JPS6073978A - 自動車用ドアの施錠・解錠装置 - Google Patents

自動車用ドアの施錠・解錠装置

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JPS6073978A
JPS6073978A JP58182307A JP18230783A JPS6073978A JP S6073978 A JPS6073978 A JP S6073978A JP 58182307 A JP58182307 A JP 58182307A JP 18230783 A JP18230783 A JP 18230783A JP S6073978 A JPS6073978 A JP S6073978A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は自動車におけるドアのドア・ロックの独立の
施錠又は解錠が行えるほか運転席からの一斉施錠および
一斉解錠の四重操作が行える自動車用ドアの施錠・解錠
装置に関する。
従来、自動車用ドアにおいてドア・ロックの一斉施錠お
よび一斉解錠が行える自動車用ドアの施錠・解錠装置に
は例えば特開昭52−115017号公報(以下前者と
いう)、および特公昭55−45109号公報(以下後
者という)に示すように幾つかある。このうち前者を第
1図乃至第4図に従い簡略に説明すると、駆動用のモー
タa、このモータaのモータ・シャフトalの回転速度
を減速させる減速機C1この減速機Cに切離自在に係止
されて前記モータaの回転を受動して駆動される出力ロ
ソドdと、この出力ロットdを中立位置に維持するよう
にばね附勢するために前記出力ロソドdの左右に各々捲
回されたリターン・スプリングe1 、e2とから形成
され車体内部に設けられたアクチュエータfと、このア
クチュエータfの数個の出力ロットgl tg25g3
 yg4と数個のドアの各々のドア・ロック機構部h1
 。
h2 ph3 +114内に設定された空転、操作可能
な遠隔、操作用の錠レバー(図示せず)に多節リンク等
の連結部材を介して連結された可撓性を有するケーブル
jと、施錠および解錠を運転席から行うための操作スイ
ッチにと、この操作スイッチkからの信号を制御して前
記アクチュエータfのモータaを正転又は逆転させる制
御ボックスβとから構成される。
そして前者は操作スイッチkを施錠又は解錠に操作する
と、操作スイッチkがら制御ボックスlを介して送られ
て来る信号によりモータaは正転又は逆転される。この
ようにモータaが正転又は逆転されると、この正転又は
逆転運動が減速機cを介して、この減速機Cに接離自在
に係合される作動カムmに伝達されるため、出力ロット
dはり、ターン・スプリングel、e2弾発力を受けな
がら揺動される。そしてこの揺動を可撓性を有するケー
ブルjに伝達し、ドア・ロック機構部り工 。
h2.h3.h4を作動させて1つの操作スイッチにで
各ドアの各々のドア・ロック機構部hl 。
h2.h3.h4のドア・ロックの一斉施錠を行うと共
に出力ロットdが作動カムmによって減速機Cと切離さ
れるのでモータaの回転を直線運動に受動しなくなる。
之により、リターン・スプリングelse2のばね附勢
により出力ロットdが中立位置に復帰し、ドア・ロック
の一斉解錠を行うようにしたものである。
しかしながら上記従来の施錠・解錠装置ではアクチュエ
ータfの出方ロットdの作動量をケーブルjにより伝達
し、各ドア・ロック機構部り宜 。
h2vh3 Hh4のドアロック操作ノブ(図示せず)
が中立位置にある時のみ、各ドアの該ノブによる単独の
施錠又は解錠を行えるようにしている為、アクチュエー
タfの出方ロッドdの作動中立点と錠レバーの中立位置
は當に相対的に同一位置関係になる構造上の制約がある
。ところがケーブルjは可撓性を有するが伸縮性のない
材料で形成されていても、内部のインナーケーブルj1
の外形と外筒j2の内径とのクリアランスは製作上及び
作動上、不可欠である。従ってアクチュエータfの出力
ロットdの作動がケーブルjの外筒j2に対して引張り
の状態では問題がないが、押込みの状態ではケーブルj
の外筒j2の内面及びインナーケーブルj rの外面と
