JPS608058B2 - アミン基末端液状重合体含有被覆組成物 - Google Patents

アミン基末端液状重合体含有被覆組成物

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JPS608058B2
JPS608058B2 JP7109179A JP7109179A JPS608058B2 JP S608058 B2 JPS608058 B2 JP S608058B2 JP 7109179 A JP7109179 A JP 7109179A JP 7109179 A JP7109179 A JP 7109179A JP S608058 B2 JPS608058 B2 JP S608058B2
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  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
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  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な被覆組成物に関する。
本発明の被覆組成物は、熱硬化性プラスチック成型品、
特に繊維強化プラスチック成型品製造用の被覆組成物と
して特に優れ、この被覆組成物を用いて熱硬化性プラス
チック成型品の表面のへこみ、紬孔、ひび割れおよびそ
の表面に表われた繊維の線(openknitliM)
のような欠陥をカバーするための手段として用いられた
場合に特に優れる。さらに本発明の被覆組成物は、長い
貯蔵寿命を有する安定な液状被覆組成物であって、硬化
組成物を被覆するにあたり単独で使用することができ、
成型された基材に適用するとき特に有用であり、良好な
付着性を示し且つかかる未被覆物品を塗装する前に通常
必要とされるサンダー仕上げ及び下塗り工程を省略する
こができる。型内(ln−mold)被覆組成物及びそ
の適用方法は公知であり、例えば米国特許第1.457
.935号に記載されている。
この方法では、補強用繊維(通常はガラス繊維)と薄層
(シート)成型用樹脂またはバルク成型用樹脂の形の樹
脂を混合し、成型金型中に入れ、樹脂が硬化するように
加熱しながら金型を圧縮して所望の部品を成型し、僅か
に金型を開き、被覆組成物を注入して基材と金型面(o
penmoldfaec)との間の空間を満たし、金型
を僅かに閉じて被覆剤を0.5〜0.8側(20ミル)
以下、通常は0.0127〜0.127肋(0.5〜5
ミル)の厚さに基材の表面上に一様に押し延ばし、次い
で被覆剤を硬化させることからなる。現在の技術水準で
は、被覆組成物は2成分から誘導され、両成分を混合す
ると重合を開始し、通常数時間ないし数日以内にゲル化
してしまい、それ以後は型内被覆組成物(ln−mol
dcoatingcompo−sition)としても
はや使用できなくなる。しかも、かかる2成分系による
場合は、一様な性質と一様な硬化時間を有する満足な被
覆組成物を得るためには、使用時に正確に計量、測定す
ることを必要とする。以下に示す本発明の被覆組成物は
、通常の条件下で貯蔵するときは6ケ月以上安定であり
、かつ型内被覆組成物として使用する前に成分を正確に
計量して混合することを必要としない単一混合組成物で
ある。
本発明の目的は、圧縮または射出成型し完全に硬化させ
た強化熱硬化成型物品に適用するとき優れた付着性、な
めらかさ、耐久性及び硬度を有する優れた圧縮または射
出成型被覆面を与えるのに有用な成型用被覆組成物を提
供することである。
本発明の目的は、一般式(1)(式中Yは、2〜2の固
の炭素原子および少なくとも2個のアミン基を有しかつ
それらのアミン基のうち少なくとも2個が第一ァミン基
、第二ァミン基、または第一アミン基と第二アミン基と
の混合したものである脂肪族、脂環式、芳香族または複
素環式アミンの一個のアミン基から水素を除去すること
により得られる1価の基であり;そしてBは炭素−炭素
結合からなる重合体主鎖である)を有し、かつ一分子当
り平均約1.7〜3個のアミン基を含み、それらのアミ
ン基が第一アミン基、第二アミン基または第一アミン基
と第二アミン基との混合したものであるアミン末端基含
有液状重合体2〜15重量%;一般式(ロ)C−1−(
D−N)tD−1−C m) (式中Cはアクリル酸またはメタクリル酸のヒドロキシ
末端基含有ェステルから誘導されかつカルバミン基で結
合した基であり、Dはポリアルコキシ化ビスフェノール
A形化合物から誘導される基であり、1はポリィソシア
ネートから誘導される基であり、Nは不飽和脂肪族ジカ
ルボン酸またはその無水物から誘導される基であり、t
は1〜5の整数である)を有するビニルェステルウレタ
ン樹脂20〜5の重量%;および共重合性エチレン系不
飽和単量体30〜6の重量%;からなる被覆組成物によ
って達成される。
本発明素成物における各成分を以下説明する。
アミン末端基含有液状重合体式(1)中の【Bー中の炭
素−炭素結合は、一般に全軍合体主鎖の約9の重量%以
上、より好ましくは約95重量%以上を占める。
アミン末端基含有液状重合体の粘度は約500〜約2.
