JPS6091845A - 電気機器コイルのワニス処理方法 - Google Patents
電気機器コイルのワニス処理方法Info
- Publication number
- JPS6091845A JPS6091845A JP19891683A JP19891683A JPS6091845A JP S6091845 A JPS6091845 A JP S6091845A JP 19891683 A JP19891683 A JP 19891683A JP 19891683 A JP19891683 A JP 19891683A JP S6091845 A JPS6091845 A JP S6091845A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- varnish
- slot
- electric device
- impregnated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K15/00—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
- H02K15/12—Impregnating, heating or drying of windings, stators, rotors or machines
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電気機器コイルのワニス処理方法に関する。
従来、高速回転が行われるローターコイル等の宵、気機
器コイルは、コイル部に滴下含汐法によシ無溶剤形のエ
ポキシ系ワニスが含浸されている。而して、エポキシ系
ワニスは、極端に湿気を嫌うため、ワニスの含浸処理に
際しては、コイルを収容したスロットクサビ内の水を予
熱処理によって放出することが行われている。この予熱
処理は、加熱炉で行う場合には、予熱温度を１３０℃以
上に保って、しかも長時間行わ−ねばならない問題があ
った。また、加熱炉の代わシにコイルに通電を施してコ
イルの発熱によって水分の放出を行うものでは、スロッ
トクサビの昇温に長時間を要するため、同様に極めて作
業性が悪い問題があった。このような予熱処理を十分に
行わずに、電気がスロットクサビ内に存在している状態
でワニスの含浸処理を施すと、ワニスの未硬化が起きた
シ、ワニス中に発泡が起きて、外観不良や高速回転によ
るワニス７飛散が発生し、問題となる。
器コイルは、コイル部に滴下含汐法によシ無溶剤形のエ
ポキシ系ワニスが含浸されている。而して、エポキシ系
ワニスは、極端に湿気を嫌うため、ワニスの含浸処理に
際しては、コイルを収容したスロットクサビ内の水を予
熱処理によって放出することが行われている。この予熱
処理は、加熱炉で行う場合には、予熱温度を１３０℃以
上に保って、しかも長時間行わ−ねばならない問題があ
った。また、加熱炉の代わシにコイルに通電を施してコ
イルの発熱によって水分の放出を行うものでは、スロッ
トクサビの昇温に長時間を要するため、同様に極めて作
業性が悪い問題があった。このような予熱処理を十分に
行わずに、電気がスロットクサビ内に存在している状態
でワニスの含浸処理を施すと、ワニスの未硬化が起きた
シ、ワニス中に発泡が起きて、外観不良や高速回転によ
るワニス７飛散が発生し、問題となる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであシ、極め
て短時間にスロットクサビ内の水分を完全に放出して、
所定の高速回転祢や振動音低下効果を発揮するワニスの
含浸処理を高い作・業性の下に行うことができるもので
ある。
て短時間にスロットクサビ内の水分を完全に放出して、
所定の高速回転祢や振動音低下効果を発揮するワニスの
含浸処理を高い作・業性の下に行うことができるもので
ある。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。
。
先ず、第１図に示す如く、ローターコイル等の電気機器
１をそのコア部２が高周波コイル３で囲まれるように設
置する。次いで、高周波コイル３に通電を施し、第２図
に示す如く、コア部２に形成されたスロット４内の温度
が１３０℃以上になるように予熱処理を施す。次いで、
スロット４内に収容されたコイル５及びこれを固定する
スロットクサビ６が完全に乾燥したところで高周波コイ
ル３による予熱処理を終了する。然る後、高周波コイル
３に囲まれた状態がら電気機器１を取出し、コイル５の
部分に無溶剤形のエポキシ系ワニスヲ滴下含浸処理にて
含浸させる。これを乾燥してワニスの硬化を行いワニス
含浸処理の施された電気機器１を得る。
１をそのコア部２が高周波コイル３で囲まれるように設
置する。次いで、高周波コイル３に通電を施し、第２図
に示す如く、コア部２に形成されたスロット４内の温度
が１３０℃以上になるように予熱処理を施す。次いで、
スロット４内に収容されたコイル５及びこれを固定する
スロットクサビ６が完全に乾燥したところで高周波コイ
ル３による予熱処理を終了する。然る後、高周波コイル
３に囲まれた状態がら電気機器１を取出し、コイル５の
部分に無溶剤形のエポキシ系ワニスヲ滴下含浸処理にて
含浸させる。これを乾燥してワニスの硬化を行いワニス
含浸処理の施された電気機器１を得る。
コノヨウニこの電気機器コイルのワニス処理方法によれ
ば、高周波コイル３を用いた高周波加熱によって、スロ
ット４内及びスロットクサビ６の水分を極めて短時間に
、しかも完全に放出することができる。その結果、作業
性を著しく向上させることができる。また、スロット４
内及びスロットクサビ６中の水分は、完全に放出されて
いるので、高品質の状態でワニスの含浸処理を施すこと
ができる。その結果、ワニスの含浸による高速回転効果
や振動音低下効果を十分に発揮させることができる。
ば、高周波コイル３を用いた高周波加熱によって、スロ
ット４内及びスロットクサビ６の水分を極めて短時間に
、しかも完全に放出することができる。その結果、作業