の摩擦及び撓みのためストローク・ロスを生ずるのでケ
ーブルjの出力端部が正確に所定中立位置に復帰するの
が困難になる。このストローク・ロスはケーブルjの配
線上、曲屈個所が増すほど多くなる。そこで前者の従来
装置ではケーブルjの出力端部にリターン・スプリング
(図示せず)を挿入し、インナーケーブルj1自身に引
力を与えることによりアクチュエータfの押込時におけ
るケーブルj内での撓みを無くしている。しかし逆に引
張時において前記リターン・スプリングe1.e2の引
力分が加算された引張操作が必要になるため、この引力
によって発生するインナーケーブルjl内の摩擦が大き
くなるから、大きな制御力が必要になりアクチュエータ
fが大型化する欠点があった。しかも各ドア・ロック機
構部h+ 、h2 、h3 、h4自体、前記アクチュ
エータfの出力ロットglsg2 。
g3 +gaの作動によって各々のドアロック・ノブが
独立操作できるような空転リモコン用の錠レバー(図示
せず)を設定する必要があるからドア・ロック機構部h
l 、h2 +h3 、h4自体も特殊な構造でコスト
高になっていた。なおりaはバッテリーである。
また後者の自動車用ドアの施錠・解錠装置を第5図及び
第6図に従い簡略に説明すると、第1図乃至第4図に示
す前者においては、アクチュエータfの出力ロットdの
揺動中心への自動復帰機構を前者がリターン・スプリン
グel、e2を使用したことによりモータaの駆動力の
損失が生していたのに対しこの公知例では自動復帰用の
レバーnの一端を作動カム0に接触自在の突出子p1を
中央に有する出力リンクpの偏心位置に枢着したことに
よりモータaからの駆動力を損失なく伝達し且つ自動復
帰を確実にしている点が前者と異なるが、リンク相互の
寸法精度と取付精度が高くならなければならず、組立に
手間がかかり、コスト高になる。
この発明は上述の如き点に鑑みてなされたものでありそ
の目的とするところはケーブルの寸法精度が高くなくて
も確実にケーブルが中立点に復帰して独立の施錠又は解
錠が行えるほか、運転席からの遠隔操作により複数のド
ア・ロック機構部の一斉施錠又は−斉解錠が行え、また
アクチュエータの小型化が可能であるとともに組立も簡
単で安価に製作できる自動車用ドアの施錠・解錠装置を
提供するのにある。
以下本発明を第7図乃至第24図に従って一実施例につ
き説明する。
本実施例では基本的に複数のドアのドア・ロックを遠隔
操作するために運転席例のドアロック操作ノブに連結さ
れた操作スイッチ1と、この操作スイッチ1の操作によ
り駆動されるモータ2、および該モータ2の出力を回転
運動から直線運動に減速、変換するためのギヤ群からな
る減速変換手段3、該減速変換手段3を介して前記出力
軸2aに対して直交して摺動自在の複数の出力ロソド4
a、4b、4c、4dを含み且つ車体中央に設けられた
アクチュエータ5と、複数の各ドアに設けられたドア・
ロック機構部6a、6b、6c、6dと、前記操作スイ
ッチ1によりドア・ロック機構部6a+6b+6c+6
dを一斉施錠と一斉解錠の操作するために前記出力ロソ
ド4a、4b+4c 、4dと前記ドア・ロック機構部
5a 、 5b、5c、5dとを連結する複数本のケー
ブル7と、前記減速変換手段3の一部を構成する回転体
としてのカム形状の内歯歯車13の偏心位置に突設した
作動ピン13aが遊嵌されるような摺動溝15aを有し
て摺動自在に配設された摺動部材15と、前記内歯歯車
13の周面に可動接点C3が圧接される自己保持スイッ
チ14とから形成される。
以下、本実施例の詳細を詳述する。前記アクチュエータ
5はモータ2と、このモータ2の出力軸2aに固定され
た歯数Z+の小歯車8と、前記出力軸2aを中心に設け
られた歯数22の内歯歯車9と、この内歯歯車9と前記
小歯車8との間に等間隔に設けられた少なくとも1個以
上の遊星歯車10が相互に噛合している。これらの歯車
群の設置位置関係は下記式■、■を満たすように設置さ
れている。
m−73=mZs+2m−72 − 、■ここにmはモ
ジュール、Z+は小歯車8の歯数、Z2は内歯歯車9の
歯数、Z3は遊星歯車lOの歯数である。
また内歯歯車9の歯はアクチュエータ5に形成されてモ
