JPS608270A - シクロペンテン環を有する新規ヌクレオシド - Google Patents

シクロペンテン環を有する新規ヌクレオシド

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JPS608270A
JPS608270A JP58116151A JP11615183A JPS608270A JP S608270 A JPS608270 A JP S608270A JP 58116151 A JP58116151 A JP 58116151A JP 11615183 A JP11615183 A JP 11615183A JP S608270 A JPS608270 A JP S608270A
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Masaji Ono
大野 雅二
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Toyo Jozo KK
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、シクロペンテン環を有する新規ヌクレオシド
に関する。
シクロペンテン環を有する核酸関連物質としでは、アン
プラリエーラ・レギュラ’)ス(Ampullarie
lla regularls ) A 11079 の
産生するネグラノシン(Neplanoein ) A
 %ネプラノシンBおよびネグラノシンFが知られてお
シ、特にネグラノシンAは植物病原菌糸状菌生育阻害作
用およびL 5178 Y細胞に対する細胞生育阻害作
用を有するだけでな(、L1210細胞に対する細胞生
育阻害作用を有し、制癌剤として有用な物質である[ 
Current Chemotherapy and 
InfectiouBDisease 、1558〜1
561頁、1980年TheAmeriaan 5oc
iety for Microblology発行〕。
ネプラノシンA発行式 で表わされ、その糖部位にシクロペンテン環を有するア
デニン誘導体であシ、その化学構造および生理活性に興
味を持たれているが、従来醗酵法(特開昭54−154
792号)によシ得られていた。
そこで、本発明者は、糖部位にシクロペンテン環を有す
る新規なヌクレオシドを化学的に合成することに着目し
た。しかしながら、これらのシクロペンテニル部位をネ
ゾラノシンAと同じ天然型と同一の光学活性な形で合成
することが必要であり、そこで、本発明者は、シクロペ
ンタジェンとアセチレンジカルボン酸ジメチルエステル
から3段階で得られる式 の対称ジエステルを出発原料とし、これを豚肝臓エステ
ラーゼによシネ斉選択加水分解して(9体のモノエステ
ルを得、このモノエステルを用いて1−アミノ−2,3
−”y’保護ヒドロキシ−4−保護ヒドロキシメチル−
4−シクロペンテンを誘導し、これを糖部位に相当する
出発物質として種々核酸塩基を形成し、本発明を完成し
たものである。
本発明は、式 (式中、Bは4−アミノイミダゾール−5−カルボキシ
アミド、つ2シル、シトシンまたはグアニンの核酸塩基
を示す)で表わされる化合物またはその塩である。
上記の塩としては医薬上許容できる塩である。
例えば、塩酸、硫酸、リン酸、炭酸などの無機酸との塩
、酢酸、グロピオン酸、酒石酸、コハク酸、リンゴ酸、
アスノやライン酸、グルタミン酸などの有機酸との塩が
包含される。その他の用である。
本発明の目的化合物〔■〕を製造するにあたっては、式 (式中、R7およびR8は各々または両者と共に水酸基
の保護基を示し、R4は水酸基の保護基を示す)で表わ
される1〜ルアミノシクロンテン化合物が出発物質とし
て用いられる。
上記2′位、3′位および6′位の水酸基の保護基とし
ては、核酸化学または炭水化物化学において使用される
公知の保護基が挙げられる。6′位の水酸基の保護基と
しては、例えばホルミル、アセチル、クロロアセチル、
トリクロロアセチル、トリフルオロアセチル、メトキシ
アセチル、ピパロイル、ベンゾイル、β−ヘy ソ(/
l/ 7’ CIピオニル、フェノキシアセチル、トリ
チルオキシアセチルなどのアシル基、トリチル、モノメ
トキシトリチル、ジメトキシトリチル、トリメトキシト
リチルなどのトリチル基、メトキシメチル基などが挙げ
られる。2′位および3′位の水酸基の保護基としては
、ホルミル、アセチル、メトキシアセチル、ベンゾイル
、p−クロロベンジルオキシアセチルなどのアシル基、
t−ブチル、ベンジル、トリチル、α−エトキンエチル
、α−メトキシイソグロビル、テトラヒドロキラニル、
メトキシテトラヒドロピラニル、〇−ニトロベンジル、
t−fチルジフェニルシリル基などが挙げられる。また
2′位および3′位の水酸基は隣接する酸素原子と共に
環状アセタールを形成する形で保護される。このような
保護基としては、インゾロぎリデン、メトキシメチレン
、メトキシエチリデン、エトキシメチレン、エトキシエ
チリデン、ペンゾリデン、シクロアルキリデン基などが
挙げられる。
上記の出発物質CII)を製造するには、シクロペンタ
ジェンとアセチレンジカルがン酸ゾエステル、例えばジ
メチルエステルカラDials −Alder反応によ
り得たビシクロ[:2.2.1)−へブタ−2,5−ジ
エン−2,3〜ジカルぎン酸ジエステル、例えばジメチ
ルエステルヲ0s04P 化し、得られた5、6−シヒ
ドロキシービシクロ[2,’l 1 ]−へ]ブター2
−エンー2.3−ジカルボン酸ノエステのジヒドロキシ
