JPS60741B2 - 油浸漬ヒユーズおよびその製造法 - Google Patents

油浸漬ヒユーズおよびその製造法

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JPS60741B2
JPS60741B2 JP52160980A JP16098077A JPS60741B2 JP S60741 B2 JPS60741 B2 JP S60741B2 JP 52160980 A JP52160980 A JP 52160980A JP 16098077 A JP16098077 A JP 16098077A JP S60741 B2 JPS60741 B2 JP S60741B2
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fuse
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ラツセル・メルビン・ラツク
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H69/00Apparatus or processes for the manufacture of emergency protective devices
    • H01H69/02Manufacture of fuses
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H85/00Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
    • H01H85/02Details
    • H01H85/04Fuses, i.e. expendable parts of the protective device, e.g. cartridges
    • H01H85/05Component parts thereof
    • H01H85/143Electrical contacts; Fastening fusible members to such contacts
    • H01H85/157Ferrule-end contacts

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、油浸濃ヒューズ、詳細には密閉特性を持続
するェポキシ樹脂により密閉した油浸溝ヒューズに関す
る。
従来から知られているように、カートリッジ型ヒューズ
は、両端に環状の溝を備えており、その場合、ヒューズ
の両端をしっかり包囲するためには、重なり合ったつま
りはめ込んだ導電性フェルールを磁気成形(ma劉eめ
rming)あるいは絞り加工(crimp)によって
成形して取付けてもよい。
そのようなヒューズは米国特許第3855563号およ
び第3333336号明細書に開示されている。また米
国特許第3911385号明細書に開示されているよう
に、ヒューズ用のフェルールの端部とヒュ−ズ保護管つ
まり保護体との境界部に適宜形態の密閉材を設けて、周
囲の環境によってヒューズ内部の受ける影響を防止する
ことも知られている。シリコーンゴムのようなシーラン
トがフエルールの端部をェポキシ樹脂被覆ガラスメラミ
ン製ヒューズ本体との間にビード状に設けられる。その
場合のヒューズは屋外用であって、そのためヒューズは
比較的苛酷な環境下にさらされがちである。このような
ビードはヒューズの耐優性を強化するために設けられる
。しかしながら、これらの従来技術は、地下送電システ
ムの一部をなす変圧器にみられるような高温油に浸漬で
きるヒューズとして、フェルールと保護体との間を密封
することについて教えることのないことは明らかである
そのようなシステムの油に対する比較的高い電流および
高い使用温度は、特に高温度変圧器油に対する抵抗性に
関して、公知のヒューズ密封用材料の能力を越えている
。さらに、ヒューズの8同(鼠rrel)にェポキシ樹
脂を適用して密閉しようとしても、チューブに対してフ
ェルールを中心に位置させ「該フェルールとチューブと
の間の境界部のすべての部分の周囲にェボキシ樹脂が均
一に流れるようにすることは困難であることが分かった
。このような困難のため、ェポキシ樹脂が欠乏している
ドライ密閉箇所が生ずるのである。また、室温で液状ェ
ポキシ樹脂を適用してから続いて硬化処理を行なうと、
