JPS6085946A - インフレーションフイルムの製造方法 - Google Patents
インフレーションフイルムの製造方法Info
- Publication number
- JPS6085946A JPS6085946A JP58153163A JP15316383A JPS6085946A JP S6085946 A JPS6085946 A JP S6085946A JP 58153163 A JP58153163 A JP 58153163A JP 15316383 A JP15316383 A JP 15316383A JP S6085946 A JPS6085946 A JP S6085946A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- stretching
- density
- polyethylene resin
- low
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
Landscapes
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は同−樹脂による多層構造をもつインフレーショ
ンフィルム及びその′#!造力f去に関する。
ンフィルム及びその′#!造力f去に関する。
プラスチックスフィルムの成膜法の一つ1こインフレー
ション法がある。このインフレーション法は、一般に、
押出機に取イゴられたインフーションダイから押出され
たチューブ内に空気を送り込み膨張させ冷却し、連続的
にプラスチックスフィルムを作る方法である。
ション法がある。このインフレーション法は、一般に、
押出機に取イゴられたインフーションダイから押出され
たチューブ内に空気を送り込み膨張させ冷却し、連続的
にプラスチックスフィルムを作る方法である。
一般K 、インフレーション法でのフィルムの製造に於
いては、チューブ状の2枚のフィルムをブロッキングさ
せないようにするため・隆々苦慮している。例えば、上
記に於いて、チューブ状フィルムはガイド板により誘導
され、次いてニップロールにより引き取られるが、この
際、ニップ0−ルはその回転によりフィルムを単に引き
取るだけである。又、ブロッキングを防止するためにブ
ロッキング防止剤を使用ずろこともある。
いては、チューブ状の2枚のフィルムをブロッキングさ
せないようにするため・隆々苦慮している。例えば、上
記に於いて、チューブ状フィルムはガイド板により誘導
され、次いてニップロールにより引き取られるが、この
際、ニップ0−ルはその回転によりフィルムを単に引き
取るだけである。又、ブロッキングを防止するためにブ
ロッキング防止剤を使用ずろこともある。
本発明者らはンユリンクパッケージ(収縮包装)に使用
できる透明性の良い′6づ−ぐれた’h性を有する低温
熱収縮性のポリエチレンフィルムについて鋭意検討中、
従来の出来るだけブロッキングさせないようにすると(
・う技術に替えて逆の発想を行い、密度0.9409/
−以下の短鎖分岐を有する直鎖状ポリエチレン樹脂を使
用し、空冷インフレーション法又は水冷インフレーショ
ン法忙よりフィルムをチューブ状に成形し、かつ充分な
冷却を行い、同時にチューブ状のフィルムをガイド板に
より折りたたみながら強イニツフロール圧により2枚の
フィルムラ強くブロッキングさせて二層構造のフィルム
を作ったところ、当該ポリエチレン樹脂はインフレーシ
ョン成形法に於し・て冷却効率を良くした急冷法により
著しくブロッキングし易いとい5%長があること、従っ
て当該樹脂を冷却効率の良い水冷インフレーション法や
2段空冷インフレーション法等により成形することによ
り、容易にチューブ状フィルムをブロッキングさせる事
が可能であることが判った。
できる透明性の良い′6づ−ぐれた’h性を有する低温
熱収縮性のポリエチレンフィルムについて鋭意検討中、
従来の出来るだけブロッキングさせないようにすると(
・う技術に替えて逆の発想を行い、密度0.9409/
−以下の短鎖分岐を有する直鎖状ポリエチレン樹脂を使
用し、空冷インフレーション法又は水冷インフレーショ
ン法忙よりフィルムをチューブ状に成形し、かつ充分な
