JPS6078153A - 静圧送りねじ用ナツト - Google Patents
静圧送りねじ用ナツトInfo
- Publication number
- JPS6078153A JPS6078153A JP18445283A JP18445283A JPS6078153A JP S6078153 A JPS6078153 A JP S6078153A JP 18445283 A JP18445283 A JP 18445283A JP 18445283 A JP18445283 A JP 18445283A JP S6078153 A JPS6078153 A JP S6078153A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- static pressure
- feed screw
- static
- nut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
送りねじ機構に関するもので、特に静圧送りねじ機構に
おけるナノトの構造に関するものである。
おけるナノトの構造に関するものである。
本発明の目的とするところは、例えば可動台に高精度で
安定した送りを付与し、しかも流体軸受による微細な送
りが可能な送り装置用の送りねじ機構を提供することに
ある。
安定した送りを付与し、しかも流体軸受による微細な送
りが可能な送り装置用の送りねじ機構を提供することに
ある。
一般にーワークヘノド或いはツールヘノドの送り制御に
は送りねじが多く利用されているがーかかろ送りねじ機
構の一般的な形態は、送りねじを支持台に回転可能に軸
架すると共に、支持台上に支持された可動台にナツトを
固着し、該ナツトに前記送りねじを螺合している。この
ような送りねじ機構は送りねじとナツトの同心性を保ち
難く、そのために送りねじが曲げられて組付けられたり
一可動台に偏荷重が作用されたりしてこれらが可動台の
送り精度に微妙に影響する結果となる。更には、送りね
じ自体の加工精度にょる酔歩−偏心。
は送りねじが多く利用されているがーかかろ送りねじ機
構の一般的な形態は、送りねじを支持台に回転可能に軸
架すると共に、支持台上に支持された可動台にナツトを
固着し、該ナツトに前記送りねじを螺合している。この
ような送りねじ機構は送りねじとナツトの同心性を保ち
難く、そのために送りねじが曲げられて組付けられたり
一可動台に偏荷重が作用されたりしてこれらが可動台の
送り精度に微妙に影響する結果となる。更には、送りね
じ自体の加工精度にょる酔歩−偏心。
ピッチ誤差などに基因することも充分に考えられる。
本発明は土述した問題点に鑑みてなされたもので、送り
ねじ軸とナンド部材との同心性を保つに必要なラジアル
剛性を静圧雌ねじに付与し、一方で組立て誤差による雄
ねじ軸受部と雌ねじの同心度誤差、雄ねじの製造誤差に
起因する雄ねじの酔歩、フランク面の振れ等が可動台の
移動に伴℃・、ピッチング、ヨーイング、ローリング等
の精度不良を引き起すことを防ぐために静圧雌ねじのス
ラスト方向の剛性に対するラジアル方向の剛性の比を小
さくすることで前記雄ねじの精度誤差が可動台の運動に
与える悪影響を吸収し一安定で高精度な送りを提供する
ものである。
ねじ軸とナンド部材との同心性を保つに必要なラジアル
剛性を静圧雌ねじに付与し、一方で組立て誤差による雄
ねじ軸受部と雌ねじの同心度誤差、雄ねじの製造誤差に
起因する雄ねじの酔歩、フランク面の振れ等が可動台の
移動に伴℃・、ピッチング、ヨーイング、ローリング等
の精度不良を引き起すことを防ぐために静圧雌ねじのス
ラスト方向の剛性に対するラジアル方向の剛性の比を小
さくすることで前記雄ねじの精度誤差が可動台の運動に
与える悪影響を吸収し一安定で高精度な送りを提供する
ものである。
図面に基づき本発明の詳細な説明すると、第1図は従来
の静圧送りねじ機構を示す要部断面図、第2図はナツト
本体の雄ねじとの係合面の正面図を示すものである。第
1図−第2図において、ナツト本体1は雄ねじ2との係
合面(以下フランク面と称する。)6及び4が形成され
ており、該フランク面6.4Vcは静圧ポケット5、圧
縮流体の流入口6が形成されている。
の静圧送りねじ機構を示す要部断面図、第2図はナツト
本体の雄ねじとの係合面の正面図を示すものである。第
1図−第2図において、ナツト本体1は雄ねじ2との係
合面(以下フランク面と称する。)6及び4が形成され
ており、該フランク面6.4Vcは静圧ポケット5、圧
縮流体の流入口6が形成されている。
第2図は前記フランク面の一部を展開した図であり、図
示がらも明らがなように一静圧ポヶノト5は分割されて
いる。通常は心効果をもたせるために複数個に分割され
ており一本例においては4分割を示して℃・る。このよ
うな静圧ポケットの構成においては雄ねじの斜面との係
