JPS6092918A - 自動車用空調装置 - Google Patents
自動車用空調装置Info
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- JPS6092918A JPS6092918A JP20087283A JP20087283A JPS6092918A JP S6092918 A JPS6092918 A JP S6092918A JP 20087283 A JP20087283 A JP 20087283A JP 20087283 A JP20087283 A JP 20087283A JP S6092918 A JPS6092918 A JP S6092918A
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- Japan
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- air
- temperature
- door
- negative pressure
- air conditioner
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/32—Cooling devices
- B60H1/3204—Cooling devices using compression
- B60H1/3205—Control means therefor
- B60H1/3207—Control means therefor for minimizing the humidity of the air
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔発明の利用分野〕
本発明は、車室内温度を設定温度に調整する自動車用空
調装置に関するものである。 〔発明の背景〕 従来、この種の装置として例えば特願昭57−3793
5号に提案された空調装置がある。ここでは、デフロス
トモードを選択すると熱交換後の空気がデフロスドロか
ら吹出され、フロントガラスの曇りを除去することが示
されると共に、冷却手段は省エネルギのi現点から自動
温度制御に必要な最低稼動状態で運転させることが示さ
れている。 しかしながら、デフロストモードを選択するそもそもの
目的はフロントガラスに可能な限り乾燥した空気を吹付
けてその曇シを防止することにあるが、上記のように冷
却手段を最低稼動状態で運転したのでは曇シ状態を除去
するのに時間がかかp1曇シ防止の十分な効果が得られ
ないという問題点があった。 〔発明の目的〕 本発明は、上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、その目的はフロントガラスの曇シを迅速に除
去することができる自動車用空調装置を提供することに
ある。 〔発明の目的〕 本発明は、デフ0ストモードの選択時に冷却手段を強制
的に最高能力で作動させるように構成したものである。 〔発明の実施例〕 第1図は本発明を含む自動車用空気調和装置の実施例を
示す全体構成図である。本実施例の自動車用空気調和装
置は、単室の内外から空気を吸込み、この空気を加熱又
は冷却して空気調和されるべき車室内に吹出す熱交換部
1とこの熱交換部lの各機器を電気的に制御する制御部
2と、この装置の起動停止、希望設定温度を制御部2に
入力する操作部3及び車室温信号及び熱交換部1の機器
状態信号を制御部2に入力するセンサ類から構成されて
いる。制御部1には車室外からの空気を吸入する外気吸
込口101、車室内空気を吸入する内気吸込口102を
備え、これらの吸込口を開閉制御する吸込口ドア111
が設けられている。この吸込口ドr111は2段アクシ
ョンの負圧アクチェータ112とリターンスプリング1
13によシ3位置に制御される。即ち、この負圧アクチ
ェータ112の各々の負圧作動室は電磁弁114゜11
5を介して負圧ポンプなどの負圧源に接続されており、
吸込口ドア111は電磁弁114゜115両者共に通電
されないときには、リターンスプリング113の付勢力
によシ内気吸入口102を閉じ、外気吸込の状態となり
、電磁弁114゜115両者共に通電されると負圧rク
チエータ112の両頁圧作動室に供給される負圧力によ
シ外気吸込口101を閉じ、内気吸込みの状態となる。 又、電磁弁114に通電され、かつ電磁弁115に通電
されないときには、負圧rクチエータ112の一方の負
圧作動室のみに負圧力が作用するため吸入口ドア111
は前記状態の中間位置に停止し、外気吸込口101、内
気吸込口102共に開かれて内外気吸込の状態となる。 熱交換部ユニットケース100には、前記吸込口101
,102から空気を吸込み後述の熱交換部に送るプロワ
121が設けられている。このプロワ121による風量
は、制御部2によシ制御されるドライバ123によシモ
ータ122に供給される印加電圧が制御されることによ
シ制御される。 プロワ121の下流には蒸発器131が設けられ、この
蒸発器131はコンプレッサ132、コンデンサ(図示
せず)膨張弁133などで圧縮冷凍サイクルを構成して
おシ、この部分を通過する空気の冷却手段となっている
。 コンプレッサ132は自動車のエンジンによシ屯磁クラ
ッチ132aを介して駆動され、その駆動、非駆動は制
御部2の制御信号によって制御されるコンプレッサリレ
ー132bにより前記電磁クラッチ132aを励磁、非
励磁することによ)制御される。 更に蒸発器131の下流には加熱手段となるヒータコr
141が設けられておシ、このヒータコr141には自
動車のエンジン冷却水(温水)が循環してこのヒータコ
γ141を通過する空気を加熱する。また、このヒータ
コア141を通過する空気量を増減することによシ加熱
量を制御するための温調ドr142が設けられている。 この温調ドア142は電磁弁145,146を介して前
記負圧源に接続された負圧アクチェータ143とリター
ンスプリング144により回動する。電磁弁145,1
46が両者共に通電されないときには、負圧アクチェー
タ143の負圧作動室は電磁弁145,146を経て大
気に導通するために負圧力が作用せず、温調ドア142
はリターンスプリング144によシ第1図の開度θが、
減少する方向に回動する。換言するとヒータコア141
を通過する空気量を増加させる方向に回動する。電磁弁
145が通電され、電磁弁146が通電されないときに
は、負圧アクチェータ141の負圧作動室は電磁弁14
6.145を経て負圧源に導通され、負圧力が作用する
。この結果温調ドア142はリターンスプリング144
に抗し前記θの増大する方向に回動する。即ちヒータコ
ア141を通過する空気量を減少させる方向に作動する
。温調ドア142と連動して作動するポテンショメータ
147は上記温調ドア144の位置に対応する位置信号
を電圧VTO形で制御部2に入力する。 VTはθの増加に従って上昇する。なお、詳細は後述す
るが温調ドア142は、上記の構成にて帰還制御され、
ヒータコγ141を通過する空気量はプロワ121によ
シ送られるプロワ風量Aの0チ(σが最大)から100
%(θが0)まで制御される。又、ヒータコア141を
通過しない空気は、ヒータコア141に並列に設けられ
たバイパス103を通電、ヒータコア141を通■して
加熱された空気と混合して車室内に吹出される。蒸発器
131とヒータコア141またはバイパス103を通過
した空気は車室内への上吹出口104丁吹出口105又
はフロントガラスへのデフ吹出口106から車室内へ吹
出される。車室内への空気の吹出口を切換えるモートド
γ151が設けられてお9、このモードドア151も前
記吸入口ドア111と同様2段アクション負圧アクチェ
ータ152によ#)3位置に制御される。負圧アクチェ
ータ152の2個の負圧作動室は各々電磁弁154゜1
55を介して前記負圧源に接続されて居シ、電磁弁15
4,155の両者に通電されないときにはリターンスプ
リング153によシ上吹出口104が閉じられて空気は
下吹出口105から吹出される。又、電磁弁154,1
55両者に通電されているときには負圧アクチェータ1
52の両負圧作動室に負圧源が接続状態となってモード
ドア151は下吹出口105を閉じ、空気は上吹出口1
04から吹出される。電磁弁154が通電され、かつ電
磁弁155に通電されない場合には負圧アクチェータ1
52の一方の負圧作動室のみが前記負圧源に接続される
ためにモードドア151は上記状態の中間位置、上吹出
