JPS608392A - 重質油の改質方法 - Google Patents
重質油の改質方法Info
- Publication number
- JPS608392A JPS608392A JP11608583A JP11608583A JPS608392A JP S608392 A JPS608392 A JP S608392A JP 11608583 A JP11608583 A JP 11608583A JP 11608583 A JP11608583 A JP 11608583A JP S608392 A JPS608392 A JP S608392A
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- JP
- Japan
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- oil
- alumina
- heavy oil
- coal
- nio
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- Pending
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はコールタール等の重質油の改質方法に関する
。
。
アスファルト、コールタールピッチ、石炭分解抽出物或
いは石炭等の重質油の水素化分解触媒として以前から塩
化亜鉛や塩化スズが優れていることが知られてお9%特
に塩化亜鉛を多量に使用した場合にカッリン留分の生成
率が向上するといわれている。
いは石炭等の重質油の水素化分解触媒として以前から塩
化亜鉛や塩化スズが優れていることが知られてお9%特
に塩化亜鉛を多量に使用した場合にカッリン留分の生成
率が向上するといわれている。
しかし塩化亜鉛は大量に使用しなければならないこと、
また装置への腐食性があること等の欠点があシ、これが
実用上の障害となっていた。
また装置への腐食性があること等の欠点があシ、これが
実用上の障害となっていた。
一方ニッケル、コバルト、モリブデン、タングステン等
の金鳥を、シリカ、アルミナに担持させた二元系触媒を
用いる水素化分解改質法があり、従来の低温乾留タール
の水添については検討された技術がある。しかし、たと
えば現在のコールタールは1100℃〜1300℃とい
う高温で熱処理されているため熱的に安定でtりシ%U
S−3623973−8やUS−3503872−8に
みられるように、co−M、アルミナ担持触媒を用いた
水添方法があるものの、活性が低く十分な分解率は得ら
れなかった。
の金鳥を、シリカ、アルミナに担持させた二元系触媒を
用いる水素化分解改質法があり、従来の低温乾留タール
の水添については検討された技術がある。しかし、たと
えば現在のコールタールは1100℃〜1300℃とい
う高温で熱処理されているため熱的に安定でtりシ%U
S−3623973−8やUS−3503872−8に
みられるように、co−M、アルミナ担持触媒を用いた
水添方法があるものの、活性が低く十分な分解率は得ら
れなかった。
本発明は上記した従来技術の欠点を改善するためになさ
れたもので、コールタ、−ル等の重質油を効率よく改質
する方法を提供しようとするものである。
れたもので、コールタ、−ル等の重質油を効率よく改質
する方法を提供しようとするものである。
本発明渚らは、種々の実験、研究を重ねた結果、Ni0
−M0O3をアルミナ又はアルミナを含む担体に担持さ
せた触媒の存在下でコールタール等の重質油を水素化分
解すると、極めて高い分解率が得られることを見い出し
た。
−M0O3をアルミナ又はアルミナを含む担体に担持さ
せた触媒の存在下でコールタール等の重質油を水素化分
解すると、極めて高い分解率が得られることを見い出し
た。
本発明はこの知見に基づくもので、温度350〜500
℃、圧力100〜3o o +y101 、反応時間
30〜120分の条件でNiOを含むNi0−M0O3
系金属酸化物をアルミナ又はアルミナを含む担体に担持
させた触媒を使用することを基本的な特徴とするもので
ある。
℃、圧力100〜3o o +y101 、反応時間
30〜120分の条件でNiOを含むNi0−M0O3
系金属酸化物をアルミナ又はアルミナを含む担体に担持
させた触媒を使用することを基本的な特徴とするもので
ある。
ここで温度、圧力条件を限定したのは次の理由による。
即ち温度及び圧力が高すぎると分解率、収率は高くなる
が、ガスの発生量が高く製品歩留が低くガリ、また品温
、高圧では反応容器の材質に問題がある。そのため、そ
の上限を500℃、300 I(y/m”とする。1だ
低温では分解率、収率が落ちるため350℃を下限とす
る。
が、ガスの発生量が高く製品歩留が低くガリ、また品温
、高圧では反応容器の材質に問題がある。そのため、そ
の上限を500℃、300 I(y/m”とする。1だ
低温では分解率、収率が落ちるため350℃を下限とす
る。
更に低圧の場合は、コークスが多量に発生し、工業規模
の流通式反応装置を考えた場合触媒床が閉塞する危険が
必シ好ましくない。そのため100敏−を下限とする。
の流通式反応装置を考えた場合触媒床が閉塞する危険が
必シ好ましくない。そのため100敏−を下限とする。
次に実施例を示す。
実施例 1゜
NiO5%−Mo0320.5 %をアルミナに担持さ
せた触媒Aを用い、反応温度450℃、反応水素圧24
1 Kg/cn?、反応−間1時間の条件で回分式オー
トクレーブを用いてコールタールを水素化分解した。従
来技術との比較のためCo04%、Mo0315%をア
ルミナに担持させた触媒を用い、反応温度450℃、反
応水素圧238 Kg/lJ 、反応時間1時間の条件
で回分式オートクレーブを用い、コールタールを水素化
分解した。
せた触媒Aを用い、反応温度450℃、反応水素圧24
1 Kg/cn?、反応−間1時間の条件で回分式オー
トクレーブを用いてコールタールを水素化分解した。従
来技術との比較のためCo04%、Mo0315%をア
ルミナに担持させた触媒を用い、反応温度450℃、反
応水素圧238 Kg/lJ 、反応時間1時間の条件
で回分式オートクレーブを用い、コールタールを水素化
分解した。
この結果を第1表に示す。
上掲表よシ従来のCOO−MoO3アルミナ担持触媒と
比較してNiO−Mob3アルミナ担持触媒を使用する
ことにより、ピッチが大巾に減少し、粗軽油、粗タール
酸収率〃よ増力nすることがわかる。
比較してNiO−Mob3アルミナ担持触媒を使用する
ことにより、ピッチが大巾に減少し、粗軽油、粗タール
酸収率〃よ増力nすることがわかる。
実施例 2゜
NiO担持量の増加による触媒活性の変イヒをみるため
次の触媒を用いて反応温度450℃、反応時間60分に
て回分式オートクレーブ。
次の触媒を用いて反応温度450℃、反応時間60分に
て回分式オートクレーブ。