500.00比ps、より好ましくは約500〜約50
0.00比psのブルツクフイールド粘度(ブルックフ
ィールドRVT粘度計を用いて27ooで測定)である
。アミン末端基含有液状重合体は、例えば米国特許第4
.058.657号記載のようにして製造することがで
きる。
好ましい方法は、炭素−炭素主鎖を有するカルボキシル
基末端またはェステル末端液状重合体を、2個以上の非
置換ァミン基及び/又はモノ置換ァミン基(一NH2,
>NH)を含む少くとも1種の脂肪族、脂環式または複
秦環式アミンと反応させることによって、式(1)中の
Yがアミン基から水素を除いて得られる1価の残基のも
のが得られる。炭素−炭素主鏡を有するカルボキシル基
またはェステル末端基含有液状重合体に代えて、炭素−
炭素主鏡の有するハロゲノカルボニル末端基(COX、
Xはハロゲン原子)含有液状重合体を用いても同様にア
ミン末端基含有液状重合体が得られる。アミン末端基含
有液状重合体は、重合体1分子につき、平均約1.7〜
約3個、好ましくは約1.7〜約2.針固の非置換ァミ
ン基及び/又はモノ置換アミン基を含む。
アミン末端基含有液状重合体の製造に用いられるカルボ
キシル末端基含有重合体の炭素−炭素結合からなる重合
体主鎖(式(1)中のB)は、末端に少なくとも1個の
エチレン系不飽和結合を有する少なくとも1種のビニリ
デン単量体の重合単位である。
このビニリデン単量体は、‘a’2〜14個、好ましく
は2〜8個の炭素原子を含むモノオレフイン類、例えば
エチレン、プロピレン、イソブチレン、1ーブテン、1
ーベンテン、1ーヘキセン、1ードデセン等;{b}4
〜1の固、好ましくは4〜8個の炭素原子を含むジェン
類、例えばブタジエン、イソブレン、2ーイソブロピル
ー1,3−プタジェン、クロロブレン等;【c)2〜8
個の炭素原子を含むカルボン酸のビニル又はアリルヱス
テル類、例えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酢酸
アリル等;側アルキル基が1〜8個の炭素原子を含むビ
ニルアルキルェーテル又はアリルアルキルヱーテル類、
例えばビニルメチルェーナル、アリルメチルェーテル等
;並びに{e}(メタ)アクリル酸及び(メタ)アクリ
ル酸ェステル類、例えばアクリル酸エチル、アクリル酸
ブチル、アクリル酸へキシル、アクリル酸2−エチルヘ
キシル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸オクタデシル
、アクリル酸メトキシメチル、アクリル酸ブトキシェチ
ル、アクリル酸へキシルチオェチル、アクルレ酸8−シ
アノェチル、アクリル酸シアノオクチル、メタクリル酸
エチル、メタクリル酸メチル及びこれらの混合物からな
る群から選ぶことができる。上記ビニリテン単量体は、
その一部を他の共重合性単量体で置換することができる
これらの共重合性単量体としては、{f}ビニル芳香族
化合物類、例えばスチレン、Q−メチルスチレン、クロ
ルスチレン、ビニルトルェン等:(g)ビニルニトリル
類、例えばアクリロニトリル、メタクリロニトリル等;
(h)ハロゲン化ビニル類、例えば臭化ビニル、塩化ビ
ニル等;(i)ジビニル及びジアクリレート類、例えば
ジビニルベンゼン、ジビニルエーテル、ジエチレングリ
コールジアクリレート等;(j)2〜8個の炭素原子を
含むヱチレン系不飽和カルボン酸のアミド類、例えばア
クリルアミド等:及び(k)アリルアルコールなどから
なる群から選ばれる。これらの共重合性単量体は、重合
体主鎖中の5の重量%以下、好ましくは35重量%以下
である。アミン末端基含有液状重合体の製造に用いられ
るカルボキシル末端基含有重合体の好ましい例には、カ
ルボキシル末端基含有ポリエチレン、カルボキシル末端
基含有ポリィソプチレン、カルボキシル末端基含有ポリ
ブタジェン、カルボキシル末端基含有ポリィソプレン、
カルボキシル末端基含有ポリ(アクリル酸エチル)、4
〜8個の炭素原子を有するジェンと式CH2=CR3C
N(式中R3は水素又は1〜3個の炭素原子を有するア
ルキル基)で表わされるビニルニトリルのカルボキシル
末端基含有共重合体及びブタジェンとスチレンのカルボ
キシル末端基含有共重合体が含まれる。
ブタジェンとアクリロニトリル又はスチレンとのカルボ
キシル末端基含有共重合体が特に有用である。これらの
英重合体は、重合体の全重量に対して約5の重量%以上
のブタジェン、約4の重量%以下のアクリロニトリル又
はスチレン及び約0.4〜10重量%のカルボキシル基
を含むことができる。特に適当な共重合体は、ブタジェ
ン/アクリロニトリルのモル比が平約5/1であり、炭
素原子数約200〜30の固の範囲の炭素−炭素結合主
鎖を有する重合体である。アミン末端基含有液状重合体
の製造に用いられるカルボキシル末端基含有液状重合体
は、例えば米国特許3.285.949号に記載されて
いるように、カルボキシル基を有する開始剤及び/又は
調節剤を用いるラジカル重合により、又は例えば米国特
許第3.135.716号及び第3.431.235号
に記載されているように金属リチウムまたは有機金属化
合物を用いて溶液重合し且つ得られた重合体を後処理し
てカルボキシル基を導入することにより製造することが
できる。
カルボキシル末端基含有液状重合体はまたカルボキシル
基以外の末端官能基を有する液状重合体をカルボキシル
基を与えるような化合物と反応させることによっても製
造することができる。例えば水酸末端基含有液状重合体
