JPS6089425A - 抗腫瘍性血清または血漿 - Google Patents
抗腫瘍性血清または血漿Info
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- JPS6089425A JPS6089425A JP58197590A JP19759083A JPS6089425A JP S6089425 A JPS6089425 A JP S6089425A JP 58197590 A JP58197590 A JP 58197590A JP 19759083 A JP19759083 A JP 19759083A JP S6089425 A JPS6089425 A JP S6089425A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野)
本発明は抗腫瘍作用の強い血清に関する。
(従来技術とその問題点)
先進国にお番ノる死亡原因の第一は癌によるものである
が、現在のところ、感染症に対する抗生物質のような強
力な制癌剤は見い出されていない。
が、現在のところ、感染症に対する抗生物質のような強
力な制癌剤は見い出されていない。
グラム陰性菌細胞壁由来のリボ多糖体は菌体内毒素、エ
ンドトキシンあるいはパイロジエンとも呼称されている
物質であって、発熱作用、シュワルツマン活性、致死毒
性などの有害な作用を示すことで知られているが、一方
、悪性腫瘍に対する抗腫瘍効果を示ず物質としても知ら
れている。
ンドトキシンあるいはパイロジエンとも呼称されている
物質であって、発熱作用、シュワルツマン活性、致死毒
性などの有害な作用を示すことで知られているが、一方
、悪性腫瘍に対する抗腫瘍効果を示ず物質としても知ら
れている。
悪性腫瘍に対づ−る特効薬のない現在、抗腫瘍作用を有
する物質は注目に値するが、該リボ多糖体の場合は、そ
の致死■と最小右効抗師瘍作用量とが近いため、安全に
使用しえない。
する物質は注目に値するが、該リボ多糖体の場合は、そ
の致死■と最小右効抗師瘍作用量とが近いため、安全に
使用しえない。
(発明の目的)
本発明はかかるリボ多糖体の抗腫瘍作用を利用して、強
力な抗腫瘍作用を持ち、かつ、毒性のない物質を作るも
のである。
力な抗腫瘍作用を持ち、かつ、毒性のない物質を作るも
のである。
(発明の構成)
(1)新鮮血清または血漿をグラム陰性菌細胞壁由来の
リボ多糖体を結合せる不溶性担体と接触さけた後、濃縮
して得た抗腫瘍性血清または血漿。
リボ多糖体を結合せる不溶性担体と接触さけた後、濃縮
して得た抗腫瘍性血清または血漿。
(構成の説明)
本発明でいう、グラム陰性菌細胞壁由来のリボ多糖体く
以下リボ多糖体という)とは、N cisseria
gonorrboeaeで代表されるグラム陰性球菌、
Pseudomonas aeruginosa 、
B rucella abortus 1B orde
tel la p ertussisなどで代表される
グラム陰性好気性桿菌、Escbericllia c
oli 1Sa1monella typl+i 、
S++igella dyscnteriae 、 K
lebsie11a prleLlmoniae、5
erratta ll1arcescensSprot
eus vutgarts 、Yersinia en
terOcOlitiOa、V 1brto cllo
leraeなどで代表されるグラム陰性通性嫌気性桿菌
等のグラム陰性菌のIl]1壁の外層に局在する脂質・
多糖類の複合体、および、脂質・多糖類と牛用のタンパ
ク質の複合体を意味する。該リボ多糖体は、グラム陰性
菌から既知の方法により抽出することができる。その方
法の代表例として、フェノール水で抽出する方法[Va
n QttoWestpbal et at 。Z、
Naturforscl+1Comp、Rend、3o
c、3io1.、 128 5(1938)]、ブタノ
