JPS6079011A - ポリビニルアセタ−ルの製造方法 - Google Patents

ポリビニルアセタ−ルの製造方法

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Publication number
JPS6079011A
JPS6079011A JP17952684A JP17952684A JPS6079011A JP S6079011 A JPS6079011 A JP S6079011A JP 17952684 A JP17952684 A JP 17952684A JP 17952684 A JP17952684 A JP 17952684A JP S6079011 A JPS6079011 A JP S6079011A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aldehyde
water
reaction
polyvinyl alcohol
polyvinyl acetal
Prior art date
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Pending
Application number
JP17952684A
Other languages
English (en)
Inventor
ルイス・アール・ダツクウオール・ジユニア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ConocoPhillips Co
Original Assignee
Continental Oil Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Continental Oil Co filed Critical Continental Oil Co
Publication of JPS6079011A publication Critical patent/JPS6079011A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明はポリビニルアセタールの改良された製造方法に
関する。
[発明の背景] ポリビニルアセタールの公知の全ての製造方法は触媒の
存在下にポリビニルアルコールをアルデヒドと混合する
ことからなる。
米国特許第1990399号は触媒及び溶媒として塩酸
水溶液を使用する 1相バッチ方式でのポリビニルアセ
タールの製造を記載している。
米国特許第2545883号に記載された別のポリビニ
ルアセタールの製造方法は、ポリビニルアルコールまた
は部分的に加水分解されたポリビニルアルコールとシッ
フ塩基と呼ばれる反応体との縮合反応を含んでいる。こ
れらのシップ塩基反応体は第1アミンと芳香族ケトンの
縮合反応により製造される。
米国特許第2487884号及び第2513189号に
よる他のポリビニルアセタールの製法は、酸触媒の存在
する水含有極性溶媒中でのポリビニルアルコールとアル
デヒドの縮合反応を含んでいる。
[発明の概要] ′ ポリビニルアセタールの改良された製造方法は、バッチ
または連続方法で実施でき、過剰のアルデヒドを使用し
且つ生成した水を水とアルデヒドの共沸混合物として除
去することにより、触媒を使用せず実施できる。この触
媒を使用しないポリビニルアセタールの製法は、アルデ
ヒドを循環でき、触媒が不要であり、共沸混合物の除去
の間に生成する比較的少量を別にすれば水のクリーンア
ップの問題もないので、経済的である。ポリビニルアセ
タール生成物は重合性溶液からのアルデヒドの簡単なス
トリッピングにより回収される。
本方法は反応体への触媒の添加を要しない0反応は反応
混合物へのポリビニルアルコール及びアルデヒドの添加
により連続的に進行し、他方共沸混合物の蒸留により水
及びアルデヒドが連続的に除去され、ポリビニルアセタ
ール生成物は流出流として除かれる。この連続工程の間
、共沸混合物の蒸留により水が除かれてポリビニルアセ
タールの製造を一層促進する。
大過剰のアルデヒドと重合体の溶液が必要であるから、
液相条件は反応の間維持されねばならない。従って、温
度及び圧力は液体条件を提供するのに1分でなければな
らないが、この要求の範囲内で、正確な温度及び圧力が
使用アルデヒドのタイプにより決定される。アルデヒド
は本方法に有効な水共沸混合物を形成しなければならな
い。
化学量論的に過剰なアルデヒドが維持されねばならず、
かかる過剰は好ましくは回収されたアルデヒドを循環す
ることによって維持される0本方法に好ましい化学量論
的過剰とは約5:1〜20:1のアルデヒド/アルコー
ルである。
[発明の詳細な説明] ポリビニルアセタールはポリビニルアルコールとアルデ
ヒドの反応によって形成される0本発明においては、約
25〜loo重量%加水分解したポリビニルアルコール
を使用する。好ましくは、ポリビニルアルコールは約5
0〜100重量%加水分解される0本方法で反応体とし
て使用するポリビニルアルコールの分子星は、数平均ま
た重量平均で約500〜200000が好ましい。
水と共沸混合物を形成し得るアルデヒドのみを本発明に
使用できる。これらのアルデヒドの混合物も使用できる
。従って、炭素数8以上のアルデヒドはアルデヒド/水
共沸混合物を形成しにくいのでこの炭素数のアルデヒド
が限界である。好ましいアルデヒドは炭素原子1〜約6
