JPS608033A - 熱可塑性樹脂円筒状物の冷却方法と装置 - Google Patents
熱可塑性樹脂円筒状物の冷却方法と装置Info
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- JPS608033A JPS608033A JP58115722A JP11572283A JPS608033A JP S608033 A JPS608033 A JP S608033A JP 58115722 A JP58115722 A JP 58115722A JP 11572283 A JP11572283 A JP 11572283A JP S608033 A JPS608033 A JP S608033A
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- cylindrical
- cooling
- cooling device
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- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/88—Thermal treatment of the stream of extruded material, e.g. cooling
- B29C48/911—Cooling
- B29C48/9115—Cooling of hollow articles
- B29C48/912—Cooling of hollow articles of tubular films
- B29C48/913—Cooling of hollow articles of tubular films externally
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
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- B29C48/09—Articles with cross-sections having partially or fully enclosed cavities, e.g. pipes or channels
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、押出機のダイスの環状スリットから押出さ
れる熱可塑性樹脂の円筒状物、特に比較的薄いものに適
する冷却方法及びその装置に関するものである。
れる熱可塑性樹脂の円筒状物、特に比較的薄いものに適
する冷却方法及びその装置に関するものである。
この種の冷却方法としては、従来以下の方法が知られて
いる。
いる。
(イ)熱可塑性僚1脂の円筒状物がダイスを出た直後に
おいてザイジングリングを通った後、水槽内であるいは
シャワーにより冷却させる方法がある。この方法は硬質
塩化ビニール樹脂の押出加工による肉厚の7eイゾ等の
冷却に適しているが、軟質の樹脂で肉厚の薄い場合にけ
、水圧による影響を受け形状保持が困難で不向きである
。
おいてザイジングリングを通った後、水槽内であるいは
シャワーにより冷却させる方法がある。この方法は硬質
塩化ビニール樹脂の押出加工による肉厚の7eイゾ等の
冷却に適しているが、軟質の樹脂で肉厚の薄い場合にけ
、水圧による影響を受け形状保持が困難で不向きである
。
(ロ) ダイスから下方に熱可塑性樹脂円筒状物を押し
出してこれに冷却環から噴水する噴霧水によシ冷却する
方法が特公昭55−47056に開示されている。しか
しこの方法は、噴霧水による水の跡形による外観不良と
か、水田による揺れ動きに起因する寸法斑が生ずる欠点
を有するので薄手の円筒状物の場合には採用ができない
。
出してこれに冷却環から噴水する噴霧水によシ冷却する
方法が特公昭55−47056に開示されている。しか
しこの方法は、噴霧水による水の跡形による外観不良と
か、水田による揺れ動きに起因する寸法斑が生ずる欠点
を有するので薄手の円筒状物の場合には採用ができない
。
(ハ)さらにダイスから下方に熱可塑性樹脂円筒状物を
押し出して水槽中に設けられたローラに巻掛けてもしく
は駆動されるピンチローラを介して水槽外に引き出す冷
却方法が知られている。しかしこの方法によると、ダイ
スから水面までの距離が長い場合には、冷却されるまで
に熱可塑性樹脂円筒状物は揺れ動き円筒状物の寸法に斑
を生ずる。薄手の円筒状物の場合にめっては特にこの傾
向が著るしい。
押し出して水槽中に設けられたローラに巻掛けてもしく
は駆動されるピンチローラを介して水槽外に引き出す冷
却方法が知られている。しかしこの方法によると、ダイ