基を適当な保護基、例えばインプロピリデン基で保護し
、得られた5、 6−0−保護−5,6−ジヒドロキシ
−ビシクロ[2,2,1)−へブタ−2−エンース3−
ソカル?ン酸ジエステル、例えば5.6−0−イソゾロ
ビリデン−5,6−ジヒドロキシ−ビシクロ[2,2,
1]−へブタ−2−エンー表3−ジカルデン酸ジメチル
エステル(1) ’eエステラーゼ、例えばゲタ肝臓エ
ステ2−ゼで不斉加水分解してモノエステル、例えばモ
ノメチルエステル(2)を得、これをオゾン酸化してス
3−0−保護一2.3−ジヒドロキシ−4−アルコキシ
オキサリル−シクロペンタン−1−カルdCン酸、?I
Ltば2.3−0−(シクロビリデンー2.3−ジヒド
ロキシ−4−メトキサリルーシクロベンタン−1−カル
ボン酸(3)を得、これを2.3−0−保護一43−ジ
ヒドロキシ−4−ホルミル−シクロペンタン−1−カル
ボン酸、例えばス3−0−イソゾロピリデンース3−ジ
ヒドロキシ−4−ホルミル−シクロペンタン−1−カル
ボン酸(4)に変換し、これを2−オキソ−6、7−Q
−保獲一3−オキサビシクロ(3,2,1]オクタン−
6,7−ジオール、例えば2−オキソ−6、7−0−イ
ンプロピリデン−3−オキサビシクロC3,2,1、]
オクタン−6,7−ジオール(5)に変換し、これを2
.3−o−保護−2,3−ジヒドロキシ−4−フェニル
セレノメチル−シクロペンタン−1−カルボン酸、例え
ば2.3−o−インプロピリデン−2,3−ゾヒドロキ
シー4−フェニルセレノメチル−シクロペンタン−1−
カルボン酸(6)に変換シ、これをクルデウス反応にょ
ジイソシアネート化した後、l−保護アミノース3−o
保護−4−フェニルセレノーシクロペンタンー2.3=
ソオール、例えが1−メトキシカルブニルアミノ−2,
3−0−イソゾロピ+37’ンー4−フェニルセレノー
シクロベンタンー2,3−ジオール(7)に変換し、こ
れをエキンメチレン化して1−保護アミノ−2,3−0
−保護−4−メチレンシクロゝンタンー43−ジオール
例えば1−メトキシ0カル7?ニルアミノ−2,3−0
−4ソゾロビリテン→−メチレンシクロペンタン−2,
3−ジオール(8)を得、これをエポキシ化して1−保
護アミノ−2,3−0−保護−4−(オキシラン−2−
イル)−シクロペンタン−2,3−ジオール、例えば1
−メトキシカルボニルアミノー2.3−〇−イアf口ぎ
リデン〜4−(オキ’/ ラフ −2−イル)−シクロ
ペンタノース3−ソオール(9)を得、これを式 (式中、R1はアミ7基の保護基、R1およびR3は前
記と同じ基を意味する)で表わされる1−保護アミノ−
2,3−o−保護−4−ヒドロキシメチル−4−シクロ
ペン7−ンー2.3 、>オール、例えば1−メトキシ
カルボニルアミノ−2,3−o−インゾロビリデン−4
−ヒトOキシメチルー4−シクロペンテン−2,3−ジ
オールQOに変換し、この6′位の水酸基を前述の保護
基で保護して式 (式中、R1+ Rs l RsおよびR2は前記と同
じ基を意味する)で表わされる1−保護アミノ−2,3
−o−保護−4−保護ヒト1キシメチル−4−シクロペ
ンテン−2,3−ジオール、例えばl−メトキシカルボ
ニルアミノー2.3−0−(ソプロピリデンー4−メト
キシメトキシメチル−4−シクロペンテン−2,3−ジ
オール(ロ)ヲ得、このアミノ保護基を脱離することに
よシ式〔■〕で表わされる1−アミノシクロペンテン化
合物、例えば1−アミノ−2,3−0−イソプロピリデ
ン−4−メトキシメトキシメチル−4−シクロペンテン
−λ3−ゾオール(2)が得られる。
下記アミノ基の保護基としては、アミノ基を保護する公
知の保護基であって、例えばホルミル基、トリフルオロ
アセチル基、クロロアセチル基、o−ニトロフェノキシ
アセチル基、フタロイル基、p’−トルエンスルホニル
基、0−ニトロフェニルスルフェニル基ナトノアシル基
、ベンジルオキ7カルビニル基、0(またはp)−ブロ
モベンシルオキシカルボニル基、O(iりit、p)−
クロロベンジルオキシカルボニル基、p−ニトロベンジ
ルオキシカルビニル基、p−メトキシベンジルオキシカ
ルブニル基、p−フェニルアゾヘンジルオキシカルボニ
ル基、p−(p′−メトキシフェニルアゾ)ベンジルオ
キシカルビニル基などのベンジルオキシカルビニル基、
トリクロロエトキシカルボニル基、メトキシカルボニル
基、t−メトキシカルボニル基、t−アミルオキシカル
ボニル基、ジイソグロぎルメトキシ力ルボニル基などの
脂肪族オキシカルボニル基、2−フェニル−インプロI
キシカル?ニル基、2−トリルーインゾロポキシカルポ
ニル基ナトのアラルキルオキシカルブニル基、トリメチ
ルシリルなどのシリル基などが挙げられる。またこのア
ミン基をベンゾイルアセトン、アセチルアセトンなどの
1.3−ジケトンと反応させることによって得られるエ
ナミンの形式による保護基も挙げられる。
上記の出発物質〔■〕、例えば1−アミノ−2,3−0
−イソプロピリデン−4−メトキシメトキシメチル−4
−シクロペンテン−43−ジオール(2)は光学活性体
の形で得られ、特に(→−−性体が有用である。
本目的化合物〔I〕は1−アミノシクロペンテン化合物
[n)を出発物質として製造されるが、その製造工程を
示すと次のとおりである。
(N 核酸塩基Bが4−アミノイミダゾール−5−カル
がキシアミドである目的化合物〔■〕即ち、式 で表わされる化合物。
上記目的化合物CI+] は、出発物質Cn)とα−低
級アルコキシメチレンアミンーα−シアノアセトアミド
を不活性有機溶媒中加熱上反応させて式 (式中、R1* RBおよびR4は前記と同じ意味を有
