JPS607169Y2 - 密封ひねり包装用包装材料 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は密封ひねり包装用の包装材料に関するものであ
る。

一般にひねり包装とはセロハン、アルミニウム箔、−軸
延伸ポリエチレンフィルム等の折り型のつき易い材料を
用いて行なう包装方法であり、これは簡便な包装方法で
あるために種々の分野で利用されている。

しかしながらこの方法によったものは密封性を有しない
という重大な欠点を有している。

また、密封性を有する方法としてひねり部を金属等にて
結紮する方法があるがこの方法は現在のところ小さな被
包装物に適用することが困難であるばかりでなく不経済
でもある。

本考案は上述の欠点に鑑みてなされたものであり、密封
ひねり包装できる包装材料を提供しようとするものであ
る。

本考案の密封ひねり包装用包装材料を以下に、図面に示
した実施例を用いて詳細に説明する。

即ち、包装材料は防湿性専有する基材の片面に接着剤を
介して被覆材を貼着積層してなるものである。

さらに詳しく述べるならば、四辺形の基材２の上下端を
幅狭に残してその余り部分に接着剤３を一面に塗布し、
さらに該接着剤３の上、下および右部分を少しずつ残す
ようにして被覆材４で覆うのである（第１図イを参照さ
れたい）。

あるいはまた正方形の基材２の四周を幅狭に残してその
余り部分に接着剤３を一面に塗布腰さらに該接着剤３の
四周を少しずつ残すようにして被覆材４で覆うのである
（第１図口を参照されたい）。

本考案の包装材料では基材２と接着剤４に相互に親和性
の高い組合せを選択することが望ましく、さらに接着剤
としてはホットメルト型のものが望ましいのである。

また、被覆材４は金属箔であることが多い。

本考案の密封ひねり包装用包装材料は上述の構成である
から、被包装物を収納して、その両端部を熱圧接着しシ
ール部５を形成 の後ひねり部をひねりつつ熱圧接着し
て密封包装できるのである（第５図トを参照されたい）
。

あるいはまた四周を被包装物の上に持ち上げてひねり部
をひねりつつ熱圧接着しておひねり状に密封包装できる
のである（第５図チを参照されたい）。

本考案の密封ひねり包装用包装材料を用いれば、収納物
は完全に密封できるために電子部品、食品等の湿気、酸
素等を嫌うものも心置きなく包装することができて個々
を対象に無駄なく取り扱いすることが出来るようになる
のである。

そして、従来のごとく特に折り型のつき易い材料を選択
する必要も無くなるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図イロはそれぞれ本考案の密封ひねり包装用包装材
料の平面図を示すものである。 第２図は第１図に示した包装材料の断面図を示すもので
ありハニホへはそれぞれ第１図のＡ−ＡＸＢ−Ｂ。 Ｃ−Ｃ，Ｄ−Ｄ、に沿う部分の断面図である。 第３図は第１図のイに示した包装材料を用いて途中まで
包装完了したものの斜視図を示すものである。 第４図は第３図のＥ−Ｅに沿う部分の断面図を示すもの
である。 第５図のトチはそれぞれ第１図のイロに示した包装材料
を用いて包装完了したものの斜視図を示すものである。 １・・・・・・包装材料、２・・・・・・基材、３・・
・・・・接着剤、４・・・・・・被覆材、５・・・・・
・シール部、６・・・・・・ひねり部、７・・・・・・
被包装物。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 基材の片面に施しである接着剤を介して該接着剤よりも
   小さな面積を有する被覆材を積層したことを特徴とする
   密封ひねり包装用包装材料。