つまりチューブの温度をほゞ140qoにまで上昇させ
ると、捕捉されたガス(空気)がまだ液状のあるいは豚
状のェポキシ樹脂内で膨張して、内部に噴出路つまり通
気孔を残すことも見し、出された。このような通路つま
り孔は、ヒューズを油中に浸潰した場合に、潜在的な漏
れ領域を形成する。したがって、油浸靖用のヒューズに
使う密閉材であって、比較的高温の変圧器油の環境下で
使用できかつ広い温度範囲にわたって耐油性の密閉能力
を保持するに十分な可操性および付着特性を有するもの
がみつかるならば、それは利益的である。この発明によ
れば、連続した環状の溝を外側表面に設けた長い絶縁性
の中空管状胴体手段、前記溝は該胴体手段の端部の近傍
に長手方向に配置し、前記端部にしっかり配置されて該
端部において前記胴体手段を包囲する第一フェルール手
段、該フェルール手段はそのフェルールの開放端の綾部
に長手方向に近接している連続した内側表面部分を有し
「該内側表面部分は前記溝に対し長手方向に整列してお
り、前記胴体手段の池端のうえにしっかりと配置されて
該他端において前記胴体手段を包囲する第二フェルール
手段、適宜電気的条件下で融解するように、前記第一フ
ェルール手段および前記第二フェルール手段と電気的に
接触して中空の前記胴体手段内に配置した可融性手段、
および前記胴体手段に密着してかつ前記フェル−ル手段
の前記内側表面部分に密着して環状の前記溝内に配置さ
れ、包囲された前記胴体手段の内側部分を該胴体手段が
置かれる油浴の油から密閉する、一4000〜十150
午0の温度範囲で耐油性の付着密閉の効果がある可榛・
性密閉材から成る、油浸贋用ヒューズが与えられる。有
利には、この発明に係るヒューズは環状の溝を設けたヒ
ューズ本体部を含む。
この環状の溝は、フェルールの開放端の縁部の近傍にお
いて、ヒューズパネルの一端と長手方向に整列している
。このフェルールはヒューズ用の前記胴体の前記一端に
はめ込み式で配置されている。環状の溝は、該溝内にェ
ポキシ樹脂が配置し得るようにして、フェルールの縁部
と整列している。このェポキシ樹脂物質の密着特性のた
めに、ヒューズ用の胴体を構成するフィラメント巻ェポ
キシ・ガラスチューブとの、またフェルールを構成する
金属との密閉接合を広い温度範囲にわたって維持できる
。以下、この発明を例として添付図面を参照しながら説
明する。
第1図はヒューズ11用のガラスフィラメント巻チュー
フ、つまりヒューズ用胴体10を示す。
第1図から分かるように、胴体10の底部には2つの環
状の溝12,14が設けられている。これらの溝の半径
は管状の胴体10の長手方向軸(図示せず)に直角であ
る。第1図に示す最も底部にある溝1 2 は磁気成形
(mag船fovmmgprocss)を行なう際に
利用する。第1図に示す上部の溝14は密封処理を行な
う際に利用する。第1図は符号18の位置で磁気成形に
より取り付けられ、符号19の位置で密閉されたヒュー
ズ用フヱルール16を表わす。密閉部分19は適当に硬
化したェポキシ樹脂を使って作られている。油浸薄用ヒ
ューズを密閉するのに適当な樹脂の最も重要な特性の1
つは、硬化した樹脂による密閉部分が高温変圧器油に対
する抵抗性を有することである。エポキシ・ガラスフィ
ラメントチューブから成る胴体10を金属製のフェルー
ル16に接合するのに使用する材料は、いずれも、例え
ば高温油の存在下における小さな重量増加および4・さ
な線状膨張によって示されるように、高温(140qo
)の変圧器油によって影響を受けてはならない。各種の
樹脂系シーラントの各特性を検討すると、無水物硬化型
ェポキシ樹脂系がヒューズ用シーラントとして要求され
る特性のすべてについて最良の特性を与えるものである
ことが分かる。すなわち、高温で強度が保存されるとと
もに高温変圧器油に対し適切な抵抗性を示すものである
。このため、無水物ェポキシから成る密閉用組成物が開
発されており、熱サイクル(一4000ないし十150
℃)を受ける期間中、それらはガラスフィラメント巻チ
ューブから成る胴体10および金属製のフェルール16
の両方に対する密着性を持続するとともに所望の耐油性
を与える。第1図に示すフヱルール16は錫メッキを施
した銅基合金であってもよい。この発明の開発段階にお
いて、そのような錫メッキは、ェポキシ樹脂シーラント
による接着が必要な箇所においてはフェルールから除去
しなければならないことが分かった。また、金属製フヱ