する)で表わされる化合物を得、該化合物(111〕の
2位、3′位および6′位の水酸基の保護基を脱離化す
ることにより得られる。
上記反応に用いられるα−低低級アルコキシメチレンア
ミノー−シアノアセトアミドは、使用前にα−アミノ−
α−シアノアセトアミドとトリ低級アルキルオルソホル
メート、好ましくハトリエチルオルソホルメートを不活
性有機溶媒例えばアセトニトリル中で、出来得ればアル
ゴンの如き不活性ガス気流下加熱反応させることによシ
調製した溶液として用いられる。
上記の出発物質C’If )とα−低低級アルコキシメ
チレンアミノー−シアノアセトアミド、例えばα−エト
キシメチレンアミノ−α−シアノアセトアミドとの反応
は、通常箱3吸有機アミンの如き塩基の存在下加熱下で
行われる。反応溶媒としてはアセトニトリルなどが好ま
しい。
反応の経過はシリカゲルなどの薄層クロマトグラフィー
(TLC) 、高速液体クロマトグラフイー(HPLC
)などにより追跡できるので、生成物〔■I〕が最大に
生成されるのを待って適宜反応を終了すればよいっ反応
液から生成物師〕を採取するには、反応溶媒を留去し、
シリカダルなどの担体を用いるカラムクロマトグラフィ
ーおよび再結晶によシ精製することができる。
次に、生成物〔■〕の2′位、3′位および6′位の水
酸基の保護基を脱離することによシ、所望の目的化合物
[Ia〕 が得られるが、この脱離化は、核酸化学にお
いて用いられる公知の脱離方法によシ行われる。例えば
、2’、3’−〇−イソプロピリデン基および6′−0
−メトキシメチル基はアルコール、例えばメタノール中
塩酸で処理することによシ容易に脱離される。
(粉 核酸塩基Bがウラシルである目的化合物CI’J
、即ち、式 で表わされる化合物。
上記目的化合物[Ib) は、出発物質[II)と3−
低級アルコキシ−2−プロペノイルインシアネートを不
活性有機溶媒中反応させて、式(式中、R3は低級アル
キル基を示し、R2rR3およびR,は前記と同じ意味
を有する)で表枦される化合物を得該化合物c IV 
)を閉環して式 (式中、R,、R,およびR4は前記と同じ意味を有す
る)で表わされる化合物を得、該化合物〔V〕の2′位
、3′位および6′位の水酸基の保護基を脱離化するこ
とによシ得られる。
上記の出発物質[II]と3−低級アルコキシ−2−フ
°ロペノイルイソシアネート、例えば3−エトキシ−2
−プロペノイルインシアネートとの反応は、通常冷却下
で行われ、反応の°ヨ初は−30〜−50℃程度の冷却
下で行うのが望tLい。反応溶媒としては、ジメチルホ
ルムアミド(DMF ) 、ベンゼンなどが用いられる
。出来得ればアルゴンの如き不活性ガス気流下で行うの
が好ましい。反応の経過はTLC,HPLCなどによシ
追跡できるので、生成物CIV )が最大に生成される
のを待って適宜反応を終了すればよい。反応液から生成
物〔lv〕を採取するには、反応液を重曹水の如き弱ア
ルカリ性水で処理し、−適当な非親水性有機溶媒で抽出
することにょシ得られる。さらに精製する場合には、シ
リカゲルなどのカラムクロマトグラフィーによシ精製す
ることができる。
次に、化合物[IV )を閉環して化合物〔V〕を得る
のであるが、この環化は化合物c IV )を親水性有
機溶媒、例えばアセトン、エタノール中アルカリ水溶液
、例えばアンモニア水で加熱処理することによシ行われ
る。反応液から生成物〔v〕を採取するには、溶媒を留
去し、その残渣をシリカゲルなどの担体を用いるカラム
クロマトグラフィーによ)精製することができる。
このようにして得られた化合物〔■〕の2′位、3′位
および6′位の水酸基の保護基の脱離化は、前項(A)
の工程に記載の方法と同様にして行うことができる。
(Q 核酸塩基Bがシトシンである目的化合物CI〕、
即ち式 で表わされる化合物。
上記目的化合物〔IC〕 は、前項(B)に記載の化合
物〔v〕をチオール化して式 (式中、R1+ R3およびR1は前記と同じ意味を有
する)で表わされる化合物を得、該化合物[Vl)を反
応溶媒中アルカリの存在下ハロゲン化アルキルでアルキ
ル化して、式 %式% (式中、R6は低級アルキル基、R1r R1およびR
4は前記と同じ意味を有する)で表わされる化合物を得
、該化合物〔■〕をアミン化して、式 (式中、R2’ T ”8および電は前記と同じ意味を
有する)で表わされる化合物を得、次いで該化合物〔■
〕・の2′位、3′位および6′位の水酸基の保護基を
脱離することによシ得られる。
前記のチオール化は、化合物〔v〕をビリシン中P2S
、5 と煮沸することによシ行われる。
p、 s、の使用量は多くても2.5倍モル程度である
。反応の経過はTLC,HPLCなどによシ追跡できる
ので、化合物(Vl〕が最大に生成されるのを待って、
適宜反応を終了すればよい。反応液から生成物[VI 
]を採取するには、ビリシンを留去し、非親水性有機溶
媒で抽出し、シリカゲルなどの担体を用いるカラムクロ
マトグラフィーによシ精製することができる。
前記のアルキル化は、好ましくは、化合物〔■〕を含水
アルコール中、NaOHなどの方セイアルカリの存在下
沃化メチルを反応させることによシ行われる。反応の経
過はTLC,HPLCなどによシ追跡できるので、生成
物[VJI ]が最犬に生成されるのを待って、適宜反
応を終了すればよい。反応液から生成物〔■〕を採取す
るには、反応液を酸で中和し、非親水性有機溶媒で抽出
し、シリカゲルなどの担体を用いるカラムクロマトグラ
フィーによシ精裂することができる。