ールで抽出する方法[D、 CoMorris。
以下リボ多糖体という)とは、N cisseria
gonorrboeaeで代表されるグラム陰性球菌、
Pseudomonas aeruginosa 、
B rucella abortus 1B orde
tel la p ertussisなどで代表される
グラム陰性好気性桿菌、Escbericllia c
oli 1Sa1monella typl+i 、
S++igella dyscnteriae 、 K
lebsie11a prleLlmoniae、5
erratta ll1arcescensSprot
eus vutgarts 、Yersinia en
terOcOlitiOa、V 1brto cllo
leraeなどで代表されるグラム陰性通性嫌気性桿菌
等のグラム陰性菌のIl]1壁の外層に局在する脂質・
多糖類の複合体、および、脂質・多糖類と牛用のタンパ
ク質の複合体を意味する。該リボ多糖体は、グラム陰性
菌から既知の方法により抽出することができる。その方
法の代表例として、フェノール水で抽出する方法[Va
n QttoWestpbal et at 。Z、
Naturforscl+1Comp、Rend、3o
c、3io1.、 128 5(1938)]、ブタノ
ールで抽出する方法[D、 CoMorris。
n and L、 L eive、、J、 Biol、
Cbem、250 2911(1975)]、tjよび
、エチレンジアミン−N、N、N、N−テトラ酢酸水で
抽出する方法[1,1−eive他、 J 、 B i
ol、Chem、。
Cbem、250 2911(1975)]、tjよび
、エチレンジアミン−N、N、N、N−テトラ酢酸水で
抽出する方法[1,1−eive他、 J 、 B i
ol、Chem、。
243 6384(1968)]などをあげることがで
きる。該リす多糖体のタンパク含量は、固定化の容易さ
の点から、0.1〜50%とりわ番プト20%であるこ
とが好ましい。該リボ多糖体は会合性があるので、その
分子間は測定の方法および条件により異なり、通常、数
千〜数百万として観察される。
きる。該リす多糖体のタンパク含量は、固定化の容易さ
の点から、0.1〜50%とりわ番プト20%であるこ
とが好ましい。該リボ多糖体は会合性があるので、その
分子間は測定の方法および条件により異なり、通常、数
千〜数百万として観察される。
本発明でいう不溶性担体とは、実質上不溶性で、かつ、
リボ多糖体を固定することのできる担体を意味する。該
不溶性担体の形状は球状、繊維状、膜状のいずれでも良
いが、リボ多糖体を高密度で固定化できるためには表面
積の大きい形状が好ましい。血清からの分離の際の被捕
捉性の良さや表面(iの大きさの点から#!維の形状が
最良である。
リボ多糖体を固定することのできる担体を意味する。該
不溶性担体の形状は球状、繊維状、膜状のいずれでも良
いが、リボ多糖体を高密度で固定化できるためには表面
積の大きい形状が好ましい。血清からの分離の際の被捕
捉性の良さや表面(iの大きさの点から#!維の形状が
最良である。
本発明に用いる不溶性担体の一例をあげると、(1)
ポリスチレンまたはスヂレン・ジビニルベンゼン共重合
体に、アミノ基、カルボキシル曇、活性ハロゲン暴、オ
キシラン基、活性1ステル基またはイソシアン酸基等の
リボ多糖体と結合しうる官能基を芳香族置換基として導
入したもの、(2) <1>のポリスチレンの代りにメ
チレン架橋またはスルホン架橋したポリスチレンを用い
たもの、(a)N−(N′−ジメチルアミノプロピル)
アクリルアミド・メチレンピスアクリルノ′ミド共重合
体、 (4) ジエチルアミノエチル化セルロースなどがある
が、これらの中でも、ビニルポリマを幹ポリマどする担
体が、耐酸性や耐アルカリ性などに富むので、特に好ま
しく用いられる。
ポリスチレンまたはスヂレン・ジビニルベンゼン共重合
体に、アミノ基、カルボキシル曇、活性ハロゲン暴、オ
