JPS607770Y2 - フイルタ洗浄装置 - Google Patents

フイルタ洗浄装置

Info

Publication number
JPS607770Y2
JPS607770Y2 JP3400982U JP3400982U JPS607770Y2 JP S607770 Y2 JPS607770 Y2 JP S607770Y2 JP 3400982 U JP3400982 U JP 3400982U JP 3400982 U JP3400982 U JP 3400982U JP S607770 Y2 JPS607770 Y2 JP S607770Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
value
filter
flow velocity
loss coefficient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3400982U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58137412U (ja
Inventor
富雄 平中
Original Assignee
株式会社島津製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社島津製作所 filed Critical 株式会社島津製作所
Priority to JP3400982U priority Critical patent/JPS607770Y2/ja
Publication of JPS58137412U publication Critical patent/JPS58137412U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS607770Y2 publication Critical patent/JPS607770Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、流体流通路中に設けたフィルタに付着した異
物を除去して該フィルタの目づまりを解消するのに用い
られるフィルタ洗浄装置に関するものである。
従来、流体流通路中に設けたフィルタの洗浄装置は、前
記フィルタ通過前後の差圧を検出して該フィルタの目づ
まりの程度を察知し、この差圧が設定値を上まわったと
判断した場合に前記フィルタの付近に渦流を発生させて
該フィルタに付着した異物を除去し得るようにしたもの
が一般的である。
ところが、フィルタの前後の流体差圧は流速の変化によ
っても変動し得るので前記のような構成のものでは、フ
ィルタの目づまりの程度を正確に検知することができず
、適確な洗浄を行なうのが難しいという不都合がある。
本考案は、このような事情に着目してなされたもので、
フィルタの前後の流体差圧に加えて流速に関連した流体
物理量をも検出し、これら画情報に基いて流速変化に関
係しないフィルタの損失係数に相当する値を算出し、そ
の算出値に基いて洗浄の時期を制御し得るように構成す
ることによってフィルタの目づまりの程度を正確に察知
し、適確な時期に洗浄を行なうことができるフィルタ洗
浄装置を堤供するものである。
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
流体流通路1を構成する入口側配管2と出口側配管3と
の間に円筒状のフィルタケース4を介在させ、このフィ
ルタケース4の軸心部に前記入口側配管2から前記出口
側配管3へ向かう流体Aを通過させるための円筒状のフ
ィルタ5を配設している。
また、前記入口側配管2の終端と前記フィルタケースと
の間に入口弁6を介挿するとともに、前記フィルタケー
ス4から排出管7を接続方向に突出させ、この排出管7
の途中に排出弁8を介挿している。
また、前記入口弁6よりも前段側には、インペラ9aを
有したポンプ9が配設しである。
そして、前記フィルタ5の前後の流体差圧を検出しその
検出値を差圧信号aとして出力する差圧検出手段11を
設けている。
具体的には、差圧検出手段11は、前記フィルタ5の前
段側に設けた第1の検出部12aと後段側に設けた第2
の検出部12bとによって前記フィルタ5の前後の流体
差圧を計測しその計測値を出力する差圧伝送器12と、
この差圧伝送器12から伝送される出力信号から脈動を
除去して前記差圧信号aを生み出す1次遅れ演算器13
とを具備してなる。
また、前記流体流通路1を流れる流体Aの速度に関連し
た流体物理量、例えば、流速そのものを検出しその検出
値を流速関連信号たる流速信号すとして出力する流速関
連値検出手段14を設けている。
具体的には、流速関連値検出手段14は、流体Aの速度
と一定の関数関係にある量、例えば前記ポンプ9のイン
ペラ9aの翼開度を計測しその計測値を出力する発信器
15と、この発信器15から出力される信号を関数変換
して前記流速信号すを生み出す関数変換器16とを具備
してなる。
さらに、前記差圧信号aおよび前記流速信号すに基いて
前記フィルタ5の損失係数に相当する値を算出しその算
出値を損失係数信号dとして出力する演算手段17を設
けている。
具体的には、演算手段17は、前記流速信号すの値を二
乗しその算出値を流速二乗信号Cとして出力する乗算器
18と、前記差圧信号aの値に一定値を掛けその算出値
を前記流速二乗信号Cの値で除して前記損失係数信号d
を生み出す除算器19とを具備してなる。
しかして、フィルタ5の損失係数勺は、フィルタ5の前
後の流体差圧をΔP (mAq)、流速を、V(m/s
)、重力加速度をg (m/s2)とすれば、自=ム沖
旦なる式で表わされるものであるVま ため、前記損失係数信号dは実際の損失係数うに対応し
た値を示すものである。
なお、20は前記損失係数信号dの値を表示するための
指示計である。
また、前記損失係数信号dに基いて損失係数が所定の値
を上まわったことを察知した場合に前記フィルタ5の付
近に異物除去用の渦流を発生させる洗浄制御手段21を
設けている。
具体的には、洗浄制御手段21は、前記損失係数信号d
の値が設定値を上まわっている間だけ洗浄信号eを出力
する警報設定器22と、適時は、前記入口弁6を全開に
するとともに前記排出弁8を全開にしておき(第2図参
