JPS6077584A - 高速サ−ボロツク能力を有する回転ヘツドテ−プ送り装置用サ−ボ方式 - Google Patents

高速サ−ボロツク能力を有する回転ヘツドテ−プ送り装置用サ−ボ方式

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JPS6077584A
JPS6077584A JP59132858A JP13285884A JPS6077584A JP S6077584 A JPS6077584 A JP S6077584A JP 59132858 A JP59132858 A JP 59132858A JP 13285884 A JP13285884 A JP 13285884A JP S6077584 A JPS6077584 A JP S6077584A
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JP
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tape
signal
speed
head
capstan
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JP59132858A
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English (en)
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デイビツド アール・ローダル
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Original Assignee
Ampex Corp
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は回転へラドテープ記録及び再生装置に関し、特
に、好適実施例では速度変化期間の間、搬送テープに記
録されている妨害なし情報を再生すると共にテープ送り
サーボをロックして維持するが、テープ送りの変化の間
にテープの送りを制御する方法及び装置に関する。
ビデオテープ記録及び再生装置がビデオプログラムを組
立て(アセンブル)るように動作している時に、種々の
ビデオプログラムのソースから所望するプログラムの内
容を形式化するために編集動作を行なうことが典型的に
必要とされる。従来、数台のビデオ記録及び再生装置を
使用してプログラムがアセンブルされており、オペレー
タが編集動作を行なう前に数台のそのような装置を同期
する必要があった。もし1つのビデオプログラムを作る
上でいくつかの材料のソースが使用されるような場合に
は、数台のビデオ記録及び再生装置が再生モードで逐次
的に設定され、一方1台の他の記録及び再生装置が1つ
のマスタテープに上記材料を記録するために記録モード
に設定される。数台のプログラムソースの装置のそれぞ
れをそれぞれのプレイまたは再生モードにおいて、動作
し、次いでそれぞれの装置の[テープ速度オーバーライ
ドJ(TSO)動作を実行することによって上記ソース
装置のキャプスタン速度を変化せしめることによってプ
リロール同期プロセスを行なうことが必要であった。本
明細書で使用する用語「速度」とはその方向が意味があ
るテープの変位の速度を意味し、テープ送りの零(0)
の速度をも含むものとする。TSO動作は、プログラム
材料の転送が生じるべきそれぞれの装置ltに関連した
テープから再生される記録された時間コード(または再
生ビデオ情報から抽出されたカラーフレーム信号)がビ
デオプログラム材料の同期再生または記録のために同期
せしめられるまで、通常の記録及び再生速度とは異なっ
た速度でテープを送るように実行ぜしめられる。その時
に記録装置は所望のセグメントを同期して再生する他の
プログラムソース装置からのプログラム材料のセグメン
トを記録するように同期してスイッチングされる。全て
のプログラムソースの装置の動作が急速に同期せしめら
れる、即ちカラーフレーム制御トラック及びキャプスタ
ンタコメータ(タコ)サーボロック動作状態にされるこ
とができるならば、編集は、特に数台の装置がマスクテ
ープに記録を行なうためプログラムソース材料を供給す
るように使用されている時に、簡略化されかつより容易
に実行されうろこと明らかである。回転ヘッドビデオテ
ープ記録/再生装置において、このようなサーボロック
動作状態は、ヘッドが回転せしめられておりかつテープ
が所望の通常の速度で長さ方向に送られていて、ヘッド
の回転即ち角度位置(通常位相と呼はれている)が長さ
方向に送られているテープに沿って周期的に記録された
制御トラック信号の特定の転移、従ってテープの位置(
または位相)と同期せしめられる時に達成させる。従来
技術の装置は制御トラックサーボロックを得てスタジオ
基準タイミング信号に関してカラーフレーム同期せしめ
られるようになるのに数秒の時間を必要とした。もし装
置が急速に加速されて数ミリ秒以内でカラーフレーム制
御トラックサーボロックされることができるならば、数
台の装置の同期は容易になりかつ編集動作は簡略化され
ること明らかである。
従って、本発明の主たる目的は、テープ送りの速度の変
化の間にテープの送りを制御するためにテープに記録さ
れた情報を最小の時間妨害でかつ情報のロスをなくして
再生せしめる回転へラドテープ記録及び再生装置を動作
することにある。
より詳細には、本発明の目的は、テープが所望の長さ方
向の速度で送ら第1る前に長さ方向に送られているテー
プに関して回転ヘッド(単数または複数)の角度位置及
び速度を実質上同期するように回転へラドテープ記録及
び再生装置を動作することにある。
本発明の目的は、速度変化の結果として獲得したカラー
フレーム同期をロスさせずに通常の記録及び/または再
生速度へのテープ送り速度の変化を行なう前にカラーフ
レーム同期を獲得することによって急速な制御トラック
及びキャプスタンタコサーボロックを達成することがで
きるビデオテープ記録及び再生装置を提供することにあ
る。
本発明の更に他の目的は、その好適実施例において、表
示の際に妨害がない画像を作る記録ビデオ情報を再生す
る間にノJラーフレーム同期及びテープ送り速度変化を
達成する上述した形式の装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、送られているテープが0速度
ではない速度で送られていることから停止せしめらI]
る際に、テープの加速がシステム制御基準、典型的には
ステーション垂直同期信号に関して正確に初期化されて
通常の記録及び再生速度へのテープの引き続く加速が瞬
間的な制御トラックサーボロック状態で達成さ1+るこ
とかできるような上述の形式の装置を提供することにあ
一名。
本発明のより詳細な目的は、テープがスチルフィールド
動作モードの間に停止せしめられるか、あるいは比較的
遅い速度のスローモーション再生動作で送られている時
にかつ通常テ1房りプレイ命令が受けられる時に、再生
ビデオ情報から抽出されたフィールドシーケンス信号が
制朗1基準の同一のフィールドシーケンス信号の生起と
一致するまで通常の速度へのテープの加速を遅延させ、
その一致の時に辿′81再生速jyへテープの送りを加
速しかつその加速の間に上記一致状態を維持するような
」−述した形式の装置を提供することにある。
広く云えば、本発明は、情報がテープ送り速Jり゛の変
化の間にテープから再生されている際に回転ヘッドに関
連した路において長さ方向に送られているテープの送り
を制御し顕著なロスがなくかつ最小の時間妨害で記録情
報を再生できるようにする方法及び装置に関する。図面
に関連して後に記載される好適実施例において、テープ
送りの速度変化はそれが通常の記録及び/または再生送
り速度になる前に回転記録及び/または再生ヘッドと長
さ方向に送られているテープとの間で得られる瞬間同期
動作状態をもって達成される。好適実施例において、回
転ヘッドビデオテープ記録及び再生装置は、それがテー
プ送り停止状態からあるいは通常の記録及び再生速度以
外のテープ送り速度から通常のプレイテープ速度動作状
態に入るように指令すると直ぢにカラーフレーム制御ト
ラックサーボロックされる。最も好ましい実施例におい
て、この装置はテープに沿ったトラックの長さ方向に関
して横方向にヘッドを移動することができる可動素子の
端部に装着されたビデオ再生ヘッドを有する形式のヘリ
カル巻回ビデオテープ記録及び再生装置の一部である。
ヘッド位置トラッキングサーボ位置は可動素子を制御し
て情報が11生される際にヘッドがトラックを追従する
ようにし、かつ情報を再生すべき次の所望のトラックを
追従し始めるようにヘッドを選択的に位置決めする。ヘ
ッド位置トラッキングサーボをもってすれば、本装置は
テープ送りの種々の速度で記録情報のノイズなし再生を
行なうことができるようになる。ビデオ(即ちテレビジ
ョン信号)情報を記録し再生するように構成されたこの
ような装置において可動ヘッドはスチルフィールドまた
はフレーl、モーション、可変スローモーション、ファ
ーストモーション及びリバースモーションのような種々
の特殊効果を記録ビデオ情報から11f生することを可
能にする。この能力については米国特許4,163.9
93号を含む」−述の17許及び特許出願に記載されて
おり、 かつVFR−1及びVFR−2のようなアムペ
ックス社によって販売されている種々のビデオ再生レコ
ーダに組み込まれている。アムペックス社によって市販
されているビデオ再生レコーダにおいて、テープに記録
されたビデオ情報を再生するための単一のビデオヘッド
が設けられており、上記特許に記載される態様で制御さ
れてテープが種々の速度でかつ逆方向に送られる間に特
殊モーション効果を発生するように情報を再生する。上
記特許に記載されているように、可動素子はビデオ情報
の再生の間にビデオヘッドをトラックに信頼性をもって
追従させかつビデオ情報が再生されるべく次の所望のト
ラックを追従し始めるようにヘッドを正しく位置決めす
るように制御可能である。
装置がスチルフィールド効果で再生するように動作せし
められる時に、テープの送りは停止せしめられ即ち0の
速度にせしめられ、かつ可動ビデオヘッドは各トラック
の走査の終了でリセットせしめられて同じトラックの追
従を開始し、故にビデオ情報の同じフイールドの再生を
反覆するようにせしめられなければならない。このよう
な動作時に、鋸歯状波形の電圧は可動素子に与えられる
。その電圧のレベルは、上記した特許に詳しく述べられ
ているように、可動素子が可動ビデオヘッドによって各
トラックの走査の終りにおいてリセットせしめられ即ち
位置的に保持せしめられるかどうかを決定するためにビ
デオヘッドの回転時にリセット決定基準に対して試験さ
れる。ヘッド位置トラッキングサーボが本発明の装置と
共に動作している時に、テープの送りが停止ぜしめられ
るスチルモーション効果の動作からテープが通常の再生
速度で送られる時のビデオ情報の通常の再生へのスイッ
チングにより、ザーボ操作される可動ヘッドが顕著な信
号の劣化を保持させずに各記録トラックを一度再生する
ような状態でテープの送りが通常の再生速度へテープの
送りの急速な加速に引き続いて停止せしめられる時に適
切なカラーフレミングが達成せしめられる。
カラーフレーム制御トラックサーボロックが保持され、
ビデオ情報信号がテープ加速期間の間リセットを行なわ
ずトラックの反覆再生を生じさせずに顕著な信号劣化が
なく再生されるということを理解することが重要である
テープ送りの加速は充分に速いので、カラーフレミング
は保持されかつビデオ情報は再生ビデオ情報の表示にお
いて妨害を与えるようなトラックからのヘッドの偏位を
何ら生じさせずにビデオヘッドによって走査される各ト
ラックから再生される。
速度変化は本発明に従って、スチルフィールドモーショ
ン効果を含まない種々の特殊モーション効果の再生間で
変化するようにテープ送り速度が0送り速度で開始しな
い速度と通常の再生速度で終らない速度との間で変化せ
