JPS608657B2 - 交流2線式近接スイツチ - Google Patents
交流2線式近接スイツチInfo
- Publication number
- JPS608657B2 JPS608657B2 JP16160980A JP16160980A JPS608657B2 JP S608657 B2 JPS608657 B2 JP S608657B2 JP 16160980 A JP16160980 A JP 16160980A JP 16160980 A JP16160980 A JP 16160980A JP S608657 B2 JPS608657 B2 JP S608657B2
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- JP
- Japan
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- output
- circuit
- voltage
- detection circuit
- thyristor
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 19
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 claims description 12
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 8
- 238000009499 grossing Methods 0.000 claims description 7
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims 2
- 101000668165 Homo sapiens RNA-binding motif, single-stranded-interacting protein 1 Proteins 0.000 description 6
- 102100039692 RNA-binding motif, single-stranded-interacting protein 1 Human genes 0.000 description 6
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 1
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/94—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the way in which the control signals are generated
- H03K17/945—Proximity switches
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、信号ラインと交流電源ラインとを共用させ
た、いわゆる交流2線式近接スイッチに関する。
た、いわゆる交流2線式近接スイッチに関する。
交流2線式近接スイッチは、その近接スイッチの内部回
路を動作させるための電源を、独立の電源ラインによら
ずに、そのスイッチ出力端に接続される2本の信号ライ
ンから供給されるようになつている。
路を動作させるための電源を、独立の電源ラインによら
ずに、そのスイッチ出力端に接続される2本の信号ライ
ンから供給されるようになつている。
これにより、近接スイッチは、あたかも従前のリミット
スイッチと同様な感覚で手軽に使用することができる。
すなわち、その出力端子を通常の商用交流電源と制御負
荷との間に単に直列に接続させるだけでもつて、その制
御負荷への電源をスイッチング制御することができるよ
うになつている。しかしながら、交流2線式近接スイッ
チは、その近接スイッチの内部回路の駆動電源を確保す
るために、そのスイッチ出力がOFF状態のときにもそ
の出力端の間に若干の漏れ電流が流れるのを避け得ない
。この漏れ電流は、当然少ないことが望ましく、これが
多いと制御負荷の種類によっては誤動作を生じさせるこ
とがある。また、近接スイッチの出力端がON状態のと
きにもその内部回路の駆動電源をその出力端から確保す
るために、その出力機の両端にはON出力時にも若干の