口104、下吹出口105両者共開いた状態となシ、空
気は両次出口から吹出され、いわゆるパイレベルの状態
となる。デフ吹出口106はデフドア156によシ開閉
される(デフドアが閉状態でも通常少量の吐出空気があ
る様構成されるのが普通である)。 デフドア156は電磁弁159を介して前記負圧源に接
続された負圧アクチェータ157とリターンスプリング
158によフ作動される。電磁弁159に通電されたと
きには負圧アクチェータ157に負圧力が作用し、デフ
ドア156はリターンスプリング158に抗して開き、
電磁弁i59に通電されないときにはデフドア156は
リターンスプリング158によシ閉じられる。 前記蒸発器131の直ぐ下流には蒸発器131通過直後
の空気温度、即ち吐気温Tcを検出するサーミスタなど
の吐気温センサー160が設けられ、吐気温Tcを電圧
Vcの形で制御部2に入力している。車室の適当な位置
に車室温センサ170が取付けられ、車室温度TIlを
電圧Viの形で制御部2に入力している。 制御部2は前記センサ類、操作部3からのアナログ信号
をディジタル信号に変換するA/D変換器21と、この
A/D変換器21の出力信号と操作部3からのディジタ
ル信号を演算処理するマイクロコンピュータ22と、こ
のマイクロコンピュータ22の出力信号によプ前記熱交
換部lの各機器を制御するインターフェース回路23と
から構成されている。このインターフェース回路23は
前記熱交換部1の電磁弁114,115,145゜14
6.154,155,159、コンプレッサーリレー1
32bを制御するスイッチ素子としてのトランジスタ2
31〜238°、前記モータ122に電力を供給するド
ライバ123にアナログ電圧を供給するためのD/A変
換器239よシ構成される。 操作部3は本装置を起動、停止するだめのエアコンスイ
ッチ(図示せず)、車、室内を希望温度に設定する温度
設定器31.車室内を手動によシ除湿するための除湿ス
イッチ32、デフ吹出口106からフロントガラスに空
気を吹出す操作をするためのデフスイッチ33などから
構成される。上記温度設定器31によル設定される車室
の希望温度(目標設定温度Ts )は電圧Vsとして制
御部2に入力される。また同様に除湿スイッチ32、デ
フスイッチ33の操作信号Vot+i Vomrも電圧
の高低の形で制御部2へ入力される。 以上の構成よシなる本実施例による自動空調装置の動作
について説明する。 第2図、第3図は制御部2の動作を示すフローチャート
である。なお、同図の()内数字はフローの順序を示す
ステップ番号である。図示の通電、本装置の処理はステ
ップ(201)〜(203)のイニシャライズルーチン
、ステップ(204)〜(217)を無限回繰り返すメ
インルーチン、このメインルーチンの処理中にメインル
ーチンの一周期(実施例では約1秒)に比べて数100
分の1の周期(実施例では100.、分の1秒)でステ
ツブ(220)〜(227)を処理する割込みルーチン
とから構成されている。 まず、前記エアコンスイッチにより本装置が起動される
と制御部2のマイクロコンピュータ22のI10データ
は定められた初期値に設定され(ステップ201)、次
に几AMがクリアされる(ステップ202)。次に、温
調ドア142の位置(θ=0)に対応するポテンショメ
ータ147の電圧V丁がA/D変換器21によシデイジ
タル量[V丁:]に斐換されドア基準位置の初期値とし
て読込まれる。尚、このドア基準位置信号は前記割込み
ルーチンにより監視、更訂される(ステップ224)。 なお、温調ドア基準位置設定、更新について詳細は特願
昭55−159523号に記載されているので省略する
。 次にメインルーチンにおいては、操作部3により設定さ
れた目標設定温度T8に対応した電圧Vs、単室温度T
Rに対応した電圧VR,前記吐気温度Tcに対応した電
圧VcがA/D変換器21により各々ディジタル値1:
Vs )、I:vi+ ]−(Vc)に変換されマイク
ロコンピュータ22に入力されるJステップ2o4)。 温調ドア142の位置に対応した電圧V!の読込みは後
述のようにタイマー割込で行われる。このディジタル値
(Va )、[Vc )はマイクロコンピユー122の
ROMに記憶された変換マツプにょシ車室温度。 吐気温度相当のディジタル値(Ta )、 (Tc )
にそれぞれ変換される(ステップ2o5)。 一方ディジタル値〔v8〕は一次の変換式にょ多目標設
定温度のディジタル値〔Tll〕に変換される(ステッ
プ206)。 次に、上記目標設定温度〔T8〕と車室温度〔T11〕
との偏差〔ΔT〕=[Tg) CT風〕がめられる(ス
テップ2o7)。 次に、(X)=k(ΔT)+−f(:ΔT)dtとなτ るPI演算が行われる。このPI演算における積分項は
、割込みルーチンのタイマー処理(ステップ226)に
よシ指定された所定時間毎に前記温度偏差〔ΔT〕を加
算することによりめられる(ステップ208)。更に、
この積分項にk(ΔT)を加えることによ多制御信号〔
X〕がめられる(ステップ209)。尚上式のに、τは
制御系により決められる定数である。(なし、上記PI
演算処理の詳細は特願昭55−57836に記載されて
いる。) 又除湿スイッチ32により除湿操作が行われたときには
(ステップ209)の最後の処理として一時補正値〔Δ
X〕が加えられ補正された値となるこの除湿操作につい
ては後述する。 こうしてめられた制御信号〔X〕は、車室温度TIを目
標設定温度Tsに制御する過程で単室熱負耐が必要とす
る熱量に見合う量であり本実施例ではk〉0.τ〉0に
選んであるので〔X〕〉0では加熱力、しかも〔x〕値
が大きい程大きな加熱ブハ (x)<oでは冷房力、し
かも〔−X〕が大きい程大きな冷房力を車室熱負荷が必
要としていることを意味する。 この制御信号〔X〕の値に基づく本空気調和装置の作動
特性を第4図によシ説明する。第4図は横軸制御信号〔
X)に対する熱交換器1の作動状幅を示す特性図である
。 この後、制御信号(X)に対する温調ドア目標電圧(v
t◎〕が計算によりめられる(ステップ210)。この
目標電圧(VTOIは〔x〕に関する一次式であり、〔
x〕が
調装置に関するものである。 〔発明の背景〕 従来、この種の装置として例えば特願昭57−3793
5号に提案された空調装置がある。ここでは、デフロス
トモードを選択すると熱交換後の空気がデフロスドロか
ら吹出され、フロントガラスの曇りを除去することが示
されると共に、冷却手段は省エネルギのi現点から自動
温度制御に必要な最低稼動状態で運転させることが示さ
れている。 しかしながら、デフロストモードを選択するそもそもの
目的はフロントガラスに可能な限り乾燥した空気を吹付
けてその曇シを防止することにあるが、上記のように冷
却手段を最低稼動状態で運転したのでは曇シ状態を除去
するのに時間がかかp1曇シ防止の十分な効果が得られ
ないという問題点があった。 〔発明の目的〕 本発明は、上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、その目的はフロントガラスの曇シを迅速に除
去することができる自動車用空調装置を提供することに
ある。 〔発明の目的〕 本発明は、デフ0ストモードの選択時に冷却手段を強制
的に最高能力で作動させるように構成したものである。 〔発明の実施例〕 第1図は本発明を含む自動車用空気調和装置の実施例を
示す全体構成図である。本実施例の自動車用空気調和装
置は、単室の内外から空気を吸込み、この空気を加熱又
は冷却して空気調和されるべき車室内に吹出す熱交換部
1とこの熱交換部lの各機器を電気的に制御する制御部
2と、この装置の起動停止、希望設定温度を制御部2に
入力する操作部3及び車室温信号及び熱交換部1の機器
状態信号を制御部2に入力するセンサ類から構成されて
いる。制御部1には車室外からの空気を吸入する外気吸
込口101、車室内空気を吸入する内気吸込口102を
備え、これらの吸込口を開閉制御する吸込口ドア111
が設けられている。この吸込口ドr111は2段アクシ
ョンの負圧アクチェータ112とリターンスプリング1
13によシ3位置に制御される。即ち、この負圧アクチ
ェータ112の各々の負圧作動室は電磁弁114゜11
5を介して負圧ポンプなどの負圧源に接続されており、
吸込口ドア111は電磁弁114゜115両者共に通電
されないときには、リターンスプリング113の付勢力
によシ内気吸入口102を閉じ、外気吸込の状態となり
、電磁弁114゜115両者共に通電されると負圧rク
チエータ112の両頁圧作動室に供給される負圧力によ