しめられる時の動作条件の間再生情報に導入される情報
の顕著なロスがなくかつ最少の時間妨害でなされること
ができる。以下に詳細に記載されるように、速度変化動
作は全ての特殊効果テープ送り速度がら同じ態様で行な
われる。しかしながら、テープの送りを最初にOテープ
送り速度に変え、次いで0速度即ち停止以外の特殊効果
テープ送り速度からの動作が行なわれる時の非偏向ビデ
オヘッド位置の通常の回転平面に関して正確に識別可能
な制御トラック位置を位置決めするようにテープの送り
が停止せしめられた後にテープを走進的に移動すること
が好ましい。これにより再生情報の顕著なロスがなくが
っ再生情報の表示に妨害を導入することなく所望の最終
テープ送り速度へのテープの引き続く加速が可能となる
。本発明によれば、制御トラック信号、再生情報に含ま
れたタイミング情報即ちテレビジョン信号に含まれる垂
直同期等、キャブズクンタコ等の信号はテープが速度変
化の間に送られる任意の速度の間テープの通常の送り速
度を指示するような便様で与えられなければならない。
本発明は、装置の動作モード、動作モードの変化が命令
されるかどうか、テープの送りが停止状態または通常の
テープ送り速度以外の速度から加速されるかどうか、テ
ープが制御トラックロック状態または非制御トラックロ
ック状態から前に停止せしめられたかどうかのような因
子によって決定される特殊な状態下で選択的に動作する
回路を含む。これら状態はテープの送り速度を決定し、
従って再生情報の顕著なロスがなく再生情報の表示に妨
害がもたらされないで選択された最終テープ送り速度へ
の所望の速度変化動作を行なうために必要とされた制御
の性質を決定する。
選択された最終テープ送り速度は選択さ第1たテープ送
り速度を維持するために与えられるシステムタイミング
信号によって定められる。
テープ送り速度制御回路は、回転ヘッドの名目回転平面
とテープとの間の速度変化期間時の正味の偏移が (1)最終選択テープ送り速度及び速度変化期間が始ま
るテープ送り速度間の差と (2) 速度変化を行なうための時間との積に比例する
ように所望の速度変化の実行を制御する能力を使用する
。通常のテープ送り速度に対応する最終の選択されたテ
ープ送り速度への速度変化が行なわれると、システム時
間基準に対してテープに記録された情報の再生の速度を
表わすタイミング情報は速度変化の制御を行なうために
使用される。再生情報に含まれた記録制御トラック信号
と垂直同期とは回転ヘッドビデオ記録及び再生装置にお
いて利用できる上記のような信号の例である。テープに
沿って周期的に記録された識別可能な別々の期間を含む
制御トラック情報信号と同期して記録されたタイミング
成分を含むテープ」二に記録された情報信号はテープが
送られる速度と長さ方向のテープ送りにおける回転ヘッ
ド位置の名目回転平面に関したテープの位置の正確な値
を得るための能力を与える。
本発明によれば、テープ送り制御回路はシステム基準タ
イミング信号と対応する特性の少なくとも1種のシステ
ムタイミング信号とに応じ、このシステムタイミング信
号からテープ送りの長さ方向において名目回転ヘッド位
置に関したテープの送り速度及びその位置が決定されう
る。これらの信号のそれぞれは周期的に循環する対応す
る性質の複数の別々でかつ識別可能な期間を規定する。
テープ送り速度変化の所望の制御を容易にするために記
録情報信号に含まtまたタイミング成分と速度変化の実
行か制御されるシステムタイミング信号としてテープに
記録された制御トラック信号とを使用すると便利である
。受けた信号の識別可能な期間の同一のものの間の選択
された時間的関係の生起の時に、テープ送り制御回路は
テープを選択された最終速度に送るようにするためにテ
ープ送りの選択された速度変化を行なわせるべ(テープ
送り駆動機構に関連したテープ送りサーボに対し命令信
号を発生する。サーボはこの命令信号に応じてテープ送
り駆動機構を制御し速度変化期間の終了でテープ送りの
方向における回転ヘッド(このヘッドは情報信号を再生
するように動作せしめられる)の残留偏位に刻して調節
さhる、速度変化と速度変化期間との上述した積に比例
する速度変化期間の終了でテープの変位となる比率(速
度)で速度変化期間の間テープ送り速度の変化を行なわ
せる。変位と上述した積との間の比例関係はテープの加
速に影響するテープ送り槻措の部分の加速特性によって
決定される。これはステップ速度変化命令に応じるテー
プの速度プロフィルを観察することによってテープ送り
機構に対して決定されることができる。この調節された
変位は本明細書で「正味の変位」と呼ぶ。
速度変化期間の■1で記録信号の妨害なし再生を維持す
るために、基準タイミング信号とシステムタイミング信
号との受けた識別可能な期間の間のタイミング関係が速
度変化期間の間保持されるように速度変化を行なうこと
が好ましい。このような所望のタイミング関係を保持す
るために必要なテープ送り速度C変化率は速度変化の開
始の時の基準タイミング信号周波数と送られているテー
プの速度(従って、システムタイミング信号周波数)と
の間の差によって決定される。
本発明の好適実施例の以下の記載から明らかとなるよう
に、速度変化の開始の結果となったものとは異なる周期
的に生起する信号の期間の対応する時間的関係への、基
準タイミング信号とシステムタイミング信号との循環し
て生じる識別可能な期間の間の時間関係の変化を伴なわ
ずにテープ偏位が達成されることが好ましい。しかしな
がら、これを達成するために充分な速度でテープを加速
することは、例えば大きくて重量のあるテープリールを
使用しかつそのような加速に関連した張力に耐えること
ができないような弱いテープを用いる時には不可能とな
ってしまう。従って、テープ送り速度変化期間の間で生
起するシステムタイミング信号を基準タイミング信号と
の期間の数の間で異なった計数値が維持され、これはテ
ープ送り速度変化の開始となる所望の時間関係が速度変
化の実行の間に失なわれるがそれか速度変化の実行の終
了特に再び得られるように変位を表わす。従って、これ
は;尤度変化期間の終了にあたってテープ送り速度変化
の開始の時に設定された送りサーボロック状態を保持す
る結果にならなければならない。この送りサーボは基準
及びシステムタイミング信号の識別可能な期間の同一の
ものの間の選択された時間的関係の生起の時に発生され
た速度変化命令信号に応じて、テープ送り駆動機構を制
御しテープ送りの方向において化1−1回転ヘッド位置
に関する長さ方向のテープ位置の0の正味の変位となる
ような比率でテープ送り速度変化を生じさせる。
回転ヘッドがトラックの長さ方向に関して横の方向には
偏位せしめられないような回転へラドテープ記録及び再
生装置において、テープ送り駆動機構は所望の正味の変
位状態を達成するためにテープが選択された最終速度と
は異なった速度で送られる期間を含む速度プロフィルに
従ってテープを駆動しなければならない。例えばテープ
が速度変化の開始の時に選択された最終速度よりも小さ
な速度で送られるならば、テープは0の正味の変位を生
じさせるように最初の間選択された最終速度よりも大き
な速度で送られなりイ1ばならない。逆にテープが速度
変化の開始の時に選択された最終速度よりも大きな速度
で送られているならば、テープ送りは最初の間0の正味
の変位を生じさせるように選択された最終速度よりも小
さな速度に減速されなければならない。
トラック整合を維持するためにトラックの長さ方向に偏
位することができるヘッドを有する回転へラドテープ記
録及び再生装置において、ヘッドはテープ送り速度変化
の間」−述した所望の0正味変位を達成するために変位
せしめられることができる。そのヘッドはそのような変
位の大きさを減少する方向に偏位せしめられる。従って
、テープ送り速度変化は、(速度変化が最終速度よりも
小さいテープ送り速度から行なわれる時には)選択され
た最終速度よりも大きく、あるいは(速度変化が最終速
度よりも大きなテープ送り速度からなされる時には)選
択された最終速度よりも小さなテープ送り速度を速度変
化期間の間必要としない速度プロフィルに従って実行さ
れつる。しかしながら、テープ送り速度変化の割合はテ
ープ送りの方向において偏位したヘッドの名目位置に関
する長さ方向のテープ位置の王妃のような速度変化とな
るような変位を補償するために充分な距離だけ変位可能
なヘッドを変位させることかできるために充分でならな
ければならない。しかしながら、そのような速度プロフ
ィルに従う結果は名目テープ送り速度になる時のヘッド
の永久変位となる。これは、一定のタイミング誤差が永
久変位したヘッドによって再生される情報に導入される
ために好ましくない。テープがシャトル、ジョグまたは
可変速度スローモーションまたはファーストモーショ、
ン動作の間でビデオテープ記録及び再生装置によって送
られている場合の如くテープの送りが非制御トラックロ
ック速度動作状態から停止せしめられる時に、停止サー
ボ装置は識別可能な記録制御トラック転移を回転ビデオ
再生ヘッドの非偏向位置の回転の名目平面に関して正確
に位置決めして、テープの送りを停止するように動作す
る。これは再生命令の発生が所望の再生モードで動作す
るビデオテープ記録及び再生装置を有する目的のためオ
ペレータによって開始ぜしめられることに応じて、装、
I−/iが記録ビデオ情報を再生するようにせしめられ
かつ実際上直ぐに、即ちテレビジョン信号を完全にエン
コードするために必要とされるビデオフィールドの斂よ
りも少なくて規定された期間よりも小さい速度変化命令
の受信に続いた時間内で制御トラック及びキャプスタン
タコロックせしめられる。例えば白黒テレビジョン信号
を完全にエンコードするには2フイールド必要とし、N
TSCカラーテレビジョン信号のためには4フイールド
が、またPA Lカラーテレビジョン信号に対しては8
フイールドが必要である。SECAMカラーテレビジョ
ン信号は12フイールドのシーケンスによって規定され
る。本発明の目的のためには4フイールドシーケンスが
所望の速度変化の実行を可能とする。更に、テープ送り
機構は」−記のような停止動作に続く通常の記録及び/
または再生速度でテープを送るように命令されるならば
、その装置の動作の制御トラック同期及びカラーフレー
ム同期がテープの送りの加速を行なう前に得られる。
本発明の装置は、停止サーボシステムを使用せ1に所定
記録制御トラック信号転移位置に対してテープの送りを
停止するようにも作動するので、その後記録再生装置を
即座にロックした状態でテープ送りの加速を開始できる
。停止サーボシステムを使用しなければ、テープ送りサ
ーボがロックされた状態でテープ送りされた再生操作時
にテープ送りを停止するのに本発明の装置を作動する。
これは、システム基準タイミング信号のタイミング制御
により作動される従来のテレビ信号同期発生器から得ら
れる垂直同期タイミング信号の発生に正しく応答してテ
ープ減速を開始することにより回転ヘッドビデオテープ
記録再生装置内で実行できる。その後テープ送りが開始
されると、例えばテープを通常の記録及び/または再生
速度に加速する前に行なうことが好ましい即時テープ送
りザーボロツタ及びカラーフレーム同期状態となる。
添付図面をより詳細に参照して本発明の装置の好ましい
実施例の構成及び作動方法について説明する前に実施例
で使用される合成制御トラック発生器200(第11図
)、キャプスタンサーボ300(第4図)及び自動ヘッ
ド位置トラッキングサーボ400(第10図)について
説明する。まず第11図を参照すると、本発明で使用す
るための合成制御トラック信号が発生され、テープ送り
が停止された時の回転ヘッドの公称(名目)回転面に対
する長さ方向に送られたテープ位置を表示する情報を制
御トラックサーボへ送る。再生ビデオヘッドがテープを
走査する時ビデオテープ記録及び/または再生装置内に
含まれる従来の回路(図示せず)により再生ビデオ情報
から垂直同期信号が抽出され、入力212に出力され、
フリップフロップ216のクロック入力端へ送られる。