スから水面までの距離が長い場合には、冷却されるまで
に熱可塑性樹脂円筒状物は揺れ動き円筒状物の寸法に斑
を生ずる。薄手の円筒状物の場合にめっては特にこの傾
向が著るしい。
またl K己方法の欠点を補って、円筒状物の形状を安
定に保つために円筒状物の内部に、内面粘ih防止用の
剥離剤をパイル剤として入れることも考えられる。しか
しながら、かかる方法で例え円筒状物にパイル剤を1人
しかつ水槽の冷却水の水準をダイスに近づけたとしても
、押出される熱可塑性樹脂の円筒状物は200℃位の高
温であるだめ、仮シに水槽内の冷却水の水温が低くとも
、次第にノ々イル剤の温度が上昇して上記円筒状物を十
分に冷却することができなくなり、その後の延伸工程を
gでフィルム化された時点でその物性が低下することも
あった。
定に保つために円筒状物の内部に、内面粘ih防止用の
剥離剤をパイル剤として入れることも考えられる。しか
しながら、かかる方法で例え円筒状物にパイル剤を1人
しかつ水槽の冷却水の水準をダイスに近づけたとしても
、押出される熱可塑性樹脂の円筒状物は200℃位の高
温であるだめ、仮シに水槽内の冷却水の水温が低くとも
、次第にノ々イル剤の温度が上昇して上記円筒状物を十
分に冷却することができなくなり、その後の延伸工程を
gでフィルム化された時点でその物性が低下することも
あった。
また円筒状物が多層なものの場合には、多くの樹脂が含
まれており、最も鋭敏外樹脂に対応した急冷をせねば々
らないので、特に急冷に対して配置8せねばなら々い。
まれており、最も鋭敏外樹脂に対応した急冷をせねば々
らないので、特に急冷に対して配置8せねばなら々い。
この発明は、上述の技術的背景に鑑み開発されたもので
あり、最終製品となるフィルムの物性を損うことなく熱
可塑性(す1脂円筒状物を有効に急冷する方□法とその
装置を提供することをその目的とするものでるる。
あり、最終製品となるフィルムの物性を損うことなく熱
可塑性(す1脂円筒状物を有効に急冷する方□法とその
装置を提供することをその目的とするものでるる。
本発明は、冷却方法に関しては、押出機のダイスの環状
スリットから押出される熱可塑性樹脂の円筒状物をダイ
スの下方位置に配設されたピンチローラで引出し々から
、上記円筒状物をダイスとピンチローラとの間で冷却す
る方法において、ダイスの中子を通じて円筒状物の内部
に気体を供給し、円筒状物の上部外周面に一定厚さの膜
状で冷却水を接触せしめて流下させることによシ(:4
成され、 冷却のだめの装置に関して1ケ、押出機のダイスの環状
スリットから押出される熱可塑性樹脂円筒物をダイスの
下方位置で引出すピンチローラを備えるものにおいて、
ダイスとピンチローラとの間の上方位置に円筒状物を囲
繞し該円筒状物の外周面に一梯な厚さの膜状で冷却水を
流下する堰を備え、ダイスは上記円筒状物に内に気体を
供給する気体供給管の案内用の中子を具備することによ
って構成される。
スリットから押出される熱可塑性樹脂の円筒状物をダイ
スの下方位置に配設されたピンチローラで引出し々から
、上記円筒状物をダイスとピンチローラとの間で冷却す
る方法において、ダイスの中子を通じて円筒状物の内部
に気体を供給し、円筒状物の上部外周面に一定厚さの膜
状で冷却水を接触せしめて流下させることによシ(:4
成され、 冷却のだめの装置に関して1ケ、押出機のダイスの環状
スリットから押出される熱可塑性樹脂円筒物をダイスの
下方位置で引出すピンチローラを備えるものにおいて、
ダイスとピンチローラとの間の上方位置に円筒状物を囲
繞し該円筒状物の外周面に一梯な厚さの膜状で冷却水を
流下する堰を備え、ダイスは上記円筒状物に内に気体を
供給する気体供給管の案内用の中子を具備することによ
って構成される。
以下図面に示す実施例により冷却の方法及びその装置に
ついて併せて説明する。
ついて併せて説明する。
第1図は−4−の実施例に用いられる装置の断面図であ
る。
る。
ダイス3の下方には堰lが、そしてさらに下方にピンチ
ローラ5が配設されている。
ローラ5が配設されている。
ダイス3の下部には図示し々い環状スリットが設けられ
、該環状スリットから熱可塑性樹脂の円筒状物4が下方
に向けて押出されている。
、該環状スリットから熱可塑性樹脂の円筒状物4が下方
に向けて押出されている。
上記ダイス3には、図示してはいないが、円筒状物4内
に一定圧力・体積の気体を送シ込む気体供給管の案内用
の中子が具備されている。それ故上記円筒状物4は一定
体櫨のもとに円筒形状が安定に保たれている。
に一定圧力・体積の気体を送シ込む気体供給管の案内用
の中子が具備されている。それ故上記円筒状物4は一定
体櫨のもとに円筒形状が安定に保たれている。
堰1は北部を開口した二租円筒形の槽をなしておp11
