JPS6078148A - 電子制御自動変速機 - Google Patents

電子制御自動変速機

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JPS6078148A
JPS6078148A JP18425083A JP18425083A JPS6078148A JP S6078148 A JPS6078148 A JP S6078148A JP 18425083 A JP18425083 A JP 18425083A JP 18425083 A JP18425083 A JP 18425083A JP S6078148 A JPS6078148 A JP S6078148A
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speed
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Fukuji Matsuura
松浦 福次
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は主に車両を対象とした、歯車機構に変速要素を
併置した変速機に関するものであって、特にマイクロコ
ンピュータを用い変速ならびに変速に付帯して必要とす
る制御を行う電子制御自動変速機に係るものである。
車両用自動変速機として、従来実用に供されてているも
のの殆どすべてを占める、トルクコンバータ(または流
体クラッチ)に補助変速装置を併設した形式のもの(以
下、在来自動変速機という)は、次の欠点を有する。
(1)トルクコンバータ(または流体クラッチ)の効率
が低すため、エンジン出力の相当量を無為な損失にし、
燃料多消費を招いている。
この欠点を改善するために ji) 補助変速装置に、増速比をもつレンジを具えた
例があるが、その効率もトルクコンバータの効率を乗じ
た値を超えることはできない。
(ii) )ルクコンバータの入力軸、出力軸を、変速
比が比較的小さい時直結にするいわゆるロックアツプク
ラッチを併設した例もあるが、発進加速時などの変速比
の大きいトルクコンバータの特に低効率域を用いる場合
こそ改善を望むところであって、発進、停止おるいは加
減速を繰シ返す条件下では効果は薄い。
(2) 変速ショックが避けられない。変速比が離れた
値に瞬時に変わるため、車速に衝撃的変化が生じ、これ
が搭乗者に不快感を与えることになル、また動力伝達機
構に機械的な無理を繰り返し与えている。
(3) エンジンブレーキの効きが甘い。自動変速域に
おいて補助変速装置の出力軸側がその入力軸側よシ高速
回転した場合、補助変速装置内のワンウェイクラッチが
遊転するため、内燃機関の圧縮工程を王とした被動抵抗
を利用した排気ブレーキを含むいわゆるエンジンブレー
キの効果が薄い。
(4ン クリーピング(ひきずシ走行)が避けられない
。停車時に走行段にセレクトしてあれば、エンジンは低
速回転でも駆動輪に駆動力が伝わシ、車両はゆっくりな
がらも走行して危険を伴う。このような場合、車両は必
らず制動していなければならない。
これに対し本発明は、在来自動変速機からトルクコンバ
ータ(または流体クラッチ)を除去して、従来補助変速
装置として位置づけられていたものを主たる変速機とし
、変速点の認知判断ならびに変速比の変化に伴う衝撃を
解消するために、エンジン回転数を制御した上で、爾後
の走行段に作用する変速要素を接合、または緩接合する
ことを、マイクロコンピュータを用い電子的に制御する
電子制御自動変速機の提供を目的とする。即ち本発明の
電子制御自動変速機は、原動機と負荷との間にあって、
歯車機構と複数の変速要素と、原動機負荷車速等の車両
の運転状態に応じて適切な変速要素を選択駆動する変速
制御装置とを具えた変速機において、原動機出力軸がト
ルクコンノ(iりまたは流体クラッチを介さず変速機入
力軸に直接接続されてなシ、一方前記変速機制御装置は
マイクロコンピュータを具備し、各変速要素を作動させ
る指令を少なくともスロットル開度検出器、入力軸回転
センサ、出力軸回転センサ、セレクトレノく一スィッチ
からの各制御要素により決定し、変速に際して変速機の
入力軸が変速機の出力軸の回転数に爾後の走行段の変速
比を乗じた回転数になるようエンジン回転数を制御し、
しかる後爾後走行段に作用する変速要素の接合または緩
接合を行わせることを特徴とするものである。
続いて本発明を図に示す一実施例について説明する。第
1図は本発明を実施する装置の全体構成を示すもので、