の線状脂肪族アルデヒドである。かかるアルデヒドの例
を下記するが、これらに限定されない: 1 1 − C −C−C 1 cmc−c−c c−c−c−c−c cmc−c−c−c−c 最も好ましいアルデヒドはプロピオンアルデヒド、ブチ
ルアルデヒド及びバレルアルデヒドである。
温度範囲は水−アルデヒド混合物の共沸温度により決定
されるが、これは反応に使用されるアルデヒドのタイプ
及び蒸気圧による。しかし、線状脂肪族アルデヒドを使
用する場合には、一定の温度及び圧力範囲が好ましい。
炭素原子1〜6の線状脂肪族アルデヒドを使用する場合
には好ましい温度範囲は約60〜150℃である。最も
好ま1いアルデヒド、即ちプロピオンアルデヒド、ブチ
ルアルデヒド及びバレルアルデヒドのための最も好まし
い温度範囲は約60〜100℃である。
一般に、反応温度で液体条件を維持し得る任意の圧力が
この方法において使用できる。好ましい圧力範囲は約1
−15気圧であり、炭素原子1〜3の線状脂肪族アルデ
ヒドのための好ましい圧力範囲は約3〜15気圧である
水と過剰のアルデヒドの共沸分離は共沸混合物の除去を
実施する機械的手段、即ち蒸留のような通常使用される
任意の手段により達成される。水とアルデヒドは雰囲気
温度で共沸混合物から分離され、その後アルデヒドは再
循環される0本方法はバッチ方式で実施でき、この場合
には反応を完了させる為に水を共沸混合物として分離す
る0反応の完了の為に必要ならば別にアルデヒドを添加
し、その後ポリビニルアセタール生成物を回収する。か
かる回収は過剰のアルデヒドのストリッピングのような
任意の通常の手段による。
本発明の方法は、ポリビニルアルコールとアルデヒドと
を連続的に添加しながら、共沸混合物を連続的に除去す
ることにより連続方式でも実施できる0反応中に過剰の
アルデヒドが系に維持されることが重要であり、最も実
際的には回収分離されたアルデヒドを再循環する。この
場合、ポリビニルアセタール溶液は連続的に回収及びス
トリップされ、他方副生物としての水及び過剰のアルデ
ヒドは共沸混合物として除去され、これにより好都合に
も所望のポリビニルアセタールを生成する反応が促進さ
れる。再循環されるアルデヒドはポリビニルアルコール
と一緒にされ、必要な化学量論的過剰を維持す゛るため
に別のアルデヒドに補充される。
ポリビニルアセタール生成物の分離は、バッチ方式また
は連続方式にかかわらず、沈降、蒸発、真空ストリッピ
ング、及び蒸留のような当業者に公知の方法により達成
できる。
好都合には、アルデヒドと水の共沸混合物の除去は蒸留
、フラッシュ システムまたは共沸状態での物質の除去
が可能なその他の機械的手段により達成できる。水と一
緒に除去されたアルデヒドは沈降により分離され、再循
環される。
本方法は、アルデヒド及びポリビニルアルコールの供給
速度の制御及び同時に水とアルデヒドの共沸除去の速度
を維持及び制御することにより、アセタール化の程度を
制御できる。アセタール化は約20〜100重量%の範
囲である。好ましい範囲は約50〜100重量%である
最も好ましいアセタール化の範囲は約80〜100重量
%である。80重量%を越えるアセタール化は反応で形
成された水の連続的な共沸除去により可能である。十分
な保持時間を件なつう水の除去により80重柾%以上の
7セタール化が達成される。
本方法は窒素またはアルゴンのような不活性ガスの存在
下に実施するのが好ましいが、空気の存在下でも実施で
きる。
[実施例] 本発明の方法を以下の実施例で更に説明するがここでは
特に述べない限り全ての部及び%は重着に基ずく、また
、実施例は本発明を限定するものではない。
実1111 バッチ方式において、攪拌装置及び回収/液相分離装置
を具備した500■1反応容器に、20.0 gのポリ
ビニルアルコール(分子量約2000)の粉末及び25
0■1のブチルアルデヒドを充填した。不活性ガスのア
ルゴンで反応容器を注意深くパージした。混合物を急速
に攪拌し及びブチルアルデヒドの還流温度に加熱し、こ
の時点で全ての粉末ポリビニルアルコールは溶液状態に
なった。理論量の水が集まるまで水−ブチルアルデヒド
共沸混合物(88℃)を蒸留した0反応混合物を冷却し
て、過剰のブチルアルデヒドを真空ストリッピングによ
り除去した。得られた粘稠重合体のポリビニルアセター
ルは33.Ogで、65%の重量増加を示し、90%以
上のブチラール化に相当した。
1竃1」 連続方式において、攪拌装置を具備した反応容器にアル
ゴンをパージし、ブチルアルデヒド中のポリビニルアル
コール(分子量約2000)粉末の10%スラリーをポ
ンプで供給し、攪拌しながら約80〜98℃に加熱して
アセタール化を開始し、共沸混合物を維持した。所望の
アセタール化平衡組成は反応器頂流中のアルデヒド−水
共沸混合物の除去により達成される0反応器からの流出
流は沈降室に移され、そこで残留する水を底流から除去
し及びアルデヒド−重合体溶液を頂流から除去した。
未反応ポリビニルアルコール及びアルデヒドは再還流さ
れた。その後、アルデヒド−重合体流出流は加熱された
アルデヒド ストリッピング ゾーンに運ばれ、最終ア
ルデヒドを除去して濃縮重合体生成物を得、これを乾燥
した。
本発明を説明する為に以上記載したが、本発明の精神か
ら離れることなく各種の変更及び修正が当業者にとって
明らかであろうが、これらは本発明の範囲内のものであ
る。
出願人代理ノー力・逓土鈴江武彦