内壁11は円筒状物4と一定の間隙を保っており、外周
壁12は所定の水量を保つべく内周壁llとの距離を隔
てて設けられ、また該周壁12の上縁は内周壁11の上
縁よシも茜く位置するように定められている。底壁13
には、該底壁13と内周壁11及び外周壁12とで形成
される空間に冷却水を供給する給水管6が接続され、さ
らに上り己冷却水が内周壁11の上縁より上位で一定水
準を保つように上端の開口を位置決めされた溢流管7が
接続されている。
内壁11は円筒状物4と一定の間隙を保っており、外周
壁12は所定の水量を保つべく内周壁llとの距離を隔
てて設けられ、また該周壁12の上縁は内周壁11の上
縁よシも茜く位置するように定められている。底壁13
には、該底壁13と内周壁11及び外周壁12とで形成
される空間に冷却水を供給する給水管6が接続され、さ
らに上り己冷却水が内周壁11の上縁より上位で一定水
準を保つように上端の開口を位置決めされた溢流管7が
接続されている。
上記構成になる堰1からの1内周壁11の上縁を越えて
冷却水が円筒状物4の外周に膜状をなして流下する。こ
の際給水管6から供給される水量と上記円筒状物4に沿
って流下する水量が等しくなくとも、溢流管7から余剰
な水量は溢れて流れ出るから、JI111内の水準は常
に一定となり、上記の流下する冷g水も安定したj膜状
を形成する。したがって円筒状物4の冷却において、冷
却面積はきわめて十分でるるから急冷が可能となり、円
筒状物4に何ら水圧・衝撃圧を加えず膜も一定している
ので冷却された円筒状物は外観を損うことなくかつ安定
する。
冷却水が円筒状物4の外周に膜状をなして流下する。こ
の際給水管6から供給される水量と上記円筒状物4に沿
って流下する水量が等しくなくとも、溢流管7から余剰
な水量は溢れて流れ出るから、JI111内の水準は常
に一定となり、上記の流下する冷g水も安定したj膜状
を形成する。したがって円筒状物4の冷却において、冷
却面積はきわめて十分でるるから急冷が可能となり、円
筒状物4に何ら水圧・衝撃圧を加えず膜も一定している
ので冷却された円筒状物は外観を損うことなくかつ安定
する。
上述の堰1の下方には一対からなるピンチローラ5が配
設されている。該ピンチローラ5は冷却された円筒状物
4を袋帯状にして送シ出すためのものである。その後イ
ンフレーションエイ呈後該袋帯状のものの両縁を切シ累
してから、剥離して二枚のフィルムを得るが、その際剥
離しやすいように、上d己円筒状物4の下部に一定水準
のもとに剥離剤としてのパイル剤8が供給されている。
設されている。該ピンチローラ5は冷却された円筒状物
4を袋帯状にして送シ出すためのものである。その後イ
ンフレーションエイ呈後該袋帯状のものの両縁を切シ累
してから、剥離して二枚のフィルムを得るが、その際剥
離しやすいように、上d己円筒状物4の下部に一定水準
のもとに剥離剤としてのパイル剤8が供給されている。
そして上記パイル剤8が円筒状物4の内方から加える圧
力によってその形状がくずれることのないように、ピン
チローラ5の部分は水槽2内に配され、該水槽2内の水
の水準を上記パイル剤8の水準と同一に保つことによシ
互に圧力の均衡を保って円筒状物4の形状影響を無くし
ている。そしてパイル剤8の水準はダイス3内に配され
る図示しない供給管から常に一定レベルで供給されるよ
うにコントロールされておシ、これに対応し水槽8内の
水の水準は水槽8に取りつけられた凝流管2Fの上端の
開口位置を設定することによシ定められる。これは上方
からの冷却水が水槽8内に流下して水準が不定になるこ
とに対処したものである。
力によってその形状がくずれることのないように、ピン
チローラ5の部分は水槽2内に配され、該水槽2内の水
の水準を上記パイル剤8の水準と同一に保つことによシ
互に圧力の均衡を保って円筒状物4の形状影響を無くし
ている。そしてパイル剤8の水準はダイス3内に配され
る図示しない供給管から常に一定レベルで供給されるよ
うにコントロールされておシ、これに対応し水槽8内の
水の水準は水槽8に取りつけられた凝流管2Fの上端の
開口位置を設定することによシ定められる。これは上方
からの冷却水が水槽8内に流下して水準が不定になるこ
とに対処したものである。
かくして円面状物4は、流下する冷却水により急冷され
た後ピンチローラ5によシ袋帯状されて次工作へと送シ
出されるが、既述した次工程での両縁の切落し後の剥離
が容易になされるように、ピンチローラ5に挾まれると
きにパイル剤が内面にJ膜状に塗布される。
た後ピンチローラ5によシ袋帯状されて次工作へと送シ
出されるが、既述した次工程での両縁の切落し後の剥離
が容易になされるように、ピンチローラ5に挾まれると