性を著しく向上させることができる。また、スロット４
内及びスロットクサビ６中の水分は、完全に放出されて
いるので、高品質の状態でワニスの含浸処理を施すこと
ができる。その結果、ワニスの含浸による高速回転効果
や振動音低下効果を十分に発揮させることができる。
以上説明した如く、本発明に係る電気機器コイルのワニ
ス処理方法によれば、極めて短時間にスロットクサビ内
の水分を完全に放出して、所定の高速回転効果や振動音
低下効果を発揮するワニスの含浸処理を高い作業性の下
に行うことができるものである。
ス処理方法によれば、極めて短時間にスロットクサビ内
の水分を完全に放出して、所定の高速回転効果や振動音
低下効果を発揮するワニスの含浸処理を高い作業性の下
に行うことができるものである。
第１図は、本発明方法にて電気機器コイルを予熱してい
る状態を示す説明図、第２図は、同電気機器コイルの要
部を示す断面図である。 １・・・電気機器コイル、２・・・コア部、３・・・高
周波コイル、４・・・スロット、５・・・コイル、６・
・・スロットクサビ。
る状態を示す説明図、第２図は、同電気機器コイルの要
部を示す断面図である。 １・・・電気機器コイル、２・・・コア部、３・・・高
周波コイル、４・・・スロット、５・・・コイル、６・
・・スロットクサビ。
Claims (1)
- 電気揚器コイルのコア部に高周波加熱による予熱を施し
て該コア部のスロットクサビ内の水分を放出した後、該
スロットに巻装されたコイルに無溶剤形のエポキシ系ワ
ニスを含浸すること金％徴とする電気機器コイルのワニ
ス処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19891683A JPS6091845A (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | 電気機器コイルのワニス処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19891683A JPS6091845A (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | 電気機器コイルのワニス処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6091845A true JPS6091845A (ja) | 1985-05-23 |
Family
ID=16399080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19891683A Pending JPS6091845A (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | 電気機器コイルのワニス処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6091845A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007097238A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Oet:Kk | ステータコイルの製造方法および製造装置 |
| WO2018055004A1 (en) * | 2016-09-23 | 2018-03-29 | Aktiebolaget Skf | Dielectric heating of motor insulation with rf energy stimulus to repair defects and degradation in the insulating material in-situ |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51121704A (en) * | 1975-04-18 | 1976-10-25 | Hitachi Ltd | Insulating method of rotor winding |
| JPS56103413A (en) * | 1980-01-21 | 1981-08-18 | Toshiba Corp | Insulation processing method for insulating coil |
-
1983
- 1983-10-24 JP JP19891683A patent/JPS6091845A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51121704A (en) * | 1975-04-18 | 1976-10-25 | Hitachi Ltd | Insulating method of rotor winding |
| JPS56103413A (en) * | 1980-01-21 | 1981-08-18 | Toshiba Corp | Insulation processing method for insulating coil |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007097238A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Oet:Kk | ステータコイルの製造方法および製造装置 |
| WO2018055004A1 (en) * | 2016-09-23 | 2018-03-29 | Aktiebolaget Skf | Dielectric heating of motor insulation with rf energy stimulus to repair defects and degradation in the insulating material in-situ |
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