電圧が残留するのを避け得ない。この残略電圧も、当然
小さいことが望ましく、これが大きいと、接続適用が可
能な制御負荷の種類が制限されてしまうようになる。従
って、交流2線式近接スイッチでは、そのOFF出力時
における漏れ電流を少なくすることおよびそのON出力
時における残留電圧を小さくすることがきわめて重要で
ある。ところで、第1図な従来の交流2線式近接スイッ
チの一例を示したものである。
スイッチと同様な感覚で手軽に使用することができる。
すなわち、その出力端子を通常の商用交流電源と制御負
荷との間に単に直列に接続させるだけでもつて、その制
御負荷への電源をスイッチング制御することができるよ
うになつている。しかしながら、交流2線式近接スイッ
チは、その近接スイッチの内部回路の駆動電源を確保す
るために、そのスイッチ出力がOFF状態のときにもそ
の出力端の間に若干の漏れ電流が流れるのを避け得ない
。この漏れ電流は、当然少ないことが望ましく、これが
多いと制御負荷の種類によっては誤動作を生じさせるこ
とがある。また、近接スイッチの出力端がON状態のと
きにもその内部回路の駆動電源をその出力端から確保す
るために、その出力機の両端にはON出力時にも若干の
電圧が残留するのを避け得ない。この残略電圧も、当然
小さいことが望ましく、これが大きいと、接続適用が可
能な制御負荷の種類が制限されてしまうようになる。従
って、交流2線式近接スイッチでは、そのOFF出力時
における漏れ電流を少なくすることおよびそのON出力
時における残留電圧を小さくすることがきわめて重要で
ある。ところで、第1図な従来の交流2線式近接スイッ
チの一例を示したものである。
同図に示すスイッチは、先ず、整流ブリッジ1の直流出
力端c,dにサィリスタSCRIを接続する。これとと
もに、電流制限素子としての抵抗RIIと定電圧素子と
してッェナーダィオードZDIとを直列後続して並列制
御型電圧安定化回路を構成し、その電源入力端を上記サ
ィリスタSCRIと並列に接続する。そして、上記ッェ
ナーダィオードZDIの両端から得られる電圧安定化出
力を、平滑コンデンサCIを介して、近接検出回路2お
よびこの検出回路2の出力に応動して上記サィリスタS
CRIのトリガーを行なう駆動回路3へそれぞれ駆動電
源として供給するようにしてある。これにより、上記整
流ブリッジ1の交流入力機a,bに上記検出回路2の出
力に応じたスイッチ出力を得るようにしてある。上記駆
動回路3は、トランジスタQIとコレクタ抵抗R12と
によって構成されている。ここで、上記漏れ電流を少な
くするためには、上記電流制限素子としての抵抗RII
の抵抗値をできるだけ高く設定しなければならない。し
かし、抵抗RIIの抵抗値を高く設定してしまうと、上
記検出回路2および上記駆動回路3のそれぞれの動作を
維持するための駆動電源を得るために、SCRIの導通
角を大きく確保することができなくなってしまう。すな
わち、SCRIの導通角が4・さくなってしまい、これ
により上記残留電圧が大きくなってしまう。これを回避
するためには、上記抵抗RIIの値を4・さくすること
であるが、しかしこれは上記漏れ電流を多くしてしまう
という背反を伴なう。そこで、抵抗RIIの値は、漏れ
電流および残留電圧をそれぞれ許容範囲にすることので
きる妥協値に設定されるのであるが、しかしその妥協値
は、制御負荷を介して接続される交流電源電圧値が一定
な場合はともかく、例えばACIOOVでもまたAC2
00Vでも使用できるように設定することは非常に困難
であり、漏れ電流あるいは残留電圧の何れか一方の増大
を避け得なくなる。すなわち、適用できる交流電源電圧
の範囲を広くとることができない。第2図は、従来の他
の例を示したものである。
力端c,dにサィリスタSCRIを接続する。これとと
もに、電流制限素子としての抵抗RIIと定電圧素子と
してッェナーダィオードZDIとを直列後続して並列制
御型電圧安定化回路を構成し、その電源入力端を上記サ
ィリスタSCRIと並列に接続する。そして、上記ッェ
ナーダィオードZDIの両端から得られる電圧安定化出
力を、平滑コンデンサCIを介して、近接検出回路2お
よびこの検出回路2の出力に応動して上記サィリスタS
CRIのトリガーを行なう駆動回路3へそれぞれ駆動電
源として供給するようにしてある。これにより、上記整