シ外気吸込口101を閉じ、内気吸込みの状態となる。 又、電磁弁114に通電され、かつ電磁弁115に通電
されないときには、負圧rクチエータ112の一方の負
圧作動室のみに負圧力が作用するため吸入口ドア111
は前記状態の中間位置に停止し、外気吸込口101、内
気吸込口102共に開かれて内外気吸込の状態となる。 熱交換部ユニットケース100には、前記吸込口101
,102から空気を吸込み後述の熱交換部に送るプロワ
121が設けられている。このプロワ121による風量
は、制御部2によシ制御されるドライバ123によシモ
ータ122に供給される印加電圧が制御されることによ
シ制御される。 プロワ121の下流には蒸発器131が設けられ、この
蒸発器131はコンプレッサ132、コンデンサ(図示
せず)膨張弁133などで圧縮冷凍サイクルを構成して
おシ、この部分を通過する空気の冷却手段となっている
。 コンプレッサ132は自動車のエンジンによシ屯磁クラ
ッチ132aを介して駆動され、その駆動、非駆動は制
御部2の制御信号によって制御されるコンプレッサリレ
ー132bにより前記電磁クラッチ132aを励磁、非
励磁することによ)制御される。 更に蒸発器131の下流には加熱手段となるヒータコr
141が設けられておシ、このヒータコr141には自
動車のエンジン冷却水(温水)が循環してこのヒータコ
γ141を通過する空気を加熱する。また、このヒータ
コア141を通過する空気量を増減することによシ加熱
量を制御するための温調ドr142が設けられている。 この温調ドア142は電磁弁145,146を介して前
記負圧源に接続された負圧アクチェータ143とリター
ンスプリング144により回動する。電磁弁145,1
46が両者共に通電されないときには、負圧アクチェー
タ143の負圧作動室は電磁弁145,146を経て大
気に導通するために負圧力が作用せず、温調ドア142
はリターンスプリング144によシ第1図の開度θが、
減少する方向に回動する。換言するとヒータコア141
を通過する空気量を増加させる方向に回動する。電磁弁
145が通電され、電磁弁146が通電されないときに
は、負圧アクチェータ141の負圧作動室は電磁弁14
6.145を経て負圧源に導通され、負圧力が作用する
。この結果温調ドア142はリターンスプリング144
に抗し前記θの増大する方向に回動する。即ちヒータコ
ア141を通過する空気量を減少させる方向に作動する
。温調ドア142と連動して作動するポテンショメータ
147は上記温調ドア144の位置に対応する位置信号
を電圧VTO形で制御部2に入力する。 VTはθの増加に従って上昇する。なお、詳細は後述す
るが温調ドア142は、上記の構成にて帰還制御され、
ヒータコγ141を通過する空気量はプロワ121によ
シ送られるプロワ風量Aの0チ(σが最大)から100
%(θが0)まで制御される。又、ヒータコア141を
通過しない空気は、ヒータコア141に並列に設けられ
たバイパス103を通電、ヒータコア141を通■して
加熱された空気と混合して車室内に吹出される。蒸発器
131とヒータコア141またはバイパス103を通過
した空気は車室内への上吹出口104丁吹出口105又
はフロントガラスへのデフ吹出口106から車室内へ吹
出される。車室内への空気の吹出口を切換えるモートド
γ151が設けられてお9、このモードドア151も前
記吸入口ドア111と同様2段アクション負圧アクチェ
ータ152によ#)3位置に制御される。負圧アクチェ
ータ152の2個の負圧作動室は各々電磁弁154゜1
55を介して前記負圧源に接続されて居シ、電磁弁15
4,155の両者に通電されないときにはリターンスプ
リング153によシ上吹出口104が閉じられて空気は
下吹出口105から吹出される。又、電磁弁154,1
55両者に通電されているときには負圧アクチェータ1
52の両負圧作動室に負圧源が接続状態となってモード
ドア151は下吹出口105を閉じ、空気は上吹出口1
04から吹出される。電磁弁154が通電され、かつ電
磁弁155に通電されない場合には負圧アクチェータ1
52の一方の負圧作動室のみが前記負圧源に接続される
ためにモードドア151は上記状態の中間位置、上吹出
口104、下吹出口105両者共開いた状態となシ、空
気は両次出口から吹出され、いわゆるパイレベルの状態
となる。デフ吹出口106はデフドア156によシ開閉
される(デフドアが閉状態でも通常少量の吐出空気があ
る様構成されるのが普通である)。 デフドア156は電磁弁159を介して前記負圧源に接
続された負圧アクチェータ157とリターンスプリング
158によフ作動される。電磁弁159に通電されたと
きには負圧アクチェータ157に負圧力が作用し、デフ
ドア156はリターンスプリング158に抗して開き、
電磁弁i59に通電されないときにはデフドア156は
リターンスプリング158によシ閉じられる。 前記蒸発器131の直ぐ下流には蒸発器131通過直後
の空気温度、即ち吐気温Tcを検出するサーミスタなど
の吐気温センサー160が設けられ、吐気温Tcを電圧
Vcの形で制御部2に入力している。車室の適当な位置
に車室温センサ170が取付けられ、車室温度TIlを
電圧Viの形で制御部2に入力している。 制御部2は前記センサ類、操作部3からのアナログ信号
をディジタル信号に変換するA/D変換器21と、この
A/D変換器21の出力信号と操作部3からのディジタ
ル信号を演算処理するマイクロコンピュータ22と、こ
のマイクロコンピュータ22の出力信号によプ前記熱交
換部lの各機器を制御するインターフェース回路23と
から構成されている。このインターフェース回路23は
前記熱交換部1の電磁弁114,115,145゜14
6.154,155,159、コンプレッサーリレー1
32bを制御するスイッチ素子としてのトランジスタ2
31〜238°、前記モータ122に電力を供給するド
ライバ123にアナログ電圧を供給するためのD/A変
換器239よシ構成される。 操作部3は本装置を起動、停止するだめのエアコンスイ
ッチ(図示せず)、車、室内を希望温度に設定する温度
設定器31.車室内を手動によシ除湿するための除湿ス
イッチ32、デフ吹出口106からフロントガラスに空
気を吹出す操作をするためのデフスイッチ33などから
構成される。上記温度設定器31によル設定される車室
の希望温度(目標設定温度Ts )は電圧Vsとして制
御部2に入力される。また同様に除湿スイッチ32、デ
フスイッチ33の操作信号Vot+i Vomrも電圧
の高低の形で制御部2へ入力される。 以上の構成よシなる本実施例による自動空調装置の動作
について説明する。 第2図、第3図は制御部2の動作を示すフローチャート
である。なお、同図の()内数字はフローの順序を示す
ステップ番号である。図示の通電、本装置の処理はステ
ップ(201)〜(203)のイニシャライズルーチン
、ステップ(204)〜(217)を無限回繰り返すメ
インルーチン、このメインルーチンの処理中にメインル
ーチンの一周期(実施例では約1秒)に比べて数100
分の1の周期(実施例では100.、分の1秒)でステ
ツブ(220)〜(227)を処理する割込みルーチン
とから構成されている。 まず、前記エアコンスイッチにより本装置が起動される
と制御部2のマイクロコンピュータ22のI10データ
は定められた初期値に設定され(ステップ201)、次
に几AMがクリアされる(ステップ202)。次に、温
調ドア142の位置(θ=0)に対応するポテンショメ
ータ147の電圧V丁がA/D変換器21によシデイジ
タル量[V丁:]に斐換されドア基準位置の初期値とし
て読込まれる。尚、このドア基準位置信号は前記割込み
ルーチンにより監視、更訂される(ステップ224)。 なお、温調ドア基準位置設定、更新について詳細は特願
昭55−159523号に記載されているので省略する
。 次にメインルーチンにおいては、操作部3により設定さ
れた目標設定温度T8に対応した電圧Vs、単室温度T
Rに対応した電圧VR,前記吐気温度Tcに対応した電
圧VcがA/D変換器21により各々ディジタル値1:
Vs )、I:vi+ ]−(Vc)に変換されマイク
ロコンピュータ22に入力されるJステップ2o4)。 温調ドア142の位置に対応した電圧V!の読込みは後
述のようにタイマー割込で行われる。このディジタル値
(Va )、[Vc )はマイクロコンピユー122の
ROMに記憶された変換マツプにょシ車室温度。 吐気温度相当のディジタル値(Ta )、 (Tc )
