JPS6090959A - ピストン - Google Patents
ピストンInfo
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- JPS6090959A JPS6090959A JP58200244A JP20024483A JPS6090959A JP S6090959 A JPS6090959 A JP S6090959A JP 58200244 A JP58200244 A JP 58200244A JP 20024483 A JP20024483 A JP 20024483A JP S6090959 A JPS6090959 A JP S6090959A
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- JP
- Japan
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- piston
- cavity
- lip
- opening
- crown section
- Prior art date
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B23/00—Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation
- F02B23/02—Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation with compression ignition
- F02B23/06—Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation with compression ignition the combustion space being arranged in working piston
- F02B23/0636—Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation with compression ignition the combustion space being arranged in working piston the combustion space having a substantially flat and horizontal bottom
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B23/00—Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation
- F02B23/02—Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation with compression ignition
- F02B23/06—Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation with compression ignition the combustion space being arranged in working piston
- F02B23/0603—Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation with compression ignition the combustion space being arranged in working piston at least part of the interior volume or the wall of the combustion space being made of material different from the surrounding piston part, e.g. combustion space formed within a ceramic part fixed to a metal piston head
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F3/00—Pistons
- F02F3/10—Pistons having surface coverings
- F02F3/12—Pistons having surface coverings on piston heads
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B23/00—Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation
