JPS609033B2 - 3−ヒドロキシ−5−フエニルイソオキサゾ−ルの製造方法 - Google Patents
3−ヒドロキシ−5−フエニルイソオキサゾ−ルの製造方法Info
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- JPS609033B2 JPS609033B2 JP9052881A JP9052881A JPS609033B2 JP S609033 B2 JPS609033 B2 JP S609033B2 JP 9052881 A JP9052881 A JP 9052881A JP 9052881 A JP9052881 A JP 9052881A JP S609033 B2 JPS609033 B2 JP S609033B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は3ーヒドロキシー5−フェニルィソオキサゾー
ルの改良された製造方法に関するものである。
ルの改良された製造方法に関するものである。
3−ヒドロキシ−5−フエニルイソオキサゾールは特異
な生理活性を有しそれ自体農業用殺菌剤として、またそ
のりん酸ェステル敵導体は殺虫剤として有用であること
が知られている。
な生理活性を有しそれ自体農業用殺菌剤として、またそ
のりん酸ェステル敵導体は殺虫剤として有用であること
が知られている。
従来このものの製造方法として、原料物質にフェニルプ
ロピオール酸ェステルを使用する方法(特公昭42−2
566び号公報)、Q,8−ジハロゲノプロピオン酸ェ
ステルまたはQもしくは8−ハロゲノアクリル酸ヱステ
ルを使用する方法(袴公昭43−14704号公報)、
また、エチレンケタール誘導体のオギザム酸塩を酸処理
する方法〔ビュレタン・ドウ・ラ・ソシエテ・シミク・
ドウ・フランス(B山letin de la s比i
ete chimjque deframe)1970
王、第1978〜1擬5頁〕等が知られているがそれぞ
れ一長一短がある。
ロピオール酸ェステルを使用する方法(特公昭42−2
566び号公報)、Q,8−ジハロゲノプロピオン酸ェ
ステルまたはQもしくは8−ハロゲノアクリル酸ヱステ
ルを使用する方法(袴公昭43−14704号公報)、
また、エチレンケタール誘導体のオギザム酸塩を酸処理
する方法〔ビュレタン・ドウ・ラ・ソシエテ・シミク・
ドウ・フランス(B山letin de la s比i
ete chimjque deframe)1970
王、第1978〜1擬5頁〕等が知られているがそれぞ
れ一長一短がある。
そこで本発明者等は先に特顔昭50−50662号を出
願してペンゾィル酢酸ェステルと大過剰のエチレングリ
コールとを反応させて8ーェチレンジオキシフェニルプ
ロピオン酸ヱステルと8−エチレンジオキシフェニルプ
ロピオン酸ヒドロキシェチルの混合物を得、これをアル
カリ存在下にヒドロキシルアミンと反応させ、8−エチ
レンジオキシフェニルプロピオノオギザム酸塩を得、次
いで酸処理して3ーヒドロキシ−5−フェニルィソオキ
サゾールを製造する方法を提案した。しかしながら上記
特願昭50−50662号の方法にも未だ幾つかの欠点
があることが判明した。
願してペンゾィル酢酸ェステルと大過剰のエチレングリ
コールとを反応させて8ーェチレンジオキシフェニルプ
ロピオン酸ヱステルと8−エチレンジオキシフェニルプ
ロピオン酸ヒドロキシェチルの混合物を得、これをアル
カリ存在下にヒドロキシルアミンと反応させ、8−エチ
レンジオキシフェニルプロピオノオギザム酸塩を得、次
いで酸処理して3ーヒドロキシ−5−フェニルィソオキ
サゾールを製造する方法を提案した。しかしながら上記
特願昭50−50662号の方法にも未だ幾つかの欠点
があることが判明した。
つまり、この方法はメチルアルコールを代表例とする有
機溶媒を主として使用するため、原料として高価な結晶
硫酸ヒドロキシルアミンを使用する必要があり、溶媒の
回収量も多量となりその精製操作も繁雑で工業的でない
。又3−フェニル−5−ィソオキサゾロン、、アセトフ
エノンオキシム、アセトフェノン等に代表される不純物
が創生し目的物を汚染する。そこで本発明者等は上記方
法を種々研究した結果、オギザム酸塩を得る・程におい
て水とメチルアルコールの特定比率の混合溶媒を用い、
酸処理工程を反応液中の酸濃度が一定濃度以上の高濃度
の硫酸又は塩酸を多量に使用しかつ一定温度範囲で遂行
することによって上記方法を改良し得ることを認め本発
明を完成した。
機溶媒を主として使用するため、原料として高価な結晶
硫酸ヒドロキシルアミンを使用する必要があり、溶媒の