その概要を説明すれば(リ エンジンと駆動軸の間に仕
置し、その中に歯車機構と変速要素を容する変速機本体
(符号lo )。
(2)変速要素の接合分離を司る油圧制御部(符号40
)。
(3)変速時にエンジン回転数を制御するアクチュエー
タ(符号80)。
(4)スロットル開度、エンジン回転数、車速、セレク
トレバースイッチ、走行パターン切換スイッチ等の情報
を基に上記(2)の油圧制御部40、上記(3)のアク
チーエータ80を制御する電子変速制御部(符号60)
(5)運転者の操作によるセレクトレバー、走行パター
ン切換スイッチ等。
金具えるものである。以下これら各部について更に詳羅
に説明する。第1図において1はエンジン、2は水温セ
ンサ、3はエンジンIの回転を制御するスロットル弁で
常法に従い、アクセルペダルと接続されるワイヤ4が連
繋する。5はスロットル開度検出器である。
10は変速機本体であって、11は入力軸(これはエン
ジン1の出力軸でもある。)、12はオイルポンプ、1
3は入力軸回転センナである。14は第1サンギヤで、
入力軸11の彼端に位置する。
15は第1プラネツトキヤリアで、第1プラネットピニ
オン16を保持し、第2リングギヤ18と一体で、第1
ブレーキBl の回転部もこれに固持され、更に中間@
〃を介してその後端には第3リングギヤnがあ夛一体回
転する。第1プ2ネツトピニオン16は、第1サンギヤ
14と第1リングギヤ17との間にあってその両者と噛
み合う。
第1リングギヤ17は、第2プラネツトキヤリア19と
第1りラッチC1、第2クラツチC2の各駆動側と一体
をなす。第2プラネツトビニオン加は第2プラネツトキ
ヤリア19に保持され、第2サンギヤ21、第2リング
ギヤ18の両者と噛み合う。第2サンギヤ21は、第1
クラツチC1の従動側と一体をなし、第2ブレーキB2
の回転部とも一体である。第3プラネツトビニオンスは
、第3プラネットキャリア部に保持され、第39ングギ
ヤ幻および第3サンギヤ篤と噛み合い、第3サンギヤ篤
は第2クラツチC2の従動側と一体をなし、第3ブレー
キB3の回転部とも一体である。第3グラネットキャリ
ア部は出力111127と一体である。悠は出力軸回転
センサ、器はケースである。
変速要素である第1クラツチ01 、第2クラツチ02
 、第1ブレーキBl 、第3ブレーキB3は何れも油
圧が作用して接合し、油圧が解放されれば各付設するリ
ターンスプリングによって分離する構造をもち、またM
1〜第3ブレーキBl、B2. B3の各々は第1図の
例ではディスク型を示しであるが、バンド型を採用して
も同様な機能が得られる。
第 1 表 尚、前進各段および後退段における変速要素の作用は第
1表の通シで、接合を+、分離を−の符号で表わす。ま
た、走行各段における変速比の算出は次式によるが を表わし また、後退段変速比算出式冒頭の一符号はいうまでもな
く、逆転を意味する。
第3速: 1士も 第4速:1 続いて変速制御装置の一部を構成する油圧制御部菊につ
いて説明する。41はサーボ弁、または電気油圧比例制
御弁といわれる電気油圧変換弁(以下、単にサーボ弁と
いう)で、オイルポンプ12から圧送されてくる作動油
の圧力(以下、ライン圧という)を、後述する電子変速
制御部60からの出力をそのソレノイド41′に受けて
制御するものであって、発進時に作用する変速要素への
油圧を、エンジン1のアイドリンク回転数よシ高く、実
用トルク域の比較的低い回転速度付近でエンジン回転数
に比例して滑らかに上昇させ、また変速の都度ライン圧
を一旦低下させたあと接合する際昇圧する働きを持つ。
更にライン圧を常に変速機の出力トルクに対応した必要
最小限に制御することによってオイルポンプ駆動馬力を
軽減する機能をもつ。
更に符号42〜46は切換弁であって、42は第1ブレ
ーキB1 に、43は第1クラツチ01 に、祠は第2
ブレーキB2 に、荀は第2クラツチ02に、46は第
3ブレーキB3に通じる各油路にあって、それら各変速
要素への油圧の切換を行うスプリングリターン型2ボジ
シ目ンの電磁切換弁でアシ、電子変速制御部60からの
出力をそれぞれのソレノイド4Q’、 43’、朝′、
荀′、46′に受けて個々に切換操作される。但し第1
図に示すサーボ弁41.切換弁42〜46の6弁の脇に
記載したX印は、6弁の作動油の吐出口であることを示
し、吐出された作動油は変速機下部のオイルパン(図示
してない)に集中する構造をなすものである。
55は電源であって電力は電圧安定装置56を経て各部
に供給される。
60は変速制御装置の一部を構成する電子変速制御部で
