JPS6082118A - 蒸気タ−ビンプラント - Google Patents

蒸気タ−ビンプラント

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JPS6082118A
JPS6082118A JP18850183A JP18850183A JPS6082118A JP S6082118 A JPS6082118 A JP S6082118A JP 18850183 A JP18850183 A JP 18850183A JP 18850183 A JP18850183 A JP 18850183A JP S6082118 A JPS6082118 A JP S6082118A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam
scale
pipe
screen
steam turbine
Prior art date
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Pending
Application number
JP18850183A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Matsuura
松浦 俊博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS6082118A publication Critical patent/JPS6082118A/ja
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は蒸気タービンブランドに係り、特に蒸気タービ
ンに導入される蒸気に混入される最イラスケールを除去
するスケール除去装置ヲ蒸気前の曲管部の下流に介装せ
しめた蒸気タービンプラントに関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
一般に蒸気タービンに導入される蒸気にはぜイラの管壁
等から剥離した酸化鉄等の同体粒子が多量に混入されて
いる。この固体粒子は蒸気タービン内では、ノズル、羽
根からなる段落をその壁面に衝突しながら流通するので
、蒸気タービンに対し、種々の悪影響を及ぼしている。
すなわち、高圧初段ノズルが固体粒子の衝突によす侵食
を受けるほか、2イラスケールがタービン構成機器に付
着し、この付着部からその周辺へ腐食が進行するという
悪影響があり、これら悪影響を除去することが蒸気ター
ビンプラントの重要課題の1つになっている。
そこで、従来の蒸気タービンプラントでは、導入蒸気と
共に蒸気タービン内へ固体粒子等異物が流入されるのを
防止するために、タービン加減弁入口に多孔円筒のスト
レーナを色設し、流入蒸気中に混入する固体粒子等の異
物を除去していた。
しかし、このような従来装置ではストレーナが蒸気流路
の全体を覆うので、これにより蒸気流を減速させぬよう
に、多孔円筒の孔径を充分な小径にできず、その結果、
小径の固体粒子kih気中から殆ど除去することができ
ないという問題点があった。
し発明の目的〕 本発明は上述した事情に鑑みなされたもので、蒸気ター
ビンへ導入される蒸気中に混入された小径の固体粒子等
のメイラスケールを確実に除去し、清浄な蒸気を蒸気タ
ービンへ導入させ、これにより、固体粒子等による蒸気
タービン構成機器の侵食や腐蝕を未然にかつ確実に防止
する蒸気タービンプラントを提供することを目的とする
〔発明の概要〕
上述した目的を達成するために本発明に係る蒸気タービ
ンプラントは、蒸気管内を流れる蒸気はほぼ直角で屈曲
する曲管部では2次流れのために適宜方向へ旋回する旋
回流を形成し、この旋回流の遠心作用により、蒸気中の
比較的重S9のボイラスケールはその旋回流の外周方向
へ分離され、偏在するという現象に着目してなされたも
ので、旋回する蒸気流の外周方向へ分離されるボイラス
ケールを二重管の環状空間部に案内し、この環状空間部
に張設した捕捉スクリーンによりボイラスケールを除去
すると共に、蒸気流の内周を旋回する蒸気は2重管の内
管内をそのまま流通せしめるよりに構成された。
〔発明の実施例〕
以下本発明に係る蒸気タービンプラントの実施1ヲリに
ついて図面を8照して説明する。
第1図は本づI」の一実施例を示す外観正面図であり、
図中符号lは蒸気管である。この蒸気管1は肉示しない
ボイラーで発生した蒸気を蒸気タービン(図示省略)へ
導入するものであり、その途中には鉛直方向から水平方
向へほぼ直角で屈曲する曲管部2を有する。この曲管部
2の直近で、かつ第1図に示す矢印方向へ流入する蒸気
流の下流にスケール除去装fft 、3が介装される。
このスケール除去装置3は第2図の縦断面図に示すよう
に構成され、軸方向中間部で径方向に膨出する膨出部全
形成せしめた外管4を有する。この外管4の左右、両開
口端部には蒸気管1に気密に接続するだめの取付フラン
ジ5がそれぞれ形成され、外管4の上記膨出部内には内
管6が同軸状に収容されている。内管6の内径Dユは外
管4の開口端部の内径D2よりも若干小径に形成され、
両者の比D1/D2は0.8以上とし、内管6により蒸
気流の流路断面積が過度の狭隘とならぬようになってい
る。また内管6の外周面は、この外周面と外管4の膨出