回収量も多量となりその精製操作も繁雑で工業的でない
。又3−フェニル−5−ィソオキサゾロン、、アセトフ
エノンオキシム、アセトフェノン等に代表される不純物
が創生し目的物を汚染する。そこで本発明者等は上記方
法を種々研究した結果、オギザム酸塩を得る・程におい
て水とメチルアルコールの特定比率の混合溶媒を用い、
酸処理工程を反応液中の酸濃度が一定濃度以上の高濃度
の硫酸又は塩酸を多量に使用しかつ一定温度範囲で遂行
することによって上記方法を改良し得ることを認め本発
明を完成した。
即ち本発明の第1の発明は6−エチレンジオキシフェニ
ルプロピオノオギザム酸塩を酸処理して3ーヒドロキシ
ー5−フエニルイソオキサゾールを得る方法において、
反応液中の酸濃度15〜5の重量%の硫酸又は塩酸をB
ーェチレンジオキシフヱニルプロピオノオギザム酸塩に
対して5倍モル以上用いて60〜9ぴ0で加熱処理する
ことを特徴とする3ーヒドロキシ−5−フエニルイソオ
キサゾールの製造方法であり、第2の発明は式 (式中◇はフェニル基、Rは低級アルキル基を示す。
ルプロピオノオギザム酸塩を酸処理して3ーヒドロキシ
ー5−フエニルイソオキサゾールを得る方法において、
反応液中の酸濃度15〜5の重量%の硫酸又は塩酸をB
ーェチレンジオキシフヱニルプロピオノオギザム酸塩に
対して5倍モル以上用いて60〜9ぴ0で加熱処理する
ことを特徴とする3ーヒドロキシ−5−フエニルイソオ
キサゾールの製造方法であり、第2の発明は式 (式中◇はフェニル基、Rは低級アルキル基を示す。
)で表わされる8−エチレンジオキシフェニルブロピオ
ン酸ェステルと式 (式中では前記意義を示す。
ン酸ェステルと式 (式中では前記意義を示す。
)で表わされるB−エチレンジオキシフェニルプロピオ
ン酸ヒドロキシェチルの混合物をアルカリの存在下にヒ
ドロキシルアミンと反応させ、8−エチレンジオキシフ
ェニルプロピオノオギザム酸塩を得るに当り、水:メチ
ルアルコールの比率が重量比で70:30〜30:70
の範囲の混合溶媒を用いて8−エチレンジオキシフエニ
ルプロピオノオギザム酸塩を得、次いで反応液中の酸濃
度15〜5の重量%の硫酸又は塩酸を該P−エチレンジ
オキシフヱニルプロピオノオギザム酸塩に対して5倍モ
ル以上用いて60〜90午0で加熱処理することを特徴
とする3−ヒドロキシー5ーフエニルイソオキサゾール
の製造方法である。
ン酸ヒドロキシェチルの混合物をアルカリの存在下にヒ
ドロキシルアミンと反応させ、8−エチレンジオキシフ
ェニルプロピオノオギザム酸塩を得るに当り、水:メチ
ルアルコールの比率が重量比で70:30〜30:70
の範囲の混合溶媒を用いて8−エチレンジオキシフエニ
ルプロピオノオギザム酸塩を得、次いで反応液中の酸濃
度15〜5の重量%の硫酸又は塩酸を該P−エチレンジ
オキシフヱニルプロピオノオギザム酸塩に対して5倍モ
ル以上用いて60〜90午0で加熱処理することを特徴
とする3−ヒドロキシー5ーフエニルイソオキサゾール
の製造方法である。
ここで6−エチレンジオキシフエニルプロピオノオギザ
ム酸塩を得る工程に(以下「オギザム化工程」という)
おいて、水:メチルアルコールの比率が重量比で70:
30〜30:70の範囲の混合溶媒を用いることが重要
である。
ム酸塩を得る工程に(以下「オギザム化工程」という)
おいて、水:メチルアルコールの比率が重量比で70:
30〜30:70の範囲の混合溶媒を用いることが重要
である。
第1図は6−エチレンジオキシフェニルプロピオン酸ェ
ステルと8−エチレンジオキシフェニルプロピオン酸ヒ
ドロキシェチルの混合物をアルカリの存在下にヒドロキ
シルァミンと反応させBーェチレンジオキシフェニルプ
ロピオノオギザム酸塩を得る際の水とメチルアルコール
混合溶媒の混合比率と8−エチレンジオキシフェニルプ
ロピオノオギザム酸塩の収率の関係をプロツトしたグラ
フであるが、特に水:メチルアルコールの混合比率が重
量比で20:80〜10:90の範囲で8−エチレンジ
オキシフヱニルプロピオノオギザム酸塩の収率が低下す
る独特の曲線を示す。従って本発明の水:メチルアルコ
ールの混合比率以外は8−エチレンジオキシフェニルプ
ロピオノオギザム酸塩の収率が低く好ましくない。オギ
ザム化工程に用いるヒドロキシルアミンは遊離のヒドロ
キシルアミンを使用できるのは勿論のこと硫酸、塩酸等
で中和された通常入手し得る状態のものを用いることが
出来、特に本発明によれば上記所定の水−メチルアルコ
ールの混合溶媒を使用し得ることが判明したため、高価
な結晶硫酸ヒドロキシルアミンの代りに安価な硫酸ヒド
ロキシルアミン水溶液を使用でき工業的意義は大きい。