A1のフィールド識別信号(NTSCフォーマットカラ
ービデオ情報信号では4つのフィールドシー乞ンスの内
の1つ、パル(P A L )フォーマットカラービデ
オ情報信号では8つのフィールドシーケンスの内の1つ
)も再生ビデオ情報信号より従来通り抽出され、遅延ワ
ンショット回路228へ印加される。この遅延回路22
8はQ出力端に出力信号を出力するが、この出力端はフ
リップ70ツブ216のセット入力端に接続され、フリ
ップフロップをフィールドA1識別信号の発生に同期さ
せる。このワンショット回路228の時定数は識別信号
が挿入された合成制御トラック信号の近接制御トラック
転移に対してフィールドA1識別信号の前縁を正しく位
置させるようにセットされる。図示するように接続され
ると、フリップフロップ216は再生垂直同期信号にク
ロック化(クロッキング)され、+分周器として作動し
、その出力端に30Hzのフレームレート(速度)のり
巨形波を出力する。従って、フリップフロップ216に
より発生される 形波信号の期間は、通常の制御トラッ
ク信号の期間に等しくなるが、矩形波信号の60Hzレ
ートの転移は60Hzの垂直同期信号と一致し、一方従
来の制御トラック信号の転移は垂直同期信号よりずれる
この頬部波信号は、合成制御トラック信号を形成するの
に使用され、本発明に適当でない合成制御トラック信号
を使用するため短いパルスと結合されフィールド識別情
報を与える。このフィールド識別パルスはフリップフロ
ップ216により合成された合成制御トラック矩形波信
号に加えられる。第1図に示される回路は、フィールド
A1の識別パルスが受イ「された後に短いパルスを出力
する。このパルスは、ワンショット228で得られる遅
延量だけ遅延される。この遅延回路228はタイムアウ
トし、その非Q出カはモノステープルマルチバイブレー
タ即ちワンショット230をトリガするように接続され
ている。ワンショッ) 230 ハコ、tl、Jζ応答
して適当な時間に短いパルスを発生し、所望のフィール
ド識別(iとして矩形波信号に加えられる。このワンシ
ョットは合成IIItlj )ラック信号への挿入のた
め共通長さのフィールドA1の識別信号を発生するよう
にセットされた制御時定数を有する。
NTSCフォーマットカラービデオ情報信号システムの
場合、識別信号は15H2のレート(即ち30I(z矩
形波信号の1周波数)であるので、信号の2期間ごとに
フィールドAI識別信号が合成矩形波信号に挿入される
。パ)L方式では、フィールドAI識別信号は合成矩形
波信号の周波数の十のレートであるので、この信号は合
成期間の4つの期間ごとに挿入される。
ワンショット230の出力は、NANDゲート218内
においてフリップ70ツブ216の矩形波と結合され、
出力端232にフィールド識別信号情報を有する合成制
卸トラック信号が発生される。
既述のように合成制御トラックのタイミングは、従来の
制御トラック信号のタイミングとは異なるので、合成ト
ラック信号は制御トラックサーボを作動するために使用
するには多少改良しなければならない。テープが従来の
制御トラック及びキャプスタンタコメータ信号に対する
サーボ制御により通常の記録及び/または再生速度で駆
動されると、垂直同期パルスの+;:+で制御トラック
信号の転移が生じる。第4図を参照すると、制御トラッ
クサーボ300は制御トラック誤差検出器343を含む
が、この検出器は次の制御トラック電圧制御発振器(V
CO)345を制御するテープ速度関連電圧レベル状の
制御トラック関連エラー信号を発生するが、発振器34
5はテープ送り駆動機構のキャプスタンモータの速度を
決める周波数の出力信号を発生する。この出力信号は、
キャプスタンタコメータ誤差検出器347の入力端へ送
られ、入力線346上に出力されていたキャプスタンタ
コメータ信号との比較のための基準信号として作用する
。この誤差検出器347は、キャプスタンサーボ誤差信
号を出力し、この信号はキャプスタンモータ駆動アンプ
回路349に送られ、この回路はキャプスタンモータ(
図示せず)に与えられる駆動力を制御し、テープ送りを
所望速度に511持する。
制御トラック関連誤差信号は、リニアランプ発生器のラ
ンプ出力をサンプリングすることにより発生され、サン
プリングが行なわれると、特定時間例えば制御トラック
転移時に保持される。ランプは遅延された基準垂直同期
信号によりリセットされ、制御トラック転移発生時にサ
ンプリングされるが、これはテープが正しい通常記録及
び/または再生速度で送られる時の電圧ランプ信号発生
時の中間時に一般に生じる。ランプ信号の発生に対する
制御トラック転移発生が変動することにより、ランプ信
号はランプ信号の中間点よりも高かったり(テープ速度
が遅すぎる)または低かったり(テープ速度が速すぎる
)するランプ信号の傾きに沿う点でサンプリングされる
ことになる。
回転ビデオ再生ヘッドにより再生されるビデオ情報信号
から抽出された垂直11i1期パルスより合成制御トラ
ック信号が発生される場合ヘッドが回転しているランプ
の傾きを増加しなければならず、ヘッドは制御トラック
再生ヘッドの後テープの長手方向速度よりも速く1 テープに沿って走査する。2 水平ラインの期間即ちビ
デオフィールドの期間の約帆01に対応するインターバ
ル中、ビデオヘッドは1つのビデオフィールドの再生中
に従来の固定制御トラック再生ヘッドに対してテープが
移動する距離に対応するテープの長手方向の長さだけビ
デオヘッドが移動する。従って、制御トラック再生ヘッ
ドのヘッド対テープ速度に対してビデオヘッドのヘッド
対テープ速度が100倍増加することにより発生する感
度のロスを補償するため、ランプの傾きを同じ率だけ増
加し、同じ感度を得なければならない。
誤差検出器343内に設けられたスイッチをスイッチン
グすると、ランプの傾きは急激に増加し、制御トラック
誤差検出器内に含まれるランプ発生回路から大容量のコ
ンデンサを効果的に除去する。ランプは上記遅延基準垂
直同期信号に応答してリセットされ、この遅延基準垂直
同期信号は、制御トラック誤差検出器343内で正規の
制御トラック信号が使用されるかまたは合成制御トラッ
ク信号が使用されるかに応じて変化する量だけ遅延して
発生される。この遅延垂直同期信号は完全なビデオフィ
ールドの時間にだいたい対応するインターバルだけ通常
は遅延さノ]、合成制tiill )ラックモードでは
若干短い時間だけ遅延されて進み基準垂直信号を形成す
る。従ってランプは、進み基準垂直信号により若干♀く
リセットされる。
本発明の重要な点は、装置が実際のまたは合成制御トラ
ック信号のいずれを使用しているかにかかわらず所望公
称0テ一プ速度誤差信号が開−となるように制御トラッ
ク誤差検出器343内のランプ信号のサンプリングのタ
イミングを制御していることである。
トラックサーボ300への入力信号及び誤差検出器34
3内で使用されるランプ信号のイ(1きの選択は、スイ
ッチ353及び351及び合成制御トラック指令入力線
341上の信号ステータスにより決定される。公称側i
ll トラック信号または合成制御トラック信号のいず
れかが、第4図に示されるオペレータ制御スイッチ35
1により選択され入力端子338に結合される。
同様にして正常に遅延されたまたは進められた基準垂直
信号が第4図に示される別のオペレータ制御スイッチ3
53により選択され入力340へ送られる。ここでスイ
ッチ351 、!−353はいずれも連動される。オペ
レータが非制御トラックロック操作からテープ送り停止
を実行するため記録再生装置の作動を開始すると線34
1上に合成制御トラック命令信号が発生される。この命
令信号は制御トラック誤差検出器343の入力端へ送ら
れ、回転ビデオ再生ヘッドの回転公称平面に対して先に
位置決めされた識別可能な制御トラック転移にテープを
位置決めする際のサーボ300の作動中に誤差検出器内
に発生されたランプサンプル信号の傾きを増加させる。
これについては上記の通りであるが、以下詳細に述べる
。既述のよ353へ送られ、これらスイッチは合成制御
トラック信号及び進み基準垂直同期信号を制御トラック
誤差検出器343へ送るように位置調節される。
従って、以上で制御トラックサーボ300は制御トラッ
クがロックされた状態でテープ送りが停止された時作動
するようになっているとして記述した。この制御トラッ
クサーボ300は、従述するように停止サーボ電圧で制
御される発振器(VCO)320も含み、この発振器は
非制御トラックサーボロック作動条件中に記録再生装置
がテープ送りを停止するよう作動する時に制御トラック
V CO345の代わりに制御トラックサーボ300内
でスイッチングされる。このような作動条件下では、線
341上に合成制御トラック命令信号が発生される。
上記スイッチングは入力線352上で受信されるテープ
停止命令信号に応答して行なわれるが、入力線341上
には合成制御トラック信号に応答して発生されるテープ
停止命令信号はキャプスタンの駆動を無能化するように
送られるオペレータ開始テープ送り停止命令信号の実行
後に発生される。ANDゲート323はスイッチ333
及び335を附勢することにより線341及び352上
のこれら命令信号に応答し制御トラックV CO345
の代わりに制御トラック誤差検出器343とキャプスタ
ンタコ誤差検出器347との間の停止サーボV CO3
20と結合する。更にスイッチ381はANDゲート3
23に応答して反転/前進テープ送り方向入力線348
をキャプスタンタコ誤差検出器347から外す。この入
力線はオペレータで操作されるテープ方向制御機構に応
答してテープを送るべき方向を表示する。この信号の代
わりに、停止サーボ■CO回路320はスイッチ381
を介して線383を通してキャプスタンタコ誤差検出器
347にテープ送り方向信号を発生ずる。しかしながら
、入力線346上で受信されるギヤブスタンタコ信号は
、テープ送り制御のためキャプスタンタコ誤差検出器3
47にも送られているので回転ビデオヘッドの回転公称
平面に対するテープの位置決めを実行する。
本発明の重要な特徴によれば、テープ送りが停止される
と、ビデオテープ記録再生装置は、記録体からの静止(
スチル)フィールドモーション特殊効果を再生するよう
に作動しオペレータにより通常テープ速度プレイ命令信
号が発生され、通常テープ再生即ちプレイ速度で記録材
料の再生が行なわれる。本発明の装置は、このような命
令信号が発生されるごとにテレビ信号のマルチフィール
ドシーケンスのどのフィールドが再生中であるかを識別
する信号をうまく利用している。既述のように記録再生
装置が静止フィールドモードで作動している時車−フイ
ールドが反復してilT生される。この操作中本発明の
サーボ装置は上記フィールド識別信号とステーション基
準フィールド識別信号とを比較する。フィールド整合が
生じると、即ちステーションフィールドシーケンス基準
を形成する反復マルチフィールドシーケンス信号が反復
再生中の特定フィールドに対応する基準フィールドイン
ターバルのオンセットを識別すると、フィールド整合信
号が発生しプレイ命令信号をキャプスタンサーボへ印加
する。キャプスタンサーボは即座にキャプスタンを加速
し、テープ送りを急速に加速し、通常テープ再生速度へ
もたらす。ビデオテープ記録再生装置がNTSCフォー
マットカラービデオ情報信号を再生するようになってい
る場合、テレ′ビ信号のマルチフィールドシーケンスは
4フ、イールドシーケンスである。4フイールドのNT
SCフォーマットシーケンス内の特定フィールドの識別
をする回路は従来のものであり、ビデオテープ記録再生
装置に共通に見られるもので、本発明の装置によりフィ
ールド識別情報を利用していることを除けばそれ自体本
発明の一部を構成するものではない。しかしながら、こ
の装置に含まれる再生同期処理回路は、水平同期信号の
垂直同期信号に対する位相関係にヨリ特定テレビフレー
ムのうちのフィールド1または2が再生中であるのかど
うかを識別する。カラ−7レーミング回路は、水平同期
信号のカラーサブキャリアに対する位相関係をモニタす