ータ2のボディと相互に固定され、また前記遊星歯車1
0は上下の回転摺動プレート11.11およびこの回転
摺動プレー)11.11の中央に設けられたシャフト1
2.12により回転自在に軸支されている。また前記内
歯歯車9と遊星歯車10との歯幅Wに一致するように出
力用の内歯歯車13が噛合されている。この内歯歯車1
3は内歯歯車9の歯数22に対して遊星歯車10の使用
数nだけ歯数を増加している。つまり内歯歯車13の歯
数Z4は次式■になるようGこ設δfされている。
のピッチ円P2と同一寸法になるように負の転位をとる
ように形成され、次式■を得るようGこ設君十されてい
る。
また小歯車8と内歯歯車13との減速比(よ次式■から
計算できる。
なお、本実施例では 内歯歯車13の歯数24・・・54枚Hp、c、n・・
・φ36.4(負中云(立)また上記0式から、小山車
8と内歯歯車J3の減速比は、 内歯歯車13の山数24 を得る。
また上記式■から内歯歯車9と小歯車8の設置位置条件
は、 遊星歯車9の個数n 同様に式■から、内歯歯車13と小山車8との設置条件
は、 遊星歯車9の個数n である。
14はアクチュエータ本体5aに固定された自己保持ス
イッチであり、この自己保持スイッチ14はその作動部
14aがカム形状に形成された前記内歯歯車13の回転
外周において圧接されることによりON、OFFされる
ようになっている。
13aは前記内歯歯車13の回転出力方向の面の偏心位
置に突設され廷作動ピンであり、この作動ピン13aは
モータ2の出力軸2aの回転中心よりもアクチュエータ
5の出力ロット4a、4b。
4c、4dの移動ストロークLと同一の距離だけ離れた
個所に設けられる。15は前記作動ピン13aが遊嵌さ
れた摺動部材であり、この摺動部材15はアクチュエー
タ本体5aに形成された摺動ガイF部5b+、5b2に
よって摺動自在にガイドされ、しかも摺動部材15には
前記作動ピン13aが係合して各々往復移動できるよう
な摺動孔15aが形成されている。15bは前記摺動部
材15に突設された駆動突起であり、この駆動突起15
bは前記出力C10ド4at4bs4c+4dに設けた
係合凹部4a+ 、4b+ +4c+ 、4c11に各
々係合されている。この係合凹部4a1゜4b+ + 
4C+ g 4(1+の長さは前記駆動突起15bの長
さより移動ストロークLだけ長く形成されることにより
遊びを有する。
前記操作スイッチ1は自動車の運転席側のドアロック操
作ノブ(図示せず)に連結されて2回路2接点の構造で
ある。この操作スイッチ1の回路構成を第7図、第13
図および第15図によって説明する。2つの可動接点C
I、C2の一方はアースとし、他方は電源に接続される
ようになっている。そして第13図においてアース側の
固定接点a2と電源側の固定接点a1とが可動接点C1
、c2により接続され、またアース側の固定接点b2と
電源側の固定接点−b、とが接続自在になっている。ま
た前記アース側の固定接点a2とアクチュエータ5の内
部の自己保持スイッチ14の固定接点a3とが接続され
、しかもアース側回路の固定接点b2と自己保持スイッ
チ14の固定接点b3とが接続されている。また自己保
持スイッチ14の可動接点c3と前記モータ2の端子2
bとが接続されるとともにモータ2の他方の端子2cは
アースされるように結線されている。
また前記操作スイッチ1は2ポジション保持形式の構造
であるが、これに代えて一般の2回路2接点のトグル・
スイッチを使用することも可能である。Lは出力ロッド
4 a t 4 b−4c 、4 dの移動ストローク
で、Llは複数のケーブル7の出力端の伝達ストローク
であり、この移動ストロークLと伝達ストロークL1と
の間には第16図乃至第21図に示すようなロス・スト
ロークL−L1が発生する。また、出力ロット4a、4
b、4c、4dの移動ストロークLは複数のケーブル7
の伝達ストロークL+にロス・ストロークL−L1を加
えた長さになるように設定されている。また複数の前記
ケーブル7は適正位置において出力ロット4a、4b、
4c、4dにネ1して固定されるが、この適正位置の取
付手段としては複数のケーブル7の一端に形成されたケ
ーブル・エンド7aを出力ロット4a、4b、4c、’