前記のアミノ化は、化合物〔■〕をメタノールなどのア
ルコール中、 NH3ガスを吹き込み、封管中加熱する
ことによシ行われる。反応液から生成物〔■〕を採取す
るには、反応溶媒を留去し、シリカゲルなどの担体を用
いるカラムクロマトグラフィーによシ精製することがで
きる。
このようにして得られた化合物〔■〕の2′位、3′位
および6′位の水酸基の保護基の脱離化は、前項(A)
の工程に記載の方法と同様にして行うことができる。
(Di 核酸塩基Bがグアニンである目的化合物[I)
、即ち式 で表わされる化合物。
上記目的化合物[1d) は、前項(Atに記載の化合
物[1111に反応溶媒中ベンゾイルイソチオシアネー
トを反応させて式 (式中、RN p R8およびR3は前記と同じ意味を
有する)で表わされる化合物を得、該化合物[IX)を
反応溶媒中アルカリf”)存在下ハロゲン化アルキルで
アルキル化して、式 %式% (式中、R1は低級アルキル基を示し、RR+R8およ
びR,は前記と同じ意味を有する)で表わされる化合物
を得、該化合物〔X〕を閉環して式 (式中、R,、R,およびR4は前記と同じ意味を有す
る)で表わされる化合物を得、次いで該化合物[XI)
の2′位、3′位および6′位の水酸基の保護基を脱離
化することによシ得られる。
前記の化合物[111〕とベンゾイルイソチオシアネー
トとの反応は、通常室温下で行われる。
反応溶媒としては、アセトン、DMFなどが好ましい。
反応の経過はTLC,HPLCなどによシ追跡できるの
で、化合物[IX]が最大に生成されるのを待って適宜
反応を終了すればよい。反応液から生成物[IX]を採
取するには、反応液を重曹水の如き弱アルカリ性水に注
ぎ、非親水性有機溶媒で抽出することによシ行われる。
さらに精製する場合には、シリカダルなどの担体を用い
てカラムクロマトグラフィーによ、!7精製すればよい
前記のアルキル化は、好ましくは、化合物(IX]ヲ含
水アルコール中、NaOHなどのカセイアルカリの存在
下沃化メチルを反応させることによシ行われる。反応の
経過はTLC,HPLCなどによシ追跡できるので、化
合物〔X〕が最大に生成されるのを待って適宜反応を終
了すればよい。反応液から生成物[X]を採取するには
、反応溶媒を留去し、非親水性有機溶媒で抽出すること
により得られる。さらに精製する場合には、シリカダル
などの担体を用いるカラムクロマトグラフィーによシ精
製することができる。
次に、化合物〔X〕を閉環して化合物〔M〕を得るので
あるが、この閉環は、メタノールの如きアルコール中ア
ルカリ水溶液の存在下加熱することにより得られる。反
応の経過はTLC。
HPLCなどにより追跡できるので、化合中国〕が最大
に生成されるのを待って適宜反応を終了すればよい。反
応液から生成物〔M〕を採取するには、反応液を酸で中
和し、反応溶媒を留去することにより、析出した生成物
[XI)を戸取するか、あるいは非親水性有機溶媒で抽
出することによシ行われる。
このようにして得られた化合物CXIIの2′位、3′
位および6′位の水酸基の保護基の脱離化は、前項(A
)の工程に記載の方法と同様にして行うことができる。
このようにして得られた目的化合物CI)、即ち(Ia
〕、(Ib〕、[Ic、]および[Id)は公知の一方
法によシ分離、精製することができる。例えばシリカゲ
ル、吸着樹脂などの吸着剤に吸着させ、適当な溶媒、例
えば含水有機溶媒、弱アルカリ水溶液などで溶出するカ
ラムクロマトグラフィー、アンパライトIRC−50,
IR−120,CG−120、ダウエックス50などの
カチオン交換樹脂にチャージし、弱アルカリ、例えば希
アンモニア水で溶出する方法ある腟はこれらの組合せに
よる方法によシ行われる。
次に、参考例セよび実施例を挙げて本発明の製造例につ
いて具体的(説明する。
参考例 (1) (2) (a) (4) (5) (6) (7) (8) (9ン (11 eOH2C \ a)化合物(1) 3 f (10,6m M )をア
セトン30−と0.1Mリン酸緩衝液(pH8,0>の
混合溶液に溶かし、これに豚肝臓エステラーゼ(シグマ
社製)amtを加え、30〜32℃で5時間攪拌した。
反応液を水冷下希リン酸でpH4とし、ソクロロメタン
で数回抽出した。ジクロロメタン層を水洗し、芒硝で乾
燥後、減圧濃縮して化合物(2)2.849 (収率9
9.6%)を得た。
〔α〕■−23,8°(C=1.17.クロロホルム)
、融点;115〜118℃ b)化合物(2) 2 t (7,46m M )を酢
酸エチルl Q meに溶かし、これに−78℃に冷却
下オゾンを3時間吹き込んだ。次いで過剰のオゾンを窒
素ガスを通して追い出した後、1時間還流した。反応後
、減圧濃縮して化合物(3)を定量的に得た。
C)化合物(3)1.89 (6,6mM)をメタノー
ル39 mtに溶かし、40〜50℃に加温下NaBH
42,3g(66mM)を少しづつ加えた。全量を加え
た後、15分間還流した。反応液を氷水で冷却下希塩酸
でpi 4に調節し、室温で攪拌下NaIO41,6t
 (1,2倍モル)を徐々に加え、30分間攪拌した。
反応液を希リン酸で酸性とした後、水を加えジクロロメ
タンで3回抽出した。ジクロロメタン層を芒硝で乾燥後
、減圧濃縮して化合物(4)1.259 (収率88%
)を得た。
d)化合物(4) 1.25r (5,83mM ) 
をイソゾロ・9ノール20−に溶かし、室温で攪拌下N
&BH4431#v(2倍モル)を少しづつ加えた後、
1.5時間攪拌し光。反応液に氷水で冷却下アセトンを
加え、過剰のNa BH4を分解した後、酢酸でpH5