にそれぞれ変換される(ステップ2o5)。 一方ディジタル値〔v8〕は一次の変換式にょ多目標設
定温度のディジタル値〔Tll〕に変換される(ステッ
プ206)。 次に、上記目標設定温度〔T8〕と車室温度〔T11〕
との偏差〔ΔT〕=[Tg) CT風〕がめられる(ス
テップ2o7)。 次に、(X)=k(ΔT)+−f(:ΔT)dtとなτ るPI演算が行われる。このPI演算における積分項は
、割込みルーチンのタイマー処理(ステップ226)に
よシ指定された所定時間毎に前記温度偏差〔ΔT〕を加
算することによりめられる(ステップ208)。更に、
この積分項にk(ΔT)を加えることによ多制御信号〔
X〕がめられる(ステップ209)。尚上式のに、τは
制御系により決められる定数である。(なし、上記PI
演算処理の詳細は特願昭55−57836に記載されて
いる。) 又除湿スイッチ32により除湿操作が行われたときには
(ステップ209)の最後の処理として一時補正値〔Δ
X〕が加えられ補正された値となるこの除湿操作につい
ては後述する。 こうしてめられた制御信号〔X〕は、車室温度TIを目
標設定温度Tsに制御する過程で単室熱負耐が必要とす
る熱量に見合う量であり本実施例ではk〉0.τ〉0に
選んであるので〔X〕〉0では加熱力、しかも〔x〕値
が大きい程大きな加熱ブハ (x)<oでは冷房力、し
かも〔−X〕が大きい程大きな冷房力を車室熱負荷が必
要としていることを意味する。 この制御信号〔X〕の値に基づく本空気調和装置の作動
特性を第4図によシ説明する。第4図は横軸制御信号〔
X)に対する熱交換器1の作動状幅を示す特性図である
。 この後、制御信号(X)に対する温調ドア目標電圧(v
t◎〕が計算によりめられる(ステップ210)。この
目標電圧(VTOIは〔x〕に関する一次式であり、〔
x〕が
〔0〕で[VTo]=〔vT1〕、予め定められ
た〔x〕の正の値〔X3〕で(Vro〕=(vT*:]
となる2点を満足する。ここに、〔vT■〕は温調ドア
142がヒータコア141への通路を閉じた状態(θが
最大)のポテンショメータ147による電圧に相当する
ものであり、〔v〒2〕はヒータコア141への通路を
完全に開いた状態(θ=0)のボテン7ヨメータ147
の電圧である。 次に、割込み処理ルーチンで温調ドア142の位置信号
としてポテンショメータ147の電圧Vtを読込み、A
/D変換器21によシデイジタル値〔Vt〕に変換する
(ステップ222)。 次に、前記目標電圧(V TO)と〔VT〕を比較する
ことによシ温調ドア(テンプドア)142の位置制御を
行う(ステップ223)すなわち、〔ΔV丁〕〒(Vt
。)(VT:lをめ、予め定メラれた値〔Δvtp)>
0に対して〔ΔVT :]≧〔ΔVtp)チー1’、〔
ΔVT )<(ΔVrp、I−1’”0”となる制御信
号〔T1〕と〔−ΔVtp〕くCdv、)≦[ΔVTP
)で′″1″、上記以外の範囲で10”となる制御信
号〔T2 〕を作る。上記制御信号(Ts :]、(T
* )が11#のときにはスイッチング素子233,2
34がオンになシ、電磁弁145,146は通電される
。逆に10#のときには通電されない。以上の作動にょ
シ前述の通り[JVt〕)(ΔVtp E ’T:m?
J4 ドア142は図示のθが増す方向に回動され、〔
ΔVT)<〔−ΔVtp) では!調ドア142はθの
減少する方向に回動される。また、〔−ΔVrp〕r[
ΔVt )<CI VTP 〕の範囲では@調ドア14
2は静止状態となシ、この時温調ドア142の位置θは
制御信号EXEに対応した目標′電圧(Vto〕に相当
する位置になっている。 次ニ、メインルーチンのステップ(214)K戻って、
吐気Tcの目標温度(Tea)が次にょ請求められる。 予め定められた〔X〕の負の値〔X2〕に対して(x)
く[:Xa:]で蒸発器表面が凍結直前となる可能最低
値(Tcs)(本実施例では2.5C)となり、〔X〕
≧〔X2〕の範囲では〔X〕=(X、)で前記(Tc>
、1. (x)=(03で所定値[Tea)C本実施例
では25C)なる2点を結ぶ。−次式によシ目標温度(
T c o ]がめられる。 尚、〔X〕=
た〔x〕の正の値〔X3〕で(Vro〕=(vT*:]
となる2点を満足する。ここに、〔vT■〕は温調ドア
142がヒータコア141への通路を閉じた状態(θが
最大)のポテンショメータ147による電圧に相当する
ものであり、〔v〒2〕はヒータコア141への通路を
完全に開いた状態(θ=0)のボテン7ヨメータ147
の電圧である。 次に、割込み処理ルーチンで温調ドア142の位置信号
としてポテンショメータ147の電圧Vtを読込み、A
/D変換器21によシデイジタル値〔Vt〕に変換する
(ステップ222)。 次に、前記目標電圧(V TO)と〔VT〕を比較する
ことによシ温調ドア(テンプドア)142の位置制御を
行う(ステップ223)すなわち、〔ΔV丁〕〒(Vt
。)(VT:lをめ、予め定メラれた値〔Δvtp)>
0に対して〔ΔVT :]≧〔ΔVtp)チー1’、〔
ΔVT )<(ΔVrp、I−1’”0”となる制御信
号〔T1〕と〔−ΔVtp〕くCdv、)≦[ΔVTP
)で′″1″、上記以外の範囲で10”となる制御信
号〔T2 〕を作る。上記制御信号(Ts :]、(T
* )が11#のときにはスイッチング素子233,2
34がオンになシ、電磁弁145,146は通電される
。逆に10#のときには通電されない。以上の作動にょ
シ前述の通り[JVt〕)(ΔVtp E ’T:m?
J4 ドア142は図示のθが増す方向に回動され、〔
ΔVT)<〔−ΔVtp) では!調ドア142はθの
減少する方向に回動される。また、〔−ΔVrp〕r[
ΔVt )<CI VTP 〕の範囲では@調ドア14
2は静止状態となシ、この時温調ドア142の位置θは
制御信号EXEに対応した目標′電圧(Vto〕に相当
する位置になっている。 次ニ、メインルーチンのステップ(214)K戻って、
吐気Tcの目標温度(Tea)が次にょ請求められる。 予め定められた〔X〕の負の値〔X2〕に対して(x)
く[:Xa:]で蒸発器表面が凍結直前となる可能最低
値(Tcs)(本実施例では2.5C)となり、〔X〕
≧〔X2〕の範囲では〔X〕=(X、)で前記(Tc>
、1. (x)=(03で所定値[Tea)C本実施例
では25C)なる2点を結ぶ。−次式によシ目標温度(
T c o ]がめられる。 尚、〔X〕=
〔0〕の付近は、単室熱負荷が加熱力も冷
房力も必要としない領域であシ・、外気温度T、が、目
標設定温度Tiに近い。この領域では冷却手段を殆んど
作動させる必要がないことからCTc*)中〔T11〕
と設定される。 次のステップ(215)で前記吐気温目標温度(Tco
〕と吐気温(Tc 、lが比較され、その温度差〔dT
c 〕=(Tco〕 [’Tc)が計算される。 この温度差(dTc 〕によシシコンブレツナ作信号〔
C〕を作る。即ち、〔dTc)≧〔O〕で(C)が“0
”、〔ΔTel<(03で〔C〕が“1”となるコン、
プレツサ動作信号(C)を作る。 コンプレッサ動作信号(C〕が”1”のときには、ステ
ップ(217)の時点でスイッチング素子235がオン
となりコンプレッサリレー13.2bに通tする。コン
プレッサリレー132bによシマグネットクラッチ13
2aが励磁されコンブレラ丈132が稼動する。そして
蒸発器131を通過する空気が冷却され吐気@Tcが下
る。吐気温Tcが下がればやがて〔Δ’rc)>[:o
]となシ(C]=″0“となる。そこで、そのルーチン
の最後のステップ(217)時点でコンプレッサ132
に非稼動となる。この様にコンプレッサ132が塚動、
非稼動を繰返すことにより吐気温Tcは制御信号〔x〕
によシ定まる目標温度(Tco)近くに保たれる。 但し、前述の通り[X]≧0の範囲では車室熱負荷は加
熱力を必要としておシ、目標設定温度TII>東室外気
温朋Toであシ、そして吸込口ドア111は車室外気を
吸込むので蒸発器131へ送られる風の@度は車室外気
温度Toに近い。故に冷却手段が作動しなくても〔dT
c))0でありコンプレッサ132は稼動することは無
い。 そして(Tc)キ〔To〕となる。 プロワ風量Aはモータ122に供給される電圧Vvにi
tぼ比例する。このモータ122に供給される電圧Vv
は次の通電制御される。まず、制御信号EX)に対応し
て、目標電圧[:Vr’:lがめられる。予め定められ
た(X]の負の値〔X1〕、正の値〔X4 〕に対して
〔X、lく[”Xt ]及び(X)≧〔X4〕で最大値
(Vrt)(本実施例では12v)、前記負の値〔X!