照)、前記警報設定器21から洗浄信号eが出力された
場合に前記入口弁6の弁体6aを前記フィルタ5の接線
と平行になる位置にまで閉成させるとともに前記排出弁
8を全開にする(第3図参照)バルブ制御器23とを具
備してなる。
このような構成のものであれば、フィルタ5の目づまり
が少ない間は、演算手段17から洗浄制御手段21に向
けて出力される損失係数信号dの値が警報設定器22の
設定値よりも低くなっているため、該警報設定器22か
ら洗浄信号eが出されることがなく、第2図に示すよう
に大口弁6の全開状態と排出弁8の全閉状態が維持され
る。
そのため、ポンプ9に付勢されて入口側配管2内を矢印
X方向に流れる流体Aはすべてフィルタ5を通して出口
側配管3へ導びかれる。
この状態から、前記フィルタ5の外周面に対するごみ等
の異物Bの付着量が増加して該フィルタ5の目づまりの
度合が大きくなってくると、前記演算手段17から洗浄
制御手段21に向けて出力される損失係数信号dの値が
次第に大きくなってくる。
そして前記フィルタ5の目づまりの度合が許容範囲を越
えて前記損失係数信号dの値が警報設定器22の設定値
を上まわると該警報設定器22からバルブ制御器23に
向けて洗浄信号eが出力されることとなり、第3図に示
すように入口弁6の弁体6aが前記フィルタ5の接線と
平行になる位置まで閉成するとともに前記排出弁8が全
開となる。
その結果、フィルタケース4内に前記フィルタ5の外周
面に沿って流動する渦流が発生し、前記フィルタ5の外
周面に付着していた異物Bが前記外周面から浮き上って
渦流とともに移動することになる。
そして、浮き上って流動する異物Bは排出管7内を通し
て外部へ向かう流れにとらえられ、順次、該排出管7か
ら外部へ排出される。
このようにして、フィルタ5の目づまりを解消すること
ができるわけであるが、本装置では、流速に左右されず
目づまりによるフィルタの抵抗変化にのみ応じて変動す
る圧力損失係数を基準にして、洗浄を行なうべきか否か
を判断するようにしているので、フィルタ前後の流体差
圧の大きさのみを洗浄の基準とした従来の装置のように
、流速の変化に伴う差圧の変動によって誤動作するとい
うような不都合が一切なく、フィルタの目づまりの度合
いを正確に検知して適確な時期に洗浄を行なうことがで
きるものである。
上記実施例では流速を直接的に検出しこれを演算手段に
入力する構成としたが、流速信号に関連する流量を検出
しこれを流速関連信号として演算手段に入力し結果的に
損失係数を出力するようにすることもできるわけであり
、この考案は、このような方式のものも含むものである
なお、流速を直接検出する方式の場合、その手段は前記
実施例のものに限られないのは勿論であり、例えば、ポ
ンプの回転数を検出して流速を察知し得るようなものに
してもよい。
また、フィルタ洗浄方式は図示例に限定されず、フィル
タの構造にマツチした方式のものを採用できる。
以上、説明したように、本考案は、フィルタの前後の流
体差圧に加えて流速に関連した流体物理量をも検出し、
これら画情報に基いて流速変化に関係しないフィルタの
損失係数に対応ず値を算出し、その算出値に基いて洗浄
の時期を制御するようにしたので、流速変化によって誤
動作を起こすおそれもなく、フィルタの目づまりの程度
を正確に察知して適確な時期に洗浄を行なうことができ
るフィルタ洗浄装置を堤供できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の一実施例を示し、第1図は概略正断面
図、第2図は要部を示す概略正断面図、第3図は作用説
明図である。 1・・・流体流通路、5・・・・・・フィルタ、11・
・・・・・差圧検出手段、14・・・・・・流速関連値
検出手段、17・・・・・・演算手段、18・・・・・
・乗算器、19・・・・・・除算器、21・・・・・・
洗浄制御手段、a・・・・・・差圧信号、b・・・・・
・流速関連信号(流速信号)、C・・・・・・流速二乗
信号、d・・・・・・損失係数信号。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)流体流通路の途中に介設したフィルタの前後の流
    体差圧を検出しその検出値を差圧信号として出力する差
    圧検出手段と、前記流体流通路を流れる流体の速度に関
    連する流体物理量を検出しその検出値を流速関連信号と
    して出力する流速関連値検出手段と、前記差圧信号およ
    び前記流速関連信号に基いて前記フィルタの損失係数に
    相当する値を算出しその算出値を損失係数信号として出
    力する演算手段と、前記損失係数信号に基いて損失係数
    が所定の値を上まわったことを察知した場合に前記フィ
    ルタの付近に異物除去用の渦流を発生させる洗浄制御手
    段とを具備してなることを特徴とするフィルタ洗浄装置
  2. (2)前記流速関連信号としては流速信号を取り出すよ
    うにするとともに、前記演算手段は、前記流速信号の値
    を二乗しその算出値を流速二乗信号として出力する乗算
    器と、前記差圧信号の値に一定値を掛けその算出値を前
    記流速二乗信号の値で除して前記損失係数信号を生み出
    す除算器とにより構成したことを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のフィルタ洗浄装置。
JP3400982U 1982-03-10 1982-03-10 フイルタ洗浄装置 Expired JPS607770Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3400982U JPS607770Y2 (ja) 1982-03-10 1982-03-10 フイルタ洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3400982U JPS607770Y2 (ja) 1982-03-10 1982-03-10 フイルタ洗浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58137412U JPS58137412U (ja) 1983-09-16
JPS607770Y2 true JPS607770Y2 (ja) 1985-03-16