ステルと8−エチレンジオキシフェニルプロピオン酸ヒ
ドロキシェチルの混合物をアルカリの存在下にヒドロキ
シルァミンと反応させBーェチレンジオキシフェニルプ
ロピオノオギザム酸塩を得る際の水とメチルアルコール
混合溶媒の混合比率と8−エチレンジオキシフェニルプ
ロピオノオギザム酸塩の収率の関係をプロツトしたグラ
フであるが、特に水:メチルアルコールの混合比率が重
量比で20:80〜10:90の範囲で8−エチレンジ
オキシフヱニルプロピオノオギザム酸塩の収率が低下す
る独特の曲線を示す。従って本発明の水:メチルアルコ
ールの混合比率以外は8−エチレンジオキシフェニルプ
ロピオノオギザム酸塩の収率が低く好ましくない。オギ
ザム化工程に用いるヒドロキシルアミンは遊離のヒドロ
キシルアミンを使用できるのは勿論のこと硫酸、塩酸等
で中和された通常入手し得る状態のものを用いることが
出来、特に本発明によれば上記所定の水−メチルアルコ
ールの混合溶媒を使用し得ることが判明したため、高価
な結晶硫酸ヒドロキシルアミンの代りに安価な硫酸ヒド
ロキシルアミン水溶液を使用でき工業的意義は大きい。
又アルカリとしては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
の如きアルカリ金属の水酸化物、アルカリ士類金属の水
酸化物等を用いる。ヒドロキシアミンの使用量は3ーェ
チレンジオキシフェニルプロピオン酸ェステル及び8ー
ェチレンジオキシフェニルプロピオン酸ヒドロキシェチ
ルの混合物をモル換算し1モルに対して当量乃至少過剰
を使用し、存在させるアルカリの量は8ーェチレンジオ
キシフェニルプロピオン酸ェステル及び8−エチレンジ
オキシフェニルプロピオン酸ヒドロキシェチルの混合物
1モルに対し2〜3倍モル使用する。
の如きアルカリ金属の水酸化物、アルカリ士類金属の水
酸化物等を用いる。ヒドロキシアミンの使用量は3ーェ
チレンジオキシフェニルプロピオン酸ェステル及び8ー
ェチレンジオキシフェニルプロピオン酸ヒドロキシェチ
ルの混合物をモル換算し1モルに対して当量乃至少過剰
を使用し、存在させるアルカリの量は8ーェチレンジオ
キシフェニルプロピオン酸ェステル及び8−エチレンジ
オキシフェニルプロピオン酸ヒドロキシェチルの混合物
1モルに対し2〜3倍モル使用する。
この場合アルカリ量は特に過剰に存在させても差支えな
いが、副成する塩を考慮するならば自ずから制限がある
。反応温度、反応時間についてはオギザム化工程ではヒ
ドロキシアミンの分解を抑制するために低温で行い、好
ましくは−10〜20o○で数時間〜1の欧時間も反応
を行えば充分である。
いが、副成する塩を考慮するならば自ずから制限がある
。反応温度、反応時間についてはオギザム化工程ではヒ
ドロキシアミンの分解を抑制するために低温で行い、好
ましくは−10〜20o○で数時間〜1の欧時間も反応
を行えば充分である。
更に具体的なオギザム化の一例を述べれば反応容器に予
め硫酸ヒドロキシルアミンと水酸化ナトリウムにより調
製された遊離アミン水溶液を探り、3−エチレンジオキ
シフヱニルブロピオン酸エステルと8−エチレンジオキ
シフエニルプロピオン酸ヒドロキシェチルの混合物を可
溶化する程度でかつ本発明の水:アルコールの混合比率
を満たす範囲のメチルアルコールを加え、冷却し、反応
温度を0℃に保ちつつ8−エチレンジオキシフェニルプ
ロピオン酸ェステルと8ーヱチレンジオキシフェニルプ
ロピオン酸ヒドロキシエチルの混合物と水酸化ナトリウ
ムを滴下し、20qoにて、数時間熟成し反応を完結さ
せ、4yo以下でメチルアルコールを減圧回収する。
め硫酸ヒドロキシルアミンと水酸化ナトリウムにより調
製された遊離アミン水溶液を探り、3−エチレンジオキ
シフヱニルブロピオン酸エステルと8−エチレンジオキ
シフエニルプロピオン酸ヒドロキシェチルの混合物を可
溶化する程度でかつ本発明の水:アルコールの混合比率
を満たす範囲のメチルアルコールを加え、冷却し、反応
温度を0℃に保ちつつ8−エチレンジオキシフェニルプ
ロピオン酸ェステルと8ーヱチレンジオキシフェニルプ
ロピオン酸ヒドロキシエチルの混合物と水酸化ナトリウ
ムを滴下し、20qoにて、数時間熟成し反応を完結さ
せ、4yo以下でメチルアルコールを減圧回収する。
次に8ーヱチレンジオキシフェニルプロピオノオギザム
酸塩から3ーヒドロキシ−5−フェニルィソオキサゾー
ルを得る工程(以下「閉環工程」という)につき述べれ
ば、ここで重要なことは、反応液中の酸濃度15〜5の
重量%の範囲内にある出来るだけ高濃度の硫酸又は塩酸
を8−エチレンジオキシフェニルプロピオノオギザム酸
塩に対して5倍モル以上という大量用いて60〜900
