JPS6076204A - 遊星式傾斜ロ−ル型圧延機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば厚壁の中空インゴットから管を圧延す
るためにインゴット、ビレット又は７二？し 棒材の横断面を減面する遊星式傾斜型圧延機に関する。

中実横断面を減面するための公知の遊星式傾斜ロール型
圧延機では、圧延材の通過全可能にする中空軸に、駆動
されるロール保持体が設けられていて、このロール保持
体は、圧延軸線に対して傾けられていて互いに１２００
だけずらされて配置されていて駆動される円錐形の３つ
の傾斜ロールを有している。これらの傾斜ロールは、そ
の延長線が互いに等しい僅かな間隔をおいて圧延軸線と
交差するように圧延軸線に対して方向付けられている。

互だ傾斜ロールには、傾斜ロールの軸を軸方向において
移動させるロール間隙調節装置が配属されている。圧延
軸線を中心にして回転する遊星歯車は太陽歯車と噛み合
っている。

このような遊星式傾斜ロール型圧延機を用いて中実横断
面を有する圧延材だけでなく厚壁の中空インボラトラも
管に圧延するために、傾斜ロールは、ロール幅にわたっ
て種種様様でなくてはならない特殊な孔型ないしは形状
全必要とする。つ１り圧延材の変形時には傾斜ロールの
幅にわたって種種異なった摩擦値が生じる。これらの摩
擦値は例えば引込み区域において滑らないロール表面を
必要とし、これに対して減面区域から平滑区域への移行
範囲及び平滑区域自体においてはロール表面は可能な限
り滑らかであることが望Ｉしい。これに加えて、種種異
なった圧延材料、種種異なった横断面寸法を有する中空
インゴット及び圧延された製品に最終的に望ぼれている
種種異なった横断′面はその都度相応に構成された傾斜
ロールを必要とする。

つ１り種種異なった構成の多数の傾斜ロールを準備して
おかなくてはいけない理由は、中実の圧延材用の遊星式
傾斜ロール型圧延機が規定の最終横断面のための完成し
たロールスタンドとして形成されていて、中空ブロック
から管への圧延のためにはこれまで実際に用いられ得な
かったことにあると思われる。

本発明の課題は、中実のブロックがら中実の仕上げ横断
面を圧延するだけでなく中空ブロックから種種異なった
仕上げ寸法を有する管をも圧延することができるにもか
かわ５らず、そのために相応に多数の種種異なって構成
された傾斜ロール全準備する必要のない遊星式傾斜ロー
ル型圧延＝Ｘ提供することである。

この課題を解決するために本発明の構成では。

冒頭に述べた形式の遊星式傾斜ロール型圧延機において
、各傾斜ロールが、力接続及び形状接続によって互いに
解離可能に結合された少なくとも２つのロール部分から
成っているようにした。

傾斜ロールを本発明のように複数のロール部分から組み
立てることによって、複数のロール部分から種種異なっ
た構成の多数の傾斜ロールを組み合でることができるよ
うになり、この結果相応に多数の完成した傾斜ロールを
準備する必要はなくなる。

本発明の実施態様によれば、各傾斜ロールが、１グルー
プのロール部分のうちのいずれか１つのロール部分と交
換可能である少なくとも１つのロール部分を有している
。

このように構成されていると例えば、引込み区域に配属
されたロール部分を選択的に、移行区域及び平滑区域に
配属されかつその都度の必要条件に応じたロール部分の
いずれか１つと組み合わせることができる。すなわち必
要条件が変わった場合にも公知の一体に構成された傾斜
ロールとは異なり、個個の傾斜ロール全体を完全に交換
する必要はない。

種種様様な傾斜ロール葡得るために本発明の別の実姉態
様によれば、傾斜ロールは、孔型及び（又は）材料の点
で互いに異なっている複数のロール部分から組み立てる
ことができる。

これによって、比較的僅かな費用しかかからな−ので規
定の傾斜ロールの適性をテストするために傾斜ロールの
ロール部分を例えば旋削によって改造することができる
。この場合、望互れた効果が選択された形状又はその都
度の材料によって極めて僅かしか又は１つたく得られな
いということが実際の使用において判明したとしても、
傾斜ロール全体が使用不能になることはない。