合状態から圧縮流体を前記静圧ポケットに供給すること
により静圧ナツトに必要なスラスト方向負荷能力のみで
なくラジアル方向負荷能力をも付与することになる。
示がらも明らがなように一静圧ポヶノト5は分割されて
いる。通常は心効果をもたせるために複数個に分割され
ており一本例においては4分割を示して℃・る。このよ
うな静圧ポケットの構成においては雄ねじの斜面との係
合状態から圧縮流体を前記静圧ポケットに供給すること
により静圧ナツトに必要なスラスト方向負荷能力のみで
なくラジアル方向負荷能力をも付与することになる。
第3図、第4図は本発明の一実施例を示す静圧送りねじ
機構の要部断面図及びナツトフランク面の展開図である
。図面からも明らかなように、本発明のす、ト本体11
においては、フランク面に設けられた静圧ポケットが雌
ねじの位11社−って異なっていることである。本実施
例においては端部に位置する雌ねじのフランク面12に
は円周方向に複数個に分割された静圧ポケット13を形
成し、他の雌ねじのフランク面14には螺せん状に連通
した長溝状の静圧ポケット15が形成されている。16
と17は圧縮流体の流入口である。
機構の要部断面図及びナツトフランク面の展開図である
。図面からも明らかなように、本発明のす、ト本体11
においては、フランク面に設けられた静圧ポケットが雌
ねじの位11社−って異なっていることである。本実施
例においては端部に位置する雌ねじのフランク面12に
は円周方向に複数個に分割された静圧ポケット13を形
成し、他の雌ねじのフランク面14には螺せん状に連通
した長溝状の静圧ポケット15が形成されている。16
と17は圧縮流体の流入口である。
本発明の構成によれば円周方向に分割された静圧ポケッ
ト部では静圧力がラジアル方向とスラスト方向の分力に
分けられるため−それぞれの方向に剛性が生じるが、螺
せん状に連通した長溝援の静圧ポケットにおいてはラジ
アル方向の剛性は減ぜられるため静圧力の及ぶ範囲は大
部分がスラスト方向の剛性になる。
ト部では静圧力がラジアル方向とスラスト方向の分力に
分けられるため−それぞれの方向に剛性が生じるが、螺
せん状に連通した長溝援の静圧ポケットにおいてはラジ
アル方向の剛性は減ぜられるため静圧力の及ぶ範囲は大
部分がスラスト方向の剛性になる。
同心性は静圧力を雌ねじに与えた状態で雄ねじ端部に取
り付けたダイヤルケージで雄ねじ軸受部の穴を探ること
で位置合せを行うことが可能であり、一方で軸方向推力
を減することなくラジアル方向の剛性が従来の円周方向
に分割した静圧ポケットを形成した静圧ねじ機構に比較
して1/4〜115に減ぜられているため一部ねじの精
度誤差が可動台に与える悪影響を1/4〜115に減す
ることか可能となる。
り付けたダイヤルケージで雄ねじ軸受部の穴を探ること
で位置合せを行うことが可能であり、一方で軸方向推力
を減することなくラジアル方向の剛性が従来の円周方向
に分割した静圧ポケットを形成した静圧ねじ機構に比較
して1/4〜115に減ぜられているため一部ねじの精
度誤差が可動台に与える悪影響を1/4〜115に減す
ることか可能となる。
更に一前記可動台を静圧支承することによって更に高精
度な移動精度、位置決め精度が得られる。
度な移動精度、位置決め精度が得られる。
尚、本実施例においては円周方向に分割された静圧ポケ
ットを雌ねじの両瑞に位置するように配置したか−これ
に限定されるものではなく一使用目的に応じ適宜配置し
ても同様の効果を得ろことができるし圧縮流体流入口に
ついても静圧ポケット特に連通した螺せん溝状の場合に
は1個所に設けた流入口でも可能であるし−又は複数個
を位相をずらして設けるなど形状、大きさ一使用目的に
応じて適宜設定すれば、より効果的である。
ットを雌ねじの両瑞に位置するように配置したか−これ
に限定されるものではなく一使用目的に応じ適宜配置し
ても同様の効果を得ろことができるし圧縮流体流入口に
ついても静圧ポケット特に連通した螺せん溝状の場合に
は1個所に設けた流入口でも可能であるし−又は複数個
を位相をずらして設けるなど形状、大きさ一使用目的に
応じて適宜設定すれば、より効果的である。
尚本実施例においてはナツト本体は分割ナツトについて
開示しているが、これに限定されるもσ)ではなく1個
のナンド本体で対向するフランク面に静圧ポケットを形
成したものにおいても同様σ)効果を得ることができる
。本発明σ)構成を計測器−XYテーブル、超精密加工
機の可動台送り等に適用することにまり高精度が計れる
など実用上の効果は非常に犬なるものがある。
開示しているが、これに限定されるもσ)ではなく1個
のナンド本体で対向するフランク面に静圧ポケットを形
成したものにおいても同様σ)効果を得ることができる
。本発明σ)構成を計測器−XYテーブル、超精密加工
機の可動台送り等に適用することにまり高精度が計れる
など実用上の効果は非常に犬なるものがある。