にジカルボン酸類を反応させることによって製造するこ
とができる。この場合は一般式(1)中の炭素一炭素結
合主鎖の末端官能基に近い部分にェステル結合が入るこ
とになる。これらの重合体の本質的な特徴は少なくとも
末端カルボキシル基を有み、且つ重合体主鎖の大部分は
炭素−炭素結合からなることである。炭素−炭素結合主
鎖中にエチレン系不飽和結合が存在することは、被覆組
成物の性能にはあまり影響がない。カルボキシル末端基
含有重合体が生成したら、ハロゲノカルボニル末端基含
有重合体(酸ハロゲン化物)を生成させるため、当業界
で公知の方法で単離することもできる。また末端カルボ
キシル基をェステル化して、ェステル末端基含有重合体
としても良い。これらはすべてァミンと反応して本発明
の実施に特に有用なアミン末端基含有液状重合体の製造
に用いられる。上記のカルボキシル末端基、ェェステル
末端及びハロゲノカルボニル末端基含有重合体と良く反
応するアミンには、1〜2の固、好ましくは1〜12個
の炭素原子及び合計で2個以上の、好ましくは合計で2
個の非置換アミン基(一NH2)及び/又はモノ置換ァ
ミン基(>NH)を含む脂肪族ァミンが含まれる。
4〜2の固、好ましくは4〜12個の炭素原子及び合計
2個以上、好ましくは合計で2個の非置換アミン基及び
/又はモノ置換アミン基を含む脂環式アミンも適当であ
る。
2〜2針固、好ましくは2〜12個の炭素原子及び合計
で2個以上、好ましくは合計で2個の非置換アミン基及
び/又はモノ置換アミン基を含む複索環式アミンも使用
することができる。
上記の適当なアミンの例としては、例えばエチレンジア
ミン、1,2−プロ/ぐンジアミン、1,3−プロ/ぐ
ンジアミン、1,4ーブタンジアミン、2−メチル−1
,2−プロ/ぐンジアミン、1,5ーベンタンジアミン
、1,6−へキサンジアミン、1,7ーヘプタンジアミ
ン、1,8−オクタンジアミン、1,10−テ十力ンジ
アミン、1,12−ドデカンジアミンなどの脂肪族アミ
ン類;例えばジエチレントリアミン、トリエチレンテト
ラミン、テトラエチレンベンタミン、ビス(ヘキサメチ
レン)トリアミン、3,3′ーイミノビスプロピルアミ
ンなどの脂肪族ポリアミン類:例えば1,2−ジアミノ
シクロヘキサン、1,8一pーメンタンジアミンなどの
脂環式ジアミン類及び脂環式ポリアミン類;例えば4一
(アミノメチル)ピベリジン、ピベラジン、及びN−(
2ーアミノエチル)ピベラジン、N−(3−アミノプロ
ピル)ピベラジン、N,N′ービス(3−アミノプロピ
ル)ピベラジン等を含む1〜6個の炭素原子、好ましく
は1〜4個の炭素原子からなるN−アルキル基を有する
N−(アルキルアミノ)ピベラジン等の複素環式ジアミ
ン及び複秦環式ポリアミン類が挙げられる。
より好ましくは、上記アミンは、異なる反応性を有する
合計2個以上の非置換アミン基及び/又はモノ置換アミ
ン基を含み、カルボキシル末端基トそのェステル、又は
ハロゲノカルボニル末端基含有重合体を反応させてアミ
ン末端基含有液状重合体を製造する際に、液状重合体ど
うしのカップリングよりも、アミノ末端基化反応の方が
鰻先的に起こり、且つカップリングを避けるためには、
ほんのわずかの過剰量のアミンですむようなものである
このようなより好ましいアミンの例としては、1,8一
pーメンタンジアミンなどの脂環式ジアミン類、並びに
4−(アミノメチル)ピベリジン及びアルキル基が1〜
12個、より好ましくは1〜6個の炭素原子を有するN
−(アミノアキル)ピベラジン類、例えばN−(2ーア
ミノエチル)ピベラジン、N−(3−アミノプロピル)
ピベラジンなどの複素環式アミン類が挙げられる。N−
(2−アミノェチル)ピベラジンを用いた場合に最も優
れた結果が得られる。アミン末端基含有液状重合体の製
造には、芳香族ジアミン又は芳香族ポリアミンを使用す
ることもできる。
芳香族アミンとカルボキシル末端基含有重合体との反応
は高温を必要とし、反応成分および生成物の分解をひき
起こすので、あまり好ましくないが芳香族アミンは上記
ハロゲノカルボニル基末端重合体とはよく反応する。適
当な芳香族アミンは1個以上の芳香族核に直接結合した
2個以上の非置換ァミン基及び/又はモノ置換ァミン基
を有するものである。適当な芳香族アミンの例としては
、4,5−アセナフテンジアミン、3,5ージアミノア
クリジン、1,4ージアミノアントラキノン、3,5ー
ジアミノ安息香酸、2,7−フルオレンジアミン、1,
5ーナフタレンジアミン、1,8ーナフタレンジアミン
、2,4−トルエンジアミン、2,6ートルエンジアミ
ン、oーフエニレンジアミン、mーフエニレンジアミン
、pーフヱニレンジアミンなどが含まれる。アミン末端
基化反応は溶媒を必要としないが、溶媒を用いてもよい
。溶媒混合物も使用できる。適当な溶媒としては、3〜
1針固の炭素原子、より好ましくは3〜6個の炭素原子
を有する脂肪族および脂環式エーテル、例えばテトラヒ
ドロフラン、ジェチルェーテルなど;1〜1の固の炭素
原子、より好ましくは1〜6個の炭素原子を有するハロ
ゲン化脂肪族炭化水素、例えばクロロホルム、四塩化炭
素、1,2−ジクロルェチレン、トリクロルエチレン、
テトラクロルエチレンなど;および3〜IN圏の炭素原
子、より好ましくは3〜6個の炭素原子を有するェステ
ル、例えば酢酸エチル、酢酸nーブチル、酢酸へキシル
、酢酸ペンジル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エ
チル等が含まれる。式 (上記式中、R4は水素、ハロゲンまたは1〜3個の炭