Cの温度範囲で加熱処理することである。
酸塩から3ーヒドロキシ−5−フェニルィソオキサゾー
ルを得る工程(以下「閉環工程」という)につき述べれ
ば、ここで重要なことは、反応液中の酸濃度15〜5の
重量%の範囲内にある出来るだけ高濃度の硫酸又は塩酸
を8−エチレンジオキシフェニルプロピオノオギザム酸
塩に対して5倍モル以上という大量用いて60〜900
Cの温度範囲で加熱処理することである。
尚、反応液中の酸濃度というのは閉環工程に用いる反応
液全体に対する遊離酸の濃度である。
液全体に対する遊離酸の濃度である。
換言すればオギザム化工程の反応生成物を遊離酸の合計
量に対する遊離酸の濃度である。つまり不純物を省略し
て図式的に示せば本発明でいう反応液中の酸濃度という
のは遊離酸(重量基準)xloo オギザム酸塩十水十副生塩十遊離酸Q重量基準)%であ
る。
量に対する遊離酸の濃度である。つまり不純物を省略し
て図式的に示せば本発明でいう反応液中の酸濃度という
のは遊離酸(重量基準)xloo オギザム酸塩十水十副生塩十遊離酸Q重量基準)%であ
る。
ここで上記高濃度の硫酸又は塩酸を大量に用いる理由は
従来どうしても除去し得なかった3ーフエニルー5−イ
ソオキサゾロン、アセトフエノンオキシム、その他の不
純物を容易に除去し、高純度の目的物を高収率で得られ
るからである。
従来どうしても除去し得なかった3ーフエニルー5−イ
ソオキサゾロン、アセトフエノンオキシム、その他の不
純物を容易に除去し、高純度の目的物を高収率で得られ
るからである。
即ち、本発明によれば3ーフェニルー5ーィソオキサゾ
ロンおよびアセトフヱノンオキシムは分解しアセトフェ
ノンとなりアセトフェノンは大量にある高濃度の硫酸又
は塩酸に溶解して除去される。尚硫酸の場合には回収硫
酸は水を減圧回収することによって再使用が可能であり
、同時にアセトフェノンも水蒸気蒸溜の形で回収される
ので好適である。第2図は従来の製造方法(後述する比
較例1)による製品(風乾後純度斑.7%)のガスクロ
マトグラムであり本発明の目的物3ーヒドロキシー5ー
フェニルィソオキサゾール4の他に、アセトフェノン1
、アセトフェノンオキシム2及び3ーフェニルー5−ィ
ソオキサゾロン3が存在している。
ロンおよびアセトフヱノンオキシムは分解しアセトフェ
ノンとなりアセトフェノンは大量にある高濃度の硫酸又
は塩酸に溶解して除去される。尚硫酸の場合には回収硫
酸は水を減圧回収することによって再使用が可能であり
、同時にアセトフェノンも水蒸気蒸溜の形で回収される
ので好適である。第2図は従来の製造方法(後述する比
較例1)による製品(風乾後純度斑.7%)のガスクロ
マトグラムであり本発明の目的物3ーヒドロキシー5ー
フェニルィソオキサゾール4の他に、アセトフェノン1
、アセトフェノンオキシム2及び3ーフェニルー5−ィ
ソオキサゾロン3が存在している。
一方第3図は本発明(実施例4)による製品(風乾後純
度99.5%)のガスクロマトグラムで本発明の目的物
3−ヒドロキシ−5−フヱニルィソオキサゾール4以外
の不純物が存在していない。即ちこれは本発明による閉
環工程による顕著な効果に他ならない。第4図は8−エ
チレンジオキシフェニルプロピオノオギザム酸塩に対し
て5倍モルの種々の硫酸濃度で閉環して目的物を得た際
の硫酸濃度とその収率の関係をプロットしたグラフであ
るが、硫酸の場合については反応液中の酸濃度30〜5
の重量%が特に好ましく量は5倍モル以上、上限につい
ては制限はないが操業上、経済上から1ぴ音モルも使用
すれば充分である。
度99.5%)のガスクロマトグラムで本発明の目的物
3−ヒドロキシ−5−フヱニルィソオキサゾール4以外
の不純物が存在していない。即ちこれは本発明による閉
環工程による顕著な効果に他ならない。第4図は8−エ
チレンジオキシフェニルプロピオノオギザム酸塩に対し
て5倍モルの種々の硫酸濃度で閉環して目的物を得た際
の硫酸濃度とその収率の関係をプロットしたグラフであ
るが、硫酸の場合については反応液中の酸濃度30〜5
の重量%が特に好ましく量は5倍モル以上、上限につい
ては制限はないが操業上、経済上から1ぴ音モルも使用
すれば充分である。
反応温度については60〜90℃が適当である。600
0未満では閉環率が充分でなく9び0より大では目的物
の分解損失「操業上の面から好ましくない。
0未満では閉環率が充分でなく9び0より大では目的物
の分解損失「操業上の面から好ましくない。
反応時間については反応温度、硫酸濃度、量などの条件
によって一様ではないが通常0.5〜2時間で充分であ
る。第5図は8ーェチレンジオキシフェニルプロピオノ