第1図は従来の静圧送りねじ機構を示す要部断面図、第
2図はナツトフランク面の正面図−第3図は本発明の一
実施例である静圧送りねじ機構を示す要部断面図−第4
図は本発明のナツトフランク面の展開図である。 1.11・・・・・・ナツト本体、 2.18・・・・・雄ねじ− 5,13・・・・・・静圧ポケット、 15・・・・・・長溝状の静圧ポケット−6−4,12
,14・・・・・・フランク面。 第1図 第2図
2図はナツトフランク面の正面図−第3図は本発明の一
実施例である静圧送りねじ機構を示す要部断面図−第4
図は本発明のナツトフランク面の展開図である。 1.11・・・・・・ナツト本体、 2.18・・・・・雄ねじ− 5,13・・・・・・静圧ポケット、 15・・・・・・長溝状の静圧ポケット−6−4,12
,14・・・・・・フランク面。 第1図 第2図
Claims (4)
- (1) 回転運動を直線運動ニ変換するための静圧送り
ねじ機構において、前記送りねじに係合するナンドはフ
ランク面に複数に分割された溝状の静圧ポケットと螺せ
ん溝状の連通した静圧ポケットを備えていることを特徴
とする静圧送りねじ用ナンド。 - (2)ナツトは複数の雌ねじのうち両端に位置する雌ね
じの両フランク面には複数個に分割された静圧ポケット
を形成し、他の雌ねじはフランク面に連続した螺せん溝
状の静圧ポケットを形成したことを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の静圧送りねじ用ナンド。 - (3)螺せん溝状の静圧ポケットは少な(とも1個の圧
縮流体流入1コが形成されて℃゛ることを特徴とする特
許請求の範囲第2項記載の静圧送りねじ用ナンド。 - (4)圧縮流体流入口は位相を異ならせて配置されてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の静圧送
りねじ用ナツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18445283A JPS6078153A (ja) | 1983-10-04 | 1983-10-04 | 静圧送りねじ用ナツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18445283A JPS6078153A (ja) | 1983-10-04 | 1983-10-04 | 静圧送りねじ用ナツト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6078153A true JPS6078153A (ja) | 1985-05-02 |
Family
ID=16153392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18445283A Pending JPS6078153A (ja) | 1983-10-04 | 1983-10-04 | 静圧送りねじ用ナツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6078153A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5816104A (en) * | 1995-04-06 | 1998-10-06 | Toyoda Koki Kabushiki Kaisha | Hydrostatic feed screw mechanism and movable body using the same |
US5928061A (en) * | 1996-10-21 | 1999-07-27 | Toyoda Koki Kabushiki Kaisha | Wheel-head feed mechanism and grinder using the same |
-
1983
- 1983-10-04 JP JP18445283A patent/JPS6078153A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5816104A (en) * | 1995-04-06 | 1998-10-06 | Toyoda Koki Kabushiki Kaisha | Hydrostatic feed screw mechanism and movable body using the same |
US5928061A (en) * | 1996-10-21 | 1999-07-27 | Toyoda Koki Kabushiki Kaisha | Wheel-head feed mechanism and grinder using the same |
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