〕、正ノ値〔X3〕で〔VW〕を最小値(Vrt)(
本実施例ではtV)とする。〔X凰 ]<〔x)<[x
z ]の範囲では □〔Xl〕テ〔vF1〕、(Xs
) テCVv*〕トナル2点を結ぶ一次式よシCVv〕
を定め、〔Xa 〕≦[X]<(x4 )o範囲では〔
X3〕で〔vF!〕〔X4 〕で(VFIIとなる2点
を結ぶ一次式からCVv〕を定める(ステップ216)
。 上記求められた目標値[Vr:)がステップ(217)
でインターフェース回路23のD/A変換器239によ
シアナログ電圧Vraに変換され、この電圧VFIIに
より制御されるドライバー12,3によりモータ122
に印加される電圧Vrが制御されてモータ122が駆動
される。 制御信号〔x〕の値によりl:Xs〕以下ではVvが最
大、即ちブロワ風量Aは最大AMムXとなり、〔X1〕
と〔X2〕の間ではブロワ風量は最大A MA xから
最小A M x Nまでほぼ直線的に減少し、〔X2〕
と〔X3〕の間ではブロワ風量は最小A M I Nに
保たれ、〔X3〕と〔X4〕の間ではブロワ風量は最小
A1Nから最大AMaxまで直線的に増加し、〔X4
〕以上でブロワ風量が最大AMAIとなるよう連続的に
制御される。 以上の作動のほか、吸込口ドア111、モードドア15
1もiQ!制御信号(X)の値によシ制御される。すな
わち、〔X〕く〔O〕で11#、(X)≧
房力も必要としない領域であシ・、外気温度T、が、目
標設定温度Tiに近い。この領域では冷却手段を殆んど
作動させる必要がないことからCTc*)中〔T11〕
と設定される。 次のステップ(215)で前記吐気温目標温度(Tco
〕と吐気温(Tc 、lが比較され、その温度差〔dT
c 〕=(Tco〕 [’Tc)が計算される。 この温度差(dTc 〕によシシコンブレツナ作信号〔
C〕を作る。即ち、〔dTc)≧〔O〕で(C)が“0
”、〔ΔTel<(03で〔C〕が“1”となるコン、
プレツサ動作信号(C)を作る。 コンプレッサ動作信号(C〕が”1”のときには、ステ
ップ(217)の時点でスイッチング素子235がオン
となりコンプレッサリレー13.2bに通tする。コン
プレッサリレー132bによシマグネットクラッチ13
2aが励磁されコンブレラ丈132が稼動する。そして
蒸発器131を通過する空気が冷却され吐気@Tcが下
る。吐気温Tcが下がればやがて〔Δ’rc)>[:o
]となシ(C]=″0“となる。そこで、そのルーチン
の最後のステップ(217)時点でコンプレッサ132
に非稼動となる。この様にコンプレッサ132が塚動、
非稼動を繰返すことにより吐気温Tcは制御信号〔x〕
によシ定まる目標温度(Tco)近くに保たれる。 但し、前述の通り[X]≧0の範囲では車室熱負荷は加
熱力を必要としておシ、目標設定温度TII>東室外気
温朋Toであシ、そして吸込口ドア111は車室外気を
吸込むので蒸発器131へ送られる風の@度は車室外気
温度Toに近い。故に冷却手段が作動しなくても〔dT
c))0でありコンプレッサ132は稼動することは無
い。 そして(Tc)キ〔To〕となる。 プロワ風量Aはモータ122に供給される電圧Vvにi
tぼ比例する。このモータ122に供給される電圧Vv
は次の通電制御される。まず、制御信号EX)に対応し
て、目標電圧[:Vr’:lがめられる。予め定められ
た(X]の負の値〔X1〕、正の値〔X4 〕に対して
〔X、lく[”Xt ]及び(X)≧〔X4〕で最大値
(Vrt)(本実施例では12v)、前記負の値〔X!
〕、正ノ値〔X3〕で〔VW〕を最小値(Vrt)(
本実施例ではtV)とする。〔X凰 ]<〔x)<[x
z ]の範囲では □〔Xl〕テ〔vF1〕、(Xs
) テCVv*〕トナル2点を結ぶ一次式よシCVv〕
を定め、〔Xa 〕≦[X]<(x4 )o範囲では〔
X3〕で〔vF!〕〔X4 〕で(VFIIとなる2点
を結ぶ一次式からCVv〕を定める(ステップ216)
。 上記求められた目標値[Vr:)がステップ(217)
でインターフェース回路23のD/A変換器239によ
シアナログ電圧Vraに変換され、この電圧VFIIに
より制御されるドライバー12,3によりモータ122
に印加される電圧Vrが制御されてモータ122が駆動
される。 制御信号〔x〕の値によりl:Xs〕以下ではVvが最
大、即ちブロワ風量Aは最大AMムXとなり、〔X1〕
と〔X2〕の間ではブロワ風量は最大A MA xから
最小A M x Nまでほぼ直線的に減少し、〔X2〕
と〔X3〕の間ではブロワ風量は最小A M I Nに
保たれ、〔X3〕と〔X4〕の間ではブロワ風量は最小
A1Nから最大AMaxまで直線的に増加し、〔X4
〕以上でブロワ風量が最大AMAIとなるよう連続的に
制御される。 以上の作動のほか、吸込口ドア111、モードドア15
1もiQ!制御信号(X)の値によシ制御される。すな
わち、〔X〕く〔O〕で11#、(X)≧
〔0〕で″O
Nとなる制御信号CI+)、〔x〕≦〔X6〕で−1”
l:t)≧(Xs)テ″″0#となる制御信号〔X2〕
を作る(ステップ211)。尚、[Xs 〕は負の値で
(Xt 〕<[Xa)<EX冨〕なる値である。 上記制御信号[11)、 [Iz )が“l”のときに
はステップ(217)Icでスイッチング素子231.