キシラン基、活性1ステル基またはイソシアン酸基等の
リボ多糖体と結合しうる官能基を芳香族置換基として導
入したもの、(2) <1>のポリスチレンの代りにメ
チレン架橋またはスルホン架橋したポリスチレンを用い
たもの、(a)N−(N′−ジメチルアミノプロピル)
アクリルアミド・メチレンピスアクリルノ′ミド共重合
体、 (4) ジエチルアミノエチル化セルロースなどがある
が、これらの中でも、ビニルポリマを幹ポリマどする担
体が、耐酸性や耐アルカリ性などに富むので、特に好ま
しく用いられる。
本発明で用いるリボ多糖体を結合せる不溶性担体く以下
固定化リボ多糖体と略称する)は、リボ多糖体を不溶性
担体表面上に化学的に結合せしめたものであって、固定
化リボ多糖体中のリボ多糖体の密度が低すぎると、血清
の活性化が小さいため、活性の低い抗腫瘍血清しか得ら
れない。従って、該固定化リボ多糖体のリボ多糖体密度
は0゜111g/9以上、より好ましくは1.01(1
/g以上であることがのぞましい。固定化リボ多糖体の
調製は、不溶性担体をリボ多糖体の溶液と混合するか、
あるいは、さらに。この混合物にペプチド合成用縮合剤
を添加することにより達成される。
固定化リボ多糖体と略称する)は、リボ多糖体を不溶性
担体表面上に化学的に結合せしめたものであって、固定
化リボ多糖体中のリボ多糖体の密度が低すぎると、血清
の活性化が小さいため、活性の低い抗腫瘍血清しか得ら
れない。従って、該固定化リボ多糖体のリボ多糖体密度
は0゜111g/9以上、より好ましくは1.01(1
/g以上であることがのぞましい。固定化リボ多糖体の
調製は、不溶性担体をリボ多糖体の溶液と混合するか、
あるいは、さらに。この混合物にペプチド合成用縮合剤
を添加することにより達成される。
本発明で用いる新鮮血清または血漿とはタンパク質ll
疾6〜99/diで、かつ、溶血補体価(CI−150
)が10U/m1以上である哺乳動物の血清または血漿
を意味する。ここで、溶血補体価(Cl−150)IL
J/mlとは7.5mlの反応液中に存在するヒツジ赤
血球5X108コの50%を溶血さUるに必要な補体m
を意味し、通常人の血清では30〜45U/ml、モル
モットの血清では200U/1111前後である。
疾6〜99/diで、かつ、溶血補体価(CI−150
)が10U/m1以上である哺乳動物の血清または血漿
を意味する。ここで、溶血補体価(Cl−150)IL
J/mlとは7.5mlの反応液中に存在するヒツジ赤
血球5X108コの50%を溶血さUるに必要な補体m
を意味し、通常人の血清では30〜45U/ml、モル
モットの血清では200U/1111前後である。
本発明にお()る新鮮血清と固定化リボ多糖体との接触
は、補体の失活やcold activationの起
こらない25〜45℃の温度で行なわれるのが好ましく
、接触時間には特に制限はないが、通常10〜180分
間行なわれる。また、血清の濃縮は分画分子量が54〜
2万の半透膜を用いて、加圧または常圧下で行なわれる
。新鮮血清と固定化リボ多糖体の混合比はリボ多糖体1
mgに対し、通常1〜501の血清を用いる。血清が少
な1ぎると担体に吸着される血清の割合が多くなりすぎ
、血清が多すぎると血清の活性化の割合が少なすぎる。
は、補体の失活やcold activationの起
こらない25〜45℃の温度で行なわれるのが好ましく
、接触時間には特に制限はないが、通常10〜180分
間行なわれる。また、血清の濃縮は分画分子量が54〜
2万の半透膜を用いて、加圧または常圧下で行なわれる
。新鮮血清と固定化リボ多糖体の混合比はリボ多糖体1
mgに対し、通常1〜501の血清を用いる。血清が少
な1ぎると担体に吸着される血清の割合が多くなりすぎ
、血清が多すぎると血清の活性化の割合が少なすぎる。
もらろん血清の活性化が大きければ濃縮せずにそのまま
用いても抗腫瘍効果はあるが、何ら活1!lを損うこと
なく濃縮することが可能であり、しかも効果はより確実
