JPS6087859A - 黒鉛るつぼ - Google Patents

黒鉛るつぼ

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Publication number
JPS6087859A
JPS6087859A JP19505983A JP19505983A JPS6087859A JP S6087859 A JPS6087859 A JP S6087859A JP 19505983 A JP19505983 A JP 19505983A JP 19505983 A JP19505983 A JP 19505983A JP S6087859 A JPS6087859 A JP S6087859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holes
crucible
graphite
hole
graphite crucible
Prior art date
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Pending
Application number
JP19505983A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nakagawa
博司 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Horiba Ltd
Original Assignee
Horiba Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Horiba Ltd filed Critical Horiba Ltd
Priority to JP19505983A priority Critical patent/JPS6087859A/ja
Publication of JPS6087859A publication Critical patent/JPS6087859A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
  • Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、金属等の試料の分析に用いられる黒鉛るつほ
の改良技術に関するものである。
黒鉛るつぼにおいては、試料挿入部に収容された金属等
の試料の溶融速度を上昇させて濃度の安定したガスを発
生させる上から、試料挿入部の底部を効率的に昇温させ
ることが望壕しく、この要望を満すものとして第1図に
示す構造の黒鉛るっは11が提案されるに至った。
この黒鉛るつぼ11は、試料挿入部12が形成された有
底のるつぼ本体13に対して、それの底部中央にスタッ
ド14を突出させたものである。
この黒鉛るつぼ11によれば、るっは本体13の上端周
面と前記スタッド14の底面とに電極15 、16を押
接させて高電流を流すと、前記スタッド14の水平横断
面積が小さいので、該スタッド14を流れる電流の密度
が高くなシ、この結果、前記スタッド14近くにおける
試料挿入部12の底部側が急速に高温に加熱されるもの
で、これによって試料挿入部内の金属等の試料を急速に
溶融でき、従って濃度の安定したガスを抽出させ得るも
ので、金属分析の面で優れた機能を有するものである。
ところで、黒鉛るつは11に対する両電極15 、16
の密着度を高める上から、一般に、両電極15 r 1
6間にかなシ大きな力をかけて黒鉛るつぼ11を押圧す
るものであるが、このときのスタッド14に加わる力が
、機械的強度の低い底壁17の中央部に集中してかかシ
、該底壁17が破損する危険性が犬である。
あるいは、スタッド14にかかる面圧が犬であるために
、スタッド自体の圧壊を生じる危険性もある。
更に、面積の小なるスタッド14をして黒鉛るつぼ11
を下部電極16上に載置するものであるが、載置面で安
定性に欠ける点で問題があった。
特に、重大な欠点として高温による下部電極1Gの溶融
防止のために、該下部電極16には冷却器が伺設される
ものであるが、この冷却による温度変化が直接的に前記
スタッド14並びに側壁13に影響して熱のバランスを
崩し、このだめに、試料が周側壁18内面に泊って分流
や分散分離し、時には溢流することもあり、常に測定精
度を狂わせる原因となっていた。
本発明は、上記の実情に鑑みて成されたものであって、
試料挿入部の底部を急速昇温させる優れた機能をその′
!!、ま維持させながら、黒鉛るつぼの、機械的強度を
高くすると共に、安定載置を達成できるようにすること
を目的としておシ、而して本発明による黒鉛るつぼは、
有底のるつぼ本体に対してそれの試料挿入部の底部近く
に、腰部の水平横断面積を減少させるための孔を水平方
向に設けた点に特徴がある。
以下、本発明の実施例を第2図以降の図面に基づいて説
明すると、第2図は、黒鉛るつぼlの縦断面を示し、砲
弾状の凹部から成る試料挿入部2が形成された外郭形状
が円柱形の有底のるつぼ本体3に対してそれの試料挿入
部2の底部近くに、腰部の水平横断面積を減少させるだ
めの孔4を水平方向に貫設して成るっ 詳しくは、第3図に示すように、孔軸芯Pを同一水平面
内に位置させる状態で、かつ、るつぼ本体3の上下軸芯
P1を中心にして点対称の状態で、4本の貫通孔4・・
を井桁状に設けてあり、そして、前記孔軸芯Pを通る水
平横断面の面積の総和が、前記試料挿入部2を形成する
周側壁5の最小の水平横断面積の60〜90%の範囲に
収まるように、貫通孔4・・の直径を設定しである。