きにパイル剤が内面にJ膜状に塗布される。
次に第2図に示す実施例について説明する。
本実施例では前実施例の堰の内周v11が上部の短筒9
S下部の長筒9Lとによって形成されている点において
改良されているのが特徴である。
S下部の長筒9Lとによって形成されている点において
改良されているのが特徴である。
短筒9Sは上部において円筒状物4を安定状態におくた
めに該円筒状物4を接触して案内している。そしてJ:
記短筒9Sは、高温の円筒状物4がある程度冷却されて
から該短筒9Sと接触するように、水槽4の冷却水の水
面より少し低い位1パに設定されている。これは少しで
も冷却されていないと円筒状物4が短筒9Sに引っかか
ったりして形状を損うからである。なお短筒の上端内面
は面取シされていて、円筒状物の案内において抵抗を減
少させるのが望ましい。
めに該円筒状物4を接触して案内している。そしてJ:
記短筒9Sは、高温の円筒状物4がある程度冷却されて
から該短筒9Sと接触するように、水槽4の冷却水の水
面より少し低い位1パに設定されている。これは少しで
も冷却されていないと円筒状物4が短筒9Sに引っかか
ったりして形状を損うからである。なお短筒の上端内面
は面取シされていて、円筒状物の案内において抵抗を減
少させるのが望ましい。
長筒9Lは第一の実hin例におけるのと同様に円筒状
物4との間に膜状に冷却水を流下するだめのものであり
、その間隔は円筒状物の保持安定性と冷却水前とを勘案
して定められる。
物4との間に膜状に冷却水を流下するだめのものであり
、その間隔は円筒状物の保持安定性と冷却水前とを勘案
して定められる。
上記短筒9Sと長筒9Lとは適宜連結されていてもよい
が好ましい形態を述べるならば両筒は半径内方向に開口
する溝型環10で連結されるのがよい。該溝型環lOの
背面に多数の穴15を穿設して冷却水を長筒9Lの上部
に導入し易くシ、さらには上面には多数の穴16を穿設
して該溝型環10の上方の冷却水が高温になって滞留す
るととカく対流させることがよシ望ましい。
が好ましい形態を述べるならば両筒は半径内方向に開口
する溝型環10で連結されるのがよい。該溝型環lOの
背面に多数の穴15を穿設して冷却水を長筒9Lの上部
に導入し易くシ、さらには上面には多数の穴16を穿設
して該溝型環10の上方の冷却水が高温になって滞留す
るととカく対流させることがよシ望ましい。
さらに長筒9Lと円筒状物4との間隙を適度に大きくす
ることなく、よシ多くの冷却水を流下せしめるために、
長筒9Lの内面に溝を切るとよい。そして該溝を螺線状
とするならば冷却水の滞留時間も永くなり冷却効率は一
層高められる。
ることなく、よシ多くの冷却水を流下せしめるために、
長筒9Lの内面に溝を切るとよい。そして該溝を螺線状
とするならば冷却水の滞留時間も永くなり冷却効率は一
層高められる。
なお上述の短筒9Sおよび/または長筒9Lをそれぞれ
2つに分割して蝶番等で開閉可能に結合せしめるならば
、装置の運転当初の円筒状物を通過させる作業が容易と
なる。
2つに分割して蝶番等で開閉可能に結合せしめるならば
、装置の運転当初の円筒状物を通過させる作業が容易と
なる。
上述の実施例において各部の好ましい寸法は、円筒状物
と内周壁(長筒)との間隙は1〜15μs、短筒の長さ
は1〜30調、そして短筒と長筒との間隔は1〜20鮎
であることが実験によシ確認された。
と内周壁(長筒)との間隙は1〜15μs、短筒の長さ
は1〜30調、そして短筒と長筒との間隔は1〜20鮎
であることが実験によシ確認された。
以上のように本発明は、多量の冷却水を円筒状物の外周
面に長い時間しかも何ら水圧・衝撃圧を加えることなく
膜状に流下せしめるようにしたので、冷却によって上記
円筒状物の形状・寸法嘲外観を損うことがなくなる。特
に円筒状物が多ノーからなる場合には有効な急冷を行う
ことができるので、延伸後良好な物性のフィルムを得る
ことができ、その効果は著るしい。
面に長い時間しかも何ら水圧・衝撃圧を加えることなく
膜状に流下せしめるようにしたので、冷却によって上記
円筒状物の形状・寸法嘲外観を損うことがなくなる。特
に円筒状物が多ノーからなる場合には有効な急冷を行う
ことができるので、延伸後良好な物性のフィルムを得る
ことができ、その効果は著るしい。
第1図は本発明の第一の実施例装置の断面図、第2図は
第二の実施例装置の断面図である。 1・・・堰 2・・・水槽 3・・・ダイス 4・・・熱可塑性樹脂円筒状物5・・
・ピンチローラ 6・・・給水管8・・・パイル剤 9
8・・・短筒 9L・・・長筒 10・・・溝型環 11・・・内周壁 12・・・外周壁 13・・・底壁 15,16・・・穴 特許出願人 呉羽化学工業株式会社 代理人 弁理士 藤 岡 徹 15−