に調節した。減圧上溶媒留去し、残渣にエタノールを加
え、減圧濃縮し、乾燥した。残渣に無水酢酸5−、ピリ
シン10−を加え、室温で12時間攪拌した。反応液を
氷水中に注ぎ、ベンゼンで抽出した。ベンゼン層を重曹
水、希塩酸、水の順で洗浄し、芒硝で乾燥した後、減圧
濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(展開溶媒ジクロロメタン)により精製して化合物(5
) 700〜(収率60.5%)を得た。
〔α〕■+35.9°(c = o、 s、クロロホル
ム)ジクロロメタン−ジエチルエーテル(1:5)よシ
再結晶化した再結晶は〔α〕:+44.4(c=1.0
.クロロホルム) e)ゾフェニルジセレナイド1734 (0,56mM
 )全無水ツメチルホルムアミド3−に溶かし、室温に
て20分間窒素ガスを吹き込んだ後、窒素ガス気流下N
aBH445T”? (1,21mM ) を徐々に加
え、100℃まで加熱した。次いでこれに化合物(5)
 201W (1,01mM、(α]甘せ 37.3°
)のジメチルホルムアミド(2mg)溶液を徐々に満願
シた後、110〜120℃ で2時間攪拌した。反応液
を氷水で冷却し、希塩酸を含む氷水中に注ぎ、酢酸エチ
ルで2回抽出した。酢酸エチル層を水洗し、芒硝で乾燥
後、減圧濃縮した。残渣をシリカダルカラムクロマトグ
ラフィー(展開溶媒ジクロロメタン、次いでジクロロメ
タン:酢酸エチル=2 : 1 )によシ精製して化合
物(6)335■(収率93%)を得た。
〔α]D+ 9.5°(C=1.93.クロロホルム)
f)化合物(6) 920”? (2,79mM ) 
をアセトン16−に溶かし、これにトリエチルアミン0
.43mA (1,8倍モル)を加えた後、攪拌しなが
ら−78〜−40℃に冷却下クロロ炭酸エチル0.3ゴ
(1,2倍モル)を滴加した。−40℃で30分間攪拌
するとトリエチルアミン塩酸塩が析出してきた。次いで
、これにNaN1 254■(1,5倍モル)の水(0
,5m )溶液を徐々に滴加し、−40〜−10℃で3
0分間攪拌した。
IRでアジドを確認した後、反応液を飽和食塩水を含む
水中に注ぎ、ジクロロメタンで数回抽出した。ジクロロ
メタン層を水洗し、芒硝で乾燥後、減圧濃縮し、乾燥し
た。次いで乾燥ベンゼン10−を加え、30分間還流し
た。IRでインシアネートをチェックした後、無水メタ
ノール10−を加え、1時間還流した。反応液を減圧上
溶媒留去し、残渣をシリカダルカラムクロマトグラフィ
ー(展開溶媒ジクロロメタン)によシ精製して化合物(
7) 906■(収率91%)を得た。
〔α慴+1868°(C=1.05.クロロホルム)融
点;81〜83℃ g)化合物(7) 167+v (0,435mM )
を乾燥ジクロロメタン5mに溶かし、−78℃に冷却下
オゾンを15分間吹き込んだ。次いで窒素ガスで過剰の
オゾンを追い出し、芒硝で乾燥後、少量のピリジンを加
え、2時間還流した。反応液をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(展開溶媒ジクロロメタン)によシ精製し
て化合物(8) 94Wv(収率95%)を得た。
〔α〕■+138.8°(C=1.01. クロロホル
ム)h)化合物(8) 46 W (0,21mM )
 を乾燥ジクロロメタン5fRtに溶かし、氷冷下m−
クロロ過安息香酸57*(x、s倍モル)を加え、室温
で16時間攪拌した。反応液を亜硫酸水素ナトリウム水
溶液、重曹水の順で洗浄し、芒硝で乾燥後、減圧上溶媒
留去した。得られた油状物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(展開溶媒ジクロロメタン)によシ精製して
化合物(9)45■(収率91%)を得た。
〔α〕■+111.3° (C= 1.0 、クロロホ
ルム)融点;102〜104℃ 11乾燥トルエン3艷をアルゴン気流下−78℃に冷却
fトリメチルシリルトリフルオロメタンスルホネート0
.45m (5倍モル)およびスロールチジン0.2 
ml (5倍モル)を加え、30分間攪拌した。これに
化合物(9) 103W (0,42mM)の乾燥トル
エン溶液を徐々に滴加し、−78℃で30分間、次いで
徐々に昇温しで一20℃で3時間攪拌した。次いで、こ
れに1.8−ソアデビシクロ[5,4,0]ウンデセー
ター二ン0.3−を徐々に滴加し、室温で16時間攪拌
した。反応混合物を重曹水に注ぎ、酢酸エチルで3回抽
出した。酢酸エチル層を食塩水で洗浄後、減圧上溶媒留
去した。残渣にメタノール2−1炭酸カリウム2701
n?(2倍モル)を加え、室温で2時間攪拌して脱シリ
ル化した後、減圧下溶媒質去した。残渣をジクロロメタ
ンで3〜4回抽出し、減圧上溶媒留去した。残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒酢酸エチル
:ヘキサン=1 : 1、次いで酢酸エチル)によp精
製して原料35ツ(回収率34%)、化合物(1029
■(収率28%)を得た。化合物01をジエチルエーテ
ル−酢酸エチルよシ再結晶化して再結晶を得た。
〔α〕甘せ67,2°(C= 0.5 、クロロホルム
ン融点;139〜140℃ 」)化合物0084 mV(0,345mM )を乾燥
ジクロロメタン6−に溶かし、これにアルゴン気流下エ
チルゾイソグロビルアミン89■(0,69mM )を
加、t、0℃に冷却下メトキシメチルクロライド56■
(2倍モル)を滴下し、室温で16時間攪拌した。反応
混合物を氷水中に注ぎ、ジクロロメタン層を重曹水、食