である。
用いても抗腫瘍効果はあるが、何ら活1!lを損うこと
なく濃縮することが可能であり、しかも効果はより確実
である。
血清の濃縮の程度は用いる血清と固定化リボ多糖体の量
比、リボ多糖体の固定化密瓜により異なるが、通常、タ
ンパク濃度が10 g/d1以上、より好ましくは20
g/d1以上になるまで濃縮される。血漿の場合はヘ
パリン化した後、血清と同様に処理される。全血液の使
用も可能である。
比、リボ多糖体の固定化密瓜により異なるが、通常、タ
ンパク濃度が10 g/d1以上、より好ましくは20
g/d1以上になるまで濃縮される。血漿の場合はヘ
パリン化した後、血清と同様に処理される。全血液の使
用も可能である。
本発明の抗腫瘍性血清または血漿は人の癌の治療のほか
、哺乳動物の癌治療の薬剤として用いられる。その使用
方法は、静脈、腹腔内、筋肉内、皮下、皮肉投与のほか
、腫瘍内への直接投与で行なわれる。
、哺乳動物の癌治療の薬剤として用いられる。その使用
方法は、静脈、腹腔内、筋肉内、皮下、皮肉投与のほか
、腫瘍内への直接投与で行なわれる。
(発明の作用機構)
本発明の抗腫瘍血清または血漿は、固定化リボ多糖体に
より、補体または補体同様の易熱性タンパク賀が活性化
を受【ノ、腫瘍を出血壊死させる因子に変化するか、ま
たは、他の成分をして該因子に変化せしめるものと考え
られる。
より、補体または補体同様の易熱性タンパク賀が活性化
を受【ノ、腫瘍を出血壊死させる因子に変化するか、ま
たは、他の成分をして該因子に変化せしめるものと考え
られる。
(発明の効果)
本発明の抗綬瘍血清はリボ多糖体同様の抗腫瘍性を示す
とともに、致死作用を示さず、濃縮しIこことにより、
投与量および回数を少なくすることができ、かつ、より
大きな抗腫瘍効果が1qられ、さらに、少量で効果があ
り腫瘍内に投与できる1寺徴を有する。
とともに、致死作用を示さず、濃縮しIこことにより、
投与量および回数を少なくすることができ、かつ、より
大きな抗腫瘍効果が1qられ、さらに、少量で効果があ
り腫瘍内に投与できる1寺徴を有する。
実施例1
ポリプロピレン(三井゛ノーブレン” J 3 )I
G >50部を島成分とし、ポリスチレン(゛スタイロ
ン”666)46部、ポリプロピレン(住友゛ノープレ
ン”WF−727−F)4部の混合物を海成分とづる海
島型複合Ili帷(島数16、単繊維繊1哀2.6デニ
ール、引張強度2.90/d、伸1褒50%、フィラメ
ント数42)50 gを、N−メチロール−α−クロル
アセトアミド50g、二1−口ベンゼン4.00g、9
8%硫酸400 (Iおよびパラホルムアルデヒド0.
850からなるfl’M合溶液中に浸漬し、20℃で1
時間反応さけた。繊維を反応液から取り出し、0℃の氷
水5Q中に投じて反応停止させた後、水で洗浄し、次に
、繊維に付着している二1−〇ベンゼンをメタノールで
抽出除去した。この繊維を50℃で真空乾燥して、クロ
ルアセ1〜アミドメチル化繊維71 gを得た。次に、
この繊維409を15℃のエチレンジアミン中に浸し、
15〜20℃の温度で24時間反応させて、■ヂレンジ
アミノアセトアミドメヂル化繊組を得た。この繊維は1
.8ミリモル/gのエチレンジアミン中を有し、1級ア
ミン基と2級アミン基を持つが、3級および4級アミノ
基を持たない。また、pH7,4における含水率は乾燥
繊維1.0g当り1.Ooであり、この状態における単
糸の直径は40〜44μmであった。
G >50部を島成分とし、ポリスチレン(゛スタイロ
ン”666)46部、ポリプロピレン(住友゛ノープレ
ン”WF−727−F)4部の混合物を海成分とづる海
島型複合Ili帷(島数16、単繊維繊1哀2.6デニ
ール、引張強度2.90/d、伸1褒50%、フィラメ
ント数42)50 gを、N−メチロール−α−クロル
アセトアミド50g、二1−口ベンゼン4.00g、9
8%硫酸400 (Iおよびパラホルムアルデヒド0.