流ブリッジ1の交流入力機a,bに上記検出回路2の出
力に応じたスイッチ出力を得るようにしてある。上記駆
動回路3は、トランジスタQIとコレクタ抵抗R12と
によって構成されている。ここで、上記漏れ電流を少な
くするためには、上記電流制限素子としての抵抗RII
の抵抗値をできるだけ高く設定しなければならない。し
かし、抵抗RIIの抵抗値を高く設定してしまうと、上
記検出回路2および上記駆動回路3のそれぞれの動作を
維持するための駆動電源を得るために、SCRIの導通
角を大きく確保することができなくなってしまう。すな
わち、SCRIの導通角が4・さくなってしまい、これ
により上記残留電圧が大きくなってしまう。これを回避
するためには、上記抵抗RIIの値を4・さくすること
であるが、しかしこれは上記漏れ電流を多くしてしまう
という背反を伴なう。そこで、抵抗RIIの値は、漏れ
電流および残留電圧をそれぞれ許容範囲にすることので
きる妥協値に設定されるのであるが、しかしその妥協値
は、制御負荷を介して接続される交流電源電圧値が一定
な場合はともかく、例えばACIOOVでもまたAC2
00Vでも使用できるように設定することは非常に困難
であり、漏れ電流あるいは残留電圧の何れか一方の増大
を避け得なくなる。すなわち、適用できる交流電源電圧
の範囲を広くとることができない。第2図は、従来の他
の例を示したものである。
第1図のものと大きく相違するところは、SCRIと直
列にッェナーダィオードZD2を挿入した点である。そ
して、ON出力時には、そのッェナーダィオードZD2
の両端に生じる電圧をダイオードDIを通して平滑コン
デンサ1の両端に直接与えるようにしてある。これによ
り、安定化回路の抵抗RIIは、OFF出力時における
漏れ電流を十分に小さくするような値に設定することが
できる。しかしながら、第2図に示したものでは、サイ
リスタSCRIにツエナーダイオードZD2が直列に介
入しているため、残留電圧が確実に大きくなってしまう
。しかも、そのツエナーダイオードZD2にて発熱損失
が生じやすくなって、これにより適用可能な負荷の種類
が著しく制限されてしまう。この発明は、以上のような
背景を鑑みてなされたもので、その目的とするところは
、漏れ電流を少なくすることと残留電圧を小さくするこ
ととを簡単に両立させることができ、これにより適用可
能な交流電圧の範囲および適用可能な負荷の範囲をそれ
ぞれ広くとることができ、さらに発熱等の問題を生じさ
せないようにした交流2線式近接スイッチを提供するこ
とにある。
列にッェナーダィオードZD2を挿入した点である。そ
して、ON出力時には、そのッェナーダィオードZD2
の両端に生じる電圧をダイオードDIを通して平滑コン
デンサ1の両端に直接与えるようにしてある。これによ
り、安定化回路の抵抗RIIは、OFF出力時における
漏れ電流を十分に小さくするような値に設定することが
できる。しかしながら、第2図に示したものでは、サイ
リスタSCRIにツエナーダイオードZD2が直列に介
入しているため、残留電圧が確実に大きくなってしまう
。しかも、そのツエナーダイオードZD2にて発熱損失
が生じやすくなって、これにより適用可能な負荷の種類
が著しく制限されてしまう。この発明は、以上のような
背景を鑑みてなされたもので、その目的とするところは
、漏れ電流を少なくすることと残留電圧を小さくするこ
ととを簡単に両立させることができ、これにより適用可
能な交流電圧の範囲および適用可能な負荷の範囲をそれ
ぞれ広くとることができ、さらに発熱等の問題を生じさ
せないようにした交流2線式近接スイッチを提供するこ
とにある。
以下L この発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
第3図は、この発明による交流2線式近接スイッチの一
実施例を示したものである。同図に示すスイッチでは、
先ず、近接検出回路2の出力に応じて整流ブリッジ4の
直流出力端c,dに後続されたサイリス夕SCR2の導
通制御を行なうことにより、上記整流ブリッジ1の交流
入力端a,bにスイッチ出力(ONまたはOFF)を得
るようにしてある。これとともに、上記検出回路2の駆
動電源を上記整流ブリッジ1の直流出力端c,dから得
るようにしてある。上記整流ブリッジーの直流出力端c
,dに現われる電圧は、トランジスタQ2、抵抗R21