ることにより再生中のフィールドが奇数または偶数のカ
ラーフレームのいずれに゛関連しているかを識別する。
従って、これら関係より4フイールドの特定フィールド
が発生されるので、あるテープ送り速度で再生がされて
いる間2ビットの二進信号(1ビツトのステートはフィ
ールドを識別し、他のビットステートはカラーフレーム
を表示する)は、その瞬間にも4つのフィールドNTS
Cシーケンスのうちのどのフィールドが再生されている
かを識別できる。同様にして8つのフィールドシーケン
スのパル方式テレビ信号では3ビツトの二進信号を使っ
て所定時間に8フイールドシーケンスのうちのどのフィ
ールドが再生されているかを識別する。
本発明のテープ送り速度制御装置が静止フィールド再生
モードから通常のテープ速度再生モードに切換えられる
時の作動の様子は、第1〜3図に関連した次の説明より
明らかとなろう。各図面において、グラフのX軸は時間
に対応し、装置は時間経過中静止フィールド再生モード
から通常テープ速度再生モードに切換えるか、5以下の
フィールドのビデオ情報の再生に必要なテープ速度イン
ターバルを切換える。NTSCシステムでは、テープ加
速を開始する前に必要なフィールド整合条件を得るのに
3つのテレビフィールドに対応するインターバルが必要
となりうる。第1〜3図に示すように一旦所望のフィー
ルド整合条件が生じると、通常テープ速度へのテープ加
速が2つのテレビフィールドに対応するインターバル中
に行なわれる。ステーションフィールドシーケンス基準
識別信号のうちのフィールドインターバル1及び2が生
じる間ビデオテープ記録再生装置は静止フィールド再生
モードで作動し、フィールドインターノ〈ル3は記録再
生装置により反復して再生されるフィールドに整合され
た基準フィールドインターバルである。この整合が生じ
ると、キャプスタンサーボはテープ送りを加速しかつテ
ープ速度を0から通常のテープ再生速度に変化させるよ
うに指令される。第1図において時間に関連してテープ
位置が示されているがフィールド30基準インターバル
の開始点でテープ送りが開始し、実際のテープ位置移動
は、曲線を追うように示しである。速度変化インターバ
ル中にステーションフィールドシーケンス基準信号と再
生ビデオ信号との間の位相合わせ状態を維持するのに必
要な所望テープ位置移動は、直線として示してあり、こ
れは実線には得ることができない無限加速を表示する。
実際のテープ位置移動の曲線は、回転ビデオ再生ヘッド
の公称回転平面に対するテープ位置がテープ速度変更イ
ンターバル中に所望テープ位置だけ遅れることを意味し
ている。しかしながら、上記説明がら明らかなようにか
つ本発明の好ましい実施例の説明からより明らかとなる
ようにテープ送りはテープ速度変更を行なうよう制御さ
れるので、速度変更を行なう前にテープ送りサーボロッ
クを得て、速度変更を行なう開田ツクを行なうが、これ
はテープ送り機構が無限加速を行なうことができるとし
た場合のことである。
更に第1〜3図はこの速度変更を変更終了時の純テープ
位置変位量が0となり、回転ビデオ再生ヘッドがヘッド
回転平面におけるビデオ情報の記録トラックに対する公
称横断位置にて偏向していないことを表示する。
第2図のグラフはキャプスタン速度変更プロフィルを示
し、ここでは通常の再生モードで実際の通常再生テープ
速度を即座に得ることが望ましい。所望のようにテープ
位置を移動するには、フィールドシーケンス基準識別信
号のフィールド3のインターバル開始点にしかしながら
、実際にテープ位置を移動するには、実際の速度変更プ
ロフィルは所望の即時速度変更を行なうのに必要なもの
よりも小さい加速度を表わしている。カラーフレーム同
期が達成されるように所望の通常再生テープ速度を得る
には、通常のテープ再生速度をオーバーシュートし、速
度変更を完了した時回転ビデオ再生ヘッドが偏向してい
ない状態で純テープ位置変位が0となるように上記テー
プ位置遅れを補正しなければならない。通常のテープ再
生速度がオーバーシュートされる時には、テープはまず
通常の速度よりも速い速度に加速され、次に通常速度ま
で減速される。このテープ送りの加減速は参照番号10
で表示される面積が12で表示される面積と等しくなる
ように実行され、これにより、送りテープから再生され
るフィールドとテープ加速開始時即ちフィールド3の基
準インターバルの開始点で生じるフィールドシーケンス
基第1図に示すようにまず最初の実際のテープ位置は、
テープが加速されるので、フィールド3のインターバル
中は所望位置より遅れるが、その後速度変更インターバ
ルの一部の間で通常再生テープ速度を越えるテープ速度
の結果所望テープ位置と一致する。
本発明の好ましい実施例は既述のように自動ヘッド位置
トラッキングサーボを含み、このサーボは各トラックの
再生時にヘッドをトラックを整合して維持するのに有効
であり、かつ次に再生すべき所望トラックに次に開始す
るヘッドを選択的に再位置決めするのにも有効である。
第3図に示すように、記録再生装置の作動の静止フィー
ルド再生モード時(これは図示するように基準フィール
ドインタ、(ル1及び2の間の記録ビデオ情報の単一ト
ラックを反繰再生する間に生じる)にヘッドは第1フイ
ールド基準インターバル完了後リセツトして同一トラッ
クの記録ビデオ情報を再び開始しなければならない。テ
ープ送りを加速する命令信号が受信されると、線393
上にAST正常信号が発生される。この加速命令信号の
発生は、フィールド整合条件が発生しかつテープ送りが
前方または反転テープ送り方向のいずれにも正常記録及
び/または再生速度の半分より遅くなった時入力線39
2上のキャプスタンサーボ300(第4図)のORゲー
ト391に与えられる同期開始命令信号により表示され
る。AST正常信号も達成された制御トラックロック条
件に応答してORゲート391により出される。このO
Rゲート391は、この条件が達成されると、例えばテ
ープ送りが正常テープ送り速度の半分の速度から正常の
記録及び/またはirf生テープ送り速度に変化し、制
御トラックロックが達成される時制御トラック誤差検出
器343から人力線394を通って送られる信号を受信
する。
AST正常信号は、自動ヘッド位置トラッキングサーボ
400の入力端へ送られ、このサーボはヘッド位置リセ
ット命令信号(再生ヘッド402を担持する可動素子4
01の偏向範囲の端を除()の発生を禁止するように応
答する一方、テープ送り速度の正常記録/再生速度への
変更が行なわれる。これによりテープが2−フィールド
インターバル速度変更時の正常記録及び再生速度以外の
速度で送られる場合でもリセットされることなく連続し
て記録トラックをヘッドが追尾できる。可動再生ヘッド
に追従されるトラックはキャリヤにより形成される再生
高周波(RF)のエンベロープの振+lJ変調の検出に
より生じ、キャリヤはテレビ信号情報の周波数変調され
ており、エンベロープの振巾変調は上記米国特許第4,
163 、993 号に記載されているように可動素子
400をディザ−(振動)することにより生じる。この
再生信号は入力線403により再生ヘッド402から自
動ヘッド位置トラッキングサーボ400へ送られる。
自動ヘッド位置トラッキングサーボ400は可動4戊素
を制御してヘッドを変位させて再生中のビデオ情報を横
方向に再生し、第3基準フイールドインターバル中に再
生されるトラック上のヘッドを維持する。キャプスタン
は正常の再生テープ速度に加速されるので、可動機素は
(上記線393上のリセット禁止AST通常信号のサー
ボ300による受信により)リセットされない。従って
、ヘッドは次のトラック即ちフィールド4のビデオ情報
を再生するトラックを追尾できる。テープがキャプスタ
ンサーボ300により制御されて正常テープ再生速度に
維持される速度変更インターバル終了時には、ビデオ再
生ヘッドはサーボ制御可動機素により大[口に移動する
必要はないのでビデオ情報を再生しているトラックと整
合したヘッドを維持する。キャプスタンはテープを極め
て高速で加速するので、自動走査トラッキングサーボは
トラック上にヘッドを維持し、そのダイナミックレンジ
内で作動するが、このことはテレビモニタ中でディスプ
レイされた時ビデオ情報にブレークアップまたは同様な
乱れを生じることなく連続したビデオ信号をビデオテー
プ再生装置が再生できるように作動できることを意味す
る。
本発明によれば、フィールド整合が生じ、プレイ命令信
号が制御トラックサーボ300へ印加されると、第6図
のブロックダイヤグラム内に示さ1′;たキャプスタン
誤差検出器347に含まれる回路13は上述のように実
際のキャプスタン回転位相と制御トラックV CO34
5(第4図)によって得られるキャプスタンクコメータ
基準との位相比較を行なう。この比較に応答して、回路
13はキャプスタンモータ駆動アンプ349(第4図)
に印加される誤差信号を発生し、このアンプはキャプス
タンの加速及びテープ速度変更が完了した後キャプスタ
ンを正しい基準位相へ戻す。換言すれば、アンプは第2
図に示すようにフィールドシーケンス基準識別信号のフ
ィールド3の開始時ニーt−? フスタン被動テープと
フィールドシーケンス基準識別信号とのフィールドシー
ケンス位相関係を維持し、加速終了時即ちフィールド4
のビデオ情報の再生終了時にキャプスタンを基準位相に
一致させる。テープが通常の再生テープ速度で送られビ
デオ再生装置がテープよりビデオ情報を再生するように
作動している時、テープ送り機構は、キャプスタンサー
ボロック状態にある。テープ送りが通常の再生テープ速
度から停止されると、位相比較回路130は回転ビデオ
再生ヘッドの公称回転平面に対して正しく位置されるテ
ープに沿って記録された制御トラック転移と共にテープ
を停止させるのにも作用する。従って、再生装置が静止
フィールド再生モードで作動されているとテープは制御
トラック転移位置に対して測定可能な位置に位置決めさ
れるので、前記フィールド整合条件の発生に応答してテ
ープ送りを加速する命令信号が発生されると、位相比較
回路13は所望のテープ送り変更インターバル中にテー
プ送りを制御トラックサーボロック状態に維持するよう
作動する。
第6図のダイヤグラムでは、位相比較回路13は、線1
6を介して受信されるキャプスタンタコメータパルスに
よりロックされる8ビツトのキャプスタンφアップ/ダ
ウンカウンタ14と線20を介して受信される基準タコ
メータクロック信号によりクロックされる8ビツトの基
準アップ/ダウンカウンタ18からなる。
カウンタ14内のカウント数は、線24を介して加算回
路22へ印加され、カウンタ18内のカウント数は線2
6を介して加算回路22へ印加される。加算回路は両カ
ウンタのカウント数の差を有効に算出し、デジタル/ア
ナログコンバータ30の入力端に接続された線28にデ
ジタルカウント差信号を出力する。コンバータ30は線
28を介してカウンタの入力端に印加されたデジタル差
カウントに対応して線32にアナログ誤差信号を発生す
る。線28上の差カウントは、2つのカウンタ14と1
8によってカウントされたクロツクザイクルの数の差即
ち線】6上のキャプスタンタコメータ信号と線20上の
基準信号との位相差を表示しているので、差カウント即
ちそれに対応する線32上のアナログ信号はキャプスタ
ン位相誤差を表示する。この位相誤差アナログ信号は線
32によってモータ駆動アンプ349(第4図)へ印加
され、誤差を除去するようにキャプスタンを駆動する。
位相比較回路13にはテープ送り方向と無関係にテープ
送り制御を可能とする手段が設けられている。更に詳細
に述べれば、キャプスタンが順方向にテープを送るよう
被動されている時、線34はアップ/ダウンカウンタ1
4を増進するようにカウンタの条件付けをするテープ送
り方向表示信号によりリセットされる。
線34上の信号もスイッチ36を制御するが、スイッチ
36はカウンタの作動を可能とする信号を送る線38に
接続されている。基準カウンタ18もアップ/ダウン制
御線40を有し、この線はオペレータにより始動される
テープ送り方向表示信号によりリセットされ、キャプス