850からなるfl’M合溶液中に浸漬し、20℃で1
時間反応さけた。繊維を反応液から取り出し、0℃の氷
水5Q中に投じて反応停止させた後、水で洗浄し、次に
、繊維に付着している二1−〇ベンゼンをメタノールで
抽出除去した。この繊維を50℃で真空乾燥して、クロ
ルアセ1〜アミドメチル化繊維71 gを得た。次に、
この繊維409を15℃のエチレンジアミン中に浸し、
15〜20℃の温度で24時間反応させて、■ヂレンジ
アミノアセトアミドメヂル化繊組を得た。この繊維は1
.8ミリモル/gのエチレンジアミン中を有し、1級ア
ミン基と2級アミン基を持つが、3級および4級アミノ
基を持たない。また、pH7,4における含水率は乾燥
繊維1.0g当り1.Ooであり、この状態における単
糸の直径は40〜44μmであった。
上記アミノ基含有ポリスチレン繊維32 gを300m
1の水中に一昼夜膨潤させたのち、[3ol+eric
l+ia Co11 O55: B 5のリボ多糖体(
トリクロル酢酸抽出法、ディフコ・ラボラ]〜リーズ社
製造)の0.4 mg/ml水溶液500m1と混合、
次に、1N−塩酸および1N−水酸化太トリウムでpl
−1を4.5〜6.0に保ちながら、1−エチル−3−
(3−ジメチルアミノプロピル ジイミド5.O aを少しずつ加え、溶解した。この混
合物を室温で2日間振とうしたのち、繊維を取り出し、
1αの沸騰水中に30分間’& tri iる操作を3
回行なったのち、0。07モルのリン酸緩衝液(pi−
47.4)で洗液のpHが7.4になるまで洗浄して、
リボ多糖体固定化繊維を151だ。上記固定化樹液おに
び洗液中のリボ多糖体の濃度をフェノール・硫酸法(試
料11と596フ工ノール水1mlの混合液にfl!硫
115mlを加え、485 mμの吸光度を測定する。
1の水中に一昼夜膨潤させたのち、[3ol+eric
l+ia Co11 O55: B 5のリボ多糖体(
トリクロル酢酸抽出法、ディフコ・ラボラ]〜リーズ社
製造)の0.4 mg/ml水溶液500m1と混合、
次に、1N−塩酸および1N−水酸化太トリウムでpl
−1を4.5〜6.0に保ちながら、1−エチル−3−
(3−ジメチルアミノプロピル ジイミド5.O aを少しずつ加え、溶解した。この混
合物を室温で2日間振とうしたのち、繊維を取り出し、
1αの沸騰水中に30分間’& tri iる操作を3
回行なったのち、0。07モルのリン酸緩衝液(pi−
47.4)で洗液のpHが7.4になるまで洗浄して、
リボ多糖体固定化繊維を151だ。上記固定化樹液おに
び洗液中のリボ多糖体の濃度をフェノール・硫酸法(試
料11と596フ工ノール水1mlの混合液にfl!硫
115mlを加え、485 mμの吸光度を測定する。
)でめた。この場合、2回目以降の洗液については50
倍にilfil縮したのら、定mに供した。
倍にilfil縮したのら、定mに供した。
上記リボ多糖体固定化■は5.0mM(lであった。こ
のリボ多糖体固定化!all(C0. 6 oを200
m1の局方生理的食塩水で洗浄後、50m1の生理的食
塩水に浸し、38℃で3時間温めたのら、その生理的食
塩水中のリボ多糖体の存在量をリムラス・プレゲル法で
めたところ、1ナノグラム/ml以下であった。
のリボ多糖体固定化!all(C0. 6 oを200
m1の局方生理的食塩水で洗浄後、50m1の生理的食
塩水に浸し、38℃で3時間温めたのら、その生理的食
塩水中のリボ多糖体の存在量をリムラス・プレゲル法で
めたところ、1ナノグラム/ml以下であった。
実施例2
BALB/Cマウスにメチルコランスレンを接腫さVる
ことにより誘発さL 7C繊維肉1ffiMc−B1の
腫瘍細胞を5X10S個とり、BALB/Cマウスの背
部皮下に接腫することにより担癌マウスを調整した。腫
瘍は接li後5日後に2.1mm。
ことにより誘発さL 7C繊維肉1ffiMc−B1の
腫瘍細胞を5X10S個とり、BALB/Cマウスの背
部皮下に接腫することにより担癌マウスを調整した。腫
瘍は接li後5日後に2.1mm。
10日後に6.3mm、 12日後に8.9mmの直径
になった。
になった。
新鮮と]−血清200m1に実施例1で調整したリボ多
糖体固定化II維2.Og(リポ多糖体1 、、Omg
〉37℃で180分間浸漬したのち、この血清をセルロ
ース半透膜チューブ(viSkill(] C0Ill
llaII V製、品!20/32、分1i1)1ft