冷却を行い、同時にチューブ状のフィルムをガイド板に
より折りたたみながら強イニツフロール圧により2枚の
フィルムラ強くブロッキングさせて二層構造のフィルム
を作ったところ、当該ポリエチレン樹脂はインフレーシ
ョン成形法に於し・て冷却効率を良くした急冷法により
著しくブロッキングし易いとい5%長があること、従っ
て当該樹脂を冷却効率の良い水冷インフレーション法や
2段空冷インフレーション法等により成形することによ
り、容易にチューブ状フィルムをブロッキングさせる事
が可能であることが判った。
更に、上記で得られたフィルムを加熱ロールにより延伸
したところ、これにより2枚のフィルムのブロッキング
が更に一段と強いものとなり、簡単には2枚に分離し難
い二層構造の延伸フィルムが得られ、同時に透明性も急
激に向上し、ビニロンフィルムと同等の高透明性〔ヘイ
ズ(Haze) 値(曇り度);6%以下〕のものが得
られることが判明した。
したところ、これにより2枚のフィルムのブロッキング
が更に一段と強いものとなり、簡単には2枚に分離し難
い二層構造の延伸フィルムが得られ、同時に透明性も急
激に向上し、ビニロンフィルムと同等の高透明性〔ヘイ
ズ(Haze) 値(曇り度);6%以下〕のものが得
られることが判明した。
又上記延伸フィルムはブロッキングした二層構造になっ
ているため、衝撃強度や引裂強度等のフィルム強度、特
に縦裂き強度が一段とり一ぐれていることも判り、後述
する比較的にも示づ−ように、同一厚味の単層構造のイ
ンフレーションフィルムやTダイフィルム等と比較して
衝撃強度が格段にすぐれている他、引裂強度が一段とす
ぐれたフィルムを製造し得ることを見い出した。
ているため、衝撃強度や引裂強度等のフィルム強度、特
に縦裂き強度が一段とり一ぐれていることも判り、後述
する比較的にも示づ−ように、同一厚味の単層構造のイ
ンフレーションフィルムやTダイフィルム等と比較して
衝撃強度が格段にすぐれている他、引裂強度が一段とす
ぐれたフィルムを製造し得ることを見い出した。
通常フィルム強度が要求される場合はフィルムの厚味を
厚くするのが一般であるが、この場合透明性が落ちがち
である。
厚くするのが一般であるが、この場合透明性が落ちがち
である。
しかるに、上記のように本発明ではむしろ透明性が良く
なることが判明した。
なることが判明した。
ところで、従来、低温ンユリンクパッケージ等に使用さ
れる一軸延伸フイルムとしては、一般に、高圧法ポリエ
チレンといわれる長鎖分岐を有する低密度ポリエチレン
樹脂又は本樹脂にエチレン−酢酸ビニル共重合体あるい
はブテン系ゴム等のブレンド物によるフィルムを1.5
〜5.0倍に延伸することにより、90〜100Cで3
0〜50%の低温収縮性能を出すよ5にしたフィルムが
使用されていた。
れる一軸延伸フイルムとしては、一般に、高圧法ポリエ
チレンといわれる長鎖分岐を有する低密度ポリエチレン
樹脂又は本樹脂にエチレン−酢酸ビニル共重合体あるい
はブテン系ゴム等のブレンド物によるフィルムを1.5
〜5.0倍に延伸することにより、90〜100Cで3
0〜50%の低温収縮性能を出すよ5にしたフィルムが
使用されていた。
しかしながら、このフィルムは延伸倍率が低倍率のため
均一な延伸が出来ず延伸ムラが残ったり、フィルムに内
部歪みが残るため厚味ムラや蛇行等が生じるという欠点
があり、製品上の品質面で大きな問題点があった。又フ
ィルムの透明性に於いてもHa、z e 値が5%以上
あり、充分なディスプレー効果を出づ−だめのレベルに
は到っていないという欠点があった。
均一な延伸が出来ず延伸ムラが残ったり、フィルムに内
部歪みが残るため厚味ムラや蛇行等が生じるという欠点
があり、製品上の品質面で大きな問題点があった。又フ
ィルムの透明性に於いてもHa、z e 値が5%以上
あり、充分なディスプレー効果を出づ−だめのレベルに
は到っていないという欠点があった。
これに対し、本発明ではフィルム原料として密i0.9
40g/−以下の短鎖分岐を有する直鎖状ポリエチレン
樹脂(以下LLDPEという)を使用することにより、
フィルムの延伸倍率を高倍率(6〜6倍)にすることが
可能となり、均一な延伸によりフィルムの厚味ムラのな
