JPS6092566A - タンクのエア−クツシヨン工法 - Google Patents

タンクのエア−クツシヨン工法

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JPS6092566A
JPS6092566A JP58197596A JP19759683A JPS6092566A JP S6092566 A JPS6092566 A JP S6092566A JP 58197596 A JP58197596 A JP 58197596A JP 19759683 A JP19759683 A JP 19759683A JP S6092566 A JPS6092566 A JP S6092566A
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JP
Japan
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tank
roof
air
construction method
air cushion
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JP58197596A
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English (en)
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JPS6335791B2 (ja
Inventor
高橋 良隆
森田 伸男
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JGC Corp
Original Assignee
JGC Corp
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Publication date
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Granted legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、タンクのエアークッション工法すなわちホバ
ークラフト技術を応用したタンク浮上工法の改良に関づ
る。
石油貯蔵タンクなどの不等沈下修正や移動のためにタン
クを持ち上げる場合、在来のジヤツキアップに代る工法
として、エアークッション工法が提案され、実用化され
ている。 この技術は、タンクの底部周縁に、多数のミ
カンの房が連続した形状の浮上用スカートを配置し、そ
こにフロアで空気を吹き込んでスカート内つまりタンク
底板の下の空気圧を上昇させ、それによってタンクを浮
上させるものである。 すこぶる能率がよく、タンクの
移動には好適とされている。
ところが、上記のタンク酸根下の空気圧の上昇につれて
、底板に作用する浮上圧力が底板を上に凸の球面状に変
形させる。 この変形は支柱を通して屋根に伝えられ、
屋根に過大な変形をもたらずとともに、側板と底板の接
続部や底板を構成する単位板の接続部に対して危険な応
力が生じるおそれがある。 そのため、エアークッショ
ン工法を適用できるタンクには、大きさに制限があった
この問題は、当然なことに大型のタンクはど深刻である
本発明は、このような制約をなくし、タンクの大きさい
かんにかかわらず適用できるエアークッション工法を提
供する。
本発明のタンクのエアークッション工法は、タンクの底
部周縁に浮上用スカートをとりつけ、そこに空気を吹き
込んで、浮上用スカートをふくらませるとともにタンク
内の圧力を高めることによってタンクを浮上させるエア
ークッション工法において、開口部を有する屋根の上に
屋根全体をおおって半密閉空間を形成する膜をとりつけ
、浮上用スカート内および、タンク内に空気を吹き込み
、タンク内に吹き込まれた空気を上記開口部を通じて上
記半密閉空間に送り込み、底板の上下面にはたらく空気
圧をほぼ均衡させつつ実施することを特徴とする。
浮屋根式タンクに例をとって、図面を参照して説明づれ
ば、第1図に示すように、浮屋根1Aより上方の側壁2
の内面を一周して収取付金具4Aを設け、これにより浮
屋根全体をおおう膜5をとりつける。 膜5のとりつけ
は、たとえば第2図に示づように、アングル41を溶接
し、裏当金42で膜5をはさんでボルトナツトの組43
でしめつ(プる、といった手法がとれる。 膜は、厚さ
1〜2 mmN度のポリ塩化ビニルシートなどを用いれ
ばよい。
続いてブロア7により、浮上スカート6内つまり底板3
の下方の空間10と、タンク内つまり底板3の上りの空
間20とに空気を吹き込む。 タンク内の空間20に吹
き込まれた空気は、浮屋根1Aの間口部11を通ってl
!115の下方の密閉空間30に送り込まれる。浮屋根
には、デツキマンホール等の開口部がある。
上記の結果、空気圧力の垂直方向の分力は、第1図の小
矢印のように分布し、底板3の上下両面にはたらく力は
、後に示す実施例にみるとおりほぼ均衡し、底板を実質
上たわませるほどの力はかからない。 従って、浮屋根
にはほとんど応力が生じない。 この原理は、タンクの
大きさに無関係に成り立つことが直ちに理解されるであ
ろう。
本発明のエアークッション工法は、従来適用困難であっ