あって、入力軸回転センサ13、出力軸回転セン?囚、
エンジン冷却水の水温セン?2、スロットル開度検出器
5、セレクトレバースイッチ96、走行パターン切換ス
イッチ97等からの各信号が入力され、これらの信号な
らびに電子変速制御部60に内蔵したクロックパルス発
振回路64からの信号に基づきサーボ弁41のソレノイ
ド41′、切換弁42〜46のソレノイド42′〜46
′、アクチュエータ80のソレノイド81.83への出
力を計ふし制御するがその詳細は後述する。
80は電子変速制御部6oがらの出力によって作動する
エンジン制御のためのアクチュエータで、図示の例では
増速用のソレノイド8oと増速用の可動鉄心82、減速
用のソレノイド83と減速用の可動鉄心84、をもち、
その両ソレノイド81.83は車体に固定される。可動
鉄心82.840両者は非磁性体のロッド85で接続さ
れ、可動鉄心84の他端は同様の非磁性体のロッド86
を介して、下端にアクセルペダル87をもつアクセルペ
ダルアーム88に接続され、一方可動鉄心82の他端は
スロットル弁3に連繋するワイヤー4を固定する。
可動鉄心82はソレノイド81に通電されるとソレノイ
ド81内に吸引されるが、スプリング90.スロットル
弁3に付帯するスプリング(図示してない)の反力を受
け、可動鉄心82の移動量はソレノイド81の通電量に
比例する。またその移動量はスロットル開度検出器5に
よって検出され電子制御部60へ情報−とじて読みとら
れ、この点についてはソレノイド83、可動鉄心84に
ついても同様である。
尚、第1図にはソレノイドと可動鉄心を用いる方式が例
示しであるがこれ以外にステッピングモータその他のア
クチュエータを利用することが出来るが、いずれの場合
も非作動時にスロットル開閉動作に抵抗、支障のない構
造であることを要する。アクセルペダルアーム88は支
点89によって車体に保持されスプリング90によって
スロットル弁3が閉じる方向に押されている。
セレクトレバー95は例えば運転者の側前方フロアに位
置して前方から手前へ順にP%R,N。
D、2、lとセレクトポジションをおき、その各々につ
いては次の機能をもつ。Pは駐車ポジションであって、
変速機内ギヤをロックする。
Rは後退ポジション、Nは・中立ポジション、Dは前進
ポジションにして第1速から最高速段までの間を自動変
速する。2は前進ポジションにして、第1速から例えば
第3速までの間を自動変速する。lは前進ポジションに
して前記りまたは2からセレクトすると、その時の車速
が伯に〜を超える場合は第2速にシフトダウンされ、加
速しても第3速以上にシフトアップされることなく、減
速して40に+−/、1未満になれば第1速にシフトダ
ウンされ、加速しても第2速以上にシフトアップされる
ことのない強力なエンジンブレーキを得ることができる
。しかし、このポジションの配置は自動車規格に準じ、
また各ポジションのもつ機能は設計者の思想に基づいて
もとよシ支障はない。それらの機能はセレクトレバース
イッチ96が切ル換わシ、それによる電子変速制御部6
0への信号による。また、このセレクトレハースイクチ
96ハセレクトl/バー9s7%駐車ポジションPまた
は中立ポジションNに位置しなければスタータの作動が
得られないインヒビタスイッチをも兼ねるものである。
走行バタ−ン切換スイッチ97は標準的なシフトパター
ンをもつノーマルレンジと、それに対し車速がよシ高速
側でシフトするパワーレンジ、よシ低速側でシフトする
エコノミーレンジの二つまたは三つのレンジをもち、こ
れらのレンジを択一してその信号を電子変速制御部60
へ伝達する。
続いて第2図によって電子変速制御部60を中心に説明
する。但し、ガソリンエンジン車においては燃料噴射、
点火、排ガス対策等、数項に渉って電子制御を得て有効
な制御対象があるが、以下の説明ではそれらは割愛し、
本発明になる電子制御自動変速機の範囲に限定して説明
をすすめる。またバックアップ機能、ダイアグノーシス
等も省略する。
60は電子変速制御部を衣わし、61は入出力制御、デ
ータの記憶、演算を行うマイクロコンビ二一夕である。
6zは水温センサ2およびスロットル開度検出器5から
の信号(共にアナログ信号)を入力すルA / Dコン
バータであって1アナログマルチプレクサを内蔵し、入
力する各信号をA/D変換して順次重10ボート65へ
送る。また入カ軸回Eセンサ13.出力軸回転センサ銘
、セレクトレハースイッf96、走行パターン切換スイ
ッチ97からの信号は、シグナルコンディショナ63を