を用いコールタールを水素化分解した。触媒B : N
iO3,9% MOO319,9%アルミナ担持触媒C
: NiO2,5%−MoOa 19.9%アルミナ担
持その結果を第2表に示す。
iO3,9% MOO319,9%アルミナ担持触媒C
: NiO2,5%−MoOa 19.9%アルミナ担
持その結果を第2表に示す。
第 2 表
触媒の分解活性がNi担持量に依存し、Ni担持量の増
加とともに、分解率も向上することがわかる。
加とともに、分解率も向上することがわかる。
実施例 3゜
反応温度、時間、圧力によって、分解率がどう変るかを
回分式オートクレーブを用いたコールタールの水素化分
解により確めた。
回分式オートクレーブを用いたコールタールの水素化分
解により確めた。
尤虫媒は実施例2で用いた触媒Bを使用した。
結果を第3表に示す。
/
、、/′
//
/
、/′
、/””′
7/′
7.7・″
/
、/
/′
/
この第3表かられかるように、温度550℃、反応時間
60分で、水素圧力80に〃、320(qの場合ともに
粗軽油、粗タール酸収率及びピッチ分解率ともに低い値
を示している(試験N11L8.9)。
60分で、水素圧力80に〃、320(qの場合ともに
粗軽油、粗タール酸収率及びピッチ分解率ともに低い値
を示している(試験N11L8.9)。
しかし、上述したように高温、高圧になるとガスの発生
量が高く製品歩留が低くなり、かつ反応容器の材質に問
題が生じる(試験部8)。
量が高く製品歩留が低くなり、かつ反応容器の材質に問
題が生じる(試験部8)。
また水素圧力が80 K17cm2と低圧になると水添
分解よシ熱分解が優先して起り、ガスが多量に発生し、
一方ではコークス化が起るという軽質化と重質化の並列
反応が起きるためみかけのピッチ分解率は低くなる。ま
たコークスの多量発生がみられる(試験Na9)。
分解よシ熱分解が優先して起り、ガスが多量に発生し、
一方ではコークス化が起るという軽質化と重質化の並列
反応が起きるためみかけのピッチ分解率は低くなる。ま
たコークスの多量発生がみられる(試験Na9)。
一方温度が330℃以下の場合、圧力が2s o 、
330Kj/6Iと高くても、粗軽油、粗タール酸収率
、ピッチ分解率とも低い値を示す(試験Nu ]、2)
。
330Kj/6Iと高くても、粗軽油、粗タール酸収率
、ピッチ分解率とも低い値を示す(試験Nu ]、2)
。
温度が350〜500℃の間では水素圧力が高い程粗軽
油、粗タール酸収率及びピッチ分解率とも高い値を示す
。しかし試験部6かられかるように水素圧力が80(ダ
になると低い値を示す。
油、粗タール酸収率及びピッチ分解率とも高い値を示す
。しかし試験部6かられかるように水素圧力が80(ダ
になると低い値を示す。
なお、上記実施例ではコールタールを対象としているが
、本発明は原油の減圧蒸留残留物(アスファルト、石油
ピッチ等)、石?d1分解残渣、石炭分解抽出物、石炭
等の重質油に適用可能である。
、本発明は原油の減圧蒸留残留物(アスファルト、石油
ピッチ等)、石?d1分解残渣、石炭分解抽出物、石炭
等の重質油に適用可能である。
特許出願人 日本鋼管株式会社
発 明 者 西 1) 岱 補
間 板 垣 正 紀
同 関 野 雅 史
代理人弁理士 吉 原 省 三
へ
同 同 高 橋 端
間 弁護士 吉 原 弘 子
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 重質油を水素化分解してB、T、X 、ナフタリン等の
昼中油類に改質する重質油の改質方法において、 温度350〜500℃、圧力100〜300 K17c
m 。 反応時間30〜120分の条件でNiOを含むNiOM
o5s系金属酸化物をアルミナ又はアルミナを含む担体
に担持させた触媒を用いることを特徴とする重質油の改
質方法つ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11608583A JPS608392A (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | 重質油の改質方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11608583A JPS608392A (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | 重質油の改質方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS608392A true JPS608392A (ja) | 1985-01-17 |
Family
ID=14678336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11608583A Pending JPS608392A (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | 重質油の改質方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS608392A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4885604A (ja) * | 1972-01-17 | 1973-11-13 | ||
JPS5523182A (en) * | 1971-07-07 | 1980-02-19 | Shell Int Research | Production of lubricating oil with high viscosity index |
JPS57195793A (en) * | 1981-05-29 | 1982-12-01 | Nippon Oil Co Ltd | Hydrocracking of mineral heavy oil |
-
1983
- 1983-06-29 JP JP11608583A patent/JPS608392A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5523182A (en) * | 1971-07-07 | 1980-02-19 | Shell Int Research | Production of lubricating oil with high viscosity index |
JPS4885604A (ja) * | 1972-01-17 | 1973-11-13 | ||
JPS57195793A (en) * | 1981-05-29 | 1982-12-01 | Nippon Oil Co Ltd | Hydrocracking of mineral heavy oil |
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