JPS608654Y2 - 刈払機用吊持装置 - Google Patents
刈払機用吊持装置Info
- Publication number
- JPS608654Y2 JPS608654Y2 JP13868279U JP13868279U JPS608654Y2 JP S608654 Y2 JPS608654 Y2 JP S608654Y2 JP 13868279 U JP13868279 U JP 13868279U JP 13868279 U JP13868279 U JP 13868279U JP S608654 Y2 JPS608654 Y2 JP S608654Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush cutter
- locking
- hook
- hanging
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
- Safety Devices And Accessories For Harvesting Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は刈払機用吊持装置に関し、さらに詳しくは、
非常時に刈払機と作業者との分離を迅速に行える吊持装
置に関する。
非常時に刈払機と作業者との分離を迅速に行える吊持装
置に関する。
刈払機は、主杆の一端部に動力源であるエンジンを取付
け、他端部に刈刃や、減速機などの刈刃ユニットが取付
けられて構成されており、その使用に際しては、作業者
は主杆に取付けであるハンドルなどを両手で握ると共に
、刈払機の重量の殆んどを作業者の身体で支持すべく肩
掛はバンドなどで吊持した状態で使用される。
け、他端部に刈刃や、減速機などの刈刃ユニットが取付
けられて構成されており、その使用に際しては、作業者
は主杆に取付けであるハンドルなどを両手で握ると共に
、刈払機の重量の殆んどを作業者の身体で支持すべく肩
掛はバンドなどで吊持した状態で使用される。
したがって、刈刃が破損した場合、また、エンジントラ
ブルで発火した場合など、作業者は素早く身体に装備し
た刈払機を放さなければならないが、刈払機はバンド類
で作業者と一体的関係におかれているので、事故の発生
した刈払機を身体から釈放するのに時間を要し作業者が
負傷することがあった。
ブルで発火した場合など、作業者は素早く身体に装備し
た刈払機を放さなければならないが、刈払機はバンド類
で作業者と一体的関係におかれているので、事故の発生
した刈払機を身体から釈放するのに時間を要し作業者が
負傷することがあった。
そこで、この考案は非常時に作業者が装備している刈払
機を瞬時に釈放できるようにしたもので、そのために、
刈払機とバンドとを直接連結せずに両者の間に吊持装置
を介在させ、この吊持装置に安全装置としての釈放機構
を設けたことを特徴とするものである。
機を瞬時に釈放できるようにしたもので、そのために、
刈払機とバンドとを直接連結せずに両者の間に吊持装置
を介在させ、この吊持装置に安全装置としての釈放機構
を設けたことを特徴とするものである。
以下、この考案の詳細を添付した図面に沿って説明する
。
。
先ず、第１図において符号１は主杆を示し、この主杆１
の先端部には刈刃ユニット２があり、他端部にはエンジ
ンユニット３が取付けられており、さらに、主杆１の中
間部には両手ハンドル５が取付けられて刈払機を構成し
ている。
の先端部には刈刃ユニット２があり、他端部にはエンジ
ンユニット３が取付けられており、さらに、主杆１の中
間部には両手ハンドル５が取付けられて刈払機を構成し
ている。
この刈払機の主杆１には、コイルスプリング４ａをもつ
吊持フック４が取付けられており、作業者の身体に装備
されるバンド６に対してこれから説明する吊持装置１０
を介して連結されている。
吊持フック４が取付けられており、作業者の身体に装備
されるバンド６に対してこれから説明する吊持装置１０
を介して連結されている。
この吊持装置１０は、次のような構成になっている。
吊持具としての扁平な基板１１の上端部に肩掛はバンド
４を通す窓孔１１ａが穿けられていて、はぼ中央位置に
は筒型をした中空室１２が形成されている。
４を通す窓孔１１ａが穿けられていて、はぼ中央位置に
は筒型をした中空室１２が形成されている。
この中空室１２の表側には係止フツク１３の一端が枢支
ビン１３ａで枢支され、他端部は自重で前記中空室１２
中に切欠１２ａから挿入できるようになっており、その
他端部は挿通孔１３ｂをもっためがね型の形状をしてい
る。
ビン１３ａで枢支され、他端部は自重で前記中空室１２
中に切欠１２ａから挿入できるようになっており、その
他端部は挿通孔１３ｂをもっためがね型の形状をしてい
る。
この中空室１２中には前記係止フック１３の挿通孔１３
ｂ中に挿通できる係止具としての係止ピン１４が収容さ
れており、圧縮ばね１５により係止フック１３と係合で
きる方向に習性が与えられ、その圧縮ばね１５は係止ピ
ン１４のもつフラン’； １４ ａと中空室１２の壁面
１２ｂに当っている。
ｂ中に挿通できる係止具としての係止ピン１４が収容さ
れており、圧縮ばね１５により係止フック１３と係合で
きる方向に習性が与えられ、その圧縮ばね１５は係止ピ
ン１４のもつフラン’； １４ ａと中空室１２の壁面
１２ｂに当っている。
この係止ピン１４は中空室１２から脱出してしまわない
ようにストッパ１４ｂが形成されている。
ようにストッパ１４ｂが形成されている。
係止ピン１４の他端部には、係止ピン１４の操作紐１５
が固定され、この操作紐１７の操作（引張）で係止ピン
１４を引上げることができる。
が固定され、この操作紐１７の操作（引張）で係止ピン
１４を引上げることができる。
この係止フック１３は中空室１２の切欠１２ａに対して
重ねられた環１６を通って、中空室１２中に、挿通孔１