経て工10ボート65へ送る。110ボー トロ5は、
各センサ、スイッチならびにクロックパルス発振回路6
4からの信号をコモンバス66を介してCPU67に伝
送する。0PU67は工/○ボート65からの信号およ
び読み出し専用メモリ(以下、ROMという)68、な
らびに書き込み可能なメモリ(以下、RAMという)6
9がらの信号にょシ変速に係る諸条件に対応した出方信
号をI10ボート65に供給する。ROM68は演算に
必要な車速、即ち出力軸nの回転数とスロットル弁3の
開度又は吸気管内負圧(以下、スロットル開度という)
に対応したデータをマツプ化して格納し、RAM69は
各センサ、スイッチからの信号およびOP U67で演
算処理された変速に係る演算値が格納され短時間−に絶
えず書き換えられるもので、ROM2S、 RA M2
Oからの信号は前述の通、!l) OP U 67に伝
達するものである。
OP U 67は工10ボート65からの信号およびR
OM68ならびにRA M 69からの信号により変速
に係る諸条件に対応した出力信号を工10ボート65へ
供給し、工10ボート65はそれをD/Aコンバータ7
0へ転送スる。D/Aコンバータ70は送シ込まれた信
号によ力制御対象である負荷への出力に変換するもので
、その出力はサーボ弁41の駆動回路71.アクチュエ
ータ80のソレノイド81.82の駆動回路72、変速
要素である第1ブレーキBl、第1クラッチO1,第2
ブレーキB2、第2クラツチC2、第3ブレーキB3 
に連繋する切換弁42〜46の各ソレノイド42′、4
3 ’、 44 ’、45’、 46 ’を個別に駆動
できる駆動回路73によってそれぞれに適合した出力に
整合増幅される構造をもつ。
クロックパルス発振回路64は水晶発振器を内蔵し所定
周波数のパルスを発生してマイクロコンビス−夕61の
動作の基準をなすとともに、変速時における経時的制御
の計時にも利用するものである。
次に、制御プログラムを中心に動作機能について説明す
る。第4図に示すフローチャートにおいて、ステップ2
01において電源投入、エンジン始動によシイニシャル
処理がなされ続くステップ202において、走行、変速
に係p必要とする水温センサ2、スロットル開度検出器
5、入力軸回転子ンサ13、出力軸回転センサ28、セ
レクトレバースイッチ%、走行ハターン切換スイッチ9
7、ならびにクロックパルス発振回路64からの各信号
をデータとして入力しRA M 69に読み込む。但し
このステップ202から後述するステップ208で分岐
し、ステップ218または219を経るループをつねに
10 sec程度の繰シ返しサイクルで70−する。
においてステップ204に移p切換弁42〜46のり1
ち第1表に示す前進第1速において作用するd速要素の
第2クラッチ02.第3ブレーキB3に接続する油圧ラ
イン上にある切換弁45および46に通電し切換わる。
車両が完全に停止した後の発進であってもすでに切換弁
45.46に通電されている場合はステップ207に進
む。ステップ205ではエンジン1の回転数増加に比例
しサーボ弁41への出力が補正演算されてステップ20
6において出力されライン圧は緩昇圧して車両は円滑に
発進する。エンジンが冷えている状態ではアイドリンク
回転数f: K <とる策がとられる。が、そのような
場合各変速点も高速側に寄せる必要があり、水温センサ
2からの信号に基きステソゲ204での演算において補
正する。
ROM 6Bに車速およびスロットル開度をパラメータ
とする変速パターンが、−例として示す第3図の形にマ
ツプ化し格納しておシ、ステップ208においては前記
ステップ202で読み込む最新のデータを比較し、変速
点に達したと判断されればステップ209に進みサーボ
弁41への出力がカットされてライン圧は降下し、それ
まで作用していた切換弁二個への出力は断たれる。
ステップ213に示す同期即ち入力軸11の回転数が出
力軸ηの回転数に爾後の走行段の変速比を乗じた値にな
るように、ステップ211において前記ステップ202
にて読み込んだ最新のデータをもとにアクチーエータ8
0のソレノイド81または83への出力を演算し、ステ
ップ212において出力する。ここに第1速から第2速
への変速時を例にあげ、これに数式を付して表わせば次
のとおシである。
N1は入力軸回転数 Noは出力軸回転数 R2は第2速の変速比とする。
No X R,(Ni の場合はソレノイド83に通電
・・・・・・(1) NOXRL )Niの場合はソレノイド81に通電・・
・・・・(2) 但し通常シフトアップは(1)式のケースのみで、(2