タンがテープを順方向に送るように駆動されている時カ
ウンタを減進する。この信号もカウンタ18をイネーブ
ル(可能化)する信号を送るように接続された線44を
有する。加算回路22ハそのレンジの半分にあること即
ちカウント127が好ましい公称出力カウントを出力し
このカウントはデジタル/アナログコンバータ30に印
加され、カウンタ14及び18からの線24及び26」
二のデジタルカウント値の合計値がカランl−127と
なった時にこれに対応して0値の誤差を表示するOボル
ト出力を発生ずる。
サーボにテープ送りの加速を開始する信号が与えられる
と、制御トラックVCO345(第4図)は制御トラッ
クサーボで共通するように所望の通常再生テープ速度に
対応するレートにて基準クロック信号を出力し、この信
号はカウンタ】8をクロックする。更に線16上のキャ
プスタンクコメータ信号は、カウンタ14をクロックし
、力「ンンタのアップ側へ、のカウントを開始させる。
テープの加速は、テープ停止状態より開始するという事
実により、カウンタ18はカウンタ14をクロックする
キャプスタンタコメータ信号のレートよりも最初は速い
レートにて基準クロック信号により減進される。従って
、カウンタ18はカウンタ14の増進よりも速く減進す
るので、加算回路22は、127より小さい純カウント
数を有し、このカウント数はデジタル/アナログコンバ
ータ30へ印加される。コンバータ30はこれに応答し
て対応するアナログ信号をモータ駆動アンプ349(第
4図)へ印加するので、アンプはテープ送りを加速する
ようにキャプスタンを駆動する。テープ速度が通常のテ
ープ再生速度に達すると、カウンタ18はカウンタ14
より受信されカウントされたキャプスタンクコメータク
ロック数よりも大きな基準クロック数をカウントするこ
とになる。これはカウンタ18により受信される基準ク
ロック数に対応する多数のキャプスタンタコメータクロ
ックをカウンタ14が受信するのに必要な無限レートで
テープ送りを加速することはできないからである。第1
〜3図に関連して既に述べたように、この時は回転ビデ
オ再生ヘッドの公称回転面に対する実テープ位置は遅れ
ることになる。即ち所望の位置よりずれる。この遅れ即
ち偏位量は、2つのカウンタ14及び18のカウント差
に対応し、加算回路22及びコンバータ30は、線32
上に対応するアナログ誤差信号を発生するので、この結
果キャプスタンが連続して加速され、テープ送りがなさ
れる。
キャプスタンは通常の再生テープ速度即ら第2図中で番
号10が付されたオーバーシュート領域を越える速度ま
で加速されるので、キャブズクンタコメータは線20上
の基準クロックがカウンタ18をクロックするよりも高
速にカウンタ14をクロックし、最終的にカウンタ14
のカウント数はカウンタ18のカウント数を越え−る。
この条件が得られると、加算回路22によって得られる
純差カウントは、127を越え、デジタル/アナログコ
ンバータ30へ印加され対応する補正アナログ誤差信号
に変換され、線32へ出力される。この誤差信号は、モ
ータ駆動アンプ349に送られ、アンプはキャブズタン
即ちテープ送りを所望通常再生テープ速度が得られるま
で減速するように応答する。これが生じると、加算回路
は線28上に127の公称差カウント数を出力し、この
出力信号はデジタル/アナログコンバータ32により線
32上にO誤差出力電圧を出力する。このように、位相
比較回路13は、制御トラックザーボロツクをロスする
ことなく、テープ送り速度が第2図に示されるプロフィ
ルを追尾するようにする。
線32ハ、第2コンパレータ48のみならずコンパレー
タ46の入力端にも接続され、コンパレータ46の他方
の入力端には正の基準電圧が印加され、同様にコンパレ
ータ48の他方の入力端には加算回路22のカウントレ
ンジが127の中間レンジカウントの上または下におい
て限界に達すると、レンジ限界に達したカウンタは無能
化することが好ましい。それは加算回路がそのレンジを
越えさせることを可能にすると、位相反転が生じるから
である。線32トのアナログ誤差信号のレベルが正の基
準レベルを正の方向に越えると、コンパレータ46の通
常低レベルの出力線5oは高レベルとなりカウンタ18
を無能化する。同様にして線32上の値がコンパレータ
48が決める負の基準電圧を負の方向に越えると、コン
パレータ48の通常低レベルの出力52は高レベルとな
り、カウンタ14を無能化する。キャプスタンがテープ
を反転方向へ送るとスイッチ36及び42は図示されて
いる位置とは別の位置にスイッチされるので、コンパレ
ータは明らかに別のカウンタをスイッチする。
キャブズクン位相比較回路13の位相対電圧生馬性は、
第5図に示されているが、この特性は、有効レンジに渡
って一般に線型であり、その有効レンジは正の基準値か
ら負の基準値へ広がっている。これら値は、既述のコン
パレータ46及び48の入力端に印加される基準値に対
応する。位相比較回路13が正常に作動していれば、そ
の出力は可変デューテイザイクルを有する増進電圧であ
り、加算回路22にカウント差出力を発生させる。加算
回路13のカウント差が127の公称カウントに対応し
ていれば、第5図のグラフに示すように位相比較回路1
3によりアナログ0値が出力される。カウント差が1カ
ウントだけ増加すると、回路13により駆動されるキャ
プスタンによるレスポンスがテープ送り速度及びカウン
タ内の相対カウント数を変え一1加算回路22の差カウ
ント出力がカウント127へ戻るまでデジタル/アナロ
グコンバータ30により出力線32」二に小増加電圧が
発生される。
本発明の別の重要な特徴に従えば、ビデオテープ再生装
置が非制御トラックロック状態で作動する間は本装置?
(は回転ビデオ再生ヘッドの公称回転面に対して好まし
い関係に配置された制御トラック転移にてテープ送りを
停止するようになっている。前に簡単に述べたように、
これは再生装置がシャトルモード、可変テープ速度スロ
ーモーション再生モードまたはジョグモードにある時生
じる。このような作動モードでは、一般的なビデオテー
プ記録再生装置のテープ送りサーボはキャプスタンに与
えられる駆動力を制御し、制御トラック関連クロック信
号の代りにオペレータ制御可能な速度基準クロック信号
に対してキャプスタンタコメータを位相比較することに
より所望速度にテープ送りを維持するが、これについて
は第4図に関連して既に述べである。
更に自動ヘッド位相トラッキングサーボが設けられたこ
のような記録再生装置では、第10図に関連して述べた
ような作動モード中にビデオ情報を再生するトラックに
ヘッドを一致させるよう変位自在なビデオ再生ヘッドを
制御する。例えば、このような記録再生装置が通常の再
生テープ速度よりも遅い速度でテープ送りをするスロー
モーション作動モードで作動する時、変位可能なビデオ
再生ヘッドはテープ送り速度に応じて記録ビデオ情報の
トラックの再生を1回以上繰返すように制御される。こ
れによりテレビモニタ上に乱れのないディスプレイが得
られるような記録ビデオ情報の再生が可能となると、ビ
デオ情報の再生フィールドと制御トラックサーボロック
条件のフィールドシーケンス基準識別信号特性との間の
所望同期制御条件が維持されない。
更にこのような記録再生装置が作動モードからテープ送
りを停止状態にするように作動すると、装置はこのよう
な所望フィールドシーケンス同期条件を維持することな
く行なう。
従って、変位可能なビデオ再生ヘッドの公称回転面に対
して予想可能な公知の誘導関係にあるテープに記録され
た制御トラック信号の制御トラックの転移を生じること
なくテープ送りは停止される。更にヘッドの公称回転面
に対する変位可能なビデオ再生ヘッドの横方向位置は予
測できない。しかしながら、その後このような記録再生
装置が記録されたビデオ情報を再生するように作動する
と、ビデオ情報の緑返し走査されるトラックの各走査の
開始峙にヘッドの公称回転面に対する変位可能なヘッド
の横方向位置が制御されて、記録ビデオ情報の隣接トラ
ックの中間から半分の距離だけ離れたレンジ内に収めら
れる。しかしながら、その正確な位置は予測または制御
されない。
本発明の好ましい態様によれば、偏向可能ナビデオ再生
ヘッドの公称回転面に対するテープ位置は、テープ送り
が停止された後に公知の相対的位置へ調節されるので、
その後所望の制御トラックがロックされたサーボ条件に
てテープ送りの上記加速を実行できる。更に詳細に述べ
ると、ビデオテープ再生装置が非制御トラックロック作
動モード中に再生装置にテープ送り停止指令信号が送ら
れると、回路は上記好ましい関係にある制御トラック転
移にてテープを停止するように作動し、テープ送りは第
6図のブロックダイヤグラムに関連して述べたように通
常のテープ速度再生命令信号に応答して、制御トラック
サーボロック状態の通常再生テープ速度まで加速される
このようにテープ送りの停止を行なう回路は、第7図の
ブロックダイヤグラムに示されているが、これを停止サ
ーボ回路と呼ぶことにする。既述のように制御I・ラッ
ク誤差検出器320はサンプルホールド回路を含むが、
この回路は基準垂直信号によりリセットされ、走行中の
テープから再生される制御トラック転移により決まる所
定時間にサンプリングされるランプ波形を発生するラン
プ発生器を含む点で一般に従来通り作動する。誤差信号
はサンプル時にランプレベルを検出することにより発生
される。本発明で具体化される停止サーボ回路は、テー
プ送りが停止された後テープ位置を調節するためサンプ
ルホールド出力を利用しているので、停止サーボ回路の
作動が終了した後回転ビデオ再生ヘッドの公称回転面に
対して公知の所定位置に制御トラック転移が位置する。
しかしながら、第4図及び第11図に関連して既に述べ
たようにテープ送りが停止した時再生または利用される
制御トラック信号はない。この作動条件下では、停止サ
ーボV CO320を制御するのに与えられる誤差信号
を発生する際、制御トラック誤差検出器343により再
生ビデオ情報信号より派生する合成制御トラック信号を
使用する。
従って、第7図に示すように制御トラック誤差検出器3
43の出力(第4図)は線60に印加され、次に抵抗器
62を介して積分器66の入力端64に印加される。積
分器66は負の誤差を正に積分し、正の誤差を負に積分
する。この積分器の出力は、2つのコンパレータ70及
び72の入力端に接続された線68上に生じる。フンパ
レータ70は一方の入力端に正の基準電圧が印加され、
積分器72の一方の入力端には負の基準電圧が印加され
る。これらコンパレータは方向信号と共にキャプスタン
タフメータ誤差検出器347(第4図)にパルスを与え
る別個の振動回路としても作動し、サーボ300はテー
プを1以上の増進距離だけ移動するので、ビデオ再生ヘ
ッドの公称回転面に対して位置する制御トラック転移に
より正しく位置決めされるが、これはテープ送りが制御
トラックロックされた条件下で停止される場合と同じよ
うに行なわれる。従って、コンパレータ70は、出力線
74を有するが、この線は、線68上に印加された積分
器の出力がコンパレータの他方の入力端に印加される正
の基準電圧を越えると、高レベルになる。線74は、抵
抗76の一方の端部に接続され、抵抗の他方の端部は線
64により積分器66の入力端に接続されている。線7
4がコンパレータ70により活性化されると、積分器6
6へのフィードバックにより積分器は線68上の出力信
号を低下する。出力信号がコンパレータ74に与えられ
る基準電圧より低いレベルまで低下すると、コンパレー
タの出力は低レベルになり、積分器66はすンプルホー
ルド線60のレベルを受ける。サンプルホールドレベル
が低レベルのままであると、コンパレータ70は再び高
レベルとなす先のシーケンスを繰返し、その結果化じる
同一信号を線74に与える。このように線74は高及び
低レベルとの間で交互にスイッチングまたは振動される
積分器68の出力は、コンパレータ72にも印加され、
コンパレータ72の他方の入力端G(は負の基準電圧が
印加される。積分出力の値が基準値を負の方向に越える