た大型のタンクに適用できるという点で、大型のものが
多い浮屋根式タンクに対してとくに効果的であるが、固
定屋根式のタンクにおいても有用である。
上記の原理から類推可能なように、固定屋根式タンクで
は、底板の上下にはたらく空気圧をほぼ均衡させるため
には、浮上スカート内とタンク内の両方に空気を吹き込
めばよい。 しかし、屋根の強度が、タンク内圧に耐え
られない場合もあり、その場合には本発明の工法が役に
立つ。
固定屋根式タンクへの適用は、第3図に示ずとおりであ
って、固定屋根1Bに開口部11を設け、かつ屋根の縁
を一周して収取付金具4Bを設け、これにより固定屋根
全体をおおう膜5をとりつける。 膜5のとりつけ方は
、たとえば第4図に示すように、側壁のトップアングル
にチャンネル45を溶接し、当金46で膜5をはさんで
ボルトナツトの相43でしめつける、といった、第2図
に対応づる手法がとれる。
空気の吹ぎ込み以下の工程は、前述した浮屋根タンクの
場合と異なるところはない。 やはり図面に示づように
、底板の上下面に作用する力はほぼ均衡し、固定屋根に
はほとんど応力が生じない。
いずれの場合も、浮上したタンクの移動は、たとえばト
ラクター牽引などにより容易に行なえること、また所定
位置において空気の吹き込みを止めて固定したのち、膜
をとり除けばよいことはいうまでもないであろう。
割i1 直径80m1高さ22m1重量17001−ン、底板厚
ざ6.35mmの軟鋼でできた浮屋根式タンクをエアー
クッション工法により浮上させるには、(1700X1
03 Kg> / (7r/ 4X802 at 2 
)血330K g /+I12 すなわち水柱330mmの浮上圧力が必要である。
この圧力が加わると、底板中火のたわみは平面から11
0cmにも達し、底板に働く応力は、2736Kl]/
cm2に及ぶ。 この値は、通常の軟鋼の耐力2500
K(1/cm2のレベルを超えており、危険である。 
従って、この浮屋根式タンクには、従来のエアークッシ
ョン工法は適用できない。
本発明に従い、第1図および第2図に示すようにして、
タンク内部の空間20および膜の下の半密閉空間30に
、水柱215mm相当の圧力の空気を吹き込めば、底板
はほとんどたわまずに、タンクを浮上させることができ
る。 これは、底板重量に相当する水柱高さ 5Qmm
浮屋根重量に相当する水柱高さ 55mmの力が、タン
ク内圧力水柱215mmと加わって合計水柱330+a
m相当の力として底板上面に作用し、浮上圧力水柱33
0111111と均衡するからである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のタンクのエアークッション工法を浮
屋根式タンクに適用した場合の原理を説明するための、
概念的なタンクの垂直断面図である。 第2図は、第1図の一部の拡大図である。 第3図は、本発明の工法を固定屋根式タンクに適用した
場合の原理を説明するための、第1図に対応する概念的
なタンクの垂直断面図である。 第4図は、第3図の一部の拡大図である。 1A・・・浮屋根 1B・・・固定屋根2・・・・・・
側壁 3・・・・・・底板4A、4B・・・・・・脱取
(=I金具5・・・・・・膜 10・・・・・・底板の下方の空間 20・・・・・・底板の上方の空間 30・・・・・・屋根と膜との間の半密閉空間特許出願
人 日揮株式会社 代理人 弁理士 須賀総夫 才 1 図 才8図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) タンクの底部周縁に浮上用スカートをとりつけ
    、そこに空気を吹き込んで、浮上用スカートをふくらま
    せるとともにタンク内の圧力を高めることによってタン
    クを浮上させるエアークッション工法において、開口部
    を有する屋根の上に屋根全体をおおって半密閉空間を形
    成する膜をとりつけ、浮上用スカート内およびタンク内
    に空気を吹き込み、タンク内に吹き込まれた空気を上記
    開口部を通じて上記半密閉空間に送り込み、底板の上下
    面にはたらく空気圧をほぼ均衡させつつ実施することを
    特徴とするエアークッション工法。
  2. (2) タンクが浮屋根式タンクであって、浮屋根より
    上方の側壁内面を一周して設けた脱取付金具によって浮
    屋根全体をおおう膜をとりつけて行なう特許請求の範囲
    第1項のエアークッション工法。
  3. (3) タンクが固定屋根式タンクであって、屋根に開
    口部を設け、屋根の縁を一周して設けた脱取付金具によ
    って屋根全体をおおう膜をとりつけて行なう特許請求の
    範囲第1項のエアークッション工法。
JP58197596A 1983-10-24 1983-10-24 タンクのエア−クツシヨン工法 Granted JPS6092566A (ja)

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JPS6092566A true JPS6092566A (ja) 1985-05-24
JPS6335791B2 JPS6335791B2 (ja) 1988-07-18

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