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリビニルアルコールを化学量論的に過剰な1〜B
    炭素原子の少なくとも1つのアルデヒドと約60〜15
    0℃の温度及び約1−15気圧の圧力で液体状態にて接
    触させて綜合反応によりポリビニルアセタールと水を生
    成する方法において1反応が完結するまでアルデヒドと
    水をアルデヒド−水共沸混合物として除去しながら反応
    を遂行することを特徴とする、ポリビニルアセタールの
    製造方法。 2、アルデヒドは1〜3炭素原子の線状−脂肪族アルデ
    ヒドである、特許請求の範囲第1項の方法。 3、反応温度が80−100℃である、特許請求の範囲
    第2項の方法。 4、ポリビニルアルコールに対して少なくとも5倍過剰
    のアルデヒドを特徴する特許請求の範囲第3項の方法。
JP17952684A 1983-08-31 1984-08-30 ポリビニルアセタ−ルの製造方法 Pending JPS6079011A (ja)

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US52834383A 1983-08-31 1983-08-31
US528.343 1983-08-31
US634.051 1984-07-30

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JPS6079011A true JPS6079011A (ja) 1985-05-04

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JP17952684A Pending JPS6079011A (ja) 1983-08-31 1984-08-30 ポリビニルアセタ−ルの製造方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006013627A1 (ja) * 2004-08-04 2006-02-09 Sekisui Chemical Co., Ltd. ポリビニルアセタール樹脂の製造方法、ポリビニルブチラール樹脂、及び、エステル化されたポリビニルアルコール樹脂の製造方法
JP2012077183A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Sekisui Chem Co Ltd ビニルアセタール樹脂の製造方法
JP2013234211A (ja) * 2012-05-02 2013-11-21 Sekisui Chem Co Ltd ポリビニルアセタール系樹脂の製造方法

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US7674854B2 (en) 2004-08-04 2010-03-09 Sekisui Chemical Co., Ltd. Process for producing polyvinyl acetal resin, polyvinyl butyral resin, and process for producing esterified polyvinyl alcohol resin
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