JPS6079483A - オンライン文字認識装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、文字を手書きする過程の情報を用いて逐次認
識処理を行なってゆくオンライン文字認識装置に関する
ものである。

〈従来技術〉 従来のオンライン文字認識装置においては、文字を構成
する各ストロークを、ストロークの始点、中点、終点の
３つの特徴点で記述し、予め準備された標準文字との間
で前記特徴点間の距離の総和をめ、該特徴点間の距離の
総和に最小値を与える標準文字を入力文字として認識す
る方式が採用されていた。

そのため、１ストローク当り始点、中点、終点の３つの
特徴点情報が必要なわけで、標準パターンのメモリ量が
膨大なものになってしまう。

〈発明の目的〉 そこで本発明のオンライン文字認識装置においては、標
準パターンのメモリ量の減少を計った。

〈実施例〉 以下、本発明の構成を実施例に即して述べる。

本実施例のオンライン文字認識装置は、入力文字のパタ
ーンの重心及び分散を、標準文字のパターンの重心及び
分散とを比較し、その差が最小となる標準文字を入力文
字として認識する構成を有する。

図は本実施例のオンライン文字認識装置のブロックダイ
ヤグラムを示す。図中、ｌは筆点の座標を検知する文字
情報入力装置であるタブレット、２は前処理波、置、３
はストロークの重心及び分散計算装置、４は比較演算装
置、５は標準パターン蓄積装置及び６は認識結果出力装
置である。

本実施例のオンライン文字認識装置の動作原理は次の様
なものである。まず、タブレット１からの文字は前処理
装置２により適当な大きさに正規化される。その後、計
算装置３によって各ストロークの重心及び分散が計算さ
れる。この計算様式は下記の通りである。

タブレッ）１上に書かれた文字の情報は、文字を筆記す
るペンが一定距離進むことに筆点の座標点列（Ｘｉ、Ｙ
ｉ）（ｉ＝１．２．３．ｐ、Ｉ）は文字の絶筆点数）と
して記憶される。又、１文字の筆記が終了した場合には
、筆記した文字の絶筆点数か得られる。

重心の計算は、筆点のＸ座標、Ｙ座標各々独立に計算さ
れる。

つまり、Ｘ座標については文字の各筆点のＸ座標値ｘ：
（ｉ＝１．２．３・・・ｐ、ｐは文字の絶筆点数）をそ
の発生順に加えてゆき、筆記終了によって得られた文字
の絶筆点数ｐで割ることによって重心（Ｘ座標）マがま
る。即ち、 　１−１ Ｙ座標に関しても同様に重心（Ｙ座標）■がまる。即ち
。

である。

これによって、文字の重心Ｇ−（Ｘ、Ｙ）が得られた。

引き続き分散の計算を行う。

Ｘ座標の分散〆８　は Ｙ座標の分散ｔ、　は てまる。

続いて、比較演算装置４はこの入力文字の重心分散と標
準パターン蓄積装置５に予め蓄えられている標準文字の
重心１分散とについて比較する。

この比較は標準パターンのカテゴリ数だけ繰り返され、
入力文字の重心１分散と前記標準文字の重心９分散の差
が小さいものを順次残していき、最後に前記差の最小の
ものの属するカテゴリを検知する。

上記カテゴリは認識結果出力装置６にて外部に出力され
る。

〈効　果〉 以上説明してきたように、本オンライン文字認識装置に
おいては、ストロークの重心１分散にて入力文字を把握
するようにしたから、標準パターンも重心１分散の情報
量で足り標準パターンメモリの容量を低減化できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例のブロックダイヤグラムである。 １・・・タブレット、２・・・前処理装置、３・・・ス
トロ−りの重心１分散計算装置、４・・・比較演算装置
、訃・・標準パターン蓄積装置、６・・・認識結果出力
装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、文字筆記器により文字を書きながら入力し、該入力
   された文字のストロークを追跡しつつ該入力文字を認識
   するオンライン文字認識装置において、入力文字のパタ
   ーンの重心及び分散と予め準備された標準文字のパター
   ンの重心及び分散とを比較し、その差が最小となる標準
   文字を上記入力文字として認識することを特徴とするオ
   ンライン文字認識装置。