素原子を有するアルキル基であり、且つ少なくとも2個
のR4は水素である。
より好ましくは、R4は水素、塩素または1〜2個の炭
素原子を有するアルキル基であり、且つ少なくとも3個
のR4は水素である。)で表わされる芳香族化合物も溶
媒として適当であり且つより好ましい。
適当な芳香族溶媒としは、ペンゼ、ン、クロルベンゼン
、トルエン、o−、m一およびpーキシレン、o一、m
一およびp−ジェチルベンゼン、クメン、メシチレンな
どが含まれる。1分子当約1.7〜約3個の非置換ァミ
ン基および/またはモノ置換アミン基を含むアミン末端
基含有液状重合体を製造するためには、少なくとも1種
の前記アミンの十分な量を前述したカルボキシル末端基
、ェステル末端またはハロゲノカルボニル末端基含有液
状重合体と反応させる。
典型的には、反応前の液状重合体中の全末端カルボキシ
ル、末端ェステルまたは末端ハロゲノカルボニル基の平
均は1分子につき約1.7〜約3個、より好ましくは約
1.7〜約2.3個である。この典型的な場合において
は、前記末端カルボキシル基、末端ェステル基または末
端ハロゲノカルボニル基液状重合体1モル当量につき約
1.2〜約6モル当量およびそれ以上、より好ましくは
約1.2〜約3モル当量の少なくとも1種の前記アミン
を使用する。しかし、カルボキシル末端基、ェステル末
端またはハロゲノカルボニル末端基含有液状重合体が相
当量のアクリル酸、アクリル酸ェステルを重合体主鎖中
に含む場合には、アミン末端基含有重合体が1分子につ
き約1.7〜約3個以下の非置換アミン基および/また
はモノ置換ァミン基を含むように、反応させるアミンの
量を調節しなければならない。アミン末端基化反応には
、触媒は必要でなく、種々の型の混合装置を使用するこ
とができる。
例えば、タービン蝿投機ならびにプロペラ式混合器のよ
うな簡単な混合器を使用することができる。反応成分は
どんな順序で混合してもよい。反応混合物は約80℃〜
約150ooの温度で、典型的には約1〜6時間加熱(
あるいは溶媒を用いるときには還流)する。アミン末端
基含有重合体は、真空蒸留により、あるいはベンゼン・
メタノール混合液のような溶媒で洗浄した後重合体を乾
燥することによって精製することができる。アミン末端
基含有液状重合体のアミン含量は赤外分光測定により定
性的に分析することができる。アミン含量はまた、シギ
ァ(Si繋ia)の“官能基による定量有機分 析 (
Q雌nt船tive ○rganlc 価alysi
sviaFunctionaIGro岬s)’’,N、
Y、Wiley andSo順、Inc、 1963p
、452‐456に記載の方法で定量的に分析すること
ができる。実施例1〜30中で使用したアミン末端基含
有重合体は上述の方法で容易に製造される。
例えば、一般式(上記一般式中、xは5であり、yは1
であり、mは10であり、ブタジェン含量は重合体の約
?0重量%、アクリロニトリル含量は重合体の約17重
量%、末端アミン基含量は重合体の約14重量%である
)で表わされるジピベラジ/末端基含有ポリ(ブタジェ
ンノアクリロニトリル)は27℃で約200.00比p
sのプルックフィールド粘度を有し、100重量部につ
き0.050〜0.055アミン当量を有し、4個のア
ミン水素基準の当価重量が840〜925であり、比重
約0.938、屈折率1.5172である。
この重合体はビー・ェフ。グッドリッチ社(B.F.C
℃。drich C。moany)からハイカーATB
N(HYCARATBN)(1300×16)として発
売されており、過酸化物触媒の存在下でアクIJロニト
リルとブタジェンの1/5のモル比の混合物を共重合さ
せた後、シカルボキシル化し且つ上述の方法で、N−(
2−アミノェチル)ピベラジンと反応させることによっ
て製造することができる。共重合性ビニル単量体本発明
被覆組成物においては、上記の1モルにつき約1.7〜
3個の官能基を有するアミン末端基含有液状重合体は、
共重合性不飽和ポリエステル樹脂および/または共重合
性ビニルェステルウレタン樹脂と、共重合性ビニル単量
体との混合物中に存在する。共重合性ビニル単量体はス
チレン、ジビニルベンゼン、ヘキサンジオールジアクリ
レート、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ブ
チル、ネオベンチルジオールジアクリレート、ベンタエ
リトリツトトリアクリレート、グリシジルアクリレート
およびそれらの対応するメタクリル酸ヱステル同族体お
よび/またはそれらの均等物から選ぶことができる。
ビニルェステルウレタン樹脂 上記共重合性ビニル単量体および分子内に不飽和結合を
有する場合には液状重合体と共重合しうるビニルェステ
ルウレタン樹脂は次の一般式(〇)C−1一(D−N)
tD−1一C (□)(式中Cはアクリル酸またはメタ
クリル酸のヒドロキシ末端基含有ェステルから誘導され
かつカルバミン基で結合した基であり、Dはポリアルコ
キシ化ビスフェノールA形化合物から誘導される基であ
り、1はポリィソシアネートから誘導される基であり、
Nは不飽和脂肪族ジカルボン酸またはその無水物から誘
導される基であり、tは1〜5の整数である)で表わさ
れるビニルェステルウレタン樹脂である。
これらのビニルェステルウレタン樹脂は、好ましくは米
国特許第3.876.726号(特公昭53−2007
8)または特願昭53−142136記載のようにして
得られる。
より具体的には、例えばポリオキシアルキレンビスフエ