オギザム酸塩に対して7.3音モルの種々の塩酸濃度で
閉環して目的物を得た際の塩酸濃度と収率の関係をプロ
ットしたグラフであるが、塩酸の場合については反応液
中の酸濃度15〜25重量%程度の塩酸濃度が特に好ま
しく、量は7.5倍モル以上で反応温度、反応時間につ
いては硫酸の場合と同様である。更に閉環工程の具体的
な一例としては、オギザム化工程で得られた8−エチレ
ンジオキシフェニルプロピオノオギザム酸塩に、あるい
は該塩を、上記した高濃度の硫酸又は塩酸の大量と混合
し60〜9000で0.5〜2時間程度加熱して反応を
終了する。かくて反応終了後、目的物は常法により反応
混合物から採取する。
によって一様ではないが通常0.5〜2時間で充分であ
る。第5図は8ーェチレンジオキシフェニルプロピオノ
オギザム酸塩に対して7.3音モルの種々の塩酸濃度で
閉環して目的物を得た際の塩酸濃度と収率の関係をプロ
ットしたグラフであるが、塩酸の場合については反応液
中の酸濃度15〜25重量%程度の塩酸濃度が特に好ま
しく、量は7.5倍モル以上で反応温度、反応時間につ
いては硫酸の場合と同様である。更に閉環工程の具体的
な一例としては、オギザム化工程で得られた8−エチレ
ンジオキシフェニルプロピオノオギザム酸塩に、あるい
は該塩を、上記した高濃度の硫酸又は塩酸の大量と混合
し60〜9000で0.5〜2時間程度加熱して反応を
終了する。かくて反応終了後、目的物は常法により反応
混合物から採取する。
例えば、反応混合物を冷却後、遠心猿過し、酸は、再利
用し、分離物は水を加えて幅生塩を溶解し、櫨過するこ
とにより目的物を得る。このように本発明によれば水:
メチルアルコールの一定比率の混合溶媒を使用するため
、原料のヒドロキシルアミンとして結晶性のものあるい
は水溶液状のものを問わず使用可能となった。
用し、分離物は水を加えて幅生塩を溶解し、櫨過するこ
とにより目的物を得る。このように本発明によれば水:
メチルアルコールの一定比率の混合溶媒を使用するため
、原料のヒドロキシルアミンとして結晶性のものあるい
は水溶液状のものを問わず使用可能となった。
又溶媒の回収量も少量で精製も厳密を要さず極めて工業
的である。更に重要なこととして3ーフェニルー5ーイ
ソオキサゾロン、アセトフエノンオキシム、アセトフェ
ノン等に代表される不純物が容易に除去され高収率、高
純度の目的物を得ることができる。以下実施例及び比較
例を挙げて本発明を具体的に説明する。
的である。更に重要なこととして3ーフェニルー5ーイ
ソオキサゾロン、アセトフエノンオキシム、アセトフェ
ノン等に代表される不純物が容易に除去され高収率、高
純度の目的物を得ることができる。以下実施例及び比較
例を挙げて本発明を具体的に説明する。
実施例 1
粗製8ーェチレンジオキシフェニルプロピオノオギザム
酸Na塩(主成分49夕)(以下オギザム酸塩という)
(0.2M)を、50重量%硫酸200夕、(1.皿M
)中に加えて、80qCで1時間反応させた。
酸Na塩(主成分49夕)(以下オギザム酸塩という)
(0.2M)を、50重量%硫酸200夕、(1.皿M
)中に加えて、80qCで1時間反応させた。
ついで、反応液を冷却後櫨過し、得られた固形物を水洗
して、乾燥した。得られた結晶は、3−ヒドロキシー5
−フエニルイソオキサゾールでありt重量31.6夕、
純度99%、真収率97.0%であった。実施例 2 実施例1のオギザム酸塩(0.2M) を、濃塩酸15
0夕(1.9M)中に加えて、80q○で1時間反応さ
せた。
して、乾燥した。得られた結晶は、3−ヒドロキシー5
−フエニルイソオキサゾールでありt重量31.6夕、
純度99%、真収率97.0%であった。実施例 2 実施例1のオギザム酸塩(0.2M) を、濃塩酸15
0夕(1.9M)中に加えて、80q○で1時間反応さ
せた。
ついで実施例1と同様に処理し、31.9夕の目的物3
−ヒドロキシー5−フェニルィソオキサゾールを得た。
純度98.5%、真収率97.5%であった。実施例
3 実施例1のオギザム酸塩(0.2M) に水100夕を
加えて、スラリー状とし、そこへ75重量%硫酸200
夕、(1.9M) を加えて、80℃で、2時間反応さ
せた。
−ヒドロキシー5−フェニルィソオキサゾールを得た。
純度98.5%、真収率97.5%であった。実施例
3 実施例1のオギザム酸塩(0.2M) に水100夕を
加えて、スラリー状とし、そこへ75重量%硫酸200
夕、(1.9M) を加えて、80℃で、2時間反応さ
せた。
以下実施例1と同様の処理をし、32.2夕の3ーヒド
ロキシー5ーフエニルイソオキサゾールの結晶を得た。
