JPS607834Y2 - 水処理器 - Google Patents

水処理器

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Publication number
JPS607834Y2
JPS607834Y2 JP3657180U JP3657180U JPS607834Y2 JP S607834 Y2 JPS607834 Y2 JP S607834Y2 JP 3657180 U JP3657180 U JP 3657180U JP 3657180 U JP3657180 U JP 3657180U JP S607834 Y2 JPS607834 Y2 JP S607834Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
inner cylinder
outer cylinder
treatment device
water
Prior art date
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Expired
Application number
JP3657180U
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English (en)
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JPS56137799U (ja
Inventor
福治 東海林
勇治 宗像
貴博 鈴木
Original Assignee
株式会社明電舎
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Publication date
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  • Electrostatic Separation (AREA)
  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、一般の工業用水を電気化学的に処理して不純
物等を除去する水処理器に係り、特に水処理器の内筒構
造に関する。
従来の技術 水冷式冷却器やボイラなと水を使用する装置では、使用
水に含まれる不純物を予め除去することで配水パイプ内
のスケールの付着防止や錆発生を防止する電気化学水処
理器を具える。
従来、この種の水処理器としては、例えば第1図に示す
ようなものが用いられている。
第1図に示す従来装置において、陰極にされる外筒1は
一側部に取水管2を、他側部に排水管3が溶接されて処
理水の流入路が構成される。
外筒1内には陽極にされる内筒4が挿入されており、外
筒1に対して内筒4はその両端部で絶縁固定される。
即ち、外筒1の右側端部では外筒1の端部閉塞板5の内
側に絶縁物6を介して内筒4の一端を同軸固定し、外筒
1の左側端部では外筒1のフランジ部IAにボルト7に
よって止められる絶縁部材製の上蓋8によって内筒4の
他端が固定される。
上蓋8は内筒4を嵌合固定するための突起部8Aの周側
に等間隔にリード棒9が植設され、リード棒9の一端は
内筒4の端部との間に環状板ばね10を介して接触接続
が施される。
上蓋8は外囲側中央に電源収納用凹部を有する構造にさ
れ、該凹部にまで引出されたリード棒9の端部に溶接さ
れた円板導体11に直流電源12の正極に出力リード線
13で接続される。
直流電源12の負極に接続されたリード線14はボルト
7に接続され、このボルト7を介して外筒1に電気接続
される。
上蓋8の一側には直流電源12に交流電流を供給するた
めの外部リード線15の貫通孔が穿たれている。
16は上蓋8と外筒1との水密用Oリング、17A、1
7Bは内筒4内の水が滞留しないよう内筒4の両側に設
けた小孔である。
また、絶縁物6には絶縁沿面距離を大きくし導電性の異
物が堆積しても良いように凸状部6Aを有する。
18は外筒内の異物を排除する排出孔である。
考案が解決しようとする問題点 上記構成の水処理器においては、直流電圧が印加された
内筒4の陽極と外筒1の陰極との間に処理対象水が流さ
れて処理される。
ところで、従来、所定時間での処理水量を多くするため
には、外筒1および管2,3の径を大きくするとともに
、内筒4の径も外筒1と内筒4との間隙が大きくならな
いように大きくして対処していた。
なぜならば、外筒1および管2,3の径のみを大きくし
て、外筒1 (陰極)と内筒(陽極)間距離を無制限に
大きくすると、一様な処理が難しく、処理性能上の問題
が生じたからである。
しかしながら、外筒1径を大きくするに伴い内筒4径を
大きくすると、内筒4の内部が無駄なデッドスペースに
なるとともに水処理器が大形化する。
そして、このように大形化した割には、外筒1と内筒4
との間隙を大きくできないため、処理能力が低いという
問題があった。
また、処理水を外筒1と内筒4面に沿って一様に流すの
が難しく、取水管2、排水管3の位置する側の処理水流
が多くなる問題があった。
問題点を解決するための手段と作用 上記問題点を解決するために、本考案は、処理水の取入
口と排出口を持つ外筒と、この外筒内に絶縁して設けた
内筒と、この外筒と内筒との間にしてかつ上記取入口と
排出口との間に絶縁して設けた少なくとも1つの中間筒
と、前記外筒および内筒の一端を水密に閉塞する上蓋と
、外筒、中間筒および内筒の各簡閲に流れる処理水を電
気化学的に処理すべく前記各簡閲に陰極と陽極とが交互
に配設するが如くして電圧を印加する手段とから水処理
器を構成したものである。