およびツェナーダィオードZD3からなる直列制御型電
圧安定化回路4の入力電圧となる。この安定化回路4の
電圧安定化出力は、電流制限素子としての抵抗R22を
直列に介し、さらにダイオードD2および平滑コンデン
サC2を介して上記検出回路2に駆動電源として与えら
れる。電流制限素子としての抵抗R22には、トランジ
スタQ3による電流分流路が設けられている。そして、
上記サィリスタSCR2が導適状態にトリガー駆動され
るときの上記検出回路2の出力によって、上記分流路の
トランジスタQ3を導適状態に駆動するようにしてある
。ここで、実施例についてさらに詳述すると、検出回路
2の出力は論理化ぐH”と“L”の2値のディジタル化
)されており、サイリズタ駆動回路5に入力されるよう
になっている。
実施例を示したものである。同図に示すスイッチでは、
先ず、近接検出回路2の出力に応じて整流ブリッジ4の
直流出力端c,dに後続されたサイリス夕SCR2の導
通制御を行なうことにより、上記整流ブリッジ1の交流
入力端a,bにスイッチ出力(ONまたはOFF)を得
るようにしてある。これとともに、上記検出回路2の駆
動電源を上記整流ブリッジ1の直流出力端c,dから得
るようにしてある。上記整流ブリッジーの直流出力端c
,dに現われる電圧は、トランジスタQ2、抵抗R21
およびツェナーダィオードZD3からなる直列制御型電
圧安定化回路4の入力電圧となる。この安定化回路4の
電圧安定化出力は、電流制限素子としての抵抗R22を
直列に介し、さらにダイオードD2および平滑コンデン
サC2を介して上記検出回路2に駆動電源として与えら
れる。電流制限素子としての抵抗R22には、トランジ
スタQ3による電流分流路が設けられている。そして、
上記サィリスタSCR2が導適状態にトリガー駆動され
るときの上記検出回路2の出力によって、上記分流路の
トランジスタQ3を導適状態に駆動するようにしてある
。ここで、実施例についてさらに詳述すると、検出回路
2の出力は論理化ぐH”と“L”の2値のディジタル化
)されており、サイリズタ駆動回路5に入力されるよう
になっている。
駆動回路5は、トランジスタQ4と抵抗R23とによる
ェミッタホロワにより構成されている。そのコレク夕は
ッェナーダィオードZD4を通して上記分流路のトラン
ジスタQ3のベースに接続されている。さて、第3図の
回路において、検出回路2の出力が“H”レベルにある
ときは、駆動回路5のトランジスタQ4が導通駆動され
、これによりサィリスタSCR2のゲートにトリガ−信
号が与えられるようになる。そして、サイリスタSCR
2が導通駆動されて、整流ブリッジ1の交流入力端a,
bのON出力が現われる。このとき、上記駆動回路5の
トランジスタQ4の導通に伴なつて、上記分流路のトラ
ンジスタQ3にベース電流が流れ、これにより電流制限
素子としての抵抗R22と並列に比較的大きな分流電流
を流して平滑コンデンサ2を充電することができるよう
になる。従って、このときは、SCR2の導通角を十分
に大きくしても、検出回路2には必要な駆動電流を供給
できる。また、その駆動電圧は、上記安定化回路4およ
び上記分流路のトランジスタQ3のベース側に接続され
たZD4によって安定に保たれる。次に、上記検出回路
2の出力が“H”レベルから“L”レベルに転じると、
上記駆動回路5のトランジスタQ4がOFF状態となり
、これによりサィリスタSCR2がトリガー駆動されな
くなって交流入力端a,bにOFF出力が現われるよう
になる。またこれとともに、上記分流路のトランジスタ
Q3のベース電流が遮断されて、上記安定化回路4の電
圧安定化出力は上記電流制限素子としての抵抗R22だ
けを通るようになる。そして、その抵抗R22を通った
電流は、平滑コンデンサ2を介して、検出回路2へ駆動
電流として供給される。以上のようにして、ON出力時
においては、サィリスタSCR2の両端から取り出した
電源は、安定化回路4で安定化された後上記分流路のト
ランジスタQ3を経て検出回路2へ供給され、また、O
FF出力時においては、上記電流制限素子としての抵抗
R22だけを通って上記検出回路2へ供給されるように
なる。
ェミッタホロワにより構成されている。そのコレク夕は
ッェナーダィオードZD4を通して上記分流路のトラン
ジスタQ3のベースに接続されている。さて、第3図の