- F02B23/02—Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation with compression ignition
- F02B23/06—Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation with compression ignition the combustion space being arranged in working piston
- F02B23/0645—Details related to the fuel injector or the fuel spray
- F02B23/0669—Details related to the fuel injector or the fuel spray having multiple fuel spray jets per injector nozzle
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05C—INDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
- F05C2201/00—Metals
- F05C2201/02—Light metals
- F05C2201/021—Aluminium
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05C—INDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
- F05C2253/00—Other material characteristics; Treatment of material
- F05C2253/16—Fibres
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は、内燃機関に使用されるピストン、詳しくは直
接噴射式ディーゼル機関に使用されるピストンの改良に
関する。
接噴射式ディーゼル機関に使用されるピストンの改良に
関する。
(従来技術)
従来のピストン、特にキャビティとスキッシュリップと
を有する直接噴射式ディーゼル機関用ピストンとしては
、例えば第1図A、B及び第2図に示すようなものが知
られている(SE A paper第8300.67号
参照)。
を有する直接噴射式ディーゼル機関用ピストンとしては
、例えば第1図A、B及び第2図に示すようなものが知
られている(SE A paper第8300.67号
参照)。
まず、第1図A、Bに示すピストンについて概略説明す
ると、このピストン1は、アルミニウム合金で形成した
ピストンクラウン部2に繊維強化アルミニウム合金から
なる環状部材5Aを嵌着して、機関の燃焼室4の一部と
なるキャビティ3と、このキャビティ3の開口部を狭め
るスキッシュリップ5と、を形成し、ピストンl全体の
軽量化とともに、熱負荷の集中する該スキッシュリップ
5等の耐熱強度を向上させるものである。また、トップ
リング溝7Aは、クラウン部2の側壁に固着した例えば
ニレジスト鋳鉄からなる耐摩環7により形成し、その摩
耗を低減している。なお、6は燃料噴射ノズルである。
ると、このピストン1は、アルミニウム合金で形成した
ピストンクラウン部2に繊維強化アルミニウム合金から
なる環状部材5Aを嵌着して、機関の燃焼室4の一部と
なるキャビティ3と、このキャビティ3の開口部を狭め
るスキッシュリップ5と、を形成し、ピストンl全体の
軽量化とともに、熱負荷の集中する該スキッシュリップ
5等の耐熱強度を向上させるものである。また、トップ
リング溝7Aは、クラウン部2の側壁に固着した例えば
ニレジスト鋳鉄からなる耐摩環7により形成し、その摩
耗を低減している。なお、6は燃料噴射ノズルである。
一方、第2図に示すピストン1は、キャビティ3及びス
キッシュリップ5をクラウン部2と同一材質で形成し、
かつ、スキッシュリップ5を薄肉化したものである。こ
れは、第1図に示すピストン1がそのスキンシュリップ
5を厚内に形成していることから、燃料噴霧(第1図A
中矢印)の飛翔距離が小さい結果、燃料とキャビティ3
内空気との混合が不十分であるという欠点を解消するも
のである。
キッシュリップ5をクラウン部2と同一材質で形成し、
かつ、スキッシュリップ5を薄肉化したものである。こ
れは、第1図に示すピストン1がそのスキンシュリップ
5を厚内に形成していることから、燃料噴霧(第1図A
中矢印)の飛翔距離が小さい結果、燃料とキャビティ3
内空気との混合が不十分であるという欠点を解消するも
のである。
しかしながら、これらのような従来のピストンにあって
は、機関高負荷運転時にはスキッシュリップが高温(例
えば、第1図のピストンでは約500 ”cで、第2図