Family

ID=30045529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3400982U Expired JPS607770Y2 (ja) 1982-03-10 1982-03-10 フイルタ洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS607770Y2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6030990A (ja) * 1983-08-01 1985-02-16 Hitachi Ltd 異物除去装置の運転方法及び装置
JP3548886B2 (ja) * 1998-12-02 2004-07-28 株式会社石垣 ろ過機におけるろ材の洗浄再生方法
JP6414868B2 (ja) * 2016-11-07 2018-10-31 中国電力株式会社 配管閉塞防止方法
JP7311292B2 (ja) * 2019-03-28 2023-07-19 高砂熱学工業株式会社 クリーンルームシステム及び空気循環方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58137412U (ja) 1983-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5477731A (en) Method and apparatus for detecting a fouled fluid filter
CN104132694A (zh) 三重冗余涡流流量计系统
US8576084B2 (en) Accuracy improvement in flowmeter systems
JPS607770Y2 (ja) フイルタ洗浄装置
US7963423B2 (en) Fuel dispensing unit with gas sensor
JPH0241441Y2 (ja)
EP0237343B1 (en) Device for detecting the amount of the air intaken by an internal combustion engine
JPS6255074B2 (ja)
WO2000018487A1 (en) Filtration device and an indicating apparatus and method for a filtration device
US20140041459A1 (en) Accuracy improvement in flowmeter systems
CN110207905A (zh) 一种导叶漏水检测系统
KR102411701B1 (ko) 유량 측량계
CN210103866U (zh) 一种天然气过滤污液收集装置
CN208688577U (zh) 智能涡轮流量计
KR950704046A (ko) 노즐 원심 분리기에서의 언더플로우를 일정하게 제어하는방법 및 장치(Constant underflow control for nozzle centrifuges)
JP2787395B2 (ja) 蒸気流量計
JP2787396B2 (ja) 蒸気流量計
JP2863967B2 (ja) 湿り度測定装置
JPS645088Y2 (ja)
JP3556546B2 (ja) 流量測定方法
JPH0740178Y2 (ja) 流量異常検知装置
JPH0118171Y2 (ja)
JPH035855Y2 (ja)
JPH03130621A (ja) 気体用超音波流量測定装置
JPH0378245U (ja)