塩水の順で洗浄し、芒硝で乾燥後、減圧上溶媒留去した
。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶
媒酢酸エチル:へキサン=1 : 1 )によシ精製し
て定量的に油状の化合物(ロ)99ダを得た。
〔α]D−36,2°(C= 1.1 、クロロホルム
)k)化合物(11) 127W (0,442mM 
)にメタノール14+++g、2.5N水酸化カリウム
水溶液14m1を加え、アルゴン気流下12時間攪拌還
流した。
反応液を減圧上溶媒留去し、酢酸エチルで3回抽出した
。酢酸エチル層を食塩水で洗浄し、芒硝で乾燥後、減圧
濃縮して粗製の化合物101りを得た。これは精製する
ことなく次の反応に使用する。
021 に) −)CI a ) a) α−アミノ−α−シアノアセトアミド56■(0
,57mM ) を無水アセトニトリル2−に溶かし、
これにトリエチルオルソホルメート92m? (0,6
2mM ) を加え、アルゴン気流下30分間攪拌下加
熱還流した。水冷後、参考例に記載の方法で得た化合物
(ロ)5Z5η(0,23mM) およびトリエチルア
ミン32μt (0,23mM )を無水アセトニトリ
ル2−に溶かした溶液を徐々に加えた。全量を満願した
後、2時間攪拌上加熱還流した。反応後、アセトニトリ
ルを減圧上留去し、残渣をジクロロメタン−メタノール
(19:1)を展開溶媒としてシリカダルカラムクロー
 マドグラフィーによシ精製して化合物(1355+v
(収率71俤)を得た。ジエチルエーテルよシ再結晶し
て淡黄白色結晶を得た。
融点;141.5〜143℃ 元素分析CCl5 HI3 N405として〕0% H
% N% It算値 53.25 6.55 16.56測定値 
52.99 6.52 16.64〔α)D−34,2
°(C=0.96.クロロホルム)’HNMR(CDf
f、/TMS ) δ 1.35 (3H,s、) 、
1.47 (3H,s、 )、3.41 (3H,s、
) 4.30(2H,br、s、 )、4.58 (I
 H,d、 、J=5.81Hz ) 、4.71 (
2H,s、)、4.94 (I H。
br、s、)、5.07 (4H,br、 a、、DI
Oにて消失)、5.25 (I H、d、、丁= 5.
8 Hz )、5.82 < I H。
br、s、)、6.86 (IH,s、 )Mass 
(m/e) : 388(M勺、281.149b)化
合物α3244W (0,07mM)をlり/−ル2d
および2N塩酸2−の混液に溶かし、30〜35℃で1
日攪攪した後、メタノールを減圧上留去した。残渣をア
ンバーライトCG120 (H+型)にチャージし、0
.5%アンモニア水で溶出した。溶出液を減圧乾固して
化合物[Ia〕17+v(収率93%)を得た。
融点;220℃以上(分解) 元素分析[Cl0H14N404 ・’/2 H2Oと
して〕C% H% N% 計算値 45.63 5.74 21.28測定値 4
5.76 5.37 20.83〔α]D−87,1°
(C= 0.16. DMSO)’ l(NMR(da
 DMSOCD的/TMS)δ3.■(IH2d、d、
、コr=ミ; 5.5Hz) 、 4.12 (2H,
br、s、 ) 、4.35 (LH,d、、丁=5.
5Hz)、 4.90 (II(。
br、a、)、5.64.6.68 (4H,br、 
s、 、 DIOにて消失)、5.74 (IH,br
、 s、)、7.02 (IH,s、 )Mass (
m/e) ; 222 (M”−32)、220 (M
+−2XOH) 、207,205 al 参考例に記載の方法で得た化合物(6)272η
(1,19mM ) を無水DMFIO−に溶かし、ア
ルゴン気流下、−30〜−50℃に冷却下シルバーシア
ネート719〜と3−エトキシ−2−プロペノイルクロ
ライド323■よシ調製した3−エトキシ−2−プロペ
ノイルイソシアネートのベンゼン溶液を徐々に加え、−
30℃で1時間、室温で1時間攪拌した。反応後、反応
液を氷冷した重曹水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢
酸エチル層を食塩水で洗浄し、芒硝で乾燥後、減圧濃縮
した。残渣をヘキサン−酢酸エチル(1:2)を展開溶
媒としてシリカダルヵラムクロマトグラフィーによシ精
製してシロップ状の化合物α4)404TIq(収率9
1%ンを得た。
’HNMR(CDC1,、s/TMS )δ1.32 
(31(、s、)、1.35 (3H,t、、丁=6.
8Hz )、1.39 (3H,a、 )、a、as 
(3H,s、 )、 3.97 (2H,q、、 j=
6.8Hz )、4.19 (2H,!1. )、 4
.55 (IH,d、、 j=6Hz )、4.67 
(2H,s、 )、 4.79 (LH,m、 )、5
.14(IH,br、d、ゴ=5.5Hz ) 、 5
.38 (IH,a、、 1=12.5Hz )、 5
.66 (lH,s、)、7.61 (IH。
d、y J=12.5Hz ) 、8−63 < LH
* d−11=7Hz )、9.26 (IH,s、) Mass (m/e) : 355 (M” CHs 
)、 309゜281.267.257 b)化合物Q4) 404”r (1,09mM ) 
をアセトン10ゴに溶かし、これに2.5%アンモニア
水30−を加え、攪拌下10時間加熱還流した。
反応後、反応液を減圧乾固し、残渣を酢酸エチル−ヘキ
サン(2:1)を展開溶媒としてシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーによシ精製して化合物QQ321q(収