4dに設置した固定ブラケット16内に挿入し、そして
固定ブラケット1G内に挿入された固定ビス17の先端
をケーブル・エンド7aの外周面に軸長方向に多数個、
設けられた係止溝7aI内に係止することによって出力
ロソド4at4bt4c、4dに対してケーブル7の適
正位置を取付ける。7bはケーブル7のインナー・ケー
ブルである。
また第22図乃至第24図において、18はドアがロッ
ク状態にあるか又はアン・ロック状態にあるかを感知す
るためにアクチュエータ5の上部に設けられた状態感知
用の1個のマイクロスイッチで、このマイクロスイッチ
18はアクチュエータ5内に並設された前記出力ロソド
4a、4b。
4c、4dの上面に各々形成された差動用の段差部4a
2,4tz 、4C2,4d2により前記出力ロット4
a、4b、4c、4dの上方垂直位置に昇降自在に配設
した作動杆19を上昇又は降下させることによりオン又
はオフされる。なお、Rはロック位置を、またU、 R
はアンロック位置を示す。
本発明の一実施例は上述の構成からなり、以下作用を説
明する。
今、操作スイッチ1を第13図および第15図に示すよ
うにアン・ロック位置U、 Rがらロック位置Rに操作
すると、固定接点b+、b2が可動接点cl+c2によ
り短絡されてモータ2の固定接点b3側に電圧がかかり
モータ2の出力軸2aとともに小歯車12が回転するの
でこの小山車12の回転駆動力が数個の遊星歯車10.
10に伝達されて遊星歯車10.10が回転するから内
歯歯車13が回転する。このようにして内歯歯車13は
回転されて行くが、この内歯歯車13はカム形状に形成
されてその周面に圧接され且つ固定接、 点b3に圧接
されている可動接点c3が内歯歯車13の大径周面部1
3bに押圧されて第13図の状態から第15図のように
傾斜して固定接点b3から離れてOFFになる間、第1
3図の矢印イに示すように反時計方向に180°回転す
る。マイクロスイッチ14の可動接点c3が固定接点b
3側から切換わってOFFになった後に反対側の固定接
点a3に接触してONになると、固定接点a3は第15
図に示すようにアース側に配線されているからモータ2
は端子2b、2c間が短絡されて停止する。この場合、
内歯歯車13の回転出力方向の面に突設された作動ピン
13aが遊嵌されている摺動部材15はアクチュエータ
5に形成されたガイド部5tz、5b2によってガイド
されて第14図および第15図に示すように摺動部材1
5が移動するため、この摺動部材15に突設された駆動
突起15bが係合されている係合凹部4a1.4bs 
+4c+ t4d+を有する出力ロソド4a、4b、4
c、4dは各々ロック側に移動してロック状態になる。
この際、作動ピン13aの停止位置は摺動部材15が移
動して中立位置になる。
また操作スイッチ1をロック位置Rからアン・ロック位
置U、Hに第15図および第13図に示すように操作す
ると、固定接点al 、a2が可動接点CI、C2によ
り短絡されてモータ2の固定接点2b側に電圧がかがり
モータ2の出力軸2aとともに小歯車8が回転するので
この小歯車8の回転駆動が遊星歯車10.10を介して
内歯歯車13に伝達され、内歯歯車13はロック位置(
第15図)から第13図の状態に180°回転される。
従ってカム形状の内歯歯車13の大径周面部13bに圧
接されている可動接点C3は第15図の状態から第13
図のように周面がカム形状′に形成された内歯歯車13
の凹陥部内に落込むので傾倒して固定接点a3から離れ
てOFFになる間、反時計方向に180°回転する。こ
のようにマイクロスイッチ14の可動接点C3が固定接
点a3側から切換ってOFFになるからモータ2は停止
する。このため内歯歯車13の作動ピン13aが遊嵌さ
れている摺動部材15は第14図および第12図に示す
ように移動するので、この摺動部材15の駆動突起15
bが係合されている出力ロソド4a、4b、4c、4d
はアン・ロック側に一斎に作動し、複数のケーブル7が
各々接続されているドア・ロック機構部6a、6b、6
c、6dはアン・ロックに作動する。この場合、摺動部
材15は移動ストロークLを確保して停止する(第12
図および第19図参照)。