ルール16およびガラスフィラメント巻チューブすなわ
ち胴体10の両方に適当な密着性を示すものであれば適
宜ェポキシ樹脂が使用できることが分かった。−4ぴ0
から十150℃まで変化する熱サイクルを受けるときに
みられる熱応力に対してそのような樹脂は耐えることが
できる。実験の結果分かったことは、胴体10‘こ対す
るフェルール16の磁気成形すなわち取付け操作は必要
な操作であって、さらに、この取付け操作は樹脂密閉材
料をチューブすなわち胴体に適用するに先立って行なわ
なければならない点である。また、同じく実験的に見し
、出されたことは、熱硬化したェポキシ樹脂が、高温変
圧器油による熱応力を受ける場合にも、チューブすなわ
ち胴体10およびフェルール16の両方に対して最良の
密着特性を示すことである。最后に、これも実験的に確
認されたことであるが、チューブ内および磁気成形密閉
部分と液体ェポキシ樹脂密閉部分との間に捕捉された空
気のすべてあるいは少なくともそのかなりの部分は、硬
化温度の下でェポキシ樹脂材料がゲル化する期間中にガ
ス孔が生成する懐向を少なくするために、胴体101こ
ェポキシ樹脂密閉材を適用するに先立って、排除するか
あるいは著しく少なくしなければならない。ここで、第
2図について説明すると、同図には第1図のヒューズ1
1の断面が示されている。
ヒューズ用の胴体10を、断面が矩形で環状の2つの溝
12,14とともに示す。フェルール16はネジを切っ
た突起部24をその軸方向に中心に配置させている。こ
の突起部24は有利には回転用のチャック部材CH‘こ
ネジ込まれていてもよい。このチャック部材CHIこ突
起部24をネジ込むに先立って、フヱルール16を磁気
成形するか、あるいは符号18で示す箇所においてヒュ
ーズ用胴体101こしつかり取り付ける。簡単のために
記号BIO−156−1で示すェポキシ樹脂密閉用組成
物は以下のA〜C部を有するものとして指定される。
A部:ERLA4221 ・・・・・
・10戊部(ユニオンカーバイド社から市販)B部:P
APA …・・・97部(ポ
リアゼラィン酸無水物、ェメリーインダストリーズ社か
ら市販)C部:HHPA ・・
・・・・15部(ヘキサヒドロフタール酸無水物、アル
ファ社から市販)B部を90〜100qoのオーブン内
で溶融させ、これにA部を加え、完全に混合されるまで
2〜5分間燈洋する。
温度はほゞ50〜6ぴ0とすべきである。この澄んだ温
い溶液に、激しく燈拝しつつ、塊になるのを防止するた
めに振りまきながらC部を加える。なめらかなクリーム
状混合物となるまで5〜10分間簿枠を続けるべきであ
る。混合時の温度は6ぴ0ないし70℃を越えてはなら
ない。混合物はこれで使用できる。この時点においてェ
ポキシ樹脂は大気中の湿気に長時間さらしてはならない
。混合物は冷えるにつれて、濁ってきてわずかに硬くな
る。櫨拝しながら50℃と60qCとの間に少し加熱す
ると、通常、クリーム状の混合物に戻る。ヒューズ用チ
ューブ本体の製造: ここでも第2図を参照して説明すれば、ェポキシ・ガラ
スフィラメント巻ヒューズ本体である胴体10は二組の
2つの溝12,14を備えており、それぞれ胴体10の
両端に切削加工によりあるいは他の手段で切除されて作
られている。
一方の溝12は磁気成形されたフヱルール16を符号1
8で示す位置で受け入れるべきである。他の溝14の一
部は、ェボキシ樹脂で密閉されるように、フェルール1
6の縁部16aと整列している。この密閉用の溝14は
、好適具体化例においては、第2図に示すように、フヱ
ルールの縁部16aの下方に、その幅Wの約2/3なし
、し3/4だけ伸びていて、また、第2図に示すように
、フェルールの緑部の上方に、その幅Wの約1′3ない
し1/4だけ伸びているようにすべきである。1個のヒ
ューズにつき1個のフェルール16に、1.58側ない
し0.79肋の通気孔25を設けるべきである。
説明のために、第2図においては突起部24に通気孔2
5を示してある。しかし、実際には、第2図に示すフェ
ルール16は最初に密閉するものであるから、通気孔2
5は反対側のフェルール(図示せず)に設けられている
。フェルール16は、特にその密閉面16bの周囲にお
いて清浄でかつグリースおよび油膜等を全く含まないよ
うにすべきである。鋼製の(メッキされていない)フェ
ルールを使用する場合には、研磨する必要はないが、油
およびグリース膜が存在しないようにすべきである。錫