純度98.5%、真収率98.3%であつた。比較例
1 実施例1のオギザム酸塩(0.2M)に水200夕を加
えて溶解する。
ロキシー5ーフエニルイソオキサゾールの結晶を得た。
純度98.5%、真収率98.3%であつた。比較例
1 実施例1のオギザム酸塩(0.2M)に水200夕を加
えて溶解する。
そこへ75重量%硫酸80夕(0.8M)を加えて、8
0℃で2時間反応させ、以下実施例1と同様に処理した
ところ、28.6夕の3−ヒドロキシ−5−フェニルィ
ソオキサゾールの結晶が得られたが、純度88.5%、
真収率78.5%であつた。実施例 4 遊離ヒドロキシルアミン水溶液(18.0重量%、40
夕、0.松M)にメタノール30夕を加える。
0℃で2時間反応させ、以下実施例1と同様に処理した
ところ、28.6夕の3−ヒドロキシ−5−フェニルィ
ソオキサゾールの結晶が得られたが、純度88.5%、
真収率78.5%であつた。実施例 4 遊離ヒドロキシルアミン水溶液(18.0重量%、40
夕、0.松M)にメタノール30夕を加える。
そこへ50重量%水酸化ナトリウム溶液26.5夕(0
.斑M)及び粗製の8ーェチレンジオキシフェニルプロ
ピオン酸ェステルと8ーェチレンジオキシフェニルブロ
ピオン酸ヒドロキシェチルの混合物60夕(0.2M)
を低温(000)にて、同時通下する。終了後2時間そ
のまま蝿拝し、ついで室温(2000)まで昇温し、さ
らに2時間熟成する。ここで得られたオギザム酸塩は、
収率95%であった。この反応液を昇温し、低温(45
qo以下)にて、メタノールを留去し、50重量%硫酸
300夕(1.9心 に滴下した。実施例1と同様に処
理したところ3−ヒドロキシー5ーフエニルイソオキサ
ゾールの結晶が29.5タ得られた。純度は99.0%
、粗製の8ーェチレンジオキシフェニルプロピオン酸ェ
ステルと8ーェチレンジオキシフェニルプロピオン酸ヒ
ドロキシェチルの混合物からの収率90.6%、閉環収
率は95.4%であった。本実施例により得られた3ー
ヒドロキシー5ーフェニルィソオキサゾールの結晶につ
いてガスクロマトグラムは第3図である。比較例 2 従来法として硫酸ヒドロキシルアミン20夕(0.12
M)とメタノール100夕を混合し、凝拝する。
.斑M)及び粗製の8ーェチレンジオキシフェニルプロ
ピオン酸ェステルと8ーェチレンジオキシフェニルブロ
ピオン酸ヒドロキシェチルの混合物60夕(0.2M)
を低温(000)にて、同時通下する。終了後2時間そ
のまま蝿拝し、ついで室温(2000)まで昇温し、さ
らに2時間熟成する。ここで得られたオギザム酸塩は、
収率95%であった。この反応液を昇温し、低温(45
qo以下)にて、メタノールを留去し、50重量%硫酸
300夕(1.9心 に滴下した。実施例1と同様に処
理したところ3−ヒドロキシー5ーフエニルイソオキサ
ゾールの結晶が29.5タ得られた。純度は99.0%
、粗製の8ーェチレンジオキシフェニルプロピオン酸ェ
ステルと8ーェチレンジオキシフェニルプロピオン酸ヒ
ドロキシェチルの混合物からの収率90.6%、閉環収
率は95.4%であった。本実施例により得られた3ー
ヒドロキシー5ーフェニルィソオキサゾールの結晶につ
いてガスクロマトグラムは第3図である。比較例 2 従来法として硫酸ヒドロキシルアミン20夕(0.12
M)とメタノール100夕を混合し、凝拝する。
そこへ、2の重量%水酸化ナトリウムメタノール溶液1
10夕(0.58M)を0〜5℃で滴下する。そのまま
2〜3時間欄拝し、ついで粗製の8−エチレンジオキシ
フェニルプロピオン酸ェステルと8−エチレンジオキシ
フヱニルプロピオン酸ヒドロキシヱチルの混合物(実施
例4と同じ)、60夕(0.2M)を0℃で滴下する。
3時間そのまま燈拝し、ついで20qoまで昇温し、2
時間熟成する。
10夕(0.58M)を0〜5℃で滴下する。そのまま
2〜3時間欄拝し、ついで粗製の8−エチレンジオキシ
フェニルプロピオン酸ェステルと8−エチレンジオキシ
フヱニルプロピオン酸ヒドロキシヱチルの混合物(実施
例4と同じ)、60夕(0.2M)を0℃で滴下する。
3時間そのまま燈拝し、ついで20qoまで昇温し、2
時間熟成する。
ここで得られたオギザム酸塩の収率は93%であった。
この反応液に濃硫酸32夕(0.32M)を加え、メタ
ノール還流下3時間反応させる。その後5の重量%カセ
イソーダにてPH=3まで中和して、メタノールを回収
し、水を添加し、櫨過後乾燥して3ーヒドロキシ−5−
フエニルイソオキサゾールの結晶を得た。収量31.2
夕、純度89.5%粗製の3ーェチレンジオキシフェニ
ルプロピオン酸ェステルと8ーェチレンジオキシフェニ