本発明のさらに別の実施態様によれば、傾斜ロールが、
形状及び材料の点で互いに異なっている１グループのロ
ール部分と別のグループのロール部分とから組み立てら
れている。

このようになっていると複数のロール部分グループから
、グループに１とめられた複数のロール部分を数倍上回
る種種様様な多数の傾斜ロールを組み立てることができ
る。

１つの傾斜ロールに組み立てられるロール部分を半径方
向においてカ接続するために、本発明の実施態様によれ
ば１グループのロール部分に同心的にビンが一体成形さ
れていて、該ビンに対応する中ぐ９部か別のグループの
ロール部分に同心的に設けられている。

組み立てられるロール部分を接線方向において力接続す
るために、本発明の実施態様によれば、ビンないしは中
ぐり部の直径によって規定されろ部分円に、各１つの円
筒形の連行体を受容する複数の孔が設けられている。

さらに軸方向において２つのロール部分のカ接続を保証
丁ゐためには、ねじボルトが一方のロール部分の同心的
な孔盆貫いて案内されて他方のロール部分の同心的なね
じ山付孔にねじ込ｌれている。

本発明による遊星式傾斜ロール型圧延機の主な利点は以
下に述べることである：すなわち、孔型を変える必要が
ある場合又は１区域において過度の摩耗が生じた場合に
も傾斜ロール組全体をスクラップにする必要がなく、後
加工も傾斜ロール全体に施す必要がなく、当該区域のロ
ール部分に制限することができる。

傾斜ロールを簡単に改造できることによって。

付加的な費用をかけることなしに極めて種種様様に構成
された傾斜ロールを使用することができ、この場合特に
孔型設計に注目することができる。最終製品に圧延され
る材料の、圧延工程後に必要な変形は、傾斜ロールの最
適な孔型設計によって狭い範囲内に保つことができる。

特別な利点としては次のことが挙げられる。

すなわち、１つの傾斜ロールを異なった材料より成る複
数のロール部分から組み立てることができるので、区域
に特有の種種異なった要求を考慮することが可能である
。この利点は特に、ロール孔型に沿つｆＪ：、変形が、
一定の耐摩耗性の考慮下で種種異なった材料に−よって
のみ得られる種種異なった摩擦１１Ｍをロール表面にお
いて必要とするような場合に、大きな意味がある。

結局、種種異なった材料のロール部分から傾斜ロールを
組み立てるこ七は、変形すべき材料への材料及び寸法の
適合が孔型の部分範囲例えば平滑区域の範囲及び減面区
域から平滑区域への移行範囲における変車なる変化を必
要とする場合に、大きな意味がある。

次に図面につき本発明の詳細な説明する。

傾斜ロールは主として、円錐形の減面区域Ａにわたって
延びているロール部分１と、移行範囲を形成する肩区域
Ｂ及び該肩区域に続く平滑区域Ｃにわたって延びている
ロール部分２とから成っている。

ロール部分１の有効表面は、このロール部分１において
変形作業の大部分を行なうことが望ぼれているので、図
面からはわからないが粗面として形成されている。これ
に対して圧延された最終横断面の寸法安定性を長い使用
時間にわたって保証するために、ロール部分２には高い
耐摩耗性が望１れるので、平滑区域Ｃにわたつて有効な
ロール区分２はロール部分ｌとは異なり比較的滑らかな
表面を有している。

ロール部分１とロール部分２との間の形状及び力接続的
な結合は、ロール部分１が同心的な中ぐり部３を有して
いて、この中ぐり部３にロール部分２の、相応な寸法の
同心的なビン４が遊びなしに嵌め込″ｆ、ｆＬでいるこ
とによって達成されている。複数の円筒形の孔５が嵌合
部にわたって分配されていて、円筒形の連行体６を有し
ている。最終的にロール部分１及び２は、ロール部分１
に設けられた同心的な孔８ｆ：貫通してロール部分２の
同心的なねじ山付孔９にねじ込ぼれるねしボルト７によ
ってテとめらむる。