メッキした鋼製フヱルールを使用する場合、密閉表面1
6bの表面を研磨して錫メッキを除去して基地の銅を露
出させるべきである。前記のェボキシ樹脂は錫に対して
よりも銅に対して著しく改善された密着性を与えること
が見し、出された。ヒューズ密閉操作: ヒューズは可融性リンク20を含むように標準的態様で
絹立てそして固定されるべきである。
石英砂22のような消弧用物質を使用してもよい。この
ようにして構成した砂充填ヒューズは、ヒューズ全体が
約135〜140℃の温度に達するまで、135qo〜
140午Cで1〜2時間炉内加熱すべきである。炉から
取り出した高温ヒューズをチャック部材CHに装着して
、例えば6船PMで回転する。熱気ガン(hotain
狐n)または赤外ランプまたは韓射加熱器等の加熱空気
源HSを所定位置に配置してフェルール16の温度を1
35〜140℃の間に維持する。炉からヒューズを取り
出してから1分間程度以内に、前述のヱポキシ樹脂混合
物を、サイズ16の針Nをつけた注入器日から徐々に注
入して、第2図に示すようにフェルール16とチユ−ブ
の溝14との間の領域を充填すべきである。樹脂の注入
が速やすぎて密閉部分に液体ロックが生成しないように
注意しなければならない。液体ロックが起こると、加熱
膨張空気が密閉部分と例えば磁気成形されたフェルール
との間の領域から適当に排出されなくなり、さらには樹
脂物質が溝14の一部に流れ込まなくなってその部分の
充填が行なわれなくなる。なお、密閉されるべき第一フ
ェルールに対する密閉操作によって形成される密閉部分
は、この段階ではヒューズパネルの他端が大気に運通し
ているために、ガス圧を受けることが余りないというこ
とに注目すべきである。これが、最後に密閉されるフェ
ルールの突起部24に通気孔25を設けることの理由で
ある。樹脂は前述の液体ロックの形成をさげるためにゆ
っくりとしかも間欠的に添加すべきである。密閉材料を
溝14に完全に充填するのには、密閉されるヒューズの
寸法に応じて1分間あるいは場合によっては2分間だけ
必要とすべきである。加熱空気源HSをこの段階で使用
して、適宜場所に135qo〜14ぴ0の一定温度を維
持する。溝14を密閉用ェポキシ樹脂で十分に充填して
しまってからも、熱気ガン等の加熱空気源HSによる加
熱を135℃ないし140℃でさらに4分間あるいは5
分間続け、その間60RPMでヒューズを回転させてェ
ポキシ樹脂のゲル化を開始させる。第一フェルールに設
けたこの密閉部分26を構成するェポキシ樹脂がゲル化
してから、反対側のフェルールのネジを切った突起部2
4をチャック部材CHに装着してL熱気ガン等の加熱空
気源HSによってほゞ11′2分間あるいはフヱルール
1 6がほゞ135〜140午0になるまで予備加熱す
べきである。次いで、ェポキシ樹脂の注入およびゲル化
を前述のようにして繰り返えす。両方のフェルール16
を符号19および26で示す箇所においてヱボキシ樹脂
で密閉し、ゲル化させてしまってから、ヒューズ全体を
炉内で4〜6時間、135〜140ooの温度で加熱し
上記樹脂の硬化を完了させるべきである。ここで、通気
孔(第2図では符号25で示す)を有しないフェルール
を先きに説明した方法でまず最初に密閉すべきであるこ
とを億し、出すことは重要である。ヒューズ全体、特に
フェルール16は密閉操作の期間中13ぷ0〜140q
oに維持すべきである。以上の操作が終ってから、通気
孔23は有効なロウ付けまたは溶接法によって密封して
もよい。ここで注目すべき重要な点は、この発明の方法
に関連して思い出された重要な特徴がヒューズ全体をェ
ポキシ樹脂の硬化温度にほゞ等しい温度に予備加熱する
ことである。
第2図を参照することによって分かる点は、硬化した密
閉部分26が、有害な影響が起こることのあるヒューズ
用胴体10の中心領域に対して、このヒューズ用胴体1
0の外側からの油漏れを効果的に防止することである。
実験により見い出された点は、加熱硬化したェポキシ系
樹脂が、すでに述べたように、密着性の点で最良のもの
であったことである。しかし、ヒューズがほゞ13yo
〜14ぴ0である硬化温度に加熱されたとき、石英砂2
2、またはチューブそれ自身の胴体10、または磁気成
形部分18の領域に捕捉された空気がすべてあるいは単
独で硬化性の密閉部分2bからのガス排出に寄与して、
ヒューズの望ましい作動に有害である漏れ孔を与える。
したがって、ヒューズを予め加熱してガス放出平衡を達