部の内周面とで画成される環状空間部の流路断面積がほ
ぼ一定となるように断面台形に形成される。この環状空
間部には蒸気中のボイラスケールの固体粒子等異物を捕
捉する捕捉スクリーン7が張設される。捕捉スクリーン
7は第3図(第2図のIII −III線に沿う断面図
)に示すように環状枠にワイヤメツシュ8を張設してな
り、この環状枠の内周枠部7aは内管6の外周面に固着
され、外周枠部7bは外管4の内周面に固着され、第2
図の太線矢印9で示す導入蒸気の流れ方向に対し、はぼ
直角方向に張設さtている。この捕捉スクリーン7は第
2図に示すように蒸気の流れ方向9に対し2重に並設さ
れる。2重の捕捉スクリーン7は、スペーサ10により
両捕捉スクリーン7の環状枠の内、外画枠部7a、7b
を連結すると共に、適宜間隔が保持されるようになって
いる。捕捉スクリーン7の上61L側(第2図では左側
)において内管6の外周面にはガイドベーン11が適宜
間隔をおいて周方向に多数植設される。このガイドベー
ン11は第4図(第2図のIV−IV線に沿う断面図)
に示すように蒸気の流入方向9に対して弓形に湾曲して
おり、この弓形先端部外周に接する接線αが内管6の軸
線に対し、約45°以下で傾斜するように内管6の外周
上に取付けられ、その上端部は外管4の内周面に固定さ
れている。すなわち、外管4と内管6との環状空間部へ
流入した蒸気流がガイドベーン11の取(;J傾斜角度
に従って旋回するようになっている02亀の捕捉スクリ
ーン7の上流側(第2図では左側)のスクリーン面下部
に接するようにガイド溝12が内管6の外周面に周方向
に凹設され、捕捉スクリーン7によシ捕捉された蒸気中
の固体粒子等メイラスケールはこの捕捉スクリーン7の
スクリーン面に沿って自重により落下し、この落下方向
で開口するガイド溝12内に収容されるようになってい
る。外管4の下部には、第2図に示すように中空筒体の
スケール溜13が外管4の軸線に対し、垂直方向下方へ
+hOるように一体的に連成され、その下端部はボイラ
スケール排出用の排出口13aが形成され、この排出口
13aは適宜開閉し得るように開閉自在に形成さノ1て
いる。スケール溜13の中空部はボイラスケールを貯溜
するだめのものであシ、この中空部は、内管6の外周下
面に凹設されたガイド溝12の空間部と連通するように
なっている。すなわち、上流側(第2図では左側)K位
置する2重の捕捉スクリーン7の外周縁部の下端部には
、この捕捉スクリーン7の厚さ方向に貫通する貫通孔7
Cが穿設される。
また、2重の捕捉スクリーン7の外周縁部を連結するス
ペーサlOの下端部には、径方向にスペーサ10を貫通
する貫通孔10aが穿設され、これら両頁通孔7c、1
0aを介してスケール溜13の中空部とガイド溝12の
空間部とが外管4内の下部において連通している。
次に上述の実施例の作用について述べる。
一般に蒸気管1内を流れる蒸気流は、はぼ直角に屈曲す
る曲管部2の直後においては第5図に示すように2次流
れのために管断面内に渦を有する旋回流となる。このた
めに蒸気中に混入されている重量の大きい固体粒子等ボ
イラスケール14は、この旋回流による遠心作用で旋回
蒸気流の外周方向へ分離され、この外周を旋回する外周
旋回蒸気流に集中するものである。したがって、21管
構造を々ず本発明に・係るスケール除去装置3をこのよ
うな旋回する洛気流の流路に設りれば、々(6図矢印9
に示すようにスケール除去装置3へ流入した蒸気流は内
管6内と、内管6の外周面と外管7の内周面とで画成さ
れる環状空間部とへ分流され、この環状空間部には第6
図の黒点で示すボイラスケール14を比較的多量に混入
させた外周旋回蒸気流9aが流入される。この蒸気流9
aけまず、ガイドベーン]1により旋回角度を規制され
、ガイドベーン11の取付角度に従った旋回流に修正さ
れ、2重の捕捉スクリーン7へ案内される。外周旋回蒸
気流9aはこの2重の捕捉スクリーン7へ第7図に示す
ように斜め方向から流入され、蒸気流9a中のボイラス
ケール14は捕捉スクリーン7の細目に編まれたワイヤ
メツシュ8により捕捉され、蒸気は浄化される。捕捉ス
クリーン7により捕捉されたボイラスケール14は捕捉
スクリーン7のワイヤメツシュ8に沿って自重により下
方のガイド溝12内へ落下し、または外管4の内周面上
に洛下し、これらガイド溝12オよび外管4の内周面に
より外管4内下方へ案内され、この下方で開口する捕捉
スクリーン7の外周縁部下部の貫通孔7Cおよびスペー
サ10の外周部下部゛の貫通孔10aを介してスケール
溜13へ収容される0このスケール溜13で貯溜さねた
ボイラスケール14は排出口13aより適宜排出できる
ようになっている。
一方、蒸気管1の曲管部2の管軸周辺の内周を旋回する
内周旋回蒸気流9bはボイラスケール14が比較的少な
く、内管6内を円滑に流動し、内管6の出口側に達する
。ここでこの蒸気流9bは、内管6と外管4との環状空
間部を流れ、捕捉スクリーン7にて浄化された蒸気流9
aと合流し、外管4の下流側へ流れ、ボイラスケール1
4が確実除去された清浄な蒸気が蒸気タービン(図示省
略)へ導入される。
なお、上述した実施例のスケール除去装置では外管4の
膨出部内に内管6を収容する2重管構造としたが、本発
明はこれに限定されるものではなく、第8図に示すよう
な2重管構造としてもよい。