232がオンし、電磁弁114,115に通電し、0”
のときには電磁弁114に通電しない。 制御信号[x]<(xg)のときには、前記の通電〔工
1 〕、〔I2〕共にu1#となり、ita弁114,
115共に通電されて吸込ドア111はアクチェータ1
12にょシ内気吸込み状態となる。 (X)≧〔O〕のときには(It 〕、[Ia 〕共に
10#であシ、吸込ドア111はリターンスプリング1
13により引かれ外気吸込みの状態となる。 (Xs)≦CX)≦(OE テハCII )7:+E’
1”、〔工2〕が′0#であるため、吸込ドア111
は中間位置となり内外気吸込状態となる。 同様に、モードドア151も制御信号EX)の値によシ
制御される。 すなわち、[0]<[Xs 〕<・CX7 E<〔X3
〕である[:Xa )−(X7 IIが予め定められて
いる。 (x )<[: X7 :]で”l’l 〔X)≧〔X
7〕で′″0″となる制御信号〔01〕と〔x〕く〔X
6〕で′″i’、(X、l≧(Xalで−0”となる制
御信号〔02〕が作られる(ステップ212)。 上記制御信号(Or ’)、 (Ch )の値によりモ
ードドア151はステップ(217)にて次の様に駆動
される。 [:X]<[Xa ]ではCot )、[Oi )共に
′l”であり、スイッチ素子236,237は共にオン
になり、電磁弁154,155は共に通電され、モード
ドア151はアクチェータ152により、上吹出しの状
態となる。 〔X〕ン〔X7〕では、(01]、 (Ch )共に′
0mであり、電磁弁236,237には通電されず、モ
ードドア151はリターンスプリング153により下吹
出しの状態とされる。 (Xs’)<(X:l≦〔X7〕では、〔01〕が11
”、〔02〕が0”となるため電磁弁154に通電され
一方の電磁弁155に・・よ通電されないためモードド
ア151は中間位置となり上下吹出し状態となる。 第6図は、以上説明をしてきた第1図の空気調和装置と
車室熱負荷とから成る自動温度同御系の原理を示したも
のである。 操作部3、制御部2、熱交換部1間の変数の流れは上述
の説明の通りである。 車室熱負荷は熱交換部1から熱量Qを受取るほか外乱熱
Qdを受取る。Q4の内訳は車室外からの侵入熱、乗員
の発熱等である。車室熱負荷はQ+ Q aの熱量を受
取り、それが加熱量であれば車室温度TRは一次遅れで
上昇し、冷房量であれば下降、0であれば変わらない。 1’I演算を用いた負帰還制御は自動制御の分野で一般
に使われている手法であル、JT>0(JT<0 )の
場合にはTaが設定温度Tsに近づく方向へ熱量Qを変
化させる。即ち、Qを増加(減少)させる様にPI演算
部と熱交換部の関係を選ぶ。更に言えば、P■演算の2
常数krが正ならば、QはXに対して単調一様増加、負
ならば単調一様減少となる様に、P工演算と熱交換部の
関係を選べば、TILはTsに安定し収束する(ΔT;
0)。 本実施例ではに、τ〉0と選んであるのでQがXに対し
て単調一様に増加することが不可欠であるが、以下第5
図を用いて省エネを果たしつつ第4図の特性が得られる
ことを説明する。 尚、冷房力は負の加熱力として取扱う。 加熱iQは、ヒーターコア141で加熱された空気の有
する熱量Qaと蒸発器131を通過後ノ(イパス103
を経る空気の有する熱量QCの和である。 基*特性を理解し易くするため車室温度Taは目標設定
温度T8に維持された状態を基点とする。 ヒーターコア141を通過した直後の空気温度をTI%
プロワ風量Aの内ヒーターコア141を通過する風量を
ARとすれば、 Qu”(Tu Ta)Aa、Qaoe(Tc TR)(
A−Ai)の関係があり、X≧0の領域では前述した通
り冷却手段が作動することはなく、熱交換部1は車室外
気を吸込むのでTa中車室外気温度To≦Ti中Tsの
関係がある。 一方、〔Xa 〕≧〔X)≧
Nとなる制御信号CI+)、〔x〕≦〔X6〕で−1”
l:t)≧(Xs)テ″″0#となる制御信号〔X2〕
を作る(ステップ211)。尚、[Xs 〕は負の値で
(Xt 〕<[Xa)<EX冨〕なる値である。 上記制御信号[11)、 [Iz )が“l”のときに
はステップ(217)Icでスイッチング素子231.
232がオンし、電磁弁114,115に通電し、0”
のときには電磁弁114に通電しない。 制御信号[x]<(xg)のときには、前記の通電〔工
1 〕、〔I2〕共にu1#となり、ita弁114,
115共に通電されて吸込ドア111はアクチェータ1
12にょシ内気吸込み状態となる。 (X)≧〔O〕のときには(It 〕、[Ia 〕共に
10#であシ、吸込ドア111はリターンスプリング1
13により引かれ外気吸込みの状態となる。 (Xs)≦CX)≦(OE テハCII )7:+E’
1”、〔工2〕が′0#であるため、吸込ドア111
は中間位置となり内外気吸込状態となる。 同様に、モードドア151も制御信号EX)の値によシ
制御される。 すなわち、[0]<[Xs 〕<・CX7 E<〔X3
〕である[:Xa )−(X7 IIが予め定められて
いる。 (x )<[: X7 :]で”l’l 〔X)≧〔X
7〕で′″0″となる制御信号〔01〕と〔x〕く〔X
6〕で′″i’、(X、l≧(Xalで−0”となる制
御信号〔02〕が作られる(ステップ212)。 上記制御信号(Or ’)、 (Ch )の値によりモ
ードドア151はステップ(217)にて次の様に駆動
される。 [:X]<[Xa ]ではCot )、[Oi )共に
′l”であり、スイッチ素子236,237は共にオン
になり、電磁弁154,155は共に通電され、モード
ドア151はアクチェータ152により、上吹出しの状
態となる。 〔X〕ン〔X7〕では、(01]、 (Ch )共に′
0mであり、電磁弁236,237には通電されず、モ
ードドア151はリターンスプリング153により下吹
出しの状態とされる。 (Xs’)<(X:l≦〔X7〕では、〔01〕が11
”、〔02〕が0”となるため電磁弁154に通電され
一方の電磁弁155に・・よ通電されないためモードド
ア151は中間位置となり上下吹出し状態となる。 第6図は、以上説明をしてきた第1図の空気調和装置と
車室熱負荷とから成る自動温度同御系の原理を示したも
のである。 操作部3、制御部2、熱交換部1間の変数の流れは上述
の説明の通りである。 車室熱負荷は熱交換部1から熱量Qを受取るほか外乱熱
Qdを受取る。Q4の内訳は車室外からの侵入熱、乗員
の発熱等である。車室熱負荷はQ+ Q aの熱量を受
取り、それが加熱量であれば車室温度TRは一次遅れで
上昇し、冷房量であれば下降、0であれば変わらない。 1’I演算を用いた負帰還制御は自動制御の分野で一般
に使われている手法であル、JT>0(JT<0 )の
場合にはTaが設定温度Tsに近づく方向へ熱量Qを変
化させる。即ち、Qを増加(減少)させる様にPI演算
部と熱交換部の関係を選ぶ。更に言えば、P■演算の2
常数krが正ならば、QはXに対して単調一様増加、負
ならば単調一様減少となる様に、P工演算と熱交換部の
関係を選べば、TILはTsに安定し収束する(ΔT;
0)。 本実施例ではに、τ〉0と選んであるのでQがXに対し
て単調一様に増加することが不可欠であるが、以下第5
図を用いて省エネを果たしつつ第4図の特性が得られる
ことを説明する。 尚、冷房力は負の加熱力として取扱う。 加熱iQは、ヒーターコア141で加熱された空気の有
する熱量Qaと蒸発器131を通過後ノ(イパス103
を経る空気の有する熱量QCの和である。 基*特性を理解し易くするため車室温度Taは目標設定
温度T8に維持された状態を基点とする。 ヒーターコア141を通過した直後の空気温度をTI%
プロワ風量Aの内ヒーターコア141を通過する風量を
ARとすれば、 Qu”(Tu Ta)Aa、Qaoe(Tc TR)(
A−Ai)の関係があり、X≧0の領域では前述した通
り冷却手段が作動することはなく、熱交換部1は車室外
気を吸込むのでTa中車室外気温度To≦Ti中Tsの
関係がある。 一方、〔Xa 〕≧〔X)≧
〔0〕の範囲では、Q=Q
i+Qcoc(Ti Ta)An+(To TR)(ん
trs −hl)の関係が有り、加熱手段の能力は十分
あるとして(TRTi)はほぼ一定、ヒータコアを通過
する風量AHは、0〜A w s wの間を直線的に増
加するので、QHは(X)の増加に対してOから直線的
に増加する。 また、〔X〕=
i+Qcoc(Ti Ta)An+(To TR)(ん
trs −hl)の関係が有り、加熱手段の能力は十分
あるとして(TRTi)はほぼ一定、ヒータコアを通過
する風量AHは、0〜A w s wの間を直線的に増
加するので、QHは(X)の増加に対してOから直線的
に増加する。 また、〔X〕=
〔0〕付近ではToキTaである。よっ
て、Qc中0% Cx)=(Xa ]でAm=Amts
)よってQ c = 0、To<Tlとなり、Qa≦θ