成しておくことが望ましいことが分かった。ェポキシ樹
脂のほゞ硬化温度にまでヒューズを炉中で予備加熱する
のはこのためである。結局発生しそうなガスはすべてこ
の段階で平衡状態に達してしまい、そのため、密閉材料
を溝14の領域に注入する場合に、ゲル化する密閉部分
2bに、前述のようなガス孔を生成させるような圧力差
が生じることがない状態で、前記密閉材料の注入ができ
る。ここで第3図について説明すると、同図にはこの発
明の別の具体化例に示されている。
この場合、ヒューズー耳′のヒューズ用胴体1川ま図示
の一端には1つだけの環状の溝12を備えている。磁気
成形法をフェルール16Aに対して行なって該フェルー
ル16Aをヒューズ本体である胴体10‘こしつかりと
取り付ける。フヱルール16Aの開放端は緑部28にお
いて拡げられていて、ェポキシ樹脂物質を受け入れる適
当な収容空間を与え、第3図に示すように、ここに密閉
部分26Aを形成する。チューブの加熱、ェポキシ樹脂
物質の適用および硬化の方法は第2図の具体化例に関し
て説明したものと本質的に同じである。図面に示す具体
化例に関して理解すべき点は、矩形断面に成形した環状
の溝14は不可欠ではないということである。しかし、
角度をもった形状の溝を作るのにある種の切削工具が最
もよく利用される限りもこおいて、そのような形状の溝
を設けることが有利である。また、磁気成形法も制限的
でないことも理解すべきである。この発明の別の具体化
例にあっては他のフェルール取付け法を利用してもよい
。チューブ胴体10はフィラメント巻ガラス・ェポキシ
材料から好ましくは作られるものとして説明してきたが
、フィラメント巻ガラスェポキシ材料と同様な仕方で、
これまで説明してまた操作に対して作用するのであれば
、他の種類の適宜電気絶縁性材料(例えばガラスメラミ
ン)についてもこれを排除するものではない。この発明
の具体化例に関連して示された装置は多くの利益を有す
る。1つの利益は、ェポキシ樹脂材料の密着性密閉部分
が、油裕中に浸潰されながら150午○の温度にもなる
ことのある油浸薄用ヒューズに利用できるという事実に
ある。
かかるヒューズは「 この発明に従って構成されること
によって、広い温度範囲にわたって可榛性を呈しかつ耐
油性を示す密閉部を保持する。このことは、フェルール
の内側環状表面に対するまたガラスメラミンあるいは繊
維ガラス巻チューブ胴体101こ対するェポキシ樹脂材
料の密着性を考慮した場合に特にそうである。これまで
説明してきた方法により作られるヒューズの利益は、そ
のヒューズが油浸債法を利用した地下送電システムに利
用できることである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、説明のために一端のフェルールを取り去った
油抵抗性ヒューズの斜視図:第2図は、密閉操作を行な
っているときの、一部破壊してそして一部断面で示す、
第1図の油抵抗性ヒューズの立面図;および第3図は、
別の密閉操作によって作られた、−−部断面でそして一
部破壊して示す、第1図に示すと同様のヒューズの立面
図である。 10:胴体、11:ヒューズ、12,14:溝、16:
フェルール、20:可融性リンク、22:石英砂、CH
:チャック部材、HS:加熱空気源、H:注入器。 FIG.l FIG.2 FIG.3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一端の長手方向近傍の外表面上に連続した環状の溝
    を有する長い絶縁性の中空管状胴装置、開放端の縁部に
    長手方向に近接して連続した内表面部分を有し、該内表
    面部分は前記溝に対し長手方向に整列し、前記一端に固
    着されて該一端において前記胴装置を包囲する第一フエ
    ルール装置、前記胴装置の他端に固着されて該他端にお
    いて前記胴装置を包囲する第二フエルール装置、前記第
    一フエルール装置、および前記第二フエルール装置に電
    気的に接触して中空の前記胴装置内に配置され、適当な
    電気的条件下で溶融する可融性装置、および前記胴装置
    に密着してかつ前記フエルール装置の前記内表面部分に
    密着して環状の前記溝内に配置され、包囲された前記胴
    装置の内部を該胴装置が置かれる油浴の油に対して密閉
    する、−40℃乃至+150℃の温度範囲で耐油性付着