の例では500’C以上)となり、その耐久性(耐熱強
度)が不充分である(スキッシュリップの焼損が発生ず
る)という問題点を有していた。すなわち、第1図のピ
ストンのように燃料と空気との混合性を犠牲にして厚肉
化したスキッシュリップを繊維強化アルミニウム合金で
形成してもその耐熱強度は未だ不充分なのである・ (発明の目的) そこで、本発明は、スキツシュリ・ノブを薄い繊維強化
アルミニウム合金で形成し、かつ、該リップを冷却する
冷却通路を設けることにより、ピストンの耐久性及び燃
料の霧化促進を飛躍的に向上させることをその目的とし
ている。
は、機関高負荷運転時にはスキッシュリップが高温(例
えば、第1図のピストンでは約500 ”cで、第2図
の例では500’C以上)となり、その耐久性(耐熱強
度)が不充分である(スキッシュリップの焼損が発生ず
る)という問題点を有していた。すなわち、第1図のピ
ストンのように燃料と空気との混合性を犠牲にして厚肉
化したスキッシュリップを繊維強化アルミニウム合金で
形成してもその耐熱強度は未だ不充分なのである・ (発明の目的) そこで、本発明は、スキツシュリ・ノブを薄い繊維強化
アルミニウム合金で形成し、かつ、該リップを冷却する
冷却通路を設けることにより、ピストンの耐久性及び燃
料の霧化促進を飛躍的に向上させることをその目的とし
ている。
(発明の構成)
本発明に係るピストンは、ピストンクラウン部にキャビ
ティを形成し、このキャビティの開口部周縁より開口部
内方に向ってスキッシュリップを突出させ、このスキッ
シュリップを繊維強化アルミニウム合金で形成している
。また、このピストンクラウン部には、冷却液が供給さ
れる冷却通路が前記キャビティ内壁に沿うて延在するよ
うに設けられている。このキャビティ内壁はピストン軸
と平行な面で形成され、リップ下面はピストン軸に対し
垂直な面で形成されている。
ティを形成し、このキャビティの開口部周縁より開口部
内方に向ってスキッシュリップを突出させ、このスキッ
シュリップを繊維強化アルミニウム合金で形成している
。また、このピストンクラウン部には、冷却液が供給さ
れる冷却通路が前記キャビティ内壁に沿うて延在するよ
うに設けられている。このキャビティ内壁はピストン軸
と平行な面で形成され、リップ下面はピストン軸に対し
垂直な面で形成されている。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図および第4図は本発明に係るピストンの一実施例
を示している。なお、従来例と同一構成部分は同一符号
を用いる。まず、構成を説明する。第3図において、1
はピストンを示し、このピストン1の頂部、すなわちピ
ストンクラウン部2(例えば、アルミニウム合金からな
る)には円形水平断面のキャビティ3が穿設されている
。このキャビティ3内は機関の燃焼室の一部を構成する
もので、噴射ノズル6より燃料が噴射されることになる
。図L1月7はこの燃料噴霧を示す。キャビティ3の開
口部には開口部周縁より半径方向内方に向ゲこ(水平に
)突出するスキッシュリップ5が形成され、このスキン
シュリップ5はクラウン部2に嵌着した繊維強化アルミ
ニウム合金からなる環状部材5Aにより形成されている
。この繊維強化アルミニウム合金としては、例えばアル
ミナ質繊維(組成は、A Ilt 0396 (wt%
) 、S 1o24 C11t%〕、繊維径3 〔μm
〕、繊維長300〜400〔μm))で強化されたJI
S AC8A(合金中の繊維含有率は10〔体積%〕)
が使用されている。また、上記キャビティ3の側壁3A
はピストン中心軸Coと平行な面(図中垂直面)で形成
され、スキッシュリップ5はその上下面が共に図中水平
面で形成されている。すなわち、このスキッシュリップ
5は一様に薄肉に形成されている。なお、本実施例にお
いては、上記キャビティ3の中心、スキッシュリップ5
による開口部中心及びノズル6は共にピストン中心軸C
O上に配置されている。また、7はピストンクラウン部
2の側壁に嵌着された断面コの字形の耐摩環であり、こ
の耐摩環7によフてトップリング?ia7 Aが形成さ
れている。この耐摩環7は例えばニレジスト鋳鉄をその
材質としてその摩耗を低減する。なお、図中7Bはセカ
ンドリング溝を示している。
を示している。なお、従来例と同一構成部分は同一符号
を用いる。まず、構成を説明する。第3図において、1
はピストンを示し、このピストン1の頂部、すなわちピ
ストンクラウン部2(例えば、アルミニウム合金からな
る)には円形水平断面のキャビティ3が穿設されている
。このキャビティ3内は機関の燃焼室の一部を構成する
もので、噴射ノズル6より燃料が噴射されることになる
。図L1月7はこの燃料噴霧を示す。キャビティ3の開
口部には開口部周縁より半径方向内方に向ゲこ(水平に
)突出するスキッシュリップ5が形成され、このスキン