い均一なフィルムが得られ、しかも上述したように従来
のインフレーションフィルム等に比して、低温で熱収縮
性を有し、かつ著しく透明性がすぐれ、その強度特に耐
縦裂き性が抜群にすぐれた特長を有する多層構造のフィ
ルムを得ることに成功した。
40g/−以下の短鎖分岐を有する直鎖状ポリエチレン
樹脂(以下LLDPEという)を使用することにより、
フィルムの延伸倍率を高倍率(6〜6倍)にすることが
可能となり、均一な延伸によりフィルムの厚味ムラのな
い均一なフィルムが得られ、しかも上述したように従来
のインフレーションフィルム等に比して、低温で熱収縮
性を有し、かつ著しく透明性がすぐれ、その強度特に耐
縦裂き性が抜群にすぐれた特長を有する多層構造のフィ
ルムを得ることに成功した。
本発明は上記知見に基づき完成されたもので、インフレ
ー7ョンフィルムに於いて、PJ −樹脂より成る複数
のフィルムを積層して成る多層構造を有することを特徴
としている。
ー7ョンフィルムに於いて、PJ −樹脂より成る複数
のフィルムを積層して成る多層構造を有することを特徴
としている。
本発明に使用するLLDPEは密度0.940,9/c
n?以下の樹脂であり、密度が0.94037o♂を超
えるとチューブ状の2枚のフィル間の充分なブロッキン
グが得られず、又得らり、た延伸フィルム物性に於いて
も縦裂きし易いためJlfましくない。このLLDPE
は密度0.94097cut以下の例月「であるからし
て、通常LLDPIとして供給される0、90517c
−以上の樹脂の他、0.905c¥ / cut5以下
の例えば0.890 gycr1〜0.90 s9/a
♂のものも包含することはもちろんであり、下限として
はフィルム成形後の巻取りの作業性等を考慮すると0.
890 g/C1lが適している。
n?以下の樹脂であり、密度が0.94037o♂を超
えるとチューブ状の2枚のフィル間の充分なブロッキン
グが得られず、又得らり、た延伸フィルム物性に於いて
も縦裂きし易いためJlfましくない。このLLDPE
は密度0.94097cut以下の例月「であるからし
て、通常LLDPIとして供給される0、90517c
−以上の樹脂の他、0.905c¥ / cut5以下
の例えば0.890 gycr1〜0.90 s9/a
♂のものも包含することはもちろんであり、下限として
はフィルム成形後の巻取りの作業性等を考慮すると0.
890 g/C1lが適している。
本発明に使用するLLDPEを例示するに、エチレンと
炭素数6〜12のα−オレフィン例えばブロヒレン、フ
テター1、ヘキセン−1,4−メチル−1−ペンテン、
オクテン−1,デカン−1等の少なくとも1種を、チー
グラ型触媒の存在下、従来公知の中低圧法又は高圧法に
よって製造されるものがある。更に中低圧法としては、
気相法、スラリー法、溶液法等いずれの方法によるもの
でもよい。本発明に使用される上記LL、DPEには、
上記ポリエチレン樹脂に、好才しくは40 wt%以下
でエチレン−酢酸ビニル共重合体、ブテン糸ゴムや長鎖
分岐を有する高圧法低密度ポリエチレン等をブレンドし
てなるブレンド物も包含する。
炭素数6〜12のα−オレフィン例えばブロヒレン、フ
テター1、ヘキセン−1,4−メチル−1−ペンテン、
オクテン−1,デカン−1等の少なくとも1種を、チー
グラ型触媒の存在下、従来公知の中低圧法又は高圧法に
よって製造されるものがある。更に中低圧法としては、
気相法、スラリー法、溶液法等いずれの方法によるもの
でもよい。本発明に使用される上記LL、DPEには、
上記ポリエチレン樹脂に、好才しくは40 wt%以下
でエチレン−酢酸ビニル共重合体、ブテン糸ゴムや長鎖
分岐を有する高圧法低密度ポリエチレン等をブレンドし
てなるブレンド物も包含する。
本発明によるインフレーションフィルムはLLDPEよ
り成るチューブ状フィルムを圧着づ−ることにより得る
ことができるが、圧M 陵にフィルムを延伸することが
好ましい。本発明のこの圧着九より、シート厚の厚いも
のが容易に得ることができる。例えば、チューブ状フィ
ルムの片側フィルム厚iooμのものから容易に200
μ厚のフィルム(シート)が得られる。これに対し、通
常のインフレーション法により200μ厚のような厚い