率91%)を得た。
〔α]D−48,2°(C=2.42. クロロホルム
)’HNMR(CDα3/TMS )δ1.35 (3
H,s、)、1.44 (3H,s、)、 3.40 
(3H,s、)、4.28(2H,br、s、) 、4
.59 (IH,d、、丁=5.8Hz ) 、4.7
0 (2H,s、 ) 、5.23 (IH,d、、ゴ
=5.8Hz ) 、5.38 (IH,br、 s、
)、5.59 (LH,br、 s、 )、5.68 
(IH,d、 d、、 :J=1.5.8Hz )、7
.05 (IH。
d、、了=8Hz ) 、9゜67 (IH,br、s
、)Mass (m/e) ; 309 (M”−CH
I )、 267゜263、110 C)化合物U 47 mV (0,145mM )をメ
タノール4ゴおよび2N塩酸4ゴの混液に溶がし、30
〜35℃で一日攪拌した。反応後、メタノールを減圧上
留去し、ダイアニオ7WA30(OH−型)樹脂で中和
した。樹脂を戸去した後、減圧乾固して目的化合物[i
b〕34 my (収率98%)を得た。
〔α]D−79.2°(C= 1.55. メタノール
)’HNMR(CD、0D−CDC/、/TMS )δ
4.04 (IH。
d、 d、、 J =5.5Hz )、 4.27 (
2H,br、 s、)、4.52 (IH,d、、 丁
=5.5Hz ) 、5.48 (IH,br、 g、
)、5.69 (IH,d、、 丁=2Hz) 、 5
.70 (IH,d、、了=8Hz ) 、 7.38
 (IH,d、、丁=8Hz)Ma s s (m/e
 ) : 223 (M+−OH)、 207(M+−
2XOH)、167.161,112,110a)実施
例2bJで得だ化合物(lff140 W (0,12
mM) を無水ピリジン1fntに溶かし、これにP、
S、67mfを加え、95〜100℃で2時間反応させ
た。反応後、ピリジンを減圧上留去し、残渣t−yクロ
ロメタンで抽出した。ジクロロメタン層を芒硝で乾燥後
、減圧濃縮した。残渣を酢酸エチル−ヘキサン(1:1
)を展開溶媒としてシリカダルカラムクロマトグラフィ
ーにょシ精製して化合物(イ)18り(収率45%)を
得た。
’HNMR(cDcg、/TMs )δ1.36 (3
H,g、)、1.44 (3H,s、 )、3.40 
(3H,s、 )、4.29 (2H,s、 八4.5
9(IH,d、、J=5.8Hz)、4.70 (2H
,8,)、5.23(IH,d、、J=5.8Hz)、
5.34 (IH,br、 s、 )、5.58 (I
H,br、s、) 、6.34 (IH,d、、 ゴー
7.5Hz) 、6.87(IH,d、、I=7.5H
z)Mass (m/e): 340(M+) 、 3
25(M”−OH5)、279 (M” 2 X CH
s CHs O)、 222゜123、111 b)化合物(JfD54 IIv(0,16mM ) 
ヲメタ/−ルz5−および水0.5−の混液に溶かし、
これにヨウ化メチル45■を加え、室温で攪拌下、IN
水酸化すl−IJウム水溶液0.1811!1!を徐々
に満願した後、室温で1時間攪拌した。反応液を酢酸で
中和し、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を食塩水
で洗浄し、芒硝で乾燥後、減圧乾燥シタ。残渣を酢酸エ
チル−ヘキサン(1:1)を展開溶媒としてシリカダル
カラムクロマトグラフィーによシ精裂して化合物αη5
0■(収率89%)を得た。ジエチルエーテル−ヘキサ
ンよシ再結晶して白色針状晶を得だ。
融点;49〜51℃ 元素分析[C1,H,2N、 O,S として〕C% 
N% N% 計算値 54.22 6.25 7.90測定値 54
.62 6.55 7.84〔α〕D−16.1°(C
= 1.12.クロロホルム)’HNMR(CDα3/
TMS)δ1.35 (3H,s、 )、 1.44(
3H,I!、)、2.56 (3H,8,)、3.40
 (3H,s、 )、4.29 (2H,br、 s、
 )、4.62 (IH,br、 d、、J=5.7H
z)、4.70 (2H,s、 ) 、5.23 (L
H,br、 d、、 ゴ=5.7Hz) 、5.42(
IH,t、of d、d、、J=1.7Hz)、5.6
0(IH。
br、 s、 )、6.16 (IH,d、、J=7.
1Hz)、7.15(IH,d、、 ゴー7、IHz) Mass (m/e) ; 354 (M勺、339 
(M” −CH,)C)化合物(17) 25 m? 
(0,07mM)をメタノール2−に溶かし、これに水
冷下アンモニアガスを30分間吹き込んだ後、封管した
。これを外温100〜110℃ で10時間加熱した。
冷却後、減圧濃縮し、残渣をジクロロメタン−メタノー
ル(19:1)を展開溶)としてシリカダルカラムクロ
マトグラフィーによシ精製して化合物(へ)21■(収
率91%)を得た。
融点;84〜85℃ 元素分析[CIIIHIINIIOI+ ”/2 Ht
Oトシテ”30% N% N% 計算値 54.21 6.67 12..64測定値 
54.66 6.83 12.49〔α〕D−81°(
C= 1.77、クロロホルム)’HNMR(CDαs
 /TMS )δ1.34 (3H,s、 )、1.4
3(3H,8,)、3.40 (3H,s、 )、4.
28 (2H,br、8. )、4.58 (IH,d
、、J=5.7Hz)、4.70 (2H,s、 )、
5.21(IH,br、d、、j=5.7Hz)、5.