シュリップ5はクラウン部2に嵌着した繊維強化アルミ
ニウム合金からなる環状部材5Aにより形成されている
。この繊維強化アルミニウム合金としては、例えばアル
ミナ質繊維(組成は、A Ilt 0396 (wt%
) 、S 1o24 C11t%〕、繊維径3 〔μm
〕、繊維長300〜400〔μm))で強化されたJI
S AC8A(合金中の繊維含有率は10〔体積%〕)
が使用されている。また、上記キャビティ3の側壁3A
はピストン中心軸Coと平行な面(図中垂直面)で形成
され、スキッシュリップ5はその上下面が共に図中水平
面で形成されている。すなわち、このスキッシュリップ
5は一様に薄肉に形成されている。なお、本実施例にお
いては、上記キャビティ3の中心、スキッシュリップ5
による開口部中心及びノズル6は共にピストン中心軸C
O上に配置されている。また、7はピストンクラウン部
2の側壁に嵌着された断面コの字形の耐摩環であり、こ
の耐摩環7によフてトップリング?ia7 Aが形成さ
れている。この耐摩環7は例えばニレジスト鋳鉄をその
材質としてその摩耗を低減する。なお、図中7Bはセカ
ンドリング溝を示している。
ここで、図中8は例えば図外のオイルジェットより冷却
オイルが供給される冷却通路を示し、この冷却通路8は
クラウン部2に上記キャビティ3を取囲むように環状に
配設されている(キャビティ3側壁3Aに沿って延設さ
れている)。この冷却通路8は上記耐摩環7に例えば則
ろう付して固定した環状のパイプをピストンクラウン部
2とともに鋳込むことにより形成している。なお、8A
は例えばピンボス部に垂直に穿設した冷却オイルの導入
部を、8Bはキャビティ3を取囲む還流部を、それぞれ
示し、冷却通路8ばこれらの導入部8A及び還流部8B
さらに排出部(図外)によって構成される。
オイルが供給される冷却通路を示し、この冷却通路8は
クラウン部2に上記キャビティ3を取囲むように環状に
配設されている(キャビティ3側壁3Aに沿って延設さ
れている)。この冷却通路8は上記耐摩環7に例えば則
ろう付して固定した環状のパイプをピストンクラウン部
2とともに鋳込むことにより形成している。なお、8A
は例えばピンボス部に垂直に穿設した冷却オイルの導入
部を、8Bはキャビティ3を取囲む還流部を、それぞれ
示し、冷却通路8ばこれらの導入部8A及び還流部8B
さらに排出部(図外)によって構成される。
次に、作用を説明する。
圧縮行程終期、燃焼噴射ノズル6よりキャビティ3内の
その側壁3Aに向って燃料が噴射される。このとき、噴
霧Fの飛翔距離は、側壁3Aが垂直に、かつ、スキッシ
ュリップ5が一様に薄肉であるため、充分に太き(なり
、又、スキッシュリップ5の下面が水平となっている為
、燃料が下面に付着せず空気との混合が充分に促進され
る。その結果、良好なる着火、燃焼形態を得ることがで
き、機関の出力を向上させることができる。また、排気
黒煙濃度も低下する。
その側壁3Aに向って燃料が噴射される。このとき、噴
霧Fの飛翔距離は、側壁3Aが垂直に、かつ、スキッシ
ュリップ5が一様に薄肉であるため、充分に太き(なり
、又、スキッシュリップ5の下面が水平となっている為
、燃料が下面に付着せず空気との混合が充分に促進され
る。その結果、良好なる着火、燃焼形態を得ることがで
き、機関の出力を向上させることができる。また、排気
黒煙濃度も低下する。
一方、この燃焼により発生ずる高熱はスキッシュリップ
5及びキャビティ3の側壁3Aからクラウン部2に、さ
らに、耐摩環7よりトップリングを介して(または他の
リングを介して)シリンダライナへと伝達、放出される
ことになる。ところが、膨張行程終期にて冷却通路8内
にオイルジェットより冷却オイルが供給されているため
、当該クラウン部2及びスキッシュリップ5は冷却され
、特にスキッシュリップ5は繊維強化アルミニウム合金
5Aで形成していることとも相俟ってその耐熱強度は大
きく機関高負荷時の高温にも充分に耐えられる。
5及びキャビティ3の側壁3Aからクラウン部2に、さ
らに、耐摩環7よりトップリングを介して(または他の
リングを介して)シリンダライナへと伝達、放出される
ことになる。ところが、膨張行程終期にて冷却通路8内
にオイルジェットより冷却オイルが供給されているため
、当該クラウン部2及びスキッシュリップ5は冷却され
、特にスキッシュリップ5は繊維強化アルミニウム合金
5Aで形成していることとも相俟ってその耐熱強度は大
きく機関高負荷時の高温にも充分に耐えられる。
第4図はエンジン回転数(横軸)とスキッシュリップ温
度(縦軸)との関係を示しいる。
度(縦軸)との関係を示しいる。
図中、折線(X+ )は第1に示す従来のピストンを、
X2は第2のそれを、YIは本実施例におけるものを、
さらに、Y2は次記実施例(第5図)のものを、それぞ
れ示している。この図からも明らかに、例えば4+00