回路において、検出回路2の出力が“H”レベルにある
ときは、駆動回路5のトランジスタQ4が導通駆動され
、これによりサィリスタSCR2のゲートにトリガ−信
号が与えられるようになる。そして、サイリスタSCR
2が導通駆動されて、整流ブリッジ1の交流入力端a,
bのON出力が現われる。このとき、上記駆動回路5の
トランジスタQ4の導通に伴なつて、上記分流路のトラ
ンジスタQ3にベース電流が流れ、これにより電流制限
素子としての抵抗R22と並列に比較的大きな分流電流
を流して平滑コンデンサ2を充電することができるよう
になる。従って、このときは、SCR2の導通角を十分
に大きくしても、検出回路2には必要な駆動電流を供給
できる。また、その駆動電圧は、上記安定化回路4およ
び上記分流路のトランジスタQ3のベース側に接続され
たZD4によって安定に保たれる。次に、上記検出回路
2の出力が“H”レベルから“L”レベルに転じると、
上記駆動回路5のトランジスタQ4がOFF状態となり
、これによりサィリスタSCR2がトリガー駆動されな
くなって交流入力端a,bにOFF出力が現われるよう
になる。またこれとともに、上記分流路のトランジスタ
Q3のベース電流が遮断されて、上記安定化回路4の電
圧安定化出力は上記電流制限素子としての抵抗R22だ
けを通るようになる。そして、その抵抗R22を通った
電流は、平滑コンデンサ2を介して、検出回路2へ駆動
電流として供給される。以上のようにして、ON出力時
においては、サィリスタSCR2の両端から取り出した
電源は、安定化回路4で安定化された後上記分流路のト
ランジスタQ3を経て検出回路2へ供給され、また、O
FF出力時においては、上記電流制限素子としての抵抗
R22だけを通って上記検出回路2へ供給されるように
なる。
従って、電流制限素子としての抵抗R22は、漏れ電流
を小さくするためにその抵抗値を高くしても、これによ
ってON出力時における上記駆動電流の確保が困難にな
るということはない。また、ON出力時においては、上
記抵抗R22の抵抗値が高くても、その抵抗R22と並
列に上記分流路が形成されるので、サィリスタSCR2
の導通角を大きくしても、すなわちON出力時における
残留電圧を小さくしても、上記駆動電源は十分に確保で
きるようになる。さりこ、ここで注目すべきことは、上
記直列制御型電圧安定化回路4の出力側に上記電流制限
素子としての抵抗R22が直列に挿入されているために
、電源投入時にその安定化回路4から上記平滑コンデン
サC2に充電電流が急激に流れ込むことが防止されるこ
とである。すなわち「電源投入時に突入電流が防止され
るようになっており、これにより例えば消費電流の小さ
なリレー等の制御負荷の誤動作を防止することができる
。さらにまた、上記電流制限素子としての抵抗R22に
より、OFF出力時における安定化回路4内における電
圧損失による発熱を4・さくすることができる。以上の
ように、この発明による交流2線式近接スイッチは、漏
れ電流を少なくすることと残留電圧を小さくすることと
を簡単に両立させることができ、これにより適用可能な
交流電圧の範囲および適用可能な負荷の範囲をそれぞれ
広くとることででき、さら発熱等の問題を生じさせない
ようにすることができる
を小さくするためにその抵抗値を高くしても、これによ
ってON出力時における上記駆動電流の確保が困難にな
るということはない。また、ON出力時においては、上
記抵抗R22の抵抗値が高くても、その抵抗R22と並
列に上記分流路が形成されるので、サィリスタSCR2
の導通角を大きくしても、すなわちON出力時における
残留電圧を小さくしても、上記駆動電源は十分に確保で
きるようになる。さりこ、ここで注目すべきことは、上
記直列制御型電圧安定化回路4の出力側に上記電流制限
素子としての抵抗R22が直列に挿入されているために
、電源投入時にその安定化回路4から上記平滑コンデン
サC2に充電電流が急激に流れ込むことが防止されるこ
とである。すなわち「電源投入時に突入電流が防止され
るようになっており、これにより例えば消費電流の小さ
なリレー等の制御負荷の誤動作を防止することができる
。さらにまた、上記電流制限素子としての抵抗R22に
より、OFF出力時における安定化回路4内における電
圧損失による発熱を4・さくすることができる。以上の
ように、この発明による交流2線式近接スイッチは、漏