上記の構成によれば、貫通孔4・・の形成によって、試
料挿入部2の底部近くの水平横断面積が最小となってお
り、従って、黒鉛るつぼlの上下に電極6,7を押接さ
せて高電流を流すと、前記貫通孔4・・部分を流れる電
流の密度が高くなり、この結果、試料挿入部2の底部側
が急速に高温に加熱されることになる。しかも、貫通孔
4・・を点対称の状態で設けであるので、加熱状況が上
下軸芯P1まわシで均一になる。
而して、試料挿入部2内の金属等の試料を急速に溶融で
き、濃度の安定したガスを抽出させることができる、 そして、前記貫通孔4・・部分は高温であるが。
腰部から離れたるつば本体3の底部に下部電極7が押接
する状態であるから、下部電極7に対する溶融防止用の
冷却器の能力をダクンさせることも可能であシ、かつ、
該下部電極7が貫通孔4・・部分から離れていることは
即ち、下部電極7に対する冷却の影響が貫通孔4・・部
分に及び難くなる状況であり、而して、試料挿入部2内
の試料が周側壁5に活って分流や分散分離したシ、溢流
したシすることを効果的に防止できる。
さて、貫通孔4・・の形成によって水平横断面積を減少
させているので、黒鉛るりはlが受ける上下電極6,7
の押圧力による面圧が、貫通孔4・・部分において当然
に高くなるが、面圧がるつは本体3の全体に分散される
ことと、押接力の大半が機械的強度の高い周側壁5に流
れること、更に、貫通孔4によるブリッジ効果が相乗し
て、黒鉛るつば1内体の機械的並びに物理的強度が高く
なっており、従って、黒鉛るつぼlにかける上下電極6
.7の押接力を従来と同じにしても、これに十分に耐え
得るもので、1、黒鉛るつぼlの破損を防止できる。
そして更に、下部電極7に対する黒鉛るつぼlの載置面
績が犬であるから、黒鉛るつぼ1の安定載置を図れるも
のである。
その上、試料分析に際しては、黒鉛るつぼlのみを空焚
きして脱ガスの処理が行なわれるのであるが、このとき
のガス抜きが貫通孔4・・によって促進され、而して脱
ガスの処理効率が高くなる利点もある。
尚、実施例では、側面視において1貫通孔4と試料挿入
部2とを一部でラップさせる構成のものを示したが、全
くラップさせないように構成するも良きものである。
また、前記貫通孔4として円形のものを示したが、これ
を楕円形の貫通孔4にして、それの長径方向を上下方向
にあるいは水平方向に向かわせて設ける等、各種の変形
が可能である。
次に、第4図ないし第7図に黒鉛るつぼlの別実施例を
示す。第4図に示すものは、貫通孔4・・を平面視で十
字状に設けたものであり、第5図に示すものは、貫通孔
4・・を平面視で三角形状に設けだものである。
第6図に示すものは、これまでのものが、水平横断面積
を減少させるための孔4が貫通孔であったのに対し、こ
れを盲孔の構成としたもので、るつぼ本体3の中心軸芯
P1を基にして複数本(8本を例示する。)の盲孔4・
・を設けた点に%徴がある0 第7図に示すものは、盲孔4・・をやや斜め水平方向に
設けた点に特徴が、1、このことから明らかなように、
本発明の1う水平方向の孔4とは、それが貫通孔であっ
ても、やや傾斜するものをも含むものである。
以上説明したように本発明の黒鉛るつほによれば、試料
挿入部の底部を短時間で高温に加熱することができると
共に、黒鉛るつほの機械的強度並びに物理的強度を高く
でき、しかも、下部電極に対して黒鉛るつぼを安定的に
載置できると共に、脱ガス効率の向上も図れるに至った
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の黒鉛るつぼの献断面図、第2図以降は本
発明に係り、第2図は黒鉛るつほの縦断回国、第3図は
第2図の1ト1線θi面図である。 第4図ないし第7図は夫々側実施例の黒鉛るつばの断面
図である。 2・・・試料挿入部、3・・・るつぼ本体、4・・・水
平横断面積減少用の孔、5・・・周側壁、P・・・孔軸
芯、Pl・・・上下軸芯。 第4図 3 第6図 P。 第5図 1 第7 i:i

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ 有底のるつぼ本体に対してそれの試料挿入部の底部
    近くに、核部の水平横断面積を減少させるだめの孔を水
    平方向に設けであることを特徴とする黒鉛るつは。 ■ 前記孔を、孔軸芯を同一水平面内に位置させる状態
    で、かつ、るつぼ本体の上下軸芯を中心にして点対称の
    状態で、複数本設けであることを特徴とする特許請求の
    範囲第0項に記載の黒鉛るつぼ。 ■ 前記孔を平面視で井桁状に設けであることを特徴と
    する特許請求の範囲第0項に記載の黒鉛るつは。 ■ 前記水平横断面積が、前記試料挿入部を形成する周
    側壁の水平横断面積の60〜90チであることを特徴と
    する特許請求の範囲第■項ないし第0項の何れかに記載
    の黒鉛るつは。
JP19505983A 1983-10-17 1983-10-17 黒鉛るつぼ Pending JPS6087859A (ja)

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JP19505983A JPS6087859A (ja) 1983-10-17 1983-10-17 黒鉛るつぼ

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JPS6087859A true JPS6087859A (ja) 1985-05-17

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