JPS6088112A - メカノケミカル繊維の製造方法 - Google Patents

メカノケミカル繊維の製造方法

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JPS6088112A
JPS6088112A JP19566283A JP19566283A JPS6088112A JP S6088112 A JPS6088112 A JP S6088112A JP 19566283 A JP19566283 A JP 19566283A JP 19566283 A JP19566283 A JP 19566283A JP S6088112 A JPS6088112 A JP S6088112A
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JP
Japan
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meth
acrylamide
mechanochemical
fiber
bis
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JP19566283A
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Takao Inoue
孝夫 井上
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、溶剤又はイオンなどの濃度により、伸縮する
繊維と七の製造方法に関するものであり、伸縮特性を利
用することによって、駆動アクチェータとし、自動機、
ロボットなど、各種製品分野への利用とすることができ
るものである。
従来例の構成とその問題点 メカノケミカルモーターは、コラーゲン繊維を3ページ モーターに使えないがという発想の下に、イスラエルの
カナャルフスキー博士らによって検討された。しかしな
がら、コラーゲンフィルムは、伸縮率が小さいことや、
強度の制御が困難なことなどに問題があった。又マサテ
ユセッツエ科大学の日中豊−氏らは、アクリルアミドと
ビスアクリルアミドとテトラメチルエチレンジアミンを
過硫酸アンモニウムを開始剤として重合することにより
、メカノケミカルなゲルを生成することに成功している
。しかしながら、これは、重合の後、分子中にカルボキ
シル基を導入するために、塩基性溶液中で加水分解を1
日から60日程度行なう必要がある。これは、実用繊維
の製造上も問題であった。
又、ゲル状のものを加水分解するために細繊維化が難し
いという欠点を有していた。
発明の目的 本発明は、メカノケミカル繊維とその高速重合法に関す
るものであり、特に光を利用した重合法に特徴を持ち、
重合後にカルボキシル基を導入するのではなく、重合組
成物中にカルボキシル基を有する重合分子を導入するこ
とによって簡便にメカノケミカル繊維を製造することを
目的とする。
発明の構成 本発明のメカノケミカル繊維用の組成物は、(メタ)ア
クリルアミドとN−N/ ビス(メタ)アクリルアミド
と(メタ)アクリル酸と純水の中から選ばれる少くとも
3種以上の配合組成物と、重合開始剤とから重合したメ
カノケミカル繊維であり、さらに詳しくは、前記(メタ
)アクリルアミドの含有量が少くとも30〜80 wt
%と前記N−N’ ビス(メタ)アクリルアミドが少く
とも1〜20 wt%と前記(メタ)アクリル酸が6〜
3Qwt%と前記純水を0〜60wt%と、光重合開始
剤を0.1〜10 wt%とを含有しているメカノケミ
カル繊維用組成物であることが好ましい。
又、前記メカノケミカル繊維用組成物の繊維化の加工方
法としては、前記組成物に光を照射させ、一時ゲル状に
なる捷で反応させた後、光をシャ断し、射出又は引上げ
法により繊維化させ、次に充分な光を照射することによ
り、繊維化させる方法5ページ が可能であり、あるいは、テフロンチューブ等の低表面
エネルギー樹脂チューブに流入させ、停止又は高速流動
下で光を照射することによって反応硬化させるメカノケ
ミカル繊維の製造方法が最適である。
実施例の説明 実施例籐1〜ガ9を表−1に示した。これらは第1図又
は第2図に示した繊維製造方法によって製造したメカノ
ケミカル繊維の配合組成と伸縮特性とを示す。#l!維
の製造は、石英ビーカー中に所定配合の材料1を入れて
、螢光灯又は紫外線を照射しある程度のゲル3状にしそ
の後(−)法に示すように遮光した後、棒をゲル中に入
れ引き上げ、引き上げ途中で超高圧紫外線ランプ6によ
り照射し、素早く巻き取って繊維4を得た。(b)の方
法は、石英シリンダー11中にゲル3を形成させ、ピス
トン1oで高圧で押し出し、押し出しノズル8下で紫外
線7を照射することによって硬化した繊維9を得て、巻
き取り6を行った。又第2図は射出シリンダー53から
ノズル19を通ってテフロン又6 ページ はシリコンチューブ13にピストン12によす射出され
た実施例厖1〜爲9に示した配合液状材料1を紫外線1
6にてゲル3化させ、チューブから押し出した後、さら
に紫外線17にて完全硬化させメカノケミカル繊維18
を得る方法を示したもの−r6る。(14,16は紫外
線ランプである。)これらのいずれの方法によっても、
所望の繊維を得ることができた。
以下余白 ※ なお、硬化速度は、20秒以内であった。
※ 伸び率はそれぞれの液に1時間浸した後の長さとの
比で示した。(Loは初期長さ、Lは伸縮後の長さ)実