36 (IH,br、 s、入5.59 (IH,br
、 s、 )、5.82(LH,d、、J=7.5Hz
)、7.07(IH,d、、j=7.5Hz)Mass
 (m/e ) ; 323 (M”) 、 308 
(M”−CH,)、262.204 d)化合物(1a143 W (0,133mM )を
メタノール1−および2N塩酸2dの混液に溶かし、3
0〜35℃で16時間攪拌した。反応後、メタノールを
減圧ド留去し、残渣をアンバーライトCG120(H+
型)樹脂にチャージした後、2..5%アンモニア水で
溶出し、減圧乾固して目的化合物Be)aoq(収率9
4%)を得た。
〔α)D−67,6’ (C= 1.84. メタノー
ル)’HNMR(CD30D−CDα3/TMS)δ4
.04(IH,t、 ofd、d、、j=5Hz)、4
.28 (2H,s、 )、4.55(IH。
d、、 j=5Hz) 、5.48 (IH,br、 
s、 ) 、5.69 (IH。
8、)、5.88(IH,d、、j=7.5Hz)、7
.39 (IH,d、。
j=7.5H2I Mass (m/e )7 239 (M”)、222
 (M” −〇H)、203、112.111.110 a) ベンゾイルイソチオシアネート43〜をアルゴン
気流下無水アセトン4II!7!に溶かし、これに室温
で攪拌下、実施例1a)に記載の方法で得た化合物(至
)41 W (0,121mM )を無水アセトン2ゴ
に溶かした溶液を徐々に加えた後、室温で2時間攪拌し
た。反応液を重曹水に注ぎ、ジクロロメタンで抽出した
。ジクロロメタン層を食塩水で洗浄し、芒硝で乾燥後、
減圧濃縮した。
残渣を酢酸エチルを展開溶媒としてシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーによシ精製して化合物QI47.4m
g(収率78%)を得た。
’HNMR(cpcl、 /TMS )δ1.32 (
3H,a、 )、1.40(3H,11,)、3.38
 (3f(、n、 )、4.27 (2H,br、 s
、 )、4.65 (2H,8,)、4.70 (IH
,d、 )、5.24 (IH,br。
s、)、5.26 (IH,d、 )、5.68 (I
H,br、 s、 ) 。
5.86 (LH,br、 s、 )、6.95 (2
H,br、 8. )、7.29(IH,s、 )、7
.52.7.88 (5H,m、 )、9.56(IH
br、 8. ) Mass (m/e ) ; 501 (M+)b)化
合物αI 50 mg(0,10mM ) をメタノー
ル5−に浴かし、これに沃化メチル60μLを加え、室
温で攪拌下、IN水酸化ナトリウム水溶液200μtを
徐々に加えた後、室温で2時間攪拌した。反応後、メタ
ノールを減圧上留去し、残渣をジクロロメタンで抽出し
た。ジクロロメタン層を無水芒硝で乾燥し、減圧濃縮し
た。残渣を酢酸エチルを展開溶媒としてシリカダルカラ
ムクロマトグラフィーによシ精製して化合物翰43■(
収率84%)を得た。
’HNMR(CDαs/TMS)δ1.32 (3H,
g、 l、1,41(3H,a、 )、2..60 (
3H,s、 )、3.39 (3H,s、 )、4.2
9 (2H,br、 s、 )、4.59flH,d、
、J=6Hz)、4.68 (2H,s、 )、5.1
6 (IH,br、 d、、、j=6Hz)、5.24
 (IH,br、 s、 )、5.72 (IH,br
、 s、 )、5.84(LH,br、 s、 )、7
.11 (IH,s、 )、7.34.7.83 (5
H。
nl、) Mass (m/e) ; 515(M”)、468(
M”−8CH,ン 、467 (M” CHaSH)C
)化合物eA 42 if (0,081mM >をメ
タノール4−および6N水酸化ナトリウム水溶液4dの
混液に溶かし、外温100〜110°で3時間加熱した
。反応後、希塩酸で中和し、メタノールを減圧上留去し
た。析出した結晶をp取、乾燥して化合物(21)18
〜(収率6エ%)を得た。
融点;270℃以上(分解) ’HNMR(d6DMso CDCl!s/TMS)δ
1.29 (3H,tx、 )、1.37 (3H,s
、 )、3.31 (3H,s、 )、4.20 (2
B、 g、χ4.59 (IH,d、 、J=5.5H
z )、4.64 (21−]、 s、 )、5.26
 (LH,br、 s、 )、5.38 (IH,d、
 、3=5.5Hz )、5.70 (IH,s、 )
 、6.48 (IH,br、 s、 )、7.44(
IH,s、 ) Mass (m/e) : 363(M”八348(M
+−CH3八3へ1.284,152. 151,14
9d)化合物(21) 15.5r!P(0,043m
M)をメタノールl’ mlおよび2N塩酸l−の混液
に溶かし、室温で2日間攪拌した。反応後、メタノール
を減圧上留去した。残渣をアンバーライトCG 120
(H+型’) にチャージし、2.5%アンモニア水で
溶出し、減圧乾固して目的化合物[Id〕ll■(収率
92%)f:得た。水から再結晶して白色結晶を得た。
融点;220℃以上(分解) 〔(χ)D−86,8° (c = 0.15. DM
F)L)(ta’1R(DMSOdfl−CDαs/T
MS)δ3.32 (2H,br、。
D、Oにて消失)、4.10 (2H,a、 )、4.
16 (IH,t。
of d、d、、J=5.3Hz)、 4.23 (1
8,d、、1=5.3Hz)、5.14(IH,br、
s、)、 5.64(IH,d、、I=1.8Hz)、
6.60 (IH,br、 s、 )、 7.55 (
IH,s、 )、 8,28(2H−3H,g、 、 
D!Oにて消失)Mass (m/e) :279 (
M+)、 207,183,152゜51 代理人三宅正夫他2名 手続補正器(自発) 昭和59年 9月12日 特許庁長官 志賀 字数 1、月1件の表示 昭和58年 特 許 願第116151号2、発明の名
称 シクロペンテン環を有する新規ヌクレオシド3、補
正をする者 事件との関係 特許出願人 (他1名) 4、代 理 人〒100 5、補正命令の日付 自 発 6 補正により増加する発明の数 0 (1)明細書第8頁末行の「例えが」を「例えば」と訂
正する。
(2) 同第32頁下から第4行の「再結晶化した再結
晶Jを 「再結晶化した結晶」と訂正する。
(3) 同第36頁第5行の「ウンデセ−クーエン」を 「ウンデセ−7−エン」と訂正する。
(4) 同第36頁下から第2行の「再結晶1を「結晶
」と訂正する。
(5)同第49頁第1行、同第13行、同第14行、同
第15行、および同第16行の「j」をそれぞれrJJ
と訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)式 (式中、Bは4−アミノイミダゾール−5−カルホキ・
    ソアミド、ウラシル、シトシンまたはグアニンの核酸塩
    基を示す)で表わされる化合物またはその塩。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009161541A (ja) * 2000-10-18 2009-07-23 Pharmasset Inc ウイルス感染症および異常細胞増殖を治療するための修飾ヌクレオシド
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