かかる構成の水処理器において、処理水は取入口から外
筒と内筒との間に流入し、中間筒と外筒間、中間筒と内
筒間を通過する。
この際、処理水は電気化学的に処理され、スケールの付
着防止や錆発生の防止処理がなされる。
その後、この処理水は排出口から排出される。
実施例 以下、第2図および第3図に示す一実施例に基づき本考
案を詳細に説明する。
なお、従来と同一部分については第1図と同一符号をも
って示し説明を省略する。
本考案の水処理器は、例えば第2図に示すようなもので
、外筒1 (陰極)内には内側陰極とされる内筒19と
、この内筒19と外筒1の中間に陽極とされる中間筒2
0を具える。
内筒19は第1図の内筒4と同様に一端部が絶縁物6、
閉塞板5とによって絶縁支持され、他端部が上蓋8によ
って絶縁支持される。
また、内筒19の両側部には内部水流を起すための孔1
9A、19Bが設けられている。
中間筒20は外筒1の取入管2と排水管3の間にのみ設
けられ、処理水が該中間筒20と外筒1の間及び中間筒
20と内筒19の間を流れるよう構成される。
中間筒20の絶縁支持は、絶縁材製支持板21と22A
、22Bによってなされる。
その支持構造は、第3図にA−A’線に沿った断面図を
示すように、内筒19及び中間筒20に設けたスリット
に支持板21を差込み、中間筒20には上記スリットと
は直角位置にスリットを設けておき、該スリットに支持
板22A、28Bを差込んだ状態で中間筒20と内筒1
9とを外筒1内に挿入することでなされている。
これら支持板22A、22Bは適当に増設される。
中間筒20は上蓋8側に端子23を有し、この端子と上
M8に設けた陽極リード棒24との間はリード線25で
接続される。
内筒19は第1図の場合と同様に上蓋8に設けるリード
棒9によって蓋8の凹部に引出し接続され、外筒1はボ
ルト7をリード棒として蓋8の凹部までリード引出しが
なされる。
上蓋8の凹部には2つの直流電源26A、26Bが取付
けられ、電源26Aは陽極としての中間筒20の引出し
端子27とボルト7との間に出力電圧印加し、電源26
Bは中間筒20の端子27と内筒のリード棒9との間に
出力電圧印加する二電源構成にされ、中間筒20と内筒
19の間隙h0と外筒1の間隙Nとに応じて印加電圧を
調整できる構成にされる。
なお、上記間隙h□とh2とを適当に設計することで外
筒1、内筒19を同じ電位にする一電源構成にもできる
また、第4図a又はbに等価回路図を示すように、抵抗
分圧器28と1つの電源29により外筒1と内筒19に
は異なる電圧を印加する構成にできる。
また、実施例では処理水流を二層にする場合を示したが
、これは処理水量に応じて三層以上に設計変更できるこ
とは勿論である。
考案の効果 以上の如く本考案の水処理器によれば、外筒と内筒との
間に少なくとも1つの中間筒を設けて陰極と陽極とを交
互に配置する多層構造とし、外筒、中間筒および内筒の
各周間に電圧を印加して処理水を流すので、比較的小径
、すなわち小形の構成で、多量の処理水を短時間で処理
性能を低下させることなく処理することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の水処理器を示す側断面図、第2図は本考
案の一実施例を示す側断面図、第3図は第2図における
A−A線に沿った縦断面図、第4図は第2図における多
筒への電圧印加手段を例示する等価回路図である。 1・・・・・・外筒、6・・・・・・絶縁物、訃・・・
・・上蓋、9・・・・・・リード棒、12・・・・・・
直流電源、19・・・・・・内筒、20・・・・・・中
間筒、21.22A、22B・・・・・・絶縁支持板、
26A、26B・・・・・・電源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 処理水の取入口と排出口を持つ外筒と、この外筒内に絶
    縁して設けた内筒と、この外筒と内筒との間にしてかつ
    上記取入口と排出口との間に絶縁して設けた少なくとも
    1つの中間筒と、前記外筒および内筒の一端を水密に閉
    塞する上蓋と、外筒、中間筒および内筒の各部間に流れ
    る処理水を電気化学的に処理すべく前記各部間に陰極と
    陽極とが交互に配設するが如くして電圧を印加する手段
    とからなることを特徴とする水処理器。
JP3657180U 1980-03-19 1980-03-19 水処理器 Expired JPS607834Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3657180U JPS607834Y2 (ja) 1980-03-19 1980-03-19 水処理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3657180U JPS607834Y2 (ja) 1980-03-19 1980-03-19 水処理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56137799U JPS56137799U (ja) 1981-10-19
JPS607834Y2 true JPS607834Y2 (ja) 1985-03-16

Family

ID=29632171

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JP3657180U Expired JPS607834Y2 (ja) 1980-03-19 1980-03-19 水処理器

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