1〜2万、膜厚0.020mm)内に入れ、チューブの
外側にポリエチレングリコール(分子量2万)粉末を1
51りか(jて、血清邑が四分の−になるまで濃縮した
。
糖体固定化II維2.Og(リポ多糖体1 、、Omg
〉37℃で180分間浸漬したのち、この血清をセルロ
ース半透膜チューブ(viSkill(] C0Ill
llaII V製、品!20/32、分1i1)1ft
1〜2万、膜厚0.020mm)内に入れ、チューブの
外側にポリエチレングリコール(分子量2万)粉末を1
51りか(jて、血清邑が四分の−になるまで濃縮した
。
このm縮血清0.6mlずつを上記担癌マウスに、癌細
胞接腫後11日日(If!瘍直径7mm)と13日日日
尾静脈から投与したところ、14匹中6匹に腫瘍内の出
血が認められ、内5匹に腫瘍の完全消失が認められた。
胞接腫後11日日(If!瘍直径7mm)と13日日日
尾静脈から投与したところ、14匹中6匹に腫瘍内の出
血が認められ、内5匹に腫瘍の完全消失が認められた。
コントロールとして、56℃で30分間処理したヒト血
清1001について上記と全く同じ実験を行なったが、
腫瘍内の出血、壊死は全く認められず、完全治癒例もな
かった。
清1001について上記と全く同じ実験を行なったが、
腫瘍内の出血、壊死は全く認められず、完全治癒例もな
かった。
実施例3
実施例1の未反応複合繊維の代りに、ポリスチレン粉末
(直径0.05〜1.0mm)25 Qを実施例1と同
様に反応させ、クロルアte1〜アミドメチル化ポリス
チレン粉末52(+を得た。この粉末4.0gを15℃
のエチレンジアミンに浸し、15〜20℃の温度で24
時間反応させて、エチレンジアミノアセトアミドメチル
化ポリスチレンビーズ(エチレンジアミノ基3.6ミリ
モル/Q )を得た。この粉末40(1を300m1の
水中に一昼夜浸して膨潤させたのら、E 5chcri
chia Co1t055 : B5のリポ多糖体(1
ヘリタロルf11fi!抽出法、ディフコ・ラボラトリ
ーズ社製造)の0.4m11/ml水溶液500m1と
混合、次に、1N−j=酸および1N−水酸化ナトリウ
ムで pHを4゜5〜6.0に保ちながら、i−Iチル
−3−(3−ジメチルアミノプロピル)−カルボジイミ
ド5.09を少しずつ加え、溶解した。この混合物を室
温で2日間振とうしたのち、遠心分離(3000ppm
、30分間)によって粉末を取り出し、1(2の水で3
回洗浄・遠心分離する操作をくり返した。さらに、1a
の沸騰水中で30分間浸漬しlこのも、遠心分離する操
作を3回行なった。0゜07モルのリン酸緩衝液(1)
87.4)で洗液のpl−1が7.4になるまで洗浄し
て、リボ多糖体固定化粉末を得た。上記固定化11液J
5よび洗液中のリボ多糖体のm瓜をフェノール・硫酸法
(試料11と5%フェノール水11の混合液に濃硫酸5
1を加え、485 mμの吸光度を測定する。)でめ
lこ 。
(直径0.05〜1.0mm)25 Qを実施例1と同
様に反応させ、クロルアte1〜アミドメチル化ポリス
チレン粉末52(+を得た。この粉末4.0gを15℃
のエチレンジアミンに浸し、15〜20℃の温度で24
時間反応させて、エチレンジアミノアセトアミドメチル
化ポリスチレンビーズ(エチレンジアミノ基3.6ミリ
モル/Q )を得た。この粉末40(1を300m1の
水中に一昼夜浸して膨潤させたのら、E 5chcri
chia Co1t055 : B5のリポ多糖体(1
ヘリタロルf11fi!抽出法、ディフコ・ラボラトリ
ーズ社製造)の0.4m11/ml水溶液500m1と
混合、次に、1N−j=酸および1N−水酸化ナトリウ
ムで pHを4゜5〜6.0に保ちながら、i−Iチル
−3−(3−ジメチルアミノプロピル)−カルボジイミ
ド5.09を少しずつ加え、溶解した。この混合物を室
温で2日間振とうしたのち、遠心分離(3000ppm
、30分間)によって粉末を取り出し、1(2の水で3
回洗浄・遠心分離する操作をくり返した。さらに、1a
の沸騰水中で30分間浸漬しlこのも、遠心分離する操
作を3回行なった。0゜07モルのリン酸緩衝液(1)
87.4)で洗液のpl−1が7.4になるまで洗浄し
て、リボ多糖体固定化粉末を得た。上記固定化11液J
5よび洗液中のリボ多糖体のm瓜をフェノール・硫酸法
(試料11と5%フェノール水11の混合液に濃硫酸5