第二の実施例装置の断面図である。 1・・・堰 2・・・水槽 3・・・ダイス 4・・・熱可塑性樹脂円筒状物5・・
・ピンチローラ 6・・・給水管8・・・パイル剤 9
8・・・短筒 9L・・・長筒 10・・・溝型環 11・・・内周壁 12・・・外周壁 13・・・底壁 15,16・・・穴 特許出願人 呉羽化学工業株式会社 代理人 弁理士 藤 岡 徹 15−
Claims (9)
- (1)押出機のダイスの環状スリットから押出される熱
可塑性樹脂の円筒状qkJをダイスの下方位置に配設さ
れたピンチローラで引出しながら、上記円筒状物をダイ
スとピンチローラとの間で冷却する方法において、 ダイスの中子を通じて円筒状物の内部に気体を供給し、 円筒状物の上部外周面に一定厚さの膜状で冷却水を接触
せしめて流下させる、 ことを特徴とする熱可塑性樹脂円筒状物の冷却方法。 - (2) ピンチローラへの進入部分で内筒状物内に一足
水準に保ってパイル仲]を供給し、該円筒状物のノぞイ
ル剤湘貿部分を上記パイル剤と同一水準の水を貯える水
惜内に位置せしめることを特徴とする特WF請求の範囲
i (1)項記載の熱可塑性樹脂円筒状物の冷却方法。 - (3) 円筒状物の冷却水との接触後に、該円筒状物の
外周面を案内することを特徴とする特許請求の範囲第(
1)項記載の熱可塑性樹脂円筒状物の冷却方法。 - (4) 押出機のダイスの環状スリットから押出される
熱可塑性樹脂円筒物をダイスの下方位置で引出すピンチ
ローラを備えるものにおいて、ダイスとピンチローラと
の間の上方位置に円筒状物を囲繞し該円筒状物の外周面
に一様な厚さの膜状で冷却水を流下する堰を備え、ダイ
スは上記円筒状物に内に気体を供給する気体供給管の案
内用の中子を具備することを特徴とする熱可塑性樹脂円
筒状物の冷却装置イ。 - (5) ピンチローラは、円筒状物内部下方に供給され
る一定水準の、oイル剤と同一水準の冷却水を貯える水
槽内に配設されていることを特徴とする特許請求の範囲
第(4)項記載の熱可塑性樹脂円筒状物の冷却装置。 - (6) INは、円筒状物と間隙を保って平行な内周壁
と、該内周壁の外周に該内周板の上縁より高位置に上縁
を有する外周壁と、内周壁及び外周壁の下縁の間を封す
る底壁とで形成される空間に冷却水を供給する給水管を
接続して成ることを特徴とする特許請求の範囲第(4)
項記載の熱可塑性樹脂円筒状物の冷却装置。 - (7) 堰の内周壁は、円筒状物を上方位置で接触案内
する短筒と、該短筒の下方で円筒状物と間隙を保つ長筒
と連結して形成されることを特徴とする特許請求の範囲
第(6)項記載の熱可塑性樹脂円筒状物の冷却装置。 - (8) 短筒と長筒は、核両簡の間に配された半径内方
向に開口する溝型環で連結されていることを特徴とする
特#!I:請求の範囲第(7)項記載の熱可塑性樹脂円
筒状物の冷却装置。 - (9)短筒は上端内面で面取シされていることを特徴と
する特;杵開求の範囲第(7)項または第(8)項記載
の熱可塑性樹脂円筒状物の冷却装置。 (IO溝型環は背面に多数の穴が穿設されていることを
特徴とする特許請求の範囲第(8)項記載の熱可塑性+
[脂円筒状物の冷却装置。 0])溝型環は上m]に多数の穴が穿設されていること
を特徴とする特許請求の範囲第(8)項記載の熱可塑性
樹脂円筒状物の冷却装置。 (功 長筒は内面に書が切られていることを特徴とする
特許請求の範囲第(7)項まだは第(8)項記載の熱可
塑性樹脂円筒状物の冷却装置。 a葎 長筒の内面の溝は螺線状であることを特徴とする
特許請求の範囲第@項記載の熱可塑性樹脂円筒状物の冷
却装置。 04) 円筒状物と堰の内周壁との間隙1ハ1〜15間
であることを特徴とする特許請求の範囲第(6)項また
は第(7)項記載の熱可塑性樹脂円筒状・物の冷却装置
。 θ均 短筒の長さは1〜30mmであることを特徴とす
る特許請求の範囲第(7)項ないし第(9)項のうちの
1つに記載の熱可塑性樹脂円筒状物の冷却装置。 (至)短筒と長筒は1〜20調の間隔をもって連結され
ていることを特徴とする特許請求の範囲第(7)項また
は第(8)項記載の熱可塑性樹脂円筒状物の冷却装置。 aη 短筒及び長筒はそれぞれ2つに分割されているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第(7)項、第(8)、
II;11第(9)1頁、第α乃項、第(2)項、第(
uO項そして第(1項のうちのいずれか1つに記載の熱