ノールAマレエートまたはフマレートなどの有機ポリオ
ールと不飽和脂肪族ジカルボン酸との水酸基末端ェステ
ル、ポリィソシアネートおよびアクリル酸またはメタク
リル酸の水酸基末端ェステルを縮合させることによって
製造される。ビスフヱノールA誘導体は1モルにつき2
〜20個のオキシアルキレン単位を有するポリオキシア
ルキレンビスフエノールAである。
これらのビスフェノール誘導体はビスフエノールAとエ
チレンオキシドまたはプロピレンオキシドのようなアル
キレンオキシドとをまず反応させて縮合物を得て、その
後で上記縮合物2モルと不飽和脂肪族ジカルポン酸また
はその無水物1モルとを反応させることによって製造す
ることができる。ビスフェノールAに代えて、ベンゼン
環1個につき2個までの置換基を有する、ビスフェノー
ルA型化合物の置換誘導体を使用することができる。特
に好ましい譲導体は置換基がヒドロキシル基に対してオ
ルトの位置にある塩素、臭素、弗素およびメチル基から
選ばれる誘導体である。ビスフェノールAのポリオキシ
アルキレン誘導体は、ビスフェノールAとアルキレンオ
キシドとを、フェノール性水酸基につき平均1〜8オキ
シアルキレン単位を有するポリオキシアルキレン鎖でフ
ェノール性水酸基の水素を置換するように反応させるこ
とによって製造される。
特に興味ある誘導体はピスフェノールAIモルにつき2
〜16個のオキシアルキレン単位を有する誘導体である
。オキシアルキレン単位が増加するにつれて硬化被覆剤
の可操性が増加する。本発明の組み合わせに有用な誘導
体を製造するのに好ましい不飽和ジカルボン酸およびそ
の無水物には、例えばマレイン酸およびフマル酸ならび
にそれらの対応する無水物が含まれる。
ポリエステル部分の製造に用いられる不飽和脂肪族ジカ
ルボン酸またはその無水物の量はアルコキシル化ビスフ
ェノールA対酸または酸無水物のモル比が約2/1〜約
6/5に等しいような量である。使用することができる
代表的なポリオキシアルキレンビスフェノールA誘導体
には、例えばポリオキプロプレン‘2’ビスフエノール
A、ポリオキシエチレン(2,2)ビスフエノールA、
ポリオキシプロピレン(2,2)テトラプラムビスフエ
ノールA、ポリオキシプロピレン‘3’ビスフエノール
A、ポリオキシプロピレン‘4}ビスフエノールA、ポ
リオキシプロピレン【6}ビスフエノールAおよびポリ
オキシプロピレン(16)ピスフエノールAが含まれる
。テトラブロムビスフェノールAおよびテトラメチルビ
スフェノールAの対応するポリオキシプロピレンおよび
ポリオキシェチレン誘導体も含まれる。上記ポリオキシ
アルキレンビスフェノールA誘導体に加えて、あるいは
その代わり‘こ、脂肪族ジオール及びトリオールを含む
脂肪族ポリオール、例えばエチレングリコール、プロピ
レングリコ−ル、ブチレングリコール、トリエチレング
リコ−ル、ネオベンチルグリコールおよび2,2,4ー
トリメチル−1,3−ペンタンジオール、ヘキサメチレ
ングリコール、トリメチロールプロパン、グリセリン、
ベンタェリトリツトなどの他の有機ポリオールを使用す
ることもできる。
ビニルェステルゥレタン樹脂の製造において、ポリイソ
シアネートはジイソシアネート、トリイソシアネートお
よび1モルにつき約5個までのィツシアネート基を有す
るィソシアネート及びそれらの混合物から選ぶことがで
きる。
ポリィソシアネートとしては脂肪族ポリィソシアネート
、芳香族ポリイソシアネートのいずれも使用でき、脂肪
族ジイソシアネートには、例えばメチレンービス(4−
シクロヘキシルイソシアネート)、イソホロンジィソシ
アネートなどが含まれる。芳香族ジィソシアネートには
、トルエンジイソシアネート、ジフエニルメタン−4,
4′ージイソシアネート、pーフエニレンジイソシアネ
ート、ジクロルジフヱニルメタンジイソシアネート、ジ
メチルジフエニルメタンジイソシアネート、ジベンジル
ジイソシアネート、ジフエニルエーテルジイソシアネー
トなどが含まれる。また例えば、式○CN−PH÷Xナ
,PH−NC○ (上記式中、PHは芳香族環であり、.は0又は1であ
り且つXは1〜5個の炭素原子を有するアルキレン基、
あるいは酸素、硫黄、スルホキシドまたはスルホンであ
る)で表わされるジィソシアネートも有用である。
平均ィソシアネ−ト官能性が2より大きな多官能性ィソ
シアネート、例えばポリメチレンポリフェニレンポリイ
ソシアネートは商品名ルピナートMポリイソシアネート
(RUBINATEMpolyisoc−松naに)お
よびパピ901ポリイソシアネート(PAPI 901
poMsocyanate)(1モルにつき約2.4〜
3個のィソシアネート基を有する)で発売されている。
ジィソシアネートと官能性が2より大きなポリィソシア
ネートとの混合物も使用することができる。トルェンジ
イソシアネートを用いる場合、2,4−異性体と2,6
一異性体との混合物を含む。ポリィソシアネートの使用
量は使用するビスフェノールA譲導体1モルに対して2
モル以上である。ビニルェステルゥレタン樹脂の製造に
用いられるアクリル酸またはメタクリル酸の水酸基末端
ヱステルは例えばアクリル酸またはメタクリル酸とヱチ
レンオキシドおよびプロピレンオキシドから成る群から
選ばれるアルキレンオキシドとを反応させることによっ
て製造される。
反応は当業界で公知の方法で行われる。使用できる代表
的なアクリル酸又はメタクリル酸の水酸基末端ェステル
には、例えばヒドロキシプロピルメタクリレート、ヒド
ロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシエチルアクリ
レート、ヒドロキシブロピルアクリレート、ポリオキシ
エチレン‘2’アクリレート、ポリオキシエチレン(2
)メタクリレート、ポリオキシエチレン(3ーアクリレ
ート、ポリオキシエチレン{3}メタクリレート、ポリ
オキシプロピレン(2ーアクリレート、ポリオキシプロ
ピレン■メタクリレート、ポリオキシプロピレン【3’
アクリレートおよびポリオキシプロピレン‘3}メタク
リレートが含まれる。アクリル酸またはメタクリル酸の
水酸基末端ェステルの使用量は上記ウレタンェステル上
の未反応ィソシアネート基1モルにつき1モル以上でな
ければならない。好ましいビニルェステルウレタン樹脂
は製造例に示したような方法で製造することができる。
製造例Aービニルェステルウレタン樹脂の製造鷹投機、
温度計、窒素導入管、蒸留ヘッドを備えた2〆反応フラ
スコ中に、ビスフェノールAIモルにつき平均2.2モ
ルのプロピレンオキシドを付加したポリオキシポリオキ
シプロピレンビスフェノールA4モルと無水マレィン酸
2モルとを加える。
得られた反応混合物を210〜215qoに加熱し、5
時間保つ。1時間真空にし、その間温度を210〜21
5q0に保つ。
このジェステル1モルを、ヒドロキノン1.44夕の存
在下で、ヒドロキシプロピルメタクリレート2モルおよ
びトルエンジイソシアネート2モルと共に80ooで1
時間混合し加熱反能させた。反応混合物を135o0に
昇温し、この温度に1/2時間保った。得られた淡色の
固体は融点9700、酸価7.6、鹸化価201、水酸
基価22であり、未反応ィソシアネートは残留していな
かった。ここで得た樹脂を粉砕し白色微粉末とし、スチ
レンに溶解して固形分50%のスチレン溶液をつくる。
製造例B−ビニルェステルウレタン樹脂の製造製造例A
の方法に従って、ビスフェノールAIモルにつき平均6
モルのプロピレンオキシドを含むポリオキシプ。
ピレンビスフヱノールA4モルと無水マレィン酸2モル
とを反応させ、その後でトルエンジイソシアネート2モ
ルとヒドロキシエチルアクリレート2モルと縮合させる
。製造例C−ビニルェステルウレタン樹脂の製造製造例
Aの方法に従って、ビスフェノールAIモルにつき平均
16モルのプロピレンオキシドを含むポリオキシフ。
ロピレンピスフェノールAと無水マレィン酸とを縮合さ
せて、その後でポリエステル1モルにつき2モルのトル
エンジイソシアネートと2モルのヒドロキシエチルアク
リレートとの混合物を反応させる。製造例Dービニルェ
ステルウレタン樹脂の製造製造例Aの方法に従って、ビ
スフェノールAIモルにつき平均6モルのプロピレンオ
キシドを有するポリオキシプロピレンピスフェノールA
と無水マレィン酸とを縮合させた後、トルェンジィソシ
アネート2モルとヒドロキシプロピルメタクリレート2
モルとを含む混合物と反応させる。
製造例Eービニルェステルウレタン樹脂の製造ビスフェ
ノールAIモルにつき平均6モルのプロピレソオキシド
を有するポリオキシプロピレンビスフェノールA2モル
と無水マレイン酸1モルとを製造例A記載のように反応
させる。次に、このマレィン酸ジェステル2.7モルを
、平均官能性2.7のポリィソシアネート〔商品名ルビ
ナートM(RubinateM)で発売されている4,
4′−ジフェニルメタンジイソシアネートと他のポリイ
ソシアネートとの混合物と考えられる〕と2.7モルの
ヒドロキシブロピルアクリレートとの混合とを、製造さ
れた樹脂が未反応ィソシアネート基を含まなくなるまで
反応させる。使用例F 35%のポリウレタン増粘化樹脂と65%のガラス繊維
から米国特許第4062826号及び第4073828
号記載の方法に従って製造したゲル化パンケーキを、3
04.8柳×304.8肌(12インチX12インチ)
のフラット(flat)金型に入れ、温度135〜15
0℃、圧力28.12k9/抑(40岬ai)で厚さ6
.35側(1/4インチ)のシートに成型した。
2分後に金型を開き、、第1表及び第2表記戦の過酸化
物触媒含有被覆組成物5〜10夕をシリンジで又は自動
的に添加した。
金型を28.12k9/〆(400ポンド)の圧力下で
閉じ、成型済みのSMC部品上に被覆組成物を2分間で
硬化させた後、金型から取り出した。
2蝿時間後に硬化被覆組成物の硬化基材への接着性の試
験(クロスカットテープ試験)をアメリカン・ソサイエ
テイ・フオー・テステイン・マテリアル・テスト(Am
ericanSocietyforTestingMm
erialTest)ASTMD−3359一74言己
軟の方法に従って行った。
接着性は0−5に等級づけ、5が最良の接着を示す。各
組成物の等級を第1〜3表に示した。上記ポリウレタン
増粘化樹脂は、9の重量部のブレフオームポリヱステル
樹脂とポリオール混合物のスチレン溶液、0.2重量部
の10%パラベンゾキノンスチレン溶液、1重量部のジ
ブチル錫ジラウレート、1重量部のトリェチルアミン、
3重量部のステアリン酸亜鉛、1重量部のパーオキシケ
タール触媒〔例えば1,1ージ(t−ブチルパーオキシ
)シクロヘキサンまたは1,1ージ(tーフチルパーオ
キシ)−3,3,3ートリメチルシクロヘキサンの75
%フタル酸ェステル系可塑剤溶液〕、及び5.5重量部
のルピネートM(Rubi−肌teM)ポリイソシアネ
ート(4,4′ージフエニルメタンポリイソシアネート
を含み平均官能性27の市販ポリイソシアネート)から
なる。
上記のプレホームポリエステル樹脂のスチレン溶液は、