このように運転席から操作スイッチ1をロック又はアン
・ロックに操作することによりドア・ロック機構部6a
、6b、6c、6dを一斉に施錠又は解錠できる。
またドア・ロック機構部5a、6b、6c、6dに各々
連結された操作ノブ(図示せず)を個別に操作すること
により独立操作もできる(第20図および第21図)。
ところがドア・ロック機構部6 a 、6 b 、6 
c + 6 dと複数の出力ロット4a t、4b 9
4c l 4dとを各々連結されている複数のケーブル
7の出力端の伝達ストロークL+との間には第20図乃
至第21図の如く必ずロス・ストロークLL+が発生す
る。このロス・ストロークLL+は出力ロッド4a)4
bt4c+4dがロック位置Rからアン・ロック位置U
、 Rに移動する時に多く発生する。またロス・ストロ
ークLl、+は複数のケーブル7の長さ、配線状態、ま
たはケーブル外筒の内径とインナー・ケーブル7bの内
径とのクリアランスの大小によって変化するので出力ロ
ソド4a、4b、4c、4dの移動ストロークLは複数
のケーブル7の出方側の伝達ストロークL1にこのロス
・ストロークLL、+を加えた長さになるように設定さ
れている。
またロス・ストロークL Llは複数のケーブル7の曲
げを変化させることにより大きい値に変化できるから相
対位置に適正に調整できる。そして適正位置を選んで固
定ビス17により、ネジ止めすることにより出力ロソド
4a、4b、4・c、4dに対して複数のケーブル7を
固定する。またケーブル・エンド7cを第20図に示す
ようにアン・ロック位置U、Rからロック位置Rにロッ
ク機構部6b、6dのロック・レバー(図示せず)を独
立操作した場合には之に連結されているケーブル7のイ
ンナー・ケーブル7bがロス・ストロークLL1のロス
分だけ縮んだ状態で複数のケーブル7内を移動する。之
によりアクチュエータ5の出力ロソド4b、4d側では
出力ロット4b。
4dはアン・ロック位置U、 Rがら伝達ストロークL
+だけ作動するが、この場合にその移動量は出力ロット
4b、4dに対する所定位置まですなわちロス・ストロ
ークL L+だけ伝達できる。
またロック機構部6b、6dをアン・ロック側に独立操
作すると、ケーブル7、さらには複数の出力ロット4b
、4dを第21図に示すようにロック位置Rからアン・
ロック位置U、 Rに移動して独立の解錠操作が行える
上述のように本発明は、アクチュエータの出力ロンドと
ドア・ロック機構部のロック・レバー等の作動部とをロ
ック・レバーで連結したものであるから運転席に設けた
操作スイッチを操作することによりドア・ロックの一斉
施錠と一斉解錠が行える。またアクチュエータ内部にモ
ータの駆動を受動して回転するカム形状の回転体として
の内歯歯車の周面に自己保持スイッチを圧接するように
したから、この自己保持スイッチの切換動作によりアク
チュエータ内のモータの回転を制御して出力ロンド駆動
用の摺動部材を中立位置に移動させることができるとと
もに、各出力ロンドに遊びを設けてケーブルのロス・ス
トロークを吸収できるようにしたから、ケーブルの取付
精度および寸法精度が高くなくてもドアの独立の施錠又
は解錠が行える。またこのようにケーブルの取付精度お
よび寸法精度が高くなくても済むから、アクチュエータ
に大きな制御力が不要となり、アクチュエータを小型に
できるとともに構造および組立が簡単なのでコスト安に
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動車用ドアの施錠・解錠装置の一例を
示した回路図、第2図は同じくアクチュエータの一部を
省略して示す拡大断面図、第3図はアクチュエータの平
面図、第4図は第3図の■−■断面図、第5図は従来の
自動車用ドアの施錠・解錠装置の他側を示した回路図、
第6図は同じくアクチュエータの平面図、第7図は本発
明の一実施例を構成する回路図、第8図は同じく本実施
例を構成するアクチュエータの断面図、第9図は同じく
アクチュエータを構成する減速変換手段を説明的に示し
た平面図、第10図は同じく拡大断面図、第11図は第
10図の水平断面図、第12図は同じくアン・ロック時
におけるアクチュエータを長手方向に裁断した断面図、