可塑性樹脂円筒状物の冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58115722A JPS608033A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 熱可塑性樹脂円筒状物の冷却方法と装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58115722A JPS608033A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 熱可塑性樹脂円筒状物の冷却方法と装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS608033A true JPS608033A (ja) | 1985-01-16 |
JPH0351567B2 JPH0351567B2 (ja) | 1991-08-07 |
Family
ID=14669508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58115722A Granted JPS608033A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 熱可塑性樹脂円筒状物の冷却方法と装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS608033A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5404209A (en) * | 1993-01-13 | 1995-04-04 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Apparatus and method for forming images which are treated with an oil absorbent |
JP2007210158A (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-23 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 筒状フィルム製造装置 |
KR100774544B1 (ko) | 2006-04-18 | 2007-11-08 | 이한성 | 원통형 필름 냉각장치 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5027866A (ja) * | 1973-07-12 | 1975-03-22 | ||
JPS56105931A (en) * | 1980-01-29 | 1981-08-22 | Ube Nitto Kasei Kk | Manufacture of intrabilayer hollow film and its device |
-
1983
- 1983-06-27 JP JP58115722A patent/JPS608033A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5027866A (ja) * | 1973-07-12 | 1975-03-22 | ||
JPS56105931A (en) * | 1980-01-29 | 1981-08-22 | Ube Nitto Kasei Kk | Manufacture of intrabilayer hollow film and its device |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5404209A (en) * | 1993-01-13 | 1995-04-04 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Apparatus and method for forming images which are treated with an oil absorbent |
JP2007210158A (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-23 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 筒状フィルム製造装置 |
KR100774544B1 (ko) | 2006-04-18 | 2007-11-08 | 이한성 | 원통형 필름 냉각장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0351567B2 (ja) | 1991-08-07 |
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