ィソフタル酸、マレィン酸及びプロピレングリコールか
ら製造されたプレフオームポリェステル樹脂を40%と
、9部のエチレンオキサィド平均付加モル数2モルのポ
リオキシェチレンビスフェノールAと1部のプロピレン
オキサィド平均付加モル数1モルのポリオキシプロピレ
ンAの混合物4.5%を含むものである。
使用例G 使用例F記載のポリエステル樹脂6礎郭;スチレン6部
;使用例F記載のポリオール混合物11.24部;1モ
ルのルコフレックス(Rucoflex)S−1011
一110と2モルのトルエンジイソシアネートとを反応
させて得られる、末端ィソシアネート基を有するプレポ
リマー24.28部:10%パラベンゾキノンのスチレ
ン溶液0.2部;トリェチルアミン0.6部;使用例F
記載のケタール触媒の75%スチレン溶液1.$部;ス
テアリン酸亜鉛3部:炭酸カルシウム150部;および
4.48部のルビナート(R地i岬te)M(1モルに
つき2.7イソシアネート基の官能性を有するポリィソ
シアネート)を有する樹脂組成物70%とガラス繊維3
0%とをブレンドすることによってゲル化したシート成
型用組成物を製造する。
これを基材として使用して使用例Fと同様に処理して被
覆組成物の性能を試験した。使用例日市販のエチレン系
不飽和ポリエステルであるパラブレツクス(PARAP
LEX)P340(力ルボキシル基を有するポリメタク
リル酸メチルのスチレン溶液)16.8部;ステアリン
酸亜鉛0.56部;水酸化マグネシュウム0.7部;t
−プチルパーオクトェート触媒0.28部:および炭酸
カルシウム4究郡を有するゲル化樹脂70%とガラス繊
維30%とを含むシート成形用コンパウンドを製造する
この基材に使用例F記載のように被覆組成物を被覆し且
つ試験した。
結果は第1〜3表に示す。使用例I使用例F記載のポリ
エステル樹脂92部;使用例F記載のポリオール混合物
4部:スチレン1部:10%パラベンゾキノン溶液0.
02部;ユニオンカーバィド・ケミカル社(Union
CarbideChemi−caICorporati
on)からRA−800の商品名で発売されている。
ポリプロピレンオキシド3モルとエチレンオキシド1モ
ルとを含むポリオキシェチレンジアミン縮合物0.1部
;ジブチル錫ジラウレート触媒0.1部:使用例F記載
の過酸化物触媒1.0:ステァリン酸亜鉛4部:アルミ
ニウム三水化物〔アルコ・アルミニウム社(AIcoM
umi−nmmCo.)C−331〕140部;および
ルビナート(R地i雌te)Mポリィソシアネート4.
4部を含むゲル化樹脂70%とガラス繊維30%とを含
むポリエステルをブレンドしてシート成形用組成物を製
造する。上記組成物を使用例Fおよび日記教のように試
験した。
結果は第1〜3表中に、実施例1〜30と示してある。
本発明の被覆組成物は、重合用成分以外に、確実になめ
らかな表面を形成させるために通常用いられる離型剤を
含むことができる。ステアリン酸亜鉛のような金属鹸お
よび天然品のレシチンならびにデュポン社のゼレック(
Zelec)UM旨肋族ホスフェートのような他の離型
剤か満足な性能をもっている。被覆組成物に通常添加さ
れる種々の他の添加剤、例えば増量剤、柔軟剤およびコ
ロイド状シリカを標準的成型の慣習に従って用いること
ができる。着色顔料は、被覆組成物に添加した場合、表
面のへこみその他の欠陥を満たして、すべて一操作で光
沢ある着色表面を与えることができるので、部品を金型
から取り出したとき、サンダー仕上げ(handsan
ding)、仕上げ加工および通常の仕上げ塗装のよう
な追加作業を行わずにすぐ使用することができる。かか
る着色ブラィマーコートは通常、カーボンブラック、ク
レー、酸化鉄、リトボン、雲母、珪酸質原料、二酸化チ
タンおよび着色顔料を添加することによってつくられる
。エチレン系不飽和ピニルェステルウレタン樹脂と共重
合性ビニル単量体との間の反応は、通常、触媒、例えば
過酸化ペンゾィル、過酸化シクロヘキサノン、過酸化ジ
にrt−ブチル、過酸化ジクミルおよび過安息香酸にr
t−ブチルのような過酸化物の存在によって活性化され
る。
これらの触媒のうちのあるものは低温で反応してラジカ
ルを発生させるが、あるものは高温で活性化され、また
あるものはコバルト石鹸の希薄溶液やアミンのような促
進剤によって活性化される。共重合性ビニル単量体の重
合が起こる温度を制御すべきである場合には、ラジカル
開始触媒の選択が重要である。触媒による早期作用を防
ぐために、時に禁止剤を用いる。本発明の実施において
は、金型内で成型温度で重合が起こることが好ましい。
本発明の組成物は、なめらかな表面を金型の外でつくら
ねばならない場所が損傷されたフェンダ部品の修繕が望
まれるような場合の吹付け型プラィマーとしても使用す
ることができる。
かかる場合には、吹付け用組成物は被覆組成物を硬化さ
せるため光活性化ラジカル反応開始用触媒を含むことが
できる。吹付け用組成物とする場合には反応性の重合用
原料に加えて、反応性ェボキシド基を有するェボキシ樹
脂から成る群から選ばれる少量(2〜15重量%)の抗
膨潤剤(Anti−swellinga袋nt)、例え
ば9〜11個の炭素原子を有し、飽和で高度に枝分かれ
し、主として第ミ級のモノカルポン酸の混合物とェピク
ロルヒドリンとの反応によって製造されるモノカルボン
酸グリシジェルェステルであり、シェル・ケミカル社(
Shell ChemicalCompany)から発
売されているカージュラ(Cardma)E;ビスフェ