施例より、!2〜籐6は、収縮率は10〜29チ膨張率
も2〜41%と大きく、メカノケミカルアクチェータ材
料として使用可能である。
すなわち、(メタ)アクリルアミドの含有量が30〜8
0 wt%が好ましく、30 wt%以下では伸縮が起
こりにくく、80 wt%以上では、繊維の強度が小さ
い。又N−N’ビス(メタ)アクリルアミドが少くとも
1〜30 wt%が配合される必要がある。
1wt%以下では架橋が少く、筋肉繊維としては不充分
であり、30 wt%以上では、架橋が多く、弾性率が
高くはなるもののもろくなってしまう欠点が生じた。又
、(メタ)アクリル酸は5〜30 w を係以下だと、
伸縮率が小さく不充分であり、30wt%以上だと、伸
縮はするが強度が弱く、劣化が激しいという結果が得ら
れた。
発明の効果 以上、本発明は、メカノケミカル繊維の製造方法として
、光を利用し、高速に製造できるばかりでなく、重合組
成物から得られた硬化繊維を構成する分子中に、直接カ
ルボキシル基とアミン基を9ページ 重合する画期的なものであり、その工業的価値は大なる
ものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は、ゲル形成の後、引上法による繊維形成
方法を示す説明図、第1図(b)は、ゲル形成の後、押
出し法により繊維化させ、紫外線により硬化させる押出
し法を示す説明図、第2図は、チューブを利用した押出
しチューブ繊維化形成法を示す説明図である。 1・・・・・・メカノケミカル繊維用重合組成物、2゜
14・・・・・・紫外線、4・・・・・・引上げ法によ
る形成メカノケミカル繊維、5・・・・・・押出し法に
よる形成メカノケミカル繊維、6・・・・・・紫外線ラ
ンプ、7,11・・・・・・押出し用シリンダー、8,
10・・・・・・押出し用ピストン、12・・・・・・
ノズル、13・・・・・・テフロン又はシリコンチュー
ブ、15・・・・・・押出しチューブ利用によるメカノ
ケミカル繊維。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)(メタ)アクリルアミドと、N−N’ビス(メタ
    )アクリルアミドと、(メタ)アクリル酸と、水の中か
    ら選ばれる少なくとも3種以上の配合組成物と重合開始
    剤とを重合させたメカノケミカル繊維。 (2)(メタ)アクリルアミドが少くとも30〜80重
    量パーセントと、N−N’ ビス(メタ)アクリルアミ
    ドが少くとも1〜20重量パーセントと(メタ)アクリ
    ル酸が6〜30重量パーセントと、純水を0〜60重量
    パーセントと、開始剤が光重合開始剤である特許請求の
    範囲第1項記載のメカノケミカル繊維。 (n (メタ)アクリルアミドと、N−N/ビス(メタ
    )アクリルアミドと(メタ)アクリル酸と、水の中から
    選ばれる少なくとも3種以上の配合組成物と重合開始剤
    とからなる組成物に光を照射する2ページ ことによって反応させ、一時ゲル状にさせた後、射出又
    は引上げ法により繊維状に加工し、次に充分な光を照射
    することにより生成させるメカノケミカル繊維の製造方
    法。 (4)(メタ)アクリルアミドと、N−N’ビス(メタ
    )アクリルアミドと、(メタ)アクリル酸と、水の中か
    ら選ばれる少なくとも3種以上の配合組成物と重合開始
    剤とからなる組成物をテフロンチューブ等の低表面エネ
    ルギーの樹脂チューブに流入させ光を照射することによ
    って反応硬化させるメカノケミカル繊維の製造方法。
JP19566283A 1983-10-19 1983-10-19 メカノケミカル繊維の製造方法 Granted JPS6088112A (ja)

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JPS6088112A true JPS6088112A (ja) 1985-05-17
JPH0453962B2 JPH0453962B2 (ja) 1992-08-28

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62191506A (ja) * 1986-02-10 1987-08-21 フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ 合成樹脂繊維の製造方法
JP2007056388A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Shinshu Univ 引上げ紡糸方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62191506A (ja) * 1986-02-10 1987-08-21 フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ 合成樹脂繊維の製造方法
JP2007056388A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Shinshu Univ 引上げ紡糸方法

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JPH0453962B2 (ja) 1992-08-28

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