JPS6079095A - 石炭・油混合燃料の安定性評価装置 - Google Patents

石炭・油混合燃料の安定性評価装置

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JPS6079095A
JPS6079095A JP18860983A JP18860983A JPS6079095A JP S6079095 A JPS6079095 A JP S6079095A JP 18860983 A JP18860983 A JP 18860983A JP 18860983 A JP18860983 A JP 18860983A JP S6079095 A JPS6079095 A JP S6079095A
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sampling cylinder
centrifugal
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stability
coal
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憲 山口
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Kawasaki Motors Ltd
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、石炭・油混合燃料の安定イト1.評価を短時
間に行えるようにした評価装置iTにPJJする。
石油資源に対する配慮と石炭の利用の両面より考え合わ
せ、現在では、石炭と1lllを混合したP 4″+(
以下0oal*c)il y、1xture<pY6し
てOOMという)の開発が行われている。
このOOMは、数ミクロンに微粉砕した石炭2油の中に
混合したものである。
このように油と石炭とを混合して成るOOMにおいて、
油と石炭とが分解しないように混合するのは、技術的に
不可能であり、CoMを貯蔵している間に石炭は必ず沈
降して分離してしまう。
例えば、混合の仕方によっては、7日で沈降分離するも
のもあり、又/ケ月とがにケ月とが長期にわたって沈降
分離するものもある。
このように、混合の仕方によって石炭の沈降分離の期間
が異り、この期間が長いものほど安定したOOMとして
評価される。
もしも、CoMの安定性を認知しないで、長期間貯留し
た場合は、油と石炭が完全に分離し、沈降した石炭は、
非常に強固な堆積物として貯槽の底部に積り、大損りな
除去作業が必要となる。
このようにOOMの安定性に対する評価は7重要な役目
を果すものである。従来の00M安定性の評価は、実験
室規模として、静置俸貝入試験が次のようにして行われ
ていた。
即ち、!00−のメスシリンダにOOMのサンプルを2
QQ’111Mの゛高さまで入れ、7θCの恒温水槽中
にひたし、供試体を保存する。一定期間後に、コθyの
重さの!朋φのガラス棒をOOM液面より自然落下させ
、ガラス棒の落下が停止するまでの時間と貫入深さを計
測し、更に停止したガラス棒を押し込むことによって、
メスシリンダの底部に堆積した石炭粒子の堆積高さを用
測するようにしていた。
この計測結果より、00M安定性の評価は、ガラス棒貫
入時間及び石炭粒子の堆積の有無により行い、例えば棒
貫入時間が30秒を越えるかどうか、又メスシリンダ底
部への石炭粒子の堆積が見られるまでに何日要したかに
て判定し、それにより何日間安定であるとして計測して
いた。
然しなから、例えば3θ日間の安定性をもった00M(
J(7日間で石炭粒子が堆積し始める)を評価するには
、同じく3θ日を必要とし長期間を要する以外に、評価
された時点では、すてに石炭粒子が堆積し始めているこ
とになる。
従って、実際面において、COMgA造所では1現在製
造しているOOMは何日間安定であるか、又COMを消
費する側では、貯蔵しているOOMはあと何日間安定で
あるのか、その確認は不可能であり、従来の静置棒貫人
手法では、安定性が確認された時点ではすでに製品00
Mの安定性が失なわれていることになる。
このように従来の静置棒貫入法は、実験ベースでは有用
であるが、実用面への適用は不可能であり、これに代る
00M安定性の評価装置の開発が急がれているのが実情
である。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、短期
間に00M安定性の評価を可能にした装置を提供せんと
するものである。
即ち本発明は、供試体に与える遠心力と安定性との間に
ある一定の関係があることを実験によりめ、短時間にO
OMの安定性評価を実現したものであり、矛/の発明は
一定長さのアームを回転軸に取付け、このアームの先端
に供試体を収容するサンプリングシリンダをピン接合し
、このサンブリングシリンダに供試体の粘度を保時する
ための電気ヒータを設け、アームを介して供試体に遠心
力をかけて強制的に石炭粒子を短期間に沈降分離し、O
OMの安定性の評価を短時間に行えるようにしたもので
ある。
