20は端部に於いても、中間部に於いても圧密状態に
なることがない。
このため、ポンプ1の脈動により高圧ホースに生じる脈
動がボデーブラケット7及びクランプ12を介して車体
に伝わることを効率よく防止する効果を奏する。
さらに中空弾性部材20の両端外周面には突状部26と
27が設けられ同突状部26と27にはボデーブラケッ
ト7のフランジ28及びクランプ12のフランジ29が
当接しているのでボデーブラケット7とクランプ12に
対して、中空弾性部材20の軸線方向の位置決めを行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は高圧ホースをオイルポンプとチューブ間に介装
した状態を示す説明図、第2図は、第1図の■−■線に
沿う従来装置を示す拡大断面図、第3図は第2図の■−
■線に沿う断面図、第4図は本考案の実施例を示す第2
図相当の断面図、第5図は本考案の実施例を示す第3図
相当の断面図をそれぞれ示す。 1ニオイルポンプ、2,3:高圧ホース、4:チューブ
、5:ホース口金、6:支持装置、7:ボデーブラケッ
ト、11:中空弾性部材、12:クランプ、20:中空
弾性部材、21,22,23:凹溝、24,25:拡径
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中空円筒状に形成され、軸線方向両端に位置する2つの
    大径部と同2つの大径部の間に位置し且つ上記大径部よ
    り小さい外径を有する小径部とより戒る高圧ホース口金
    に、略円筒形状に形成された中空弾性部材を外嵌し、ブ
    ラケットにより上記中空弾性部材を外周面側から保持し
    て上記高圧ホースを車体に支持する高圧ホースの支持装
    置において、上記中空弾性部材は上記ブラケットに当接
    する外周面と上記ホース口金の小径部に当接する内周面
    とにそれぞれ円周方向に延びた凹溝を有し、且つ内周面
    と上記ホース口金の大径部との間に間隙が形成されるよ
    う内周面の軸線方向両端部に上記ホース口金の大径部の
    外径より内径の大きい拡径部を有することを特徴とする
    高圧ホースの支持装置。
JP17456779U 1979-12-17 1979-12-17 高圧ホ−スの支持装置 Expired JPS609504Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17456779U JPS609504Y2 (ja) 1979-12-17 1979-12-17 高圧ホ−スの支持装置

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JP17456779U JPS609504Y2 (ja) 1979-12-17 1979-12-17 高圧ホ−スの支持装置

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Publication Number Publication Date
JPS5691973U JPS5691973U (ja) 1981-07-22
JPS609504Y2 true JPS609504Y2 (ja) 1985-04-03

Family

ID=29685295

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JP17456779U Expired JPS609504Y2 (ja) 1979-12-17 1979-12-17 高圧ホ−スの支持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5011985B2 (ja) 2006-12-01 2012-08-29 トヨタ自動車株式会社 燃料電池用ガス配管システム及び燃料電池搭載車両
JP2016094947A (ja) * 2014-11-12 2016-05-26 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 配管支持装置

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JPS5691973U (ja) 1981-07-22

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