JPS6088184A - アスフアルトシ−ト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は土木用、建築用と多目的に使用しうるアスファ
ルトシートに係り、％に比較的厚みのある嵩高の不織布
シートの厚みに対して半分の部分にアスファルトを含浸
させ、残りの半分番空巣状にし、この未含浸部分の表面
にアスファルトをコーティングしたアスファルトシート
に関する。

従来ルーフインクを主体としたこの種アスファルトシー
トはルーフインク弊あるいは不織布を基材とし、これに
アスファルトを含浸させた単層のものが主であり、その
目的は建築物の防水層として使用するものであった。

このため、従来のアスファルトシーフイングはその厚さ
が１ｆｌｌＩｎ前後であり、引張りに対しての強度は多
少はあるとしても建築物ｌの屋上の防水用として使用し
た場合は、下地コンクリートに発生する亀裂やコンクリ
ート層から発生する水蒸気圧によるふくれ現象に対して
追随することができずに破断が生じて漏水の原因となっ
ていた。このためアスファルトシーフイングを二層ある
いは三層に重ねて貼合せながら施工することが普通とさ
れているが、コンクリート層から発する水蒸気圧による
シートのふくれ剥離現象に対しては適当な処理がなされ
ていない。又土木用として堤防の法面や貯水池の底面に
敷設−ｃｈｉ防水施工に使用する場合は前記同様にシー
トの地下層からの湧水によって法面が崩壊し、シートに
ふくれが生じてシートを脆化させるおそれがあった。

本発明のアスファルトシ一トハ比較的厚みのある嵩高の
不織布の基材の厚みに対しての半面にアスファルトを含
浸させ、残りの部分をそのままのアスファルト未含浸の
生地の捷まの窒業状とし、この表面にアスファルトコー
ティングを施したものであり、このアスファルトの未含
浸の部分に十分な通気性があり、前記下地コンクリート
から発生する蒸発水分や地下水の湧出をこの未含浸の窒
業状部分で成果して他方に逃がすことができるので、従
来の防水シートにみら−ねるようにふくれ現象によって
生じる防水層の剥離による脆化を防ぎ完全な防水の目的
を達せしめるものである。

添付図面により本発明のアスファルトシートを説明する
と、第１図は本発明のアスファルトシートの断面図を示
すもので、図において（１）は合成繊維の長繊維をラン
ダムに絡ませたニードルパンチ法による適当な厚みを有
する嵩高な不織布基材であり、本発明においてはこの不
織布基材（１）の厚みに対して片面より半分にアスファ
ルト（３）を含浸させ、残りの半分をアスファルト未含
浸の窒業状部（２）とし、この窒業状部（２）の表面に
アスファルトをコーティングして皮膜（４）を設けたも
のであって、この未含浸の窒業状部（２）によって通気
、通水性を保有させるものである。

本発明に使用する不織布はポリウレタン、ポリプロピレ
ン等の合成繊維のエンドレスの長繊維であって、基材自
体の厚みは４〜６能程度が適当であり、含浸および皮膜
形成用のアスファルトトシてはフローンアスファルト、
ゴムアスファルト、変性アスファルトのいずれでもよく
、本発明のアスファルトシートは、このように比癲的厚
みのある嵩高な不織布基材の厚みに対して半分にアスフ
ァルトを含浸させ、残りの半分を未含浸の窒業伏として
その表面にアスファルトノコ−ティング皮膜を設けるも
のであるがら、そのまま防水シートとして使用した場合
は、この窒業状部が通気層となり建築構築物の防水シー
トとして使用したときは、下地コンクリート層から発生
する水蒸気を貼設側の横方向に逃がすため防水層のふく
れを防止することができ、あるいけ堤防法面や貯水池の
防水用として使用したときには湧出する地下水を下方に
移動させて法面表面の土肌の崩壊を防ぎシートのふくれ
を防止でき、それぞれの目的に応じたアスファルトシー
トとして使用できるので多目的な使用が可能なばかりで
なく、不織布基材が合成繊維

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のアスファルトシートの断面図を示す。 （１）・・・不織布基材　（２）・・・アスファルト未
含浸の窒業状部分　（３）・・・アスファルト含浸層　
（４）・・・アスファルト皮膜

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 合成繊維の長繊維をランダムに絡ませたニードルパンチ
   法による適当な厚みを有する嵩高な不織布を基材となし
   、該不織布基材の厚みに対して片面にアスファルトを含
   浸させ半面を窒業状となし、この窒業状部分の表面にア
   スファル