JPS6085875A - 電動ドライバ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は工場等の組立作業等に使用される、電動ドライ
バーに関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来の電動ドライバーは第１図にその具体構成を示すよ
うに、ステータ磁石１、ローター２、モーター軸３、整
流子４、カーボンブラシ６、ベアリング６、減速用遊星
歯車７、クラッチ８、ドリルビット９、冷却用ファン１
０．ボデー１１で示すように構成されており、ローター
２にカーボンブラシ６によって整流子４を通じて電流が
流れ、それによってモーター軸３が回転するわけである
がネジの締上りトルクを必要とされる一定のトルクに保
持するために、クラッチ８が内蔵されておりこのクラッ
チを調節することによって、ネジの締付トルクを一定に
保っているか、現在はメカニカルに行っているため、摩
耗したり、すこしの摩擦係数が異なることで、ネジの締
付トルクが変動し大変不安定となった。このためクラッ
チのメインテナンス等も必要とされた。

発明の目的 本発明は上記欠点を解消するものであり、構成を簡素化
するものである。

発明の構成 本発明は、電気モータとそれに電・圧・電流を供給する
電源部と、その電源部から供給される電流値を検知し、
一定のあらかじめ設定された値にその電流値が到達する
と、それ迄増加して来た供給電流が、今度は徐々に減少
してゆき、あらかじめ設定された値に検知電流が到達し
てから０．０１秒から２秒程度の間のあらかじめ設定さ
れた時間に、供給電圧及び供給電流を０とする回路を有
する電動ドライバーで、クラッチ等摩耗する部分がない
ため、構成が簡素化出来、軽く安価に出来、大変信頼性
も向上し有利である。

実施例の説明 以下に、本発明の一実施例を第２図にもとづいて説明す
る。図において、１４は整流子モーターのステータ、１
６はローター、１６と２１は軸受ベアリング、１７は整
流子、１８はカーボンブラシ、１９は遊星減速機、２ｏ
はネジ線用ビット、２２はドライバーボデー、２３は第
３図に示すモーターに供給される電源をコントロールす
る回路、２４は電源ボックス、２６は商用電源である。

第３図に示す特性はネジを締めて行った場合は発生する
トルクと時間の関係を表わしたもので、ｔｌはネジ締に
今必要とするトルクで、今ネジが必要されるトルク上１
迄締められた時、電流値とモーター発生トルクは正比例
して゛いるめで、　ｔ。

トルク発生時の電流をＡ１とすると、２３で示される、
回路によって、電流値は、今度は減少に向い、Ｔ１の時
間、すなわち０．０１秒から２秒の間に０となる。この
期間Ｔ１を設けることによって、ネジ締め時のドライバ
ーに発生し手にか＼る衝撃をなくし、手にか＼る負担を
なくし、けんしよう炎等の発生を、防止することが出来
る。

又ドライバーの構造も簡単になり、軽くすることが出来
る。

発明の効果 このように本発明は、電動ドライバーの電気モーターに
供給される電源部に、電流値を検知し、一定のあらかじ
め設定された値にその電流値が到達すると、それ迄増加
して来た供給電流が、今度は徐々に減少してゆくことで
、電動ドライバーにネジ締上シ時に発生する衝撃をやわ
らげることにより、従来必要であった、メカニカル、ク
ラッチを無くすことが出き、構造も簡単になシ、長寿命
で安価とすることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の電動ドライバーを示す概略説明図、第２
図は本発明の一実施例における電動ドライバーの概略説
明図、第３図はモーターのネジ締時の発生トルクと時間
との関係を示す図、第４図はモータのネジ締時の発生ト
ルクと電流との関係を示した図である。 １５・・・・・・モーターロータ、１９・・・・・・減
速機、２３・・・・・・電流制限垂下特性回路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電気モータと、電圧・電流を供給する電源部と、この電
   源部から供給される電流値を検知し、一定のあらかじめ
   設定された値にその電流値が到達すると、それ迄増加し
   て来た供給電流が、徐々に減少し、あらかじめ設定され
   た値に検知電流が到達してから０，０１秒から２秒程度
   の間のあらかじめ設定された時間に、供給電圧及び供給
   電流を０とする回路を有する電動ドライバー。