フィルムを作ることは困難である。従って本発明によれ
ばコスト安(厚いフィルムが作成でき、上記に於いて片
側フィルム厚を例えば200μ厚とすれば400 /I
厚の如ぎ厚℃・フィルムが容易にできる。得られたフィ
ルムはその厚さにもかかわらず透明性が良好である。チ
ューブ状フィルムを得るに、通常の窒冷インフレーショ
ン法によつ又もよし・が、水冷インフレーション法や2
G 9 冷イン7L/−’/Eン法等の冷却効率の良
い方法を用いることが好ましい。充分に冷却することに
より透明性の良いフィルムが得られると同1時に後工程
でのチューブ状フィルムのブロッキングを容易にするこ
とかできる。チューブ状フィルムは、ガイド板により折
りたたまれながら次いで強いニップロール圧例えば4〜
5kg、/crn2圧で2枚のフィルムを強く圧着され
る。上記ブロッキングはダイスとニップロール間の距離
にも関係するので、シの距離を適宜調節する。フィルム
について、急冷し、早期にニップロール間を通すとブロ
ッキングを強める。これにより二層構造を有するインフ
レーションフィルムとなる。延伸は、上記で得られた圧
着フィルムを、例えば、ロール直径200 +ntBφ
以下の2本のロール間でエアーキャップ10堪以下で一
軸延伸することにより行うのがよい。
り成るチューブ状フィルムを圧着づ−ることにより得る
ことができるが、圧M 陵にフィルムを延伸することが
好ましい。本発明のこの圧着九より、シート厚の厚いも
のが容易に得ることができる。例えば、チューブ状フィ
ルムの片側フィルム厚iooμのものから容易に200
μ厚のフィルム(シート)が得られる。これに対し、通
常のインフレーション法により200μ厚のような厚い
フィルムを作ることは困難である。従って本発明によれ
ばコスト安(厚いフィルムが作成でき、上記に於いて片
側フィルム厚を例えば200μ厚とすれば400 /I
厚の如ぎ厚℃・フィルムが容易にできる。得られたフィ
ルムはその厚さにもかかわらず透明性が良好である。チ
ューブ状フィルムを得るに、通常の窒冷インフレーショ
ン法によつ又もよし・が、水冷インフレーション法や2
G 9 冷イン7L/−’/Eン法等の冷却効率の良
い方法を用いることが好ましい。充分に冷却することに
より透明性の良いフィルムが得られると同1時に後工程
でのチューブ状フィルムのブロッキングを容易にするこ
とかできる。チューブ状フィルムは、ガイド板により折
りたたまれながら次いで強いニップロール圧例えば4〜
5kg、/crn2圧で2枚のフィルムを強く圧着され
る。上記ブロッキングはダイスとニップロール間の距離
にも関係するので、シの距離を適宜調節する。フィルム
について、急冷し、早期にニップロール間を通すとブロ
ッキングを強める。これにより二層構造を有するインフ
レーションフィルムとなる。延伸は、上記で得られた圧
着フィルムを、例えば、ロール直径200 +ntBφ
以下の2本のロール間でエアーキャップ10堪以下で一
軸延伸することにより行うのがよい。
本発明の如きLLDPEフィルムの延伸に於いてはネッ
キングが大きくなる特性を有し、延伸ロールの直径が2
00m+nφを超えるとフィルムのネッキングが大きく
なって好ましくなく、かつ2木の延伸ロールのエアーギ
ャップが10%を超えるとやはりフィルムのネノキ/り
゛カ入キ<なって好ましくない。ここにエアーギャップ
とは、延伸するための2本の低速ロールと重速ロールの
間で、先ずフィルムが低速ロールを通過して当該ロール
から外れる接点より、次tこフィルムが高速ロールに接
するまでの区間をいう。
キングが大きくなる特性を有し、延伸ロールの直径が2
00m+nφを超えるとフィルムのネッキングが大きく
なって好ましくなく、かつ2木の延伸ロールのエアーギ
ャップが10%を超えるとやはりフィルムのネノキ/り
゛カ入キ<なって好ましくない。ここにエアーギャップ
とは、延伸するための2本の低速ロールと重速ロールの
間で、先ずフィルムが低速ロールを通過して当該ロール
から外れる接点より、次tこフィルムが高速ロールに接
するまでの区間をいう。
又延伸倍率は前述の如〈従来の高圧法ポリエチレン樹脂
の延伸倍率に比して大きくできる。この延伸倍率が3.