これによってロール部分１とロニル部分２との間におい
て必要なカ接続は半径方向では中ぐ９部３に配設された
ビン４によって、接続方向では孔５に配置された連行体
６によってかつ軸方向では、ねじ山付孔９にねじ込Ｉれ
たねじボルト１ないしは該ねじボルトの接触面によって
達成される。

傾斜ロールの孔型の部分的な変化はつ葦夕必ずしもロー
ル全体の旋削を必要としない。個個の孔型区域に対する
変形技術上種種異なった要求は材料の選択及び孔型の構
成に応じて、傾斜ロールの各ロール部分が最適な孔型全
形成かつｂ最適な材料から製造され得るように満たされ
得る。葦た傾斜ロールのロール部分の調達及び加工は、
従来の一体の傾斜ロールに比べて容易でかつ廉価である
。さらにこの場合全使用範囲のために準備される、遊星
式傾斜ロール型圧延磯の傾斜ロールは比較的僅かな数の
ロール部分を準備しておくだけでよくなる。結局孔型設
計及び材料をＫえるという試みは、誤った試みが強制的
に傾斜ロール全体のスクラップ化を惹起しないので、極
めて廉価に実施することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明による遊星式傾斜ロール型圧延機の３つの
傾斜ロールのうちの１つを部分的に破断して示す概略図
である。 １．２・・・ロール部分、３・・・中ぐり部、４・・・
ビン、５，８・・・孔、６・・・連行体、７・・・ねじ
ボルト−９・・・ねじ山付孔、Ａ・・・減面区域、Ｂ・
・・肩区域、Ｃ・・・平滑区域

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　中空軸を貫いて案内される圧延材の横断面を減面
   する遊星式傾斜ロール型圧延機であって、前記中空軸に
   沿って、駆動されるロール保持体が回転し、該ロール保
   持体が全周にわたって分配された駆動される円錐形の複
   数の傾斜ロールを有していて、該傾斜ロールの延長線が
   互いに等しい僅かな間隔全おいて中空軸と交差している
   形式のものにおいて、各傾斜ロールが、カ接続及び形状
   接続によって互いに解離可能に結合された少なくとも２
   つのロール部分から成っていることを特徴とする遊星式
   傾斜ロール型圧延機。 ２、各傾斜ロールが、１グループのロール部分のうちの
   いずれか１つのロール部分と交換可能である少なくとも
   １つのロール部分を有している特許請求の範囲第１項記
   載の遊星式傾斜ロール型圧延機。 ３．１つの傾斜ロールに組み立てられた複数のロール部
   分がその孔型及び（又は）材料の点で互いに異なってい
   る特許請求の範囲第１項又は第２項記載の遊星式傾斜ロ
   ール型圧延機。 ４、＃４斜ロールが、形状及び材料の点で互いに異なっ
   ている１グループのロール部分と別のグループのロール
   部分とから組み立てられている特許請求の範囲第１項乃
   至第３項のいずれか１項記載の遊星式傾斜ロール型圧延
   機。 ５．１グループのロール部分に同心的にビンが一体成形
   されていて、該ビンに対応する中ぐり部が別のグループ
   のロール部分に同心的に設けられている特許請求の範囲
   第１項乃至第４項のいずれか１項記載の遊星式傾斜ロー
   ル型圧延機。 ６　ビンないしは中ぐり部の直径によって規定される部
   分円に、各１つの円筒形の連行体を常客する複数の孔が
   設けられている特許請求の範囲第１項乃至第５項のいず
   れか１項記載の遊星式傾斜ロール型圧延機。 ７．　傾斜ロールの２つのロール部分が軸方向において
   、一方のロール部分に設けられた同心的な孔を貫いて案
   内されて他方のロール部分に設けられた同心的なねじ山
   付孔にねじ込１れているねじポルトによって１とめられ
   ている特許請求の範囲第１項乃至第６項のいずれか１項
   記載の遊星式傾斜ロール型圧延機。