JPS6078108A - 炭素繊維強化プラスチツク製スライダ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は摺動機構部品として用いられる炭素繊維強化プ
ラスチック（ＣＦＲＰ　）製スライダーに関する。

本発明のスライダーは特に食品、医療、化粧、洗剤等に
用いられる機械部品の一部に装備される摺動１部品に用
いられている。

従来この種のスライダーとしては金属製のものが用いら
れている。しかし金属製のスライダーは重いため摺動性
が劣り、しかも特に熱のかかる部分に使用すると、熱膨
張なども加味され、種々の障害があった。本発明者らは
これらの欠点を解決するために研究した結果、本発明を
完成した。

本発明は、長さ０．０１〜ＩＤｍｍの炭素繊維ミクロフ
ァイバーもしくはカットファイバーを５〜６０重量％混
入した熱可塑性樹脂からなるスライダーであって、その
一端に該スライダーをスライドさせるための案内槽又は
穴を設け、他フ 端に該スライダーを移動させる支持シャ象トを固定する
ための取付部を設けてなる炭素繊維強化プラスチツク製
スライダーである。

本発明のスライダーは軽量かつ剛性に富み、耐蝕性に優
れ、また熱膨張がほとんどないため摺動性が良好である
・などの特色を有する。

本発明のスライダーは、長さ０．０１〜１０ｍｍの炭素
繊維ミクロファイ′バー又はカットファイバーを５〜６
０重景％混入した熱可塑性樹脂な一ボネート樹脂などが
用いられる。

以下図面により説明する。図面は本−発明のスライダー
の一例を示す斜視図である。

ＣＦＲＰ製スライスライダー１に案内溝又は穴棒４及び
支持シャフト５の断面形状と同じ形状、例えば円形に成
形する。案内溝又は穴２及び取付部６は、スライダー１
を成形する際に同時に成形してもよい。スライダー１の
末端から取付部６に連通ずる切込みを設け、支持シャフ
ト５を取付部乙に貫通したのち、ボルト穴乙にボルトを
挿嵌してスライダー１を支持シャフトに固定することが
好ましい。

実施例 長さ６間の炭素繊維カットファイバーを２゜％混入した
ポリアセクール樹脂を２５０〜２９０℃に加熱し、金型
を１ｏｏ’ｃに加温してから射出成形機により成形した
。成形と同時にスラの イダーに直径１５±０６０５ηＣを設けた。脱形後、ス
プルー及びランナーを取り、パリ取りをしたのち、直径
１５±０．０５　ｍｒｎのパイプを２本スライダーの穴
に通し、一端をビスでとめ固定した。次いで固定したパ
イプをそのままに保持し、スライド側のパイプを上下に
摺動することにより、スライダーの摺動性を調べたとこ
ろ、摺動抵抗５００ｇ以下ときわめて良好であった。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明のスライダーの１例を示す斜視図であって
、図中の記号１はスライダー、２は案内溝又は穴、６は
取付部、４はパイプ又は棒、５は支持シャフトを示す。 出願人　三菱レイヨン株式会社外１名 代理人　弁理士　小　林　正　雄 第１頁の続き

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 長さ０．０１〜１０ｍｍの炭素繊維ミクロファイバーも
   しくはカットファイバーを５〜３０重量％混入した熱可
   塑性樹脂からなるスライダーであって、その一端に該ス
   ライダーをスライドさせるだめの案内溝又は穴を設け、
   他端に該スラフ イダーな移動させる支持ジャシトを固定するための取付
   部を設けてなる炭素繊維強化プラスチツク製スライダー
   。