0倍未満では延伸ムラが、大きく厚味ムラ等で問題とな
り、また透明性も不良となり、一方延伸倍率が6.0倍
を超える延伸切れが生じ易く安定生産が困難となる。従
って延伸倍率3.0〜6.0倍の範囲内で適宜選択」−
ろのがよい。
の延伸倍率に比して大きくできる。この延伸倍率が3.
0倍未満では延伸ムラが、大きく厚味ムラ等で問題とな
り、また透明性も不良となり、一方延伸倍率が6.0倍
を超える延伸切れが生じ易く安定生産が困難となる。従
って延伸倍率3.0〜6.0倍の範囲内で適宜選択」−
ろのがよい。
更に延伸温度はロール温度で70〜101J Uが好ま
しく、特に80〜10DCの温匣屹囲がすぐれた低温収
縮特性を発揮するのて好ましい。
しく、特に80〜10DCの温匣屹囲がすぐれた低温収
縮特性を発揮するのて好ましい。
次に、本発明を実施例及び比Jrv圀をもって説明する
。尚以下の間中で用いたフィルム物性の測定方法は仄の
通りである。
。尚以下の間中で用いたフィルム物性の測定方法は仄の
通りである。
il) Haze l直 (% ) ; ASTMD
−’l OO3/2) mi系強度(ky、 / mm
) ;振子式 衝撃子=1インチ半球 7・、リ 引裂強73(ky、70m) ; JIS
Z 1702、<4) 熱収縮率(%);JISZI
709(90C) 実施例1 密度0.917 g 7cn?の短鎖分岐を有する直鎖
状低密度ポリエチレン樹脂を使用し、2段空冷インフレ
ーション法によりフィルムをチューブ状に成形し、ニッ
プロール圧4.owg4crr;’のニップロールIM
Jを通してブロッキングさせ、かつ延伸温に85C1延
伸倍率4.0倍で延伸フィルムを成形した。フィルムの
物件評価結果は第1表に示す通りである。
−’l OO3/2) mi系強度(ky、 / mm
) ;振子式 衝撃子=1インチ半球 7・、リ 引裂強73(ky、70m) ; JIS
Z 1702、<4) 熱収縮率(%);JISZI
709(90C) 実施例1 密度0.917 g 7cn?の短鎖分岐を有する直鎖
状低密度ポリエチレン樹脂を使用し、2段空冷インフレ
ーション法によりフィルムをチューブ状に成形し、ニッ
プロール圧4.owg4crr;’のニップロールIM
Jを通してブロッキングさせ、かつ延伸温に85C1延
伸倍率4.0倍で延伸フィルムを成形した。フィルムの
物件評価結果は第1表に示す通りである。
実施例2
密度0.935 i 7cm3の短鎖分岐を有する直鎖
状低密度ポリエチレン佃脂を使用し、延伸温度を90U
、延伸倍率を5.0とした以外は実施例1と同様にして
延伸フィルムを得た。結果を第1表に示す。
状低密度ポリエチレン佃脂を使用し、延伸温度を90U
、延伸倍率を5.0とした以外は実施例1と同様にして
延伸フィルムを得た。結果を第1表に示す。
実施例6
密度0.92 a g 7cn?の短鎖分岐を有する直
ゆ状低密度ポリエチレン位1脂を使用し、水冷・インフ
レーション法罠より、延伸温度を75C,延伸倍率を6
.5とした以外は実施例1と同様にして延伸フィルムを
得た。結果を第1衣に示す。
ゆ状低密度ポリエチレン位1脂を使用し、水冷・インフ
レーション法罠より、延伸温度を75C,延伸倍率を6
.5とした以外は実施例1と同様にして延伸フィルムを
得た。結果を第1衣に示す。
比較例1
空冷インフレーション法とし、ニップロール圧1.5k
p/α2のニップロール間’t J+1した他は実施例
1と同様にして、延伸フィルムを得た。結果を第1表に
示づ−。
p/α2のニップロール間’t J+1した他は実施例
1と同様にして、延伸フィルムを得た。結果を第1表に
示づ−。
比較例2
密度0.9211/ /cm’の高圧法LDPEを使用
し、第1表に示す条件下で延伸し、を冷インフレーショ
ン法により延伸フィルムを得た。結果を第1表に示す。
し、第1表に示す条件下で延伸し、を冷インフレーショ
ン法により延伸フィルムを得た。結果を第1表に示す。
比較例3
密K O,921、iil 7cm3の高圧法r、pp
g&Il用L、第1衣に示す条件下で延伸を行い、Tダ
イ法による延伸フィルムを得た。結果を第1表に示す。
g&Il用L、第1衣に示す条件下で延伸を行い、Tダ
イ法による延伸フィルムを得た。結果を第1表に示す。
比較例4
密度0.921.!7/−の高圧法LDPEを使用し、
延伸温度70C1延伸倍率3.2倍とした以外は実施例
3と同様にして延伸フィルムの成形を行ったが、フィル
ムは延伸切れで切断してしまった。
延伸温度70C1延伸倍率3.2倍とした以外は実施例