0 r、p、mにあっては、本実施例でのスキッシュリ
ップの温度は従来例(第2図)に比べて約200 ’C
も低減されることになる。なお、クラウン部2の冷却効
果としては、リングとライナ間のスカッフ現象をも未然
に防止できる。
X2は第2のそれを、YIは本実施例におけるものを、
さらに、Y2は次記実施例(第5図)のものを、それぞ
れ示している。この図からも明らかに、例えば4+00
0 r、p、mにあっては、本実施例でのスキッシュリ
ップの温度は従来例(第2図)に比べて約200 ’C
も低減されることになる。なお、クラウン部2の冷却効
果としては、リングとライナ間のスカッフ現象をも未然
に防止できる。
第5図A、B、第6図及び第7図は本発明の他の実施例
を示している。本実施例ばキャビティ3の中心C8がピ
ストン中心軸Coより偏心した、小型の直接噴射式ディ
ーゼル機関用のピストンlに本発明を適用したものであ
る。したがって、噴射ノズル6は吸・排気弁との配置上
偏心してかつ傾斜して取付けられている。また、本実施
例では、繊維強化アルミニウム合金5Aによってこのキ
ャビティ3及びスキッシュリップ5を形成している。さ
らに、このスキッシュリップ5の突出長さは燃料噴霧F
の飛翔距離が短い側を大として、キャビティ3外への噴
霧の飛散を防止している。この繊維強化アルミニウム合
金5Aとしては結晶化ガラス繊維(Slch:64(w
t%) 、 Ajl!203:24 (wt%)、Li
203 : 5 (wt%)Cu20ニア(wt%〕、
繊維径2 (、crm) 、繊維長500〜600 D
rm) )で強化したJISAC8A(合金中の繊維含
有率18〔体積%〕)を用いている。
を示している。本実施例ばキャビティ3の中心C8がピ
ストン中心軸Coより偏心した、小型の直接噴射式ディ
ーゼル機関用のピストンlに本発明を適用したものであ
る。したがって、噴射ノズル6は吸・排気弁との配置上
偏心してかつ傾斜して取付けられている。また、本実施
例では、繊維強化アルミニウム合金5Aによってこのキ
ャビティ3及びスキッシュリップ5を形成している。さ
らに、このスキッシュリップ5の突出長さは燃料噴霧F
の飛翔距離が短い側を大として、キャビティ3外への噴
霧の飛散を防止している。この繊維強化アルミニウム合
金5Aとしては結晶化ガラス繊維(Slch:64(w
t%) 、 Ajl!203:24 (wt%)、Li
203 : 5 (wt%)Cu20ニア(wt%〕、
繊維径2 (、crm) 、繊維長500〜600 D
rm) )で強化したJISAC8A(合金中の繊維含
有率18〔体積%〕)を用いている。
また、冷却通路8の還流部8Bは、鋳造成形特耐摩環7
に固着した環状の受け部材9に塩層リングを保持させて
クラウン部2を形成するアルミニウム合金溶湯で鋳包み
、凝固後ビンボス部に形成した鋳抜き孔(導入部8Aを
形成する)から当該塩層のリングを熔解流出させて空洞
8Bを形成することによって形成されるのである。
に固着した環状の受け部材9に塩層リングを保持させて
クラウン部2を形成するアルミニウム合金溶湯で鋳包み
、凝固後ビンボス部に形成した鋳抜き孔(導入部8Aを
形成する)から当該塩層のリングを熔解流出させて空洞
8Bを形成することによって形成されるのである。
なお、10はオイルジェットであり、導入部8Aに配設
される。
される。
第6図は本実施例におけるピストンを使用した場合の機
関の軸トルク(縦軸)と回転数(横軸)との関係を示し
ている。図中折線Xは従来のピストン(第1図)を、Y
は本実施例をそれぞれ示す。これによればスキッシュリ
ップ5を薄肉化することで軸トルクが20%程度向上す
ることが解る。
関の軸トルク(縦軸)と回転数(横軸)との関係を示し
ている。図中折線Xは従来のピストン(第1図)を、Y
は本実施例をそれぞれ示す。これによればスキッシュリ
ップ5を薄肉化することで軸トルクが20%程度向上す
ることが解る。
第7図は本実施例におεするトップリング溝7Aの温度
(縦軸)と回転数(横軸)との関係を示している。折線
Xは第1の従来のピストンのもので、Yは本実施例をそ
れぞれ示すやすなわち、冷却通路8をクラウン部2に配
設することにより、第4図中Y2で示すようにスキッシ
ュリップ5の温度を従来例に比して大幅に低減できるだ
けでなく、トップリング溝の温度をも大幅に(約100
°C)低減できるのである。よって、スカッフ防止に効
果を奏する。
(縦軸)と回転数(横軸)との関係を示している。折線
Xは第1の従来のピストンのもので、Yは本実施例をそ
れぞれ示すやすなわち、冷却通路8をクラウン部2に配
設することにより、第4図中Y2で示すようにスキッシ
ュリップ5の温度を従来例に比して大幅に低減できるだ
けでなく、トップリング溝の温度をも大幅に(約100
°C)低減できるのである。よって、スカッフ防止に効
果を奏する。
また、第8図は上記冷却通路を有するピストンの製造法