３ｂをもつ端部が収容され、その挿通孔１３ｂを前記係
止ピン１４が貫き、係止フック１３の脱出を阻止してい
る。
重ねられた環１６を通って、中空室１２中に、挿通孔１
３ｂをもつ端部が収容され、その挿通孔１３ｂを前記係
止ピン１４が貫き、係止フック１３の脱出を阻止してい
る。
この環１６には刈払機を支持する吊持フック４が連結さ
れている。
れている。
次に、この考案による刈払機用吊持装置を用いた刈払機
の作業について説明する。
の作業について説明する。
刈払作業にあたっては、第１図に示すように、刈払機を
肩掛はバンド４によって作業者の身体に装備させるので
あり、吊持装置１０を介して吊持フック４をもつ刈払機
を支持する。
肩掛はバンド４によって作業者の身体に装備させるので
あり、吊持装置１０を介して吊持フック４をもつ刈払機
を支持する。
このような通常の状態では、係止フック１３が環１６を
介して吊持フック４を捉え、係止フック１３の挿通孔１
３ｂに係止ピン１４の端部が挿通され、吊持装置１ｏに
対して吊持フック４は一体的関係を保持腰作業が行われ
る。
介して吊持フック４を捉え、係止フック１３の挿通孔１
３ｂに係止ピン１４の端部が挿通され、吊持装置１ｏに
対して吊持フック４は一体的関係を保持腰作業が行われ
る。
そして、万一事故が発生した場合、刈払機を作業者から
釈放することが必要であり、操作紐１７を引いて係止ピ
ン１４を圧縮ばね１５に抗して係止フック１３の挿通孔
１３ｂから脱出させる。
釈放することが必要であり、操作紐１７を引いて係止ピ
ン１４を圧縮ばね１５に抗して係止フック１３の挿通孔
１３ｂから脱出させる。
係止フック１３に刈払機の全重量がかかって回転を余儀
なくされて、還１６は係止フック１３から外れるので、
ハンドルを放り出して危険を避ける。
なくされて、還１６は係止フック１３から外れるので、
ハンドルを放り出して危険を避ける。
以上の説明から明らかなように、この考案の刈払機用吊
持装置は、中空室中のばねにより習性が与えられた係止
ピンで、一端を支持した係止フックの端部を係止して拘
束し、この係止フックに刈払機側の荷重をかけ、係止ピ
ンの引き抜きで拘束状態を解除するように構成したから
、非常時には、係止ピンを引く操作のみで瞬時のうちに
、刈払機を作業者の体から離すことができる。
持装置は、中空室中のばねにより習性が与えられた係止
ピンで、一端を支持した係止フックの端部を係止して拘
束し、この係止フックに刈払機側の荷重をかけ、係止ピ
ンの引き抜きで拘束状態を解除するように構成したから
、非常時には、係止ピンを引く操作のみで瞬時のうちに
、刈払機を作業者の体から離すことができる。
第１図は刈払機の全体図、第２図は吊持装置の正面図、
第３図は第２図■−■線に沿う断面図、第４図は釈放状
態を示す断面図である。 １・・・・・・主杆、２・・・・・・刈刃ユニット、３
・・・・・・エンジンユニット、６・・・・・・肩掛バ
ンド、１０・・・・・・吊持装置、１１・・・・・・基
板、１２・・・・・・中空室、１３・・・・・・係止フ
ック、１４・・・・・・係止ピン、１７・・・・・・操
作紐。
第３図は第２図■−■線に沿う断面図、第４図は釈放状
態を示す断面図である。 １・・・・・・主杆、２・・・・・・刈刃ユニット、３
・・・・・・エンジンユニット、６・・・・・・肩掛バ
ンド、１０・・・・・・吊持装置、１１・・・・・・基
板、１２・・・・・・中空室、１３・・・・・・係止フ
ック、１４・・・・・・係止ピン、１７・・・・・・操
作紐。
Claims (1)
- 刈払機の主杆に端部を取付け、他端部を作業者に装着し
たバンドで支持する刈払機用吊持装置において、バンド
に取付けられる吊持具と、この吊持具に端部が枢支され
ている吊持フックと、この吊持フックの他端部を係止し
て吊持フックの回転を阻止できる係止具とを備え、前記
係止具は圧縮ばねを収容した中空室と、中空室の外側に
枢支された係止フックと、中空室の長さ方向に沿って突
出する習性が与えられた係止ピンとを有し、係止ピンの
先端で係止フックを捉え、係止フックが刈払機を吊持す
るように構成したことを特徴とする刈払機用吊持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13868279U JPS608654Y2 (ja) | 1979-10-05 | 1979-10-05 | 刈払機用吊持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13868279U JPS608654Y2 (ja) | 1979-10-05 | 1979-10-05 | 刈払機用吊持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5655324U JPS5655324U (ja) | 1981-05-14 |
| JPS608654Y2 true JPS608654Y2 (ja) | 1985-03-28 |
Family
ID=29370033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13868279U Expired JPS608654Y2 (ja) | 1979-10-05 | 1979-10-05 | 刈払機用吊持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS608654Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-05 JP JP13868279U patent/JPS608654Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5655324U (ja) | 1981-05-14 |
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