    密閉の効果を有する可撓性密閉材から成る、油浸漬ヒユ
    ーズ。 2 前記溝が矩形断面を有する特許請求の範囲第1項記
    載の油浸漬ヒユーズ。 3 前記第一フエルール装置および第二フエルール装置
    の前記内表面部分を銅材料で構成した特許請求の範囲第
    1項または第2項記載の油浸漬ヒユーズ。 4 前記密閉材が硬化エポキシ樹脂を含む特許請求の範
    囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の油浸漬ヒユー
    ズ。 5 前記第一フエルール装置の前記開放端が、前記胴装
    置の前記端部に固着されて該端部において該胴装置を包
    囲する、外側に拡がったフレアー部を有し、前記密閉材
    が前記第一フエルール装置の前記フレアー部と前記胴装
    置との間に配置されて該胴装置に密着しかつ該第一フエ
    ルール装置の該フレアー部の内表面に付着して、包囲さ
    れた該胴装置の内部を密閉する特許請求の範囲第1項な
    いし第4項のいずれかに記載の油浸漬ヒユーズ。 6 中空管状の電気絶縁性胴の一端領域外周に連続した
    環状の第一溝を形成する工程、前記胴の他端領域外周に
    連続した環状の第二溝を形成する工程、前記一端領域に
    第一ヒユーズフエルールを固着して該第一フエルールの
    縁部を前記第一溝と整列させる工程、前記他端領域に第
    二ヒユーズフエルールを固着して該第二フエルールの縁
    部を前記第二溝と整列させる工程、こうして得られた組
    立体を予め選んだエポキシ樹脂材料の硬化温度まで加熱
    し、該温度への加熱による該組立体の物質からのガス発
    生が実質上終了するまで加熱を続ける工程、前記硬化温
    度において環状の前記第一溝の前記領域および環状の前
    記第二溝の前記領域に前記エポキシ樹脂を適用して、環
    状の前記第一溝と前記第一フエルールとの間の領域を実
    質上充填し、かつ環状の前記第二溝と前記第二フエルー
    ルとの間との領域を実質上充填する工程、および前記硬
    化温度で前記エポキシ樹脂を硬化させて環状の前記第一
    溝および第二溝に可撓性密閉部分を形成する工程を備え
    た油浸漬ヒユーズの製造法。 7 前記第一フエルールおよび第二フエルールの位置決
    めのために、前記胴の一端または両端にさらに別の環状
    溝を設ける工程を備えた特許請求の範囲第6項に記載の
    油浸漬ヒユーズの製造法。 8 前記第二フエルール通気孔を設け、前記エポキシ樹
    脂が硬化してから該通気孔を密封する特許請求の範囲第
    6項または第7項記載の油浸漬ヒユーズの製造法。 9 前記第一フエルールの開放端を外側に拡げる工程、
    前記第二フエルールの開放端を外側に拡げる工程、中空
    の前記胴の一端領域に前記第一フエルールを固着する工
    程、中空の該胴の他端領域に前記第二フエルールを固着
    する工程、前記組立体を予め選んだエポキシ樹脂材料の
    硬化温度まで加熱し、該温度への加熱による該組立体の
    材料からのガス発生が実質上終了するまで加熱を続ける
    工程、前記第一フエルールのフレアー部と前記胴との間
    の空間、および前記第二フエルールのフレアー部と前記
    胴との間の空間に前記硬化温度において前記エポキシ樹
    脂を適用して該空間を未硬化エポキシ樹脂で実質上充填
    する工程、および該エポキシ樹脂を前記硬化温度で硬化
    させて可撓性密閉部分を形成する工程を備えた特許請求
    の範囲第6項に記載の油浸漬ヒユーズの製造方法。 10 フレアー部を設けた前記第二フエルールに絶縁性
    の前記胴からのガスを排出するための通気孔を設け、該
    胴からのガスの発生が終了してから該通気孔を密封する
    特許請求の範囲第9項に記載の油浸漬ヒユーズの製造法
    。 11 前記第一フエルールおよび第二フエルールを磁気
    成形する工程を備えた特許請求の範囲第6項ないし第1
    0項のいずれかに記載の油浸漬ヒユーズの製造法。
JP52160980A 1976-12-30 1977-12-29 油浸漬ヒユーズおよびその製造法 Expired JPS60741B2 (ja)

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