を示すための図である。同図において、IIはピストン
成形用の金型であり、WJ4摩環12はこの金型11に
保持され、環状の鋼製パイプ13は密閉後耐摩環12に
密着、保持されている。
を示すための図である。同図において、IIはピストン
成形用の金型であり、WJ4摩環12はこの金型11に
保持され、環状の鋼製パイプ13は密閉後耐摩環12に
密着、保持されている。
なお、パイプ13の外径はII mm、内径は6mmの
ものを用いている。また、14はプランジャであり、1
5は鋳抜きピンを示す。
ものを用いている。また、14はプランジャであり、1
5は鋳抜きピンを示す。
このピストンの製造決心こつり)て11田H党明1−る
と、まず、パイプ13を溶着した耐摩環12を350℃
に予熱し、成形金型11内に配設する。次し)で、金型
11内にJIS AC8Aの溶湯(780゛C)を注入
し、1.500 kg/aaの圧力で加圧しつつ凝固さ
せる。その後、鋳抜きピン154こより形成された開口
部とパイプ13の内部とを機械用1工によって連通させ
る。その結果、該ツクイブ13内と開口部16とによっ
て冷却通路が形成される。
と、まず、パイプ13を溶着した耐摩環12を350℃
に予熱し、成形金型11内に配設する。次し)で、金型
11内にJIS AC8Aの溶湯(780゛C)を注入
し、1.500 kg/aaの圧力で加圧しつつ凝固さ
せる。その後、鋳抜きピン154こより形成された開口
部とパイプ13の内部とを機械用1工によって連通させ
る。その結果、該ツクイブ13内と開口部16とによっ
て冷却通路が形成される。
この方法は、前述した塩層中子を用も)で冷却通路を形
成する方法においては、高圧鋳造[9中子の破壊、ある
いは塩の粒子間隙中に熔湯力(浸透し冷却通路が不完全
な形状になること等カベ生じるという欠点を防止できる
。また、ピストンの強度(引張強さ)も高圧鋳造を用し
)るため従来方法よりも高めることができる。
成する方法においては、高圧鋳造[9中子の破壊、ある
いは塩の粒子間隙中に熔湯力(浸透し冷却通路が不完全
な形状になること等カベ生じるという欠点を防止できる
。また、ピストンの強度(引張強さ)も高圧鋳造を用し
)るため従来方法よりも高めることができる。
(効果)
以上説明してきたように、本発明によれ←ボ、スキッシ
ュリップの温度を低減でき、ピストンの耐久性が飛躍的
に向上する。また、スカ・ノフをも防止でき、実機耐久
性も向上するのである。
ュリップの温度を低減でき、ピストンの耐久性が飛躍的
に向上する。また、スカ・ノフをも防止でき、実機耐久
性も向上するのである。
さらに、上記各実施例にあっては、スキッシュリップの
温度を低減できる結果、該リップの薄肉化が可能となり
、燃料と空気とを充分に混合でき、着火、燃焼形態の改
善による機関出力の向上を図ることができる。
温度を低減できる結果、該リップの薄肉化が可能となり
、燃料と空気とを充分に混合でき、着火、燃焼形態の改
善による機関出力の向上を図ることができる。
11図Aは従来のピストンを示す縦断面図、第1図Bは
同ピストンの底面図、第2図は、従来のピストンの他の
例を示す要部断面図である。 第3図は本発明に係るピストンの一実施例を示す要部縦
断面図、第4図はスキッシュリップの温度と機関回転数
との関係を示すグラフ、第5図Aは他の実施例に係るピ
ストンの縦断面図、第5図Bは同ピストンの底面図、第
6図、第7図は軸トルク及びトップリング溝の温度を機
関回転数との関係でそれぞれ示すグラフである。 第8図は当該ピストンの製造金型を示す断面図である。 1−−−ピストン、 2−一一−−ピストンクラウン部、 3・−−−−−キャビティ、 3 A −−−−キャビティ内壁、 5−・−スキッシュリップ、 5A・−−−−一繊維強化アルミニウム合金、8−−−
−−一冷却通路、 CO・−−−−−ピストン中心軸。 特許出願人 日産自動車株式会71 代理人弁理士 有我軍−川3 第1図(B) 第2図 第3図 第4図 第5図(A) 第5図(印
同ピストンの底面図、第2図は、従来のピストンの他の
例を示す要部断面図である。 第3図は本発明に係るピストンの一実施例を示す要部縦
断面図、第4図はスキッシュリップの温度と機関回転数
との関係を示すグラフ、第5図Aは他の実施例に係るピ
ストンの縦断面図、第5図Bは同ピストンの底面図、第
6図、第7図は軸トルク及びトップリング溝の温度を機
関回転数との関係でそれぞれ示すグラフである。 第8図は当該ピストンの製造金型を示す断面図である。 1−−−ピストン、 2−一一−−ピストンクラウン部、 3・−−−−−キャビティ、 3 A −−−−キャビティ内壁、 5−・−スキッシュリップ、 5A・−−−−一繊維強化アルミニウム合金、8−−−
−−一冷却通路、 CO・−−−−−ピストン中心軸。 特許出願人 日産自動車株式会71 代理人弁理士 有我軍−川3 第1図(B) 第2図 第3図 第4図 第5図(A) 第5図(印