第13図はアン・ロック時における本実施例の回路図、
第14図は同じくロック時においてアクチュエータを長
手方向に裁断した断面図、第15図は同じく回路図、第
16図は同じくアン・ロック側へ一斉解錠する場合のア
クチュエータ内の出力ロンドの状態を示した断面図、第
17図はロック側へ一斉施錠する状態の断面図、第18
図は同じくロック時における断面図、第19図は出力ロ
ンドをアン・ロック側へ一斉解錠する状態の断面図、第
20図は出力ロンドをアン・ロックからロック状態へ独
立操作した状態の断面図、第21図はロック状態からア
ン・ロック状態へ独立操作した状態の断面図、第22図
はアクチュエータ内の状態感知用のスイッチによりドア
がロック状態にあることを検知している状態の断面図、
第23図は同じくドアがアン・ロック状態にあることを
検知している状態の断面図、第24図は同じく横断面図
である。 l・・・・・・操作スイッチ、2・・・・・・モータ、
3・・・・・・減速変換手段、4a、4b、4c、4d
・旧・・出力ロンド、5・・・・・・アクチュエータ、
6 a 、 6’b 、 6 c、6d・・・・・・ド
ア・ロック機構部、7・・・・・・ケーブル、7b・・
・・・・インナーケーブル、9,13・・・・・・内歯
歯車、10・・・・・・遊星歯車、12・・・・・・小
歯車、13a・・・・・・作動ピン、14・・・・・・
自己保持スイッチ、15・・・・・・摺動部材、15a
・・・・・・摺動孔、15b・・・・・・駆動突起、1
8・・・・・・マイクロスイッチ、19・・・・・・作
動杆。 特許出願人 国産金属工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 運転席に設けた操作スイッチの操作Gこより駆動される
    モータ;該モータの駆動を従動して回転するカム形状の
    回転体;該回転体の偏心位置に突g9tした作動ピンが
    遊嵌され且つ前記モータの回転運動を直線運動に変換自
    在とするように摺動自在に配設されたドアの一斉施錠と
    一斉解錠用の摺動会■材;該摺動部材に遊びをもって係
    合されるとともに複数のドア内に各々設けた独立操作用
    のドアロック機構部に各々ケーブルを介して接続される
    複数の出力ロソド;前記回転体の周面に可動接点力(圧
    接される自己保持スイ・ノチとでアクチュエータを形成
    し、前記回転体の回転による前記自己保持スイッチの切
    換動作で前記モータの回転を制御して前記摺動部材を一
    斉施錠と一斉解錠との中立イ装置に移動させることを特
    徴とした自動車用ドアの施錠・解錠装置。
JP58182307A 1983-09-30 1983-09-30 自動車用ドアの施錠・解錠装置 Granted JPS6073978A (ja)

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JP58182307A JPS6073978A (ja) 1983-09-30 1983-09-30 自動車用ドアの施錠・解錠装置

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JP58182307A JPS6073978A (ja) 1983-09-30 1983-09-30 自動車用ドアの施錠・解錠装置

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JPS6073978A true JPS6073978A (ja) 1985-04-26
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5261018A (en) * 1975-11-08 1977-05-20 Fichtel & Sachs Ag Apparatus for closing or locking automotive door
JPS57106849U (ja) * 1980-12-19 1982-07-01

Patent Citations (2)

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