以上より加熱量Qは第5図に示す様な特性となる。 また、〔X〕≧〔x3 〕の範囲では、An=Aである
。 故に、Q= Ql+” (TFI Tti ) ・Aと
なシ、(TaTa)が一定、Aが〔x〕に対して直線的
に変化するので、加熱ff1Qは〔x〕の増加につれて
更に直線的に増加する。 さらに(Xl<(0)の範囲では、Ag=0であり、冷
却手段の能力が十分あるとして吐気温度Tcキ目標吐気
温度Tcoである。
て、Qc中0% Cx)=(Xa ]でAm=Amts
)よってQ c = 0、To<Tlとなり、Qa≦θ
以上より加熱量Qは第5図に示す様な特性となる。 また、〔X〕≧〔x3 〕の範囲では、An=Aである
。 故に、Q= Ql+” (TFI Tti ) ・Aと
なシ、(TaTa)が一定、Aが〔x〕に対して直線的
に変化するので、加熱ff1Qは〔x〕の増加につれて
更に直線的に増加する。 さらに(Xl<(0)の範囲では、Ag=0であり、冷
却手段の能力が十分あるとして吐気温度Tcキ目標吐気
温度Tcoである。
〔0〕〉〔x〕≧〔X2〕の範囲では
Q”Qc”(Tcゴr+1)0Aiusであり、AMI
Nが一定で〔Xaが負の方向に増加すると共に、(Tc
Tl)が0からTat−Tlへ直線的に変化するので
、Qは冷房力として(X)の負方向への増加につれて0
から直線的に増加する。 〔x2〕≧〔x〕≧〔xl 〕の範囲では、Tc −T
m = (Tct Ta )の負の一定値で、Aが〔X
aに対して直線的に変化するので[Xaが負方向に増加
するにつれてQは冷房力として更に比例的に増加する。 以上より第5図に示す通り加熱量Qが〔X)に対して連
続単調一様に増加することが確認できる。 次に、梅雨時などに使用される除湿機能について説明す
る。 操作部3からの除湿スイッチ操作信号V DIl[Iは
、割込み処理ルーチンのマニュアルスイッチ読込ミ処理
により読込まれ(ステップ225)、除湿ススイッチタ
イマ処理(ステップ226)によシ規定される時間、例
えば本実施例では10分間、メインルーチンでの目標吐
気@K (Tco、]を可能最低温度(Tcr〕としく
214)、蒸発器131通過直後の空気温度を凍結直前
の可能最低温度Tc1(本実施例では25C)となる様
に制御する。 この状態での空気は蒸発器131通過時冷却されると共
に除湿され車室に吹出される。 ここで本装置が除湿状態となると本装置が単室熱負荷に
供給する熱量Qの特性は、前述の第5図から第7図(曲
線a−1) −c )の特性へ変わる。 まず、〔O〕≧EXE≧〔X2〕なる範囲では、Q=Q
c”(’l’cITi)・Awtw〔x3 〕≧(X)
≧
Nが一定で〔Xaが負の方向に増加すると共に、(Tc
Tl)が0からTat−Tlへ直線的に変化するので
、Qは冷房力として(X)の負方向への増加につれて0
から直線的に増加する。 〔x2〕≧〔x〕≧〔xl 〕の範囲では、Tc −T
m = (Tct Ta )の負の一定値で、Aが〔X
aに対して直線的に変化するので[Xaが負方向に増加
するにつれてQは冷房力として更に比例的に増加する。 以上より第5図に示す通り加熱量Qが〔X)に対して連
続単調一様に増加することが確認できる。 次に、梅雨時などに使用される除湿機能について説明す
る。 操作部3からの除湿スイッチ操作信号V DIl[Iは
、割込み処理ルーチンのマニュアルスイッチ読込ミ処理
により読込まれ(ステップ225)、除湿ススイッチタ
イマ処理(ステップ226)によシ規定される時間、例
えば本実施例では10分間、メインルーチンでの目標吐
気@K (Tco、]を可能最低温度(Tcr〕としく
214)、蒸発器131通過直後の空気温度を凍結直前
の可能最低温度Tc1(本実施例では25C)となる様
に制御する。 この状態での空気は蒸発器131通過時冷却されると共
に除湿され車室に吹出される。 ここで本装置が除湿状態となると本装置が単室熱負荷に
供給する熱量Qの特性は、前述の第5図から第7図(曲
線a−1) −c )の特性へ変わる。 まず、〔O〕≧EXE≧〔X2〕なる範囲では、Q=Q
c”(’l’cITi)・Awtw〔x3 〕≧(X)
≧
〔0〕では、
Q=QH+QlllQC(TRTa)Au+(Tax
Ta)・(んasn Ax)となる。 本装置が[X]−[Xp ]、[Xs :J≧(X、]
≧〔x2 〕の点で動作している状態で除湿スイッチ3
2を押すと、前記熱ff1QはQ−からkX2に移るた
め一時的に加熱力が不足する。但し、kは第5図の特性
に訃いて〔X3〕≧〔x〕≧〔x2〕に於るQと[X)
の平均比例係数であり、〔Xs〕≧X≧
Ta)・(んasn Ax)となる。 本装置が[X]−[Xp ]、[Xs :J≧(X、]
≧〔x2 〕の点で動作している状態で除湿スイッチ3
2を押すと、前記熱ff1QはQ−からkX2に移るた
め一時的に加熱力が不足する。但し、kは第5図の特性
に訃いて〔X3〕≧〔x〕≧〔x2〕に於るQと[X)
の平均比例係数であり、〔Xs〕≧X≧
〔0〕に於てQ
cは小さいので無視する。 即ち〔X3〕≧[X]≧(0)に”rQ中QIKとする
。この加熱力の不足分は第6図で説明した負帰還j9す
御により[X)の値が次第に増加して元の熱量QPを出
す点X;にいずれ落着くが、その間車室温度TRは一時
的に下る。又除湿状態が所定時間経過すると、逆に吐気
温度Tcが上昇することによシ加熱力が一時的に過剰に
なりその間1′Bは上昇する。この一時的温度変動を緩
和するため除湿動作開始又は終了が発生したならば、次
回のステップ(209)にて制御信号[X)に一時補正
量〔ΔX〕を加える。 一時補正量[Jx]は次のようにして算出する。 すなわち、[X)=CXp)なる点で本装置が除湿状態
となると、元と同じ加熱量Qpを確保するためには制御
信号(X)を〔X;〕にすればよい。即ち、CX; ]
=(Xp )+[ΔX]なる〔ΔX〕を〔X〕の値に一
時補正として加えるこ。 となる。 よって、 従って、 となる。 除湿状態終了時には、前記と反対に補正すればよい。即
ち、[Xp〕=(X;]+[ΔX〕 とすると、となる
。 尚以上の説明で明らかな様に(XP]+(ΔX〕の補正
は〔X3〕≧(X、]≧〔x8〕の時のみ、また(Xp
:]+[ΔX〕の補正は〔X3〕≧〔x台〕≧
cは小さいので無視する。 即ち〔X3〕≧[X]≧(0)に”rQ中QIKとする
。この加熱力の不足分は第6図で説明した負帰還j9す
御により[X)の値が次第に増加して元の熱量QPを出
す点X;にいずれ落着くが、その間車室温度TRは一時
的に下る。又除湿状態が所定時間経過すると、逆に吐気
温度Tcが上昇することによシ加熱力が一時的に過剰に
なりその間1′Bは上昇する。この一時的温度変動を緩
和するため除湿動作開始又は終了が発生したならば、次
回のステップ(209)にて制御信号[X)に一時補正
量〔ΔX〕を加える。 一時補正量[Jx]は次のようにして算出する。 すなわち、[X)=CXp)なる点で本装置が除湿状態
となると、元と同じ加熱量Qpを確保するためには制御
信号(X)を〔X;〕にすればよい。即ち、CX; ]
=(Xp )+[ΔX]なる〔ΔX〕を〔X〕の値に一
時補正として加えるこ。 となる。 よって、 従って、 となる。 除湿状態終了時には、前記と反対に補正すればよい。即
ち、[Xp〕=(X;]+[ΔX〕 とすると、となる
。 尚以上の説明で明らかな様に(XP]+(ΔX〕の補正
は〔X3〕≧(X、]≧〔x8〕の時のみ、また(Xp
:]+[ΔX〕の補正は〔X3〕≧〔x台〕≧
〔0〕の
時のみ有効なのでその時のみ実行される(ステップ2o
9)。見方をiえれば補正が有効であることは除湿が強
化されたことと同じである。 ここで、除湿スイッチ32を押さないと当空気調和装置
は除湿しないわけではないことを付言する。〔x2 〕
≧EX)の領域では能カ一杯に除湿をし
時のみ有効なのでその時のみ実行される(ステップ2o
9)。見方をiえれば補正が有効であることは除湿が強
化されたことと同じである。 ここで、除湿スイッチ32を押さないと当空気調和装置
は除湿しないわけではないことを付言する。〔x2 〕
≧EX)の領域では能カ一杯に除湿をし
〔0〕≧(X]
≧〔x3〕の領域では余力を残して除湿をする。 次に、本発明に最も関係の深い吐出空気をデフ吹出口1
06から車両のフロントガラスに吹付けるデフロスト動
作について説明する。 操作部3からのデフスイッチ操作信号vDmFは、割込
みルーチンで読込まれる(ステップ22”5)。 この結果、デフ状態にあれば、メインルーチンのステッ
プ(213)において制御信号〔D〕を11#とするこ
とKよシステップ(217)でスイッチ素子238をオ
ンとし電磁弁159に通電しデフドア156は負圧アク
チェータ157により駆動される。これによプ、デフ出
口106から除湿空気が吹出される。 デフ状態では同時に、メインルーチンでの目標吐気温度
(Tco〕を可能最低値(Tax)とする・・(ステッ
プ214)。蒸発器131を通過する空気は当冷却手段