と、このコンパレータの出力線78が高レベルとなる。
これはサンプルホールドレベルカ高レベルの時生じ6゜
これが生じると、線78上のコンパレータ72の出力は
高レベルとなりインバータ80により線82」二に低レ
ベル信号が出力される。この低レベル信号は、抵抗84
を介して線64即ち積分器66の入力端に印加される。
線60上のサンプルボールド回路からの高レベル信号は
積分器66により与えられる線68上の負の出力がコン
パレータ70を活性化するのでコンパレータ70と同じ
ように高と低レベルの間を交互にスイッチングし、振動
信号を発生する。コンtsllレータ70及び72から
の線74及び78は、ORゲート86の入力端に接続さ
れ、ゲート86の出力は線88に接続されている。従っ
て、ORゲート86は、コンパレータ70及び72のう
ちの附勢された1つの振動出力信号を線88に出力する
。線88はスイッチ335(第4図)に接続され、この
スイッチはビデオテープ記録再生装置が非制御トラック
ロック作動モードによりテープ送りを停止するように指
令される上記のANDゲート323の作動によりキャプ
スタン誤差検出器347へ信号を送るような位置になっ
ている。この振動信号は、基準クロック信号として第6
図に示したキャプスタンタコメータ位相コンパレータ回
路13のカウンタ18のクロック入力線20へ印加され
る。
回転ビデオ再生ヘッドの公称回転面に対して所望のテー
プ位置関係を得るようにテープを移動する方向はコンパ
レータ70及び72の出力を検査することにより決定さ
れる。テープの誤位置決めの方向即ち位相誤差は、制御
トラック誤差検出器343(第4図)のサンプルホール
ド回路によって得られる出力信号により表示される。こ
れは、O誤差条件に対するこれら検出器によって得られ
る出力信号はテープ送り機構に印加される駆動を変えて
検出誤差をキャンセルする方向を表示しているからであ
る。この検出器の出力の特性は、停止サーボV C03
20の利点と思われる。より詳細に述べれば、制御トラ
ック誤差検出器343内に含まれるサンプルホールド回
路のランプが合成制御トラック信号により0誤差条件に
対して早期にサンプリングされると線60上に低レベル
信号が得られるが、これはテープが所望位置から順方向
に位置した時生じる。従って、コンパレータ70の出カ
フ4は、非制御トラックサーボロツタ作動条件下でテー
プ送りが停止されてこのテープ位置状態が生じると、高
レベルと低レベルとの間で作動する。従って、サンプル
ホールド回路のランプが0誤差条件に対して遅れてサン
プリングされると(これは必ずテープが反転方向に誤位
置決めされた時生じる)、線60上に高レベル信号が生
じる。このような条件下で他のコンパレータ72の出カ
フ8は、上記低信号レベルと高信号レベルとの間で振動
する。
上記の説明か−ら明らかなように、コンバレー、タフ0
及び72の振動出力は、位相が逆である。
これら線を7リツプフロツプ90のセット幼子とリセッ
ト端子に接続すると、線92上の7リツプフロツプのQ
出力端の出力レベルはテープを所望のように位置決めす
るのに必要なキャプスタン運動方向を表示する。この出
力線92はキャブズクン位相比較回路13の基準カウン
タ18のアップ/ダウン線40に印加され、キャプスタ
ンの所望移動方向に従ってカウンタを増進または減進す
る。フンパレータ70及び72に印加される基準電圧の
値は、正しい精度を与えるよう決定されるが、コンパレ
ータ基準電圧値を正しくすればテープが正しい位置にあ
る限り線88にはいかなるパルスも発生されない。この
テープ位置は0テ一プ位置条件を表示する線60上の信
号により表示される。
換言すれば、停止サーボ回路は方向信号と共にキャプス
タンタコメータパルスを発生するか、これら信号は基準
垂直同期信号とオフテープ垂直同期信号のタイミングに
基づき、キャブズタン位相比較回路13の作動を介して
テープを正しく位置決め、即ちキャプスタンタコメータ
の誤差が0となるようにテープ位置決めをする。第6図
及び第7図のブロックダイヤグラムに関連して述べた作
動を実施するH’L細な回路は、第8図及び第9図に全
キャプスタンサーボ回路と共に示されている。本明細−
)では、この全キャプスタンサーボ回路については詳細
に述べないし、また本発明を構成する回路の一部の詳細
な作動についても述べないが、本発明の作動の理解に必
要なものについては述べる。
まず再生されたビデオ情報から得られるフィールド識別
信号と基準フィールド識別信号との間の所望フィールド
スイッチングを表示する信号を出力する回路について述
べるが、第9図を参照されたい。この信号は、基準フィ
ールドを表示するマルチビット二進信号と、線100上
の2で割られた基準垂直同期信号、線102上の4で割
られた基準垂直同期信号及び線104上の8で割られた
基準垂直同期信号を表示するビットからなり、これら線
は4ビツトコンパレータ106の入力端に接続されてい
る。再生ビデオ情報信号から発生されたフィールド識別
信号を表示する第2マルチビツトニ進信号は、線108
,110及び112を介してコンパレータ106へも送
られる。第9図に示した詳細な回路はNTSC方式のみ
ならずPAL方式のビデオ情報信号にも使用できるよう
になっている。ビデオテープ記録再生装置がNTSC信
号を再生するよう作動する時、線104及び102は使
用されず、NTSC方式では4フイールドシーケンスし
かない。線108及び110は、4フイールドシーケン
スのうちの特定フィールドを表示する二進信号を送るが
これら線はそれ自体本発明を構成せず公知のものである
従来の回路より得られる。線108J二の信号ステート
(状態)は、装置によって再生されているフィールドが
奇数または偶数フレームであると定義し、線110上の
信号ステートは奇数フィールドかまたは偶数フィールド
であるかを示す。
静止フィールド再生モードの間、線108及び110上
の信号レベルは、記録済みのビデオ情報の同一フィール
ドが繰返して再生される限り静止したものである。記録
ビデオ情報のフィールドの連続トラックが再生されるよ
うテープ送りされれば、線108及び110上のレベル
は4フイールドシーケンス中の記録ビデオ情報の異なる
フィールドが再生される時変わる。線100及び102
上の基準信号に関連すれば、これら信号は基準ステーシ
ョン信号よりフィールド識別信号を出力し、常に変化す
る。
NTSC方式システムにおいて、コンパレータ106に
接続された線100及び102上の信号レベルが線10
8及び110上の信号レベルと同じであれば、出力線1
14により表示されて発生されたフィールド整合信号は
高レベルとなる。この高レベル状態の転移は、フリップ
70ツフ116をクロックし、このフリップフロップは
、記録再生装置の制御システムから線118に印加され
る高レベルの信号状の通常再生テープ速度即ちプレイ命
令信号を受ける。
このクロック化の結果、高レベルのプレイ命令信号は、
フリップフロップ116を介して線120にクロック化
され、線120はキャプスタンサーボ300(第4図)
を附勢し、テープ送りの通常の再生テープ速度までの加
速を開始する。このプレイ命令信号はオペレータに応答
して他の回路から発生され、記録再生装置を通常再生テ
ープ速度モードにする。フィールド整合回路の上記説明
よりフィールド整合信号がコンパレータ106により発
生されるまでプレイ命令信号はキャプスタンサーボには
印加されず、フンパレータ106はフリップフロップ1
16を介して線120にプレイ命令信号をクロック化す
るが、このプレイ命令信号はプレイ2と表示されており
、キャプスタンサーボに印加され、サーボはキャプスタ
ンモータ駆動アンプ349(第4図及び第8C図)を駆
動することが明らかである。上記回路は、プし・イ命令
信号のサーボへの印加を有効に遅延し、サーボを附勢し
て、テープ送りが開始するtiiTにカラーフレミング
が得られるようにフィールド整合が得られるまでテープ
送りを加速する。
本発明の別の特徴によれば、記録再生装置が通常の記録
再生テープ速度で作動し、その後停止命令信号を受ける
と、第6図の位相比較回路13は、所望のように回転ビ
デオ再生へラドの公称回転面に対して公知の位置にある
制御トラック転移により所望位置でテープ送りを停止す
る。テープはこの通常再生モード時にロックされた制御
トラックサーボにより送られているので、第9(D)図
に示す上記回路は、位相比較回路を附勢し、次のように
4フイールドのNTSCシーケンスのうちのフィールド
1上でテープ送りを停止する。線102上の子信号はフ
リップフロップ122のクロック入力端に印加され、フ
リップフロップのD入力端には線118上の信号即ちプ
レイ命令信号が印加される。テープ送り停止が指令され
ると、線118は高レベルのプレイ命令よす低レベルへ
変ワリ、フリップフロップ122のD入力端に低レベル
の信号が印加される。
フリップフロップは線102上の信号にクロックされる
。線124上のフリップ70ツブの出力はフリップフロ
ップ116をセットして線120を低状態にするのでプ
レイ2の命令信号が終了する。
本発明の別の特徴によれば、テープが比較的に低速度で
走行されるスローモーション再生モードにて記録再生装
置が作動すれば、上述のようにコンパレータ106及び
フリップ70ツブ116を介してクロックされたプレイ
命令信号によりフィールド整合条件信号が発生されるこ
とは明らかである。しかしながら、キャプスタンの速度
が増加すれば、線108及び110上の基準信号と再生
ビデオ関連フィールド識別信号の差は次第に接近する。
この状態が生じると、基準信号と再生ビデオ関連フィー
ルド識別信号の整合に時間がかかり、従ってコンパレー
タ106がフィールドIK 合信号を発生するのにも時
間がかかる。スローモーション速度が通常の再生テープ
速度の約半分を越える時は、プレイ命令信号をキャプス
タンサーボ300にクロックするようフイークド1′M
合を利用しないことが好ましい。第9(A)図及び第9
(D)図の回路は、発生すべきフィールド整合信号を待
機しないで直接キャプスタンサーボにプレイ命令信号を
効果的にゲートする。これは線130上のキャプスタン
タコメータ信号をモノステーブルマルチノくイブレータ
即ちワンショット132更にDフリップフロップ134
のクロック入力端に印加して、次のタコメータパルスが
発生する前に線136上のワンショット132の出力が
タイムアウトしなければフリップフロップ134のD入
力端が低レベルのままでとする。この低状態はフリップ
フロップ134を介して検査さね、ANDゲート140
に接続された出力線138上に高レベル信号を出力する
。この高レベル信号はプレイ命令信号とANDされ、出
力線を高状態にする。この高レベル信号はORゲート1
44を介して線14−6にゲートさ、11、フリップ7
0ツブ116をリセットするので、線120にプレイ2
命令信号を出力し、キャプスタンサーボを附勢する。
次に第8(D)図及び第8(C)図に示した位相比較回
路13の詳細について述べると、線120上のプレイ命
令信号は第8(D)図の回路の下方左側部分に印加され
る。この線はスイッチ150に接続されており、スイッ
チは入力線20′からの基準クロック信号が線20//
へ印加され、ANDゲート152を介して線2oへ印加
され基準カウンタ18をクロックする図示された位置へ
移動される。テープ送り命令キャプスタン非停止信号は
、既述のようにそれぞれ線111及び113を通して受
信され、ANDゲート152はANDゲート115がテ
ープが送られかつリールサーボ(図示せず)がテープ送
りをするよう活性化状態であることをそれぞれ表示する
このような命令信号をANDゲ−l−115が受信する
時線154によって無能化される。従って、プレイ命令
信号が発生されると、基準カウンタ18(第6図及び第
8c図)は、カウントを開始し、その時キャブズタン及
びテープは移動しないので、加算回路22により誤差信
号が発生される。キャプスタンがテープを通常再生テー
プ速度まで加速した後、線32(第8C図)上の誤差信
号は0となる。