)式に該当するケースは、よ#)尚速段からシフトダウ
ンする場合である。上記ステップ212にによシアクチ
ュエータ80ひいてはスロットル弁3が制御され同期が
得られればステップ215によって切換弁42〜46の
うちの爾後走行段に作用する変速要素への油止ライン上
に位置する二個へ出力し切換ってステップ216に示す
サーボ弁41へ出力され、その直後にステップ217に
よってアクチュエータ別への出力はカットし、あとステ
ップ202へ戻る。
ステップ212によるアクチュエータ閃への出力にも拘
らず運転者の追従が緩慢等の理山によシ同期が得られな
い場合ならびに強制的変速であるキックダウン時はクロ
ックパルスに基く経時的制御プログラムによシステップ
213からステップ214に進み、サーボ弁41への出
力ひいてはそれに比例するライン圧は緩昇圧し、変速機
入出力軸は非同期のままでも変速ショックを生ずること
なく変速作用を終るものである。
前述のステップ207について更に説明を加えるとステ
ップ218においてサーボ弁41への出力がカットされ
ない場合の進行はステップ207はYESと判断されて
ステップ208に進むが車両が第1速で、しかも可成シ
の低速走行になる際は変速要素を分離させるためにライ
ン圧を降下させる必要がありそのような場合はステップ
208からステップ218を経てステップ219に進み
、ステップ219における車両の停止の是非に拘らずグ
ログラムはステップ202に進み、ステップRにセレク
トすることによシステップ204において第1表の後退
欄に示す第1ブレーキBlおよび第2クラツチC2に接
続される各油圧ライン上にある切換弁41および45に
出力して車両は後退し、且つステップ208からステッ
プ209以後に進むことはなく、すべてステップ218
に進むことの他は前進時と同様である。
尚、これまでは遊星歯車機構に変速要素を具えたものを
例示し説明を進めてきたが、それに限らず平行軸型歯車
機構に変速要素を伺帯させた自動変速機にも本発明はそ
のまま適用できるものである。
以上に詳述した構成機能をもつ本発明の効果について、
前記の目的と対比しつつ挙げると次のとおシである。
(1)走行中、変速時の僅かな時間を除けば常に駆動、
従動両者間に、トルクコンバータにおけるような滑りは
なく、エンジン出力を駆動輪に有効に伝え、燃費改善に
大きく貢献する。
(2)在来自動変速機を具える車両において重車両であ
れば損失馬力も大きく、その採用に躊躇し、一方小馬力
車においては走行のための駆動力が僅少になp1実用に
難点があったが、本発明によれば、効率が大幅に向上す
るため、それら各種の車両に利用できる。
(3)在来自動変速機による車両ではトルクコンバータ
と補助変速機という二N構造であシ、更にロックアツプ
クラッチ付車両に至ってはまさに三重構造であって、車
両のコストを高いものにし、また車重増を招いていた。
これに対し本発明は、トルクコンバータを不要ならしめ
、変速装置に小型軽量の部品を追加するのみで足シ、ト
ルクコンバータの排除とともに同フルイド、同フルイド
クージも当然不要であることと相まって、車両のコスト
を低減する。また車重の軽減によっても燃費改善に寄与
する。
(4)本発明ではシフトダウン時も、接合する変速要素
が同期接合または緩接台するため、在来自動変速機によ
る車両における前のめり防止のためのワンウェイクラッ
チは不要で、従ってワンウェイクラッチに連繋するクラ
ッチ、ブレーキ類も併せて不要になpl この面でもコ
ストダウンに寄与する。
(5) ワンウェイクラッチの排除によシ、減速時にい
わゆるエンジンブレーキと称される内燃機関の圧縮工程
を主とした被動抵抗、ならびに排気ブレーキを積極的に
利用できるものである。
(6) エンジンおよび変速機ならびにそれらの付帯品
、更にステアリング機構等を、限られたスペース内に配
設しなければならない車両において、比較的大きな容積
をもつトルクコンバータあるいは手動変速車におけるク
ラッチが省かれることは、設計上からも有利で、特にフ
ロントエンジ/・70ントドライブ車には大変有利であ
る。
(7)変速の都度、変速要素が同期接合または緩接台す
るため、いわゆる変速ショックが解消でき、搭乗者のそ
の点の不快感も解消できる。
(87セレクトレバーを走行の位置においてアイドリン
グ状態にいるとき、変速要素はトルクコンバータにおけ
るボンダに対するタービンのように駆動力を受けること
なく分離しているため、クリーピングは生じない。
以上に列挙したとおり本発明を実施することによって、