の能カ一杯に冷却される結果、除湿度は最高となる。冷
却・除湿された空気はその後ヒータコア141にて加熱
されるか否かを問わずデフ吹出口106から707トガ
ラスへ吹出される。この結果、当空気の湿度が高い場合
に比してフロントガラスの水滴に基づく曇シを除去する
能力は格段に向上する。 この場合、〔TaO3を(Tcs〕へ突然下げることに
依ル当空調装置が単室へ供給する熱量Qが急に減少する
が、前述の除湿スイッチ32を操作した時と同様、負帰
還制御に依りやがて自己復帰する。 このように、本実施例によれば、デフスイッチ33を操
作すると、導入された空気は冷却手段の最高能力で除湿
されたうえデフ吹出口106からフロントガラスへ吹出
される。この結果、フロントガラスの曇りを速やかに取
り除き、安全運転に寄与することができる。 〔発明の効果〕 以上の発明から明らかなように本発明によれば、デフレ
ストモードの選択時には冷却手段が最高能力で運転され
るため、フロントガラスの41Uを迅速に除去すること
ができ、2全運転に大きく寄与することができ、その効
果は極めて太きい。
≧〔x3〕の領域では余力を残して除湿をする。 次に、本発明に最も関係の深い吐出空気をデフ吹出口1
06から車両のフロントガラスに吹付けるデフロスト動
作について説明する。 操作部3からのデフスイッチ操作信号vDmFは、割込
みルーチンで読込まれる(ステップ22”5)。 この結果、デフ状態にあれば、メインルーチンのステッ
プ(213)において制御信号〔D〕を11#とするこ
とKよシステップ(217)でスイッチ素子238をオ
ンとし電磁弁159に通電しデフドア156は負圧アク
チェータ157により駆動される。これによプ、デフ出
口106から除湿空気が吹出される。 デフ状態では同時に、メインルーチンでの目標吐気温度
(Tco〕を可能最低値(Tax)とする・・(ステッ
プ214)。蒸発器131を通過する空気は当冷却手段
の能カ一杯に冷却される結果、除湿度は最高となる。冷
却・除湿された空気はその後ヒータコア141にて加熱
されるか否かを問わずデフ吹出口106から707トガ
ラスへ吹出される。この結果、当空気の湿度が高い場合
に比してフロントガラスの水滴に基づく曇シを除去する
能力は格段に向上する。 この場合、〔TaO3を(Tcs〕へ突然下げることに
依ル当空調装置が単室へ供給する熱量Qが急に減少する
が、前述の除湿スイッチ32を操作した時と同様、負帰
還制御に依りやがて自己復帰する。 このように、本実施例によれば、デフスイッチ33を操
作すると、導入された空気は冷却手段の最高能力で除湿
されたうえデフ吹出口106からフロントガラスへ吹出
される。この結果、フロントガラスの曇りを速やかに取
り除き、安全運転に寄与することができる。 〔発明の効果〕 以上の発明から明らかなように本発明によれば、デフレ
ストモードの選択時には冷却手段が最高能力で運転され
るため、フロントガラスの41Uを迅速に除去すること
ができ、2全運転に大きく寄与することができ、その効
果は極めて太きい。
第1図は本発明を含む実施例の全体構成図、第2図は実
施例における制御部のメインフローチャート、第3図は
割込フローチャート、第4図は実施例の熱交換部の作動
特性図、第5図はその放熱特性図、第6図は実施例の自
動温度制御原理図、第7図は実施例の除湿機能作動にお
ける放熱特性を示す図である。 l・・・熱交換部、2・・・制御部、3・・・操作部、
22・・・マイクロコンピュータ、31・・・温度設定
スイッチ、32・・・除湿スイッチ、33・・・デフス
イッチ、111・・・吸込口ドア、121・・・プロワ
、131・・・蒸発器、133・・・コンプレッサ、1
41・・・ヒータ第 2 図 第 3 肥 第 4 図 第 5 図 第 6 記
施例における制御部のメインフローチャート、第3図は
割込フローチャート、第4図は実施例の熱交換部の作動
特性図、第5図はその放熱特性図、第6図は実施例の自
動温度制御原理図、第7図は実施例の除湿機能作動にお
ける放熱特性を示す図である。 l・・・熱交換部、2・・・制御部、3・・・操作部、
22・・・マイクロコンピュータ、31・・・温度設定
スイッチ、32・・・除湿スイッチ、33・・・デフス
イッチ、111・・・吸込口ドア、121・・・プロワ
、131・・・蒸発器、133・・・コンプレッサ、1
41・・・ヒータ第 2 図 第 3 肥 第 4 図 第 5 図 第 6 記
Claims (1)
- 1、加熱手段と冷却手段を有し、車室内温度を設定温度
に調整する自動車用空調装置において、デフロストモー
ドの選択時に冷却手段を強制的に最高能力で作動させる
ことを特徴とする自動車用空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20087283A JPS6092918A (ja) | 1983-10-28 | 1983-10-28 | 自動車用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20087283A JPS6092918A (ja) | 1983-10-28 | 1983-10-28 | 自動車用空調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6092918A true JPS6092918A (ja) | 1985-05-24 |
Family
ID=16431633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20087283A Pending JPS6092918A (ja) | 1983-10-28 | 1983-10-28 | 自動車用空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6092918A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4953630A (en) * | 1988-09-27 | 1990-09-04 | Diesel Kiki Co., Ltd. | Apparatus for controlling an automobile air-conditioner to control defrost bleed air |
JPH02293875A (ja) * | 1989-05-09 | 1990-12-05 | Ricoh Co Ltd | カラー複写装置 |
US6675969B1 (en) | 1998-12-25 | 2004-01-13 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Packing box |
CN110657610A (zh) * | 2019-08-29 | 2020-01-07 | 昆明理工大学 | 一种空气源热泵主动抑制结霜的方法及其应用系统 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58174016A (ja) * | 1982-04-06 | 1983-10-13 | Diesel Kiki Co Ltd | 車輛用空気調和装置におけるデミスト装置 |
-
1983
- 1983-10-28 JP JP20087283A patent/JPS6092918A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58174016A (ja) * | 1982-04-06 | 1983-10-13 | Diesel Kiki Co Ltd | 車輛用空気調和装置におけるデミスト装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4953630A (en) * | 1988-09-27 | 1990-09-04 | Diesel Kiki Co., Ltd. | Apparatus for controlling an automobile air-conditioner to control defrost bleed air |
JPH02293875A (ja) * | 1989-05-09 | 1990-12-05 | Ricoh Co Ltd | カラー複写装置 |
US6675969B1 (en) | 1998-12-25 | 2004-01-13 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Packing box |
CN110657610A (zh) * | 2019-08-29 | 2020-01-07 | 昆明理工大学 | 一种空气源热泵主动抑制结霜的方法及其应用系统 |
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