ルプロピオン酸ヒドロキシェチルの混合物からの収率8
6.5%、閉環収率93%であった。製品のガスクロマ
トグラムは第2図である。比較例 3 5の重量%遊離ヒドロキシルアミン水溶液14.5夕(
0.22M)にメタノール130夕を加える。
この反応液に濃硫酸32夕(0.32M)を加え、メタ
ノール還流下3時間反応させる。その後5の重量%カセ
イソーダにてPH=3まで中和して、メタノールを回収
し、水を添加し、櫨過後乾燥して3ーヒドロキシ−5−
フエニルイソオキサゾールの結晶を得た。収量31.2
夕、純度89.5%粗製の3ーェチレンジオキシフェニ
ルプロピオン酸ェステルと8ーェチレンジオキシフェニ
ルプロピオン酸ヒドロキシェチルの混合物からの収率8
6.5%、閉環収率93%であった。製品のガスクロマ
トグラムは第2図である。比較例 3 5の重量%遊離ヒドロキシルアミン水溶液14.5夕(
0.22M)にメタノール130夕を加える。
以下実施例4と同様にオギザム化させると、粗製の8−
エチレンジオキシフェニルプロピオン酸ェステルと8ー
ェチレンジオキシフェニルプロピオン酸ヒドロキシェチ
ルの混合物からの収率は60%であった。ついで実施例
4と同様にメタノールを留去(130夕)し、ついで濃
塩酸150夕(1.8M) を加えて80qo、1時間
反応させた。
エチレンジオキシフェニルプロピオン酸ェステルと8ー
ェチレンジオキシフェニルプロピオン酸ヒドロキシェチ
ルの混合物からの収率は60%であった。ついで実施例
4と同様にメタノールを留去(130夕)し、ついで濃
塩酸150夕(1.8M) を加えて80qo、1時間
反応させた。
以下実施例1と同様に処理したところ、18.6夕の3
ーヒドロキシ−5ーフェニルィソオキサゾールの結晶が
得られた。純度96.5%粗製の8ーェチレンジオキシ
フェニルプロピオン酸ェステルと8ーェチレンジオキシ
フェニルプロピオン酸ヒドロキシェチルの混合物からの
収率55.8%、開環収率93%であった。実施例 5
遊離ヒドロキシルアミン水溶液(670X9、濃度15
.5重量%、3.1郎M)とメタノール700k9を混
合する。
ーヒドロキシ−5ーフェニルィソオキサゾールの結晶が
得られた。純度96.5%粗製の8ーェチレンジオキシ
フェニルプロピオン酸ェステルと8ーェチレンジオキシ
フェニルプロピオン酸ヒドロキシェチルの混合物からの
収率55.8%、開環収率93%であった。実施例 5
遊離ヒドロキシルアミン水溶液(670X9、濃度15
.5重量%、3.1郎M)とメタノール700k9を混
合する。
冷却し、一5〜0℃にて粗製のBーェチレンジオキシフ
ェニルプロピオン酸ェステルと8−エチレンジオキシフ
ェニルプロピオン酸ヒドロキシェチルの混合物710k
9(2.47KM)及び5の重量%カセィソーダ(35
0k9)を同時に滴下する。滴下終了後かり畳梓し、つ
いで昇温して、25℃にてさらに水す畳拝する。熟成終
了後40oo以下にて、メタノールを回収する。この液
を、75重量%硫酸(1700k9)中に加える。75
oo〜80午○で地r反応させて、閉環させ、ついで冷
却し、猿過、水洗し、3ーヒドロキシー5ーフエニルイ
ソオキサゾールの製品を得た。
ェニルプロピオン酸ェステルと8−エチレンジオキシフ
ェニルプロピオン酸ヒドロキシェチルの混合物710k
9(2.47KM)及び5の重量%カセィソーダ(35
0k9)を同時に滴下する。滴下終了後かり畳梓し、つ
いで昇温して、25℃にてさらに水す畳拝する。熟成終
了後40oo以下にて、メタノールを回収する。この液
を、75重量%硫酸(1700k9)中に加える。75
oo〜80午○で地r反応させて、閉環させ、ついで冷
却し、猿過、水洗し、3ーヒドロキシー5ーフエニルイ
ソオキサゾールの製品を得た。
収量390kg生成物風乾後純度、99.う粗製の8ー
ェチレンジオキシフェニルプロピオン酸ェステルとムー
エチレンジオキシフェニルプロピオン酸ヒドロキシェチ
ルの混合物からの収率90.1%であった。
ェチレンジオキシフェニルプロピオン酸ェステルとムー
エチレンジオキシフェニルプロピオン酸ヒドロキシェチ
ルの混合物からの収率90.1%であった。
第1図は8−エチレンジオキシフェニルプロピオノオギ
ザム酸塩を得る際の水とメチルアルコール混合溶媒の混
合比率と8ーェチレンジオキシフェニルプロピオノオギ
ザム酸塩の収率の関係をプロットしたグラフである。 第2図は比較例1による製品のガスクロマトグラムであ
り、第3図は実施例4による製品のガスクロマトグラム
である。第4図は反応液中の硫酸濃度と目的物の収率の
関係をプロツトしたグラフであり、第5図は反応液中の
塩酸濃度と目的物の収率の関係をプロットしたグラフで