省資源、省エネルギーという社会的要請に応え得る効果
をもたらすとともに、−面で趣味性の強い自動車の運転
操作において、そのドライバビリティ−を向上させ、且
つよりコンパクトな設計を可能とすることによる新規車
種の出現の可能性をもたらす点で、ユーザーサイドから
見た効果も極めて大なるものである。
【図面の簡単な説明】
81図は本発明の実施例を示す骨格的構成図、第2図は
電子変速制御部の構成を示すブロックダイヤグラム、第
3図はシフトチェンジの変速線図、第4図は変速制御に
係るフローチャートの一例である。 1; 原 動 機 2; 水温センサ 5; スロットル開度検出器 lO; 変速機本体 13; 入力軸回転センサη; 
出 力 s 28; 出力軸回転センサ40; 油圧制
御部 ω; 電子変速制御部61; マイクロコンビ瓢
−タ %; セレクトレパースイッチ 手続補正書 (自発) 昭和詔年u月 3日 特許庁長官 着膨和犬 殿 昭和5年 特許願第184250 号 2、発明の名称 電子制御自動変速機 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、代理人 5 補正命令の日付 (1)明細書中特許請求の範囲の記載を別紙のとおシ訂
正する。 (2) HA細細巾中記載を下表のとおシ訂正する。 ◎訂 正 表 (3)図面第1図及び第4図を別紙のとおシ訂正する。 別 紙 2、特許請求の範囲 原動機と負荷との間にあって、歯車機構と、複数の変速
要素と、原動機負荷、車速等の車両の運転状態に応じて
適切な変速要素を選択駆動する変速制御装置とを具えた
変速機において、原動機出力軸がトルクコンバータまた
は流体クラッチを介さず変速機入力軸に接続されてなシ
、一方前記変速機制御装置はマイクルコンピュータを具
備し、各変速要素を作動させる指令を、少なくともスロ
ットル開度検出器、入力軸回転センサ、出力軸回転セン
サ、セレクトレバースイッチからの各制御要素により決
定し、変速に際して変速機の入力軸が変速機の出力軸の
回転数に爾後の走行段の変速比を乗じた回転数になるよ
りエンジン回転数を制御し、しかる後爾後走行段に作用
する変速要素の接合または緩接台を行わせることを特徴
とする電子制御自動変速機。 手続補正書(方式) 1 °゛年・シ、:jy、 Jl ′“特許庁長官 着
膨和犬殿 ′ 1、事件の表示 昭和58年 特許願第184250 号2、発明の名称
 電子制御自動変速機 3、 補正をする者 事件上の関係 特詐出頴人 Ml#而 静岡県島田市中河町g273の14、代理人 、143図金別租のとおp訂正する。 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 原動機と負荷との間にあって、歯車機構と複数
    の変速要素と、原動機負荷、車速等の車両の運転状態に
    応じて適切な変速要素を選択駆動する変速制御装置とを
    具えた変速機において、原動機出力軸がトルクコンバー
    タまたは流体クラッチを介さず変速機入力軸に直接接続
    されてなシ、一方前記変速機制御i“置はマイクロコン
    ピュータを具備し、各変速要素を作動させる指令を少な
    くともスロットル開度検出器、入力軸回転センナ、出力
    軸回転センナ、セレクトレバースイッチからの各制御要
    素によシ決定し、変速に際して変速機の入力軸が変速機
    の出力軸の回転数に爾後の走行段の変速比を乗じた回転
    数になるようエンジン回転数を制御し、しかる後爾後走
    行段に作用する変速要素の接合または緩接台を行わせる
    ことを特徴とする電子制御自動変速機。
JP18425083A 1983-09-30 1983-09-30 電子制御自動変速機 Pending JPS6078148A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016003742A (ja) * 2014-06-18 2016-01-12 本田技研工業株式会社 自動変速機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50132360A (ja) * 1974-03-20 1975-10-20
JPS51102775A (ja) * 1975-03-07 1976-09-10 Kogyo Gijutsuin Hensokuseigyosochi

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