ノールAの変性ジグリシジルェーテルであり、ゼネラル
・ミルズ社(戊neraIMms Inc.)から発売
されているゲネポキシ(快nepoxy)N205;グ
リセリンのジグリシジルェーテルであり、シェル・ケミ
カル社から発売されているェポン(Epon)812;
シェルケミカル社から発売されており、ほぼ純粋なビス
フェノールAのジグリシジルエーテルであるエポン(E
pon)826およびェポン826の僅かに樹脂化した
形であるェポン(Epon)82髪等を添加することが
できる。
グリシジルアクリレートおよびグリシジルメタクリレー
トのような他の物質も抗膨潤剤として有用である。かか
るェポキシド含有物質は被覆組成物の約2〜15重量%
の範囲の濃度で有用であり、アミン末端液状重合体中の
有効な反応性アミン部位を失猪すると考えられる。これ
らの抗膨潤剤の使用は第2表中に見られるように、実施
例25〜28に示す。聡 藤 聡 船 舵

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式(I) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Yは、2〜20個の炭素原子および少なくとも2
    個のアミン基を有しかつそれらのアミン基のうちの少な
    くとも2個が第一アミン基、第二アミン基、または第一
    アミン基と第二アミン基との混合したものである脂肪族
    、脂環式、芳香族または複素環式アミンの一個のアミン
    基から水素を除去することにより得られる1価の基であ
    り;そしてBは炭素−炭素結合からなる重合体主鎖であ
    る)を有し、かつ一分子当り平均約1.7〜3個のアミ
    ン基を含み、それらのアミン基が第一アミン基、第二ア
    ミン基または第一アミン基と第二アミン基との混合した
    ものであるアミン末端基含有液状重合体2〜15重量%
    ;一般式(II) C−I−(D−N)_tD−I−C(II)(式中Cはアク
    リル酸またはメタクリル酸のヒドロキシ末端基含有エス
    テルから誘導されかつカルバミン基で結合した基であり
    、Dはポリアルコキシ化ビスフエノールA形化合物から
    誘導される基であり、Iはポリイソシアネートから誘導
    される基であり、Nは不飽和脂肪族ジカルボン酸または
    その無水物から誘導される基であり、tは1〜5の整数
    である)を有するビニルエステルウレタン樹脂20〜5
    0重量%;および共重合性エチレン系不飽和単量体30
    〜60重量%;からなる被覆組成物。 2 一般式(I)における炭素−炭素結合は、4〜8個
    の炭素原子を含むジエン類および式CH_2=CR^3
    CN(ただしR^3は水素であるか、または1〜3個の
    炭素原子を含むアルキル基である)を有するビニルニト
    リル類からなる群から選択されるビニリデン単量体の重
    合体よりなる重合体主鎖全重量の少なくとも90重量%
    をなす特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 3 該アミンはN−(アミノアルキル)ピペラジンであ
    り、そのアミノアルキル基は1〜12個の炭素原子を含
    み、かつ該重合体は少なくとも1種のジエンと少なくと
    も1種のビニルニトリルとの共重合体である特許請求の
    範囲第1または2項に記載の組成物。 4 該アミンはN−(2−アミノエチル)ピペラジン、
    該ジエンはブタジエン、そして該ビニルニトリルはアク
    リロニトリルである特許請求の範囲第3項に記載の組成
    物。 5 一般式(II)のビニルエステルウレタン樹脂は1モ
    ル当り2〜16モルのエチレンオキシドまたはプロピレ
    ンオキシドを有するポリオキシアルキレンビスフエノー
    ルAの縮合物である、Nは無水マレイン酸またはマレイ
    ン酸から誘導される基であり、Iはトルエンジイソシア
    ネートまたは1モル当り2.4〜3個のイソシアネート
    基を有するポリイソシアネートから誘導される基である
    特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 6 該共重合性エチレン系不飽和単量体は、スチレン、
    アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸イ
    ソプロピル、ヘキサンジオールジアクリル酸エステル、
    アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸2−エチ
    ルヘキシル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸ブチル、
    ネオペンチルジオールジアクリル酸エステル、ネオペン
    チルジオールジメタクリル酸エステル、ペンタエリトリ
    ツトトリアクリル酸エステルおよびペンタエリトリツト
    トリメタアリル酸エステルからなる群から選択される特
    許請求の範囲第1項に記載の組成物。
JP7109179A 1978-06-08 1979-06-06 アミン基末端液状重合体含有被覆組成物 Expired JPS608058B2 (ja)

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