1を加え、485 mμの吸光度を測定する。)でめ
lこ 。
上記リボ多糖体固定化石は0.5mg/gであった。こ
のリボ多糖体固定化粉末0.6 illを200m1の
局方生理的食塩水で洗浄後、501の、生理的食塩水に
浸し、38℃で3時間温めたのら、その生理的食塩水中
のリポ多糖体の存在量をリムラス・プレゲル法でめたと
ころ、1ナノグラム/ml以下であった。
のリボ多糖体固定化粉末0.6 illを200m1の
局方生理的食塩水で洗浄後、501の、生理的食塩水に
浸し、38℃で3時間温めたのら、その生理的食塩水中
のリポ多糖体の存在量をリムラス・プレゲル法でめたと
ころ、1ナノグラム/ml以下であった。
実施例4
実施例3で調整したリボ多糖体固定化わ)未209を新
鮮ヒト面漬2001と混ぜ、37°Cで180分間振と
うしたのち、遠心分1iet (300rl+m、30
分間)し、上澄を取り出し、実施例1と同4系に4倍に
濃縮した。この血清0.6mlずつを実施例1で得た担
癌マウスに、IWJ州胞接腫後11日目日日3日日日尾
静脈から投与したところ、14四中5匹に腫瘍内の出血
が認められ、内3匹に腫瘍の完全消失が認められた。
鮮ヒト面漬2001と混ぜ、37°Cで180分間振と
うしたのち、遠心分1iet (300rl+m、30
分間)し、上澄を取り出し、実施例1と同4系に4倍に
濃縮した。この血清0.6mlずつを実施例1で得た担
癌マウスに、IWJ州胞接腫後11日目日日3日日日尾
静脈から投与したところ、14四中5匹に腫瘍内の出血
が認められ、内3匹に腫瘍の完全消失が認められた。
特許出願人 東 し 株 式 会 社
Claims (1)
- (1)新鮮血清または血漿をグラム陰性菌細胞壁由来の
リボ多糖体を結合せる不溶性担体と接触させた後、濃縮
して得た抗腫瘍性血清または血漿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58197590A JPS6089425A (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | 抗腫瘍性血清または血漿 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58197590A JPS6089425A (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | 抗腫瘍性血清または血漿 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6089425A true JPS6089425A (ja) | 1985-05-20 |
JPH0472808B2 JPH0472808B2 (ja) | 1992-11-19 |
Family
ID=16377014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58197590A Granted JPS6089425A (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | 抗腫瘍性血清または血漿 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6089425A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009132728A (ja) * | 1995-06-07 | 2009-06-18 | Cerus Corp | 血液製剤からソラレンを除去するための方法およびデバイス |
-
1983
- 1983-10-24 JP JP58197590A patent/JPS6089425A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009132728A (ja) * | 1995-06-07 | 2009-06-18 | Cerus Corp | 血液製剤からソラレンを除去するための方法およびデバイス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0472808B2 (ja) | 1992-11-19 |
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