すなわち、外管加は膨出部を備えないストレート管に形
成し、この外管か内に内管21ヲ同軸状に収容する41
N成としてもよい。また、第8図に示すように捕捉スク
リーン22を1重としてもよい。この第8図に示すよう
な実施例のスクール除去装置では円管と外管とで画成さ
れる環状空間部が狭小となり、また、捕捉スクリーンn
が1重であるためにボイラスケールの除去能力は若干低
下するが、上述の第1実施例とtlは同様の作用、効果
を有し、しかも、スケール除去装置の構造が簡単になる
ために制作コストが低減されるという効果を有する。
なお、第8図中、第2図と同一符号は同一部月を示し、
その説明を省略している。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る蒸気タービンプラント
は、蒸気管の曲管部下流において旋回流を生ずる蒸気流
を2重管構造よりなるスケール除去装置に流入せしめ、
ボイラスケールを比較的多址に混入させた外周旋回蒸気
流を、スケール除去装置の内管と外管とで画成される環
状空間部に誘導し、ここで捕捉スクリーンにより&イラ
スケールを除去するようにした。すなわち、ボイラスケ
ールが偏在する蒸気管の曲管部下流において、比較的ゲ
イラスケールを多量に混入させる蒸気流の外周を旋回す
る外周旋回蒸気流のみを捕捉スクリーンにより浄化する
ので、効率良くボイラスケール等異物を除去することが
できる。また、殆どボイラスケールを混入させていない
盛気流の内周を旋回する内周旋回蒸気流はそのまま内管
を流通させるので、その蒸気流に乱流を生ずることがな
く、また流速も減速されず、圧力損失を最小限に抑制す
ることができる。さらに、捕捉スクリーンは従来のスト
レーナよりもワイヤメツシュ等により蒸気流通孔を小径
に形成できるので、従来のストレーナでは捕捉すること
ができなかった小径の固体粒子等異物を除去でき、その
結果、蒸気タービンへ導入される蒸気の清浄度を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る蒸気タービンプラントの一実施例
を示し、蒸気管の曲管部直近の下流に介装された状77
↓1のスケール除去装置の外観正面図、第2図は同、ス
ケール除去装置の縦断面図、第3図は同、第2図σ月1
1−■線に沿う断面図、第4図は同、第2図のIV −
IV線に沿う断面図、第5図は一般的な蒸気管の曲管部
内における蒸気流を説明するだめの説明図、第6図は@
2図の要部拡大図、第7図は第2図で示すスケール除去
装置のガイドベーンと捕捉スクリーンとを流通する蒸気
の流れを説明するだめの概略fJjr面図、第8図は本
発明に係る蒸気タービンプラントの他の実施例に適用さ
れるスケール除去装置の縦断面図である。 1・・・蒸気管、2・・・曲管部、3・・・スケール除
去装置、4,20・・・外管、5・・・取付フランジ、
6.21・・・内管、7.22・・・捕捉スクリーン、
7a・・・内周枠部、7b・・・外周枠部、8・・・ワ
イヤメツシュ、9・・・蒸気の流れ方向、9a・・・外
周旋回蒸気流、9b・・・内周旋回蒸気流、10・・・
スペーサ、11・・・ガイドベーン、12・・・ガイド
溝、13・・・スケール溜。 出願人代理人 波 多 野 久 第1図 汗; 1( 第2図 −3II 第3図 第4図 ボ 第5図 1¥ イ リ h 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、Iイラーで発生した蒸気を蒸気タービンに導入する
    蒸気管を備えた蒸気タービンプラントにおいて、外管内
    に内管を収容して二重管構造をなし、この外管と内管と
    で画成される環状空間部にlイラスケール等の異物を捕
    捉する捕捉スクリーンを張設し、この捕捉スクリーンへ
    流入する蒸気流を旋回せしめるガイドベーンを複数設け
    、上記捕捉スクリーンにより捕捉されたIイラスケール
    等の異物を上記外管内下部に案内するガイド溝を上記内
    管の外周面に周方向に周設し、上記外Iu内下部に案内
    されたゼイラスケールを貯溜するスクール溜を上記外管
    下部に設けてスケール除去装@を宿成し、このスケール
    除去装置を上記蒸気管の曲管部の下流罠介装させたこと
    を44徴とする蒸気タービンプラント。 2、捕捉スクリーンは、ワイヤーメツシュまたは多孔板
    のいずれかよりなることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の蒸気タービンプラント。 3、蒸気管の曲G部は、その管軸が性を1直角に屈曲さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の蒸気タービンプラント。 4、捕捉スクリーンが多重に並設されたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の蒸気タービンプラント
    。 5、スケール除去装置は、蒸気管の曲管部の直近に介装
    されたことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    蒸気タービンプラント0
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