3と同様にして延伸フィルムの成形を行ったが、フィル
ムは延伸切れで切断してしまった。
・ 以上本発明によれば低温で熱収縮性を有し、かつ著
しく透明性がすぐれると同時にその強度が抜群にすぐれ
、行に耐縦裂き性にすぐれた特徴を有する多層構造より
なるフィルムが得られ、フィルム厚が均一であることと
も相俟って、これら特性を利用した各種の用途が期待さ
れ、例えば低温熱収縮性を活かしたシュリンクフィルム
分野以外に高透明性を生かしたビニロンフイルムヤポリ
塩化ビニル(pvc)フィルム等が使用されている各種
包装分野への使用も可能である。
しく透明性がすぐれると同時にその強度が抜群にすぐれ
、行に耐縦裂き性にすぐれた特徴を有する多層構造より
なるフィルムが得られ、フィルム厚が均一であることと
も相俟って、これら特性を利用した各種の用途が期待さ
れ、例えば低温熱収縮性を活かしたシュリンクフィルム
分野以外に高透明性を生かしたビニロンフイルムヤポリ
塩化ビニル(pvc)フィルム等が使用されている各種
包装分野への使用も可能である。
尚上記本発明に於いては二層構造のインフレーションフ
ィルムの他三層以上例えば四層、六層の構造のインフレ
ーションフィルムを得ることもできる。
ィルムの他三層以上例えば四層、六層の構造のインフレ
ーションフィルムを得ることもできる。
特許出願人 昭和電工株式会社
代理人弁理士 佐 藤 良 博
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 密g(0,940& /C1♂以下の短鎖分岐を有
する直鎖状ポリエチレン樹脂より成る複数のフィルムを
積層して成ることを特徴とする多層構造ヲ有f ルイン
フレーションフイルム。 2 密度0.94097cm3以下の短鎖分岐を有する
直鎖状ポリエチレン樹脂より成る複数のフィルムを圧着
することを特徴とする多層構造を有するインフレーショ
ンフィルムの製造方法。 6 密度0.940g/−以下の短鎖分岐を有する直鎖
状ポリエチレン樹脂より成る層数のフィルムを圧着し、
延伸づ−ることを特徴とする多Wt 構造ヲ有’−3−
るインフレーションフィルムの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58153163A JPS6085946A (ja) | 1983-08-24 | 1983-08-24 | インフレーションフイルムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58153163A JPS6085946A (ja) | 1983-08-24 | 1983-08-24 | インフレーションフイルムの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6085946A true JPS6085946A (ja) | 1985-05-15 |
JPH0424220B2 JPH0424220B2 (ja) | 1992-04-24 |
Family
ID=15556417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58153163A Granted JPS6085946A (ja) | 1983-08-24 | 1983-08-24 | インフレーションフイルムの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6085946A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0299520A2 (en) * | 1987-07-17 | 1989-01-18 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Packaging materials |
JPS6422544A (en) * | 1987-07-17 | 1989-01-25 | Fuji Photo Film Co Ltd | Packaging material |
JP2002514522A (ja) * | 1998-03-05 | 2002-05-21 | スタンダード スターチ, エル.エル.シー. | ダイオリフィス調節装置および流量制御装置を有する生分解性材料用押出し成形ダイ |
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