又、矛コの発明は、牙/の発明のアーム長さにおいて、
回転時における回転中心からサンプリングラ’)>!l
’(D底面まで。距離□が、2ケ≦yくユ、よ。
 − であること、及びサンプリングシリンダ内に収容された
供試体の液位h≦□Gであることが特徴2 である。
以下本発明の一実施例について詳細に説明する。
発明者らは、00M安定性の評価を短時間に行える手段
を検討し、供試体に遠心力を与えて強制的に石炭粒子を
沈降させることで実験した。
実験方法としては、矛1図に示す装置を用いて行った。
矛1図において、アーム(5)は、回転軸(1)に固定
され、プーリ(2)、■ベルト(4)分合して、電動機
(3)により回転させられるようになっている。(6)
はサンプリングシリンダであり、上記アーム(5)の端
部ニヒン(7)にて連結され、遠心力に比例して、サン
プリングシリンダ(6)は、外方に振り出されるように
なっている。(8)は、サンプリングシリンダ(6)内
に収容された供試体を加熱するた吟のヒータである。(
9)は、ヒータ(8)に通電するためのスリップリング
である。
又、供試体としては、表−/′に示すものを使用した。
表 −l この供試体を、上記実験装置のサンプリングシリンダ(
6)の底部より約/410mfllの高さまで入れ、こ
れを7jC−73υに保ちながら、供試体に遠心力を与
えて、00M安定性の経時変化を調べた。
先ず、サンプリングシリンダの回転開始からサンプリン
グシリンダ底部に石炭粒子が沈降し始めるまでの時間(
この時間を以下遠心負荷時間という)と、供試体に働く
遠心加速度の関係をめた図中の曲線に付した符号A、B
、0.Dは、表−/のサンプル届を表わす。即ち、これ
ら供試体の安定日数(表−l)は、静置棒貫入試験によ
り、正確に測定したものであり、Aは一日、Bは3日。
0は/θ日、Dは!θ日である。
なお、石炭粒子沈降開始の判断は1.2og、tvlφ
のガラス棒がサンプリングシリンダ底部まで達しない場
合をもって行った。
図より理解されることは、遠心加速度(G)が 10を
わずかに越えただけで、各供試体の石炭粒子の沈降が急
激に起り、遠心加速度の増加に伴い、遠心負荷時間が短
くなっている。
又、この遠心負荷時間の変動1jは、遠心加j由度が1
0υ以上では、曲線は急に立ち上り、遠心加ている。更
に、温度の遠心加速度(,21G以上)では、遠心加速
度におけるよりも短い遠心負荷時間で石炭粒子の沈降が
見られた。又強固な堆積物を生ずることも観察された。
又、同一の遠心加速度においては、安定日数の 。
長いものほど遠心負荷時間が長くなっている。
発明者らは、遠心式評価装置を実現するために、上記実
験結果を基にして、COMの安定日数、遠心加速度G及
び遠心負荷時間の関係をめるために、実験データを矛3
図のようにまとめた。
図において、横軸に遠心負荷時間、縦軸に安定日数(表
−lにより各供試体の安定日数が正確にめられている)
をとり、遠心加速度Gをパラメータとして整理したもの
である。
この矛3図と、前記ツ・2図より、測定誤差が少ない遠
心式評価装置の条件としては、次のことが云える。
12図より、遠心加速度が3G以下では、僅かな遠心加
速度yI差でも、遠心負荷時間に大きく影響するので、
供試体に与える遠心加速度は3G以−Lが必要゛である
。又2jG以上では、先に述べたように自然沈降には見
られない強固な石炭堆f♂1物を生じて、実際の自然沈
降とは可成り相iQ L、実用的でないこと及び、坩・
3図に見るように、2tG以上では、遠心負荷時間と安
定日数との関係において曲線の傾きが大きくなって、辿
心負前時間誤差に対する安定日数への影響が大きいこと
から、供試体−与える遠心加速度は、2J−G以下で4
目つればならないことが解る。
このことから、供試体にかける遠心加速度の範囲は、3
G以上23G以下が好ましく、誤差の少ないOOM安定
性評価が遠心式装置により可能となる。
この条件を装置に当てはめた場合、次の通りである。
】・グ図において、回転軸(1)を介し一〇アーム(5
)を回転した時、供試体を収容したサンプリングシリン
ダ(6)に遠心力が働き、ビン(7)によってサンプリ
ングシリンダ(6)は、図のように外方に振り出される
この時の回転中心(回転軸(1)の軸心)からサンプリ
ングシリンダ(6)の最外端までの距〃1をR(Thと
すると、次式が成立する。
3G≦RW2≦、zsa ・・・・・・・・・・・・(
1)ここにGは遠心加速度(9♂θう52)Wは角速度
(rad / 、? ) 角速度W、は w −n ・・・、、、 、、、 、、
、 (2)6θ で表わされるから、但しルはアーム(5)の回転数(r
pm)1式は次のようになる。
又、矛グ図に示すように、サンプリングシリンダ(6)
の底面から供試体の液面までの高さをA (M&とする
と、(IGI k時におけるーリ”ンプリングシリング
(6)の底部と液面に受ける遠心加速度のシ)ツがjG
以内であれは、結果に大き4c影響を乃えないことより
 ) A I71≦オG ・・・・・・・・・・・・(41と
なり、これにλ式を代入Aると、 となる。
次に実際に行われる00M安定性の評価について説明す
る。