線32上の信号は、アンプ117を介して線32′へ送
られ、コンパレータ46及び48の入力端へ印加され、
コンパレータ154及び156にも印加される。コンパ
レータ154及び156は、コンパレータ46及び48
と同じように誤差信号と基準信号を比較し、キャプスタ
ンがテープを通常の再生テープ速度で走行させるよう駆
動される時、許容度比較をする。テープ送りのこの条件
に達すると−12つのコンパレータ154及び156の
出力線158及び160は低状態にスイッチングされ、
次のORゲート162は線164に低レベル信号を出力
し、キャプスタンは通常再生テープ速度で送られている
テープとサーボロックされていることを表わす。
第7図に関連して上述した停止サーボ回路の詳細なダイ
ヤグラムは、更に第9(C)図及び第9(B)図に示さ
れている。記録再生装置の制御回路は、それ自体本発明
の一部を構成するものではないが、キャブズタン及びテ
ープ送りを非制御トラックロックモードから停止すべき
ことを検出すると、第8(B)図の下方左側部分に示さ
れている線170を介して停止サーボ命令信号が印加さ
れる。この信号は、スイッチ172を別の位置に切換え
るので線92」二の停止サーボキャブズタン駆動方向信
号は、既述のように線92上のアップ/ダウン基準カウ
ンタ18を制御するよう印加される。停止サーボ命令信
号もスイッチ119(第9(A)図)の制御をして基準
クロック線88をスイッチングし、停止サーボVCO3
20(第4図及び第7図)によって得られる線88上の
クロック信号と、線121上で得られる制御自在な速度
基準クロック信号を切換える。後者のクロック信号は、
既述のように非制御トラックサーボロック状態でテープ
送りされる時の作動モード中にキャプスタンタコメータ
誤差検出器347(第4図)へ出力される。
停止サーボ基準クロック信号はスイッチ150(第8(
C)図)を介して印加され、スイッチ150は別の位置
(第8(C)図)にあるので、クロック信号はアップ/
ダウンカウンタ18をクロックするよう印加される。こ
のように位相比較回路13(第6図)は、誤差信号を有
効に発生させ、制御トラック転移が変位可能なビデオ再
生ヘッドの公称回転面に対して公知の位置にするように
テープを再位置決めする。更にこの停止サーボ作動中の
上記自動ヘッド位置トラッキングサーボ400(第10
図)の作動は支持可動素子によって変位自在なビデオ再
生ヘッド402をヘッドの公称回転面に戻す。これによ
り自動ヘッド位置トラッキングサーボ400は全ダイナ
ミックレンジを利用できる。更に変位自在なヘッド40
2が公称回転面に戻ると、第3図の説明と同じようにテ
ープ送りの次の加速中にヘッド402が記録ビデオ情報
のトラックを追尾する。一方、このようにテープが位置
決めされていないと、可動素子はそのダイナミックレン
ジの端に近い位置まで偏向し、可動素子401は正しい
ヘットドラッキングを維持するのに充分な距離偏向でき
ない。停止サーボ回路は、所望のように次にテープを通
常の再生テープ速度へ加速する間自動ヘッド位置トラッ
キングサーボ400が正しく機能するようにテープを有
効に位置決めする。
上記説明より性能及び拡張された機能上の特性の点で多
くの好ましい利点を有する改良された自動走査トラッキ
ングサーボシステムが明らかとなったものと考える。こ
のシステムは再生中は極めて正確なトラッキングをしか
つ変換ヘッドがダイナミックレンジのほぼ中心位置に維
持されるようヘッドを効果的にリセット即ち再位置決め
し、再生すべき次のトラックの追尾を開始するので、種
々の特殊効果再生モードで高品質のビデオ情報を再生し
かつ作動効率がよい。このシステムは従来の多くの自動
走査トラッキングシステムと比較して機能」ニパワフル
でかつ高速作動する。
【図面の簡単な説明】
第1図は停止から通常の速度へのテープの送りの加速の
間に、特にテレビジョンフィールド期間において、テー
プ位置対時間の所望のプロフィール及び実際のプロフィ
ールを示すグラフ図である。テープ速度はビデオ情報を
再生するようにテープを走査する回転ビデオヘッドの通
常の位置に対して取られている。 第2図は停止から通常速度へのテープの送りの加速の間
での所望の及び実際のキャプスタン速度プロフィール対
時間を示すグラフ図である。 第3図は記録ビデオ情報のトラックの長さ方向に対して
横方向にビデオヘッドを移動させる可動素子の端部に装
着されたビデオヘッドの運動のグラフ図であり、図示し
たフィールド期間の間での可動素子によるヘッドの偏位
を示す。最初の2つのフィールド期間はテープの送りが
停止せしめられる時即ちOテープ速度の時(通常スチル
フィールド再生モードと呼ばれる)に再生される。第3
及び第4フィールド期間は停止から通常再生速度へのテ
ープの送りの加速の間ヘッドをトラックに整合して維持
するようにヘッドが必要な偏位を示す。 第4図は本発明に従って動作するように構成されたキャ
プスタンサーボの機能的ブロック図である。 第5図は本明細書で記載されるキャプスタンサーボの電
圧対位相特性を示す。 第6図は制御基準に関するキャプスタンの位相即ち角度
位置を測定する本発明のキャプスタンサーボの部分を示
す機能的ブロック図である。 第7図はテープを非カラーフレーム制御トラックロック
状態から停止する時のビデオ再生ヘッドの通常のトラッ
キング位置に関してテープを正確に位置決めする本発明
のキャプスタンサーボに組み込まれた停止サーボのブロ
ック図である。 第8A、8B、8C,及び8D図は第6図のブロック図
に示された位相比較回路を示す本発明のキャプスタンサ
ーボ回路の一部の電気的回路図を共に示す。 第9A、9B、9G及び9D図はカラーフレーミング機
能を行なう回路と共に第7図のブロック図に示されたサ
ンプル及びホールド回路並びに停止サーボ回路を示すキ
ャプスタンサーボ回路の残りの部分の電気的回路図を共
に示す。 第10図は情報が異なった速度で送られているテープか
ら再生される際に可動回転ヘッドが記録情報のトラック
と整合せしめられて維持されるように動作する自動ヘッ
ド位置トラッキング方式の機能的ブロック図である。 第11図は本発明のキャプスタンサーボと関連する合成
制御トラック信号発生器の論理図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) ビデオ情報がテープから再生される通常速度ま
    でこの通常速度よりも実質的に小さい予定の速度からテ
    ープの送り速度を変化する時に同期制御トラックロック
    を維持する方法であって、上記ビデオ情報は複数の隔っ
    たフィールド期間の反覆シーケンスの画像情報を含みか
    つ各シーケンスの各隅ったフィールド期間を識別するフ
    ィールド識別情報を含んでおり、テープ上のトラックに
    沿って記録されたビデオ情報が少なくとも1つの回転変
    換ヘッドによって再生される際にテープがテープガイド
    の周りのヘリカル路において送られるようになっており
    、キャプスタンがテープの上記送りを行なわせかつキャ
    プスタンサーボがこのキャブズ々ンル伽1白1−f−1
    +−ス21φ2−誹一方法において、テープから再生さ
    れたフィールド識別情報と複数の隔った基準フィールド
    期間の各反覆シーケンスの各隅った基準フィールド期間
    を識別する基準フィールド識別情報とを比較し、この隔
    った基準フィールド期間は安定な速度で生じかつその反
    覆シーケンスはビデオ情報の隔ったフィールド期間の反
    覆シーケンスに対応するようになっており、上記比較さ
    れたフィールド識別情報がテープから再生されたビデオ
    情報の隔ったフィールド期間と隔った基準フィールド期
    間のシーケンスにおいて生じる対応する隔った基準フィ
    ールド期間との一致を識別時にテープ送りの速度を上記
    予め定めた速度から上記通常の速度に変化するように上
    記キャプスタンを動作せしめ、テープの送りの速度が変
    化せしめられる際に上記キャプスタンの位相を安定な基
    準信号の位相と比較してこれら比較される位相間の位相
    差を表わす誤差信号を発生し、この認芸m昇桑ト詰キャ
    ブズ々ン廿−一目r丸テて上記位相差を減少せしめるこ
    とを特徴とする上記方法。 (2、特許請求の範囲第1項記載の方法において、上記
    回転ヘッドはビデオ情報の上記トラックの長さ方向に対
    して横方向に上記変換ヘッドを偏位するように可動素子
    に装着されており、上記可動素子はヘッドトラッキング
    位置サーボによって制御されてビデオ情報が種々のテー
    プ送り速度で再生される際に上記変換ヘッドをトラック
    に追従させるようになっており、−1二記変換ヘツドを
    継続してビデオ情報の記録トラックに追従させるように
    テープ送り速度の変化の間に上記可動素子を制御すべく
    上記ヘッドトラッキング位置サーボを作動せしめること
    を特徴とする上記方法。 (3)特許請求の範囲第1項記載の方法において、上記
    予め定められた速度は上記通常の速度のほぼ半分よりも
    小さいことを特徴とする上記方法。 (4)特許請求の範囲第1項記載の方法において、上記
    ビデオ情報はNTS’Cカラービデオ情報信号であり、
    上記フィールド識別情報は1つのフレームを形成する2
    つの継続したフィールドの偶数及び奇数フィールドを識
    別する情報からなり、4つのフィールドのシーケンスの
    2つの継続したフレームの偶数及び奇数フレームは複数
    の隔ったフィールド期間の反覆シーケンスを形成するよ
    うになったことを特徴とする上記方法。 (5)特許請求の範囲第1項記載の方法において、上記
    キャプスタンは隔った基準フィールド期間のシーケンス
    の特定の基準フィールド期間に関して一致が生じる時に
    テープ送りの速度を変化するように動作せしめられるこ
    とを特徴とする上記方法。 (6) 特許請求の範囲第5項記載の方法において、上
    記ビデオ情報はN T S Cカラービデオ情報信号で
    あり、複数の隔ったフィールド期間の上記反覆シーケン
    スは4つの継続したフィールドからなることを特徴とす
    る上記方法。 (力 特許請求の範囲第5項記載の方法において、上記
    ビデオ情報はPALカラービデオ情報信号であり、複数
    の隔ったフィールドの上記反覆シーケンスは8つの継続
    したフィールドからなることを特徴とする上記方法。 (8) テープに対して情報を転送するための変換器に
    関して予め定められた位置に位置決めされたテープに沿
    って長さ方向に記録された制御トラック転移でビデオテ
    ープ記録及び再生装置にあってテープの送りを停止する
    ための方法であり、この装置の動作は安定した速度で繰
    返す複数の隔離した基準フィールド期間のシーケンスを
    識別する基準フィールド識別信号を含む基準信号に従っ
    て制御され、かつテープの送りはキャプスタンサーボに
    よって制御されるキャプスタンによって行なわれるよう
    になった方法において、停止命令を発生しテープの送り
    を停止せしめること、上記停止命令の発生に続く基準フ
    ィールド期間の予め定められた1つの発生に応じてテー
    プの送りを停止するまで減速すること、テープの送りの
    上記減速の間に上記キャプスタンの位相を安定な基準信
    号の位相と比較すること、テープの送りが上記制御トラ
    ック転移を上記予め定められた位置にするように減速せ
    しめられかつ停止せしめられる際に上記比較された信号
    間の位相差を減少するように上記キャプスタンサーボを
    この位相差に従って制御すること、からなることを特徴
    とする上記方法。 (9) ビデオ情報がテープから再生される通常の速度
    まで予め定められた速度からテープの送り速度を変化す