Claims (1)
- ピストンクラウン部に形成したキャビティと、該キャビ
ティの開口部周縁よりその内方に向って突出するスキッ
シュリップと、を有し、該スキンシュリップを繊維強化
アルミニウム合金で形成したピストンにおいて、前記ピ
ストンクラウン部に、前記キャビティ内壁に沿って延在
するとともに冷却液が供給される冷却通路を設け、前記
キャビティ内壁をピストン中心軸と平行な面で形成する
とともに、前記スキッシュリップの下面をピストン中心
軸に対し垂直な面で形成したことを特徴とするピストン
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58200244A JPS6090959A (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | ピストン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58200244A JPS6090959A (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | ピストン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6090959A true JPS6090959A (ja) | 1985-05-22 |
Family
ID=16421185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58200244A Pending JPS6090959A (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | ピストン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6090959A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3721021A1 (de) * | 1986-06-27 | 1988-01-21 | Aisin Seiki | Verfahren zur herstellung eines brennkraftmaschinenkolbens |
DE102008031864A1 (de) * | 2008-07-05 | 2010-01-07 | Mahle International Gmbh | Einlegteil für einen Kolben eines Verbrennungsmotors sowie mit dem Einlegeteil versehener Kolben oder Kolbenkopf |
JP2011526982A (ja) * | 2008-07-05 | 2011-10-20 | マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 内燃機関のピストンのための挿入部材、並びに該挿入部を備えたピストン又はピストンヘッド |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS541706B2 (ja) * | 1976-05-06 | 1979-01-27 | ||
JPS559531A (en) * | 1978-07-07 | 1980-01-23 | Dainippon Ink & Chem Inc | Electrophotographic toner which makes possible color copying |
JPS5639836B2 (ja) * | 1976-12-31 | 1981-09-16 | ||
JPS59201952A (ja) * | 1983-04-28 | 1984-11-15 | Izumi Jidosha Kogyo Kk | 内燃機関用ピストンおよびその製造方法 |
-
1983
- 1983-10-25 JP JP58200244A patent/JPS6090959A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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JP2011526982A (ja) * | 2008-07-05 | 2011-10-20 | マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 内燃機関のピストンのための挿入部材、並びに該挿入部を備えたピストン又はピストンヘッド |
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