ある。第1図 鰐4図 第5園 第2図 鷲3図
ザム酸塩を得る際の水とメチルアルコール混合溶媒の混
合比率と8ーェチレンジオキシフェニルプロピオノオギ
ザム酸塩の収率の関係をプロットしたグラフである。 第2図は比較例1による製品のガスクロマトグラムであ
り、第3図は実施例4による製品のガスクロマトグラム
である。第4図は反応液中の硫酸濃度と目的物の収率の
関係をプロツトしたグラフであり、第5図は反応液中の
塩酸濃度と目的物の収率の関係をプロットしたグラフで
ある。第1図 鰐4図 第5園 第2図 鷲3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 β−エチレンジオキシフエニルプロピオノオギザム
酸塩を酸処理して3−ヒドロキシ−5−フエニルイソオ
キサゾールを得る方法において、反応液中の酸濃度15
〜50重量%の硫酸又は塩酸をβ−エチレンジオキシフ
エニルプロピオノオギザム酸塩に対して5倍モル以上用
いて60〜90℃で加熱処理することを特徴とする3−
ヒドロキシ−5−フエニルイソオキサゾールの製造方法
。 2 β−エチレンジオキシフエニルプロピオノオギザム
酸塩がβ−エチレンジオキシフエニルプロピオノオギザ
ム酸のアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩である特
許請求の範囲第1項記載の3−ヒドロキシ−5−フエニ
ルイソオキサゾールの製造方法。 3 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中φはフエニル基、Rは低級アルキル基を示す。 )で表わされるβ−エチレンジオキシフエニルプロピオ
ン酸エステルと、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中φは前記意義を示す。 )で表わされるβ−エチレンジオキシフエニルプロピオ
ン酸ヒドロキシエチルの混合物をアルカリの存在下にヒ
ドロキシルアミンと反応させ、β−エチレンジオキシフ
エニルプロピオノオギザム酸塩を得るに当り、水:メチ
ルアルコールの比率が重量比で70:30〜30:70
の範囲の混合溶媒を用いてβ−エチレンジオキシフエニ
ルプロピオノオギザム酸塩を得、次いで反応液中の酸濃
度15〜50重量%の硫酸又は塩酸を該β−エチレンジ
オキシフエニルプロピオノオギザム酸塩に対して5倍モ
ル以上用いて60〜90℃で加熱処理することを特徴と
する3−ヒドロキシ−5−フエニルイソオキサゾールの
製造方法。 4 ヒドロキシルアミンとして硫酸ヒドロキシルアミン
水溶液とアルカリの反応によって調製されたものを使用
する特許請求の範囲第3項記載の3−ヒドロキシ−5−
フエニルイソオキサゾールの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9052881A JPS609033B2 (ja) | 1981-06-12 | 1981-06-12 | 3−ヒドロキシ−5−フエニルイソオキサゾ−ルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9052881A JPS609033B2 (ja) | 1981-06-12 | 1981-06-12 | 3−ヒドロキシ−5−フエニルイソオキサゾ−ルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57206667A JPS57206667A (en) | 1982-12-18 |
JPS609033B2 true JPS609033B2 (ja) | 1985-03-07 |
Family
ID=14000917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9052881A Expired JPS609033B2 (ja) | 1981-06-12 | 1981-06-12 | 3−ヒドロキシ−5−フエニルイソオキサゾ−ルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS609033B2 (ja) |
-
1981
- 1981-06-12 JP JP9052881A patent/JPS609033B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57206667A (en) | 1982-12-18 |
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