先ず、装置のアーム(5)の長さ、サンプリングシリン
ダ(6)の大きさ及びアーム(5)の角速度Wによって
、その装置の遠心加速度αGが決定される。
゛即ち、第3図に示すように、予め正確な安定日数が測
定された供試体を用いて、その装置の安定日数、遠心負
荷時間及び遠心加速度の関係をめておく。
さて、−3−3図に示すように、遠心加速度αGのもと
に、遠心負荷時間も、時間供試体に遠心加速度をかけ、
その後、供試体の石炭粒子の沈降がなければ、このOO
Mは、21日以上の安定性があるとして評価する。
このOOMの安定日数をめるには、更に同一αGにて、
tl + t2・・・・・・・・・と石炭の沈降が見ら
れるまで行い、その時の遠心負荷時間によってめる。例
えば、矛3図において、64時間に石炭粒子の沈降から
みられたとすると、安定日数は、25時間に対応する2
3日とt4に対応するd−4日の間として評価される。
また、石炭粒子沈降の有無を調べる手段としては、従来
のようにユθI、!朋φのガラス捧を貫入し、底部に達
しない場合を沈降有りとする(と11人法や、γ線密度
用又は超音波測定器により、装置を回転させた状態で、
サンプリングシリンダ内部の石炭粒子の沈降を調べる方
法がある。
本実験より、安定日数50日のOOMについて♂時間以
内でその安定日数をめることができた。
以上詳述した通り、本発明の00M安定性のj・1・価
装置によれば、回転するアームの先端に、サンプリング
シリンダをピン接合し、このサンプリングシリンダ内に
供試体を収容して遠心加速度を加え、遠心負荷時間との
関係において、COMの安定日数分水められるようにし
たので、遠心式評価装置の実現を可能にし、COMの安
定性の評価時間を大巾に短縮することができた。又装置
の寸法関係において、アーム回転時に、その回転中心か
らサンプリングシリンダの最外端までの距1131 R
をピン連結を介して、ある範囲内に納まるようにすると
ともに、供試体の液位りをある値以下にするようにした
ので、測定誤差が少く、正確な評価が可能になった。
このように、OOM安定性評価時間の短縮と、正確f′
r評価の知命1希里も、−より、coM制浩去乃rE0
0M使用者側を含め、00M製造の安定性を高め、産業
上乗す役割りには多大なものがある。
【図面の簡単な説明】
矛1図は、遠心式評価装置の側面図である。トユ図は安
定日数をパラメータとして、遠心負荷時間と遠心加速度
との関係2示す線図である。λ・3図は、遠心加速度?
パラメータとして遠心負荷時間と安定日数との関係を示
す線図である。]・り図は、111図の回転軸、アーム
、サンプリングシリンダの回転時における関係を示した
模式図である。 第5図は、矛3図の模式図である。 (1)・・・回転N+ 、 (5)・・・アーム、(6
)・・・−リンブリングシリンダ、 (7)・・・ビン
、 (8)・・・ヒータ。 第3図 凍心負荷時間(時間) 第4図 1−−−一−−゛−−−−−−−−1 第5図 負荷時間(hr)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 回転軸によって回転させられる一定長さのアー
    ムと、このアームの端部にピン接合され供試体を収容す
    るサンプリングシリンダと、このサンプリングシリンダ
    に収容されている供試体の粘度を保持するためにサンプ
    リングシリンダに設けられた電気ヒータとから成ること
    を特徴とする石炭・油混合燃料の安定性評価装置。
  2. (2)回転軸によって回転させられ、回転時における回
    転中心からサンプリングシリンダ底面まで一 の距離Rが27グ≦□≦22.1”θの範囲になるよう
    に設定した一定長さを有するアームと、このアームの端
    部にビン接合され、サンプリング!6 グシリンダ内に収容した供試体の液位h≦−一、−Gと
    なるように設定されたサンプリングシリンダと、このサ
    ンプリングシリンダに収容されている供試体の粘度を保
    持するためにサンプリングシリンダに設けられた電気ヒ
    ータとから成ることを特徴とする石炭・油混合燃料の安
    定性評価装置。
JP18860983A 1983-10-07 1983-10-07 石炭・油混合燃料の安定性評価装置 Granted JPS6079095A (ja)

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JPS6114199B2 JPS6114199B2 (ja) 1986-04-17

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JPS6345398U (ja) * 1986-09-11 1988-03-26
JPS6345395U (ja) * 1986-09-11 1988-03-26
JP6367659B2 (ja) * 2014-09-18 2018-08-01 日立オートモティブシステムズ株式会社 動力伝達軸及び車両用プロペラシャフト

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