れ電流を少なくすることと残留電圧を小さくすることと
を簡単に両立させることができ、これにより適用可能な
交流電圧の範囲および適用可能な負荷の範囲をそれぞれ
広くとることででき、さら発熱等の問題を生じさせない
ようにすることができる
第1図および第2図はそれぞれ従来の交流2線式近接ス
イッチの例を示す回路図、第3図はこの発明による交流
2線式近接スイッチの一実施例を示す回路図である。 1・・・整流ブリッジ、2・・・近接検出回路、4・・
・直列制御型電圧安定化回路、Q2,Q3,Q4・・・
トランジスタ、SCR2・・・サイリスタ、5・・・サ
イリスタ駆動回路。 嫌1図 繁2図 第3的
イッチの例を示す回路図、第3図はこの発明による交流
2線式近接スイッチの一実施例を示す回路図である。 1・・・整流ブリッジ、2・・・近接検出回路、4・・
・直列制御型電圧安定化回路、Q2,Q3,Q4・・・
トランジスタ、SCR2・・・サイリスタ、5・・・サ
イリスタ駆動回路。 嫌1図 繁2図 第3的
Claims (1)
- 1 近接検出回路の出力に応じて整流ブリツジの直流出
力端に接続されたサイリスタの導通制御を行なうことに
より上記整流ブリツジの交流入力端にスイツチ出力を得
るようにするとともに、上記検出回路の駆動電源を上記
整流ブリツジの直流出力端から得るようにした交流2線
式近接スイツチにおいて、上記整流ブリツジの直流出力
端に現われる電圧を入力電圧とする直列制御型電圧安定
化回路を設け、この安定化回路の電圧安定化出力を電流
制限素子を介し、さらに平滑コンデンサを介して上記検
出回路に駆動電源として与えるとともに、上記電流制限
素子に並列に半導体スイツチング素子からなる電流分流
路を設け、上記サイリスタが導通状態にトリガー駆動さ
れるときの上記検出回路の出力によって上記半導体スイ
ツチング素子を導通状態に駆動するようにしたことを特
徴とする交流2線式近接スイツチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16160980A JPS608657B2 (ja) | 1980-11-17 | 1980-11-17 | 交流2線式近接スイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16160980A JPS608657B2 (ja) | 1980-11-17 | 1980-11-17 | 交流2線式近接スイツチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5784621A JPS5784621A (en) | 1982-05-27 |
| JPS608657B2 true JPS608657B2 (ja) | 1985-03-05 |
Family
ID=15738407
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16160980A Expired JPS608657B2 (ja) | 1980-11-17 | 1980-11-17 | 交流2線式近接スイツチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS608657B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58225728A (ja) * | 1982-06-24 | 1983-12-27 | Fuji Electric Co Ltd | 交流2線式無接点スイツチ |
| JPS59127341U (ja) * | 1983-02-14 | 1984-08-27 | 和泉電気株式会社 | 交流2線式近接スイツチ |
| JPS6035639U (ja) * | 1983-08-17 | 1985-03-12 | オムロン株式会社 | 交流2線式検出スイッチ |
-
1980
- 1980-11-17 JP JP16160980A patent/JPS608657B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5784621A (en) | 1982-05-27 |
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