    る時に上記制御トラックロックを維持するための装置に
    おいて、この予め定められた速度は上記通常の速度より
    も実質的に小さく、上記ビデオ情報は反覆シーケンスの
    画像情報と各シーケンスの各隔離したフィールド期間を
    識別するフィールド識別情報とを含んでおり、テープの
    トラックに沿って記録されたビデオ情報が少なくとも1
    つの回転変換ヘッドによって再生される際にテープがテ
    ープガイドの周りのヘリカル路に沿って送られるように
    なっており、キャプスタンがテープの送りを行なわせる
    ようになった装置において、テープから再生されたビデ
    オ情報に含まれている上記フィールド識別情報と複数の
    隔離した基準フィールド期間の繰返しシーケンスの隔離
    した基準フィールド期間を識別する対応基準フィールド
    識別情報とを比較しかつ上記比較されるフィールド識別
    情報がテープから再生されるビデオ情報の隔離したフィ
    ールド期間と隔離した基準フィールド期間のシーケンス
    で生じる対応隔離基準フィールド期間との一致を識別す
    る時に整合信号を発生する手段と、上記整合信号の発生
    に応じてテープの通常の送り速度に対応する速度までキ
    ャプスタンを駆動するための手段と、上記キャプスタン
    の位相と安定な基準信号の位相とを比較しこれら比較位
    相間の差を表わす誤差信号を発生するための手段と、上
    記誤差信号に応じて上記キャプスタンの駆動を調節しこ
    の位相差を減少するための手段とからなることを特徴と
    する上記装置。 (10)特許請求の範囲第9項記載の装置において、上
    記回転ヘッドは可動素子に装着されてビデオ情報のトラ
    ックの長さ方向に対して横方向にこの変換ヘッドが偏移
    せしめられ、この変換ヘッドがビデオ情報の記録トラッ
    クを継続して追従しつるようにテープ送り速度の変化の
    間上記可動素子を制御するための手段を更に含んだこと
    を特徴とする上記装置。 (11)特許請求の範囲第9項記載の装置において、上
    記予め定められた速度は上記通常速度の約半分より小で
    あることを特徴とする1ニ記装置。 (12、特許請求の範囲第9頂記戦の装置において、上
    記比較手段は多ビット二進比較器からなり、上記フィー
    ルド識別情報は上記比較器の1つの入力に与えられる第
    1の二進信号であり、上記基準ビデオフィールド識別情
    報は上記比較器の第2の入力に与えられる第2の二進信
    号であり、」1記比較器は上記2つの二進信号が同じ二
    進値を表わすことに応じて整合信号を与えることを特徴
    とする上記装置。 (13)特許請求の範囲第9項記載の装置において、ク
    ロック入力と信号入力を備えたフリップフロップが設け
    られ、上記クロック入力は上記整合信号を受けるように
    接続されかつ上記信号入力は速度変化命令信号を受ける
    ように接続されており、上記フリップ70ツブは上記整
    合信号によってクロッキングされる時にキャプスタン駆
    動手段を活性化するように」1記速度変化命令を関連付
    けられることを特徴とする上記装置。 (14)テープに関して情報を転送するための変換器に
    対して予め定められた位置に置かれテープに沿って長さ
    方向に記録された制御トラック転移でビデオテープ記録
    及び再生装置においてテープの送りを停止するための装
    置であり、上記記録及び再生装置の動作は安定な321
    度で反覆する複数の隔離した基準フィールド期間のシー
    ケンスを識別する基準フィールド識別信号を含んだ基準
    信号に従って制御され、テープの送りはキャプスタンに
    よって行なわれるような装置において、停止指令に応じ
    て停止するようにテープの送りを減速するための手段と
    、テープの送りの減速時の間上記キャプスタンの位相と
    安定な基準信号の位相とを比較し位相差を表わす誤差信
    号を発生するための手段と、テープの送りが上記制御ト
    ラック転移を上記予め定められた位置に置くように減速
    されかつ停止せしめられる際に上記誤差信号に従って上
    記キャプスタンを制御するための手段とを備えたことを
    特徴とする上記装置。 (15)・テープから′ビデオ情報を再生するための回
    転ヘッドの名目回転平面に関して予め定められた位置で
    テープに沿って長さ方向に記録された制御トラック転移
    でビデオテープ記録及び再生装置においてテープを位置
    決めするための装置であり、上記回転ヘッドはビデオ情
    報が上記制御トラック転移に関し°:同期して記録され
    るトラックの長さ方向に対して横方向にヘッドを偏位す
    るように可動素子上に装着されており、この可動素子は
    ビデオ情報がテープ送りの停止時に再生される際に上記
    ヘッドをトラックに追従させるようにヘッドトラッキン
    グ位置サーボによって制御され、記録されているビデオ
    情報は上記回転ヘッドによってテープから再生される同
    期信号を含むようになった装置において、停止命令に応
    じてテープの送りを停止するための手段と、テープが停
    止せしめられた後の選択された同期信号と基準タイミン
    グ信号との再生に応じて上記選択された同期信号の位相
    誤差を表わす誤差信号を発生するための手段と、上記誤
    差信号に応じてテープ送り駆動信号を発生し指示された
    位相誤差を減少するような距離及び方向でテープの移動
    を行なわせるための手段とを備えたことを特徴とする上
    記装置。 (16)特許請求の範囲第15項記載の装置において、
    上記誤差信号は上記位相誤差の大きさとその大きさ及び
    方向を示す符号を有しており上記テープ送り駆動信号発
    生手段は積分された出力信号を発生するように上記誤差
    信号を積分するための手段と、こめ積分出力信号と正の
    基準レベルとを比較しかつ第1の信号を上記積分手段に
    与えて、上記積分出力の大きさがこの正の基準レベルを
    越えると上記積分出力信号の大きさを減少するための手
    段と、上記積分出力信号と負の基準レベルとを比較しか
    つ第2の信号を上記積分手段に与えて、上記積分出力信
    号の大きさが上記角の基準レベルを越えると上記積分出
    力信号の大きさを減少するための手段と、上記出力され
    た第1及び第2の信号に従ってパルス駆動信号及び駆動
    方向信号を発生し上記支持された位相誤差を減少するよ
    うに減少するような上記方向の移動を行なわせるための
    手段とを備えたことを特徴とする上記装置。 (17)周期的に生起する期間を識別するシステム基準
    タイミング信号に従ってテープの送り速度を選択された
    速度まで変化するための装置であり、上記テープは情報
    信号を記録して有し、この情報信号は上記システム基準
    タイミング信号によって定められた周期的に生起する期
    間に対応する周期的に生起する期間を識別するタイミン
    グ成分を含んでおり、それからテープ送り速度が決定さ
    れるようになっており、かつ回転磁気ヘッドが記録情報
    信号を再生するための位置に上記走行せしめられている
    テープに対して位置決めされているような装置において
    、上記システム基準タイミング信号の識別可能な期間と
    上記再生情報信号に含まれた上記タイミング成分の対応
    する識別可能な期間との間の選択された時間関係を検出
    し命令信号を発生するための手段と、上記命令信号に応
    じてテープの送り速度を制御し、テープ送り速度が速度
    変化期間の開速度変化期間の終了時での上記再生ヘッド
    の残留偏位に対して調節されたような速度変化に対する
    選択された速度で送られているテープのものに等しい上
    記速度変化期間の終了でのテープの偏位となるような速
    度で変化せしめられるようにする手段とを具備したこと
    を特徴とする上記装置。 (18)特許請求の範囲第17項記載の装置において、
    上記速度変化期間の間での上記情報信号タイミング成分
    と上記基準タイミング信号との間の期間の差に等しい数
    を保持するための手段を具備しており、上記速度制御手
    段はテープが上記選択された速度にある時にかつ上記差
    保持手段によって維持された上記数は0である時に上記
    速度変化期間を終了するように動作することを特徴とす
    る」1記装置。 (19)特許請求の範囲第17項記載の装置において、
    上記命令信号の発生時でのテープの初期送り速度は上記
    選択された速度よりも小さくなっており、かつ上記速度
    制御手段は上記速度変化期間の間上記選択された速度よ
    りも大きな値にテープ速度を増加するだめの手段を含ん
    だことを特徴とする上記装置。 (2(υ 特許請求の範囲第19項記載の装置において
    、上記初期速度は0であることを特徴とする上記装置。 (2、特許請求の範囲第17項記載の装置において、上
    記命令信号の発生時でのテープの初期送り速度は上記選
    択された速度よりも大であり、かつ上記速度制御手段は
    上記速度変化期間の間上記選択された速度よりも小さな
    値にテープ速度を減少するだめの手段を含んだことを特
    徴とする上記装置。 (2、特許請求の範囲第17項記載の装置において、上
    記命令信号の発生時でのテープの初期送り速バ(は上記
    選択された速度方向とは逆方向であり、上記速度制御手
    段は上記速度変化期間の間上記選択された速度の方向に
    等しくかつ大きさが大きな値までテープ送り速度を変化
    するための手段を含んだことを特徴とする−に記装置。 (2、特許請求の範囲第17項記載の装置においてテー
    プの上記初期速度は0でない速度から0の速度に減少せ
    しめられ、上記記録情報信号の選択されたものと上記回
    転磁気ヘッドとの整合のためのO速度にテープの位置を
    調節するための手段を含んだことを特徴とする上記装置
    。 (24)周期的に生起する期間を識別するシステム基準
    タイミング信号に従って選択された速度にテープの送り
    速度を変化するための装置であり、上記基準タイミング
    信号に関してテープに記録された情報の再生の速度を表
    わすシステムタイミング信号を発生するようになってお
    り、このシステム、タイミング信号は上記システム基準
    タイミング信号によって定められた周期的に生起する期
    間に対応する周期的に生起する期間を識別するようにな
    っており、それからテープ送り速度が定められ、かつ回
    転磁気ヘッドが記録情報信号を再生するため送られてい
    るテープに関する位置に位置決めさねているような装置
    itにおいて、速度変化命令信号に応じてテープの送り
    速度を制御 :し、上記テープ送り速度が速度変化期間
    の間この速度変化期間の終了での再生ヘッドの残留偏位
    に対して調節されるような上記速度変化期間と上記速度
    変化との積に比例する上記速度変化期間の終了でのテー
    プの偏位となるような速度で変化せしめられるようにす
    るための手段と、上記速度変化を終了するように上記選
    択された速度に上記テープ送りが到達することに応じる
    手段とを具備したことを特徴とする上記装置。
JP59132858A 1983-09-16 1984-06-27 高速サ−ボロツク能力を有する回転ヘツドテ−プ送り装置用サ−ボ方式 Pending JPS6077584A (ja)

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